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満員御礼 m(__)m 超スゴイです!超感激です!超サプライズです!
爆発的大人気でこのスレッドは、なんとレス数が200を突破して満杯となってしまいました。
申し訳ありませんが新しいレスは書き込めませんので、続きは新しいスレッドでお願い致します。

続 せ・ふ・れ

[1] スレッドオーナー: 洋祐 :2021/07/05 (月) 20:23 ID:26azRQhU No.157704

二つ目のスレになりました。
ただの一人語りが続きますが、よろしかったらご覧ください。


俺は、騎乗位では逝くことはできなかったものの、
その後は、結局2回、綾夏の中に射精した。

1回目は、決して激しいものではなかったが、様々な体位を試した。
先ず、騎乗位を終えた後、綾夏を少し乱暴に仰向けに倒し、
彼女の両脚を開いて大きく屈曲させた。

愛液で潤った綾夏の性器もアヌスも上向きに露わになる。
綾夏にこんな格好をさせるのは、関係が始まって間もない頃以来だろうか。
しかも、そのときは、俺も綾夏もかなり酔っていたはずだ。
酔いが醒めた状態で、綾夏にこんな格好をさせるのは初めてのことだろう。

「な、何をするつもりなの?」
「何をしても平気なんだろ。」

俺がそう言うと、綾夏は抵抗しなかったが、
恥ずかしさのせいか、両手で顔を覆った。
綾夏に言葉攻めをしたいところだが、俺にそんなスキルはない。

俺は、ペニスを綾夏の膣口に宛てがい、
ゆっくりと挿入した後、出し入れを始める。
アダルドビデオでは、よく見かける体位かもしれないが、
実際にやってみると結構辛い体勢で、長くは続かなかった。

ゆっくりペニスを抜くと、綾夏の膣口がポッカリと開いていた。
膣口が開いた綾夏の姿を見るのも、これが初めてだ。
綾夏の膣口に両手の指を突っ込み、左右に拡げたみたが、
暗くて中はよくわからない。
だが、膣の中は、愛液でぐっしょり濡れているのはわかった。

綾夏は、相変わらず手で顔を覆っていた。
その姿は、早く入れてと訴えているように、俺には思えた。

俺は、綾夏を横向きにして、彼女の片脚を大きく上げ、
もう一方の脚に跨り、ペニスを深く深く挿入した。

「あぅぅぅ…」

そんな綾夏の声を聞きながら、俺はゆっくりと腰を動かす。

その後は、思いつくまま体位を変えながらセックスした。
すべてアダルトビデオの見様見真似なので、
変わった体位はしていないと思うが…

どのくらいの時間をかけたのか、全くわからないが、
最後に正常位で重なった頃には、俺も綾夏も身体中が汗でびっしょりだった。
激しい動きはしなかったつもりだが、正常で綾夏の中に射精した後は、
もう身動きができないぐらい体力を消耗していた。

2回目は、かなり長い時間を費やした。
先ず、1回目を終えた後、二人でシャワーを浴びた。
さすがに風呂場で何かをする気にはなれなかった。

風呂から上がると、冷蔵庫からミネラルウォーターを2本取り出し、
そのうちの1本を二人で交互に飲み、一本を枕元に置いた。
濡れたシーツを交換した後、抱き合いながら、その上に倒れ込んだ。

そして、正常位で綾夏に挿入し、互いに抱きしめ合いながら、キスをした。
その間、勃起を維持するために身体を動かすことはあったが、
それ以外は、ほとんど身体を動かさず、綾夏にキスし続けた。
時間を計っていたわけではないが、1時間以上は続けていたと思う。

「動かなくても、凄く気持ちいい…」

途中で、綾夏がそう言った。
肌を合わせながら挿入されるのが大好きな綾夏にとって、
それだけで本当に気持ちいいのだろう。

俺も気持ちが良かった。
物理的な刺激が無くても、色々なことを思い浮かべるだけで、
俺にとっては十分な刺激になった。
逆に、射精して終わってしまうのが勿体ないと思えるような時間だった。

