| 自由と束縛の狭間で - 現在のレスは177個、むちゃくちゃスゴイ人気のスレッドです! - |
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スレッドオーナー: 小田
:2025/05/11 (日) 15:08 ID:6hNJOGzk No.200457
序文
以前、「絆のあとさき」で1年余りを時系列で投稿しましたが、本稿はその翌年の春からを 一つの出来事に絞って投稿するものです。
そうは言っても、過去があって現在があるように、その流れは引き続いています。 ですから、過去に登場した人物の再登場もあるかも分かりませんが、投稿時間にも制約が あるものですから、余程のことがない限り、過去に言及する事は控えさせて頂きたいと 思っています。
本稿で完結させるにはかなり無理があると思いますから、過去の投稿も併せて読んで頂けたら、 多少なりとも経緯などが分かると思います。 「絆のあとさき」以前にも「戻れない季節」、「堕とされた愛人」も投稿しています。 主人公の女性は同一人物ですから、彼女の性遍歴の経緯が分かると思います。
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Re: 自由と束縛の狭間で
小田
:2025/11/29 (土) 18:21 ID:D5JiWbII No.205663
『余計な修飾語が付いていないかい?』 『えっ?・・・ナンなの?館野さんの事?ナンだろ、分からないわ』 『美人の二人?何だか強調しているように聞こえるけどね』 『私が自主的に口にするっておかしいでしょ?』 『あれ?聞き違ったかな?歳は取りたくないね、はははっ』 『お話しなんだもの、楽しい方がいいでしょ?』 『意識的?』 『違うと言ったでしょ?うふっ・・・あのね、館野さんがね、”美人に挟まれて至高の一時を 過ごせた”って。私じゃないでしょ?彼って木下さんばりの知識があると思わない? だって、普通なら・・・』 『至福だろ?』 『もう!うふふっ・・・あなたも木下さんばりなのね?』 『そう思ってくれると嬉しいけどね。至福と言わなかった理由も分るように思うよ』 『違いなの?同じように思うけど・・・』 『至福は最上とか最高の時だろ?至高はね、それも含めて最高に優れているという意味もある。 だからね、最高のおもてなしを受けたと理解しても、間違ってはいないだろ?』 『最高のセックスプレイってことね?これって技術的な側面もあるんでしょ?』 『性技?・・・はははっ、エンジニアの妻なんだからね・・・おっと!コンサルタントの妻だっ たね』 『次の土曜日までは・・・その日までは我慢してね?』 『その日までは、コンサルタントの妻を満喫するんだね』 『うふふっ、頑張るわね・・・コンサルティングにも大いに関心があるから、お勉強になる かもね?』 『本気?手を広げ過ぎるなよ。諺もあるだろ?』 『”二兎を追う者は一兎をも得ず”でしょ?私的には、”一挙両得”だもの。だって、エンジニア とコンサルタントの妻なんだもの、うふっ』 『一挙は性行為かな?』 『あれ?あなたと同じテーブルっておかしいわ。ごめんね、言い直したいけど思い付かないから ・・・あれね、木下さんに会うことがあったら聞いてみるわ』 『はははっ、他力本願は頂けないね』 『参考までにって感じかな?自力本願に回帰します、うふっ』 『じゃ、続きに回帰しようか?』 『あなた、この後の4Pの報告もあるでしょ?睡眠を削ることにならない?』 『そうだね・・・明日も忙しいんだね?』 『あれ?誤解してない?』 『ん?』 『私はいいの。あなたの事が心配だから』 『お互いに思いやる気持ちだね・・・それなら明日の夜に・・・ん?そうもいかないか・・・』 『明日の夜は杉山さんでしょ?』 『そうだね・・・じゃ、一気に進めてもらおうか?』 『うん、その方がいいと思うわ』
携帯の向こう側で、一息入れているように感じます。
『・・・ふうっ、喉が渇いたからお茶を飲んでいたの。あなたは大丈夫?』 『渇くような行為はしていないからね、はははっ』 『心配無用ってこと?』 『いいから、進めろよ』 『あのね、館野さんと二人でバスルームに。彼の体を洗って私も・・・その時って、性的なことは 何もしていないの。”チュッ!”ってキスはしたわよ、挨拶みたいなものだから性的な行為じゃな いの。でね、いつもなら先に歯磨きするんだけど、今夜はイレギュラーだったからって、二人並ん で歯磨き。 バスタオルを巻いてお部屋に入ったら、カナちゃんはラウンドテーブルのところで携帯で話し中 なの。あっ?!忘れてたわ。カナちゃんね、お家でシャワーは済ませたって聞いていたから、 歯磨きの交代って言おうとしたら、それなの。 館野さんとの時間でしょ?早く終わらせようとゼスチャーで知らせたら、”代わる?”って聞く のよ。”ダメでしょ?”って返答したのに、携帯を渡されたの。送話口を右手でカバーして、 ”誰なの?”って聞いたら、”ナベ”って言ってから、私の耳元で、”愛するご主人様でしょ?” なのね。それに続いて、”館野さんは私がお相手するから”って、それも小さな声で。 ベッドの端に坐っている館野さんに、”綾ね、ナベさんと少しお話しがあるから、私がお相手 するわね”なの。館野さんも直ぐには出来ないお歳でしょ?カナちゃんに刺激されながら勃起 すればいいかなって思ったから、”ごめんね、直ぐに終わるからカナに愛してもらってね”って 言ったの。 館野さんって優しいのよ、”うんうん”って笑顔でお返事してくれたから、ホッと一安心って 感じだったの』 『渡辺さんが?』
