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[1] スレッドオーナー: kuma :2026/07/08 (水) 05:27 ID:boS9avE. No.32916
雨の夕暮れ、リビングのソファに腰掛けた恵美子の指が、スマートフォンの画面を無意識に滑らせている。窓の外では、しとしとと降る雨がアスファルトを濡らし、車のヘッドライトがぼんやりと光る。二階からは、夫の隆がキーボードを叩くかすかな音が聞こえてくるだけだ。

彼女の目が、ふと一つの広告に留まった。文字は小さく、控えめなフォントで書かれている。「入墨師・緊縛師 出張致します」。一瞬、何かの間違いかと思った。こんな田舎町に、そんなサービスがあるはずがない。しかし、その言葉は彼女の胸の奥で、長い間忘れていた何かをそっと揺さぶった。

恵美子は五十三歳。専業主婦として、平凡な日常を送ってきた。若い頃はスレンダーだった体も、年齢とともに下半身に肉がつき、乳房も少し垂れてきたことを、彼女は鏡を見るたびに意識せずにはいられなかった。地味な服装で、控えめに振る舞う自分。しかし、心の奥底では、「自分はまだ終わっていない」という密かな焦りと渇望が、静かに燃え続けている。


[43] Re: 境界線  kuma :2026/08/25 (火) 09:44 ID:iwwtGd/o No.33119
りゅういち様 コメントありがとうございます。
美咲の手は、微動だにせず確かだった。

針が肌を叩く規則的な振動が、恵美子の身体の奥にまで響く。痛みはあった。しかしそれは鋭いものではなく、どこか心地よい熱を伴っていた。美咲は時折手を止めては、インクを拭い、仕上がりを確かめるように指先でそっと撫でる。

その指が触れるたび、恵美子の肌が甘く疼いた。

「はい、終わりました」

美咲の声が静かに部屋に落ちる。恵美子はゆっくりと上半身を起こした。美咲が手鏡を差し出す。震える手でそれを受け取り、映し出された自分の胸を見た。

左の乳房のふくらみの上に、一輪の薔薇が咲いていた。深い紅と墨が混ざり合い、花びらが幾重にも重なるその模様は、まるで本当にそこに根を下ろしたかのように自然だった。

「綺麗……」

恵美子の声が掠れる。

美咲は満足げに頷いた。その目は、芸術家としての誇りに輝いている。

「もう一箇所、確認していただけますか」

恵美子は鏡を下げ、自分の足の付け根へと視線を落とした。剃毛された場所に、一匹の蛇が這っていた。細やかな鱗の一つ一つまでが克明に描かれ、その頭は恵美子の最も秘められた場所へと向かっている。舌が、微かにその入り口へと伸びていた。

「この蛇は、生きていますよ」

美咲が静かに言った。その言葉の意味を、恵美子はすぐには理解できなかった。ただ、鏡の中の蛇が、自分の身体の一部として脈打っているような気がした。

「今日はこれで終わりにしましょう。後は、しっかり洗って、乾かすこと。次の施術は一ヶ月後です」

美咲の指示を聞きながら、恵美子はゆっくりと服を整えた。ブラウスのボタンを留めるとき、胸の薔薇が布の下に隠れていく。それがなぜか、名残惜しかった。

スタジオを出て、古びたビルの階段を下りる。外はもう夕暮れだった。住宅街へと続く道を歩きながら、恵美子は何度も太腿の内側の感覚を確かめた。新しい痣のように、そこに蛇がいる。その事実だけで、身体の奥が熱くなる。

ふと、足元に視線を落としたときだった。

アスファルトの上に、一匹の蛇が横たわっていた。黒く細い体。恵美子は立ち止まった。蛇はゆっくりと頭を持ち上げ、こちらを見ているような気がした。次の瞬間、それは草むらへと滑り込み、姿を消した。

恵美子はしばらくその場に立ち尽くしていた。

家に着くと、隆はリビングのソファでテレビを見ていた。恵美子が入ってきても、彼はちらりと視線を向けただけで、すぐに画面に戻る。

「ただいま」

「おう、遅かったな」

その言葉には、何の感情も込められていなかった。恵美子は台所へ向かい、冷蔵庫を開ける。背中越しに感じる夫の無関心が、今日はむしろ心地よかった。

しかし恵美子は気づいていなかった。

彼女が背を向けた一瞬、隆の目がわずかに光ったことを。ソファの肘置きに置かれた彼のスマートフォンの画面には、見覚えのある古びたビルの住所が表示されていた。


[44] Re: 境界線  kuma :2026/08/28 (金) 09:42 ID:tNnxx.GM No.33137
一ヶ月が過ぎた。

恵美子は鏡の前でブラウスを脱ぎ、自分の身体を眺めた。左胸の薔薇は、三度の施術を経て完全に色づいていた。深紅の花びらが肌の上で息づいている。足の付け根の蛇もまた、鱗の一枚一枚がくっきりと浮かび上がり、まるで今にも動き出しそうな生々しさを帯びていた。

指先でそっと薔薇の輪郭をなぞる。皮膚の下に刻まれたインクの感触が、自分のものではないような不思議な感覚を呼び起こす。

そのとき、スマートフォンが震えた。

画面に表示された名前を見て、恵美子の心臓が跳ねた。緊縛師の男からだった。

「もしもし」

「美咲から聞きました。タトゥーが完成したそうですね」

低く落ち着いた声が耳に響く。恵美子は無意識に息を呑んだ。

「はい……今日、最後の施術が終わりました」

「それなら、そろそろ頃合いですね」

男の声に、微かな笑みが混じったような気がした。

「あなたの身体に刻まれたものを見せてほしい。そして、その完成した身体を、縄で包みたい」

恵美子の喉が乾いた。言葉が出てこない。しかし、断るという選択肢は、最初から存在しなかった。

「……いつですか」

「明後日の夜です。場所は、いつものスタジオではありません。少し特別なところを用意しました」

電話が切れた後も、恵美子はしばらくその場に立ち尽くしていた。掌に残るスマートフォンの熱が、現実をゆっくりと染め上げていく。

明後日の夜。

恵美子は地図アプリに送られてきた住所を確認した。駅から少し離れた、古い倉庫街の一角。そこが今夜の舞台だった。

タクシーを降りると、周囲はすでに暗がりに包まれていた。煉瓦造りの倉庫が並ぶ通りには街灯も少なく、足元がおぼつかない。しかし、一つの建物の扉だけが、かすかな灯りを漏らしていた。

恵美子がその前に立つと、内側から扉が開いた。

「よく来ましたね」

男が立っていた。いつもの落ち着いた物腰だが、その瞳はいつもより深く、熱を帯びているように見えた。

中に足を踏み入れると、空間はがらりと変わった。天井の高い倉庫の中央に、柔らかな照明が落とされた円形の舞台が設えられている。その周囲には、数組の男女が静かに座っていた。皆、恵美子を見つめている。

「今日は、見届け人がいます」

男が囁くように言った。

恵美子の全身が緊張で強張る。しかし同時に、身体の奥から甘い疼きが立ち上がってくるのを感じていた。胸の薔薇が、足の蛇が、誰かの視線の下で初めて本当の命を得るような気がした。

「服を脱いで、あそこに立ってください」

男の声が静かに空間に響く。恵美子はゆっくりと、ブラウスのボタンに手をかけた。


[45] Re: 境界線  りゅういち :2026/08/28 (金) 21:04 ID:HS9u6MlA No.33141
自らの意思で堕ちていく奥様
ものすごい興奮です
次が楽しみ


[46] Re: 境界線  kuma :2026/08/31 (月) 14:42 ID:jYZViTDU No.33148
恵美子の指がブラウスの最後のボタンを外す。白い布が滑り落ち、露わになった左胸には深紅の薔薇が鮮やかに浮かんでいる。スカートのウエストに手をかけ、ゆっくりと下ろす。足の付け根で、蛇が鱗をきらめかせていた。

見届け人たちの視線が、恵美子の肌の上を這う。五十三年の人生で、これほど多くの人の前で裸になったことなど一度もない。羞恥と興奮が混ざり合い、彼女の全身はほのかに桜色に染まっていた。

男が静かに近づく。手に持った麻縄が、淡い照明を浴びて琥珀色に光る。

「立ったままでも大丈夫ですか」

恵美子は小さく頷いた。言葉が出なかった。

縄が最初に触れたのは右手首だった。滑らかな麻の感触が肌をなでる。男の指が手際よく動き、縄が規則正しく巻かれていく。次に左手首。そして両腕が背中に回され、肩甲骨のあたりで固定される。

恵美子の呼吸が浅くなる。縄が締まるたびに、自分の身体が少しずつ形を変えられていく感覚があった。それは恐怖にも似ていたが、同時に、言葉にできない甘い痺れを伴っていた。

胸の下を一周する縄。乳房の膨らみをかろうじて避けるようにして、幾重にも巻かれていく。左胸の薔薇が、縄の合間から覗き、まるで生きた花のように色づいて見えた。

男の手が一瞬止まる。彼は恵美子の身体を一瞥し、満足げに息を吐いた。

「完成です」

その声には、抑えきれない感嘆が混じっていた。

恵美子は自分の姿を見ることができない。しかし、縄が身体を包む感触と、見届け人たちの沈黙が、それが特別なものだと教えていた。

そのとき、一人の女性がゆっくりと立ち上がった。四十代半ばだろうか。落ち着いた服装の彼女は、恵美子の前に歩み寄ると、しゃがみ込んだ。

「触れてもいいかしら」

恵美子は頷くしかなかった。

女性の指が、足の付け根の蛇に触れた。指先が鱗の一筋をなぞる。その瞬間、恵美子の身体に電流のような衝撃が走った。

「あっ……!」

声にならない叫びが喉の奥から漏れる。タトゥーを施された皮膚は、まだ敏感になっていた。触れられるたびに、その感覚が全身に波紋のように広がる。

女性の指がもう一度、蛇の背を撫でる。今度はゆっくりと、確かめるように。

「ああっ……!」

恵美子の身体が震える。縄に固定された腕が無意識に動こうとして、しかし動かない。その不自由さが、かえって感覚を鋭くしていた。

涙が溢れ出た。羞恥と快楽と、そして何かもっと深い場所から湧き上がる感情が混ざり合い、彼女の口からは嗚咽にも似た声が漏れ続ける。

女性は静かに立ち上がり、男に視線を向けた。


[47] Re: 境界線  りゅういち :2026/08/31 (月) 16:35 ID:T26enqxA No.33150
なんて甘美な世界
団鬼六を超えてる


[48] Re: 境界線  kuma :2026/08/31 (月) 19:04 ID:jYZViTDU No.33151
りゅういち様
コメントありがとうございます。
暁美——そう名乗った女性は、恵美子の反応をじっくりと観察するように見つめていた。彼女の指はまだ蛇のタトゥーの上に置かれたまま、微かに震えている。

「この子はね、生きているのよ」

暁美の声は低く、どこか陶酔を含んでいた。彼女の指がゆっくりと動き始める。蛇の頭の部分から、鱗の一つ一つを確かめるように、舌を這わせるように撫でていく。

「あ……ああっ……」

恵美子の身体が弓なりに反る。縄が軋み、皮膚に食い込む。その痛みさえもが、今は快楽の一部だった。

暁美の指が蛇の背をなぞるたびに、恵美子の内側から何かが溢れ出そうになる。五十三年の人生で一度も感じたことのない感覚が、身体の奥深くで渦を巻いていた。

「私のものにしたい」

暁美が静かに言った。その言葉は、恵美子の耳にゆっくりと染み込んでいく。

恵美子は縛られたまま、小さく頷いた。自分でも驚くほど、自然な動作だった。もう何もかもを委ねてしまいたいという衝動が、言葉よりも先に身体を動かしていた。

暁美の指が再び動き出す。今度は蛇の舌の先端——恵美子の最も敏感な部分を、ゆっくりと円を描くように撫でる。

「んっ……ああっ!」

恵美子の膝ががくがくと震え始める。縄に支えられていなければ、その場に崩れ落ちていただろう。視界が涙で歪み、照明が虹色に滲む。

「いい子ね」

暁美の指が止まる。その代わりに、彼女の掌が恵美子の太腿の内側にそっと触れた。温かく、優しい感触だった。

「これからもっと深いところまで行くわよ」

その言葉に、恵美子の身体が微かに強張る。しかし、それは恐怖からではなかった。期待と、未知への渇望が、彼女の内側で静かに燃え上がっていた。

男が再び近づいてくる。手には新しい麻縄が巻かれていた。暁美が立ち上がり、彼に軽く頷く。

「吊る準備をして」

男は無言で頷き、天井から垂れるフックに縄を通し始めた。

恵美子の心臓が激しく打ち鳴っている。吊られる——その言葉の意味を、彼女はまだ完全には理解していなかった。しかし、身体の奥底で何かが歓喜の声を上げているのを感じていた。

縄が再び彼女の身体に触れる。今度は腰の周りを幾重にも巻かれ、その先が天井へと伸びていく。男の手が慎重に、しかし確実に、縄の強度を確認していく。

暁美が恵美子の耳元に近づき、囁くように言った。

「怖い?」

恵美子は首を振った。涙で濡れた頬に、かすかな笑みが浮かんでいた。

「怖くないのね」

暁美の指が、恵美子の頬の涙をそっと拭う。その仕草は、まるで愛しいものを慈しむようだった。


[49] Re: 境界線  りゅういち :2026/09/08 (火) 16:54 ID:MsX8X1Y6 No.33213
なんて淫靡で美しい世界
恥ずかしい姿の恵美子の涙を拭うの暁美の姿大妄想です


[50] Re: 境界線  kuma :2026/09/09 (水) 10:05 ID:NelMd60k No.33218
男が縄を引き締める。天井の滑車が軋み、恵美子の身体がゆっくりと持ち上がっていく。

「あ……っ」

声にならない息が漏れる。腰に巻かれた縄が全体重を支え、両腕は背後で縛られたまま、身体が空中へと浮かんでいく。床から足が離れる感覚——それはまるで、重力そのものから解放されるようだった。

縄が皮膚に食い込む。痛みと同時に、身体の内側から何かが押し上げられてくる。普段は意識することのない筋肉の一つ一つが、縄に抗うように緊張し、そしてすぐに諦めのように弛緩していく。

「そう……力を抜いて」

暁美の声が下から聞こえる。恵美子は吊るされたまま、ゆっくりと回転しながら、部屋の天井を見上げていた。視界が逆さまになり、照明の光がまぶしく滲む。

暁美が恵美子の前に立つ。彼女の指が、再び蛇のタトゥーに触れた。

「さあ、もう一度感じて」

その指が、蛇の頭の部分からゆっくりと這い始める。鱗の一つ一つをなぞるように、丁寧に、執拗に。

「あああっ……!」

吊るされた身体が大きく震える。重力に引かれて全ての感覚が下腹部に集中していた。そこを撫でられるたびに、電流のような衝撃が背筋を駆け上がる。

暁美の指が蛇の背を辿り、舌の先端へと向かう。恵美子の最も敏感な場所を、ゆっくりと円を描くように撫でる。

「んんっ……だめ……それ……!」

言葉にならない悲鳴が部屋に響く。縄が軋み、恵美子の身体が弓なりに反る。全身の血液が沸騰するような感覚——五十三年の人生で一度も味わったことのない、圧倒的な快楽の波が押し寄せる。

「いいわよ。そのまま」

暁美の指が止まらない。むしろ、より深く、より確実に、蛇の形をなぞっていく。その動きに合わせて、恵美子の身体が規則的に震え始める。

「あっ……あっ……あっ……!」

恵美子の意識が白く染まっていく。吊るされた身体が無意識に跳ね、縄が軋みを上げる。下腹部の奥深くで何かが弾け、熱い波が全身を駆け巡る。

「ああああっ;!」

絶頂の叫びが部屋に響き渡る。恵美子の身体が激しく震え、縄がその動きを吸収するように揺れる。視界が真っ白に染まり、耳の中で自分の心臓の音が轟いている。

暁美の指がようやく止まる。しかし、その掌はまだ恵美子の太腿に触れたまま、優しく撫でていた。

「まだ終わらないわよ」

その声が、遠くから聞こえるようだった。恵美子の身体はまだ微かに震え続け、縄に吊られたままゆっくりと回転している。汗が全身に滲み、照明の光を反射してきらめいていた。

男が再び近づいてくる。手には新しい麻縄が巻かれている。暁美が彼に目配せをし、何かを囁く。恵美子の耳には届かない言葉だったが、その意味はすぐに理解できた。

まだ、始まったばかりなのだ。


[51] Re: 境界線  りゅういち :2026/09/09 (水) 15:37 ID:SAvr39gk No.33220
それはまるで、重力そのものから解放されるようだった。

なんて素敵な表現 堕ちていく女が味わう解放感・・・まだ始まったばかり・・・

期待が膨らみます


[52] Re: 境界線  kuma :2026/09/10 (木) 15:16 ID:2yNdU8o2 No.33224
暁美の手が恵美子の膝の内側に触れる。その指がゆっくりと、しかし確かな力で太腿を押し広げていく。

「あ……っ」

恵美子の身体が吊るされたまま震える。両腕は背後で縛られ、自由の利かない身体では抗うことすらできない。暁美の手がさらに膝を外側に押しやると、恵美子の脚は大きく開かれた形になった。

「そのまま……動かないで」

暁美の声が低く響く。恵美子の最も秘めた部分が、薄暗い照明の下に晒されていく。羞恥と恐怖が同時に押し寄せるが、それ以上に——身体の奥底で何かが疼くのを感じていた。

暁美の指が再び蛇のタトゥーに触れる。今度はより深く、より執拗に。鱗の一つ一つを確かめるように、蛇の背を辿りながら、ゆっくりと下へ下へと降りていく。

「ああ……あっ……」

恵美子の呼吸が荒くなる。開かれた脚の付け根——そこに刻まれた蛇の舌先を、暁美の指がなぞる。円を描くように、優しく、しかし確実に。

「んんっ……!」

恵美子の腰が無意識に跳ねる。縄が軋み、吊るされた身体が揺れる。暁美の指は止まらない。むしろ、より深く、より確実に、恵美子の最も敏感な場所を撫で続ける。

「いいわよ……その調子」

暁美の声が甘く響く。恵美子の身体が規則的に震え始める。下腹部の奥で何かが熱く膨らんでいくのがわかる。もう抑えられない——そう思った瞬間、恵美子の全身が激しく硬直した。

「あっ……あああっ……!」

何かが弾けた。温かい液体が恵美子の太腿を伝い、滴り落ちていく。恵美子は自分の身に何が起きたのか理解するのに数秒を要した。

——あ……私……。

羞恥が一気に押し寄せる。五十三年の人生で、こんなことは一度もなかった。自分をコントロールできなくなるほどの快楽——その先にあったもの。

「綺麗よ」

暁美の声が優しく響く。彼女の指が、恵美子の太腿を伝う滴をそっとすくい取る。

「あなたのすべてが、今ここで解放されている」

恵美子の目から涙が溢れる。羞恥と、そして何かもっと深い——言葉にできない感情が胸の奥で渦巻いていた。

男が静かに近づき、暁美に新しい麻縄を手渡す。暁美はそれを受け取りながらも、まだ恵美子の太腿に触れたまま、優しく撫で続けている。

「まだ終わらないわよ」

その言葉が、遠くから聞こえるようだった。恵美子の身体はまだ微かに震え続け、吊るされたままゆっくりと回転している。汗と、そして別の液体が全身に滲み、照明の光を反射してきらめいていた。



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三家族の旅行から - 現在のレスは12個、人気のスレッドです! -

[1] スレッドオーナー: RT :2026/09/01 (火) 00:25 ID:SuJR5qPw No.33154
10年以上の前のことですが、こちらのサイトに投稿していました。
そのときは、体験談として投稿していたのですが、上手く書くことができず、
中途半端で終わってしまいました。

今回、そのときの話をベースに、アレンジを加えてチャレンジしようと思います。


[3] Re: 三家族の旅行から  RT :2026/09/01 (火) 21:34 ID:SuJR5qPw No.33160

その週の土曜日、紗希、結美、奈緒の三人はランチを共にしていた。
奈緒と結美は、3年半ほど前に子育てセミナーの会場で知り合い、
それから1年ほど経って、紗希は二人と知り合った。
このように、月に一度、土曜日に三人で会って食事をするようになったのは、
もう2年以上も前からだった。

「奈緒さん、紗希ちゃん、来月の旅行のこと、本当にありがとう。
 義理の父も、旅館の予約をキャンセルせずに済むって、とても感謝していたわ。」

結美が、奈緒と紗希に礼を言った。
結美は、背が高くてスタイルが良く、まるでモデルのような美人だが、
内面は気さくで面倒見のよい女性だ。
三人の中では、結美は奈緒より年下だが、お姉さん的な存在だった。

「お礼なんて…。こちらこそ、誘ってくれてありがとうって言いたいわ。」

奈緒は紗希の顔を見てニコっと笑った。

「それより旅館の宿代を払わなくて、本当に大丈夫なの?」

奈緒が、少し遠慮がちに結美に尋ねた。
奈緒は、小柄で可愛らしい顔立ちで、笑顔が素敵な女性だ。
また、奈緒は実際の年齢よりもとても若く見え、紗希が初めて奈緒に会ったとき、
彼女を自分と同い年か年下だと思ったほどだ。

「それは気にしなくていいわ。お金を払うのは、私じゃなくて義理の父だから。」

「でも、お父様はよく思ってないんじゃない?」

「そんなことを心配しなくても大丈夫よ。
 義父の顔を立てるために、代わりに泊まってくれる人を探すんだもの、それぐらい当然でしょ。
 そうでなければ、奈緒さんや紗希ちゃんを誘ったりしないわ。」

結美はそう言うと、ニコっと笑った。
夫の父から、代わりに旅館に泊まってくれそうな人はいないかと尋ねられたとき、
義父に、そういうことなら宿泊費を全額負担するように頼んだのは結美だった。
義父からは半額ではダメかと言われたが、結美は全額負担を譲らなかった。
義父は、結美のそんなところが気に入っているようで、
常々、結美は息子より経営者としての素質がありそうだ、と言っているらしい。

「ごめんね。旦那が本当にダダなんだろうなって、煩くって…」

奈緒がそう言って笑うと、結美も一緒に笑い、二人のやり取りを見ていた紗希も笑った。

「紗希ちゃんもありがとうね。」

「いいえ、誘ってもらって、とても嬉しかったです。」

「亮ちゃんは何か言っていた?」

「特に何も言っていませんでした。」

結美は、紗希の夫のことを『亮ちゃん』と呼んでいた。
それは、結美が小さい頃に亡くなった彼女の弟も亮二という名前で、
亡くなる前は弟のことを亮ちゃんと呼んでいたからだった。