そんな長い時間を過ごした後、俺は正常位のままゆっくりと腰を動かし始めた。

「あぅっ…、あぅっ…、あぅっ…、」

暫くして、綾夏が俺の耳元で静かに喘ぎ始める。
単調な動きだったが、それでも綾夏はゆっくりと静かに登りつめていったようだ。
そして、いつものように、俺に抱き着く綾夏の両腕に力が入り、
「あぁぁぁぁ…」という声と共に、綾夏の全身の力が抜けていった。

その後も、俺は単調な腰の動きを続けながら、
脱力した綾夏に、顔中を舐めるようにキスをした。
綾夏は脱力したまま、全く動かない。

綾夏の顔が俺の唾液塗れになっていく。
途中、喉が渇き、枕元に置いたミネラルウォーターを飲み、
口移しで綾夏に何度も飲ませ、序に俺の唾液も飲ませた。
綾夏は、終始目を閉じていたので、
俺の唾液を飲んだことに気づいているかどうかはわからない。

「あふぅっ…、あふぅっ…、あふぅっ…、」

暫くすると、綾夏が再び喘ぎ始めた。
俺は途絶えることなく、腰を動かし続ける。
綾夏の両腕に再び力が入ってくる。

「はぁぁぁっ…」

綾夏は、静かに声を出しながら脱力していった。
それを確認すると、俺は腰の動きを速めていき、
遅漏の俺には珍しく、直ぐに綾夏の中に射精した。
綾夏も気が付いたのか、射精が始まると俺に抱き着いてきた。

そして、射精を終えた後は、いつものように、繋がったまま抱きしめ合い、
いつペニスを抜いたのかわからないまま、眠りについた。


[191] Re: 続 せ・ふ・れ  ジーン :2024/03/04 (月) 09:55 ID:35VYLxCI No.190023
気になります。
なかなか平穏無事な展開にはなってきませんね。


[192] Re: 続 せ・ふ・れ  けい :2024/03/07 (木) 00:09 ID:DtkeCc22 No.190092
続きお願いします

[193] Re: 続 せ・ふ・れ  洋祐 :2024/03/08 (金) 22:15 ID:uElSYCrQ No.190135

stopさん、ジーンさん、けいさん、レスありがとうございます。



綾夏はトラブルが発生と言っていたが、トラブルって何だろう。
面倒なことに巻き込まれていなければいいが…
俺は、そんなことを考えながら電車に乗っていた。

IB駅の〇番線ホームに到着して、ベンチを探していると、
ホームの向こうの方で綾夏が手を振っているのが見えた。
俺は急いで綾夏のもとへ行った。

「どうしたの?」

俺が綾夏に尋ねると、彼女は顔をベンチの方に向けた。
そこには、小柄な女性が俯いて座っていた。

「この女性は?」
「会社の同期で、美穂という子なの。少し飲み過ぎたみたいで…
 飲み会が終わったときは、もう少ししっかりとしていたけど、
 少し危なっかしいから、放っておくわけにも行かなくて…
 自宅の最寄り駅が〇〇線のNT駅というのは知っていたから、
 ここまで、何とか連れて来たけど、これ以上はちょっと…」

〇〇線はIB駅から出ている私鉄だ。

「腕を支えてあげれば、ゆっくりだけど、まだ歩けることは歩けるの。
 でも、荷物もあるし、階段とかは、私一人では無理だから…。
 こんなことになって、本当にごめんね。」
「まあ、仕方ないよ。綾夏が悪いわけではないし…」

綾夏もこういう状況では、途方に暮れていただろう。
確かに綾夏一人でこの娘を電車に乗せるのは、無理な話だ。
俺は、綾夏のバッグと美穂のバッグを担ぎ、
綾夏と二人で美穂の腕を支えながら、〇〇線へと向かった。

