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番外・息子の先生 [由美子の章]

[1] スレッドオーナー: tttt :2016/01/19 (火) 23:03 ID:podA.ePg No.22402



 由美子は、愛車CB750から降りると、チンチンチン・・・と、空冷エンジンの焼けこげる音をしばらく聞いた。バイクの黒いエンジンに、手をかざす。熱い。この燃えたぎっているエンジンに三秒と触れていると、火傷してしまうだろう。先ほどまでこのエンジン内で、燃焼爆発していたピストン。エンジン内部の機械構造を思い浮かべて、由美子は昨夜の激しさを思い出す。



 「どうだっ由美子っ!」
 「ああっ駄目っ修二っ!もう駄目止まってっ!」



 由美子の膣内を激しく速くピストンする恋人、安田修二。



 「まだ駄目だっ!由美子っ!」
 「ああだってもう・・・もう・・・イッちゃうよおっ!」



 由美子は恋人に絶頂させられ、そして、恋人の射精を膣内で受け止める。もう、ゴムの装着を要求することはなかった。恋人との肉と肉の生の摩擦から由美子自ら離れられなくなっていたのだ。それにしても、恋人、安田修二の変貌を恐ろしいほどだ。そして容赦がなかった。由美子のスレンダーな肉体に様々な体位を求めてくる。由美子が恥ずかしいと思う、バックからの挿入を拒否しようとしても、けっして許してもらえることはなかった。そして由美子はバックで攻めまくられ、何度も絶頂させられるのだ。愛撫に関しても、容赦がなかった。激しいフェラチオを要求された。恥ずかしいからと、照明を消すとか布団で顔を隠してとかは、決して認められなかった。恋人の勃起をしゃぶる由美子の表情を、恋人の視線にさらすことを絶対的に求められるのだ。
 


 由美子は、公園のベンチに座った。バイクで乗り入れたこの公園、そしてこのベンチに、由美子は目的をもってやってきた。あの女性と何度か会い、そして語りあった場所だ。二人の少年と子犬のラブラドールを連れていた女性。服の上からもずっしりと重そうな豊満な胸の膨らみの女性。まるで向日葵のような微笑みをする女性。
 恋人、安田修二は、乳房での愛撫を要求するようにさえなっている。なんという欲望なのか。由美子は、Bカップにすぎない小ぶりな乳房で、恋人の勃起を必死で愛撫する。苺色の乳首で、なすりつけるように恋人の亀頭を愛撫する。スレンダーな肉体がくねくねと蠢く羞恥。その時恋人と見つめあうと、恋人の安田修二は、由美子を見ているようで由美子を見ていないような気になるのだ。そして必ず由美子は、あの女性を思い浮かべてしまう。何カップか見当もつかないほど服の上からでも分かるあの大きな乳房なら、修二の勃起を簡単に挟んで包み込んでしまうだろう。私のこの小さな胸ではできないテクニックの数々を駆使して、修二を喜ばせるだろう。狂わせるだろう。嫉妬と憧れの混じり合ったような感情で、由美子は恋人の要求に応え続け愛撫をし続けている。



 「由美子。来てたのか・・・。時間よりもだいぶん、早いじゃないか」
 「っ!」
 


 由美子は顔を上げた。森脇医師が立っている。ハイエナ、森脇医師が、由美子を見つめている。



 「久しぶりだな」
 「・・・」



 病院から姿を消していた森脇医師に呼び出されて、由美子はここに来た。場所を指定したのは、由美子の方だ。ハイエナに対峙するために、あの女性と出会った場所を選んだのだ。あの女性が、ハイエナから守ってくれそうな気がした。




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 由美子が指定した公園の入り口に入った森脇医師は、すでにベンチに座って考え事をしている由美子を見つけ、しばらくそのまま、バイクスーツの細身の由美子の姿を見ていた。しばらく見なかった由美子の明らかな変化に、動揺が走ったのだ。美しくなっている。そう思った。そして、細身のスレンダーな肉体が、丸みを帯びてふくよかになっている気がした。由美子は、俺の奴隷だった。俺が汚し続けたのだ。由美子は、俺の餌食になって汚れきった女。それがどうしてあんなに美しいのだ。輝いているのだ。森脇医師は、由美子の写真を何十枚も持っている。汚され続けるあられもない姿の写真を、森脇医師はどうすることもできた。なぜそんなに輝いているのだ。お前など俺がその気になれば再び・・・



 「っ!」



 ・・・再び汚してやることができるんだ。そう毒づいて進もうとしたとき、森脇医師ははっきりと見た。ベンチに座る由美子の姿を覆うように白い煙が沸き立ち、その煙が白蛇となって赤い舌をシャーッと伸ばし、森脇医師をねめつけたのだ。そして言葉を発した。



 『この子に手を出したら、私が許さないわよ』



 白蛇の幻はすぐに消えたが、森脇医師の脳内にしっかりと、一人の女性と重なりあっていた。そして森脇医師はつぶやいた。



 「化け物め・・・」



 何度頭から拭い去ろうとしても消えない、たった一人の女のせいで、森脇医師は仕事を休職していた。白蛇のような化け物。いやあの女は確かに、蛇のように赤い舌をシャーシャー伸ばしてやがった。日本人離れしたグラマラスな肉体。それに不釣り合いな童顔な顔は男心をどこまでも欲望させる。あの女を犯したのは俺だ。だがしかし、俺が食いつぶされたのか・・・



 『あなたは私に何もできなかったじゃないっ!情けない人ねっ!』



 あの女は俺に犯されていながら、俺を見下ろし去っていった。俺はあの女を犯しまくっている映像の記録を持っている。あの女が放尿する姿さえ映っているんだ。俺がその気になれば・・・
 森脇医師は、由美子に向かって歩き出した。しかしその足は、止まらない恐怖で震えていた。