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Re: 自由と束縛の狭間で
小田
:2025/11/30 (日) 14:56 ID:GJAcknbc No.205687
『カナちゃんが掛けたみたいなの。そうでしょ?館野さんとFFMなのよ、ナベさんが掛ける訳ない もの』 『まぁ、そうだね。それで?』 『特にお話しなんてなかったのよ。イヤらしいことを話していたみたいで、”館野さんの精液は 美味しかった?”とか、”オマンコ酒は興奮した?”とか、そのような事ばかり。 それがね、シュンちゃんも一緒に居たのね、こんなに早く会っているとは思わなかったから、 ほんとに驚いたわ』 『好きなんだから、嬉しかっただろ?』 『驚いたけど、嬉しかったかな?”アナルセックスを楽しみにしてるよ”って、ストレート でしょ?』 『予定通りなんだろ?』 『うん・・・”太い注射器を用意してるから、悶絶の綾を早くみたいよ”って、煽るように 話すの。太い注射器って間違ってると思わない?』 『理解出来るだろ?まぁ、シリンジの方がスマートかな?』 『そうでしょ?デリカシーが無さ過ぎるもの。悶絶は仕方ないけど、女の気持ちに寄り添った プレイであって欲しいわ、うふっ』
口ではそう言っているのですが、内心はどうだったのか聞きたくなります。
『はははっ、気持ちの相反じゃないのかい?』 『裏腹って事?』 『違う?』 『エロいかどうかでしょ?その状況を想像したらね、デリカシーなんて言ってる場合じゃないの。 ストレートに表出されるんだもの、悶絶どころじゃないし、排泄迄見られるのよ。 グロしかないでしょ?だからね、言葉では綺麗に表現したくなるの、分からない?』 『だから相反だろ?』 『シュンちゃんは間違っていないの。エロ・グロの情景を私に認識させる優しさがあると思わ ない?』 『分かっていない?それはないだろ?』 『私が?・・・分かっているわ。だからね、念押しみたいなモノなの。そのシーンを私が想起する ように手助けしてると思わない?』 『事前に?納得させるため?』 『そうかな?そうよ、きっと・・・彼って優しんだもの、うふっ』 『はははっ、好きな彼に洗浄されるんだから、この上もなく楽しめたんだろ?』 『苦痛と快感かな?お楽しみは後からやって来るって感じね、うふっ・・・もう!今は館野さん でしょ?』 『彼の話になると気持ちが前に出るんだろ?』 『嫉妬なの?そうなら嬉しいかな?』 『はははっ、喜ばせて悪いんだが、その気持ちがあればセフレを容認しないよ』 『そうよね、心の広いご主人様で良かった、うふっ』 『時間は待ってくれないからね、進めろよ』 『はい・・・どこまで・・・ナベさんとシュンちゃんとはそのようなお話しだったのね。 何分も話していなかったのよ。館野さんに背を向けて話していたのね、何だか悪いでしょ? 充電中だとしても・・・聞かれたくないでしょ?カナちゃんが声を掛けてきた時に、”後でね?” って一方的に切ったの。カナちゃんに携帯を返して、ソフトにキスしたのね。 ”ありがとう”って素直な気持ちからなの。カナちゃんね、歯磨きしていたの、”その間だけ お話ししたら?”ってそういうつもりだったみたいなの。館野さんのお相手をすると言ったのに、 ちょこっと不謹慎って思ったわ。 でね、携帯をテーブルに置いたカナちゃんが、”ナベに掛けるから、いいでしょ?”って 私の耳元で。”離れてるから聞こえないかもよ”ってお返事したらね、”綾の喘ぎ声は聞える んじゃない?”って返されたの。館野さんからは二人の後姿しか見えないから、携帯を操作しても 分からないのね。携帯を掛けたカナちゃんが、ほんとに小さな声で、”興奮し過ぎないでね?” って言ってから、私にもって。”待ってるわ”って言ったんだけど、普通過ぎたかなって、 可笑しくて。カナちゃんと顔を見合わせてクスクス笑ったの。 ナベさん達は何も話さなかったから、カナちゃんと打ち合わせしてたのね。後で聞いたんだけど、 その時もそう思ったわ。 ”じゃ、二回戦ね?”ってカナちゃんが言って直ぐに、私のバスタオルを脱がせたの』
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Re: 自由と束縛の狭間で
小田
:2025/11/30 (日) 17:19 ID:GJAcknbc No.205693
二回戦で終わったのか気になりますが、9時頃までなら館野さん次第だとしても、三回戦は 無謀というものです。 彼女なら時間の配分を考えながら、同時に館野さんの体調も考慮して、プレイに専念したと 思えます。 加えて、カナさんも経験豊富なようですから、意思疎通も十分に図られたと推測できます。