歩いている途中、綾夏とは違う女性の香りが、美穂から漂ってきた。
考えてみれば、綾夏以外の女性に触れたのは、いつ以来だろうか。
綾夏の言う通り、俺に女っ気が無いのは確かだ。

「このまま、彼女を電車に乗せられるのか?」
「この駅が始発だから、何本か待てば座れると思うの。」

電車を数本見送って、漸く座れる電車に乗り込んだ。
IB駅からNT駅までは、20分弱ぐらいだろうか。

「NT駅に着いた後は?この娘の家の場所を知っているの?」
「ううん、場所は分からないけど、美穂は実家暮らしだから…。
 飲み会が終わった後に、美穂の家の電話番号を聞いておいたから、
 NT駅に着いたら、電話して家の人に迎えに来てもらうつもりよ。」

NT駅に到着し、駅を出たところで、綾夏は俺と美穂から離れて電話を掛けた。
美穂は、すでに片腕を支えただけでは立っていられないほどだった。
俺は、綾夏が電話をしている間、美穂の右腕を俺の首に掛けさせ、
俺の左腕を美穂の背中から腰に回し、彼女の身体全体を支えていた。
美穂の身体は、綾夏とは違い、とても華奢で軽い感じだ。

ここで、ちょっとしたハプニングが起きる。
美穂を支えている途中、彼女の膝が落ちて身体がずり落ちそうになった。
俺は、慌てて美穂を支え直そうとしたとき、誤って美穂の胸をもろに掴んでしまった。
掴んだ胸から手を放すと、美穂が地面に落ちてしまうので、放そうにも放せない。
自分では不可抗力だと思うが、美穂自身や周りから見れば、痴漢と思われるかもしれない。
俺は、咄嗟に綾夏を見たが、まだ電話の最中で、こちらを見てはいないようだ。
俺はホッとして、美穂の胸を掴んだまま、彼女の身体を支え直した。

俺の手には、服越しではあるが、美穂の胸の感触が残っていた。
美穂の胸は綾夏よりも明らかに小さいが、女性らしい柔らかさは感じられた。
俺は、胸がドキドキしだしたが、丁度電話を終えた綾夏が戻ってきた。

「美穂のお母さんが、車で迎えに来るそうよ。」

綾夏がそう言いながら、美穂の左腕を支えたので、俺は、美穂の右腕を支えた。

「俺はここに居ない方がいいかな?この子と面識もないし…」
「大丈夫よ。何か聞かれたら、私から説明するから。
 それに、私一人じゃ美穂を支えられないわ。」

それから、10分ほどで迎えの車が来た。
美穂の母親らしき女性が車から降りて、綾夏と挨拶を交わした。
美穂の母親なら50代だとは思うが、可愛らしい感じで、とても50代には見えない。

「あの…、失礼ですが、こちらの方は?」

案の定、美穂の母親が俺のことを尋ねてきたが、直ぐに綾夏が対応した。

「すみません。私一人では無理だったので、私が連絡して来てもらったんです。」
「あっ…、あぁー、そうなんですね。この度はご迷惑をお掛けして申し訳ありません。」
「いいえ…。」

俺と綾夏で美穂を車の後部座席に乗せた後、母親が運転する車を見送り、
俺たちがNT駅でIB駅行の電車に乗ったときには、午後11時20分を回っていた。

「何か、疲れたわね。」
「綾夏は大丈夫なのか?」
「私?大丈夫よ。ビール1杯ぐらいしか飲んでないし…
 まあ、ひたすら料理を食べていたかな。
 男子からは、こいつ食ってばかりだなって思われたかもしれないけどね。」
「・・・・・・」
「でも、酔って美穂みたいになったら、確かに危ないかもしれないわね。
 洋祐の言う通り、これからも気をつけるわ。
 でも、どうしてもというときは、この前みたいに迎えに来てもらってもいいでしょ?」
「ああ」
「ありがとう。」