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 由美子は、恋人の安田修二に求婚されていた。安田修二は、今勤めている学校を辞めるといった。そして、父親が経営する病院に戻るといった。そして、由美子の看護師としての夢も、応援してくれるといった。そしていつか二人で、世の中の困っている人を一緒に助けていこうと、言ってくれたのだ。由美子は今も後悔している。目の前のハイエナによって撮られた写真を、恋人に投げつけるようにして見せたことを・・・。そしてその内容に一言も言わず、由美子の元にに戻ってきてくれた恋人・・・。
 負けたくない。由美子は、森脇医師と睨みあって、そう思った。その時、暖かいものに包まれる感覚があった。それは煙のようにもくもくと立ち上がり、由美子を守るように森脇医師を睨みつけているように感じた。由美子はふと思った。あの女性が、守ってくれているのかもしれないと・・・。



 「今日はな、これを渡しに来たんだ、由美子」



 ハイエナが、持っているバックから膨らんだ封筒を取り出して、由美子に手渡した。由美子はその中身を見て、歯ぎしりをする。ハイエナに撮られ続けた、レイプシーンの写真の束だ。



 「おいおい、そんなに恨めしい顔をするなよ。写真を全部、お前に返しに来たんじゃないか。だが、その写真データは、俺の家のどこかにあるんだがな。くはははは・・・。どこにしまったか忘れたんで、とりあえず、写真にしたものだけを返しに来たんだよ。ふはははは・・・」



 『私は、どうしたらいいんですか・・・?お願い・・・助けて・・・』



 由美子は怒りで途方になりながら、幻を探した。由美子を包む暖かい煙が、白い人影になり、そしてあの女性になった。全裸だ。白い裸身。目を見張るほどの大きな乳房。由美子の恋人に襲い掛かるように絡みつく。大きすぎる乳房で恋人の勃起を挟み、挟みながらしゃぶる。由美子ではできない秘技に悶え悦ぶ恋人の姿。



 『ああっ、悔しいっ!でも分かっていますっ。私はあなたに絶対かなわない。あなたが修二と実際に出会ったなら、絶対にあなたに奪われてしまう。悔しいっ!でも私はあなたが好きなんです。あなたに守られたい。守ってほしいっ!お願い守ってっ!』



 恋人と女性の性器が結合する。豊満すぎる乳房に苦しそうに顔を埋める恋人。恋人の腰に艶めかしい下肢を絡みつけて、細い腰を振る女性。女性の腰使いにますます苦しがる恋人。その恋人の背中を抱きしめながら、由美子を見つめて女性が笑う。そして言った・・・



 『大丈夫。あなたを守ってあげる。あなたも、あなたの恋人も守ってあげる。それが私の使命だから。あの人に・・・愛するあのお方に命じられた、私の使命だから・・・』



 そして凄まじいほどに悲しい表情になった女性の幻は、消えていった。仰け反り苦しそうに女性の中に射精する恋人を受け止めるように抱きしめながら、消えていった・・・



 「ワンワンワンワンワンッ!」
 「っ!」



 突然の犬の鳴き声に、由美子は現実に戻った。そして、子犬が先頭を走って、二人の少年をリードして引っ張ってくる姿を目にする。



 「き、君たち・・・」
 「あっ、お姉ちゃん。バイクのお姉ちゃんだよ、幸彦くん」
 「ワンワンワンッ!」
 「あっ、ジョニーを止めてっ、隆くんっ!」



 由美子の足元に絡みついてきた茶色のラブラドールの子犬を、隆と呼ばれた男の子が抱き上げた。



 「お姉ちゃん、また会ったね」



 その少年は、由美子をしばらく見上げたあと、ポカンと何かを見つめるような視線をした。まるでさっきまで由美子の恋人に絡みついていた幻を見たかのように。あの女性の幻を・・・。そして子犬を降ろすと、不意に、前を向いた。ハイエナ、森脇医師の方を向いたのだ。由美子は少年の瞳を見た。強く黒光りしているその瞳は、その光以上に強く燃えている。少年が静かに言った。そしてその言葉に、あの女性の幻の言葉が、重なった。



 「お姉ちゃん、僕が守ってあげるよ」
 『大丈夫。あなたを守ってあげる・・・』




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 森脇医師は、突然現れた子犬と二人の少年に、なぜか足の震えが余計に増したような気がした。特に、由美子の前に立ちふさがるように立っている少年。その少年は、森脇医師が持っているバックを見て、突然瞳に怒りをあらわにし、森脇医師を睨みつけてきたのだ。ガキめ・・・。森脇医師は思った。少年の怒りの意志とバックとの因果は関係ない。森脇医師が持つバックには、先ほど由美子に言った、由美子のレイプシーンのデータが内蔵されているUSBメモリーが入っている。そしてあの女・・・。あの白蛇のような化け物の女が、森脇医師に犯され、放尿する姿を記録したUSBメモリーも入っている。だがそんなことはあのガキには知ったことではないだろう。そう思った。だが少年の黒く燃える瞳を見ていると、足が震えた。それは、さっき由美子を守るように沸いていたあの白蛇の幻と同じ匂いがしたからだ。何故だっ!?