紗希が結美に塚原を紹介し、その後、家族ぐるみの付き合いが始まってから、
結美が塚原をそう呼んでもいいかと紗希に尋ねた。
紗希は、それまで夫のことを亮ちゃんと呼んだことは無かった。
自分の夫が他の女性、しかも美人の結美からそう呼ばれることに抵抗感はあったが、
日頃世話になっている結美の頼みなので、無碍に断ることはできなかった。

『主人が構わなければ、私は構いませんけど。』

紗希はそう答えるのが精一杯だった。
紗希の返事を聞いて、結美が塚原に『どう?』と尋ねた。

『同い年の女性にちゃん付けで呼ばれるのは、ん?!って感じがするけど、
 結美さんがそう呼びたいなら仕方ないかなぁ。』

塚原は結美にそう返事したが、彼の表情が満更でもなかったので、
出来れば断って欲しいと思っていた紗希は、複雑な気持ちだった。


[4] Re: 三家族の旅行から  RT :2026/09/03 (木) 00:39 ID:0QUYvo5c No.33169

「そう言えば奈緒さん、奈津美ちゃんは、最近すごくしっかりしていて羨ましいわ。
 小学校に上がったからかしら。うちの翔と一つ違いとはとても思えないわ。」

「私もそう思います。うちの拓也とは大違いで…」

「そうでもないんだけど…、ただ、去年あたりから、奈々の面倒をよくみるようになったから、
 そう見えるのかもね。翔くんや拓也くんだって、弟か妹ができれば変わってくるんじゃない?」

「そうね…、どうなのかしら。」

「結美さんは、二人目のことを考えたりしていないの?」

「二人目?全然考えていないわ。」

「あら、どうして? 翔くんも兄弟がいた方が寂しくなくて、嬉しいんじゃない?」

「それはそうなんだけど…、主人が子育てに協力的じゃないから…」

「そうなのね。」

「仕事が忙しくて、平日は子どもの相手をすることもできないし、
 休みの日も一人で出かけることが多いの。
 今日も、主人は出かけているから、翔を私の実家に預けて来ているぐらいだし…
 だから、子どもが小さかった頃は、本当に大変だったわ。」

「一人で子育じゃ、それは大変よね。」

「今までの大変さを考えると、翔には申しわけないけど、一人で十分かなって…」

「でも、ご主人は、欲しがっているんじゃない?」

「さあ、どうかしら。私の気持ちを伝えても何も言ってこないから、わからないわ。」

「そうなのね。」

「あまり自分事として考えていないんじゃないかしら。
 ただ、間違っても妊娠したくないから、安全日以外に主人が誘ってきても断っているけど、
 それは不満に思っているみたい。」

「ふーん、断っているんだ。それはご主人もお気の毒ね。」

「そうでもないわよ。月に2回ぐらいは安全日に応じているもの。それで十分でしょ。
 でも、するときは、ゴムは絶対に必須だけどね。」

結美はそう言うと、舌を出して笑った。

「奈緒さんはどうなの?三人目は考えている?」

「うちは、休みの日には、旦那が娘達の面倒を良く見てくれてはいるけど、
 平日は交代勤務で時間が合わないから、一人で子どもの面倒を見なければならないし、
 それに経済的なことを考えると、やっぱり三人目は厳しいかな。」

「確かにそうね。」

「それと、私ももう30代後半になったから、年齢的にリスクも高くなるしね。」

「夜のほうは、どう?」

「旦那はゴムが嫌いなのよ。しかも、必ず中に出しちゃうし…」

「そうなんだ。断ったりしないの?」

「断ると機嫌が悪くなるから…、だから奈々を産んでからは、ずっとピルを飲んでいるわ。」

「頻度はどのくらい?」

「そうね、以前は週4日以上だったけど、仕事が交代勤務になってからは、少なくなったかな。
 それでも週に2日ぐらいかしら。」

「確かにご主人は精力が強そうよね。でも、私だったら、相手をするのは絶対無理だわ。」

「それだけじゃなくて、毎回中に出すから、後始末も大変。放っておくと汚れちゃうし…」

「そんなに量が多いの?」

「多分ね。それにとっても濃いのよ。」

「ピルを飲んでいなかったら、直ぐに妊娠しちゃいそうね。」

「本当にね。付き合っていた頃、外に出してもらっていたけど、
 付き合って半年も経たないうちに妊娠しちゃったし、
 奈津美が生まれて直ぐに、また妊娠して奈々を生むことになっちゃったしね。
 本当に予定外だったわ。」

そういう話題に慣れていない紗希は、ドキドキしながら二人の会話を聞いていた。


[5] Re: 三家族の旅行から  RT :2026/09/04 (金) 00:19 ID:77pLCuxg No.33180

奈緒も結美も美人で、二人とも男性との交際経験が豊富だから、
こんな話が普通にできるのだろうか・・・

紗希は、二人の会話を聞きながら、そんなことを考えていた。

以前、三人で昔の恋愛話をしたことがあった。
奈緒と結美は、夫と知り合う前にいろいろな男性と交際していたことを知り、
紗希は、二人とも自分とは大違いだなと思った。

そのとき、奈緒も結美も、詳しいことまでは語らなかったが、
紗希は、二人の口振りからすると、元彼たちとも身体の関係があったように感じた。

紗希が通っていた高校は共学だったが、その頃彼女は男子が少し苦手で、
女子だけで行動することがほとんどだった。
大学は女子大だったが、サークル活動を通じて他大学の男子学生と交流を持つことはあった。
ただ、紗希は、彼らと交際に発展することはなかった。

そんな大学生活を送っていたが、大学4年のときに、紗希は友人から塚原を紹介された。
塚原は、紗希の友人の彼氏の友人で、知り合って間もない頃は、
紗希と友人カップルと塚原の4人で会って話をしていた。
そのとき塚原はすでに社会人で、平日は仕事で忙しそうだったが、
塚原から休日に映画を観に行かないかと誘われ、初めて二人でデートをした。

紗希にとっては、これが生まれて初めてのデートだったが、
塚原にそれ程心がときめくようなことはなかった。
ただ、それからデートを重ねていくうちに、塚原の誠実さや優しさに惹かれ、
知り合ってから数カ月後、彼と付き合うようになった。

紗希は、それまで男性と付き合ったことがなかったので、
塚原と初めてキスするまでに半年近くかかった。
彼と初めてセックスしたのは、更にその1年後で、
近い将来、この人と結婚するんだろうなと、そう思い始めていた頃だった。

塚原は紗希が処女だったことを知って、それまで以上に紗希を大事にした。
そして、初めて結ばれた日から半年ほど経った頃に、塚原からプロポーズされ、
それから約1年後に、紗希は塚原と結婚した。

紗希は、結美と奈緒に、夫以外の男性と交際したことがないことを話したとき、
二人はとても驚き、またとても羨ましがっていた。

「紗希ちゃんにとっては、亮ちゃんが一生で一人だけの男性ってことになるのよね。
 そういうの、何だか憧れちゃうなぁ。」

結美からはそう言われた。

「私も同じ。憧れちゃう。」

奈緒からも同じようなことを言われた。
紗希は、自分ではそれが普通だと思っていたが、二人からそう言われると、
少し嬉しい気持ちになった。

ただ、その一方で、紗希には、夫以外の男性と交際してみたかったという気持もあった。
大学生の頃、自分が一歩踏み出せば、男性と交際するチャンスが何度かあった。
あのとき、交際していたら、今は違う人生を送っていたかもしれない。

もちろん、決して今の夫に不満があるわけではない。
結婚してからも、夫は結婚前と変わらずに優しくしてくれる。
平日は仕事が忙しいが、休日は子どもの面倒を良く見てくれるし、
自分も疲れている筈なのに、『今日は家でゆっくり過ごして』と言って、
子どもと二人で出かけることもあった。

ただ、紗希は、もちろん夫のことが好きではあるが、
これまで夫に強い恋愛感情を抱いたことがなかった。
奈緒や結美の恋愛話を聞くと、もしも自分の心がときめくような男性と交際したら、
私はどんな気持ちになるのだろうと、そういう経験を一度でもしてみたかったと、
そんなふうに思っていた。

もちろん紗希は、結婚当初からそんなことを考えていたわけではない。
紗希がそう思い始めたのは、2年半前に結美と知り合い、
彼女から夫の桐谷を紹介されてからだった。


[6] Re: 三家族の旅行から  RT :2026/09/04 (金) 21:42 ID:77pLCuxg No.33186

「紗希ちゃんはどうなの?」

「えっ?あ、あの…」

奈緒と結美が夜の生活のことを話しているとき、奈緒に話を突然振られて、
紗希は言葉に詰まった。

「あら、やだ、二人目のことを考えているかって話よ。」

奈緒は、ニヤニヤしながら紗希を見ていた。

「ふふふ、何のことだと思ったの?」

結美もそう言って、ニコニコしながら紗希を見ていた。
話を振られて慌てている紗希を見て、二人で揶揄っているようだ。

「あっ…、えーっと、そうですね、まだ何も考えていません。」

「ご主人と話したりしていないの?」

「話をしたことはないです。」

「紗希ちゃんはどう思っているの?」

「息子が生まれてから大変だったので、二人目は今まで考えたことがありません。
 でも、いらないって決めたわけではありませんけど…」

「確かに生まれて直ぐは大変だけど、もうだいぶ落ち着いたんじゃない?」

「そうそう。それにご主人が欲しいって言ったらどうする?」

「主人が望んだら…、そうすると思います。欲しくないってわけじゃないですから…」

紗希は、これまで二人目を産むことについて頭の片隅にもなかったし、
夫が二人目をどう考えているのかも、全く知らなかった。

「夜のほうは、どう?」

「えっ、えーっ、と…」

奈緒も結美も、身を乗り出すように、紗希の顔を見つめていた。
純情な紗希がどう答えるか、二人とも興味津々なようだ。

「紗希ちゃんは胸が大きいから、ご主人から誘われることも多いんじゃない?」

「そうそう、紗希ちゃんのプロポーション、羨ましいわ。」

「そんなこと…ありません。」

紗希は、以前にも奈緒や結美からプロポーションを褒められていたが、
紗希自身はただのお世辞だと思っている。
確かに奈緒や結美より胸は大きいが、その代わりお尻も大きく脚も太いので、
自分ではプロポーションが良いとは思えなかった。

「それで、週何日ぐらい?」

「週何日とかって…、そんなにありません。」

「そうなの?じゃあ、どのくらい?」

「私と同じで月2回ぐらいかしら?」

紗希は、夫と最後にセックスしたのか記憶を辿ったが、はっきりとは思い出せなかった。
ただ、今月になってまだセックスをしていないのは確かだ。

「あの…、月1回あるかないかぐらいです。」

「うそー、そんなに少ないの?」

「でも新婚の頃はたくさんあったんじゃない?」

奈緒と結美が矢継ぎ早に質問してくるので、紗希は答えるのに窮していた。


[7] Re: 三家族の旅行から  RT :2026/09/06 (日) 00:05 ID:db/O6mLs No.33194

紗希は、結婚前や結婚した頃のことを振り返った。

初めてセックスしたのは、結婚の1年半ほど前だが、
結婚するまでに、全部で10回あったかどうか・・・
結婚してからは、休日に1回ぐらいだから、週に1日ということか・・・

「週に1日ぐらいだったと思います。」

紗希はそう答えたが、休日に生理が重なったこともあったし、
夫婦で遠出をした日は、二人とも疲れていて、その夜にセックスをすることはなかったので、
実際には、月に2日か3日ぐらいだった。

しかも、塚原と結婚して2か月ぐらいで妊娠したので、
それから1年以上セックスをしていない。
子どもが生まれてからは、今と同じような感じだった。

「新婚にしては少ないわね。ご主人からの誘いを紗希ちゃんが断っているからかな?」

「それはないです。」

「ということは、ご主人の誘いが少ないってことか…」

「主人は仕事で忙しかったから…」

紗希は、そう答えることしかできなかった。

「じゃあ、紗希ちゃんから誘ったりしている?」

「えっ、な、ないです。」

「どうして? 嫌じゃなかったら、紗希ちゃんから誘えばいいのに。」

紗希は、俯いて何も答えられない。

自分から誘うなんて、そんなこと・・・

「もう、このぐらいにしてあげましょうよ、奈緒さん。紗希ちゃん、顔が真っ赤よ。」

奈緒の質問攻めに、結美が助け舟を出してくれた。

「ふふふ、ごめんね、紗希ちゃん。」

「いいえ…」

紗希は、ほっとしながらも、少し俯きながら返事をした。
紗希にとって、奈緒は普段とても優しく、子育てやその他の悩みの相談に応じてくれるので、
とてもありがたい存在だが、紗希を揶揄って楽しむことも度々あった。

「最後にもう一つだけいい?」

「はい。」

「避妊はちゃんとしているの?」

「主人はいつもゴムを使ってくれます。」

「そうなのね。優しいご主人で羨ましいわ。」

「私もそう思うわ。」

奈緒の言葉に結美も同調した。

「でも、二人目はいらないってことじゃないんでしょ。」

「それは…、はい。」

「それなら、避妊をしないで、自然に任せるというのもいいかもしれないわよ。
 これから、妊娠するのが難しい年齢になっていくわけだから、
 いざ、欲しいってときに、中々できないってこともあるからね。」

自然に任せるか・・・

紗希は、以前夫から同じことを言われたことを思い出した。


[8] Re: 三家族の旅行から  RT :2026/09/06 (日) 21:56 ID:db/O6mLs No.33202

それは新婚旅行から帰ったときのことだ。
紗希と亮二はこれからのことについて話し合った。
主に家計の管理や家事の分担と、休日の過ごし方や普段のルールについてだが、
その他に、二人の子どもについても話し合った。

ただ、紗希も亮二も特にこうしたいという希望はなかった。
二人ともまだ若かったので、直ぐに子どもが欲しいと思ってはいないが、
何歳までは夫婦二人でという考えもなかった。
そして、このとき、亮二から、一年ぐらい自然に任せてみようか、と言われた。

特に妊活をするわけでもなく、避妊をするわけでもない。
妊娠しやすい時期とかしにくい時期とか考えずに、夫婦生活を送ろうということだった。
紗希も特に異論はなかった。
亮二は、結婚前からこれまで必ず避妊をしてくれたから、
亮二がそうしたいと言うなら、感謝の意味も込めて、その気持ちに応えてあげたいとも思った。
それに世間には、妊活しても中々子どもに恵まれない夫婦も少なくない。
避妊しないからといって、直ぐに妊娠することもないだろうという考えも、紗希にはあった。

そして、初めて亮二と避妊せずにセックスしたとき、紗希自身は違いがよく分からなかったが、
亮二からは『すごくよかった』と言われ、これで良かったんだと思った。

だが、それから2カ月が経ったとき、予定日を過ぎても紗希の生理がなく、
その数週間後に、紗希が産婦人科を受診し、彼女の妊娠が確定した。
こんな直ぐに妊娠するとは、紗希も亮二もとても驚いた。
この数カ月間、避妊していないもの、セックスの回数は5,6回ぐらいだったからだ。
産婦人科で妊娠が確定したとき、亮二は申し訳なさそうな顔をしていた。

「二人で決めた結果なんだから、そんな顔をしないで。
 それに子どもができたってことは、喜ばしいことでしょ。
 そんな顔していたら、生まれてくる子どもに申しわけないわ。
 私は子どもができて素直に嬉しいと思っているよ。」

紗希がそう言うと、亮二は漸く笑顔を見せた。

「紗希は妊娠しやすい体質なのかもしれないな。」

亮二がそんなことを呟いた。
そして、翌年、紗希は男の子を出産し、二人で拓也と名付けた。
それ以降、セックスするときは必ず避妊をしていた。

「ただいま。」

「おかえり。」

「ごめんね、遅くなって。話が盛り上がっちゃって…」

紗希が帰宅した時、亮二は拓也とブロックで遊んでいた。
結局、奈緒の『自然に任せる』というアドバイスに対しては、
紗希は『主人と相談して考えてみます』とだけ返事をしたが、
今日の話で、前向きに考えてみようと思った。

紗希は、亮二が二人目のことをどう考えているか知りたくて、
夕食を終えた後、奈緒と結美から二人目は考えているかと訊かれたこと、
奈緒から自然に任せたらと言われたことを亮二に話した。

紗希にとって意外なことに、亮二は1年以上前から二人目のことを考えていたようだ。
ただ、亮二は、本社で10年以上勤務しているので、
近々、自分が支店に異動する可能性があると考えていた。

「同期のほとんどが異動しているし、今の支店の状況も知っているから、
 いつ異動の辞令があってもおかしくないと思っているんだ。
 だから、異動が決まってから、紗希と二人目のことを話し合おうと思っていた。」

亮二の予想では、今年の10月か、来年の4月には、異動になりそうとのことだ。

「そこまでわかっているのなら、今、二人目のことを話し合ってもいいんじゃない?
 私は、パパが異動になったら、二人目が欲しいな。
 拓也も、弟か妹ができれば、きっと喜ぶだろうし。」

「引っ越して知らない土地で、直ぐに妊娠、出産なんて、紗希は大変じゃないのかい?」

「ううん、大丈夫よ。」

「そうか。紗希がそう思っているのなら、そうしよう。」

その夜、紗希と亮二は久しぶりにセックスした。
昼間に奈緒や結美とあのような会話をしたからなのか、紗希はいつもより少し興奮していた。
だが、紗希の頭の中に浮かんでいたのは、目の前にいる夫ではなく、結美の夫の桐谷だった。


[9] Re: 三家族の旅行から  RT :2026/09/08 (火) 00:22 ID:uElSYCrQ No.33209

桐谷の家族は、庭付きの比較的大きな一戸建てに住んでいたので、
家族ぐるみの付き合いが始まってからは、ときおり桐谷の自宅でホームパーティーを開き、
三家族が昼食や夕食を共にしていた。
旅行の二週間前の土曜日も、塚原の家族と北川の家族が桐谷の自宅に集い、
三家族が食事や会話を楽しんでいた。

夕食を終えた後、子ども達はリビングで思い思いに遊び、
妻達は、ダイニングテーブルの椅子に座り、子ども達の様子を眺めながら話をしていた。
一方、夫達は庭に出て、酒を酌み交わしながら、再来週の旅行の話をしていた。

「桐谷さん、旅行中に、何か企画とかは考えているの?」

奈緒の夫の北川が、結美の夫の桐谷に尋ねた。
北川は、塚原より6歳年上で、地元の工場で働いている。
北川は、毛深くて、背は低めだがガッチリした体格だった。
ただ、数年前から太り始め、今では見た目でも腹が出ているのがわかるほどだ。

「企画ですか?特に何も考えていませんけど…
 三家族で旅行すると言っても、皆で一緒に行動する必要もないと思っていますが。」

桐谷が北川の質問に答えた。
桐谷は、塚原よりも3歳年上で、裕福な家庭で育ち、今は父親が経営する会社で働いていて、
背が高くてハンサムで、容姿も振る舞いもスマートな男だった。

「でも、せっかく三家族で旅行に行くんだからさぁ、
 皆でゲームとかやったほうが楽しいんじゃない?」

「ゲームですか?まあ、子ども達が楽しむようなものなら、皆でやってもいいと思いますが…」

「もちろん、子ども達が楽しむケームをやるのは当たり前だけど、
 親睦を兼ねて、親同士が楽しむゲームもやったほうがいいんじゃないか。」

「親同士が楽しむゲームですか。それって、例えばどんなことですか?」

桐谷が北川に聞き返した。

「例えば三組の夫婦で、交換デートをするっていうのはどうかな?」

「交換デート?」

「そうそう、お互いに奥さんを交換して、二人だけでデートをするとか…」

「子どもたちはどうするつもりですか?」

「ゲームだから、3組のうち2組が交換デートをして、
 1組が罰ゲームとして子ども達の面倒を見ることにすればいいんじゃないかな。」

「なるほどね。」

碌なことを考えないんだな、この人は・・・

以前も、北川は、パーティーのときに、下心が見え見えの提案をしてきたことがあったので、
北川の魂胆は、桐谷には察しがついていた。

「塚原さんはどう思う?」

北川は、今度は塚原に尋ねた。
塚原は、正直なところあまり気乗りはしなかった。
だが、強く否定する理由も見つからない。

「奥さんたちが承知しますかね?」

塚原は暫く考えてから、暗に否定するような返事をした。

「うちは大丈夫だと思うけど、桐谷さんのところは?」

「うーん、どうだろう。交換デートだけだと、下心を疑って反対すると思いますね。」

「そうか…」

北川は難しい顔をした。

「でも、他にもレクレーションをいろいろ考えて、その一つということだったら、
 妻も何も言わないかもしれません。」

このとき、桐谷は、北川の魂胆を逆手にとってやろうと考えていた。


[10] Re: 三家族の旅行から  RT :2026/09/08 (火) 22:06 ID:uElSYCrQ No.33216

初めは三家族で一緒に行動することに否定的だった桐谷が、少し乗り気になったのを見て、
北川は塚原にも尋ねた。

「塚原さんのところはどう?」

桐谷が同意するような返事をしたので、塚原は自分だけ反対するわけにもいかなかった。

「聞いてみないとわかりませんけど、奈緒さんや結美さんが承知するなら、
 紗希も反対はしないだろうと思います。」

「そうか、そうか。ねえ、桐谷さん、どうだろう。」

「うーん、それじゃあ、やる方向で進めてみますか。
 先ずは、旅行中に、交換デート以外にどんなレクをするか考えましょう。」

桐谷がそう言って、交換デート以外のレクレーションを三人で考え合った。

「レクとしては、こんなところでいいでしょう。
 交換デートは、初日の晩ということでいいですか?」

桐谷がそう言うと、北川からも塚原からも異論は出なかった。

「それじゃ、後は、僕がタイムスケジュールにまとめておきますね。
 スケジュール表は北川さん、塚原さんにメールで送りますから、確認してもらって、
 問題ないようでしたら、それぞれ奥さんに話して了解を取ってください。
 もしも一人でも了解が得られないようでしたら、そのときは交換デートは諦めましょう。」

