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満員御礼 m(__)m 超スゴイです!超感激です!超サプライズです!
爆発的大人気でこのスレッドは、なんとレス数が200を突破して満杯となってしまいました。
申し訳ありませんが新しいレスは書き込めませんので、続きは新しいスレッドでお願い致します。

続 せ・ふ・れ

[1] スレッドオーナー: 洋祐 :2021/07/05 (月) 20:23 ID:26azRQhU No.157704

二つ目のスレになりました。
ただの一人語りが続きますが、よろしかったらご覧ください。


俺は、騎乗位では逝くことはできなかったものの、
その後は、結局2回、綾夏の中に射精した。

1回目は、決して激しいものではなかったが、様々な体位を試した。
先ず、騎乗位を終えた後、綾夏を少し乱暴に仰向けに倒し、
彼女の両脚を開いて大きく屈曲させた。

愛液で潤った綾夏の性器もアヌスも上向きに露わになる。
綾夏にこんな格好をさせるのは、関係が始まって間もない頃以来だろうか。
しかも、そのときは、俺も綾夏もかなり酔っていたはずだ。
酔いが醒めた状態で、綾夏にこんな格好をさせるのは初めてのことだろう。

「な、何をするつもりなの?」
「何をしても平気なんだろ。」

俺がそう言うと、綾夏は抵抗しなかったが、
恥ずかしさのせいか、両手で顔を覆った。
綾夏に言葉攻めをしたいところだが、俺にそんなスキルはない。

俺は、ペニスを綾夏の膣口に宛てがい、
ゆっくりと挿入した後、出し入れを始める。
アダルドビデオでは、よく見かける体位かもしれないが、
実際にやってみると結構辛い体勢で、長くは続かなかった。

ゆっくりペニスを抜くと、綾夏の膣口がポッカリと開いていた。
膣口が開いた綾夏の姿を見るのも、これが初めてだ。
綾夏の膣口に両手の指を突っ込み、左右に拡げたみたが、
暗くて中はよくわからない。
だが、膣の中は、愛液でぐっしょり濡れているのはわかった。

綾夏は、相変わらず手で顔を覆っていた。
その姿は、早く入れてと訴えているように、俺には思えた。

俺は、綾夏を横向きにして、彼女の片脚を大きく上げ、
もう一方の脚に跨り、ペニスを深く深く挿入した。

「あぅぅぅ…」

そんな綾夏の声を聞きながら、俺はゆっくりと腰を動かす。

その後は、思いつくまま体位を変えながらセックスした。
すべてアダルトビデオの見様見真似なので、
変わった体位はしていないと思うが…

どのくらいの時間をかけたのか、全くわからないが、
最後に正常位で重なった頃には、俺も綾夏も身体中が汗でびっしょりだった。
激しい動きはしなかったつもりだが、正常で綾夏の中に射精した後は、
もう身動きができないぐらい体力を消耗していた。

2回目は、かなり長い時間を費やした。
先ず、1回目を終えた後、二人でシャワーを浴びた。
さすがに風呂場で何かをする気にはなれなかった。

風呂から上がると、冷蔵庫からミネラルウォーターを2本取り出し、
そのうちの1本を二人で交互に飲み、一本を枕元に置いた。
濡れたシーツを交換した後、抱き合いながら、その上に倒れ込んだ。

そして、正常位で綾夏に挿入し、互いに抱きしめ合いながら、キスをした。
その間、勃起を維持するために身体を動かすことはあったが、
それ以外は、ほとんど身体を動かさず、綾夏にキスし続けた。
時間を計っていたわけではないが、1時間以上は続けていたと思う。

「動かなくても、凄く気持ちいい…」

途中で、綾夏がそう言った。
肌を合わせながら挿入されるのが大好きな綾夏にとって、
それだけで本当に気持ちいいのだろう。

俺も気持ちが良かった。
物理的な刺激が無くても、色々なことを思い浮かべるだけで、
俺にとっては十分な刺激になった。
逆に、射精して終わってしまうのが勿体ないと思えるような時間だった。