 「ワンワンワンッ!」
 「うわっ、何をするっ、このくそ犬っ!」



 少年の隣で静かにうなっていたラブラドールの子犬が、バックを持つ森脇医師の手に噛みついてきて、森脇医師はその子犬を力を込めて蹴とばした。はじけ飛ぶ子犬。



 「キャウンッ!」
 「やめろっ、ジョニーに何をするっ!」
 「このガキがっ!子供だと思ってたら容赦しないぞっ・・・っ!?」



 はじけ飛んだ子犬と代わるように飛び込んできた少年の襟首を、森脇医師はつかもうとした。そして、天地がひっくり返る。何が起こったのかわからなかった。少年の体が突然球体のように丸くなったかと思うと、地面に吸い込まれるように腕が引っ張られた。そして真っ青な空が見えたかと思うと。強烈な衝撃が背中から脳天に突き抜けた。



 「ワンワンワンッ!」
 「あっ、ジョニーっ!隆くんもっ、早くここから逃げようっ!僕おまわりさんを呼ぶよっ!隆くん早くっ!」



 ・・・真っ青な空が、グルグルと回っている。あのガキを見て震えたのは、千秋・・・、お前のせいかな?森脇医師は、別れて暮らす娘と同年代の少年たちを見て、娘の姿を思い出してしまったからだろう・・・そう言い聞かせた。そして、またあの女が浮かぶ。そう言えばあの女は、千秋と仲良く歩いていやがった。あの女は・・・どこまで俺を苦しめるんだ・・・あの化け物は・・・



 「ハイエナ・・・」



 由美子の顔が、空の中に飛び出し、森脇医師を見下ろしていった。そしてその目は、すべてを吹っ切った目だった。全てを・・・そして、汚れた過去を一切振り返らない強固な意志が、現れていた。もう、由美子の周囲にあの女の幻は浮かんでいなかった。ただ由美子の切れ長の瞳が、娘の猫のようなつり上がった目に重なってしようがなかった。それは、いつも草葉の影から見ていた娘が、未来に向かって元気に歩く姿になっていった。



 「千秋・・・お前を守りたい・・・」



 森脇医師を見捨てるようにバイクにまたがってエンジンをかけた由美子を目の端にとらえながら、森脇医師はつぶやいた。



 この後、森脇医師は日本を離れ、戦地に自ら赴いていった。それは奇しくも、森脇医師が犯し汚した由美子と同じ行動だった。だが二人の最期は、あまりにも対照的なものになる。由美子は途上国で疫病と戦う新しい看護システムを開発し、世界から称えられる日本女性となるのだ。森脇医師は戦地で這いつくばるように医療活動を続け、一年後、爆撃に巻き込まれ行方不明になる。誰もその名前を知る者はいない。だが、ハイエナ、森脇医師に救われた、少年少女の命は一年の間に相当数にのぼる。それは、隆や幸彦少年や、森脇医師の娘、千秋と同年代の戦地の少年少女たちだ。
 


 もちろん森脇医師が、娘、千秋のその後の成長を知ることはない・・・
 自分を投げ飛ばした少年が後に、『日本狼』と人々から言われ、日本柔道界の救世主になる人物だとは知ることはない。そして、千秋の夫となる少年だとも、知ることはないのだ。




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 バイクにまたがった由美子は、地面に転がっているハイエナ、森脇医師が虚ろに見ている空に、顔を上げた。晴れ渡っている空。その空と、同じように、心が晴れ渡っていく。いったい何が起こったのか?



 『やめろっ、ジョニーに何をするっ!』
 『このガキがっ!子供だと思ってたら容赦しないぞっ!』



 ラブラドールの子犬を蹴とばした森脇医師に、少年が飛びかかっていった。小さな少年の首根っこを掴もうとした森脇医師。その時突然、少年の体が剃刀のような音を立てたのだ。由美子にははっきり聞こえた。



 「・・・シュンッ・・・」



 まるで剃刀が空気を切り裂くような音。次の瞬間、森脇医師の体が宙に舞い、地面に背中から叩き付けられていた。森脇医師の手から放り出されたカバンを子犬が口に咥え走りだし、幸彦くんと呼ばれていた少年が隆と呼ばれた少年をうながすようにして、二人の少年も駆けていった。いったい何が起こったのかよく分からない。ただ、あの少年が空気を切り裂くような音を立てたとき、由美子の心の中も同時に切り裂かれたのだ。動脈を切られたように、どろどろの膿が心から勢いよく飛び出して行き、そして、森脇医師が空を見上げながらぶつぶつと何かをつぶやいていた。その目は、虚ろだった。ハイエナ・・・。由美子はそれだけを言って、森脇医師を捨て去った。過去はもうどうでもいい。見事な切れ味で切り裂かれたのち縫合された心のなかに、早く何かを詰め込みたかった。空の向こうに、ジャングルが、田園が、砂漠が広がる。由美子は、愛車CB750を発射させた。この愛車だけは空の向こうに持っていこうと思った。そして、修二・・・。あなたと一緒に、世界を救いたいわ。そう思った。



 「隆くん、本当にいいのっ!?」
 「ワンワンワンッ!」
 「いいんだよっ、捨てちゃおうっ!なにこれ、消しゴムみたいじゃんっ!捨ててもいいよっ!」



 公園の端の池のほとりに、さっきの少年二人とラブラドールの子犬がいた。由美子はバイクを停めた。隆と呼ばれた少年が、池に向かって何かを投げている。小さな、消しゴムのような形の何かは、森脇医師がカバンの中に所持していたUSBメモリーだ。ふっ・・・と、またあの女性の幻が浮かんで、少年を見つめて何かを言ったのを、由美子はかすかに聞いた。



 『守ってくれて、ありがとう』



 そういった女性は、今度は由美子の方を向き、そして、向日葵のようにほほ笑んだ。もう、恋人の安田修二に絡みつく淫らな姿ではなかった。なぜか、荒野に立つ白衣の母親の笑顔が浮かんだ。女性の幻が空に消え、由美子はその空に向かってつぶやいた。



 「お母さん、私も行くよ」



 由美子は、スロットルを回し、再び走りだした。


[81] 番外・息子の先生 [幸彦の章]初恋  tttt :2017/06/29 (木) 19:30 ID:o1LxBSgM No.24789
初恋[33]






 「おばさんっ、どうしたの!?早く帰らないとっ!」


 渡辺親子のマンションまでもう少しというところで降り出した突然の烈しい雨。秀子は立ち尽くして顔を上に向けた。痛いほどに、秀子の顔面を雨粒が直撃する。その秀子の手を、典子が強く引いた。