『やっとだね、はははっ』 『館野さんも充電完了のように見えたのね。彼の前に跪いて、”溜まったかしら?”って、 ペニスに手を添えて根元を少し強く握ったの。おじぎの時よりもかなりしっかりしてるの。 直ぐに唇を添えて、フェラを始めたら、彼の右隣に座ったカナちゃんは、彼の首に両手を 巻き付けてディープキスを始めていたの。これって興奮するんでしょ?』 『聞く?はははっ・・・FFMの定番コースだろ?』 『視覚と接触の同時刺激って、興奮しないってあり得ないもの。少しして、ペニスに力が湧いて きたのが分かったの。挿入可能って感じになったから、ベッドに仰向けに寝てもらって、私は彼の 顔の上に跨って、オマンコを口に触れさせたら、両手で開いて吸い付いてきたの。ポジションが 決まったのね、両手で私の腰を持って、お口にオマンコを押し付けて舌を挿れてくるの。 カナちゃんは彼に乗っかって、対面騎乗位ね、ペニスを挿入して直ぐに、体をくねらせて上下に 動かしながら、”私に出すの?”って少し喘ぎながら、それでもハッキリと聞こえる声で聞いた のね。”まだだよ。綾ちゃん、カナちゃんとキスして”って、少し切羽詰まった様子なの。 興奮してることは分かるのね、でも、ここで射精は出来ないって感じが伝わってくるの。 二輪車でしょ?それでは射精しないって強い意思を・・・私がそう感じたんだけど、意思って 大袈裟ね?』 『オトコにはオトコの意思があるからね、はははっ』 『FFMの楽しみは、二つのオマンコを感じる事でしょ?オマンコをお口で味わいながら、ペニスは オマンコに刺さってるんだもの、至高の悦びでしょ?』 『至高?この状況で発したのかい?それなら只者じゃないね、はははっ』 『普通の中年のおじさんなのよ、あり得ないでしょ?ピロートークに決まってるわよ。分かって 聞いたでしょ?』 『もしかしたら・・・まぁ、ないか、はははっ』 『ないでしょ?私ね、体を廻してカナちゃんと抱き合ってディープキス・・・館野さんだけじゃ なく、私達も興奮してきたのね。キスの仕方で分かるでしょ?唾液の量が半端じゃなくて、 垂れてくる感じになっていたの。 カナちゃんも私も膝を付けていたのね、だから自由に動けるでしょ? 彼ね、私のお尻を持ち上げさせて舌を挿入したり、指も・・・私がカナちゃんと向き合う前は、 興奮してる様に思ったけど、冷静に楽しんでいる様子だったのね。でも、分かるの、興奮してく ると動きが早くなるんだもの。カナちゃんが、”射精しそうよ”って、”アレ?冷静なの?”って 頭の中で。そういう私もそれ程でもなかったから、そう思えたのね。彼に聞こえたかは分から なかったのよ。それなのに、”降りて、四つん這いになってくれる?”なの』 『これが彼の意思だったと、そういうことかな?』 『最終の意思かな?・・・私達を並べて後ろからオマンコを交互に、”あああぁ・・・”って 喘ぎ出したら直ぐに抜いて、カナちゃんに。彼女の喘ぎ声が大きくなったら、また私に。 じらされる感じだけど、館野さんが感じてるほど我慢できないってことじゃないのね。 それだけ、強烈じゃないってことなの。充分耐えられるの、彼の責めには。それはカナちゃんも 同じみたいで、私がピストンされてる時は分かるのね、もっと興奮したいってことが。 だからキスしてそれに応えてくれるの。私もカナちゃんの望みに寄り添えるように、キスのお返 しね。 何度か繰り返して、”出る!”って私から抜いて、カナちゃんのオマンコに挿入して直ぐに発射 したの。館野さんがカナちゃんから離れる前に、私に、”舐めてくれないか?”って。 オンナにさせたいオトコの意思ね、彼もオトコだもの、経験が為せる業かな?うふっ』 『ん?経験?』 『えっ?私よ。私の経験から次の展開が読めるってことなの。どうして聞くの?』 『百戦錬磨だからね、悪かったよ、はははっ』 『この事で謝られても・・・嬉しいかな?だって、あなたなんだもの、うふっ』 『最終コーナーを回ったかな?』 『最後の追い込みね?・・・舐めてると少しずつ元気がなくなってくるの。強い人ならここで復活 も可能なのね・・・えっ?誰って?言わせたいんでしょ?・・・今なら、シュンちゃんかな? 何だか恥ずかしいでしょ?あれよ、ナベさんもそれなりに復活することもあるけど、強さでは 比較できないわね』
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Re: 自由と束縛の狭間で
小田
:2025/12/07 (日) 13:11 ID:LKPNupfo No.205795
『後の4Pで話すのかな?』 『お話の流れかな?意識してると目的から遠ざかるってことがあるでしょ?だから・・・』 『今は遠ざからない様にね、はははっ』 『うふふっ・・・でね、カナちゃんから離れて、仰向けに寝た館野さんのヌレヌレのペニスを フェラね。綺麗に舐め取ってから、お尻を上げているカナちゃんのオマンコに吸い付いたの。 カナちゃんもさっきのお返しは分かっているから、精液が流れ出ないようにお尻を上げていたの。 でもね、二回目はダメね、無理はさせられないって思ったわ。少しでも多くって思ったかから、 彼女のお尻の下に仰向けに寝て顔を入れたの。もう分かるでしょ?体を起こしたカナちゃんが オマンコを私の口に・・・指も入れて掻き出したのね、努力の甲斐もあってと言いたいんだけど、 一回目の半分もなくて、唾液と混ぜて多く見せるようにして、体を入れ替えて仰向けに寝た カナちゃんのお口に流し込んだの。館野さんは先程と同じようにペニスを扱いているのよ、 彼の分身の行先をペニスに見せたいって感じで。