そんな長い時間を過ごした後、俺は正常位のままゆっくりと腰を動かし始めた。

「あぅっ…、あぅっ…、あぅっ…、」

暫くして、綾夏が俺の耳元で静かに喘ぎ始める。
単調な動きだったが、それでも綾夏はゆっくりと静かに登りつめていったようだ。
そして、いつものように、俺に抱き着く綾夏の両腕に力が入り、
「あぁぁぁぁ…」という声と共に、綾夏の全身の力が抜けていった。

その後も、俺は単調な腰の動きを続けながら、
脱力した綾夏に、顔中を舐めるようにキスをした。
綾夏は脱力したまま、全く動かない。

綾夏の顔が俺の唾液塗れになっていく。
途中、喉が渇き、枕元に置いたミネラルウォーターを飲み、
口移しで綾夏に何度も飲ませ、序に俺の唾液も飲ませた。
綾夏は、終始目を閉じていたので、
俺の唾液を飲んだことに気づいているかどうかはわからない。

「あふぅっ…、あふぅっ…、あふぅっ…、」

暫くすると、綾夏が再び喘ぎ始めた。
俺は途絶えることなく、腰を動かし続ける。
綾夏の両腕に再び力が入ってくる。

「はぁぁぁっ…」

綾夏は、静かに声を出しながら脱力していった。
それを確認すると、俺は腰の動きを速めていき、
遅漏の俺には珍しく、直ぐに綾夏の中に射精した。
綾夏も気が付いたのか、射精が始まると俺に抱き着いてきた。

そして、射精を終えた後は、いつものように、繋がったまま抱きしめ合い、
いつペニスを抜いたのかわからないまま、眠りについた。


[181] Re: 続 せ・ふ・れ  けい :2024/02/19 (月) 21:46 ID:v8yOIn6A No.189523
このままゴールインしたのかな?
続きお願いします


[182] Re: 続 せ・ふ・れ  洋祐 :2024/02/22 (木) 21:12 ID:p0yE1hK. No.189639

けいさん、レスありがとうございます。



翌日の金曜、俺は仕事を終えると急いで退勤し、
一旦自分の部屋に帰ってから、綾夏の部屋を訪れた。

「いらっしゃい。夕飯の支度、出来ているわよ。」

俺が部屋に上がると、綾夏は、そう言って俺を迎えてくれた。
綾夏から『いらっしゃい』と迎えられるのは、もちろん嬉しい。
だが、昨日や一昨日のように、『お帰りなさい』と言われた方が、
俺としてはやはり気分がいい。

この日は、二人で酒を飲みながら食事をしたが、
このときは、綾夏が会社でのことを口にすることはなかった。
綾夏自身も昨日のように落ち込んでいる様子はない。
今日は、会社では何もなかったのだろうか。

食事を終えてからは、二人で風呂に入った後、
俺たちは、直ぐにセックスを始めた。


「今日、会社に行ったら、なんかね…、
 私が彼に一方的に振られたことになっているんだよね。」

セックスを終えて暫くしてから、綾夏がそう呟いた。

「どこでそんな話しになったんだろう…」
「・・・・・・」
「そりゃ、別れを告げられたのは、私の方なんだから、
 私が彼に振られたことには違いはないけど…」
「具体的には、どんな話しになっているの?」
「彼が転勤でもう会えないから別れようみたいな感じかな…」
「・・・・・・」
「それは、まあ、いいんだけど…」
「・・・・・・」
「その後、私が彼に別れないでと何度も頼んでいたとか…」
「・・・・・・」
「嫌がる彼にしつこく付き纏っていたとか…」
「・・・・・・」
「それじゃ、私、ストーカーみたいじゃない。」

綾夏としては、そういう言われ方をされると、
自分のプライドが許さないのだろうか。
落ち込んでいるというよりは、憤慨している感じだった。

「親しい人には、大まかな事情は話せるし、
 話せば分かってもらえるからいいけど…」
「・・・・・・」
「親しいわけではない人には、話したくもないし…」
「・・・・・・」
「本当、こういうの困るのよね。」
「・・・・・・」
「でも、まあ、いいか。分かってくれる人に分かってもらえば…」
「・・・・・・」
「それに会社の人とは、もう付き合うつもりもないし…」
「・・・・・・」
「どう思われようが、もうどうでもいいわ。」

綾夏は独り言のように、そう呟いた。
何はともあれ、昨日に比べれば、随分元気になったようだ。
まだ、これから情緒が不安定になる可能性もあるが、
きっと時間が解決してくれるだろう。