 「何してるのっ、おばさんっ!?」
 「あ、ううん。さあ、走りましょっ」


 マンションのエントランスにたどり着いたときは、二人はずぶ濡れだった。突然の豪雨に顔面を痛いほどにぬらした秀子は、あの日のことを思い出していたのだ。突然家に押しかけて来た、不良たち。秀子の顔面にぶちまけられた、若い精液。


 「ねえ、典子ちゃん。料理を作る前に、お風呂に入らない?お風呂場、使っても平気?」
 「うん、いいと思うよ」
 「じゃあ、一緒に入らない?」
 「えーっ!?」


 お驚いて見上げてくる典子。その顔が、次に恥ずかしそうにうつむいた。


 「お母さんとは、一緒に入らないの?」
 「うん。あんまり・・・」


 秀子は、あの日の屈辱を思い出させるような雨を、早く洗い流したかった。屈辱?秀子は、自分が恐ろしかった。屈辱的な強制フェラチオ・イマラチオでさえも、秀子は我を忘れるほどに淫乱になっていったのだ。私に、あの不良たちに屈辱を受けたという資格があるの?洗い流したいのは、この肉体に染み付いた淫乱の皮?


 「おばさんとお風呂入るの・・・嬉しい・・・」
 「典子ちゃん・・・」


 はにかみながら見上げる少女をみていると、渡辺氏を思い浮かべ胸がしめつけられた。そして、この少女の父親、渡辺氏にこの穢れた肉体を見てほしいと、思うのだった。いや、見てもらうだけでは駄目だった。この肉体の穢れを、抱いてほしかった。いや、抱いてくれる資格があるのか確かめたかった。




 §§§




 脱衣所で全裸になった秀子は、直立で立ち続けた。秀子自身が少しだけ開いておいた入り口の隙間から、視線を感じる。渡辺氏が、覗いている・・・。この肉体をどんな感情で見ているのか?この淫乱の穢れた皮をかぶった肉体を。抱くに値しないくらい穢れた肉体。それを確かめる為に、食事が終わったあと、秀子は渡辺氏に詰め寄った。そして渡辺氏は、秀子の唇にむさぼりついてきた。渡辺氏の体から、野生の匂いがした。それは、秀子が忘れていた匂いだった。まだ初恋をしているような頃の、異性をもとめる動物としての野生の匂い。秀子はその匂いに染まろうとして、渡辺氏と激しく唇を貪りあった。渡辺氏が秀子の手を荒々しく引いて、キッチンを出た。そして、寝室に入ると、二人は火のような瞳で見つめ合いながら服を脱いでいった。自衛隊で鍛え上げられた逞しい肉体の渡辺氏の屹立に、秀子はためらうことなく跪き、咥え込んだ。渡辺氏は秀子をベッドに押し倒し、愛撫することもなく挿入した。そして猛然と腰を振り、射精を、秀子の中に、した。




<><><>




 「ふふふ・・・」


 一連を思い返した秀子は、渡辺氏の胸の中で小さく笑っていた。まるで・・・


 「何がおかしいんですか?」
 「ちょっと思ったんです。まるで・・・」
 「まるで?」


 秀子は顎を胸板にのせるようにして顔を上げ、渡辺氏の掌に手を重ねていった。


 「今日の私まるで、緊張しちゃって、まるで・・・初めての時みたいだって、思ったから」
 

 渡辺氏が驚いたように秀子を見つめた。そして、秀子の手を握り返してきた。

 
 「僕も同じことを、考えていました」
 「渡辺先生も?」
 「いや、僕はひどすぎました。憧れの原賀さんに頭に血が上っちゃって。何がなんだが分からなくなって。すいません。原賀さんはすごく素敵だったのに。僕の方は・・・。少しも良くなかったでしょう。僕は幼稚だったでしょう。まるで初めての男のようだと、今思い返すと恥ずかしいです。すいません」


 秀子はにじり上がって、渡辺氏と見つめ合った。秀子の豊満な美巨乳が、渡辺氏の胸板にムニュリと潰れている。


 「秀子、凄く気持ちよかったです。こんな素敵なセックス、初めて」
 「原賀さん・・・」

 
 二人の唇が重なる。秀子は、くねる肉体が、淫乱の穢れた皮を被っていないと、実感できた。今秀子は、初恋のころに戻っている。戻れている。

 
 「秀子、渡辺先生が好きです」
 「僕もだ。原賀さんが好きだ」
 「秀子と、付き合ってください」
 「もうあなたを離せない、原賀さん」

 
 秀子は、渡辺氏の胸に、きつく顔を押し付けて、そして名残惜しそうに上半身を起こした。渡辺氏も、黙ってうなずく。

 
 「もう、帰らないと。隆が、息子が帰って来ますから」
 「はい、分かっていますよ。僕も、娘の、典子の様子を一度見に行かないと」
 「ふふふ・・・」
 「あはは・・・」
 「やっぱり私たち、似た者どうしですね」


 分かれのキスをねだるように、秀子はもう一度目をつぶった。


[82] Re: 番外・息子の先生 [由美子の章]  秀子ファン :2017/06/30 (金) 15:06 ID:VGetFLgc No.24790
渡辺氏との関係が1回目で終わってしまうと思いきや、これから始まるんですね。
これを楽しみにしてました。
やはりW不倫の展開は、寝取り寝取られ好きにはたまらない要素です。
自身の妻では決して体験できない秀子の豊満な肉体の魅力におぼれていく渡辺氏をもっとみてみたいです。
今後の展開が楽しみにしてます!