でも、分かるのね、射精した感じで少ないって ことは。分かっていてそれを追うのって、何だか寂しくて憐れな感じもするのね。 でね、”さっきより少なかったけど、濃さは変わないわよ”って言ったら、カナちゃんも、 ”ほんと!ねっとり感は変わらないから、元気そのものね”って。フォローしてくれたの。 それがいけなかったのかな?館野さんってカナちゃんをずらして、私を仰向けに寝かせて乗っか ってきたの。正常位で挿入しようとするんだけど、フニャチンなのね。よくあることなんだけど、 無理矢理でも挿入出来たら、膣壁の刺激で大きくなる事があるのね。彼はそれを知ってるか、 経験があるのか分からないけど、かなり強引に責めてくるの。私ね、その気持ちは大事にしたい から、カナちゃんに、”フェラして!”ってお願いしたの。時間は掛かったけど、挿入も射精も できたの。でもね、子宮口に当たるって感じには程遠くて、勢いもなくツルって感じでほんの少し 出ただけなの。何度もすると、お水みたいな感じになるでしょ?そんな感じだったと思うわ』 『優しいね。だけどね、それが却って彼を苦しめる事にもなるんだから、注意が必要だろ?』 『あなたの言う通りなの。仰向けに寝て荒い呼吸が続くんだもの、”大丈夫?”って何度も声を 掛けたの。”疲れたね”ってか細い声で。ほんと心配したわ。あなた、7回戦を思い出した でしょ?』 『懐かしいね。何度か話したことがあるけど、最後は空打ちだったからね』 『あの時のあなたと類似してたから、ホントどうしようかって思ったのよ』 『大袈裟だろ?彼の状態は分からないけど、しばらくしたら落ち着いたんだからね』 『ちょこっと大袈裟だったかな?でも、心配したのはホントなのよ』 『彼も己の限界を見極められたんだから、感謝してくれただろ?』 『そうね・・・ホテルの玄関の、タクシーに乗るまで送って行った時にね、タクシーに乗る前に 謝ってくれたの。”無理は出ないことが分かった”って。でも、その後があるのよ、分かる かしら?』 『白々しいね。これからもお願いされたんだろ?』 『簡単すぎた?でもね、”アトはないのに”って言えないのがちょこっと辛かったかな?』 『ところが、気を持たせたんだろ?』 『”そうね”って、少し寂し気に。私の本心が分かったかしら?何も言わないで、そっとキスして 別れたの』
彼女らしいと言えばそうかもしれません。 気持の拠り所を理解しているからこそできる芸当だと思っています。 その時が過ぎれば、何事もなかったように元に戻って行くのですから、ほんとに不思議な気質の 持ち主だと言わざる負えません。
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Re: 自由と束縛の狭間で
小田
:2025/12/07 (日) 17:24 ID:LKPNupfo No.205803
『館野さんが察したとしたら、”綾の奇跡”と言えるかもしれないね、はははっ』 『不思議ちゃんなの?それなら本名に戻れるかしら?うふっ』 『次の土曜日には、だろ?』 『でも気になるわ、どんな人なんだろ?』 『僕に似てたら、それこそ奇跡と言えるんじゃないか?』 『館野さんよりもお歳を召していたら・・・遺跡かしら?うふっ』 『はははっ、それなら大変だぞ。発射どころか、発射台から微塵も動かないとしたら、打つ手が ないだろ?』 『まだ見ぬ人でもね、それなりに手立てはあるものよ。発射スイッチを見極められたら、勢いよく 飛び出せなくても、発射台から離すことは出来るわ。百戦錬磨でしょ?出来ない事はないもの』 『自認する?見上げたものだよ、はははっ』 『何度も言われたら、そう思ってしまうでしょ?だって、あなたなんだもの、うふふっ』 『後期高齢者になっても、百戦錬磨が活かされることを祈ってるよ』 『そのお歳で?違うでしょ?』 『奇跡とは常識じゃない現象だろ?』 『遺跡どころか、もっと遡って化石じゃない?そうなったら百戦錬磨の私でも打つ手はないわよ』 『手立てがなくなっても、お手伝いはお願いしたいね、はははっ』 『はいはい、その時になったら考えましょうね、うふっ』
逸れる事も、私達にはそれなりに大切な会話だと思っています。 彼女もそう思っているからこそ、流れを止めない様に水漏れも意識しながら、言葉を紡いでいる のです。
『さてと・・・少し飛んだ様だが、次に移るかい?』 『館野さんに焦点を当てたから、そうなったんだわ。でも、あの後は・・・カナちゃんが先に シャワーね、彼の分身がいくら薄くても、次があるでしょ?ナベさんとするんだもの、綺麗に 洗いたい女心は理解出来るもの。カナちゃんね、バスルームから出て来て、”シャワーをどうぞ” って。館野さんと私を手招きするの。 彼とバスルームに入ったら、歯磨きしてるのよ。次の展開に気持ちが移ってるみたいでしょ? ”館野さんとの時間なんだから”って注意したかったのよ。でもね、狭いバスルームに三人なんだ もの、いくら小さな声でも聞えるから、それはグッと我慢して、”ダメよ”って目線を送ったん だけど、表情も変えないから無視された気分だったの。 仕方ないでしょ?でね、館野さんとバスタブに入って、シャワーカーテンを閉めたの。 ”楽しかったわ”って、”チュッ!”とキスしてから彼の体を洗って、シャワーカーテンを開け たら、バスタオルを手に持ったカナちゃんが”私が拭くわね。綾はシャワーでしょ?”なの。 私の気持ちが通じたんだって、何だか嬉しかったわ』 『裸の付き合い、隠すこともない行為の後だろ?通じ合わない筈はないと思いたいね』 『それって、お付き合いするうえで一番大事なことでしょ?”まずは裸から”、かな?』 『はははっ、綾語録かい?』 『早く本名に戻りたいな、うふっ』