綾夏の部屋に到着したときには、すでに午前0時半を回っていた。

「これからどうする?」
「とりあえず、疲れたからお風呂に入って…、
 その後は、少し飲みたいな。ビール1杯じゃ、全然飲み足りないし…
 洋祐も飲むでしょ?」
「そうだな。」

綾夏が風呂の支度をし、二人で風呂に入った。

「あー、やっと落ち着いたぁ〜。」

二人で湯船に浸かっていると、綾夏がそう叫んだ。

「こんなことになるとは思ってもみなかったわ。今日は、本当にごめんね。」
「・・・・・・」
「洋祐は、私のことを危ないから気をつけろって言うけど、
 美穂は、私よりもっと危ないわね。」
「綾夏も同じようなものだろ。」
「ううん。私は、目上の人からお酒を勧められてもはっきり断れるけど、
 美穂は、勧められるまま飲んじゃうんだもん。」
「・・・・・・」
「今日も、自分からお酒を飲んだって言うよりも、
 断れなくて飲み過ぎたみたいだし…」
「・・・・・・」
「私と同い年なんだけど、妹みたいな感じの子だから、
 今日も一人じゃ行かせられなくて、私も行くことに決めたの。
 まあ、私の本当の妹は、妹とは思えないぐらいしっかりしているけど…」
「・・・・・・」
「月曜に会ったら、洋祐みたいに、美穂に説教しなくちゃ。」
「俺は綾夏に説教なんかしてないぞ。」
「洋祐はそう思ってなくても、あれは絶対に説教なの。
 でも、説教してくれる人が近くにいるって、ありがたいよね。」
「・・・・・・」
「私、思ったんだけど…、先週や今日の飲み会のようなことがあったとき、
 身近で頼れる人は洋祐しかいないんだよね。」
「・・・・・・」
「それで、もしも洋祐に彼女が出来たとしたら、
 私、頼れる人が誰もいなくなるんだなって思って…」
「・・・・・・」
「大学のときは、いっぱい居たのにね。」

多分、サークルの同期の男子達のことだろう。

「皆、元気にしているかなぁ…」
「頼れる人が現れるまで、俺でよければ頼っていいよ。」
「本当に?ありがとう。やっぱり洋祐は優しいね。」

綾夏はそう言って俺の方に振り向き、俺に抱きつきながらキスをした。


[194] Re: 続 せ・ふ・れ  まつ :2024/03/08 (金) 23:22 ID:pTUwUeRE No.190140
いやいや
駄目ですって
やっぱり綾夏さんのこと好きになっちゃいますよ

やってる事は結構下衆な事なんですが、なぜか憎めないし、下品にも感じない
かといって小悪魔的なあざとい計算も感じられない
また天然不思議ちゃんとも違う

惹かれる存在です

応援してます

[195] Re: 続 せ・ふ・れ  洋祐 :2024/03/11 (月) 00:11 ID:PJXqbIn6 No.190201

まつさん、レスありがとうございます。



翌週、10月最後の水曜の夜、仕事から帰宅すると、
綾夏が「お帰り」と言って、俺を迎えてくれた。
綾夏が彼氏と別れてから1カ月以上が経つが、
毎週水曜は、これが俺と綾夏の日常となっていた。
綾夏が彼氏と別れてからは、俺と綾夏の間では会話が増えたと思う。
会話と言っても、そのほとんどは綾夏が喋っているのだが…

綾夏が彼氏と付き合っていた頃は、俺の前では彼氏に関わることを殆ど話さず、
それは、綾夏が俺に隠し事をしながら話しをしていたということなので、
綾夏の会話には、自ずと制限がかかっていたのかもしれない。