桐谷がそう言って、その場はお開きとなった。

翌日の夕方、桐谷から塚原にスケジュール表がメールで送られた。
塚原が確認すると、交換デートについては、20時にロビーに集合とだけ記されていて、
終了時刻は特に記されていなかった。

塚原は、夕食後に、紗希に話を切り出すタイミングを探っていた。

自分だけ妻の承諾が得られなかったというのは、まずいよな・・・

交換デートについて、塚原自身は全く気乗りはしていなかったが、
こうなってしまった以上、紗希の同意を取らなければと思った。
風呂に入り、子どもを寝かしつけた後、塚原は意を決して紗希に話を持ち掛けた。

「そう言えば、今度の旅行のことなんだけど…」

塚原は、スケジュール表を見せながら、旅行中のレクレーションのことを紗希に話した。

「この交換デートというのは、どういうことをするの?」

やはり交換デートは気になるよな・・・

「クジで相手を決めて、二人でドライブをするんだよ。
 その他は何も決まりはなくて、どうするかは当人同士で決めるらしい。」

「ふーん、それでパパは?パパはどんなデートをするつもり?」

「えっ?えーっと…、デートをする相手にもよるし、まだ何も考えていないよ。」

「相手にもよるんだ。じゃあ、相手が結美さんだったら?」

「いや、相手が誰だったらってことじゃなくて、相手がどうしたいか聞いてからってことだよ。」

「そうなんだ。」

紗希は暫く黙って考えていた。
 
「皆がレクレーションをやりたいって言うなら、私は別にいいけど。」

「交換デートも?」

「結美さんと奈緒さんがいいって言ったら、反対はできないわ。」

紗希は、以前、男の人と二人きりになるのは苦手だと言っていた。
そんな紗希が、交換デートに嫌だとは言わなかったのが、塚原にとっては意外だった。
だが、彼女から了解が得られたので、塚原はとりあえず一安心した。

数日後に、結美から紗希に、旅行でのレクレーションについて、自分も奈緒も承知したが、
紗希はどうかと問い合わせがあり、紗希は結美に自分も承知したと伝えた。


[11] Re: 三家族の旅行から  RT :2026/09/09 (水) 22:29 ID:2RUX0nCA No.33222

三家族が宿泊する旅館は、自宅から車で3〜4時間の場所にあった。
旅館の近くには川が流れ、川辺では、釣りやデイキャンプを楽しむことができ、
旅館では、釣り道具やキャンプ道具の貸し出しも行っていた。

当日の午前中に、家族それぞれの車で目的地に向かって出発し、
途中、高速道路のサービスエリアで落ち合って、三家族で一緒に昼食をとり、
午後2時頃には旅館に到着した。
旅館に着くと、本館にそれぞれの家族が寝る部屋が用意され
その他に、大きめの部屋と小さな部屋の二間続きの部屋が用意されていた。

「今夜の交換デートのときに、この部屋に子ども達を集めて寝かす予定です。」

桐谷が、塚原と北川にそう説明した。
旅館のスタッフに夕食を17時半頃にお願いし、三家族は、それまで旅館の近くの川で遊んだり、
スイカ割りをしたり、その他簡単なゲームをしたりして楽しんだ。

そして、三家族全員で夕食をとった後、暫くそれぞれ家族の部屋で休憩し、入浴を済ませてから、
子ども達を連れて大きめの部屋に集まった。
奈緒が長女の奈津美に、暫く他の子ども達の面倒を見ているように話しをしていた。
それから三組の夫婦は、部屋を出て一階のロビーに降りていった。
いよいよ交換デートの始まりだが、全員が少し緊張した面持ちだった。

交換デートでは、いくつかの約束事が決められた。
主な約束事の一つは、デートの相手や、その相手とどんなデートをしたかについては、
一切他言無用ということだった。

交換デートは、あくまでもゲームで、単なる遊びに過ぎないわけだから、
そのことで夫婦間や家族間でトラブルになっても困るので、
たとえ夫婦の間でも、詮索したり疑ったりせず、一切話を持ち出さないことになった。

その他の約束事としては、交換デートでは、各カップルとも、
戻る時刻を厳守することが決められていた。

「お互い大人なんだから当人同士に任せればいいんじゃないか。」

「そうそう、時間を気にしながらデートというのも、なんだか味気ないし…」

桐谷と北川は、旅館に戻る時刻はあくまで目安で、後は当人たちが判断すればいいと言ったが、
妻達は、時間厳守を譲らなかった。
やはり何か間違いがあったらということを気にしているようだ。

「それに、万一事故や事件に巻き込まれたらどうするの?
 いつ戻るか決まってなかったら、いつまでも待たなきゃいけなくなるでしょ。
 決まっていれば、もしもその時刻までに戻って来なかったら、
 こっちから連絡することもできるし、連絡がつかなければ、警察に連絡することもできるわ。」

結美が妻達三人を代表して桐谷と北川に少し強い口調でそう言った。
結美の意見に、桐谷も北川も返す言葉がなかった。
結局、妻達から、戻る時刻が守れないなら交換デートは中止と言われ、
桐谷と北川は渋々ながら承知した。


デートの組み合わせを決める方法は、次のようなやり方で行われた。

1.男性用のクジを3枚、女性用のクジを3枚用意し、
  男性用のクジには、交換デートの出発時刻が書かれており、
  女性用のクジには、交換デートの出発時刻とデートから戻る時刻が書かれている。

2.カップルとなる男女のクジには、それぞれ同じ出発時刻が書かれており、
  他のカップルのクジとは、出発時刻、戻る時刻にそれぞれ5分の時間差がつけられている。

3.先に男性がクジを引き、駐車場に止めてある自分の車に乗って待機する。

4.次に女性がクジを引き、一階のロビーで待機する。

5.出発時刻に、男性は玄関前に車で乗り付け、女性もロビーから玄関前に移動する。

6.男性は、玄関前に現れた女性を車に乗せて交換デートに出発する。

7.但し、罰ゲームのカップル、すなわち子ども達の面倒をみるカップルは、
  戻る時刻が出発時刻の15分後になっているので、戻ったら子ども達のいる部屋へ行く。

この方法だと、本当の夫婦同士がカップルになる可能性があるが、
それはそれで夫婦でデートを楽しめばよいことになっていた。

「この方法だと、出発するときまで、デートの相手が誰だか分からずワクワクするし、
 他の人が誰とデートしているか、罰ゲームは誰なのかも当人達以外はわかりませんから。」

桐谷が、くじ引きについて少し自慢げに説明していた。


[12] Re: 三家族の旅行から  メタボオヤジ :2026/09/10 (木) 09:47 ID:SiCrsitw No.33223
はじめまして、いつも読ませていただいております。いよいよ交換デートが始まりますね。どの組み合わせか楽しみです。続きお待ちしておりますね。


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[1] スレッドオーナー: 土屋 :2026/05/23 (土) 22:39 ID:vJIfgbDU No.32760
父が長期の海外出張に出た週末、我が家のリビングはいつものように母の親友たちの喧騒に包まれていた。
母・土屋千春、45歳。大手出版社でバリバリ働いている。若くしてオレを産んだから、中学の頃は友達から人気があった。要は「綺麗なオバサン」。目尻の上がった大きな目、通った鼻筋に厚めの唇。今も美貌と均整の取れたスタイルを維持している。本人も意識しているのか、見た目に手を抜くことがない。耳にかけたミディアムの髪、ゆったりとしたオフホワイトのサマーニット、Vネックにのぞく鎖骨とダイヤ。彼女には常に華やかな女の匂いが漂っていた。
そして、その母の周りには似たような女たちが集まる。IT企業で働く自由奔放で派手な美人の典子さんと、経営者の妻でおっとりとした良妻賢母タイプの薫さん。3人は学生時代からの親友で、事あるごとに我が家に集まってはワインを空けている。
オレ、裕一は20歳の冴えない大学生だ。いつものように自室に籠もっていたが、猛烈に喉が渇き、足音を忍ばせてキッチンへ向かった。
リビングとキッチンを隔てる曇りガラスのドア越しに、女たちの笑い声が響いてくる。冷蔵庫を開けようとしたオレの手は、典子さんの甲高い声にピタリと止まった。

「だからね、あれは冗談抜きで私の人生で一番のバケモノだったのよ!」
だいぶ酔っているのがわかる。オレは息を殺し、ドアの隙間からリビングを覗き込んだ。
「もう、先っぽパンパンで、血管がボコボコ浮いててさ、なんだろ、生き物っていうか凶器?それが奥までズドンって入った瞬間、脳みそがショートしたみたいになっちゃって。」
ワケのわからない話かと思ったが、言葉を咀嚼すると、まさかという気がした。その時、母と薫さんが「ちょっと典子!」「声が大きすぎるってば!」と笑いながら手を叩いている。
「でもさ、ぶっちゃけ大きさって正義じゃない?」と典子さんは身を乗り出した。
「愛だのテクニックだの言うけどさ、絶対的な質量で子宮の入り口をガンガン突かれる快感って、理屈じゃないのよ。メスとしての本能を直接殴られてるみたいでさ」
やはり、オレの勘は当たったと確信する。
と同時に、急に3人の会話に興味を引きつけられた。
「まあ……否定はしないけど」と言ったのは母だ。頬を紅潮させながらワインを煽る。
「確かに、すっごいのが入ってきた時の、あの息が詰まるような圧倒される感じは、忘れられないわよね」
「でしょ!? ねえ、薫はどうなのよ。あんた昔から清純派ぶってるけど、絶対すごいのに当たったことあるでしょ。吐きなさいよ!」
「ええっ、私!?」と矛先を向けられた薫さんは顔を真っ赤にして両手で頬を覆った。普段はおとなしく、二人の息子を育てる母親である薫さんが、身をよじって恥じらっている。
「も、もう……しょうがないなぁ。私は、夫のかな。それだって、そんなに巨大とか、そういうことじゃないんだけど」
「なによ、それ。いい子過ぎて面白くない」と典子さんが冷ややかに言う。
「そんなこと言ったって、経験がないんだから仕方ないでしょ?」
「そうそう、典子、酔い過ぎだよ」。
母が薫さんをフォローした。
「なによ、千春!それなら代わりにアンタが答えなさい。歴代ナンバーワンの男、誰?」
典子さんが容赦なく母に迫る。

母は「えー」と濁そうとしたが、両脇から二人がわかりきったような顔をしている。
母は観念したらしい。
「もぉ、何度も話したでしょ?……澤田!」
その苗字が出た瞬間、典子さんも薫さんも「だよねーー!!」と、声を揃えて爆笑した。
「ごめんごめん、千春のこの話は定番だから、やっぱり言わせちゃった」
助けられたはずの薫さんも笑っている。
「ホント、毎回言わせるの、やめて」。
どうやら3人の間で、母はこの話をさせられるのはいつものことらしい。
すると典子さんが突っ込んだ。
「でも千春、口でした時はどうだったの?それはあんまり聞いてないわよ!」
典子さんの追及に、母はワイングラスの縁を指でなぞりながら、困ったような笑みを浮かべた。
「もう20年以上前だからなぁ。えー、うーん。顎が外れるかと思うぐらい口を開けたのと、がんばって根元までくわえようとしたら喉の奥に当たって、えずいたのは覚えてる」。
「うわー、いやらしい! で、味は? どんな味したのよ?」
典子さんが悪ノリする。
「バカじゃないの!味なんて覚えてないって!」母が吹き出しながら答えた。
「で? で? 入れた時はどうだったのよ!」
典子さんは止まる気配がない。
「もう、前にも話したじゃない!」
母は照れ隠しのように笑いながらも、その顔は完全に昔の記憶をたどっていた。
母が、昔の男との行為を、その男たるモノを思い起こしている。
「……だいたい、典子の言ったのと同じ感じかな。熱くて硬い肉の塊に、中の狭いところを強引にこじ開けられて、内臓を全部押し上げられるみたいな圧迫感で。奥の奥の、一番敏感なところをゴリゴリされて、足の指が勝手に丸まって……。ガクガク、痙攣、しちゃったの……」
母の口から紡がれる、あまりにも生々しい牝としての記憶。
オレは暗闇の中で、自分の股間がちぎれるほど勃起しているのを感じていた。あの、綺麗で、優しくオレを育ててくれた完璧な母が、得体の知れない『澤田』という男の巨大な肉棒に犯され、快感のあまり身体を痙攣させていた。その事実が、オレの脳髄を麻痺させるほどの嫉妬と、狂おしいほどの興奮を呼び起こしていた。

やがてお開きになり、
「もう典子ったら、調子に乗り過ぎよ」と薫さんが嗜めながら帰っていく声が聞こえた。
オレはベッドに横たわっても、まったく眠れなかった。
母の過去。オレの知らない、女としての『千春』。
もっと知りたい。澤田とは何者なのか。母はどんな顔で男に抱かれていたのか。
ふと、典子さんの顔が浮かんだ。
物心ついた頃から『親戚の陽気なおばさん』のごとく接してくれた彼女なら、オレのこの歪んだ欲望を笑い飛ばして、真実を教えてくれるのではないか。母の全てを知るであろう典子さんに、縋ってみようと思った。


[50] Re: 遍歴  古田の磐井 :2026/08/25 (火) 19:05 ID:si5OwwrY No.33123
千春さんは慰み者になってしまうのですね。

[51] Re: 遍歴  カッツ :2026/08/26 (水) 11:22 ID:b02YLnDk No.33124
いいですねえ、店員さんも超ラッキー。
この先まだ何枚か着替えるんですよねえ、興奮するよ。


[52] Re: 遍歴  土屋 :2026/08/26 (水) 23:57 ID:CYqzhIbE No.33125
古田の磐井様 カッツ様
お言葉ありがとうございます。続けます。


「ちゃんと見たいから、腕下ろそうぜ」
藤野が見せ物を求めるように言い、千春ちゃんはそれに従った。
「店員サン、どうかな?」
「あ、はぁ、もう、とても、似合っていらっしゃいます。これでしたら、競技を目指す選手たちのように質の高い練習をして頂ける品でございます。締め付けは苦しくございませんか?」
再び千春ちゃんに話が振られた。
「少し、窮屈です」。
「競技用ですから、そのような作りになっております。女性の身体を締め付けて、抵抗をなくすというものです」
後半は藤野に説明した。
藤野が満足そうに笑った。
「あとは、生地の薄さだな」
「その点は、パッドをご使用頂くのがよろしいかと存じます」
藤野が店員を一瞥した。
「違うよ、この生地と連れの相性が知りたいんだ。店員サン、どこに目がいく?」
「それは、あのぉ、全体のフィットを拝見しております」
「このまま人前で泳いで大丈夫かな?」
「あ、いえ、それは、ええ、その、お連れ様はお胸がとても豊かでいらっしゃいますので、やはりパッドを着けられた方が」
「千春、店員サンが、このままだと胸に目がいっちゃうって」
「いえいえ、決してそういうわけでは」
千春ちゃんは反応しなかった。
「店員サン、ちょっと、一緒に試着室に入ってさ、他のも含めて彼女の胸が主張しすぎないか、確認してくれる?」
「あ、いや、そんな。それはお連れ様がなさるのがよろしいかと」
「俺はさ、素人でしょ?わかんないんだわ。素人の判断ほど危険なことはないからね」
「いや、そう申されましても」
「千春は、どう?俺とプロの店員サン、どっちに確かめて欲しい?」

そこで急に、秀島は話を止め、オレに訊いてきた。
「君、興奮してきたでしょ?千春ちゃんは、何て答えたと思う?」
『いや、確認そのものを断ったか、藤野って言ったか、でしょうか?』
「答えはね、店員よ」
オレは言葉を返せない。
満足気に秀島が続ける。

私も予想外だった。
でも、全て明かすと決めた赤坂の店で、私に言った。

『もちろん、嫌だったよ。だけど、そのぐらいのことに怯んでたら身体を売るなんてできないから。それに…』

一度逡巡したようだったけれど、続けた。

『藤野くんに色々酷いことをされたけど、こんな恥ずかしいことまでさせられるんだと思ったら、くすぐられちゃって。終わりにする前、もう一度だけって思ったの。芽衣ちゃんをまた呆れさせちゃうよね』
「最後に堕ちたかった?」
『バカだって思うでしょ?』

呆れたし、理解できなかったけどね。でも、もう私は千春ちゃんがどうなるかには興味がなかった。藤野と別れるために、どれだけの泥水を飲んだのか、その一滴一滴を明らかにする方が面白いと思ったのよ。

千春ちゃんが同意したことで、店員は前向きになった。藤野は話を進めようとする。

「俺はここにいて、他の客が来たら知らせるから。店員サンは安心して仕事してくれればいいから」
「あの、本当に問題にならないのでしょうか?」
「ならないよ。こっちが頼んでんだから。千春も確かめてもらった方が安心だよな?」
千春ちゃんが頷き、藤野の思惑通りに二人が試着室に入ることになった。
藤野は付け加えた。
「千春、胸はお前のウリなんだからさ、どう見えるかは大事だからな。ちゃんと、好きなトコロを両方勃たせた状態にしてから確認してもらえよ」
水着姿の千春ちゃんが、50前後の男の店員を試着室に招き入れる。
彼女は自分でカーテンを閉めた。


[53] Re: 遍歴  カッツ :2026/08/27 (木) 23:44 ID:Paeuu6D6 No.33134
いやいやいや、店員さんとエロな展開になりましたね。
つづき期待し待っています。


[54] Re: 遍歴  土屋 :2026/09/02 (水) 13:17 ID:SjhjnVJY No.33167
カッツ様 いつもありがとうございます。続けます。


試着室の中で男に背を向けて、千春ちゃんは、水着の上から自分の両胸に触れた。
『すみません、こんなことお願いして。少し、待ってください』
店員に言って、指を立て、膨らみの真ん中の突起を転がすように刺激する。
だが、緊張しているのか、うまくいかない。仕方なく、彼女は水着の中に手を入れて直接触ることにした。
艶やかな漆黒の生地は、すぐに突起の存在を浮かび上がらせた。
千春ちゃんは振り向いて、店員に正対した。
『どうですか?…わかりますか?』
店員が、生地に押さえ込まれた膨らみを凝視する。
「…わかります。その、お胸の先端が浮かんでしまっていますので、やはり、パッドをお使いになるのがよいと思います」
『これは、パッドが必要ですね』

そんな風にして、3着を試した。男と数十センチの距離の中で、背中を向けて彼女は着替えた。自分で肩紐を外し、水着を太腿まで下ろし、両方の脚を抜くことを繰り返す。男がそうしたなら、千春ちゃんの後ろからの裸は、インナーショーツをのぞいてすべて見られたに違いない。

3着目も突起がぷっくり浮いていることを確認した後、店員が言った。
「すごく、ステキなお胸をしていらっしゃいますね」
『いえ、そんな』
「私も仕事ですのでお教え頂きたいのですが、ご一緒に確認しました三回とも、たとえばお連れ様との行為で高まった時と同じぐらい硬くされたのでしょうか?」
『え?あ、はぁ』
「本来もっと硬くなるようですと、評価が変わりますから」
上気した顔が歪んでいる。
『だ、大丈夫です。変わりないと思います』
「ということは、ご自身の指で勃たせながら、快感があったわけですね?」
『そんなこと…』
「お連れ様がお胸を刺激される時の、その弄り方を思い出しながらされたのでしょうか」
『違います。でも、た、勃ち方は同じです』
「そうですか、感度が高いのですね。ボリュームがあって感じやすいなんて、お客様を相手にしているカレシ様も大変だ」
『やめてください』
「あ、失礼しました。恋人のことに口を挟んではいけませんでした。大変、申し訳ございませんでした。最後に私が間違えてはいけませんので確認させてください。カレシ様が先ほど、お客様の好きな所を勃てるように言われましたが、それは、その、間違いなくお好きな部分を勃てられたということでよろしかったでしょうか?」

本当に、下卑た不用な問い。でも、千春ちゃんは「大丈夫です。好きな所ですって言っちゃった」って言ってた。
惚けたような顔をしてね。

千春ちゃんは、外の藤野に声をかけた。
『もう、いい?』
カーテンの外から返事がある。店員にあてて。
「店員サン、カットが際どいからさ、股の毛がハミ出る可能性がないかとか、最後によく確認してくれる?」
目の前の店員が、かしこまりましたと返事をした。男が立ち膝になり、千春ちゃんの股間に顔を近づける。
「失礼します。きちんと収まっていらっしゃいますね」
いくらカットが際どいと言ったって、まともな競技用なのだからそんなの当たり前なのにね。だけど、男は止まらなかった。
「お客様、ハミ出す可能性を確認するようにとのお申し付けでしたので、少し、生地を中央に寄せて頂けますでしょうか?」
千春ちゃんは無言で、言われた通り生地を摘むようにしてわずかに寄せた。ほんの数ミリ、覆われていたはずの肌が露わになる。
男がさらに顔を近づけた。臭いを嗅がれるんじゃないかって思うぐらいだったそうよ。
男は千春ちゃんの股間を見つめながら言った。
「お二人はお付き合いされて長いのですか?」
当然、千春ちゃんと藤野を恋人だと思っている。
「きっとマンネリで、このような遊びで刺激を得ようとされているのではないかと思いまして。お手伝いができているのならいいのですが」
男の顔はもはや得意げだった。
『いえ、そういうわけでは』
「もしもお役に立てるのでしたら、少し、こちらをマッサージいたしましょうか」
男が手を千春ちゃんの股間に伸ばそうとする動作を見せた。

『確認してもらったよ。大丈夫。いい?』

すぐさま千春ちゃんは外の藤野に声をかけ、店員には結構ですと伝えた。

「いま、大丈夫だ」
藤野の合図でカーテンを開け、店員を外に出した。
もう一度閉めて、千春ちゃんは元の黒いワンピースに着替えた。

藤野が店員に確認する。
「店員サン、どれが一番キケンだったかな?」
「最初のものが一番くっきりと、その、お連れ様の乳首の勃起が確認できましたので、これは絶対にパッドが必要かと存じます」
「わかった。じゃあ、これの青いのを買うよ」
「ありがとうございます。あと、パッドでしょうか?」
「あぁ、それは、きょうはいいや」
「はあ」
店員が藤野に小声で話した。
藤野が千春に言った。
「千春、店員サンがさ、これ、俺とベッドで楽しむために買うのかってさ」
店員が慌てる。
実は千春ちゃんも慌てた。自分の客と使うとは言えなかったから。
それで、『そうです』と返してしまった。
藤野が吹き出した。
店員は大喜びだったでしょうね。

この買い物で、千春ちゃんの準備は整った。あとは、その日を、待つだけだった。


[55] Re: 遍歴  カッツ :2026/09/03 (木) 01:54 ID:0kyqcSXI No.33170
店員さんいい思いできましたね。
千春ちゃんを母とする、息子の気持ちで読むのが一番ですかね。
つづきお待ちしています...