この後は結局、日曜まで綾夏と一緒に過ごした。
日曜の晩、俺が帰る前に、最後のセックスをし、
いつものように、余韻に浸っていた。

綾夏が俺の部屋に来て、彼氏と別れたと言ってから、
早いもので、今日で一週間が経つ。
綾夏は、明日はどうするのだろうか。

このままなし崩し的に、綾夏と一緒に暮らすなんてことは…
そんなことになれば、俺にとってはこの上ないが、
金曜から今日までの綾夏の様子を見れば、
そんなあり得ないことを想像しても仕方がない。

思い返すと、この一週間、毎日綾夏と逢ってセックスしていたが、
避妊は全くしていない。
今も、射精を終えた後、綾夏の中にペニスを入れたままだ。

考えてみれば、綾夏から生理がきたとメールが届いてから、
すでに10日以上が過ぎている。
綾夏は何も言わないが、大丈夫なのだろうか。

そんなことを考えていたら、綾夏が話しかけてきた。

「一週間も付き合わせちゃって…、ごめんね。」
「大したことは何もしていないから。」
「明日からは、もう大丈夫だと思うから…」
「・・・・・・」
「洋祐に…、洋祐に借りができちゃったね。」
「別にそんなこと思っていないし…、気にしなくていいよ。」
「でも、それじゃあ、私の気が済まないわ。」
「・・・・・・」
「返すとしたら、私は、洋祐に何をしてあげられるのかなぁ…」
「えっ?」
「ねぇ、私、洋祐に何をしてあげたらいい?」

綾夏は俺の顔を見つめながらそう言った。
俺と結婚してずっと傍にいて欲しいと、俺は思ったが、
もちろん、そんなことは口に出せるわけもない。

「どうして黙っているの?」
「突然そんなことを言われても…、何とも答えられないよ。」
「そうぉ?」
「別にお返しを期待していたわけでもないし。」
「ふーん、じゃあ、私が決めていいよね。」
「・・・・・・」
「うーん、何にしようか…」
「・・・・・・」
「そうね…、洋祐の…、洋祐の子どもを産んであげようか?」
「えっ?!」

俺は、その場で飛び起きそうになるぐらいびっくりした。
俺の脈が急激に速くなり、それに合わせて俺のペニスも反応した。
ふと、綾夏の顔を見ると、可笑しそうに笑っていた。

「何か急に大きくなったみたいね。ふふふ。」
「・・・・・・」
「それに何?その顔。そんなに驚かなくてもいいでしょ。」
「あっ…、いや…」
「私も洋祐も、子どもが出来るようなことをしているんだから…」

綾夏はそう言いながら、俺のペニスからザーメンを絞り出すように、
自分の膣をキュッと締めた。

「それとも、私に子どもを産んで欲しくないの?」

俺は、綾夏の言葉に驚くばかりで、何の言葉も出なかった。
綾夏は、俺の顔をじっと見つめると、今にも吹き出しそうに笑い始めた。

「ふふふ、可笑しい…。」
「・・・・・・」
「もう…、冗談よ。冗談。」
「えっ?」
「それに、彼氏と別れて、直ぐに妊娠したなんてことになったら、
 私の周りでは、それはもう大騒ぎよ。」
「・・・・・・」
「一体、誰の子だとか、皆、きっと興味津々になるわ。
 別れた彼氏の子どもじゃないかって疑われるかもしれないし、
 何を言われるか、分かったものじゃない…」
「・・・・・・」
「それで、相手が職場では誰も知らない洋祐だってことがわかったら、
 私、皆からどう思われるんだろうね。」
「・・・・・・」
「でも…、本当にそうなるかもしれないわ。ふふふ。」

綾夏はそう呟き、笑みを浮べながら、再び膣をキュッと締めた。


[183] Re: 続 せ・ふ・れ  まつ :2024/02/23 (金) 07:03 ID:q2A5tss. No.189650
いやいや。
駄目ですって。
そんなされたら、また綾夏さんにキュンとなってしまいます。
でもやっぱり妊娠に関しては彼氏だったB氏より洋祐さんとを望んでいるように見えますよね。
まだまだ目が離せません。