[83] Re: 番外・息子の先生 [由美子の章]  川崎リハビリテーシヨン学院古米良幸 :2017/07/27 (木) 11:28 ID:xEQXlLOU No.24852
吉木りさと杉原杏里で3Pやりたい‼杉原の乳房を揉みながら、吉木をバックで犯したい‼

[84] 番外・息子の先生 [幸彦の章]初恋  tttt :2017/08/22 (火) 19:39 ID:5L9k/cmA No.24904
初恋[34]





 「ああっ!駄目えっ!ひいぃっ!!」
 「何が駄目なんだよっ!秀子先生っ!!」
 「またぁっ!またまたぁっ!」
 「また何だよっ!言ってみろよおらあっ!!」
 「またイクのぉっ!秀子またイッちやうのおっ!!くひいぃっ!!」


 道弘に後ろから太ももを抱きかかえられてM字に開かれ露わになっている主婦原賀秀子の女性器に達彦が手にしているバイブが膣に奥までねじ込まれ、うねうねとうねり、枝分かれしている細い先端が、クリトリスをバイブレーションで刺激している。


 「イッくぅーっ!!!」


 絶叫した秀子が仰け反って気をやった。



§§§


 
 「いつまで寝てるつもりだよ、秀子先生」


 不良のリーダー格の純が、背後から道弘に巨乳を揉みしだかれながら気を失っている主婦、原賀秀子に吐くように言った。秀子の膣からバイブを抜いた達彦は、太いバイブの出し入れで開ききっている膣を開いて覗き込んでいる。二人とも無言だ。いや、その乳房の迫力に、その膣内の赤さに、二人の不良は言葉を失うほど夢中になっているようだ。それはまるで、遊び慣れた安いおもちゃに飽きた子供が、初めて見る高価な玩具に目を白黒させている姿だった。


 「お前ら二人もいつまでそうしてるんだよ。さっさと秀子先生を起こせ」


 リーダー格の純にそう言われ、道弘と達彦の二人は、夢から覚めたようにハッとして立ち上がった。そして左右から秀子の両腕を抱えて上半身を起こす。ぶるんっ・・・と震える形の良いHカップ巨乳に、その乳房を先ほどまで揉み込んでいた道弘が生唾を呑み、目を覚ました秀子が呻いた。


 「ううう・・・」


 そして、半覚醒のまま本能に従うように、目の前に仁王立つ純の勃起ににじり寄り、しゃぶりついた。そしてリズミカルに顔を振る。


 「うんふ・うんぷ・あんふ・・・」
 「ほんとに変態だな秀子先生は。塾の大竹のおっさんに秀子先生が好きだからって言われて借りてきたバイブとローターでさんざんイッたばかりだろ。脳みそん中、ち○ぽしかないんじゃないか!そんなにち○ぽが好きなら、くれてやるよっ!ほらあっ!!」
 「むぶうぅっ・・・」
 「ほらほらあっ!!」
 「ぐぶっぶぶうぅっ・・・」



§§§



 大山正志は、これまでと同じように、三人の不良の凌辱シーンを見つめていた。ただ、前回の「秀子先生の授業」と銘打たれたの凌辱シーンと違うのは、正志自身が烈しく勃起していることだ。これまで、何度も不良たちの凌辱に立ち会ってきた。しかし正志は、まったく無反応に、醒めてその光景を眺めてきた。それがなぜ・・・。前回の凌辱授業の後、不良たちがぶちまけた精液で汚れた肉体を拭こうとして触れた、乳房の感触・・・。それが正志の股間に、まるで股間に脳があるように、その感触を覚えているのだ。凌辱が始まる前から、原賀家の中に踏み込み、主婦原賀秀子の姿を見た瞬間から、正志の股間は急速に勃起しはじめたのだ。


 「秀子先生、道弘にパイズリしてやれよ。道弘は秀子先生のデカパイを気に入ったようだからな」
 「ぐむむぅ・・・」


 リーダー格の純に頭髪を鷲つかまれてイマラチオをされながらブルンブルンと揺れている94センチHカップ美巨乳を血走った目で見つめてる道弘を横目で見て、純がニヤニヤしながら言った。そして、乱暴に秀子の喉に一突きくれると、鷲つかんでいた頭部を放り投げた。


 「うぷんっ・・・はあはあはぁ・・・」


 両手で体を支え、よだれを顎から滴らせて荒い息の秀子の前に、道弘が勃起を携えて仁王立った。その血走った目は、先ほど揉みしだいた感触を思い返すように秀子の豊満すぎる白い乳房に絡んでいる。


 「秀子先生のパイズリ授業を見学しようぜ。持続力一番の道弘のち○ぽを秀子先生がどうやってパイズリでイカすのか、学ばせてもらおうぜ。それパーイズリ、パーイズリ、パーイズリ・・・」


 純と達彦が、秀子をおちょくるように手拍子を始めた。そして、待ちきれなくていらだった幼児のように、道弘が声を荒げる。


 「おら変態秀子先生っ!さっさと先生が大好きなち○ぽ挟めよっ!」


 その怒声にびくりと細い肩を震わせた秀子が、道弘ににじり寄る。そして跪くと、左手の細い指を道弘の勃起に絡め、クイと亀頭を下に向けた。そして右手でたわわな乳房をすくうと、くりっ・・・と勃起しているピンクの小粒な乳首にこすりつけた。


 「あうん・・・」


 その甘い声に、純と達彦の手拍子がやんだ。




§§§




 「あふん・くふん・むふん・・・」
 「うう、くそお・・・」
 「うむん・あむん・くぷん・・・」

 
 仁王立つ道弘の前で、主婦、原賀秀子の肉体が上下に躍動している。両手でたっぷりと寄せている乳房の間には、道弘の勃起が完全に埋没していた。正志は、秀子の姿に見惚れ、そして、股間の膨らみをまさぐっていた。持続力自慢の道弘の顔面が赤く紅潮し、苦しそうに歯を食いしばっている。秀子の白い乳房にたっぷりと挟み込まれ摩擦されている道弘の勃起の亀頭が、秀子の赤い舌にねっとりとねぶられ絡みつかれている。秀子が本格的に躍動を初めて、二分も経っていない。だが持続自慢の道弘が、助けを求めるように達彦に声をかけた。