[56] Re: 遍歴  土屋 :2026/09/08 (火) 13:56 ID:I4FbiVG. No.33211
カッツ様 ありがとうございます。そのように読んで頂きますと、寝取られ的に味わえますでしょうか。


マッサージをさせなかった母への歯痒さから、オレの脳は妄想に支配されていた。

黒い競泳水着に締め付けられ、ハイレグの生地を自分で横にズラしている。あと1ミリで毛がはみ出すようなギリギリの状態。店員が、マッサージを提案する。頷きも、断りもしない母。
店員はそれを承諾と受け取り、母のアソコに触れる。最初は優しく、黒い生地を撫でるように。
「アッ」と声を漏らす母。
呼吸するようにソコが蠢く。
やがて店員の指が、生地を大きく片側に寄せると、母の秘密の毛が現れた。
店員は、その奥にあるワレメをなぞる。
「アン」
同時に店員は反対の手で、水着よ表面に浮かぶ胸の突起を弄る。
「クアッ」
声を出した母は上気して、自分の身体に起きている事態を見下ろしている。
「乳首はカチカチなのに、下はヌレヌレですね」
店員は笑うと、指の先端をワレメの中に侵入させた。
「アアァ」
母は喘ぎ、だらしない顔を晒す。

誰もが認める能力と美貌を持ち、華やかな業界で活躍する期待の若手だった母が、数分前に会った名前も知らない男に簡単に陵辱を許してしまう。

男が笑みを浮かべ指を何度か出し入れする。
「アアァ、そんなこと頼んでないのにぃ」
母のアソコから、透明な粘液が伝い落ちてきた。

母が感じている。屈辱的な仕打ちを喜んでいる。なんて穢れた罪深い女なんだろう。

「コーヒー、おかわりは?」
秀島の声で、オレは現実に引き戻された。
『あ、いただきます』
秀島がカップを二つ持って席を立つ。

藤野と店員によって母が踏み躙られたことは、オレに新たな欲情しかもたらさなかった。
競泳水着を着せられた若い頃の母の姿を思えば、悔しさや怒りなど昂りの前に散ってしまった。
母は自分を買った男にどう扱われたのだろうか。
それが攻撃的で残酷なものであることを期待してしまっている。
我慢汁が洪水を起こすのは、きょう何度目だろう。

「君さぁ」
給湯室だろうか、奥から秀島に声をかけられる。
『はい』
「君は千春ちゃんとセックスしたいわけ?」
『は、はい?』
「母親の卑猥な話に夢中で、その母親を抱けたらうれしいんじゃないの?」
『いや、それは、それはないです。本当に』
秀島なりのジョークか、悪ふざけなのだろうか。まったく読めない。そして、笑えない。

秀島がカップを二つ持って戻ってきた。
はい、と言ってカップを渡される。
「母親のいやらしい話は好きだけど、母親といやらしいことをしたいとは思わないわけだ?」
『そ、そうですね。そうです』
ほんの一瞬、秀島の目線がオレの股間をとらえた。
「ふーん。複雑ね、男の子って。…さて、クライマックス、かな」
オレの喉が鳴った。
『お願いします』

蒸し暑い夏の土曜日の夕方、彼女は身支度を始めた。姿見の前に立って裸になると、曇りのない身体を見つめた。あすになれば、穢れたものになっているそれに別れを告げような気持ちだったそうよ。

気がつくと、藤野が戸を開けてのぞいていた。
『なに?』
「そうツンケンするなよ。昨夜だって、あんなに愛し合ったじゃないか」
『わかってるよね?今夜のことが終わったら、必ず出て行ってもらう。そして二度と私の前に姿を現さないで』
「わかってるって。その代わり、ちゃんと客を満足させろよ?満足させなきゃ大した金にならない。それじゃ、俺は出て行けない」
『藤野くんは私とシて、満足できなかったことあった?』
「あ?」
『同じようにするだけよ』
藤野は投げやりに笑った。

オレは、別れの直前まで母が藤野とヤッていたことに引き付けられた。
『あの、母は前の日も藤野に抱かれていたんですか?』
「君ぃ、今話し始めたところなのに」
『すいません。なんだか、意外で』
「理屈と愛は別だけど、愛と快楽も違うってことよね」
母は、藤野との快楽に抗えなかったということだろう。

秀島が話を続ける。

千春ちゃんは青い競泳水着を着て、その上からベージュのストッキングを履き、中が透けないよう、紺のワンピースを着た。半袖のAライン。シャツのような襟付きの前開きで、同色ウエストをリボンで締めている。そこから足元へ優雅に裾が広がっていた。
「千春、似合ってるよ。今からでも、もう一回ヤリたくなるな」
『もう十分。だいたい、またグシャグシャにされた身体じゃ、お相手が嫌がるでしょ?』
「それもそうだな」

オレは再び聞いてしまう。
『母が、そう言ったんですか?』
「また?そうよ、間抜けなセリフだから覚えてるわ。藤野を忌み嫌いながら、藤野が最高って言っているようなものじゃない」
母の中に、それほど藤野が侵蝕していたということか。あるいは、母がそこまで差し出したということかもしれない。

話すのか、どうするのかと秀島に問われる。
オレは詫びて、改めて続きを求めた。

二人は1年余り共に過ごした千春ちゃんの部屋を出た。
都心の高級ホテルで、千春ちゃんは一晩男に身を売り、藤野は別の部屋で待機する。
次の日に、千春ちゃんが受け取ったお金を藤野に渡し、部屋の鍵を取り返して永遠に別れる。
そういう算段だった。

ホテルに向かう途中、藤野が言った。
「千春はきのうも随分感じてたけど、今夜は俺とヤルみたいな快感はないだろうな?」
『そんなの、どっちだっていい。私もう、男に感じさせて欲しいなんて、人生で思わないと思う。本当に、終わりにするの』
「そりゃもったいないな。それじゃ、お前がセックスでイクの、きのう、俺にまたがって叫んだのが最後ってことになるぜ?いいのかよ?」

(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)

[57] Re: 遍歴  古田の磐井 :2026/09/08 (火) 16:40 ID:wbErJ3hI No.33212
次なる展開を楽しみにしています。

[58] Re: 遍歴  カッツ :2026/09/08 (火) 22:14 ID:pMHg.Two No.33217
千春ちゃん覚悟を決めたんですね、しかし
そう思うようには行かないのが人生。
さらに落ちて行くのかな?つづきお待ちします。


[59] Re: 遍歴  一寸法師 :2026/09/09 (水) 11:55 ID:H8W0TkA. No.33219
思わぬ展開になっていて驚きました。
関係を切るためには売春も辞さない千春さんは追い詰められたのですね。
引き続きよろしくお願い致します。



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熟年になってからがもててる!? - 現在のレスは92個、むちゃくちゃスゴイ人気のスレッドです! -

[1] スレッドオーナー: 熟年おじさんおばさん夫婦 :2026/05/01 (金) 12:48 ID:MLtyTexM No.32719
スワップ歴ももうすぐ20年近くになる50代の夫婦です。子育てが終わってすぐに当時交際誌がある時代で
ホームトーク誌、オレンジピープル誌でデビューしたのですが見た目もぱっとしない夫婦なのでお返事も少な
く数組と長く付き合っていたのですが最近皆さん引退していて寂しく思っていた時にネットで募集したのです
がやはり返事は少なかったのですがその中で何通か熱心な20代のという夫婦から返事が来たのですが流石に
年齢が離れすぎてると思い妻と躊躇してた時にかつて仲人をした部下夫婦が遊びに来たいと言ってきました。
断る理由もなく子供を連れてきました。まだ小さい子供は孫のようで可愛く妻と奥さんが子供の相手をしてい
る時に彼からこれといって1枚の紙を渡されました。「僕たちが中村夫婦(仮名)です。」そこには私達との
メールのやりとりがありました。「ルール違反なのはわかっています。でも本気なんです僕たち」といいいま
す。「この画像見た気時に畑田(私)さん夫婦ってわかって返事したんです。」といいます。「そうかばれた
のか。でも君達ならこんなおじさんおばさんでなくていいだろう」というと「いえ、年上の人がいいんです。
実は僕は奥様に憧れてて、妻も畑田さんに憧れていて」というと「でもな、妻がなんていうか」と言った瞬間
に「私はいいわよ、あなた」と妻の声が聞こえた、振り向くと「聞いたわ、あきちゃんから。私はいいわよ。
それともあなたはあきちゃんはだめなの?」と言います。妻の隣にいる彼の奥さん、かつての部下が頬を赤ら
めながらも頷きます


[83] Re: 熟年になってからがもててる!?  楽し◆XtN.9A :2026/07/24 (金) 22:32 ID:WFapLG8c No.33003
あきちゃんもの凄い速さで性の成長を、お主人の指導の賜物ですね。
別々の部屋で遠慮のない大きな喘ぎ声が聴けるか如何に・・・  


[84] Re: 熟年になってからがもててる!?  ジジババ現役夫婦 :2026/07/28 (火) 13:17 ID:HEQ.B7m6 No.33017
あきちゃんが私の部下として初めて挨拶された時に愛嬌があり笑顔が可愛い子だな思いました、
そして妻に似ているとも思いました。うちの事務員は制服がありそのせいかあきちゃんは俗に
いうかなりのぽっちゃりに見えました。その頃からあきちゃんとみんなに言われ男女に可愛い
がられるタイプでした。実際に脱がすとおっぱいやお尻が大きいだけでなく、くびれもありま
すが制服のせいかまん丸にみえているだけだったようです。それに彼女は天真爛漫でセックス
に無縁に思えましたが今のあきちゃんは清純派から脱皮したようで、親父真っ黒チンポにむし
ゃぶりついています。それを見て私はあきちゃんのまだ穢れを知らないように綺麗なクリやマ
ンコに貪りつきます。そしてあきちゃんの一番感じる場所と強弱を見つけると一気に責めます。
するとすぐに「だめ〜〜パパでちゃうよ」と叫ぶとお腹がへこむとまんこから一気に潮を吹き、
「イク〜」と叫びまんこを口に押し付けてきます。「パパ、パパ愛してる〜」と叫ぶと気が遠
くなったようです。


[85] Re: 熟年になってからがもててる!?  楽し◆XtN.9A :2026/07/28 (火) 23:10 ID:JxO6EqA2 No.33020
あきちゃん、声も喘ぎも 遠慮なしで父子相姦楽しんでる
どれだけ気持ちいいんでしょうね。
             ぼちぼちとつづき待ってます。


[86] Re: 熟年になってからがもててる!?  ジジババ現役夫婦 :2026/08/04 (火) 03:03 ID:.8VylhF6 No.33043
あきちゃんの若い体液を全て舐めとると向きを変えてぐったりしているあきちゃんを抱きしめると無意識なのか
抱きしめ返して顔を埋めてきます。しばらくそのままでいると「パパごめんなさい、気持ちよくて我慢できなか
った」というので「そうして?」「その・・・パパの顔に出しちゃったから、その臭くなかった」というので、
「あきのは美味しかったよ。あきが嫌でも、また飲んじゃうからね」というと顔を埋めます。「ありがとう」と
いいながら甘えてきます。「あきちゃん、どうして私なんだ。吉井や神崎なんかの方がダンディで格好いいだろ
う」というと「あの人達嫌い、パパがいい」といいます。私と同世代で出世している連中です。多分、女子社員
にも人気があると思うのですが「あの人達、私みたいなブスとかデブには厳しいの・・・みきちゃん達にはエコ
贔屓してるの、だからあの人達私達の中には嫌いな人多いよ」といい甘えてきます。そんな面があるのかと思っ
ていると「パパはみんなに優しくて・・・だからみんなに人気あるの」というとぎゅっと強く抱き着いてきます。
「パパ抱いて、パパ好みの女にして何でも言う事聞くから、とられたくないの」と切なさそうな目で見つめてき
ます。「あき」というと私がキスするとあきちゃんはうれしそうに応じます。私はセックス前の濃厚なキスが好
きなのであきちゃんにキスを教えます。舌を入れてあきちゃんの口の中を舐めまわしおじさん唾液をいれるとあ
きちゃんはうれしそうに飲みます。そしてあきちゃんの舌を私の口の中に誘い込みます。あきちゃんは舌足らず
な可愛い声なので舌は短いかと思っていましたが細長い舌で舌同士が絡み合います。妻も長い方だと思いますが
あきちゃんのは細めの舌なのでおじさんの太い舌に絡み合ってきます。前にも書きましたがあきちゃんはあっと
いう間にキスも上手になります。


[87] Re: 熟年になってからがもててる!?  楽し◆XtN.9A :2026/08/05 (水) 10:51 ID:dxByD12w No.33047
あきちゃん娘さん、ご主人を本当に大好き愛してるみたいで羨ましい。
私の愚息もご主人に習って奮い立たせています。

梅雨明けし、毎日猛暑でたまりませんね、お体お気を付けいただき、
つづきを期待して楽しみに待っております。


[88] Re: 熟年になってからがもててる!?  ジジババ現役夫婦 :2026/08/12 (水) 03:09 ID:V7EV1gPA No.33069
キスを終えると自然にあきちゃんが私のを舐めてきます。キスを教えたせいなのかさっきよりも舌使いが
更に上手になっています。まさくんほどではないですが自分でもびっくりするほど硬くなっています。
あきちゃんの顔を見るとあきちゃんも私をみます、そこにはさっきまでの可愛いあきちゃんから妻そっく
りのメスの顔になったあきちゃんがいました。それは私が愛した女の顔にそっくりで私は我慢していたも
のが噴き出しました。あきちゃんを自分のものにしたいと思うと69になり、子供一人産んだとは思えな
いきれいなまんことピンク真珠のようなクリを舐めていました。それもさっきとは違ってじらしてあきち
ゃんが欲しがるようになめると「パパ、切ないよ。いかせてよ」とおねだりしてきます。そしてあきちゃ
んは「パパ、だめでちゃう〜」と叫ぶと潮吹きして身体を反らせます。私はゆっくり身体の向きを変え、
あきちゃんの足を開くと「パパ」と甘えた声をだします。「あき、パパあきがほしい。まさくんから奪う
から、パパの女にするからな」というと「うん、あきパパの女になるね。ママから言われたのあの人はマ
マのものにあうるから私はパパのものになるのよと言われたの」とあきちゃんが言います。妻はすでにあ
きちゃんを説得していたのです、今頃まさくんは妻のオスにされてるだろうと思うと「あきはパパのもの
になりたい」と聞くと「パパのものになりたい、ママにいわれたからじゃなくて」といい、目を瞑りキス
を求めてきます。私がキスするとあきちゃんが私のものを自分の入り口に宛がいます。「パパあきの匂い
本当に大丈夫?」と聞くので「あきの匂いは良い匂いだよ。もうパパのものだから」というと頷きます。
「きてパパ、めちゃくちゃにして」といいます。私は再びキスするとあきちゃんは私のものを入れようと
します。私は「あき」というとそのまま入れます。あきちゃんのそこはさっきと違い目覚めたメスの穴に
なっていました。熱くぐちょぐちょでいながら私のものに吸い着き奥へ導くようにヒダが蠢きます。私は
まさ君とは違いますがあきちゃんの足を抱えながら強く奥までいれ引き抜き強く押し込むピストンを繰り
返します。あきちゃんはさっきと違って歓喜の声をあげ淫らに腰を動かします。それは新婚時代セックス
覚えたての妻のようです。


[89] Re: 熟年になってからがもててる!?  楽し◆XtN.9A :2026/08/13 (木) 00:14 ID:PmUp4Pww No.33072
あきちゃん素敵ないい女に成長していますね。
すごい凄い、ご主人の指導の賜物  つづきお願いしますね!!


[90] Re: 熟年になってからがもててる!?  ジジババ現役夫婦 :2026/09/07 (月) 04:53 ID:o.Fe7ISs No.33205
少し開いてしまってすいません。

妻は今頃はまさくんを自分のものにして蒸気機関車のような激しいピストンを受けていると思うと
妻に対抗するわけではないですがあきちゃんをものいしたいと喘ぐあきちゃんを見ながら思います。
まさくんのような激しいピストンや何回もやれる絶倫さもないかわりにまさくんを超える大きさと
持続力、そして経験と変態さがあります。妻に言われた事もあります、あきちゃんはまさくんのそ
の激しいピストンにどうしていいかわからず出産後は特に拒絶した為にレスになったようだと。私
は自分のものを生かして入れる時は広げるために有無もいわせない力強く子宮口を貫くように当た
ればぐりぐりとして抜く時はヒダを逆なでするようにゆっくりと入り口ぎりぎりまで抜けないよう
にするとあきちゃんは「ぬけちゃう」と腰をあげて抜けないようにしますが私はぎりぎりまで動き
を止めません。そのうちにあきちゃんは私の動きに合わせるようにあきちゃんがぎこちなく動き始
めました。私が奥に入れる時は迎えるように腰をあげ、抜く時はあきちゃんもゆっくりと腰を下げ
ます。「あき、いいよ。ゆっくりでいいんだよ」というと嬉しそうに頷きます。そしてそのうちに
自然にあきちゃんの腰の動きが私のピストンに同調します。あきちゃんはある意味セックスの天才
かもしれません。過去にも同じ動きをしよとした熟女もいましたがあきちゃんのようにこんなに早
く覚えた女性はいません。もしかしたらあきちゃんは娘の生まれ変わりなのかもしれないと思うほ
ど妻そっくりな表情と動きに感じて出す甘い吐息もそっくりです。あきちゃんは今は夢中で本能で
いやらしいと思えるほどに滑らかで快感を求めて動きます。「パパおかしくなっちゃうよ、キスし
て」といわれ口を合わせると自分から舌を入れて私の舌に絡めてきます。さえないおじさんに可愛
いあきちゃんが求めてくれます。そして私が人生で唯一後悔している事をさせてくれています。


[91] Re: 熟年になってからがもててる!?  ジジババ現役夫婦 :2026/09/08 (火) 02:36 ID:psRjT2h2 No.33210
かつて実の娘の処女を破り女にした時、彼女には気持ちよくはしましたがこれからあきちゃんに
与えようと思っている女の喜び男のものになる喜びは教えませんでした。どうしても旅立つ実の
娘にできなかったのです。しかし、あきちゃんはうちに来てくれると言ってくれる娘なのです。
私はこの娘を手放したくないと今は思っているのです。そして妻に体験させられなかった息子と
の若いオスを調教したいという夢を叶えさせたいと思っています。私はあきちゃんの中で力強く
自分のチンポを活かしてあきちゃんを開発していきます。未開発なあきちゃんは女としてメスと
して開花します。「パパ何かくる、あきおかしくなっちゃうよ」と喘ぎ始めます。「あきはパパ
の娘になるんだよ。パパの娘になるんだ、受け入れるんだ」「なりたいよ、パパの娘に」とあき
ちゃんが喘ぎながらいいます。「いいんだね、まさくんじゃなくパパのものになるんだよ」「う
ん、まさくんはママにあげるの、私はパパのものになる」と無意識にいいます。「来る、なにか
来る、パパ怖いよ」というあきちゃんを力いっぱい抱きしめキスすると「くる〜〜パパ〜〜」と
叫ぶとまんこが私のチンポを奥に吸い込みます。一瞬でも油断すると射精しそうになるくらい気
持ちよさです。


[92] Re: 熟年になってからがもててる!?  楽し◆XtN.9A :2026/09/08 (火) 21:51 ID:pMHg.Two No.33215
ご主人、奥様共々、生涯の娘息子を開発育てるのですね。
男の物になる喜びとは、今まさにその瞬間なのか「くる〜〜パパ〜」て事なのか?
奥に吸い込む?どんなに気持ちいいのか、私には未経験で・・・いいなぁご主人

連投ありがとう、無理せずボチボチで、ただ期待はしつつお待ちします。



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妻・由美子の艶姿 - 現在のレスは48個、スゴイ人気のスレッドです! -

[1] スレッドオーナー: 池山一輝 :2020/04/28 (火) 14:51 ID:Mi3I.gZI No.27450

50年間の人生でこんなに驚いた事はなかった。

決して大袈裟ではない。由美子がまさかそんな事を言って来るとは。

「セックスしたい人が居るの。許してくれる?」

我が耳を疑うとはまさにこの事だった。


私達は東海地方の某都市に住む、結婚して21年の何処にでもいる普通の夫婦だ。

夫である私は52歳、自営業。妻の由美子は44歳、その自営業の経理を全面的に掌握(苦笑)

大学生の娘が一人居るが今は東京で一人暮らし。そう、夫婦水入らずの生活である。

今でも私は妻を愛しているし、仕事も順調だし、毎日が楽しく、充実している。

妻も私のことを愛してくれていると信じていたし、生活にも満足してくれていると信じていた。

それが、ある日突然、衝撃の一言である。完全にフリーズしてしまっても仕方ないじゃないか。


「おまえ・・・なに言ってるの?何言ってるか自分で分かってるの?」

何秒間フリーズしていただろう。その後にやっと振り絞ったのがこのセリフだった。

「当たり前じゃない。こんな大変なこと冗談で言うわけないでしょ」

「由美子・・・お前・・・好きな人が出来ちゃったんか?まさか俺と別れるとか?」

なんとか冷静さを装おうとして必死だった。完全に呂律がおかしい。

「そうじゃない。あなたと別れたいなんて思ってない。それに相手の人がスゴく好きとか、そうでもない」

「エッ!?ちょっと待ってくれよ。それじゃぁ完全に遊びでセックスしたいってことなのか?」

「ウーン、そう言われると困るけど・・・。モチロン相手の人にはそれなりに好感は持ってるけど・・・」

「それなり!?その程度!?その相手って誰!?何処で知り合ったんだよ!?」

「SNSだよ」

「ハッ!?エスエヌエス?? なんだよそれ!元々の知り合いとかじゃなくて!何処の誰かも分からない男って

 ことだよな!?出会い系とかなのか?」

「出会い系じゃないよ!SNSで普通にメッセージやり取りしてた人なの」

「お前、なんでそんな事になったんだよ!?いったい何が不満だったんだよ!?」

「不満なんてないよ。あなたの事は今でも愛してる。一番大切な人だと思ってる。でもね・・・。

 あなた覚えてるよね?今はもうゼンゼン言って来ないけど、昔はあなた、私によく言ってたよね?