[184] Re: 続 せ・ふ・れ  stop :2024/02/23 (金) 08:34 ID:c9zrrueg No.189653
楽しみに読んでおります。
自分なら彩夏さんにこんな事言われたらすぐに告白してしまいます。
洋祐さん、続き期待しております

[185] Re: 続 せ・ふ・れ  洋祐 :2024/02/25 (日) 21:01 ID:fkgKp2cI No.189787
まつさん、stopさん、レスありがとうございます。



後年、綾夏から聞いた話しでは、別れた彼氏への未練を断ち切れないとき、
俺の子を妊娠すれば、未練を断ち切れるのではないか、
そんな考えに支配されることが何度かあったそうだ。

未練が断ち切れない彼氏が一体誰なのかは、綾夏から聞いていないが、
その話しを聞いて、俺には思い当たる節がいくつかあった。
その一つが、まさにBと別れた後の綾夏だった。

「今思えば、本当に幼稚な発想だし、
 そんなことで、洋祐を利用しようとするなんて、
 私、ひどい女だよね。
 洋祐、ごめんね。」

このとき、綾夏はそう言って謝ったが、綾夏が俺の子を妊娠するなんて、
俺にとっては願ってもないことなので、謝られる筋合いはない。
それはともかく、当時の俺は、綾夏の気持ちなど何も気づかず、
只々、綾夏が元気になることを願っていた。

10月に入ると、俺と綾夏が逢う機会は、彼女がBと付き合う以前程に戻った。
もちろん、俺は綾夏と逢う機会が増えただけで嬉しかった。
それ以外については、俺と思い過ごしかもしれないが、
二人の会話が増えたような気がする。
まあ、会話と言っても、綾夏からの話しが殆どではあるが…

10月の第2水曜、綾夏が俺の部屋に来たときも、
二人で食事をしながら、綾夏はよく喋っていた。

「ねえ、洋祐、お願いがあるんだけど。」
「何?」
「明日、会社の同期女子の飲み会なんだけど、終わったら迎えに来てくれない?」
「えっ、迎えって…、どこに?」
「SB駅」
「SB駅って…、結構遠いな。」
「いつもその駅の近くで飲み会を開いているの。」
「何でSB駅まで迎えに行かなきゃいけないんだ?」
「だめ?」
「部屋の最寄りのJ駅じゃいけないのか?」
「明日は、彼氏と別れてから最初の飲み会だから、
 いろいろ聞かれるかもしれないでしょ。」
「・・・・・・」
「そういうとき、素面だと中々答えられないこともあるじゃない。」
「・・・・・・」
「でも、飲み過ぎると、洋祐が怒るし…」
「怒っているんじゃなくて、注意しろと言っただけだけど…」
「私にとっては、どっちでも同じようなものよ。」
「・・・・・・」
「だから、飲み過ぎたときのために、予め洋祐に迎えを頼んでおけば、安心じゃない?」
「・・・・・・」
「ねっ、いいでしょ。」

飲み過ぎたときのためにではなく、初めからそのつもりだろと思ったが、
結局、綾夏に押し切られ、迎えに行くことになってしまった。

「いつも、8時頃には終わるから…、
 8時10分にSB駅の〇〇線のホームで待っていてね。」
「ホームの何処で待っていればいい?」
「うーん、じゃあ、一番〇〇駅寄りのところでお願い。」

翌日、自分の部屋に帰ってからだと時間に間に合わないため、
仕事を終えて食事をした後、直接、SB駅に向かった。
ホームで待っていると、8時15分頃、綾夏が歩いて来るのが見えた。

「遅くなって、ごめんね。」

綾夏を見ると、特に飲み過ぎた様子もなく、しっかりしていた。
そのときは、別に迎えに行かなくても大丈夫なんじゃないかと思ったが、
電車に乗り、途中のAB駅で乗り換えるとき、綾夏の様子が少し怪しくなり、
J駅に到着した頃には、かなり危うい状態になっていた。
俺は、綾夏を支えながらゆっくりと歩き、彼女の部屋に連れ帰った。