 「おい達彦、秀子先生のま○こを慰めてやれよ。秀子先生、俺のち○ぽ挟みながらぐしょぐしょにしてるぜ。秀子先生、巨根の達彦は指も太く長くてしかも手先が器用なんだぜ。さっきのバイブよりよっぽどいいぜ。ほら達彦」
 「ああ」


 達彦が、パイズリをしている秀子の背後に回り込み膝をついた。そして正志の目には、うねる細い腰とまろやかに大きくなる桃の形のぷりぷりと蠢く白い巨尻に、達彦が一瞬圧倒されているように見えた。


 「感じても道弘のパイズリやめるんじゃねえぞ。今は授業中だろ、秀子先生」


 達彦は秀子の背部から手を回し、道弘の言う通りぐっしょりと湿っている黒々とした茂みに、突き立てた二本の指を潜り込ませた。


 「ううんっ!」


 ビクンと、秀子の肉体が一瞬はねた後、静止した。それに満足したように、達彦の右腕が小刻みに振動する。秀子のパイズリが止まってほっとしたような道弘が、今度は余裕を装って、達彦に声をかけた。


 「達彦、どうだよ、秀子先生のおま○この中は?」
 「ああ、熱いな。でもかなり緩いぜ。やっぱり公衆便所秀子先生だな」
 「ほら秀子先生、なに休んでんだよ。授業してくれよほら。ま○こがガバガバなんだから、パイズリでしっかり締め付けてくれよ」
 「あっふうん・・・」

 そして、二人の不良の言葉に応じるように、秀子が再び躍動を始める。




§§§




 「あうんっ、くむんっ、まはんっ・・・」


 まるで一段ギアを上げたように、秀子の肉体が弾む。道弘の勃起はむぎゅむぎゅと挟まれ摩擦された。細い腰は達彦の腕をまるで引っかかった枯れ枝を振り払うように無視して乱れ揺れた。道弘が追い詰められたように大声を出した。


 「おい純っ!秀子先生の口にぶち込んでやれよっ!あんあんうるせえんだよこのど変態先生っ!」
 「おうっ!おら咥えろや、下の口ががばがばなんだろ秀子先生よお!上でしっかり咥えろや、おらあっ!!」
 「ぐぶうっ・・・うむ、ぶむ、ぐぶっ・・・」


 しかし、秀子の躍動は止まらなかった。純に再び髪をつかまれイマラチオで口を塞がれても、道弘の勃起を乳房の間から離さず、摩擦し続ける。そして達彦の腕を無視するかのように巨尻を振り続ける。そして、道弘と純が叫んだ、それは負けを認めたくないような威勢だけの大声だ。


 「おらあっ、今日も若いエキスをくれてやるよっ、秀子先生っ!」
 「くらえっ、ガバガバ淫乱先公っ!」
 「うわっ、待てお前らっ、俺にもかかるだろっ!」


 達彦が秀子の背後から転げるように飛びのいた直後、乳房と口から勃起を抜いた道弘と純が、跪いたままの秀子に射精を始めた。びゅるっ!びゅるっ!勢いよくしごかれる二本の勃起から放たれる精液が、秀子の顔面と乳房にびちゃびちゃと降りかかる。




§§§




 「おいおい、達彦、それ秀子先生に何とかしてもらえよ」
 「ほら秀子先生、寝転んでねえで、達彦に二時限目の授業してやれよ、一人だけ射精してないから可哀そうだろ。先生のくせに、生徒に差別するのかよ」


 射精をしきって勃起を軟化させてしまった純と道弘が、一人だけ勃起している達彦を指さして、崩れている秀子をいたぶるように言う。二人の不良は、秀子を足蹴にさえ始めた。道弘はパイズリさせていた乳房を足でもてあそび、純は鷲つかんでいた頭部を足裏で踏みつけた。


 「ほらほら秀子先生、早く起き上がらねえか」
 「休憩時間終わりだよ、秀子先生」


 その二人の後ろで、達彦が呆然と立っている。達彦の右手の二本の指が、秀子の愛液で、滑光っていた。その指先が、まるで恐怖で震えているようだ。それはまるで、指先が記憶しているようだった。抜き去る前に一瞬、強烈な締め付けが襲い掛かってきたことを・・・


 「あなたたちいったい・・・いつになったら私を犯すの・・・?」


 正志の背筋に、ぞくっ・・・と寒気が走った。純に踏みつけられている頭部をむくりと起こし、静かに、秀子がしかしはっきりと言ったのだ。道弘と純が、その静かな迫力に後ずさっている。正志は、二人の表情が怯えているのが、はっきりと分かった。それはまるで、蛇に睨まれた蛙だった。秀子が、上半身を起こした。


 「いったいいつになったら私を犯すのよ」


 むくりと、立ち上がる。そして、ゆらゆらと純と道弘に近づいていく。


 「口と胸だけ使ってばかりで、どうして私のおま○こをやらないの?私のおま○こに入れたのって、道具だけじゃない。あ、そう・・・あなたの指も・・・」
 「ひっ・・・」


 秀子は、達彦に向きなおった。そしてふらふらと、歩み寄る。今度は達彦が怯えるカエルのように固まった。蛇の舌のように、しゅるりと伸びた秀子の手が、達彦の自称巨根に絡みつく。


 「ごめんなさい、あなただけこんなにしたままで。あなたがこの自慢の大きなおち○ぽで、私を犯すのね」
 「うわ・・・や、やめ・・・」


 顔と乳房をドロドロの精液まみれにした秀子に怯えきったように、達彦が尻もちをついた。その達彦の腰を、秀子がまたぎ、天を衝く若い勃起を再び握る。その真上に、自身の女性器を照準させた。膣口に、先端をこすりつけて喘ぐように微笑みを達彦に投げかける。

 
 「おち○ぽぉ・・・」


 そして、腰を下ろしきった秀子は、達彦の上で、白い裸身を仰け反らせた。


 「あっはぁ・・・おち○ぽ気持ちいいのぉ・・・」


[85] Re: 番外・息子の先生 [由美子の章]  秀子ファン :2017/08/28 (月) 10:01 ID:zWWEgqDE No.24916
更新を楽しみにしてました。
終わらずに長く続いてることに本当に感謝してます。
続きを楽しみにしてます!

