| 甘美な鎖 - 現在のレスは11個、人気のスレッドです! - |
■▲▼ |
- [1]
スレッドオーナー: ダンテ
:2026/09/19 (土) 16:28 ID:.zdaTZJI No.33264
- 今、僕の前で妻が友人とセックスしている。毎週末の儀式だ。
カーテンの隙間から差し込む夕暮れの光がリビングに横たわる妻の裸体に薄い影を落としている。ソファに深く腰掛けた僕は、目の前で繰り広げられる光景をただ見つめていた。
妻の小さな喘ぎ声が空気を震わせる。彼女の指がソファの縁を掴み、白くなる。その上で律動する友人の背中には、薄っすらと汗が浮かんでいた。
「大丈夫?」
友人の声は驚くほど落ち着いていた。妻は言葉にならない声で応える。その瞳は快楽に潤み、時折こちらを見る。僕と目が合うたび彼女の口元が微かに緩む。それは合図だった。私たち夫婦だけが共有する、歪んだ幸福のサイン。
僕の下肢は痛いほどに張り詰めている。けれど、その先に繋がる解放はこの三週間、一度も許されていない。管理されているのだ。友人の手によって。
「今日はどうする?」
友人が振り返らずに問う。その声はまるで夕食の献立を尋ねるかのように日常的だ。妻の内側で動きを止め、彼は僕の返答を待っている。
「……まだ、見ていたい」
僕の声は掠れていた。喉が渇いている。水分ではなく、別の何かに渇いている。
「そうか」
友人は短く答え再び動き始める。妻の声が一段と高くなる。彼女の手が、友人の背中から離れ虚空を掴み、そして僕の方へと伸ばされた。触れることはできない距離。その距離こそが、私たちの関係を規定している。
ふと、友人が妻の耳元で何かを囁いた。彼女が小さく頷く。それから友人は僕に向かって手を差し出した。
「触ってもいい。ただし、それだけだ」
僕は這うようにして近づく。ソファの高さは、まるで祭壇のようだった。震える指先で妻の汗ばんだ太腿に触れる。彼女の筋肉がピクリと反応し、締め付ける。友人が短く息を呑む。
「良かったね」
友人の声には、優越感とも慈しみともつかない感情が滲んでいた。僕の指はそれ以上動かせない。動かしてはいけない。ただ触れているだけ。それがルールだった。
射精感が下腹部で渦を巻く。しかし、許可はない。僕は必死で耐える。耐えること自体が、快楽の一部であるかのように。
窓の外では、とっくに日が落ちていた。部屋の暗さが三人の境界線を曖昧にしていく。妻の呼吸が次第に規則正しさを取り戻し、友人が静かに彼女から離れる。
「また来週」
服を整えながら、彼は言った。それは僕たち夫婦への言葉であり、何よりもまずこの歪な関係の継続を約束する儀式の言葉だった。
妻がゆっくりと起き上がり僕の隣に座る。彼女の体温が、服越しに伝わってくる。
「大丈夫だった?」
妻が僕の固く閉じた拳に手を重ねる。僕は何度も頷いた。言葉より先に、涙がこぼれそうになるのを感じながら。
友人は玄関に向かいながら、「来週まで、いつも通りに」と言い残す。それは来週まで射精の許可はないという意味であり、それを破ればこの関係は終わるという意味でもあった。
玄関のドアが閉まる音が、解放の鐘のように響いた。
「愛してる」
妻が僕の耳元で囁く。その言葉だけがこの歪んだ世界で唯一、真っ直ぐなものだった。僕たちは寄り添いながら、次に訪れる土曜日までの長く甘美な禁欲の日々に思いを馳せる。
そして僕は、与えられない解放の代わりに妻の手を握り返すことしかできなかった。それでも、それだけで十分だった。今はそれだけで。
- [2]
甘美な鎖(2)
ダンテ
:2026/09/20 (日) 10:00 ID:0MU2J/2w No.33269
日曜日の朝は、いつも静寂から始まる。
カーテンの向こうで小鳥が鳴いている。僕はベッドの中で目を覚まし、隣で眠る妻の詩織の寝息を聞いていた。昨夜の余韻がまだ体の奥に残っている。下腹部の重い疼きは、むしろ朝方の方が強く感じられた。
「おはよう、ヒロト」
詩織が目を開けずに呟く。その声には昨晩の名残の甘さが含まれていた。
「おはよう、詩織」