「洋祐に、お持ち帰りされちゃった…」

ドアを開けて中に入るなり、綾夏がそう呟いた。
全然違うだろと思いながら、綾夏の靴を脱がして部屋に上った。

「これからどうする?」
「もう、動ける気がしない…。このまま、ベッドに寝かせて…」

綾夏をベッドに連れて行き、そのまま寝かせた。
さすがに、服を着たままにしておくのはどうかと思い、
ブラジャーとショーツを残し、それ以外の服を全て脱がせた。

綾夏の裸体は今まで数えきれない程目にしてきたはずが、
不思議なもので、今、俺の目の前で、こんな格好の綾夏を見せられると、
彼女の下着の中が気になって仕方がない。

気づかぬ間に、綾夏は寝息を立てて眠っていた。
綾夏を眺めていると、自分で自分を抑えられなくなりそうなので、
俺は、綾夏に布団を掛けて、早々に彼女の部屋を出た。

翌日、昼過ぎに綾夏からメールが届いた。

『昨日、ベッドにちゃんと寝かせてくれたんだね
 ありがとう
 今日は、お礼に夕食を作って待っているから』

綾夏のメールの文面から考えると、部屋に着いた頃には、すでに記憶がなかったようだ。
SB駅で待ち合わせをした時は、しっかりしていると思ったのだが…

仕事を終えて綾夏の部屋に行くと、メールの通り、夕食を作って待っていてくれた。

「昨日は、ごめんね。私ばかり迷惑かけて…」

二人で食事をしていると、綾夏が昨日のことを謝ってきた。

「別に…、頼まれただけだから。」
「でも…、エッチはしなかったんだね。」
「はっ?」
「迎えに来てって言ったときから、絶対すると思っていたんだけどなぁ…」
「酔っぱらって寝ている女に、何かしようとは思わないよ。」
「そうなの?」
「大体、昨日のこと、どこまで覚えているんだよ。
 メールを見る限り、部屋に着いたときのことは覚えてなさそうだったし…」
「へへへ、電車に乗って、乗り換えたところまでは、覚えているんだけど…」
「だから、飲み過ぎるなって言っているんだよ。」
「でも、いいじゃない、そのために洋祐に迎えに来てもらったんだから…」
「俺だって、何をするかわからないんだぞ。」
「別に、洋祐に何かされても、私、怒らないよ。」
「・・・・・・」
「だから、昨日もエッチしてもよかったのに…」
「そういうことじゃないだろ。呆れてものが言えない…」
「昨日、エッチしなかったから、今日は好きにしていいから…、ね。」
「・・・・・・」
「それと、私が先に寝ちゃうとさ、エッチしてもいいって言えないでしょ。」
「・・・・・・」
「だから、私が寝ているときは、洋祐はエッチしてもいいって、
 予め決めておけば問題ないんじゃない?」
「・・・・・・」
「今度からは、そうしようね。ふふふ。」

何か、話しが全く噛み合わないので、話題を変えた。

「昨日の飲み会は、どうだった?」
「うん、楽しかった。」
「いろいろ聞かれたのか?」
「まあね。でも、皆の話しも聞けたし…、よかったよ。」
「どんな話しをしたんだ?」
「内緒。」
「・・・・・・」
「女子だけの話しだから…、野暮なことは聞かないで…、ね。」

以前、綾夏は、女子だけの話しをしてくれたことがあったが、
今は、野暮なことを聞くなとは、どういうことだろうか。
昨日の飲み会では、俺には聞かせられない話しがあったのかもしれない。

それが綾夏自身のことなのか、他の女子のことなのかは分からないが、
綾夏自身のことであれば、別れた彼氏に纏わる話しなのかもしれない。
そう考えると、俺は少し複雑な気分になった。


[186] Re: 続 せ・ふ・れ  やま :2024/02/26 (月) 14:19 ID:2iWCa3AQ No.189814
綾夏さんは、洋祐さんからのひと言を待ってたと思いますよ。…そのひと言が言えてたら、人生が違っていたのかも。

[187] Re: 続 せ・ふ・れ  洋祐 :2024/03/01 (金) 20:39 ID:SuJR5qPw No.189943

やまさん、レスありがとうございます。



昨日の飲み会は、綾夏にとっては良い気分転換にはなったようだ。
綾夏の話し方から、彼女の機嫌が良いことが俺にも伝わった。
綾夏が彼氏と別れて4週間が経とうとしていることもあるのかもしれない。
綾夏にとって、まだ4週間なのか、すでに4週間なのかは俺には分からないが…