私が彼女の名前を口にしない理由は分かっている筈ですが、何だか催促されている様です。 それを無視して、
『それじゃ、ここで終了だね?』 『うん・・・お洋服を着て、”私が送る”ってカナちゃんに伝えて、お部屋を出たの。 元々は私との約束だったでしょ?だから、当然の事なのね。カナちゃんとも確認していたから、 あっさりしたものよ。 ”大丈夫?無理しないでね?”って、お部屋を出る前に”チュッ!”って彼の頬にキスするの。 ”唇にしないのってルール違反じゃない?”って言いたかったんだけど、”ルールなんてないで しょ?”って返されたら返す言葉もないから、胸に仕舞ってお部屋を後にしたの。 館野さんは何も話さないから、カナちゃんの事は気にしていなかったみたいで、一安心なの。 ほんとに話さないのよ、”どうしたの?”って聞いても、”楽しかったよ。綾ちゃんは美人なの に、優しくてよく気が付くね”って。嬉しいやら恥ずかしいやら・・・えっ?創作ではありませ ん、うふっ』 『はははっ、館野さんが乗ったタクシーを見送った、そこ迄だったね?』 『これで空白箇所が繋がったでしょ?分かるでしょ?』 『では、次の繋がりに移るんだろ?』
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Re: 自由と束縛の狭間で
小田
:2025/12/13 (土) 12:20 ID:DKB63IC2 No.205898
『うん・・・タクシーが見えなくなって直ぐにナベさんに掛けたの、”お待たせしました”って。 ナニか言いたそうだったけど、”直ぐに行く”なの。きっとね、カナちゃんの携帯から聞こえる 喘ぎ声じゃないかって思ったけど、直ぐに切られたから、何も話せなかったの。 急いで来たのね、10分も待たなかったかな?あなたに掛けようと思ったんだけど、お話しの途中 ならイヤでしょ?だから、来るまで待ってお仕事の連絡があるからって、エレベーターホールで 待つようにお願いしたの。携帯で話したでしょ?』
清水さんの報告では、会って直ぐに二人とキスしているのですが、その事実は覚えているとしても、 その後のプレイとは比較もできないレベルだとして、省略したと推測できます。 彼女がホテルに着いた時の渡辺さんとのキスについては、清水さんから報告はなかったのですが、 館野さんとの3Pの後では、私への気遣いは必要ないと判断したようです。
『そうだったね・・・次はエレベーターホールかい?』 『時系列でも小さく切り過ぎでしょ?そんなの話す程の事もないもの』 『そういうつもりじゃないが・・・任せるから進めてくれないか?』 『うふふっ・・・ないことはないかな?』 『はははっ、好きにしろよ』 『あのね、エレベーターホールって、そんなに広くないでしょ?あっ?!話さなかったわ、 お部屋はダブルって思ってるでしょ?』 『”広くない”で思い出したのかい?』 『ナベさんがね、4Pの事を考えてツインにしたの。館野さんにはね、ダブルが予約できなかった って謝ったって。でもね、ツインでもベッド幅の広いお部屋が予約できたのね。 三人でしょ?少しでも広い方が伸び伸びできるでしょ?あれ?館野さんのは・・・うふふっ、 普通かな?』 『はははっ、どちらにしても、広いに越したことはないだろ?』 『そうでしょ?あなたとダブルは一度もないでしょ?館野さんより伸び伸びなのに、うふふっ』 『比較はしないと決めただろ?』 『まだ残ってるかな?比べるとかじゃなくても、そのね、温もりが』 『その温もりの本人まで急ぐかい?』 『時系列でそこまで・・・エレベーターホールに戻るわね。シュンちゃんがバックパックを持って いたの。ナベさんのモノなのよ、”どうして?”って聞いたのね。そしたら、ナベさんが、 ”トートバッグには入れられなかったからね。館野さんに見られても困るから”って。 4P用の器具とか性具が入っていると説明してくれたの。どういったモノか分かるでしょ? だからね、”お手柔らかに”って、笑顔でお返事したの。 目的階でエレベーターを降りて、お部屋まで少し歩くのね。高層階だからかもしれないし、 時間も時間だし低層階でも宿泊客に会うってあまりないでしょ?だからね、歩きながらキスした り、オッパイを揉まれたり、私の淫靡なドアを叩くんだもの。お部屋に着いた時には、半開きに なっていたかな?うふっ。 カナちゃんには、エレベーターに乗るって連絡していたから、ドアの前で待っていると思って いたのね・・・』 『遮るけどね、高層階?誰が払うんだい?』 『誰って、館野さんだと思うけど・・・先に帰るからナベさんが立て替えじゃないかな?』 『疑問に思うのは同じスタンスだからだろ?答え合わせ迄ハッキリ話せないんだろ?』 『予約も支払いもナベさんだから・・・』 『はははっ、愚問だったね。その時まで待とうか?』 『うん・・・ごめんね?』 『じゃ、続けようか?』
携帯の向こう側の彼女の様子は何も見えないとはいえ、一瞬戸惑った様子は伝わってきます。