僕が応えると、彼女はゆっくりと身を寄せてきた。肌と肌が触れ合う。その温かさに、また体が反応してしまう。しかしそれ以上は何もできない。土曜日の夜が終われば、日常が始まる。日常の中では、詩織に触れることは許されていても行為に及ぶことは禁じられていた。
「ねえ、今週は何日?」
詩織がいたずらっぽく尋ねる。
「日曜日だよ」
「知ってる。あと何日って意味」
僕は天井を見つめながら数える。金曜日まであと五日。土曜日の夕方までなら六日。いや、正確には友人のサトシが来るのは夕方だから六日と数時間。
「六日と、少し」
「長いね」
「長いね」
僕たちは顔を見合わせて笑った。この禁欲の日々さえも、僕たちにとっては愛おしい時間だった。詩織は僕の胸に顔を埋め、指先で僕の鎖骨をなぞる。それだけでも体が震えそうになる。
「触らない方がいいかも」
僕が正直に言うと、詩織は笑いながら指を離した。
「ごめんね。でも、そういうあなたを見るのも好きだから」
詩織はそう言って起き上がりバスルームへ向かう。後ろ姿を見送りながら、僕は深く息を吐いた。
---
月曜日の夜、サトシの連絡先が目に入る。 迷った末、メッセージを送る。
「今週もよろしく」
絵文字も何もない、事務的な文面。送った後で何か不味かっただろうかと胸が騒ぐ。返信が来るまでに、時計の秒針が五周した。
「ああ。こちらこそ。土曜日は少し早めに行く。七時ごろでいいか」
「大丈夫。詩織にも伝える」
「了解」
それだけだった。けれど、そのやり取りだけで心臓が高鳴る。七時。いつもより一時間早い。その一時間の重みを、僕は噛み締めた。
---
火曜日、詩織と食卓を囲みながらぽつりと彼女が言った。
「今日ね、会社で後輩に彼氏ができたって報告されたの」
「へえ、よかったね」
「うん。それで、週末デートだって。どこに行くか迷ってるって相談されて」
詩織は箸を置き、遠くを見るような目をした。
「普通のカップルって、週末にデートするんだなって当たり前だけど」
「僕たちもしてるじゃないか」
「そうだけど、デートの内容が違うでしょ」
確かに、僕たちの週末は一般的なデートとはかけ離れている。映画でもなく、食事でもなく買い物でもなく。サトシを交えた、あの行為。
「寂しい?」
僕が尋ねると、詩織は首を横に振った。
「違うの。時々、不思議になるだけ。どうして私たちこんな風になったんだろうね」
その問いには答えられなかった。答えがあるとすれば、僕たちが出会った頃に遡るしかない。けれど、その答えを言葉にするには夜の空気は優しすぎた。
「後悔してる?」
今度は僕が尋ねる番だった。詩織はまた首を振り、今度は笑った。
「してない。むしろ、ヒロト以外の人とじゃこうはなれなかったと思う」
その言葉が、どれほど僕を救ったか彼女は知らないだろう。
---
水曜日、体の火照りが常に消えなくなっていた。
仕事中も、ふとした瞬間に詩織の肌の感触やサトシの声が蘇る。トイレに立つたびに、自分の状態を確認してはため息をつく。射精したい。心の底からそう思う。しかし、同時にその衝動を抑え込むことで得られる高揚感も確かにあった。
昼休み、スマートフォンにメッセージが届く。
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
- [3]
甘美な鎖(3)
ダンテ
:2026/09/20 (日) 23:13 ID:0MU2J/2w No.33271
土曜日の朝、目が覚めると詩織はすでに起きていた。
リビングからコーヒーの香りが漂ってくる。僕が起き上がると、カップを二つ持った詩織が寝室に入ってきた。
「おはよう。今日は特別だから、朝ごはんも少し豪華にしたよ」
「ありがとう。何時に起きたの」
「六時。なんか、目が冴えちゃって」
彼女の頬は、ほんのり赤らんでいた。緊張しているのがわかる。
朝食を食べ終え僕たちは午前中をゆっくりと過ごした。掃除をし、買い物に行き昼食をとる。いつも通りの土曜日。しかし、時計の針が進むたびに空気が変わっていく。
夕方五時、詩織がシャワーを浴びた。
五時半、僕もシャワーを浴びた。