「そう言えば、昨日、駅のホームで私と洋祐が一緒にいるところ、
 同期の女子に見られちゃった。」
「えっ?」
「隣のホームに居たらしくて、私は気が付かなかったけど、
 向こうは気付いたみたいなの。」
「・・・・・・」
「顔はよく分からなかったって言っていたけど、今日、他の同期にも囲まれて、
 あの男の人は誰?って聞かれて、焦っちゃった。」
「そ、それで…、何て答えたんだ?」
「別に嘘をつく必要もないから、大学のサークルの同期って答えたわ。」
「・・・・・・」
「さすがに迎えに来てもらったとは言えないから、
 ホームで偶然会ったって答えたけど…」
「・・・・・・」
「そうは見えなかったけどとか、何か怪しいぞって言われて、困ったわ。」
「・・・・・・」
「でも、考えてみれば、隠す必要もないけどね。」
「・・・・・・」
「ねえ、今度、私の同期に会ってみる?」
「えっ、い、いや、別にいいよ。」
「そうぉ?会ってみたいなら、紹介してあげるよ。
 洋祐は、彼女がいないわけだし…」

綾夏はそう言って、俺の顔を覗き込んだ。
俺は直ぐに言葉が出ず、首を左右に振るだけだった。

「そんなに嫌がることないじゃない。」
「・・・・・・」
「付き合ってみたらって言っているわけじゃないし…」
「何で急にそんなことを言うんだよ。」
「別に急にというわけではないわ。」
「・・・・・・」
「前から少し考えていたことだし…」
「・・・・・・」
「この間の話しだと、洋祐は、あまりにも女っ気がないし…」
「・・・・・・」
「少しは女性と話す機会を増やした方がいいかなって、そう思っただけよ。」
「・・・・・・」
「それで、どう?」
「どうって言われても…」
「今すぐとは言わないから、少し考えておいてね。」

綾夏はそう言って微笑んだ。

正直、綾夏の話しは唐突過ぎて、俺には付いて行けない。

食事を終えた後、いつものように二人で風呂に入った。
そして、身体を洗い終えて湯船に浸かったときには、
綾夏は正面座位で激しく動いていた。

「あぁっ…、あぁっ…、あぁっ…、あぁっ…」

心なしか、綾夏の喘ぎ方がいつもより激しいように感じた。
つい先ほど、俺に同期の女性を紹介すると言っておきながら、
今は、俺とこんなことをしている。

一体、綾夏は何を考えているのか…
そもそも、自分自身とこんな関係になっている男性を、
親しい女性に紹介できるものなのだろうか。

もしも俺と綾夏が逆の立場だったら…
俺と散々セックスしてきた女性を、俺の友人に紹介するなんて、
とてもできることではない。

そう考えると、俺に同期の女性を紹介すると言っても、
どこまで本気で考えているのか、全く分からなくなる。
どうせなら、私が彼女になってあげる、と言ってくれれば、
俺にとってはどんなに嬉しいことか…

翌週の水曜、綾夏が俺の部屋に泊まりに来た。
食事を終えた後、いつものように二人で風呂に入り、
綾夏を前に座らせて一緒に湯船に浸かった。

俺は、両手を綾夏の背後から前に回し、彼女の両胸を掴む。
綾夏と一緒に風呂に入るときは、かなり前からこの体勢だが、
綾夏が彼氏と別れてからは、この体勢になると、
今は、綾夏の身体は俺だけのものだと実感する。

俺は、綾夏の胸をゆっくりと揉み始める。
俺にとっては、至高のひとときだ。
綾夏の胸を揉み続けていると、彼女が話しを始めた。

「最近、男性社員から飲み会に誘われることが増えたんだよね。」
「・・・・・・」
「先週も誘いがあったし、昨日も誘いがあったし…」
「・・・・・・」
「今まで、誘われたことがなかった人からも誘われるの。」
「・・・・・・」
「やっぱり、彼氏がいないのが分かると、誘いやすいのかなぁ…」