『・・・あれ?・・・あなた、ちょこっと待ってくれる?』 『どうした?』
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Re: 自由と束縛の狭間で
小田
:2025/12/13 (土) 15:22 ID:DKB63IC2 No.205902
それには返事もせず、何かをしている様です。 数十秒が経ったでしょうか、
『ごめんね?シュンちゃんから掛かってきたの』 『この時間に?』 『のけ者になってるから、話したいって』 『待ってるのか?』 『仕事中だからって言ったんだけど・・・』 『任せるが、端的に・・・まぁ、そう長くならないように、いいかい?』 『うん・・・ごめんね?4Pの状況を引きずってるから、イヤらしいお話しになると思うの』 『説明の手間が省けるのなら、お助けマンかもしれないね』 『誘導できれば・・・いいのね?』 『秋の夜長だろ?まぁ、明日もあるから・・・分かるね?』 『秋分の日までは、まだ少しあるけど、日一日と長くなっているところね?』 『彼の一物を長くさせるなよ、はははっ』 『だからね、過程でしょ?コールを待ってる間に・・・どうしましょ?うふっ』 『聞かれてないだろうね?』 『”お仕事を纏めるけど、10分経過したら諦めてね?”って話してあるの』 『用意周到だね?』 『あなたの許可を貰うのに、10分もあれば十分でしょ?あれ?5分かな?』 『はははっ、早く掛けろよ。フル勃起になってたら、その前の説明が出来ないだろ?』 『はい・・・スピーカーで・・・』
『お待たせ〜、うふっ』 『良かった!ダメかと思ってたよ』 『驚くでしょ?早過ぎない?』 『仕事は?』 『シュンちゃんのたってのお願いだもの、聞かない訳にはいかないでしょ?』 『綾ちゃんと繋がったから、二人に対抗できそうだよ』 『疎外されてるの?』 『さっきまで休憩してたから、一緒に話してたんだけど、また始めたからね』 『混ぜてもらえばいいんじゃない?』 『MMFだろ?”DPしよう”って言ったんだけど、”愛し合いたいから、ごめんね”ってカナ ちゃんが。ナベさんとカナちゃんはセフレ以上の関係じゃないの?綾ちゃんがいるのに、 本気モードだよ』 『本気じゃないわよ、セックスで繋がってるだけだもの。まだヤッてるの?』 『聞こえないかな?カナちゃんの喘ぎ声が。ナベさんに乗って腰を振ってるよ』 『なんとなく・・・離れてるの?』 『窓の傍の椅子だよ。二人はあのままだからね』 『バスルーム側なの?』 『だから離れてるだろ?』 『そうね・・・それなら、お話ししても邪魔にはならないかな?』 『話だけじゃつまらないだろ?今から行ってもいいかな?』 『何言ってるの、ダメに決まってるでしょ?満足したって言わなかった?アレって嘘なの?』 『綾ちゃんに嘘は言わないよ。一緒にヤルならいいけど、見せつけられるのは面白くないだろ?』 『キツイわね・・・我慢できないの?』 『綾ちゃんが居れば・・・僕が行けないのなら、戻って来ないか?』 『出来ない事を言わないで。シュンちゃんね、お仕事の手を止めてお相手してるのよ、 分ってる?』 『綾ちゃんはスパッと割り切れるから気にならないんだろ?』 『ナベのこと?』 『僕のことも・・・』
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Re: 自由と束縛の狭間で
小田
:2025/12/13 (土) 18:08 ID:DKB63IC2 No.205909
『割り切るじゃないの、切り替えないと何事もできないでしょ?』 『今は仕事か・・・さっきまでヤッてたのに、凄いよな、尊敬ものだよ』 『嫌味なの?・・・シュンちゃんの温もりはシッカリ残ってるわ。切り替えなの、分からない?』 『それじゃ、セックスモードに切り替えられるだろ?』 『バカね、切り替えてるから話せるんでしょ?女心が分からないの?』 『ほんとに?・・・それじゃ、別れる時に話したことだけど、そこに戻れるだろ?』 『私達のイヤらしいお話しね?シュンと綾のセックス・・・とても興奮したし、何度も逝ったわ』 『ホテルからタクシー乗り場までに話したこと覚えてるだろ?』 『”愛してる”って言ったこと?』 『僕のチンポだろ?”愛してる”と言いながら触ってきただろ?』 『オマンコに指を挿れたのは愛してるから?うふっ。観られてたのよ、知ってるの?』 『ほんとに?気付かなかったよ』 『ホテルの玄関を出た時から、何となく感じるものがあったの。ショーウインドウを見るように 私を押し付けたでしょ?後ろからなら丸見えだから、体を廻してショーウインドウに背中を 付けたの。抱き合ってキスしながらなら、オマンコを触ってもシュンの後姿しか見えないでしょ? でもね、シュンの手の動きで想像は出来るわよ。本番じゃないし、遠目に観るだけだって分る から、“愛してる”ってチンポを触ったの。シュンもオマンコを愛してるんでしょ? お返事が欲しいかな?うふっ』 『愛してるよ、綾もオマンコも・・・触った?違うだろ?握ったに訂正して欲しいね、 ”したいの?”って聞きながら扱くんだから、危なかったんだから』 『嘘はいけないわ。もうカラカラって言ったのは誰かしら?』 『時間だよ、溜まってくるんだから・・・あの時はまだだったかな?』 『危なかったのよ、私達。