[86] Re: 番外・息子の先生 [由美子の章]  紀夫 :2017/08/29 (火) 01:07 ID:oondBqUk No.24920
とっても感動させられます。
次の展開が気になります。


[87] 番外・息子の先生 [幸彦の章]初恋  tttt :2017/09/02 (土) 21:33 ID:SarcI/dk No.24947
初恋[35]




「はうぅん・・・おち○ぽぉ・・・おま○こにおち○ぽ入って気持ちいいのぉ・・・あふぅん・・・」


 細腰をリズミカルにスライドさせ桃巨尻がぷりぷりとひくつき美巨乳がぶるんぶるんと弾む。B94(H-cup)・W56H・88の白い肉体の圧倒的破壊力の性交シーンに、その場が静まり、主婦、原賀秀子の甘い声だけが響いていた。札付きの不良たちが犯すのをためらうほどに美しく豊満な肉体のセックスの躍動に、三人の不良たちは、圧倒されるほどに魅了されていたのだ。しかし、最初に異変に気付いたのは、実際に秀子の膣内に勃起を挿入している、秀子がまたがっている、達彦だった。


 「おいっ、なんなんだよこの女はっ!!」
 「どうした、達彦」


 達彦の怒声に、我に返った純と道弘が女性上位でつながっている達彦と秀子に近寄った。二人の不良は、達彦にまたがり腰を振って巨乳を弾ませている秀子を両側から挟むように立った。二人のモノは、すでに半分ほど硬化して復帰し始めている。


 「マジでガバガバだぜ、秀子先生のま○こ!全然入れてる感じがしねえよ!こんな緩み切ったま○こ初めてだぜ!それなのに馬鹿面で腰振りまくりやがって、馬鹿にされてるみでムカつくぜっ!おらあっ!!」
 「はうんっ!!」


 達彦が両足を床に着けて踏ん張り、激しい突き上げを秀子に何度も繰り出した。一瞬抱いた恐怖感が泡のように幻であったことに安心したかのように薄ら笑いを浮かべて秀子を突き上げる。それは、ライオンが小鹿をいたぶるようだった。


 「ほらド変態ガバガバ秀子先生っ!もっとこのゆるゆるま○こを締めれねえのかよ!ぜんぜん気持ちよくねえんだよ!おらおらおらあっ!!」
 「あんあんああんっ!!」
 「これじゃ射精できねえじゃねえかよ!生徒イカせねえで進路指導できんのかよ!おらあっ!!」
 「はうんっ!!」


 秀子を挟むように立つ二人の不良、純と道弘の勃起は完全に復活し、十代の若い硬化を乱れまくっている秀子の顔に近づけた。目の前の視覚の迫力。バウンバウンと弾む真っ白な巨乳とピンクの乳首。うねる細腰に蠢く桃巨尻。一瞬でも恐れ圧倒されたことにいら立ちを覚えた二人の不良は、それが見せかけだけの姿だと分かり、本来の被虐性を取り戻した。そして、その見せかけの迫力の美しさに勃起を復活させた二人の不良は、それゆえに被虐をさらに燃え上がらせるのだ。純が、秀子の頭部を再びつかんで笑いながら言った。


 「秀子先生よお、いったい何本ち○ぽ咥えこんだらそんなにガバガバになるんだよ!」
 「あふん、いっぱいぃ・・・」
 「何がいっぱいだこの変態が!くらえおらあっ!」
 「ぐぶうっ!!」


 純が勃起を秀子の口にねじ込む。ぐいぐいとイマラチオし、下からは達彦が突き上げ、その反動で余計に喉に純の勃起が突きささる。


 「そんなにち○ぽが好きなら早く達彦をイカせろやあっ!秀子先生のためにあと二本控えてんだろうがあっ!生徒の思いやりが分からねえのかよっ、このガバガバ婆あ!!」


 純のイマラチオと達彦の突き上げで弾む秀子の94センチHカップ乳を、道弘が後ろから鷲つかんだ。その手つきは、すでに中年女のガバガバ女性器から興味が薄れているような激しさだ。そして、挿入してこの美しい肉体に幻滅したくないようなねちっこさだ。


 「おい、俺の遅漏のち○ぽと純の百人切りち○ぽは、またパイズリと口でイカせてもらおうぜ。俺、ガバガバま○こなんてどうでもいいよ」
 「どうしてくれんだよ秀子先生!道弘がセックスの授業に興味なくしちまったじゃねえかよ!それでも先生かよ!俺たち不良は進路をまともに決めてえんだよ!ま○こでイカせてくれねえと、行先が分からねえんだよ、おらあっ!!」
 「ぐぶふうっ!!」


 道弘が、ピンクの小粒な乳首をクリっと摘まんだ瞬間、秀子の肉体が硬直した。そして、次の瞬間、腰の突き上げを乱打していた達彦の動きがぴたりと止まり、達彦がうめき声を発したのだ。


 「ううう・・・うあああ・・・」


 異変を感じた純と道弘の手が秀子の髪と乳房から離れた。そして、純の勃起から口を放した秀子が、両手を達彦の顔の両側につき、あふう・・・と息を整えるように熱い吐息を吐いた。そして、


 「イカせたらいいのぉ?」


 そう言って、ニンマリとほほ笑むと、細い腰をゆっくり前後にスライドさせ始めたのだ。熱い吐息を吹きかけられ、眼上にたっぷりと揺れる巨乳を見せつけられ呆然としていた達彦の顔が、歪み、再びうめき声を発する。