六時、リビングに座り二人で無言で時計を見つめる。
六時四十五分、インターホンが鳴った。
「早い」
詩織が呟いた。
「出ようか」
「うん」
僕がインターホンに出ると、サトシの声がした。
「開けてくれ」
「どうぞ」
オートロックを解除し部屋の前で待つ。詩織はソファに座ったまま、呼吸を整えていた。
ドアがノックされる。僕はゆっくりとドアを開けた。
サトシは黒いスポーツバッグを肩にかけ、静かな笑みを浮かべて立っていた。
「約束通り、少し早く来た」
「いらっしゃい」
「入らせてもらうよ」
サトシが部屋に入る。詩織が立ち上がり、小さく会釈した。
「こんばんは」
「こんばんは。今日は、少し趣向を変えよう」
サトシはバッグをテーブルの上に置き、中から黒い布と細いロープのようなものを取り出した。
「これは?」
詩織が尋ねる。
「目隠しと、拘束具だ。今日はお前の視覚と自由を奪う」
詩織の瞳が一瞬揺れた。
「それで、どうするの」
「まず、詩織には目隠しをしてもらう。そして手首を後ろで縛る。それからだ」
サトシは僕の方を見た。
「お前は、今日は座って見ているだけじゃない。近くで、詩織の声を聞け。触れるのも許可する。ただし、下半身には触るな。いいな」
僕は頷いた。喉が渇く。心臓が早鐘を打つ。
「では、始めるか」
サトシが黒い布を手に取り、詩織の背後に回る。
「目を閉じろ」
詩織が静かに目を閉じる。布が彼女の瞳を覆い、後頭部で結ばれた。
続いて、詩織の手首が背中で交差され細いロープで丁寧に縛られていく。強くはないが、ほどけない程度の強さ。
「痛くないか」
「大丈夫」
詩織の声は、少し震えていた。
「座って。いや、床に跪いて」
サトシの指示に、詩織はゆっくりと床に膝をついた。
サトシは僕に目配せをした。
「近くで見ていろ。ただし、指示があるまで動くな」
僕は詩織のすぐ近くに寄り、床に座った。手を伸ばせば触れられる距離。しかし、まだ触れてはいけない。 (省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
- [4]
甘美な鎖(4)
ダンテ
:2026/09/21 (月) 09:40 ID:ry16.hc. No.33279
-
カーテンの隙間から差し込む夕暮れの光がリビングに横たわる詩織の裸体に薄い影を落としている。ソファに深く腰掛けた僕は、目の前で繰り広げられる光景をただ見つめていた。
詩織の小さな喘ぎ声が空気を震わせる。彼女の指がソファの縁を掴み、白くなる。その上で律動するサトシの背中には、薄っすらと汗が浮かんでいた。 「大丈夫?」
サトシの声は驚くほど落ち着いていた。詩織は言葉にならない声で応える。その瞳は快楽に潤み、時折こちらを見る。僕と目が合うたび彼女の口元が微かに緩む。それは合図だった。僕たち夫婦だけが共有する、歪んだ幸福のサイン。
僕の下肢は痛いほどに張り詰めている。けれど、その先に繋がる解放はこの三週間一度も許されていない。サトシの手によって管理されているのだ。
「今日はどうする?」
サトシが振り返らずに問う。その声はまるで夕食の献立を尋ねるかのように日常的だ。詩織の内側で動きを止め、彼は僕の返答を待っている。
「まだ、見ていたい」
僕の声は掠れていた。喉が渇いている。水分ではなく、別の何かに渇いている。
「そうか」
サトシは短く答え再び動き始める。詩織の声が一段と高くなる。彼女の手が、サトシの背中から離れ虚空を掴みそして僕の方へと伸ばされた。触れることはできない距離。その距離こそが、僕たちの関係を規定している。ふと、サトシが詩織の耳元で何かを囁いた。彼女が小さく頷く。それからサトシは僕に向かって言う。
「触ってもいい。ただしそれだけだ」
僕は這うようにして近づく。ソファの高さは、まるで祭壇のようだった。震える指先で詩織の汗ばんだ太腿に触れる。彼女の筋肉がピクリと反応し、締め付ける。サトシが短く息を呑む。
「良かったね」
サトシの声には、優越感とも慈しみともつかない感情が滲んでいた。僕の指はそれ以上動かせない。動かしてはいけない。ただ触れているだけ。それがルールだった。