 他の男とセックスしてくれって。それでそういう専門の雑誌見せたり、サイト見せたりしてたでしょ」

「エッ・・・そりゃ・・・でも、それってもう10年以上前のことで・・・」

私は益々ボーゼンとしてしまった。脂汗が噴き出し、呼吸がメチャクチャ苦しくなった。

「そう、10年も前の話よね。その時は絶対にイヤだって拒否しまくってたよね、私・・・。

 その時はホントにそんなの考えられなかった。愛するあなたにそんなこと言われて凄く悲しかった。

 でも、10年経って、40過ぎて・・・なんかモヤモヤして来ちゃって・・・。

 あなた公認だったらOKかも、とか思うようになっちゃって。そんな時にSNSでイイ感じの人に出会って」

「・・・・」言葉が出ない。ただ口がアワワワとワナ鳴いていただけだった。

「勝手なこと言ってごめんなさい!でも、あなた今でもあのサイト見てるよね?妻と勃起した男たち!

 今でも性癖変わってないよね?妄想してるよね?私が寝取られるの」

図星だった。そうだ、今でも私は愛する妻が他の男性とセックスしてくれる事を乞い願っているのだ。

ただ、10年以上前その話を由美子に持ち出した時に、徹底的に拒否されたので諦めたのだった。

それ以来、愛する由美子に嫌われるのが怖くて知らん顔していたのだ。

それが10年経って、今度は由美子の方から「寝取られ」の提案がなされたのだ。

死ぬかと思うほど驚き、茫然自失しているはずが・・・気が付けば私の一物は史上最高に勃起していた。


                                           つづく


 


[39] けんけん様  池山一輝 :2020/05/17 (日) 08:26 ID:6pH/yMog No.27517
いつもコメントありがとう御座います。
あっさり終わってしまって申し訳ないです。
やはり死んでなかった「寝取られの虫」。
数ヶ月でまた動き出してしまいます(苦笑)
また書きましたら宜しくお願い致します。


[40] シュミテクト様  池山一輝 :2020/05/17 (日) 08:33 ID:6pH/yMog No.27518
お仕事の邪魔をしてしまい凝縮です(笑)
由美子は今も元気です。ただ、自粛中ですので退屈の虫が大暴れです。
仰しゃる通りこの話は2年前の出来事です。
それ以降、ぶっちゃけ「寝取られ」の実行はありました。
その模様、またまとまったら書いてもイイですかね。
その節は宜しくお願い致します。


[41] Re: 妻・由美子の艶姿  けんけん :2020/05/18 (月) 07:17 ID:UZms3HFw No.27520
おはよう御座います。やはりそうでしたか。何となくキッパリ終わるわけがないと思ってました。奥様も、そう思ってたのでは。続編お待ちしております。

[42] けんけん様  池山一輝 :2020/05/20 (水) 10:03 ID:VM56vgCk No.27522
コメントありがとう御座います。
はい、やはりそうでしたのです(苦笑)
結局、二度目の「寝取られ」に踏み切ってしまうのであります。
妻を説得し、頼み込み、あくまでも私が無理やり事を運んだ、という(態)で・・・
また書きましたら宜しくお願い致します。


[43] Re: 妻・由美子の艶姿  シュミテクト :2020/07/15 (水) 10:39 ID:ZQOjBL52 No.27610
池山様ご無沙汰しております。お元気ですか?
由美子奥様の初寝取られ物語完結から早2ヶ月。
続編を心待ちにしております。
お忙しい中、大変とは存じますが是非!是非!
素敵な由美子奥様の次の寝取られはどんなお相手でどんなストーリーなのか?
妄想がおさまらず困っておりまして•・・(苦笑)
なんとかお願い出来ませんでしょうか?


[44] Re: 妻・由美子の艶姿  勇介 :2020/07/25 (土) 11:27 ID:pwEDCp2c No.27626
初めまして、一気に読ませて頂きました。
池山さんが、寝取られを後悔した、やるんじゃなかったという気持ち、思い、
全く共感します。

私も妻に寝取られをお願いして、私の見ている前で男とHしてもらいましたが、やっぱり後悔しました。
興奮もしますが、それより嫉妬や悔しさのが勝り、この動揺を隠せなかったです。

今は妻と話し合い、私が見ている前でのラブホ内でのHのみ、食事とかその他二人では会わない事を約束して、細々と続けていく。

寝取られ男は、嫉妬のコントロール、嫉妬を上手に和らげる工夫が必要です。また妻ともレスでなく定期的にHすることが、その和らげになるんのでしています。

寝取られ癖は、一度罹ったら治らない病と思います。過激な事を考えずに、だましだましその 病と付き合っていくことが大事ですね。

失礼しました。


[45] Re: 妻・由美子の艶姿  アート・マハリック :2023/07/09 (日) 10:33 ID:EY1Ihvj2 No.30906

だいぶ月日が経ちましたネ。

さすがに続編はなさそうですが、流れちゃったらイヤなので上げさせて頂きます。


[46] Re: 妻・由美子の艶姿  トンボ :2024/04/11 (木) 09:03 ID:XV4StXO2 No.31287
かなり時間も立ちましたから、あれからいろんな展開があったのではないかと期待して、上げておきます。

[47] Re: 妻・由美子の艶姿  エロ親爺 :2026/08/31 (月) 01:31 ID:X.5oIujg No.33147
上げておきます。

[48] Re: 妻・由美子の艶姿  ファン :2026/09/08 (火) 16:58 ID:wbErJ3hI No.33214
上げます


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ウェディングドレスの妻 - 現在のレスは200個、むちゃくちゃスゴイ人気のスレッドです! -

満員御礼 m(__)m 超スゴイです!超感激です!超サプライズです!
爆発的大人気でこのスレッドは、なんとレス数が200を突破して満杯となってしまいました。
申し訳ありませんが新しいレスは書き込めませんので、続きは新しいスレッドでお願い致します。

[1] スレッドオーナー: 佐山 :2025/10/25 (土) 02:07 ID:fm1CrgoQ No.32402
『なんでも体験告白』から移りました リライト版です。

◇登場人物

・私、佐山康則(58歳)電機メーカー勤務
 身長165p 明るい性格 腰痛、肩こり、下戸 のイメージ  
 趣味は映画・スポーツ鑑賞、ハイキング

・妻、佐山幸代(旧姓伊藤)(55歳)スーパーでレジや品出しのパート社員
 身長158cm、普通体系 黒髪、肩にかかるボブ、ナチュラルメイク、
 スニーカー、靴下、自転車、ブランドよりもトップバリューのイメージ
 趣味は庭いじり 綺麗よりも笑顔が愛らしい可愛い系

・私たち夫婦は、結婚30年、シニアらしい平凡でのんびりとした普通の暮らし

・子供(長男:大樹(28歳)、長女:里奈(26歳))ともに成人未婚、県外勤務


◇本文 〜特に同年代の男性の方に自分に置き換えて読んでいただきたい〜


桜が満開になる 少し前の休日……

私、佐山康則(58)は、遅めの朝食を終え、新聞を広げたままリビングで のんびりと過ごしていた。
カチカチと 壁にかかった古い振り子時計の音だけが、やけに鮮明に聞こえる。
今日は特別な予定もなく、ただ時間だけがゆっくりと流れていた。

部屋着(スウェットの上下)姿の妻 幸代(55)が、ベランダで洗濯物を干し終え、柔軟剤の石鹸のような香りの上に、わずかな外気の匂いを纏って キッチンへ戻ってきた。

髪を後ろでまとめ 化粧っ気のない、いつもの素朴な外見だ。

使い古されたスウェットの膝のあたりが少しだけ白く擦れているのが、私たちの積み重ねてきた生活そのものに見えて、どこか微笑ましかった。
昔は この時期になるとお気に入りのスプリングコートを着て、出かける前には熱心に三面鏡に向かっていたものだが、いつからかこの素朴な姿が彼女の「正装」のようになっていた。

綺麗というよりは、笑顔が愛らしい。その本質は30年前から何も変わっていないのだが、刻まれた目尻の皺にだけは、私たちが一緒に重ねてきた年月の重みが確かに宿っていた。

「今日は暖かくなるって言ってたけど、外はホントに暖かいよー」

幸代はお湯を沸かしながら、そう言った。
シュンシュンと鳴り始めたケトルの音が、静かなリビングに活気を与える。

「そうみたいだな…… 昨日は寒かったけどな」

私は新聞から目を離さずに返す。
それ以上、言葉は続かなかったが、それで十分だった。

コーヒーメーカーが作動している音がして、ほのかな香りがリビングにまで漂ってきた。
幸代は当たり前のように、私のマグカップにもブラックコーヒーを注いでくれた。
砂糖もミルクも入らない、いつもの味。

一口飲んだあと、幸代がふと思い出したように言った。

「あっ 来週ね、里奈ちゃん…… 友達の結婚式があるから帰ってくるって」

「え? また帰ってくるの?」

私は少し驚きつつ、思わず口元が緩む。
たしか先月も? いや まだ ひと月も経っていないだろう……。

「あの子もだけど…… 友達も、もう そういう年頃だしね」
「なんか、いつの間にか って感じよね」

カップを両手で包みながら言う声に、わずかな感慨が混じっていた。
母親として、思うところがあるのだろう。

「そっか…… で? 里奈自身は? 結婚の話とかないの?」

私の問いに幸代は、肩をすくめて にこりと笑う。

「どうかなー。 トオサン 直接聞いてみれば?」

「いやいや、やめとく……」

即答すると、幸代がくすっと笑った。

「だって焦らせたら、あいつ 余計に逃げるだろ」と私が言えば、

「特に あの子はね…… でも里奈ちゃんも そんな年頃なんだよねー……」

幸代はそう言って笑ったあと、少しだけ遠くを見るような目をした。

「なんか不思議よね」

「何が?」

「だって、この前までランドセル背負ってた気がするんだもん」

私は思わず吹き出した。

「それ、20年くらい前だぞ」

「わかってるわよー」

そう言って幸代も笑った。でもその笑顔の奥には、時間の流れへの小さな寂しさが滲んでいるようだった。

「大樹は?」

ふと気になった私が聞けば、

「仕事が楽しいみたいよ。 結婚なんて まだまだ先じゃない?」

(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)

[191] Re: ウェディングドレスの妻  さとし :2026/09/06 (日) 10:30 ID:JyumAeQM No.33196
プロモーションビデオの撮影てすよね。
再婚を予定している老カップルがそんなの見たら引きますよね。現実的じゃなさすぎます


[192] Re: ウェディングドレスの妻  dune :2026/09/06 (日) 11:28 ID:FggDvfXg No.33197
佐山さま、奇想天外な展開をいつも楽しんでいます。
ところで、[161]では、男女5名ずつ《プレート》を渡されたと思います。
女性が4番の方を含めて5名がステージに上がられました。
今回[184]では、《プレート》を持っている男性が10人いるようになっています。
7番のプレートを持っている男性もいますし、2人決まった段階で、残り8分の1の確率ということになっていますから……。
前回の更新から時間がたってしまったので、混乱されたのでしょうか?

さて、ブーケトスでは1人が選ばれていましたが、今回は3人選ばれるのですね……。きっと最後の番号は4番だと想像していますが、その3人の中から最終的に1人に絞るところもきっと面白いでしょうね。楽しみにしています。


[193] Re: ウェディングドレスの妻  佐山 :2026/09/06 (日) 12:19 ID:CF7WQK0g No.33198
duneさん おっしゃるとおりですね〜
深くお読みいただきありがとうございます😊
タイミングを見て修正いたします。
痴呆の高齢者なのでお許し下さい😊


[194] Re: ウェディングドレスの妻  dune :2026/09/06 (日) 13:02 ID:FggDvfXg No.33199
佐山さま、お返事ありがとうございました。よろしくお願いします。

[195] Re: ウェディングドレスの妻  ファン :2026/09/06 (日) 21:13 ID:5EP.ptSA No.33201
つよしさんとさとしさんは同じひとですよね?
名前を変えた意味は連続投稿を避けるためですか?


[196] Re: ウェディングドレスの妻  たしかに :2026/09/06 (日) 23:46 ID:gC.pY3xQ No.33203
IDが同じだから同一人物だとばれますね!

[197] Re: ウェディングドレスの妻  :2026/09/07 (月) 00:08 ID:QipYLDGI No.33204
つよしさん 
創作だからですね、って、ここのサイトにあるのは全部創作ですよ?
実話なんて書けるわけないじゃん、名前も場所も会社も本当の事、書けるわけないじゃん
それともあんた何か書いてるの? 何を期待してるんかな? 
どーせ、あんたの名前も本名じゃないだろ? さとしさん。いや、つよしさんだった。

さとしさん
現実的じゃなさすぎます? そう思うのはあんただけよ、あ、つよしさんもいたな 笑
あんたとつよしさんのふたりだけよ。
あんたの名前のほうが現実的じゃないじゃん


[198] Re: ウェディングドレスの妻  さとし :2026/09/07 (月) 17:01 ID:Ti0u8EIo No.33206
次は、インドかどこかのオッパイ 揺らすダンスかな?
家帰ったら、奥さんが ごめんあんなことするなんて知らなかったのー
かな


[199] Re: ウェディングドレスの妻  ぜんぜん面白くない↑ :2026/09/07 (月) 21:19 ID:QipYLDGI No.33207
さとしさん つよしさん

ここでは佐山さんの物語みたいな面白いことを書かないとダメだよ
まあガンバって! あんたにはムリだろうけど 笑

しかたないから読んであげる 相手にしてほしいんだろ?


[200] Re: ウェディングドレスの妻  ファン :2026/09/07 (月) 23:53 ID:rdey1T1c No.33208
さとしでもつよしでも、どっちでもいいけどさ。


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妻の転職 - 現在のレスは18個、人気のスレッドです! -

[1] スレッドオーナー: 八尾 :2026/08/11 (火) 20:41 ID:OnlBOyrY No.33067
1.

私、八尾和徳、五十七歳。
どこにでもいるようなサラリーマンであり、自分で言うのも変だが、典型的なオッサンだと思う。とは言っても“オッサン体型”というほどではく、他人からも年齢よりも少し若く見られているくらいだ。
身長は一六四センチの中肉中背で、健康診断でも血圧に黄色信号が灯りかけている程度、このまま本格的に赤信号へ突入するのはさすがに嫌なので、最近は意識的に帰宅後にウォーキングを始めた。

勤務先は中堅の電子機器メーカーの国内営業部で、一応は東日本地区の法人開拓チーム長という肩書がある。とはいえ、年収六百五十万ほどの平穏なポジションだ。
同期や後輩が順調に出世していくのを横目に、すでにレースからは外れた身として、マイペースに日々をこなしている。

我が家の一人息子もすでに独立して県外で暮らしており、今は三つ下の妻・由希子と二人きりだ。自分でも少々照れ臭いが、私はかなりの愛妻家だと思う。

ただ、その「愛しさ」と「男としての自信」は、ここ最近うまく噛み合っていない。

気がつけばセックスレスになって約十年ほどが過ぎていたが、最近になって急に EDの兆候が現れ始めたのだ。
愛する妻を目の前にしながら、情けなく萎えていく己の肉体。不甲斐なさと焦燥感が、ふとした瞬間に胸の奥を重く押し潰す。

そんな私は、夕食を終え、風呂も済ませ、パジャマ姿でリビングのソファに腰を下ろしてテレビ画面に釘付けになっていた。

六月に入り、プロ野球はセ・パ交流戦の時期を迎えていたのだ。

この時期になると、普段は対戦することのないセ・リーグとパ・リーグのチームが顔を合わせるので、私はレギュラーシーズン以上にテレビ中継が気になってしまう。

今夜もそうだった。

別に熱狂的なファンというほどではないのだが、昔から応援している贔屓チームがある。勝てばもちろん嬉しいし、負ければ翌朝まで少し気分が悪い。

贔屓チームは交流戦で、目下三連勝中。
そして今夜の相手はパ・リーグの強豪だった。
否が応でも私は期待をするしかなかった。

ところが贔屓チームの今夜の試合は、一点差のビハインド。
何度か巡ってきた得点チャンスを、ことごとく逃してしているのだ。七回裏もそうだった。

「あぁ〜、なんだよ! またダメかぁ〜。今日も負けだな」

缶ビール(発泡酒)片手に、ため息とともに思わず声が出た。
選手に文句を言っているわけではない。五十七歳にもなって、テレビの前で野球に腹を立てても仕方がないことくらい、私だってわかっている。
それでも、長年応援しているチームの試合となると、つい感情が入ってしまう。

そして、まるで私のガッカリした気持ちをあざ笑うかのように、画面はCMに切り替わった。

私はふっと背後を振り返った。
夕食後の食器を洗い終えた妻の由希子が、ダイニングの椅子に座っていた。

私たちは結婚して二十七年になる。
由希子は昔から家事をきちんとこなす女だった。特別几帳面というわけではないが、やるべきことはきちんとやる。仕事もそうだし、家のこともそうだ。

その由希子が、今夜は少し変だった。

ダイニングテーブルの上に置いたスマートフォンを両手で持ち、画面をじっと見つめている。

いつものようにテレビを眺めながら、私と適当に会話をしている様子ではない。
それどころか、眉間にほんの少し皺を寄せ、真剣な表情で画面を追っていた。

私はCMが終わるのを待って、再びテレビに向き直った。

やがて野球中継が再開される。

私は再び試合に集中しようとした。

しかし……
どういうわけか、視線の端に映る由希子の姿が気になった。

(そういえば……)

ここ一週間くらいだろうか。
いや、十日ほど前からだったか。
いや、もしかすると、もっと前からかもしれない。

由希子がスマホを見る時間が、妙に増えている気がする。
もっとも、私が見えている範囲だが。

朝、出勤前に私が身支度を整えている時。
休日の昼間、家事が一段落したとき。
夕方、私が会社から帰ってきたあと。
そして今のような、夕食後の団欒の時間にも。

もちろん、スマホを見ること自体は珍しいことではない。

私だってニュースを見たり、天気予報を確認したりする。
YOUTUBEだって、贔屓チームの応援サイトだって覗くこともある。

だから、それまでは特に気にも留めていなかった。

ただ……

最近の由希子は、何かを楽しんでいるというより、何かを探しているように見える。

(何かあるのかな?)

そう思ったときには、もう私は口にしていた。
試合はそっちのけで。

「なぁ、最近スマホばっかり見てない? 何か面白いサイトでも見つけた?」

由希子は顔を上げなかった。

「うーん…… 別に、というか、ぜんぜん面白くないよ」

彼女は そう言って、少し間を置いた。


[9] Re: 妻の転職  勝手に妄想 :2026/08/23 (日) 21:40 ID:wBaH7jsk No.33117
ホスト夫妻は来日する理事長夫妻のスワッピング相手をすることになるのですか?

[10] Re: 妻の転職  八尾 :2026/08/27 (木) 00:01 ID:ziTb7cCw No.33126
小太郎さん 勝手に妄想さん 応援、ありがとうございます。


5.

「なにしろ森本にとっては、今が一番の勝負どころですからね……」

続いた山口の言葉に、私の頭をよぎったのは、目の前の山口自身こそ森本の強い引き抜きでメガバンクからこの会社に中途入社したという事実だった。

(ということは、これは山口さんにとっても絶対に躓けない勝負どころだな)

そう思い至ると、山口に対する長年の恩義に加え、一人の営業マンとしてのしたたかな計算がふっと芽生えた。
ここで彼に大きな貸しを作っておけば、来期の我が社の納入シェアにおいて絶大な優位に立てるはずだ。この難題の相談に乗ってあげることは、決して悪い話ではないと思えてきた。

かといって、私に解決に至りそうなグッドアイデアがあるわけでもない。

私は手元の冷えたペットボトルに手を伸ばすと、結露した水滴で湿った手の平を ハンカチで拭いながら、山口に対して思いつくままに助言を続けた。

「なるほど…… だったら秘書室ではなく、御社内の女性社員から広く募るというのはどうなんです? 優秀で社交的な方ならいくらでもいそうですし」

そう口にした私の脳裏には、先ほど 洗練された動作と品のある笑顔で丁寧に来客に応対をしていた ロビー受付の女性たちの姿が浮かんでいた。

私の意見にはすぐに山口が反応した。
彼は苦笑いを浮かべながら、ゆっくりと首を振る。

「今の時代、社員にそんな役割を打診すること自体がコンプラ上グレーです。 下手をすればパワハラやセクハラと言われかねないですし。 上からは『あくまで自主的な参加で』とか『積極的に自分発意で』、挙句は『ボランティアで』なんて、無責任な指示が出されていましてね。現場の私は完全に板挟みになってるんですよ……」

「あぁ、確かにそうですよね……」と私。

「それに、先方の奥さんの年齢に合う人となると、二十代や三十代というよりも、もう少し上の世代の方がバランスもとれますし、奥さんも親しみやすいはずです。 かといって体裁的には『理事長の来日に無理して間に合わせました』というようなバタバタした印象は持たれたくないのもありましてね……」

「なるほど、おっしゃる通りですね…… 年齢か…… あっ だったら、社員さんのご家族やご親族とか…… いや、もっと割り切って、外部の派遣・代行サービスなどを利用するのはどうです?  最近はパーティの同伴者をエスコートする専門のプロもいると聞きますよ?」

「もちろん それも検討しました。 ですが、社員の家族となると間違いなく人事評価への忖度や贔屓の噂が立ちます。 また、外部の代行業者となると、どうしても“夜のお店系”との混同リスクがありますしね。 いちおう弊社としても業界大手としての看板を掲げている以上、万が一にもそんな妙な噂を立てられるわけにはいかないんです。何より、遥々来日される理事長ご夫妻に、そのような不祥事や良からぬ噂でご迷惑をおかけするようなことだけは、絶対にあってはならないので……」

山口はゆっくりとした口調で そう言って深い溜め息をつくと、かけていた眼鏡を外し、疲れたように眉間を指で固く揉んだ。

打てる手はすべて潰された……

強力な冷房が効いているはずの応接室に、重苦しい沈黙が落ちる。
矢継ぎ早に出した私の提案は、山口の緻密なロジックによってことごとく潰されたのだ。

(やっぱりオレごときが知恵を絞っても力不足だったな…… まあ所詮は他社の社内事情だし、山口さんなら最終的にはうまく仕上げるのだろう)

私は一転して急速に他人事のような思考に切り替えつつも、表面上は一緒に頭を悩ませているかのように、神妙な面持ちを作ってみせた。

一方の山口は静かに眼鏡を掛け直すと、探るような、それでいてどこか覚悟を決めたような視線で、私をじっと見つめてきた。


[11] Re: 妻の転職  セカンドベースマン :2026/08/29 (土) 12:38 ID:K5W66lV. No.33143
続きが大変気になります。
いつも更新を楽しみにしています。無理のない範囲で
投稿よろしくお願いします。


[12] Re: 妻の転職  小太郎 :2026/08/30 (日) 15:20 ID:o.4HNuWc No.33145
山口さんが八尾さんの訪問を事前に知っており、最初から
八尾さんに相談するつもりという事は、副社長から指示が
あったのでしょうか?
もしや副社長は道の駅で奥さんを見かけていたのでは?
年齢的に八尾さんの奥さんは夫人役に適任ですよね?