あそこを離れたら、またついて来た人がいたの。見られない様に 隠れて、愛し合うところを監視してたと思うの。 ”いないわ”って思ったのに、何処に居たのかしら?きっとプロよ、私立探偵なのかしら? シュンね、浮気していない?』 『僕は未婚だよ・・・綾じゃないか?』 『ナベが?・・・意味不明でしょ?あり得ない事を言わないの。誤魔化そうとしたでしょ? 彼女が居るんでしょ?白状しなさいよ』 『いないと言っても信じない?』 『女の勘は鋭いのよ。シュンのお返事次第では、お付き合いを考えようかな?』 『・・・いないことはないけど・・・でも、綾が好きだよ』 『オマンコでしょ?アナルもかな?うふっ』 『両方かな?綾の全てが・・・セフレ以上の関係になりたいけど、ナベさんがいるからね』 『嬉しいわ、私も大好きよ。でもね・・・そうだわ、ナベとの事ね、いつか時間が取れたら 話してもいいかな?このことね、ナベには話さないでよ、いいわね? もう一度聞くけど、シュンが調査されるような関係の女性なの?』 『セフレだよ。彼女も分って付き合ってるから、調査する理由なんてないだろ?』 『そうね、信じていいのね?面倒には巻き込まれたくないから、そうなったら私は無関係って 説明してくれるわね?』 『全力で綾を守るから、信じて欲しいな』 『分かったわ・・・さっきのこと、ナベに話さないでって言ったこと、分かったのね?』 『了解だよ。でも、いつ会えるんだよ』 『今は色々あるでしょ?カナちゃんとナベの事もあるし・・・詳しくは話せないの』 『そうか・・・やはりかな?その時までは知らない振りで通すから、大丈夫だよ』 『ありがとう・・・今夜は楽しかったわ。もう一度お礼を言おうかな?大好きなシュンのチンポ に、うふふっ』 『おっ?!大好きな綾のオマンコに・・・』 『ねぇ、一緒に言わない?』 『いいよ・・・じゃあ、ありがとう!綾のオマンコ』 『ありがとう!シュンのチンポ・・・うふふっ、大好きよ』 『シュン!貸してよ・・・ナンなの?盛り上がってるわね。綾のオマンコって?』 『カナ?シュンとお話ししてるのに入ってこないでよ』 『ナベに挿れてもらってたから、入ってもいいでしょ?』 『意味不明でしょ?・・・そうだわ、シュンを一人にさせないでよ、可哀想でしょ?』 『シュンはね、綾が良いの?そうでしょ?・・・言いなさいよ・・・スピーカーにするわ・・・』 『・・・そうだけど・・・綾と話してるんだから、入ってくるなよ』 『言われようね・・・三人で話さない?』 『ナンなの?何がしたいの?』
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Re: 自由と束縛の狭間で
小田
:2025/12/14 (日) 12:30 ID:J9iEAGI6 No.205923
雲行きが怪しくなったように感じるのですが、彼女なら直ぐに回復させる筈です。 何を置いても、彼等には仕事優先、私には性行為以外の事情を聞かせたくないでしょうから、 上手く纏めると思います。
『だってね、ナベって明日仕事だからって寝てしまったのよ。私がいるのに酷いでしょ?』 『カナは専業主婦だから、時間なんて自由にできると思ってるでしょ?働くって頭で考える よりもそれは大変なんだから。あれ?!クマと結婚するまではOLだったんだわ、ごめんね?』 『遠い昔の事だけど、惜しまれて退職したのよ。話してなかったけど、大企業で役員付きの 秘書だったの』 『館野さんだろ?ナベが話してただろ?』 『ナベっておしゃべりよね、主人には話さないでよ。でも、館野さんとは退職する少し前だった から・・・』 『3Pの時に、その後だっただろ?念押しは要らないよ』 『カナ!ほんとに?・・・何だか点と点が繋がりそうね』 『繋いで線にしないでね?綾にも分かってしまったわね。主人には・・・』 『大丈夫よ、話さないから安心してね。このことってクマは知らないのね?』 『館野さんの秘書だったこと?』 『お惚けなの?今も館野さんと繋がってること、カナの紹介で私が彼とセックスしてること。 彼以外の人とも・・・これって、館野さん繋がりなんでしょ?』 『分かるのね?綾って頭が回るのね?』 『フクロウみたいに言わないでよ、うふっ・・・分かった?』 『えっ?フクロウって、鳥の?』 『首がクルって一回転はしないけど、ほぼかな?それに掛けたのに分からないって、面白くない でしょ?』 『そうだったわ。急に言われたら・・・夜行性でしょ?綾も・・・』 『淫靡な行為は夜に輝く、でしょ?私達の代名詞は?』 『エロオンナ?・・・違う?あれね、淫乱綾でしょ?』 『私だけ?淫乱カナ&綾じゃない?うふっ』 『淫売じゃないかな?』 『違う!違うわよ、何を言うのよ。淫乱でしかないでしょ?おかしいでしょ?シュンって』 『淫売って売春の事でしょ?そんな関係じゃないもの、館野さん達とは』 『綾、ごめんね?間違った認識って独り歩きするから困ったものだわ。シュンね、変なこと 言わないでね?』 『おっ?・・・あれ?そんなこと言ったかな?聞き違いじゃないの?淫乱が代名詞のカナと 綾だろ?』 『うふふっ、そうよね、淫乱が正解ね。聞き間違ったのね?そうでしょ?』 『DPで疲れたのね?聡明な綾でも聞き間違いってあるのね?そんな綾って大好きよ』 『褒めてるの?』 