射精感が下腹部で渦を巻く。しかし許可はない。僕は必死で耐える。耐えること自体が快楽の一部であるかのように。
窓の外では、とっくに日が落ちていた。部屋の暗さが三人の境界線を曖昧にしていく。詩織の呼吸が次第に規則正しさを取り戻し、サトシが静かに彼女から離れる。
「また来週」
服を整えながら、彼は言った。それは僕たち夫婦への言葉であり、何よりもまずこの歪な関係の継続を約束する儀式の言葉だった。
詩織がゆっくりと起き上がり僕の隣に座る。彼女の体温が、服越しに伝わってくる。
「大丈夫だった?」
詩織が僕の固く閉じた拳に手を重ねる。僕は何度も頷いた。言葉より先に、涙がこぼれそうになるのを感じながら。
サトシは玄関に向かいながら、「来週まで、いつも通りに」と言い残す。それは来週まで射精の許可はないという意味であり、それを破ればこの関係は終わるという意味でもあった。
玄関のドアが閉まる音が、解放の鐘のように響いた。
「愛してる」
詩織が僕の耳元で囁く。その言葉だけがこの歪んだ世界で唯一、真っ直ぐなものだった。僕たちは寄り添いながら、次に訪れる土曜日までの長く甘美な禁欲の日々に思いを馳せる。
そして僕は、与えられない解放の代わりに詩織の手を握り返すことしかできなかった。それでもそれだけで十分だった。今はそれだけで。
- [5]
甘美な鎖(5)
ダンテ
:2026/09/21 (月) 15:31 ID:ry16.hc. No.33282
日曜日の朝。カーテンの向こうで小鳥が鳴いている。ヒロトはベッドの中で目を覚まし、隣で眠る詩織の寝息を聞いていた。昨夜の余韻がまだ体の奥に残っている。下腹部の重い疼きは、むしろ朝方の方が強く感じられた。
「おはよう」
詩織が目を開けずに呟く。その声には昨晩の名残の甘さが含まれていた。
「おはよう」
ヒロトが応えると、彼女はゆっくりと身を寄せてきた。肌と肌が触れ合う。その温かさに、また体が反応してしまう。しかしそれ以上は何もできない。土曜日の夜が終われば、日常が始まる。日常の中では詩織に触れることは許されていても、行為に及ぶことは禁じられていた。
「ねえ、今週は何日?」
詩織がいたずらっぽく尋ねる。
「日曜日だよ」
「知ってる。あと何日って意味」
ヒロトは天井を見つめながら数える。金曜日まであと五日。土曜日の夕方までなら六日。いや、正確にはサトシが来るのは夕方だから六日と数時間。
「六日と、少し」
「長いね」
「長いね」
僕たちは顔を見合わせて笑った。この禁欲の日々さえも、僕たちにとっては愛おしい時間だった。詩織は僕の胸に顔を埋め、指先で僕の鎖骨をなぞる。それだけでも体が震えそうになる。
「触らない方がいいかも」
僕が正直に言うと、詩織は笑いながら指を離した。
「ごめんね。でも、そういうあなたを見るのも好きだから」
詩織はそう言って起き上がりバスルームへ向かう。後ろ姿を見送りながら、僕は深く息を吐いた。
- [6]
甘美な鎖(6)
ダンテ
:2026/09/21 (月) 20:31 ID:ry16.hc. No.33286
月曜日の夜、僕はリビングにいた。テレビをつけても上の空で、スマートフォンを手に取っては置く。サトシの連絡先が目に入る。
迷った末、メッセージを送った。
「今週もよろしく」
絵文字も何もない事務的な文面。送った後で、何か不味かっただろうかと胸が騒ぐ。返信が来るまでに、時計の秒針が五周した。
「ああ。こちらこそ。土曜日は少し早めに行く。七時ごろでいいか」
「大丈夫」
「了解」
それだけだった。けれど、そのやり取りだけで心臓が高鳴る。
---
火曜日、詩織と食卓を囲みながらぽつりと彼女が言った。
「今日ね、会社で後輩に彼氏ができたって報告されたの」
「へえ、よかったね」
「うん。それで週末デートだって。どこに行くか迷ってるって相談されて」
詩織は箸を置き、遠くを見るような目をした。
「普通のカップルって、週末にデートするんだなって。当たり前だけど」
「僕たちもしてるじゃないか」
「そうだけど、デートの内容が違うでしょ」