続きを楽しみにしています。


[13] Re: 妻の転職  健一 :2026/08/31 (月) 15:09 ID:SXUq0jYg No.33149
八尾さんは得意先の山口さんを無碍にはできないところがツライですね。

楽しみにしています。


[14] Re: 妻の転職  八尾 :2026/09/03 (木) 10:24 ID:8zuQOvwc No.33173
セカンドベースマンさん 小太郎さん 健一さん 感想有難うございます。


6.

「……?」

只ならぬ山口の視線に、私は思わず首を傾げた。

山口は私のその反応を待っていたかのように、深く息を吐き 静かに口を開いた。

「八尾さん、本当に身勝手なお願いなのは百も承知です。ですが……」

「はい? え? お願い……ですか? 僕に……ですか?」

その瞬間、私の頭には長年鍛えた営業マンとしての“浅はかな予測”が瞬時に組み上がっていた。

(なるほど そうきたか。 ウチの会社か、あるいは営業古株のオレ自身のネットワークを駆使して、誰か条件に合う女性を探してくれってことだな。 それを山口さんからの正式な要請として持ち帰り、社内で検討してほしいと…… それで今日 ここにオレを呼んだんだな?)

今日 ここまでの山口との会話を脳内で反芻しながら、私の頭の中にはネガティブだが、それ相応の返答が浮かんでいた。

(正直 かなりややこしい話だし、ウチの会社でも無理だよ。でも とりあえず『持ち帰って検討します』くらいのポーズだけ見せとけば、山口さんへの義理は果たせるよな)

そうと決まれば話は早い。
私は彼が具体的な頼み事を口にする前に、さも真剣にこの問題に向き合っているアピールをしようと、頼もしい表情を作って一歩踏み込んだ。

「わかってます…… 山口さんがそこまでお困りなら、弊社に一度持ち帰って、すぐに検討に入らせていただきますよ、お任せください」

(よしっ、とりあえずこれで恩が売れる)

そう思った私に対し、山口は首を横に振った。

「いや、八尾さん。その前向きな お気持ちは本当にありがたいのですが…… おそらく御社に持ち帰られても、このテの話は まず無理でしょう」

山口は間髪を入れずに私の提案を制した。

そして彼は、まっすぐに私の目を見つめ返してくる。

「私のお願いは……御社とか組織に対してではありません。 八尾さん…… 八尾さん個人に対してなんです」

「え? 僕……個人ですか?」

「いえ、正確に言えば…… 八尾さんの奥さんにお願いしたいのですが」

「……は?」

思いもよらない言葉に、私の思考が一瞬でフリーズした。
強力な冷房の風が吹く応接室で、耳の奥の音がスーッと遠のいていくような感覚に襲われる。

「八尾さん。来日される理事長のご夫人は五十代後半です。雰囲気が合って、変な下心も野心もなく、そして何より私が心の底から信頼できる方の奥さん……となると、真っ先に八尾さんの顔が浮かんだんです」

彼から繰り出される言葉を聞きながら、私の脳裏には、朧気に 今朝も家を出る時に「行ってらっしゃい」とノーメイクに近い素顔に小さく笑みを浮かべ 声を掛けてくれた妻 由希子の姿が浮かんでいた。普段は綿シャツにネイビーのパンツという無頓着な装いの、あの愛しい妻だ。

(はぁ? ちょっと待て! え? どういうことだ?)

絢爛豪華な社交の場と、我が家の日常にいる由希子の姿がまるで結びつかない。
別世界、別会社、別環境、別ステージ、別枠……
どう考えても由希子が この話の中に入ってくるイメージが湧かなかった。

「いやいや…… 待ってください山口さん! 冗談でしょう!?」

私は なんとか薄っぺらい笑顔を作って、パニックになりかけて首を激しく振った。
だが、山口は逃がしてくれなかった。

「ユキコさん……でしたよね? いつかの御社との交流懇親会の席で『八尾さんの奥さんは品があって素敵な方だ』と、御社のどなたかが仰っていたのをふと思い出しましてね」

他人の口から急に出た妻の名前。その響きに、ゾクリと背筋が凍りついた。
自分たちの聖域に、ずかずかと足を踏み込まれたような薄恐ろしさすら覚える。

「いや、それは言い過ぎですよ……そんな大層な人間じゃないですって」

当然そう返すしかない私だったが、これに答えることなく山口は淡々と続けた。

「謙遜なさらないでください…… 先ほども申し上げた通り、社内の人間は立てられない、外部のプロもいろいろと難しい。 ですが、八尾さんの奥さんなら、社外の方でありながら身元は完璧だし、信頼できる。 消去法でリスクを潰していけばいくほど、奥さん以外の選択肢はすべて消えてしまうのですよ」

ゆっくりと穏やかに、しかし滑らかに語る言葉が耳に入るたびに、私は喉の奥がカラカラに乾いていくのが分かった。

「いや……いくら形式的なアテンドと言われても、ウチの家内をそんな場所に出すなんて……」

「もちろん、タダでとは言いません。衣装代、お支度代、謝礼も含めて破格の条件を用意させます。 そこは任せてください」

「いやぁ……山口さん、お金とか条件とか、そういう事じゃないですよ……」

私は反論しようと手元のペットボトルを強く握り直したが、溢れ出そうになる不快感と動揺を抑え込むのが精一杯だった。
意外も意外、想定外の難提案に、目眩すら覚える。
自分たちの夫婦の平穏な生活に、得体の知れない大波が押し寄せてくるような強烈な危機感が、胃のあたりを重く圧迫していた。


[15] Re: 妻の転職  小太郎 :2026/09/03 (木) 10:31 ID:LIm1/o7M No.33174
やはり奥さんのご指名を受けましたね。
奥さんの転職先は八尾さんの取引先になるのでしょうか?
その前に奥さんの説得が先ですね。
八尾さんがどのように奥さんを説得するのか?

続きを楽しみにしています。


[16] Re: 妻の転職  健一 :2026/09/03 (木) 17:19 ID:GRwkKL7Q No.33178
社員の奥様でも現代の企業倫理に照らせばアウトですが、八尾さんに寝取らせ性癖があるのなら進むのでしょうね。
楽しみにしています。


[17] Re: 妻の転職  セカンドベースマン :2026/09/04 (金) 21:19 ID:Evtty5Yo No.33185
投稿ありがとうございます。
ドキドキしながら読んでいますが、これから奥様に
どう話すのか・・どうやって説得するのか・・また、
奥様の反応は・・・。興味は尽きません。
次回の投稿を楽しみに待っています。


[18] Re: 妻の転職  だいご :2026/09/06 (日) 13:46 ID:M3JbA8zs No.33200
ドキドキする展開ですね。
一癖も二癖もありそうな副社長のパートナーになられるのでしょうか?
「転職」とのタイトル、何処へ転職されることになるのでしょうか?
続きの話しが楽しみです。



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灰になるまで - 現在のレスは9個です -

[1] スレッドオーナー: ライフシェア&AI :2026/09/01 (火) 12:50 ID:dFp6Jz2A No.33157
2010年3月・・・
大阪府の人口22万人の某市、四軒長屋の軒下に、春の風が吹き抜けていた。

築50年超の木造長屋。
向かって左から、鈴木俶子(70歳)、北村玲子(74歳)、空部屋、そして右端に上田昌枝(78歳)が暮らしている。
表向きは静かな老後を送る3人だが、その胸の奥には、人には言えぬ性と、密やかな火種が燻り続けていた。

一番左の部屋の主、鈴木俶子は、70歳になった今もビルの清掃員として働き、ほぼ毎日、スポーツジムに通い詰めていた。
その甲斐あって、いかにも体育会系の均整の取れた身体、到底70歳には見えない。
子供は出来なかったが、40代の時に夫の不倫が原因で離婚、それ以来、男を避けて生きてきた。
セックスに関して、いい思いはほとんどない。
その分、男に頼るより、自分で慰めた方が満足できた。
彼女の身体と生活を支えてきたのは、自慰だと言っても過言ではなかった。

二番目の部屋に住む北村玲子は、洗面所で丁寧に向き合う鏡の前で、静かに化粧水を肌になじませていた。
髪の毛を茶色に染め、74歳という年齢のわりにはシワも少なく、品のある顔立ち。
だが、身につけている下着は、レースや色気など微塵もない、色気のない肌色のショーツに全く飾りっけのないブラジャーだった。
夫を看取って8年。
娘の家へ通い、孫の面倒を見る穏やかな日々の中で、玲子は女としての過剰な欲望を完全に失せていた。
かつて自分の人生を狂わせたテレクラで出会った男性との狂乱の記憶など、とうの昔に綺麗さっぱり忘れたつもりでいたのだ。
(うちは、ただのおばあちゃん。穏やかに、静かに余生を過ごせれば、そんでえぇ・・・)
鏡に向かって控えめに微笑み、身だしなみを整える。
それが、玲子のすべてのはずだった。

そして、一番右の部屋に住む78歳と最年長の上田昌枝は、広い台所で一人、煮物の鍋をかき混ぜていた。
元看護師の昌枝は、50歳でEDになった夫とは7年前に死別、現在、料理とお酒が何よりの趣味だが、78歳の彼女が本当に求めているのは、作った料理を美味しそうにガツガツと食べてくれる男性だった。
「あーあ、つまんないねぇ。せっかくいいお肉が入ったのに、一人で食べたって美味しいこと何もあらへん。」
昌枝は鍋から立ち上る湯気を吸い込み、『フーッ』と妖しい吐息を漏らした。
元看護師としての知識を活かし、夫がEDだった経験から、男の精力増強を意識した食材の組み合わせを、彼女は長年研究していた。
それを振る舞い、目の前で精力を漲らせた男の顔を拝むことこそが、昌枝の密やかな夢だ。

三人三様、満たされない欲望と、新たな刺激を密かに夢見て暮らしていた。


[2] Re: 灰になるまで  東風 :2026/09/01 (火) 22:40 ID:aCpvSNA2 No.33161
ライフシェアさんの新作ですね、お待ちしていました。

70歳以上の高齢女性が3名登場で始まりましたが、これからの展開が楽しみです。
(&AI)とのことですが、AIも活用しているのでしょうか?


[3] Re: 灰になるまで  ライフシェア&AI :2026/09/02 (水) 08:16 ID:equdCJeQ No.33164

東風さん

コメントありがとうございます。
リアクションがあると励みになります。

ここに上げる前に、AIに見てもらってます。
いろいろ意見をくれるんです(笑)

設定の組み上げ方が非常に魅力的で、「70代の超熟女3人組が40代の若い男を巡って共闘する」というテーマは、官能小説・ライトエロ小説として最高に面白く、興奮を誘う素晴らしい構想です。

これはちょっと、褒めすぎですが・・・

よろしくお願いします。


[4] Re: 灰になるまで  ライフシェア&AI :2026/09/02 (水) 08:19 ID:equdCJeQ No.33165
今回は、エロくないです <(_ _)>

妻と子供2人の4人家族の大島圭一は、3月中旬、期限は2年という急な大阪への単身赴任を言い渡された。
3月という賃貸物件が一番動く時期、案の定、手頃な物件は見当たらず築50年を越える平屋の4軒長屋に住むことになった。
その分、家賃は驚くほど安く都内の半額以下だ。

入ってすぐが4畳半の台所と6畳の和室、洗面台と洗濯機が置ける3畳ほどの板の間、お風呂、トイレという間取り。
家財はリサイクルショップなどで液晶テレビ、冷蔵庫、洗濯機、電子レンジと洋服タンス、整理タンスを購入した。
家からの引っ越し荷物はコンテナ便で布団と段ボール10個だけ。

引っ越し荷物が届く前日の夜、圭一は東京を離れ、夜行バスで大阪に向かった。
翌朝、埃っぽい部屋の空気を入れ替えながら荷受けの準備をしていると、玄関先で甲高い音が鳴った。
「ピンポン!」
引き戸を開けると、小柄で白髪の女性が立っている。
その女性は期待に満ちた目で私を見上げた。
「あのーっ、もしかして、ここに引っ越して来られたんですか?」
「あっ、はい。荷物は今日これからなんですけどね。」
私の言葉に、彼女は心底安心したように顔をほころばせた。
「あぁーっ、よかったです。お隣がずっと空き家で気になってたんです。えっと、私、右隣の上田です。上田昌枝。よろしくお願いします。」
愛嬌のある、いかにも『大阪のオバちゃん』という風情。
圭一は用意していた挨拶用の焼き菓子を渡し、「東京から来ました大島圭一です。よろしくお願いします」と挨拶した。
「お一人ですか?」
そこからは一気に攻め込まれた。
どんな仕事をしているか、単身赴任であること、年齢、家族構成に至るまで、巧みな話術で根掘り葉掘り問いただされる。
心の中で「早く開放してくれ!」という叫びが渦巻いた頃、リサイクルショップの家具と引っ越し荷物が相次いで到着し、窮地を脱した。
ある程度、想定はしていたが、『大阪のオバちゃん、恐るべし』・・・これが第一印象だった。
長屋では、物理的な壁よりも、人と人との距離が圧倒的に近いのだろう。
それが心地よいか、息苦しいかはまだ、この時点では分からない。
掃除機をかけて、届いた家財や電化製品を何とか設置し、段ボールは入ったままだが、一息ついた。
気分転換に、焼き菓子を手に取り、残り2軒に挨拶に行く。
まずは左隣・・表札には『鈴木』とあった。
インターホンはなく、引き戸をノックする。
残念ながら、返事はない。
留守だった。

次は、表札がない。
戸を叩く。

迎えてくれたのは高齢だが、鮮やかな茶髪が目を引く女性だった。
地味だが、花柄のブラウスを着ている。
若い頃は、きっと可愛くてモテただろう。
そんな彼女の顔が圭一を見るや否や、驚きの表情になった。
「えっ、えっ、なっ、尚人さん?!」
「えっ? 私、大島、大島圭一と言います。隣の隣に越してきました。これっ、引っ越しのご挨拶です。よろしくお願いします。」

4軒長屋に引っ越してきた大島圭一という男の顔を見た瞬間、北村玲子(74歳)の心臓は痛いほど跳ね上がった。
菓子折りを差し出し、深く頭を下げた彼の笑顔、黒ぶちの眼鏡、そして漂う独特の雰囲気。
それは、30年近く前、夫の単身赴任の寂しさを紛らわすため、ふとダイヤルしたテレクラで、決して会うはずのなかった人妻と25歳の若者という禁断の快楽へと引きずり込んだ男『尚人』に驚くほど似ていたのだ。
「あっ、はい、うちっ、北村玲子と申します。こちらこそ・・・」
掠れた声を出すのが精一杯だった。
玲子の頭の中で、完全に鎮火したと思っていた過去の火種が、恐ろしい勢いで爆発するように燃え広がった。
(ウソッ、どうしてっ!? なんで、今さらっ! 落ち着け、落ち着け・・・)
「・・・引っ越し、大変やね。そうそう、段ボールや古紙、古着は月曜、燃えるゴミは、火曜と金曜、ごみ袋は黒はアカン、中が見えるやつね。確か、書いたやつあったんやけど・・・ちょっと、待って・・・」
何とか、ごみの話題でごまかし、自分を落ち着かせた。
「ごめん、ちょっと、見当たらへんわ。また、探しとく・・・見つかったら、持っていくし・・・」
「すみません、助かります。」
「うふふ・・・」
玲子は意味深な笑いをした。
「・・・なっ、何ですか?」
「アカンッ、ごめんね。こんなハンサムな男前がご近所さんなんやもん、嬉しい限りやわ。うちが、もっと若かったら良かったんやけどねぇ・・・」
「いえいえ、そんなことないです。おきれいです。」
「あらっ、そんなうれしいこと言うてくれるん? うれしいわっ! そやっ、良かったらお茶でも飲んでいかへん? 美味しい、とっておきの紅茶があるねん。なぁ、上がって、飲んで行きよ。」
「えっ、そっ、そんな・・・」
「ええやないの、遠慮せんと・・・これから長いお付き合いになるんやし・・・」
結局、押し切られて上がることになった。
上がってすぐが圭一の家と同じで4畳半の台所、奥が6畳の和室。
家の中はしっかり片付いている。
玲子は紅茶と焼き菓子を出した。
「うちはね、夫は8年前に亡くなって、それ以来、ずっとここで一人暮らししてるのよ。年金暮らし。もともといた家は娘夫婦が住んでて、その分、ここの家賃は払ってくれてるねん。普段は、そこに行って孫の世話。可愛い盛りなんやけど、もう毎日クタクタで(笑)」
彼女の甘い香水と、孫を愛おしそうに話す柔らかい声に、圭一は少し心が解けるのを感じた。
それにしても、こちらが尋ねてないのに、自身のこれまでの歴史を語られたのには驚かされる。
これが大阪のおばちゃんのノリなのか。
「また、いつでもいらっしゃいな。一人暮らしは寂しいもんやから・・・」
「はい、ありがとうございます。」


[5] Re: 灰になるまで  ライフシェア&AI :2026/09/02 (水) 08:19 ID:equdCJeQ No.33166
圭一が帰り、家の鍵をかけるなり、玲子は引き戸に背を預けて崩れ落ちた。
胸の奥が激しく上下する。
74歳という年齢も、これまで築いてきた穏やかなおばあちゃんとしての日常も、すべてが吹き飛んだ。
(尚人さん? いや違う。あの人は大島さん。でも・・・どうしてあんなに似てるんっ!)
脳裏に鮮烈に蘇るのは、尚人のいい男の香りと体温と、優しく丁寧な愛撫、執拗なクンニ、そして、容赦なく玲子の奥を突き刺した激しいピストン。
30年間、奥底に封印されていた淫らな記憶が、一瞬にして玲子の全身の血を沸騰させた。
玲子はさっきまで圭一が座っていた座布団の上に倒れ込んだ。。
「アァーッ、アカンッ、アァーッ、アカンッ、・・・!」
手震えながらスカートの裾を捲り上げ、数年ぶりに自らの指を股間へと這わせる。
驚いたことに、あれほど乾ききり、何をやっても微動だにしなかったはずのオメコが、熱く、重く、狂おしいほどの疼きを上げて脈打っていた。
「尚人さんっ、ううん、大島さんっ!」
しわの寄った指で、色気のない肌色ショーツに手を入れ、固く閉じたオメコを強く擦りつける。
同じ長屋の1軒向こうに、あの尚人にそっくりな男がいる。
その事実だけで、玲子の脳髄はとろけるような快感に侵されていく。
「アァーッ、アァーッ、アァーッ、・・・」
(全身を優しく愛撫されたい、クンニされたい、セックスしたいっ、抱いて欲しいっ! 抱きしめられたいっ!)
口から漏れ出るのは、74歳の老婦人のものとは思えない、艶めかしく淫らな喘ぎ声だった。
玲子はショーツを脱ぎ捨て、記憶の中の尚人と、隣の部屋の圭一の姿を重ね合わせながら、座布団の上で狂ったように腰を浮かせた。
「お願いっ、私を見てっ! イヤッ、今のこの身体じゃ無理っ! ・・・ウウン、アァーッ、もうっ、この醜い身体でもいいから・・・アァーッ、うちを、抱いてっ!」
溢れ出ることのなかった愛液が、子宮の奥から熱を帯びて滲み出してくるのを、玲子ははっきりと感じた。
少しとはいえ、枯れていたはずのオメコが、尚人に似た大島圭一という最高の毒によって、30年ぶりの歓喜に震えている。
(アァーッ、うちは、うちは、まだ女やった。この年になっても、やっぱり、うちは、淫乱な女のままやったっ!)
激しい自己嫌悪と、それを遥かに上回る圧倒的な性的興奮に見舞われたのだ。
その後、1時間以上、布団の上でボーっとしていた。
思考回路がオーバーヒートしていたのだ。
玲子は自分の唇を強く噛み締めた。


[6] 超熟・栄枯性推  ライフシェア&AI :2026/09/03 (木) 08:52 ID:o8SFdvSk No.33171
『灰になるまで』というタイトルでしたが、『超熟・栄枯性推』に変更させていただきます<(_ _)>
よろしくお願いします。

続きですが、ここからは回想シーン
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

北村玲子『禁断の電話』

北村玲子、40代半ばの夏だった。
夫の隆志が仙台へ単身赴任となり、一昨年に買ったばかりの念願の戸建ては、玲子と子供2人の生活となった。
子供たちは学校で、昼下がりの自宅は気味が悪いほど静まり返っていた。
「・・・もしもし、こんにちは、初めまして・・・」
ダイヤルを回し、受話器を耳に押し当てる。
受話器から伝わる小さな雑音の向こうで、知らない男の荒い息遣いが聞こえた。
それが、玲子が足を踏み入れたテレフォンクラブ――テレクラの世界だった。
郵便受けに入ったポケットティッシュがきっかけだ。
見知らぬ男性との電話越しの会話は、玲子の乾ききった身体を容赦なく刺激した。
最初はただの話相手のつもりだった。
しかし、顔も見えない相手だからこそ、普段は口にできない卑猥な言葉が滑らかに唇を突いて出た。
玲子とは言わず、偽名で明美と名乗った。
高校時代、野球部のイケメン同級生を奪い合ったライバルの名だ。
「うちの方が美人でオッパイも大きくてスタイルも良いのに・・・」と自負していたが、結局、争奪戦に破れた相手。