『さっきの・・・何だっかな、詩的だったわよ』 『その時に言ってくれないと、感動もできないでしょ?詩って生モノなのよ。時が過ぎれば、 過去のモノになるの』 『思い付きでしょ?瞬時にできるって凄い事よ。羨ましいわ』 『速いって事?淫乱には聞きたくない言葉でしょ?速いなんて最悪だもの、うふっ』 『そこ?やはり綾は淫乱だわ。ねぇ、濡れてきたでしょ?』 『違うでしょ?淫乱はいつも濡れてるの、カナもそうよ。シュンね、カナのオマンコを触って みてよ』 『うふふっ、くすぐったいでしょ?・・・あっ?!あうあうあぁ・・・』 『カナ?聞える?シュンとヤッたら?』 『綾、カナが咥えてきたから・・・ベッドに・・・おおっ!』 『良かったね?淫乱カナと楽しんでね?淫乱綾とは・・・そうね、時間が取れたら・・・』 『待ってるよ・・・おおおっ!・・・』 『カナを待たせたらダメでしょ?でも、”遅く”を忘れないように、うふっ』 『了解!・・・じゃあ・・・カナ!ヤルぞ!・・・』
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Re: 自由と束縛の狭間で
小田
:2025/12/14 (日) 17:26 ID:J9iEAGI6 No.205930
ほんの少しのタイムラグの後、
『ごめんね?長かった?』 『彼が長くしたようだね、はははっ。感心するよ、少し時間が掛かったが、まぁ、上手く纏めたと 言えそうだね』 『結局、セックスプレイは話せなかったわね。お部屋を出てから別れる少し前の痴態だけだった けど、それ以上の収穫があったから、許してくれる?』 『許すも何も・・・次の土曜日に答え合わせだろ?』 『それはそうなんだけど、推測通りの関係性が捲れたと思わない?』 『土曜日を待たずに、全てが判明しそうだね』 『うん・・・土曜日にお相手する人との関係、ナベ・カナ・館野ドクトリンとの繋がりかな?』 『はははっ、ドクトリン?参るね、三人の方針ってことかな?』 『ナベさんが独自にって聞いてるでしょ?その人がどう絡んでくるのか気になるし、答え合わせに 支障をきたすかもしれないでしょ?』 『分からないでもないね。金曜日に作戦会議といくか?はははっ』 『あなたって、事の重要性を見誤っていない?何だか軽く聞こえるでしょ?』 『慎重になり過ぎても間違いを犯すものだよ。ここは冷静に平常心で臨まないと、いいね?』
土曜日のキーマンは私なのですから、何も待つ必要もありません。 この時点で全貌が見えてきたと言えそうです。 彼女にとっては、土曜日のキーマンが見えない状況では、答え合わせに慎重になるのは分からない でもありません。
『うん・・・シュンちゃんから掛かってきたことで、ステージが変わったと思うのね。 でも、まだ見えない人がいるでしょ?ほんとに何も分らないんだもの、どんでん返しがないとも 言えないでしょ?』 『推測が全てひっくり返されるとは思えないけどね。館野さんと同じレベルと考えても、大きく 逸れることはないと思いたいね』 『そうじゃなかったら、驚愕どころじゃないかもね、うふっ』 『まぁ、心配しても始まらないだろ?静かにその時を待つ、これじゃないか?』 『うん・・・やきもきしても始まらないわ。じゃあ、お部屋に入ったところから話すわね?』 『それだが、1時を回ったからね、明日に・・・はははっ、もう今日だが、持ち越さないか?』 『いいけど、杉山さんのこともあるでしょ?』 『2時間程だろ?』 『11時頃までだと思うの・・・あのね、土曜日のことだけど、約束は3時過ぎなのね。 1時にナベさんのマンションに行くの。3時前まで一緒に過ごして・・・セックスすると思うけど、 中出しはしないし、膣内を綺麗に洗浄するのね。”今日はまだ処女って話したら、お相手の人も 喜ぶから、積極的に接したらいいよ”って。これってある意味殺し文句でしょ? 今回も同じだと思うの、初めてお相手する人だもの、きっとそうなると思うわ』 『土曜日が彼の試金石になるのなら、ヘマは出来ないのは理解出来るね。だけど、処女とはね。 歳を考えれば、口にするのもはばかられるだろ?』 『そういうのってあるでしょ?誰も処女なんて思わないもの。今日は誰ともしていないって示唆 することで、興奮を呼び起こせるの。分かって聞いたでしょ?』 『詭弁じゃないか?』 『オトコの人の心理かな?違うと思っても本人から、それも美人に・・・アレ?言い過ぎたかな?』 『ジョークだろ?それとも・・・』 『そうだとしてもよ、うふふっ・・・私から?それはないわよ。ナベさんがね、そう言ったら ダメ押しになるからって』
そに日に、彼女のダメ押しが聞かれるかは神のみぞ知るですが、驚愕で何も考えられない状況に 接して、言葉にならない言葉を発するだろうことは、容易に推測できます。 そうだとしても、金曜日に会う意味が薄れてしまいそうです。 土曜日当日の午前中、二人がセックスするのなら、金曜日のお膳立ては全く無意味になってしまい ます。 いくら中出ししないとはいえ、それを見過ごすことは出来ません。 当日までに何らかの手を打って、私と会う少し前まで彼女を引っ張ることが出来れば、彼との セックスは回避できそうです。 差し迫っているのですから、明日にでもその対策を講じなければなりません。
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