確かに、僕たちの週末は一般的なデートとはかけ離れている。映画でもなく、食事でもなく買い物でもなく。サトシを交えた、あの行為。
「寂しい?」
僕が尋ねると、詩織は首を横に振った。
「違うの。時々、不思議になるだけ。どうして私たちこんな風になったんだろうね」
その問いには答えられなかった。答えがあるとすれば、僕たちが出会った頃に遡るしかない。けれど、その答えを言葉にするには夜の空気は優しすぎた。
「後悔してる?」
今度は僕が尋ねる番だった。詩織はまた首を振り、今度は笑った。
「してない。むしろ、あなた以外の人とじゃこうはなれなかったと思う」
その言葉が、どれほど僕を救ったか彼女は知らないだろう。
---
水曜日、体の火照りが常に消えなくなっていた。
仕事中も、ふとした瞬間に詩織の肌の感触やサトシの声が蘇る。トイレに立つたびに、自分の状態を確認してはため息をつく。射精したい。心の底からそう思う。しかし、同時にその衝動を抑え込むことで得られる高揚感も確かにあった。
昼休み、スマートフォンにメッセージが届く。
「調子はどう」
サトシからだった。たった五文字。それだけで、頭の中が真っ白になる。
「大丈夫。ちゃんと我慢してる」 メッセージを送る
返信がある。 「そうか。今度が楽しみだ」
僕はその場にしゃがみ込みスマートフォンを握りしめた。心臓の音が、耳の奥で反響する。「楽しみだ。」 その言葉が、脳内で何度も繰り返された。
---
木曜日の夜、詩織が帰宅するなり珍しく僕に抱きついてきた。
「どうしたの」
「なんか、今日は無理」
彼女の声は震えていた。肩が小刻みに揺れている。泣いているのかと思ったが、違った。彼女もまた極限まで高ぶっていた。彼女の頭を撫でようとすると、
「ごめん、触らないで。触られたらおかしくなりそう」
彼女はそう言ってバッグを床に落とし、リビングのソファに倒れ込んだ。
「私も、ずっと我慢してるんだよ」
その言葉に、僕は返す言葉がなかった。確かに彼女は毎週土曜日にサトシと行為に及んでいる。しかし、それが彼女にとって純粋な快楽の解放かといえば、そうではないのかもしれない。彼女もまた、ある種の制約の中で生きている。
「あと二日だよ」
僕は彼女から少し離れた場所に座り、静かに言った。 (省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
- [7]
甘美な鎖(7)
ダンテ
:2026/09/22 (火) 08:38 ID:l6YB3P4U No.33290
-
金曜日の夜、ついに前日となった。
夕食後、詩織が珍しく僕に言った。
「今夜は一緒にお風呂に入らない?」
「入りたいけど、大丈夫?」
「たぶん。触らなければ平気」
「それなら」
久しぶりの二人での入浴だった。湯船の中で、僕たちはいつものように向かい合うように座った。
「明日は七時なんだってね」
「怖いような、楽しみなような」
「同じ気持ちだよ」
詩織が湯船の中で、足の先を僕の太腿に触れさせた。
彼女はいたずらっぽく笑った。
「ずるいよ」
「ごめんね。でも、明日までの辛抱だから」
「そうだね。明日までの辛抱」
湯船から上がり、体を拭いている時僕の頭の中には明日の光景がすでに広がっていた。いつもと違う展開。サトシが何を企んでいるのか。期待と不安が、胸の中で渦巻き、ペニスが脈打つ。
布団に入ると、詩織が背を向けて言った。
「おやすみ」
「おやすみ」
その日はなかなか眠れなかった。隣で眠る詩織の呼吸を聞きながら、僕は明日のことを考え続けていた。硬直が収まらないペニスを握りながら……。
- [8]
甘美な鎖(8)
ダンテ
:2026/09/22 (火) 22:38 ID:l6YB3P4U No.33295
-
土曜日の朝、目が覚めると詩織はすでに起きていた。
リビングからコーヒーの香りが漂ってくる。僕が起き上がると、カップを二つ持った詩織が寝室に入ってきた。
「おはよう。今日は特別だから、朝ごはんも少し豪華にしたよ」
「ありがとう。何時に起きたの」
「六時。なんか、目が冴えちゃって」