今は、綾夏は、何ら制限がなく、いろいろな話しを俺にしてくれる。
この日も、綾夏は、食事をしながら、会社での出来事などを話してくれた。

「月曜に美穂に会ったら、金曜のことのお礼を言われたわ。」
「・・・・・・」
「それで、金曜のことを美穂に説教しようとしたら、
 もうそのことは勘弁してって言われちゃった。」
「どうして?」
「土曜の朝、起きた途端、母親からかなり怒られたみたい。」
「・・・・・・」
「人様に迷惑をかけるなら、もう飲み会には行くなとか…、
 こんなだらしのない娘に育てた覚えはないとか…
 お友達が送ってくれたからよかったようなものの、
 もしもそのまま寝込んで、男性から悪戯されたらどうするのとか…」
「・・・・・・」
「母親から延々と怒られて、もう散々だったらしいわ。」

美穂の母親とは一度会っただけだが、とても優しそうで、
俺には、そんな説教をするような人には見えなかったが…

「25歳にもなって、母親からこっ酷く叱られるなんてね…
 実家で暮らしていると、ほんと大変よね。」
「・・・・・・」
「それと、母親から、私と彼氏さんが駅まで送ってくれたって聞いたらしいの。」
「えっ?」
「彼氏さんなんか、連絡してわざわざ来てもらったみたいだって…」

そう言えば思い返すと、綾夏が美穂の母親に俺のことを説明したとき、
母親は、何かを察したような、そんな顔をしていた気がする。

「それで、美穂から、彼氏さんって誰なの〜?って聞かれて、焦ったわ。」
「何て答えたの?」
「詳しいことは言えるわけないし、
 そうかと言って、他に言い表せる言葉は見つからないし…、
 私と洋祐の関係って、一言では言い表せない関係なんだなって思ったけど…」
「どうせ、アッシー君とか、メッシー君とかの類の関係だからな。」
「アッシー君って…、一体いつの時代の言葉を使っているの?
 それにそんなこと思ったこともないわ。」
「まあいいや。それで、結局何て答えたの?」
「大学のサークルの同期で、彼氏ではないけど、
 私が頼りにしている人って答えたんだけど…」
「・・・・・・」
「美穂から、もしかしたらこの前の同期の飲み会の後に、
 綾夏と一緒に居た人なのって聞かれたら、言葉に詰まってしまって…」
「・・・・・・」
「そうしたら、美穂が、ふーんって顔をしてから、私の顔をじっと見て、
 とりあえず皆には黙っていてあげるから、話せるときがきたら話してねって、
 そう言われちゃった。」
「それ、完全に怪しまれているよな…。」
「まあ、そうなんだけど…」
「・・・・・・」
「それで、母親から、彼氏さんにもきちんと謝罪とお礼をしなさいって言われたらしくて、
 美穂から、直接お礼をしたいから紹介して欲しいって頼まれたんだけど。」
「えっ?!」
「私、何て答えたらいいか本当に困ったけど、
 とりあえず彼がOKしたら、美穂に紹介するねって言っておいたわ。」
「・・・・・・」
「どうする?美穂に会ってみる?」
「えっ、突然、そんなこと言われても…」
「ちなみに、美穂は、彼氏いない歴=年齢の娘よ。ふふふ。」
「・・・・・・」
「小柄で可愛らしい娘だったでしょ。」

俺は、美穂という娘の顔を思い出そうとしたが、
彼女を送って行ったとき、顔のことなど全く気にせずにいたし、
彼女は終始俯いていたため、よく思い出せない。

「それで?どうする?」
「それでって言われても…」
「もちろん、私も一緒に行くけど、美穂と二人だけにしてあげてもいいわよ。」
「なっ、何を…」
「そうすれば、私も美穂から怪しまれずに済むし、
 ひょっとして洋祐に彼女ができるかもしれないでしょ。」
「そっ、そんなこと…」
「まあ、直ぐに返事はしなくてもいいけどね。」
「いや、会うだけは会うけど、二人きりにはするなよ。」
「そうなの?遠慮することはないわよ。」
「遠慮なんて…。とにかく、二人きりはなしだからな。
 二人きりにしたら、その娘に俺と綾夏のことを喋るから…」
「分かったから、そんなに向きにならないで…、ね。」