彼氏がいないから誘われやすいのではなく、
今までも誘いたかったが、彼氏がいたから遠慮していたのだろう。

「それに、女子からも、合コンに誘わることもよくあるし…」

男性から見ても、女性から見ても、綾夏は魅力的な女性なのだろう。

「誘いはOKしたの?」
「合コンは断ったわ。まだそういう気になれないって…」

今はまだ、新しい彼氏を見つけるどころではないということか…
Aと別れたときもそうだったが、綾夏は、一見立ち直ったように見えても、
気持ちの整理がつくまで時間がかかるタイプなのかもしれない。

だが、気持ちの整理がつけば、いずれは新しい彼氏と…、きっとそうなるに違いない。
そのとき、俺はどうなっているのだろうか。
知らず知らずのうちに、綾夏の胸を揉む俺の手に力が入っていく。

「でも、それとは関係なく、合コンとかには行く気はないけどね。」

綾夏が独り言のように、そう呟いた。
綾夏は、もともとチャラい男が好きではなく、
合コンに参加する男は、チャラいイメージを持っているのだろう。

「飲み会の誘いは?」
「飲み会の方は、1件だけ、まだ検討中…
 あとは、また今度お願いしますって、とりあえず断ったわ。」

そんなに何件も男性社員から誘われているということは、
やはり会社でも、綾夏はモテる女ということなのだろう。
誘う男性社員達も、今がチャンスと思っているのかもしれない。

「検討中って?」
「二つ年上の先輩から誘われたんだけど、私だけでなく、
 もう一人一緒に誘われている同期の子がいるの。」
「・・・・・・」
「彼女は飲み会に行きたいらしくて、一緒に来てって頼まれているから、
 どうしようかと思って…」
「・・・・・・」
「断ってばかりだと、それはそれで角が立つような気もするし…」
「・・・・・・」
「まだ、決めたわけではないけど、彼女と一緒ならいいかなって…」
「・・・・・・」
「でも、飲み会に行くとしても、あまり飲むつもりはないから、安心して。」

綾夏はそう言うと、身体の向きを変えて俺と向かい合い、
俺に顔を近づけてキスをした。

風呂から上がると、二人で少しだけ酒を飲んだ後、
二人で布団に入った。

「今日も、洋祐の好きにしていいよ…」

綾夏はそう言って、俺に抱きついてきた。


[188] Re: 続 せ・ふ・れ  やま :2024/03/02 (土) 12:53 ID:Q7yDzC/. No.189965
彼女になって欲しい!!
結婚しようか!!
このひと言が言えてたら、私の人生も違っていたと思います。
若かったから、言えないひと言たったと…。
中身は少し違うけど、洋祐さんに感情移入している自分が〜(笑)

[189] Re: 続 せ・ふ・れ  洋祐 :2024/03/04 (月) 00:59 ID:77pLCuxg No.190011

やまさん、レスありがとうございます。



翌日の夜、綾夏から長いメールが届いた。

『うーん、おかしいな
 今日、奇跡的に生理がきちゃったんだよね

 一週間、洋祐と毎日だったし
 危ない時期にも差し掛かっていたし
 少しだけドキドキしていたんだけどね

 何でかなぁ
 さすがに今回は妊娠するって思っていたんだけど…

 洋祐の子ども、産んであげられなくなっちゃったね
 借りを返すって約束したのに…
 あっ、そう言えば、それは冗談だったっけ?

 でも、また試してみてもいいよ。

 えっ、冗談がきつ過ぎるって?
 そうだよね
 ごめんね
 こんな私の傍にいてくれて、ありがとう

 じゃあ、また来週ね
 おやすみなさい』

俺は、綾夏のメールを見ると、胸が急にドキドキしてきた。
綾夏に返事をしようとしたが、手が震え、動悸は中々鎮まらず、
何て返事をしたらよいか、考えつかない。
暫くして、『わかった』とだけメールを打って返信した。
だが、俺は、綾夏に生理がきたこと以外、何もわかっていない

綾夏の本音と冗談の区別がつかない。
綾夏の放つジャブなら、何とかあしらえるようになったが、
最近の綾夏はストレートの連続で、俺はダウン寸前だ。
いや、すでにダウンして、ノックアウト寸前かもしれない。

メールの言葉を信じれば、綾夏は俺の子を妊娠するかもと思っていたことになる。
文面から考えると、妊娠を期待していたようにも思える。
だが、もしそうなら、それを承知で、俺に女性を紹介すると言っていたわけだ。