彼女の頬は、ほんのり赤らんでいた。緊張しているのがわかる。
朝食を食べ終え僕たちは午前中をゆっくりと過ごした。掃除をし、買い物に行き昼食をとる。いつも通りの土曜日。しかし、時計の針が進むたびに空気が変わっていく。
夕方五時、詩織がシャワーを浴びた。
五時半、僕もシャワーを浴びた。
六時、リビングに座り二人で無言で時計を見つめる。
六時四十五分、インターホンが鳴った。
「早い」
詩織が呟いた。
「出ようか」
「うん」
僕がインターホンに出ると、サトシの声がした。
「開けてくれ」
「どうぞ」
オートロックを解除し部屋の前で待つ。詩織はソファに座ったまま、呼吸を整えていた。
ドアがノックされる。僕はゆっくりとドアを開けた。
サトシは黒いスポーツバッグを肩にかけ、静かな笑みを浮かべて立っていた。
「約束通り、少し早く来た」
「いらっしゃい」
「入らせてもらうよ」
サトシが部屋に入る。詩織が立ち上がり、小さく会釈した。
「こんばんは」
「こんばんは。今日は、趣向を変えてみる」
サトシはバッグをテーブルの上に置き、中から黒い布と細いロープのようなものを取り出した。
「これは?」
詩織が尋ねる。
「目隠しと拘束具だ。今日はお前の視覚と自由を奪う」
詩織の瞳が一瞬揺れた。
「それで、どうするの」
「まず詩織には目隠しをしてもらう。そして手首を後ろで縛る。それからだ」
サトシは僕の方を見た。
「ヒロト、お前は今日はソファに座って見ているだけじゃない。近くで詩織の声を聞け。触れるのも許可する。ただし下半身には触るな。いいな」
僕は頷いた。喉が渇く。心臓が早鐘を打つ。
「では、始めるか」
サトシが黒い布を手に取り、詩織の背後に回る。
「目を閉じろ」
詩織が静かに目を閉じる。布が彼女の瞳を覆い、後頭部で結ばれた。
続いて、詩織の手首が背中で交差され細いロープで丁寧に縛られていく。強くはないが、ほどけない程度の強さ。
「痛くないか」
「大丈夫」
詩織の声は少し震えていた。
「座って。いや、床に跪いて」
サトシの指示に、詩織はゆっくりと床に膝をついた。
サトシは僕に目配せをした。
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
- [9]
甘美な鎖(9)
ダンテ
:2026/09/26 (土) 10:17 ID:0VwxXcqM No.33313
-
月曜日の朝、目覚めた瞬間から体が重かった。
先週の土曜日の光景が、まぶたの裏に焼き付いている。目隠しをされ縛られた詩織。彼女の中に注がれたサトシの精液。そして「来週はお前の番だ」という言葉。
ヒロトはベッドの中で深く息を吐いた。下腹部の疼きは一週間経っても消えるどころか、日増しに強くなっている。これで四週間射精を許されていないことになる。
「おはよう」
隣で詩織が目を覚ました。彼女の手がヒロトの胸に触れる。
「おはよう」
「また今週も始まるね」
「そうだね」
詩織の指がヒロトの鎖骨をなぞる。その感触だけで、体が反応してしまう。
「ねえ、土曜日のこと考えてる?」
詩織がいたずらっぽく尋ねる。
「考えてるよ。ずっと」
「私も。サトシから聞いた?」
「何を?」
「今週の内容」
ヒロトは首を振った。詩織は少し言い淀んでから、顔を彼の胸に埋めた。
「私からは言えない。サトシに、言うなって言われてるから」
「わかった。楽しみにしておく」
「うん……」
詩織の声には、期待と少しの不安が混ざっているように聞こえた。
---
火曜日の夜、サトシからメッセージが届いた。
「今週の土曜日は、いつもと違うことをする。心の準備をしておけ」
「どういうこと」
「お前に詩織の中の私の精液を舐めさせる」
ヒロトはスマートフォンを見つめたまま、動けなくなった。文字を何度も読み返す。
「そのあと、詩織とセックスさせてやる。ただし、中出しは許さない」
指が震えた。サトシの精液を口にする。そして詩織と交わる。けれど、最後までは許されない。快楽の寸前で止められることが約束されている。