綾夏は、駄々っ子を諭すように笑みを浮べながら、そう言った。
相変わらず、綾夏は、本音なのか、からかっているだけなのか、
俺にはよくわからない。

食事を終えた後、いつものように、綾夏と風呂に入った。

「そう言えば、飲み会に誘ってくれた先輩が、あの娘、大丈夫だったって、
 美穂のことを心配してくれたわ。」

綾夏はそう言って、先日の飲み会に関わることを話し始めた。
綾夏の話しを纏めると、以下の通りだ。

誘ってくれた先輩に、経緯を簡単に説明すると、
先輩は、迷惑かけて申しわけないと謝罪した上で、
皆、飲むことを無理強いするような人ではないはずなので、
初めて参加してくれたから、ついつい酒を勧めてしまったんだろうと言った。

また、先輩は、あまり酒を勧めないように、皆に伝えておくので、
また誘うから、これに懲りずにぜひ参加して欲しいと言ったそうだ。

綾夏は、私は飲まずに食べてばかりでしたけど、いいんですかと聞いたら、
先輩から、飲みなくなければ飲まなくてもいいし、
食べたければもちろん注文していいので、
二人が参加してくれれば、皆喜ぶからぜひ参加して欲しいと言われたらしい。

美穂という娘のことはわからないが、綾夏が飲み会に参加すれば、
それは、男子なら皆喜ぶだろう。

また、先日の飲み会は、女子は綾夏たちを含めて5人、男子は8人で、
皆、綾夏たちより年上で、20代後半から30代半ばぐらいの人達だったらしい。
未婚の人が多かったが、既婚者も何人かいたそうだ。

飲み会によく集まるメンバーは全部で15、6人程いるらしいが、
毎回全員が集まるわけではなく、また、もともと女子のメンバーが少なく、
先月末で一人退職してしまったから、綾夏たちを誘ってくれたらしい。

「飲み会に誘われたら、また行くの?」
「そうね、美穂が一緒なら行くかもしれないけど、
 私だけだったら…、どうしようかなって感じかな。」
「・・・・・・」
「実は、この前の同期の飲み会のときに、私に噂が立つのは、
 社内に知り合いが少ないからじゃないかって言われたの。」
「・・・・・・」
「人脈というと大げさだけど、飲み会を通じて知り合いを増やすと、
 親しくならなくても、ある程度好感を持ってもらえさえすれば、
 変な噂も広まることも無くなるんじゃないかって…」
「・・・・・・」
「確かにそれは一理あって、同じ社内でも、仕事で絡まない限り、
 互いに顔見知りになることはほとんどないから、
 飲み会で社内交流するのも必要なのかなって思った。」
「・・・・・・」
「でも、そんなに頻繁に行くつもりはないから、
 メンバーとか、いろいろ考えて行くことにするわ。
 それと、水曜と金曜は、できるだけ避けるようにするからね。」

綾夏はそう言って振り向き、俺の顔を見ながら微笑んだ。


[196] Re: 続 せ・ふ・れ  ジーン :2024/03/11 (月) 00:28 ID:1jbMGCbI No.190203
綾夏ちゃんは本当に洋祐さんに彼女をつくってあげたいとは思わないのですがねえ。
俺は綾香以外には彼女になってほしいとは思わない‼︎って言わせたいのでは?


[197] Re: 続 せ・ふ・れ  洋祐 :2024/03/16 (土) 00:15 ID:MTyunZKw No.190341

ジーンさん、レスありがとうございます。



それから2日後、11月の最初の金曜の夜、俺は綾夏の部屋に泊まりに行った。
二人で風呂に入り、俺は、湯船で綾夏の背後から抱き着くように手を回し、
ときおり、首筋にキスをしながら、彼女の胸をゆっくりと揉んでいた。