 「ううああ・・・し、締まる・・・何これあああ・・・」


 喉を反らし苦悶の表情の十七歳の札付きの不良、達彦のその顔を余裕しゃくしゃくの笑みを浮かべて見つめながら、ゆっくりと桃巨尻を動かす三十九歳の主婦・秀子。それは、ライオンは秀子で、小鹿が達彦だった。ライオンの秀子が、ゆっくり楽しみながら食事を楽しんでいる姿だった。そして達彦が本当に小鹿のように情けない断末魔の悲鳴をあげた。それは、達彦の腰の突き上げが止まって、三十秒しか立っていなかった。


 「うわあああぁぁぁっ・・・」


 秀子が、豊満な乳房で達彦の顔を抱きしめる。達彦の両手が、しっかりと秀子の細い背中を抱きしめる。それは、進路を見失った手が行先の船を見つけて心細げにしがみつく姿だった。秀子の桃巨尻の動きは止まり、その下の達彦の腰が、ぴくぴくと痙攣している。


[88] 番外・息子の先生 [幸彦の章]初恋  tttt :2017/09/19 (火) 17:10 ID:Sz4/hZo6 No.25009
初恋[36]






「うわあああぁぁぁっ・・・」



 断末魔の呻きを発する、持続自慢の不良、達彦。遅漏を武器に、取り巻きの女たちを攻めて責めて泣かし続けてきた。やめてもうやめてと懇願する女たちを、どんな体位からでも上から下から後ろから腰を振り続け、無尽蔵のスタミナで凌辱してきた。その達彦が今まで聞いたこともないような、情けない泣き声を、女たちを泣かせ続けてきた札付きの不良が今、普通の主婦、原賀秀子の下で、情けない泣き声を発して、苦悶の表情で顔を反らし、秀子の薄い背中にしがみついている。苦悶の十七歳の不良の顔を、余裕の笑みを浮かべる三十九歳の主婦秀子が、94センチHカップ巨乳で包み込んだ。それは本当に、先生が生徒を柔らかく受け止める姿だ。そしてやがて、こと切れたように達彦の両腕が、しがみついていた秀子の背中からことりと、床に落ちたのだ。



§§§



 「終わった?」



 そういって、主婦、原賀秀子がぐいと上半身を持ち上げた。豊満な乳房から、達彦の顔が現れる。呆然と宙を見つめているその顔を、秀子がのぞき込んで、にこりとほほ笑む。そして驚くべきことに、辱めを受けていた不良の頭部を、撫で始めたのだ。愛おしそうに、汗でぬれた髪を何度も撫でる。



 「うふふ・・・。たくさん出したのね。おま○この中、あなたのお精子で一杯よ」



 優しい笑みを降り注がれながら何度も髪を撫でられる達彦の表情が、恍惚とし、その顔に鼻どうしが触れるほど顔を近づけて、秀子が問いかける。



 「どお?気持ちよかった?」



 すると、達彦がこくりとうなずいたのだ。それはまるで、これまで達彦が凌辱してきた女たちが、達彦に従順を強要されてうなずく姿と同じだった。だが一つ違うのは、女たちが表情に内包していた屈辱感が、達彦にはなかったことだ。



 「うふふ。ありがとう。私も良かったわ・・・あふんっ」



 短い歓喜の声を発して、秀子が腰を上げた。三十九歳の熟れ切った普通の主婦の膣から、十七歳の札付きの不良の若竹がぬるりと抜け、そしてだらんと折れる。



 「ほら見て御覧なさい。あなたのお精子が溢れてるわ。ふふふ・・・凄い量」



 秀子は片膝をついて股間を拡げると、達彦に陰部をさらけ出した。それをじっと見つめる達彦ににこりとほほ笑むと、猫のように豊満な肉体をくねらせて四つん這いになり、達彦の撃沈した若竹を捧げ持つのだ。



 「ふふふ。あなたの頑張ったおち○ぽ、綺麗にしてあげるわね。っんふう・・・」
 「うあわあああっ・・・」



 ぱくりと、萎えた若竹を咥えると、秀子のねっとりとしたお掃除フェラチオが始まった。再び、泣きそうなうめき声を達彦が発する。苦しそうに仰け反る不良の、淫水で滑光る若竹を、普通の主婦秀子が、まるで、超高級ホテルのプロの清掃員のように丁寧に丁寧に、隅々まで赤い舌で舐め清めていく。プロの清掃員が部屋の隅々まで磨くように、若竹の付け根から裏側から睾丸まで丁寧に丁寧に赤い舌が絡みついていく・・・豊満でくびれた肉体をくねくねとくねらせながら丁寧に丁寧に・・・



<><><>





 「まあっ、凄い。やっぱり若いのね。さっき私の中にあんなに出したのに、もうこんなになって。うふふ・・・可愛い・・・ちゅっ」



 秀子のお掃除フェラで復活して天井を向いている達彦の勃起の亀頭にチュッと口づけをすると、秀子は立ち上がった。そして、達彦にはお払い箱のように背を向けると、二人の不良、道弘と、リーダー格の純に向きなおる。凛とっして立つその内ももには、達彦が放った精液が流れていた。



 「次は誰なの?」



 ずい・・・と歩を進める普通の主婦、秀子に、札付きの不良が圧倒されていた。道弘は後ずさり、純はかろうじて、リーダーの威厳を保とうとしている。



 「誰が私とセックスするの?それとも、二人同時?」
 「うおおおっ!!!」



 怯える道弘に威厳を見せるように、リーダーの純が咆えて秀子に飛びかかって行った。


[89] Re: 番外・息子の先生 [由美子の章]  秀子ファン :2017/09/21 (木) 15:19 ID:qC3UglOM No.25015
投稿を待ってました。

秀子の方が不良少年より上手ですね。
本編にはなかった秀子のこのキャラもいいですね。
続きを待ってます!

[90] Re: 番外・息子の先生 [由美子の章]  紀夫 :2017/10/09 (月) 00:16 ID:kyEdcWSU No.25109
続きをお願いしたいです


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