メッセージを閉じるとヒロトはソファに深く沈み込んだ。心臓が早鐘を打つ。不安と興奮が混ざり合って、どちらが勝っているのか自分でもわからない。硬くなった股間が脈打って痛い。
---
詩織がヒロトの様子を見て声をかける。
「サトシから連絡あった?」
「うん」
「内容、聞いた?」
「聞いたよ」
詩織はヒロトの手を握った。彼女の手は少し冷たかった。
「私ね、正直ちょっと怖い」
「僕もだよ」
「でも……」
詩織は言葉を探すように、天井を見上げた。
「でも、あなたがするなら受け入れられる」
その言葉に、ヒロトの胸の奥が熱くなった。
「僕も、君のためならできると思う」
「一緒だね」
「一緒だ」
二人は手を握り合ったまま、しばらく静かに座っていた。窓の外では街灯の明かりが雨に滲んでいる。
---
木曜日の夜、ヒロトは一人で風呂に入っていた。
湯船に浸かりながら、土曜日の光景を想像する。詩織の中に残されたサトシの精液。それを自分の舌で掬い取る。 (省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
- [10]
甘美な鎖(10)
ダンテ
:2026/10/07 (水) 08:27 ID:tO0exGzY No.33388
-
土曜日、朝から雨が降っていた。
ヒロトは六時に目を覚ました。隣で詩織がまだ眠っている。規則正しい寝息が聞こえる。彼はそっとベッドを抜け出し、カーテンを開けた。灰色の空から静かに雨が降り注いでいる。
「おはよう」
詩織の声が背後から聞こえた。
「おはよう。起こしちゃった?」
「ううん。自然に目が覚めた」
詩織はベッドの上で伸びをし、それからゆっくりと起き上がった。
「今日は雨だね」
「そうだね」
「なんか、静かでいい」
「うん」
午前中は二人で過ごした。掃除をし買い物に行き、昼食を作る。普段通りの土曜日。けれど時計の針が進むたびに、空気が少しずつ変わっていく。
四時。詩織がシャワーを浴びた。 四時半。ヒロトもシャワーを浴びた。 五時。二人はリビングのソファに座り、無言で窓の外を見つめていた。雨はまだ降り続いている。 六時。詩織が口を開いた。
「ねえ、ヒロト」
「今日のこと、怖い?」
「少し。」
「私も。変だよね、こんなこと」
「変だよ。でも、それが僕たちだ」
詩織は微笑み、ヒロトの肩に頭を預けた。
「愛してる」
「僕も愛してる」
六時四十五分。インターホンが鳴った。
---
ヒロトがドアを開けると、サトシはいつものように黒いバッグを肩にかけて立っていた。雨に濡れたコートから、水滴が落ちている。
「こんばんは」
「こんばんは。入れよ」
サトシは静かに部屋に入り、詩織に目を向けた。
「こんばんは、詩織」
「こんばんは」
詩織はソファから立ち上がり、小さく会釈した。彼女の声は少し震えている。
「今日は雨だな」
サトシは窓の外を見ながら言った。
「ええ、朝からずっと」
「静かでいい。こういう日は、音がよく響く」
サトシはバッグをテーブルに置き、中からいつもの黒い布とロープを取り出した。
「今日も詩織には目隠しをしてもらう。ただし、拘束はしない。今日の主役はヒロトだからな」
詩織は小さく息を呑んだ。
「ヒロト、わかっているな」
「はい」
サトシは詩織の背後に回り、黒い布を取り出した。
「詩織、目を閉じろ」
詩織が目を閉じる。布が彼女の視界を覆った。
「今日はこれだけだ。拘束はしない。ヒロトの手を握りたいと言ったな」
「はい」
「許可する」
「はい」
詩織は手探りでヒロトの手を探し、握った。彼女の手は少し汗ばんでいた。 (省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
- [11]
Re: 甘美な鎖
ゆうや
:2026/10/08 (木) 22:25 ID:JySMH13A No.33398
- 昔、夫婦で調教されてたのを思い出しました。
次々と起こる初めての体験。 あの時のご主人様を思い出すと、いまだに勃起してしまいます。 妻のオマンコから流れ出るザーメンを舌ですくい、そして吸い出し ながらオナニーすることが最高でした。
|