「昨日、美穂に洋祐を紹介するって伝えたよ。」
「それでどうだって?」
「来週は都合がつかないから、再来週の土曜か日曜はどうかって聞かれたけど、
 洋祐はどう?」
「俺は、どっちでも構わないよ。」
「わかった。じゃあ、土曜にしようか。美穂にそう伝えておくね。」
「ああ」
「待ち合わせの時間や場所は、私と美穂で決めていい?」
「うん。そっちで決めていい。」
「決まったら、連絡するから。」

一昨日は、綾夏が挑発と言うかからかうと言うか、そんなことを言ってきたので、
ついつい美穂に会ってもいいと答えてしまったが、
こうして日程が決まると、何だか面倒に思えてきた。
まあ、彼女がお礼を言いたいと言うなら、それを聞いて終わりにしよう。

風呂から上がると、二人で酒を飲み始めた。

「美穂という子って、どんな性格の子なの?」
「うーん、一言で言えば、可愛らしくて人懐っこい性格かな。」
「俺が会ってもいいって伝えたとき、何か言っていた?」
「よかったって言って、安心していたよ。」
「・・・・・・」
「母親から、彼氏さんにお礼を言ったの?って何度も言われていたみたいだから…」
「それで、他には?」
「洋祐がどういう人か聞かれたわ。」
「綾夏は何て言ったの?」
「ぶっきら棒で口下手」
「はっ?」
「だって、それ以外に直ぐに思いつかなかったから…」
「・・・・・・」
「その後、洋祐の人となりを話したんだけど、
 美穂は、私の言ったこととは違った解釈をしたみたい。」
「違った解釈って?」
「シャイで温厚な性格…、みたいな感じ?」
「・・・・・・」
「相手の話しを黙って聞いてくれるタイプなのかな、とも言っていたわ。」
「・・・・・・」
「そしたら、そういう人って大事だよねとか言い始めたの。」
「・・・・・・」
「美穂が言うには、自分はただ話しを聞いてもらいだけなのに、
 途中で遮られたり、的外れなアドバイスをしてくる人が多いんだって…」
「・・・・・・」
「私の話しも聞いてくれるかなぁとか言い出すし…」
「・・・・・・」
「彼女は会いたくてうずうずしている感じ…」
「・・・・・・」
「まあ、今度会えばどんな娘か分かるわ。」

綾夏の話しを聞いていると、段々気が重くなってきた。
まあ、彼女と会うのも最初で最後になるだろうから、
綾夏もいるし、なんとかやり過ごせばいいか。

その後、二人でベッドに入り、
暫くして、バックで腰を動かしていたときに、俺はふと思った。
綾夏は、最近、俺を挑発するというか、からかうというか、
そんな態度を取ることが多くなった。

俺の子どもを産んであげると言ってみたり、それは冗談と言ってみたり、
美穂を俺の彼女に勧めようとしてみたり、一体何がしたいのか、支離滅裂だ。
正直、そんな綾夏に、仕返しと言うか、お仕置きと言うか、
とにかく、一泡吹かせてみたくなった。

バックのとき、綾夏はいつも、四つん這いで伸ばした肘が徐々に曲がり、
ある程度曲がると再び肘を伸ばす、という動作を繰り返しながら、
最後には、肘を大きく曲げて顔を伏せてしまう。
そして今、いつもと同じように、綾夏は顔を伏せてしまった。

いつもなら、ここでバックから体位を変えるのだが、
今日は、俺は綾夏の両腕を掴んで抱き起し、再びバックで腰を動かした。

「あぅっ…、あぅっ…、あぅっ…、あぅっ…」

綾夏の声が大きくなっていく。
俺が一旦綾夏の腕を降ろすと、綾夏は横を向いて顔を突っ伏した。
俺も綾夏も大きくて荒い呼吸をしていた。
俺は、再び綾夏の両腕を引いて上体を起こし、バックで腰を動かし始める。
俺は、これを何度も繰り返した。