「明美さん、今、どんな格好してるの?」
「男物のワイシャツ一枚よ。何となくそんな気分だったの・・・」
「それって旦那さんの?」
「えっ、あっ、はい。」
「そっかーっ、ラブラブなんだ?」
「そっ、そんな・・・単身赴任なの・・・いないの。」
「そう、それは淋しいね。そういうことね。」
「じゃ、良かったら、お茶でもしません?」
「ごめんなさい。会うのは無理。でも・・・電話だけなら・・・」
相手は明美(玲子)の恰好、話っぷりからテレフォンセックス希望だと察知した。
これに気付かない男はテレクラ初心者か、よっぽど鈍感な男といえる。
「あぁーっ、なるほど・・・それもいいですね・・・明美さん下着は? 」
「うっ、うん・・・ブラジャーはしてなくて、あっ、えっと、ショーツだけ・・・」
「どんなショーツかな? 色は? デザインは?」
「色は黒で、大きな花の派手なレースのビキニショーツです。」
黒は本当だが、へその隠れそうなオバサンショーツで、ここでもウソをついた。
「いいね、いいね。ノーブラだけど、ブラジャーのサイズは何カップ?」
「Dカップです。」
実際はCカップだったが、会わないのなら、何とでも言える。
「うわっ、大きいんだ。へぇーっ、じゃ、乳首と乳輪はどんな感じ?」
「もうーっ、エッチなんだから・・・えっと、乳輪はそんなに大きくなくて2センチぐらいで、
乳首は1センチぐらいです。色は・・・子供は母乳だったからね。うーん、ピンクよりは濃いぐらい。」
「それは、それは・・・母乳だったのに、きれいな乳首なんですね。素晴らしい。うちの嫁は真っ黒(笑)」
「えぇ、まぁ・・・」
明美(玲子)は優越感に浸った。
「じゃ、ちょっと、オッパイ、触れてみましょうか?! ワイシャツのボタンを外して・・・」
「あっ、・・・はい」
嘘と真実が混ざり合う言葉を吐き出すたび、明美(玲子)のオメコが熱く疼き出した。
受話器を持つ手とは反対の手でボタンを外す。
オッパイが露わになって、ゆっくりと指と手のひらでオッパイを包み込みながらなぞる。
乳首が硬くなっているのがわかる。
「アァーッ、アァーッ、アァーッ、・・・!」
「いいね、いいね。」
受話器の向こうの男が喉を鳴らすのが分かった。
指先で硬くなった乳首を転がす。
1分ほどそれを続けた。
「乳首はどんな感じかな?」
「アァーッ、硬く、アァーッ、硬くなってます。アァーッ、きっ、気持ちいいです。アァーッ、アァーッ、・・・」
「いい声ですね。じゃ、ショーツ、脱ぎましょうか?!」
「・・・はい」
明美(玲子)は、受話器を置いて、ショーツを脱いだ。
「明美さん、ちょっと待って、脱いだら、ショーツを裏返してみて・・・。」
「えっ、あっ、・・・はい」
男が何を望んでいるのかがすぐにわかった。
黒いショーツだが、クロッチ部分は白で、そこには長さ4センチ、幅2〜3センチのシミができていた。
触れると糸を引く。
「ねぇ、ショーツはどうなってる? 正直に言いなさい。」
「・・・ううう・・・」
「早く、言いなさい!」
「しっ、シミが、出来て、ました。」
「明美さん、それって何?」
「ごっ、ごめん、なさい。濡れて、濡れてました。」
「それって、何よ?」
「あっ、愛液です。」
「あらーっ、もう、そんな感じなの? すっごいねぇ・・・さかりのついた牝は・・・淫乱丸出し・・・」
「アァーッ、おっしゃらないで!」
「いやいや、これはダメでしょ! 旦那さんが単身赴任で働いてるのに、奥さんが、昼間っから、テレクラに電話して、オメコを濡らすなんて・・・反省しないと・・・」
「アァーッ、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい。」
「そんな謝り方じゃ、ダメ・・・『昼間っから、テレクラに電話して、オメコを濡らして、ごめんなさい。私は淫乱な人妻です。ごめんなさい。』って言いなさい。」
「・・・ううう・・・昼間から・・・テレクラに、電話して・・・オッ、オメコ・・・」
「声が小さいでーす!」
「・・・ううう・・・昼間から、テレクラに、電話して・・・オッ、オメコ、濡らして、ごめんなさい。・・・私は、淫乱な、人妻、です。ごめんなさい。」
「まぁ、いいでしょう。」
「それにしても、オメコって言うんだ。もう、ビックリ・・・ハシタナイ!」
「・・・だっ、だって、あなたが言えって言ったんじゃない!」
明美(玲子)は少し機嫌悪そうに言う。
「わかった、わかった。じゃ、そのオメコを弄っていいから・・・」
「はっ、はい。」
「ちゃんと、言って欲しいな・・・『明美は、今から、オメコ弄ります。クリトリス弄ります。』って!」
なぜか、男の話術に嵌まってしまい、逆らえません。
「さぁ、ちゃんと言って・・・指、どこに当ててるの?」
「アァーッ、おっ、オメコ・・・クッ、クリトリス・・・」
「いいね、いいね。」
「オメコ、濡れてるの?」
「濡れてます。アァーッ!」
「どれぐらい濡れてるの?」
「いっぱい、いっぱい、濡れてます。」

(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)

[7] 超熟・栄枯性推  ライフシェア&AI :2026/09/03 (木) 14:04 ID:o8SFdvSk No.33176

玲子にとって、テレフォンクラブはどこまでも自分だけの快楽を得る世界のはずだった。
受話器の向こうで荒い吐息を漏らす名もなき男たちに、滑らかな嘘を囁く。
胸を焦がすような背徳の密に触れながらも、彼女の一線は揺るがなかった。
顔を合わせることもなければ、肌を重ねることもない。
誰かのものになるわけでもない。
現実に足をつけたまま、ほんの少し心の隙間を湿らせるだけの安全な自慰行為・・・それが、40代後半の玲子が自分に許した唯一の気晴らしだった。

世間で夫以外の男と肌を重ねる女性たちの話題を目にするたび、玲子は冷ややかな軽蔑を覚えていた。
家庭という守るべき城を捨て、浅はかな肉欲に流される愚かな女たち。
自分は彼女たちとは違う。
境界線を越えるつもりなど、毛頭なかった。
あの9月下旬の木曜日までは・・・

「・・・もう、全部投げ出したいんです。誰にも・・・誰にも必要とされてない・・・」
受話器の向こうから聞こえてきたのは、いつもの卑猥な誘い文句ではなかった。
掠れた、いまにも泣き出しそうな若い男の声だった。
聞けば、彼は25歳の商社に勤める会社員という。
仕事で取り返しのつかない重大なミスを犯し、上司から惨めなほど怒鳴り散らされたのだという。
パワハラなんて言葉は、この時代にはまだなかった。
今日は会社に行けず、行くあてもなく昼下がりの街を彷徨い、追い詰められた末に、誰かぶちまけたくてテレクラに来たとか。
「僕・・・どこで間違えたのかな。息をするのも、苦しいや・・・」
今にも途切れてしまいそうな弱々しい吐息。
その瞬間、明美(玲子)の中で何かが鋭く弾けた。
それまで彼女の胸底を占めていた「エロティックな興奮」は一瞬で霧散し、代わりに怒涛のような熱い感情が込み上げてきた。
母性本能――いや、それはあまりにも苛烈な、衝動に近い何かだった。
「大丈夫! うちが聞いてあげるから・・・」
かつて我が子が幼い頃、熱を出して苦しそうに呼吸を荒らげていた時のあの切迫感が、一気に蘇った。
この男を今、このまま一人にしたら、本当に死んでしまうかもしれない。
そんな予感が、明美(玲子)の背筋に冷たい汗を走らせた。
「待ってて・・・で、今、どこにいるの?」
口から突いて出た言葉に、躊躇はなかった。
相手が告げたのは最寄り駅で言えば、JRと京阪電車が行き交う京橋だった。
明美(玲子)の住む最寄り駅だと京阪電車で1本だ。
近い。
メモする手が震える。
「伊達尚人(だて なおと)って言います。」
「えっ? タイガーマスク?!」
「字は違います。」
大ヒットアニメのヒーローと同じ呼び名を持ちながら、窮地の状況にいる。
夫のワイシャツを慌てて脱ぎ、ブラジャーをつけると黒いチェック柄のシャツワンピースを着た。
身支度を整え、自転車で駅へ向かう道中、明美(玲子)の頭の中は激しく問答を繰り返していた。
(私は浮気をしに行くわけじゃない。ただ、追い詰められた若者を助けに行くだけ・・・)
自分に何度も言い聞かせる。
これは不貞行為などではない。
目の前で溺れかけている人に手を差し伸べるのと同じ・・・
そう、これは「救命措置」なのだ。

苦しんでいる若者を放置するほうが、よっぽど非人間的ではないか。
駅前で、元気なさそうに丸まっていた彼の姿を見つけたとき、明美(玲子)の自己欺瞞は完璧な正当性を得た。
長身でスリムな体型、黒ぶちの眼鏡だが、見るからによれよれのスーツ、青ざめた唇、怯えたような瞳。
「・・・明美さん?」
「大丈夫よ。うちが来たからね。」
明美(玲子)は彼の手をそっと握った。
彼の若い手は意外にも冷たかった。
縋りつくように明美(玲子)の掌を握り返してくるその体温のなさに、胸が締め付けられるように痛んだ。
駅前で立っていると通行の邪魔になる。
どこか落ち着いて話ができる場所を探さなければ――そう思い巡らせたとき、彼がぽつりと漏らした。
「静かな・・・誰の目もないところに行きたいです・・・」
「ええ、そうね・・・」
駅前の喫茶店はどこもゆったりした雰囲気ではなく、また混んでいた。
3店ほど見たがどこも落ち着いた感じがない。
静かで、誰にも邪魔されず、彼を温めて話を聞いてあげられる場所。
駅の向こうにあるラブホ街の看板が目に入る。
(もう仕方ない。あそこしか静かな場所がないんだから。お茶を飲んで、彼が落ち着くまで話を聞いてあげるだけ・・・それだけよ。)
明美(玲子)の足は、自然と昼間の日差しを遮るようにひっそりと佇む、ラブホテルの立ち並ぶエリアへと向かっていた。
やましい気持ちがなくても堂々と入るところではない。
ホテルの自動ドアを潜るとき、胸の奥で、『パッチン!』と何かが外れるような音がした。
『救済』という名の甘美な言い訳を纏いながら、明美(玲子)は自ら仕掛けた罠の深くへと、その足を踏み入れていった。
パネルに表示された部屋の写真を選び、キーを受け取る。
明美(玲子)にとって、ラブホテルに入るなど実に20数年ぶりのことだった。
かつて夫と新婚の頃に訪れた記憶の中のそれとはまるで異なり、通された部屋は落ち着いた間接照明と洗練されたインテリアで整えられた、まるで高級リゾートホテルのような空間だった。
(今のラブホテルって、こんなにおしゃれなのね。)
感心する暇もなく、後ろで『バッタンッ』とドアの閉まる音が響いた。
緊張した面持ちで佇む青年に、明美(玲子)は振り返った。
「あの・・・申し訳ありません。僕なんかのために、こんな場所にまでお付き合いさせてしまって・・・」
頭を下げ、今にも消え入りそうな声で謝る尚人の姿に、明美(玲子)の胸はキュッと締め付けられた。
今の彼はあまりにも無防備で、傷ついた仔犬のように小さく見える。
「大丈夫よ、尚人さん。気にしないで・・・」
明美(玲子)は柔らかく微笑み、バッグから持ち手つきの紙袋を取り出した。
「ところで、お昼は食べたの?」
尚人は一瞬呆気にとられた顔をして、力なくかぶりを振った。
「あっ・・・まだ・・・です。」
「やっぱり。そんなことじゃないかと思ってね。来る途中に近所の美味しいパン屋さんで買ってきたの。お薦めのカツサンドとカレーパン、それから・・・うちの息子が昔から好きなクリームパン。」
クスリと口元を緩めて見せると、尚人のこわばっていた表情がほんの少し緩んだ。
「甘いの大丈夫? 嫌いじゃなかったら・・・」
「いえ! カレーパンも、クリームパンも・・・大好きです。」
「よかった。じゃ、召し上がりなさい・・・コーヒーか、紅茶があるみたいだけど、どっちがいい?」
「じゃ、コーヒーで、お砂糖はなしで・・・」
「はい」
ふたりでベッドの脇にある小さなソファーに並んで腰掛けた。
尚人は差し出されたカツサンドを一口かじると、そのまま溢れ出る涙を堪えきれなくなったように、ボロボロと涙で頬を濡らしながらパンを口に運んだ。
「美味しいです。僕、昨日は何を食べても味がしなかったのに・・・」
「頑張ったわね、尚人さん。大変だったでしょう。」
明美(玲子)は背中を優しく撫でてやった。
言葉をかけるたび、彼の肩の荷がひとつずつ降りていくのが分かった。
仕事はせず出世のことしか頭にない上司の愚痴、ミスの悔しさ、誰も助けてくれない孤独感。
尚人は堰を切ったように思いを吐き出し、明美(玲子)は母親のような温かい眼差しでそれを受け止めた。
食べ終える頃には、部屋の空気はすっかり柔らかくなっていた。
「明美さん・・・本当に、ありがとうございます。救われました。」

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[8] 超熟・栄枯性推  ライフシェア&AI :2026/09/04 (金) 12:59 ID:bbW/yl8M No.33183

その声は震えていたが、真っ直ぐだった。
明美(玲子)の胸がドクンと大きく波打った。
「だめよ・・・私は、あなたのお母さんでもおかしくない歳なのよ?」
「そんなこと、関係ありません。僕を助けてくれたのは、明美さんです。・・・僕を、抱きしめてくれませんか?」
尚人はそのまま、明美(玲子)の細い肩を力強く引き寄せた。
首筋に触れる若い男の荒い吐息と、ほんのり心地よい男の体臭。
明美(玲子)の身体の奥で、久しく眠っていた女の輪郭が、激しく熱を帯びて蠢き出した。
(違う・・・私はこの子を助けに来ただけなの・・・)
頭のどこかで鳴り響く理性の警鐘は、彼の手が明美(玲子)の背中を撫で下ろし、洋服の隙間から肌へ直接触れた瞬間に吹き飛んだ。
若い皮膚の張り、力強い指先。
「明美さん・・・素敵です!」
耳元で囁かれたその甘い声は、かつてテレクラの電話越しに聞いていたどんな言葉よりも、生々しく、官能的に玲子の鼓膜を揺さぶった。
尚人は明美(玲子)の身体をそっと抱き上げると、そのまま真っ白なシーツが敷かれたベッドへとゆっくり倒し込んだ。
大きなベッドに沈み込みながら、明美(玲子)は抵抗する術を完全に失っていた。
「尚人さん・・・ダッ、ダメッ・・・」
形ばかりの拒絶の言葉は、重ねられた彼の熱い唇によって柔らかく塞がれた。
深く、貪るような接吻。
若い男の情熱に飲み込まれながら、明美(玲子)は『母性の仮面』が完全に剥がれ落ち、ただの濡れた牝へと変貌していくのを覚悟したのだった。

真っ白なシーツに押し倒された瞬間、明美(玲子)の胸を激しい罪悪感が苛んだ。
仙台で一人、真面目に働く夫・隆志の顔が脳裏をよぎる。
こんなことは許されない。
私はただ、傷ついたこの子を救いたかっただけなのに・・・。
しかし、明美(玲子)の迷いを置き去りにするように、尚人の手は迷いなく動いていた。
尚人はすでに上半身裸になっている。
華奢に見えていたが、今見ると結構、たくましく、きれいな身体だ。
夫の出っ張ったお腹とは全く違う。
「明美さんも・・・脱いで・・・」
「えっ?! あっ、ちょっ、ちょっと、待ってっ・・・」
尚人に見つめられ、明美(玲子)は咄嗟に自分の胸元を両手で庇った。
まさかこんな事態になるとは夢にも思っていなかった。
今、身に着けているのは、勝負下着などとは程遠い、普段使いの素朴な水色のブラジャーとピンク色のオバサンショーツだ。
くたびれてはいなかったが、上下で揃っていない。
若い彼にこんな生活感に満ちた下着を見られるかと思うと、羞恥心で胸が押し潰されそうだった。
女としてのみっともなさを晒したくないという一心で、明美(玲子)は顔を背けた。
「だめっ・・・お願い、無理よ・・・今日、見せれるような下着じゃないの・・・」
「明美さん、下着ですか、そんなこと、どうでもいいです。僕が見たいのは、明美さん自身なんです。」
尚人は愛おしそうに囁き、明美(玲子)の拒む手を優しく解いた。
丁寧に、しかし、焦る手つきでシャツワンピースのボタンが外されていく。
下までの前ボタンが裏目に出る。
全部外されて、左右に振り払われたが、体勢的に下半身は視野の外だった。
尚人の視線は露出した水色のブラジャーにくぎ付け。
明美(玲子)は恥ずかしさのあまり固く目を閉じたが、尚人はため息を漏らすように息をのんだ。
「素敵です。なんて、魅力的なんだ・・・」
若さに任せたストレートな賛辞。
そう言われて恥ずかしさを一瞬吹き飛んだ。
40代後半の自分を丸ごと包み込むような視線に、明美(玲子)の頬が激しく火照る。
しかし、その注視する視線に我に返った明美(玲子)。
「イヤッ!」
咄嗟に両手でブラジャーを隠した。
その瞬間、尚人は明美(玲子)のショーツのサイドに指をかけると、一気に滑らせ、足首のところまで引き下げた。
「えっ、えっ、えっ、ダメーッ、ダメダメダメ・・・」
明美(玲子)はシャツブラウスに腕を通したまま、前のボタンは全開で、上は水色のブラジャー、下はスッポンポンで股間を閉じ、下半身を捩らせた。
「ダメ」を言い続ける必死の明美(玲子)の口を尚人の口が塞いだ。
『ウグウグウグ・・・』
開いた口に尚人の舌が侵入し、舌が絡み合う。
さっき食べたカスタードクリームとコーヒーのかすかな味がわかった。
剥き出しになった尚人の上半身とブラジャーだけの明美(玲子)の汗ばんだ肌と肌が直接触れ合う。
尚人の唇が、明美(玲子)の首筋から鎖骨、そして水色のブラジャーの上から張りのある乳房へと滑り落ちていった。
「ダメよ、尚人さん・・・私、シャワーも浴びていないし・・・」
「僕もです。でも、今の明美さんの匂いがいい。このままで、いいんです。もう、我慢できません。」
「・・・あぁーっ、うーんっ・・・」
口腔から思わず漏れた声に、明美(玲子)自身が驚いて口を塞いだ。
感じてはいけない。
夫以外の男に、こんな声を出してはいけない。
そう思えば思うほど、若い尚人の情熱的な舌使いと、容赦なく首筋や胸元を吸い上げる強い力に、身体の奥から熱い蜜が湧き出しボーっとなった。
その間に尚人はズボンと靴下を手早く脱ぎ捨てた。
黒いブリーフは見事なぐらい勃起し、ペニスがテントを張っている。
尚人の体臭が明美(玲子)の鼻腔を刺激し、我に返った。
「えっ、えっ、えっ。」
『カランッ、ガサッ!』
彼は、ベッドボードにあった白いプラスチックケースから手慣れた様子で小さな袋を取り出した。
「ちゃんと、しますから・・・」
そう言うと、黒いブリーフも脱ぎ捨てた。
赤黒く大きくエラの張った亀頭、血管の浮き出たペニスが目に入る。
「キャッ!」
可愛い子ぶりっ子になったわけではない。
それぐらい刺激的な光景だった。
夫のペニスより明らかに大きく立派だ。
夫のペニスは剥けてはいたが、亀頭が小さくペニスの先端という感じだったが、尚人のそれは明らかに開いた大きく立派なものだった。
コンドームの先端を摘まんで、ゆっくりと丁寧に装着した。
「ハァーッ、ハァーッ、ハァーッ、・・・」
期待に胸を膨らませた訳ではない。
ベッドの上に腰掛けた明美(玲子)は、激しい息遣い、急激に早まる自分の動悸に戸惑っていた。
荒くなった息遣いが胸を激しく上下させ、ドクドクと拍動する心音のせいで耳奥が熱い。
(どうなってるの、うちの身体・・・)
見破られたくない地味な下着への羞恥心と、夫への罪悪感。
それらが混ざり合い、身動きが取れずにいる明美(玲子)の背中に、尚人がそっとしなやかな両手を回した。
『カチリ』とブラジャーのホックが外される。
『ズンッ!』
束縛から解き放たれた重みで、明美(玲子)の豊かなCカップの乳房が、一筋の弧を描いて一段低く揺れ落ちた。
熟れた果実のような柔らかな膨らみが、白日のもとに露わになる。
「明美さん、すごいっ! 大きくて、すごくきれいなオッパイ・・・あぁーっ!」
尚人は、顔いっぱいに純粋な感激の表情を浮かべた。
これまで生きてきて、自分の乳房をこれほどまでに手放しで賞賛し、歓喜の眼差しを向けてくれた男性はいなかった。
夫の隆志とは、長年連れ添ううちに触れ合いは形骸化していたのだ。
青年の熱い視線に直射され、明美(玲子)の顔は耳たぶまで真っ赤に染まった。
「・・・そっ、そんなに・・・みっ、見つめないで・・・はっ、恥ずかしいっ!」
「いえいえ、乳首もきれいなピンク色で、年齢を感じさせません。すっごく素敵です。いつまでも本当にお若い・・・素晴らしいです。」

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[9] 超熟・栄枯性推  ライフシェア&AI :2026/09/05 (土) 12:46 ID:JAtLSFhk No.33189