これは何を意味するのだろう。
俺の子を産んでも、俺と結婚するつもりはないということだろうか。
それとも、紹介する気などなく、俺を揶揄っているだけなのか。
この夜、俺はそんなことばかり考えて、遅くまで眠ることができなかった。

翌週の火曜の夜、綾夏からメールが届いた。

『生理終わったから
 明日は泊まりに行くね
 夕食を作って待っているから…』

俺は『わかった』と返信した。
一週間ぶりに綾夏に逢えるが、あんなメールが届いた後では、
俺は、一体どんな顔をして綾夏に逢えばいいのか分からなかった。

翌日、仕事を終えた後、俺はかなり緊張しながら、帰途に就いた。
俺はどんな顔をして、いや、綾夏はどんな顔をして待っているのだろうと、
そればかり考えていた。

「おかえり〜。ごはんできているよ。」

自分の部屋に入ると、いつもと変わることなく、綾夏が迎えてくれた。
まるで、あのメールのことなど、何も無かったかのようだ。
二人で食事をしているときも、綾夏がメールのことに触れることは全くなかった。
とりあえず、俺はほっとした。

食事を終えた後、二人で風呂に入った。

「そう言えば、誘われていた飲み会だけど、
 結局、行くことになったから…」

二人で湯船に浸かっているときに、綾夏がそう言った。

「そうなんだ。」
「同期の子がどうしても行きたがっているから。」
「飲み会って、いつ?」
「明後日の金曜。」
「・・・・・・」
「何時ごろ終わるか分からないけど、私の部屋で待っていてくれる?」
「ああ、わかった。」
「終わったら直ぐに帰って来るから…」
「今度は迎えに行かなくてもいいのか?」
「そうね…、じゃあ、終わったら連絡するから、J駅まで迎えに来てくれる?」
「J駅で大丈夫なのか?」
「知らない人も結構いるみたいだし、そんなに飲まないわ。
 料理でも漁りながら、適当に話して帰るから…」

まあ、飲まなければ大丈夫か。
また、遠いところまで迎えに行くのは大変だし…
俺はそう思いながら、綾夏の胸を強く握った。

風呂から上がると、直ぐに二人で布団に入った。

「生理終わったばかりだからね。」

フェラをしているとき、綾夏がそう呟いた。
そして、綾夏はウフッと笑みを零しながら、俺に跨り、
ペニスを股間に当てがいながら、腰を落とす。

「はぁぁ…」

綾夏が静かに喘いだ。
この間、あんなメールを俺に送っておきながら、
今はまた俺とこんなことをしている…

綾夏の心は俺には分からない。
だが、今の俺にはどうでもよかった。
綾夏がいいよと言うなら、俺はしたいことをするだけだ。

いつものように正常位で綾夏の中に射精して、この日を終えた。


金曜の午後8時半頃に、俺は約束通り、綾夏の部屋で待っていた。
だが、9時を過ぎても、綾夏から連絡はない。
綾夏自身も、何時に終わるか分からないとは言っていたが、
少しでも遅くなると、やはり不安になってくる。

綾夏本人に、酒を飲むつもりがなかったとしても、
周りから勧められて飲んでしまうこともある。

さすがに10時を過ぎても連絡がなければ、
俺から綾夏に連絡してみようかと考えていると、
漸く9時半頃に綾夏から電話があった。

「もしもし、洋祐?」
「ああ」
「ごめんね。連絡が遅くなって…」
「別に構わないよ。」
「それで、お願いがあるんだけど…」
「何?」
「今からで悪いんだけど、直ぐにIB駅に来てくれない?」
「IB駅?」

IB駅は、綾夏の勤め先に近い駅でも、通勤途中の駅でもない。

「何でIB駅?」
「ごめん、ちょっとトラブルが発生して…」
「トラブル?」
「来れば分かるから…、お願い。」
「分かった。」
「〇番線ホームのベンチで待っているから。ごめんね。」

IB駅までなら、J駅から20数分というところか。
ここからなら、40分は掛からないだろう。
俺は、大急ぎで綾夏の部屋を出て、J駅に向かい、電車に乗った。


[190] Re: 続 せ・ふ・れ  stop :2024/03/04 (月) 06:57 ID:fjazX9ns No.190017
いつも楽しみにしております。
トラブルとは何の事なんでしょうか?
気になります!


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