「も、もうだめ…、お願い…」

途中、綾夏はそう言って懇願してきたが、俺はそれを無視して何度か繰り返し続けた後、
綾夏の腕をゆっくりと降ろし、綾夏が顔を突っ伏すと、漸く彼女の腕を放した。

だが、これで終わりにしたわけではない。
今度は綾夏の臀部を両手で掴み、腰を動かし続けた。
漸く腰の動きを止め、ペニスを抜くと、綾夏は膝と腰を伸ばし、俯せの格好になった。

「はぁぁー、はぁぁー、はぁぁー、はぁぁー」

大きな呼吸をする綾夏に、俺は跨って馬乗りになり、
臀部を開いてペニスを挿入すると、臀部を両手で掴み、腰をゆっくりと動かし始めた。
すると、綾夏は、俺が腰を動かす度に、顔を上げたり、腕を動かしたりしながら、
大きな喘ぎ声をあげていた。

俺は徐々に腰の動きを速め、綾夏の腰に両手を軽く添えて、
まるでロデオマシーンに乗るように、腰を動かし続けると、
綾夏は悲鳴をあげるように声を出し始めた。

俺は、暫く腰を動かし続けた後、漸く綾夏から降り、
彼女の身体を仰向けに反転させ、いつものように正常位で腰を動かし始めた。

腰を動かし続けて、射精感を催してきたとき、
俺には、このまま出してやろうかと、そんな思いが湧いてきた。
俺は、綾夏を抑え込むように綾夏を抱き締め、腰の動きを速めていった。

そして、いよいよ射精が間近に迫り、更に腰の動きを速めたとき、
綾夏が俺の耳元で囁いた。

「で…、出来ちゃうよ…」

俺は、綾夏の声を聞いたその刹那、ペニスを抜くと、
綾夏の腹の上に、激しく射精していた。

俺も綾夏も、呼吸が激しく乱れていた。
綾夏の身体を見ると、彼女の陰毛から胸辺りにかけて、ザーメンが飛び散っていた。

暫くして俺の呼吸が落ち着くと、俺はティッシュを取り、
綾夏の身体に飛び散ったザーメンを拭い、別のティッシュでペニスを拭った。
そして、俺は、ティッシュを屑籠に捨てると、綾夏の隣に仰向けに寝た。

俺は、何故こんなことをしてしまったのだろうか。
バックでの行為に関しては、確かに綾夏へのお仕置きのつもりだった。
だが、正常位で中に射精しようとしたのは、お仕置きなどではなく、
綾夏を妊娠させるつもりだった。
綾夏が妊娠すれば、俺は綾夏を手にすることができるからだ。

では、何故最後に止めたのか。
それは、綾夏の声を聞き、彼女が妊娠を望んでいないと思ったからだ。
そう、綾夏は俺の子を妊娠することなんて望んでいない…
俺は、自分の頭を整理しながら、そんなことを考えていたら、
俺の隣で綾夏が呟いた。

「もうー、洋祐は意地悪で意気地なしだってことが分かったわ。」

俺は心の中で、はっ?と思った。
意地悪と言われるのは仕方がないが、意気地なしとはどういうことだ。
俺がそう考えていると、綾夏が続けて呟いた。

「洋祐らしいと言えば、洋祐らしいけど…」

俺は起き上がり、どういう意味か問い質そうと、綾夏に顔を近づけると、
綾夏は、恨めしそうに俺を見つめた後、直ぐに表情が変わり、微笑んだ。
俺は、綾夏の顔を見ると、何も言えなくなってしまった。


[198] Re: 続 せ・ふ・れ  けい :2024/03/17 (日) 21:04 ID:3ZSX7cww No.190407
続きが気になります

[199] Re: 続 せ・ふ・れ  ジーン :2024/03/18 (月) 05:19 ID:kJUAtr4Q No.190416
やっぱり試してみえますよ。
私のこと本気なの?って

洋祐さん、新たな3回目のスレをどうか立ち上げていただきたく思います。


[200] Re: 続 せ・ふ・れ  やま :2024/03/18 (月) 10:14 ID:GLc2t/kM No.190430
洋祐さん、新スレを楽しみに待っています。
宜しくお願いします!!


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