明美(玲子)はもう、恥ずかしさで顔を覆うことすら忘れていた。
頭の中が真っ白になり、尚人の頭を両腕で抱え込み、自らその熱い口元へ乳首を押し付けてしまう。
「アァーッ、尚人さん・・・もう、うちっ、おかしくなっちゃうっ!」
「明美さん・・・僕、もう我慢できません。」
「うっ、うちも・・・キテッ!」
遂に、明美(玲子)は自ら求めてしまった。
そんな明美(玲子)の身体を尚人は優しくベッドの上に倒し込んだ。
明美(玲子)の膝を両手で左右に大きく開かせた。
愛液まみれのオメコに、硬く太いペニスの先端が当てがわれる。
「入れますよ。明美さん・・・」
「アァーッ、キテッ・・・尚人さんっ!」
『メリメリメリ・・・』
「アァァァァ・・・」
膣壁を押し広げながら、エラの張った亀頭が奥にねじ込まれていく。
尚人のペニスが明美(玲子)の愛液で熱く湿った奥深くへと、滑るように一気に押し込まれていった。
格別な存在感と極上のぬくもりに包まれた瞬間、明美(玲子)は夫への背徳も、見せたくなかった自らの醜さもすべて忘れ、若い男の肉体と一つになる強烈な歓喜の中へと溶けていった。
「すっ、すごいっ、アァーッ、いっぱい、アァーッ、すごいっ。」
テレフォンセックスで、指で弄って絶頂を迎えるような一瞬の快感とは全くことなる快感に苛まれた。
「アァーッ、何っ、アァーッ、何―っ、アァーッ、何―っ、・・・」
逝きそうで逝けない、そんな快感の蹂躙される。
挿入後、しばらくジッとしていた尚人だったが、一気に腰を振り出した。
「きっ、きついっ!」
25歳の若さ溢れる力強い突進。
夫との長年の慣れ親しんだセックスとはまるで違う、容赦のない角度とスピードで奥を突かれ、明美(玲子)は腰を浮かせた。
「アァァァ、アァァァ、アァァァ、・・・」
背徳感が脳を痺れさせ、それがそのまま強烈な快楽へと変換されていく。
地味な下着のことなど頭から吹き飛び、爪を尚人の背中に立てて自ら腰を突き上げてしまう。
「アァーッ、尚人さん、アァーッ、そんな、アァーッ、奥がっ!」
「明美さん・・・最高だ・・・すごい、すっごく締め付けられるっ!」
「アァーッ、アァーッ、アァーッ、・・・」
「明美さん、もうっ、もうっ、我慢できない。出る、出る、出るっ!」
『ビュッ、ビュッ、ビュッ!』
コンドーム越しではあったが、激しいピストン運動の末、尚人は荒い吐息とともに明美(玲子)の体内に射精した。
精根尽き果てたように明美(玲子)の胸元に倒れ込む尚人。
玲子は興奮で波打つ胸を上下させながら、彼の汗ばんだ髪を優しく撫でた。
「すごいわ、すごい。ホント、すごいっ。」
これで終わった。
しばらく、ジッとしていると『ズルズル・・・』とペニスが萎えて、オメコから離れていった。
尚人は、被さった正常位の体勢から、横に移動し、明美(玲子)の首の下に腕を入れた抱き寄せる。
「最高です。すっごく良かったです。明美さん、ありがとう。」
長いキスのあと、一息つく。
逝きたいけど、逝けない不思議な感覚に苛まれたセックス。
こんなセックスの感覚は初めてだった。
絶頂に至ることはなかったが、今、尚人の腕枕の中で、何とも言えない気持ち良さ、最高の満足感、幸福感に浸っている。
もうしばらく、このままでいたい、そんな思いで時間が過ぎて行った。
ところが、そう安堵したのも束の間だった。
若い肉体の回復力は、明美(玲子)の想像を遥かに超えていた。
「・・・明美さん、これだけで、終わりたくないです。」
萎えていたペニスがまた硬くなり、明美(玲子)の柔らかい下腹部を突き上げている。
「・・・えっ?!」
尚人は明美(玲子)に軽くキスをすると身体を起こした。
精液の溜まったコンドームを素早く処理して、ペニスをティッシュペーパーで拭うと、新しいコンドームを取り出した。
『バリバリ・・・』
一度の射精を経ても、彼の男としての象徴であるペニスは再び、硬く大きく勃起し、衰えるどころか、さらに硬度を増してかのように天井に向かってそそり立っていた。
「えっ・・・ウソッ・・・もう一回?」
驚かずにはいられなかった。
女性週刊誌などでそういう話を見たことはあったが、それはあくまでの読者の興味のための特別なことだと思っていた。
「明美さんが魅力的すぎるんです。僕を、もう一回したいです。明美さんも、もっと、いっぱい感じてください。」

最初はさっきと同じ正常位だった。
ただ、明美(玲子)は自分から足をM字にして股間を開いていた。
一度目でほぐれきったオメコは、すんなりとその太い怒張を呑み込んでいく。
「アァーッ、尚人さん、さっきより・・・すごく硬い・・・大っきい・・・アァーッ、いっぱいっ!」
「明美さん・・・すっごく締まってます。すっごくいいです。」
尚人はゆっくり腰を振った。
浅く、深く、丁寧に膣壁が擦り上げられる。
「アァーッ、そこーっ、アァーッ、感じるぅ、アァーッ、アァーッ、・・・」
偶然か、狙ったのか、立派な亀頭がGスポットを刺激する。
「明美さん、ここですか、ここが気持ちいいんですね。」
的確に敏感な部分が刺激される。
「ガァァァ、ガァァァ、ガアァァ、・・・」
明美(玲子)は喉の奥から激しい喘ぎ声を漏らした。
「明美さん、あぁーっ、最高。最高です。もっと、もっと、感じてください。」
そう言うと、尚人は明美(玲子)の脇に手を差し挟むと、その身体を軽々と抱え上げて座位の体勢をとった。
『グリグリ・・・』
勃起したペニスがオメコの中で角度を変えで、新たな刺激を生む。
「ンガァーッ! そこーっ、アァァァ、そこも、アァァァ、感じるぅ!」
明美(玲子)のしなやかな太ももが尚人の腰を挟み込み、ペニスが重力に従って奥へ、奥へと進行する。
オメコが明美(玲子)の意思に関係なくヒクヒクヒク・・・とペニスを締め付けた。
「あぁーっ、明美さん、すっごくいい。明美さんのオメコ、最高です。」
卑猥な3文字を耳にして明美(玲子)の興奮がさらに増した。
『ジュンッ、ジュンッ、・・・』
溢れ出る愛液が止まらない。
「アァァァ、アァァァ、アァァァ、・・・」
さらに尚人はそのまま畳みかけるように後ろへと倒れ込み、明美(玲子)を上に載せた抱え騎乗位へと変化させた。
「ウーンッ、アワアワアワアワ・・・」
尚人の胸の上にうつ伏せになる格好で、明美(玲子)の腰は浮遊感に包まれる。
尚人が下から容赦なく突き上げるたび、Cカップの乳房が彼の胸に押し潰され、絶妙な圧迫感が全身を襲う。
「明美さん、ご自分のペースで動いてみてっ!」
耳元で促され、明美(玲子)は恥ずかしさを捨てて身体を起こし、対面騎乗位へと移行した。
尚人のペニスの上に跨がり、自ら腰を前後左右にうねらせる。
自分の意思で快楽の角度を調整する感覚。
40代の人妻が、20歳の青年の上で自ら悦楽を貪っている。
その激しい背徳感が、明美(玲子)の理性を内側から焼き尽くしていく。
「すっごい、明美さん、すっごくいい!」
「アァーッ、アァーッ、うちっ、うちっ、どうにかなっちゃいそうーっ!」
「明美さん、いいんですよ。遠慮しなくて、どうにでもなってください。ここは、僕が、責任をもって、面倒見ますから・・・」
「アァーッ、アァーッ、アァーッ、・・・」
尚人は明美(玲子)の腰を両手で掴むと、体勢を横向きの側臥位へと変えた。

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妻、陥落 - 現在のレスは95個、むちゃくちゃスゴイ人気のスレッドです! -

[1] スレッドオーナー: Y :2022/08/31 (水) 22:40 ID:gXZE3X2o No.30206
この話は、10数年前に執筆していたものですが、ある事情によって執筆を中断してしまった物語です。
今回、いろいろと手直しをしながら、ぜひとも完成まで到達したいと思って再投稿させていただきます。
当方、文才の無い素人ですが、温かな応援をよろしくお願い致します。


またこの話は執筆したのが10数年前という事で、いろいろと現世代とのギャップがあると思われますが、ご了承下さいませ。

そして、この話が実話かフィクションかは・・・読者様の心の中でご判断をお願い致します。


[86] Re: 妻、陥落  まさ :2023/11/05 (日) 17:24 ID:J6DOLttU No.31162
続き、お待ちしております!

[87] Re: 妻、陥落  エログ :2024/01/17 (水) 07:18 ID:n/e.SaaU No.31234
あけましておめでとうございます。今年も楽しみにお待ちしています。

[88] Re: 妻、陥落  初心者 :2024/01/17 (水) 13:19 ID:.Fd.7vaA No.31237
はじめまして、私も続きが気になります。

[89] Re: 妻、陥落  たく :2024/02/20 (火) 22:55 ID:m28dIMdI No.31255
はじめまして。凄い話ですね!続き待ち遠しいです

[90] Re: 妻、陥落  初心者 :2024/04/18 (木) 21:55 ID:C4ZMesoI No.31297
Yさん
何度もすみません
ご都合良い時で良いので、続きをよろしくお願いします
本当に楽しみにしています

[91] Re: 妻、陥落  :2024/06/13 (木) 14:06 ID:FcQCiH0E No.31468
私も、とても楽しみにしていますよ・・・  たまらん・・・・

[92] Re: 妻、陥落  :2025/12/30 (火) 12:47 ID:o8q1klvE No.32516
その後はどちらかへ移られたのでしょうか?お分かりの方がいらっしゃいましたらお教えください。

[93] Re: 妻、陥落  健一 :2026/04/06 (月) 16:07 ID:pb5/sN56 No.32673
すみませんが更新はもうないのでしょうか?
よろしければ再開していただければありがたいのですが。


[94] Re: 妻、陥落  一寸法師 :2026/07/27 (月) 05:40 ID:dWAZYozo No.33011
続きを楽しみにしています。

[95] Re: 妻、陥落  haru :2026/09/04 (金) 13:47 ID:St5pbJIs No.33184
投稿
ずっまっているんです



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妄想寝取られ短編集 - 現在のレスは24個、人気のスレッドです! -

[1] スレッドオーナー: :2024/10/31 (木) 00:19 ID:9jU5yozY No.31779
素人ですので、読みにくいと思いますが、お付き合い頂けると幸いです。下がってしまいましたが、以前に同名で書いた作品も、こちらに移そうと思います。

[15] Re: 妄想寝取られ短編集  ハタケリョウ :2025/09/04 (木) 12:41 ID:lBkFeavc No.32354
「暗い闇が来る前に」(仮題)

1話
山岸正之(34)は目を覚ました。かなり頭がぼうっとするが、次第に見慣れた自宅の天井だと分かった。視界だけはハッキリしてきたが、全身の感覚がなく、体を動かすことができないのだった。

(愛美っ、何か変だ!聞こえないのか?)

2歳下の妻、愛美を呼ぶが、反応がない。
どうやら声が出ていないようだった。

(なんだこれは?何かおかしい!誰か来てくれっ!)
正之の叫びは届くことなく、やがて眠りに落ちてしまった。



次に正之が目覚めたときも、見えるのはやはり同じ天井だった。違うのは、愛美の声が聞こえることだった。

「あなた、お身体、拭き終わりましたよ…。」
見上げている視界に愛美の顔が映り込んでくる。愛美の表情は少し疲れているように感じられ、なんだかとても久しぶりに見た顔のような気がした。

愛美の目に涙が浮かんだ。
「もうすぐ私たちの結婚記念日なんですよ…。お願い、目を覚まして…。ううっ…。」
(何を言っているんだ…。おれは起きてるぞ、愛美!)
やはり声は出なかった。手足も感覚がない。

仰向けの正之の視界に、愛美と並ぶように知らない男の顔が映り込んだ。男の視線が正之と合った。
「目は開いていますが、変わらずですね…。」
「はい…。うっ、うっ…。」
「奥様、ソファーのところへ行きましょう。」

(待ってくれ。お前は誰だ?愛美っ!)

愛美と男の顔が視界から消え、天井だけになった。

…ううっ、うっ。…ダメっ、あっ…ああっ。

正之は、啜り泣くような女の声と、何かがぶつかり合うような音が聞こえてきた気がしたが、闇が正之の脳を覆うように、眠りに落ちていった。

2話
「…山岸正之さん。今日は奥様との結婚記念日だそうですよ。少しでも快復するといいですね。」
「はい…。」
愛美と知らない女が会話している。
正之の視界にはいつもの天井ではなく、部屋の壁と小太りで中年の女が映っていた。

女が言った。
「血行が悪くならないよう、しばらく横向きになってもらいますからね。」
「はい。…梢さん、お茶入れました。少し休んで下さい。」
二人が部屋を出ていくのが見えた。

正之は、壁のカレンダーに目をやった。
(ん?2025年?バカな…2023年じゃないのか)

正之は立ててある鏡を見た。
(おれの体…手足はある。感覚がないだけか…。でも、一体何が起きたんだ…)

梢と愛美が会話しながら部屋に入って来た。

「そう…旦那さんが倒れてからもう2年になるのね。」
「はい。1年前から梢さんに介護をお願いするようになって…助かっています。」
「でも私、週2回だからね。もっと人の手を借りていいのよ。半年前だっけ?男性の河田さんが追加になったの。」
梢は話しながら、正之の体を仰向けに戻した。

「はい。同じく週2日で…。」
「そう…。とにかく無理はしないことね。あたしは今日はこれで失礼しますからね。」
「はい。ありがとうございました。」
梢が出ていく。

(倒れた…。そうだったのか。もう2年も寝たきりで…。)
何とかして意識が戻ったことを伝えなければ。正之は、そこまで思うと、この日も闇の中に落ちていった。


[16] Re: 妄想寝取られ短編集  メタボオヤジ :2025/09/05 (金) 10:40 ID:RZTqkq6I No.32355
新作お待ちしておりました。今回も続き気になりますね。楽しみにお待ちしてます。

[17] Re: 妄想寝取られ短編集  ハタケリョウ :2026/01/21 (水) 08:52 ID:WlMiq3So No.32547
3話
正之が再び意識を取り戻したとき、前回目覚めてから、5日が経過しているらしいかった。カレンダーを見ると、毎日印がつけられているのが分かる。やはり体を動かすことはできなかったが、見えてはいる。

愛美と河田の声が聞こえ、2人が部屋に入ってきた。愛美は下着姿であった。2日前、意識を保っている間に聞いた愛美の声…。河田と愛美が肉体関係であることは想像がついていた。しかし、今の正之には何もできなかった。何とかして、気づいてもらうしかない。

「いやっ、いやです!こんなところで…」
「奥さん、いいじゃないですか!旦那さんがいるところの方が興奮するでしょ…。それにおれたち、もう何回もやっちまっているんだ。」

結局、愛美は諦めて、河田の男根を口に含んだ。見るからに大きくて硬く上向き、男の生命力に満ちたペニスであった。
愛美はすぐに蕩けた表情で、夢中で頬張っていた。それも正之の目の前である。
やがて河田は「うっ」と言って体を震わせた。愛美の口内に射精しているらしい。

「良かったよ。奥さん…。旦那さんは、仰向けに戻しておきますから…。」
愛美はうがいをしに行った。

河田が近づいてきた。正之を仰向けに戻したとき、それまで射精の余韻に浸っていた河田の表情が驚きに変わる。

「勃起してるぞ…。意識が戻ったのか…」

河田が目の前で手をヒラヒラさせたり、肩をトントンと刺激したりしたが、正之は何の反応もできなかった。

「こんなこともあるものなのか…。」
河田は安堵した。寂しさにつけ込んで愛美を自由に抱ける状況は、河田にとって美味しくて堪らなかったからである。
河田は正之の下半身に厚めに毛布をかけた。
愛美が戻ったときには、既に正之の勃起はおさまっていた。
正之の意識は再び闇の中に落ちた。

『変化なし』

その日の介護記録にはそう記され、愛美の確認サインがされた。


[18] Re: 妄想寝取られ短編集  ハタケリョウ :2026/01/24 (土) 16:17 ID:VqrbIHk2 No.32550
4話
再び正之が意識を取り戻したとき、前回から2日が経過していた。意識を取り戻す間隔が短くなっている。体の方は、おそらく回復傾向にあると思われた。
河田は何度も愛美を抱いていると言っていた。おそらく、寂しさにつけ込んだ卑劣な手段であろう。一刻も早く、河田との行為をやめさせなければならない。

愛美の声が聞こえてきた。
「梢さん、それでは買い物に行ってきますね。1時間以内には戻ります。」

どうやら愛美は出かけたようだ。今日は梢が担当の日か。

梢は正之に近づくと服を脱がせ、体を拭き始める。時々任される正之の体…40半ばで恋人もない梢にとって、男の裸体に触れられる密かな楽しみであった。
正之の裸を見つめる梢の視線が熱い…。

正之の股間をタオルで拭いている時、梢の表情が変わった…。
「えっ。た、勃ってる…。もしかして、意識が…」

梢は呼びかけたが正之はまたしても反応できなかった。

「こんなことって…。ああ、こんな…。すごい…。」
梢はそう言うと、正之のペニスを口に含んだ…。
正之は反応できない。

やがて梢は服をすべて脱ぎ、裸になった。
脂肪のついた中年の弛んだ体がそこにあった。愛美の惚れ惚れするような美しい肢体とは違う。

梢は正之の男根に跨り、騎乗位で挿入した。そこから数分、梢はよがり顔で好きなように腰を打ち付け、正之のペニスをおもちゃとして扱った。

そして愛美が戻る頃には、着衣は元のように戻された。

梢は介護記録を記入した。もう1人の担当者である河田は気づいていないのであろう。

『変化なし』
愛美はこれまでと同じようにコメントを見つめ、サインをした。

梢が帰ったあとで正之は思った。
おかしい…。愛美の態度に全く変化がない。
愛美は河田や梢から、正之の体に反応があることは聞かされていないのだ。
正之はそこまで理解すると、また意識が遠のいていった。


[19] Re: 妄想寝取られ短編集  ハタケリョウ :2026/01/24 (土) 18:19 ID:3VCn161U No.32551
5話(1)

次に正之が気づいたとき、愛美と河田が後背位で交わっていた。愛美はその美しい尻を、正之だけが抱けるはずの尻を河田に捧げ突き出していた。

正之はほんの短く、しかし確かな声を発した。
「うう…。ううぅ…。」

河田はハッとして、ペニスの抽出を止め、正之を見ている。愛美は河田を腰を押しのけ、正之に近づいた。

「あなた!あなた!分かる?」
愛美が必死に呼びかけている。河田はパンツだけ履くとゆっくりと近づいて顔を覗き込んだ。

「ここは?…君は?…君たちはだれ?…どうして裸なのですか?」

愛美と河田の表情が凍りついた。


[20] Re: 妄想寝取られ短編集  メタボオヤジ :2026/04/28 (火) 17:21 ID:Mg43XSNk No.32713
続きありがとうございます!いつも楽しみにさせていだいております。この後記憶はどうなるのか??一時的なのか?それとも?楽しみにお待ちしてます。

[21] Re: 妄想寝取られ短編集  ハタケリョウ :2026/05/21 (木) 21:37 ID:K92HuuyQ No.32755
5話(2)

正之は記憶を失っているようだった。
「わ、わたしはあなたの…。」
愛美はそこで一瞬止まった。妻であると言うならば、河田と裸でいる状況はおかしい…。
河田が口を挟んだ。
「わたしは河田と言います、病気で倒れたあなたの介護を担当しています。こっちは私の妻、河田愛美です。山岸正之さん、あなたは2年も意識がありませんでした。身寄りのないあなたを私たち夫婦が介護を引き受けたのです。」

「な、なにを言って…。」
愛美が言葉を発するとすぐに河田が制した。
「愛美。混乱している患者様によけいな心配をかけることはない。」

正之は口を開いた。
「そ、そうでしたか…2年も…。」
「はい。では、私たちは一旦ここで。お見苦しい姿を見せてしまいましたので。」
河田と愛美は部屋から出た。

愛美はすぐに河田に詰め寄った。
「どういうことですか?なぜあんなことを…。」
「落ち着いてください。本当のことを言ってしまえばあなたの浮気はバレてしまいます。夫婦を装えば、体の関係は当然です。それにおそらく、正之さんの記憶が戻れば、そこまでの記憶はリセットされる…。正之さんの中からあなたの不貞はきれいさっぱり消えるんです。あなたたちは元の夫婦に戻ればよい。」
「本当なの?本当に浮気したって分からない?」
「本当ですよ。確か本で読んだことがあるんです。」

(うまくいった。あとは梢という女だけだが、おそらく、あの女は気づいている。介護記録には正之の体を拭いた記録がある。正之の体は反応したはずだ。あの女は何かの事情で、介護記録に記さなかったのだろう。)

河田は策略を練ることにした。


[22] Re: 妄想寝取られ短編集  ハタケリョウ :2026/05/22 (金) 22:18 ID:DOBrt99Q No.32759
河田にとって、偽りとは言え夫婦であることを装ったことは泊まり込む口実になった。これで夜も愛美を好きなようにできる。河田はこれからの生活を思うと堪らなかった。

翌日、愛美は正之の介護をしながら懸命に語りかけた。正之がすぐに記憶を取り戻してくれることを期待したが、正之は面倒をかけてすみませんと他人行儀に言うだけだった。

昼過ぎにリビングで河田が愛美を求めた。
愛美は意を決して言った。
「やめてくださいっ!こんなのは嫌です…。」
「そんな怒らずとも、俺たちは今は夫婦なんだから…。」
河田のペニスは愛美を求めて勃起していた。
愛美は言った。
「記憶がないとは言え、旦那は意識が戻ったんですよ。もうあなたに抱かれたくなどありませんっ!」

「あんなに感じて腰打ち付けていたくせにな…。そうか、それなら仕方ないな…。」
河田はパンツを履くとリビングを出ていった。

しばらくして、梢が現れた。
驚いた愛美が言った。
「梢さん、次は明日では?」

河田が近づいてきて言う。
「俺が呼んだんだ。早いうちに情報を引き継ごうと思って。」
「河田さんから少し聞いたわ。旦那さんの意識が戻ったんですってね。」
「はい…。ですが…。」
「記憶がないのよね。それも聞いたわ…。」

梢は靴を脱いで家へ上がった。
河田が言う。
「では、正之さんの様子を見に行きましょう。」
河田と梢は奥の部屋へと向かう。愛美はその後ろからついて行く。

愛美は、河田の策略が既に始まっていたことに気づいてはいなかった。


[23] Re: 妄想寝取られ短編集  メタボおやじ :2026/09/04 (金) 09:17 ID:nymIwNXk No.33181
お久しぶりです。偽りの夫婦。どうなっていくんでしょうか?続き楽しみにしております!

[24] Re: 妄想寝取られ短編集  健一 :2026/09/04 (金) 09:59 ID:Wd9bDHpY No.33182
どうなっていくんでしょうか?


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