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三家族の旅行から

[1] スレッドオーナー: RT :2026/09/01 (火) 00:25 ID:SuJR5qPw No.33154
10年以上の前のことですが、こちらのサイトに投稿していました。
そのときは、体験談として投稿していたのですが、上手く書くことができず、
中途半端で終わってしまいました。

今回、そのときの話をベースに、アレンジを加えてチャレンジしようと思います。


[19] Re: 三家族の旅行から  RT :2026/09/15 (火) 22:24 ID:Vh79/BVA No.33250

紗希は、何とか話しを逸らそうと、逆に北川に質問した。

「北川さんは、奈緒さんの元カレのことを知っているんですか?」

「詳しいことは聞いても答えないけど、人数は両手じゃ足りないって言っていたな…」

やっぱり奈緒さんは、そんなにたくさんの人と付き合っていたんだ・・・

紗希は、結美については、あれだけ美人なんだし、色気もあるから、
きっとたくさんの人と付き合ってきたんだろうなと察していた。
だが、奈緒については、可愛い顔立ちできっとモテたに違いないとは思っていたが、
付き合った人はそれほど多くはないのではないかと考えていた。

奈緒には、男の影といったような匂いがあまり感じられなかったからだ。
顔立ちだけ見れば、奈緒は、まるで処女を売り物にしているアイドルのような、
そんな可愛らしさがあった。
紗希は、一生に一人の男性だけって憧れる、と言っていた奈緒や結美の言葉を思い出していた。

「それで、紗希ちゃんの元カレって何人ぐらいなの?
 旦那さんには内緒にしておくから、教えてよ。」

北川が執拗に聞いてきた。

「どうしてそんなことを知りたがるんですか?」

「好きな女のことは、何でも知っておきたいって思うのは普通だろ。」

「好きなって…」

「だって今は、俺と紗希ちゃんは恋人同士なんだからさ。」

「・・・・」

「ははは、あくまでゲームだから。話したくないんなら、仕方ないけど…。」

北川は、そんな話しをしながら、この後、どのように紗希を口説いていくか考えていた。
暫く湖畔沿いの道を走り続けてから、湖の眺めがとても良い場所を見つけ、そこに車を止めた。
そして、車の前で紗希と一緒に湖を眺めながら、ときおり、彼女の身体に目をやった。

もうすぐこの身体が俺のものになる・・・

北川の股間はすでに勃起していた。

「紗希ちゃんとデートできるなんて、本当に最高だよ。」

「そんなこと言って…、内心は結美さんだったら良かったのにって、
 そう思っているんじゃないんですか?」

「そんなことないよ。前から言っているけど、紗希ちゃんは俺にとって理想的な女性なんだ。
 デートできてすごく嬉しいよ。」

「そう言われると私も嬉しいけど、その反面、奈緒さんに申し訳ないなぁ。」

「今はそれを言っちゃだめだよ。せっかくのデートなんだから。
 今は、俺の相手は奈緒じゃなくて紗希ちゃんなんだから。」

「はいはい、わかりました。」

暫く二人は黙って湖を眺めていたが、北川は意を決したように、突然口を開いた。

「紗希ちゃん、湖がとてもきれいだね。」

「本当に、月の光と星の光が反射してすごくきれい。」

「紗希ちゃんも、とっても綺麗だよ。」

「もう、そんなに褒めなくてもいいですよ。」

「紗希ちゃん、キスしてもいい?」

「えっ?」

「今は二人だけでデートしているカップルなんだから、キスぐらいしてもいいだろ。」

「そんなこと言われても…」

「俺、前から紗希ちゃんのことが好きだったんだ。今は、紗希ちゃんの恋人は俺なんだからさぁ。
 恋人同士がキスするのは当たり前だろ。」

北川は、そう言うと紗希に近づき、抱き寄せようとした。
紗希が両手で北川を押し返したが、北川は更に強い力で抱き寄せた。


[20] Re: 三家族の旅行から  ken :2026/09/16 (水) 18:09 ID:wmJtiHH2 No.33251
初めまして 旅のすいかんの作者さんではありませんか
ずっと気になってました
 


[21] Re: 三家族の旅行から  RT :2026/09/16 (水) 23:06 ID:MTyunZKw No.33253
kenさん
「陥穽(かんせい)」です。
このときは、関係者から聞いた話を体験談として書いたので、無理がありました。
今回は、前回は書かなかった話を新たに加えて、アレンジしていますので、
内容が少し違っています。


[22] Re: 三家族の旅行から  RT :2026/09/16 (水) 23:09 ID:MTyunZKw No.33254

紗希は、北川の突然の告白と彼の強引な行為に戸惑っていた。
それはゲームでもなければ、冗談でもないように感じた。

学生時代、紗希に言い寄ってきた男性は、彼女が避けようとすると、皆それで諦めてくれた。
北川のように強引な男性は一人もいなかった。
言い換えれば、紗希は強引な男性に免疫がなかった。

「私、結婚しているんですよ。そんなことなんてできません。」

紗希は、そう言って必死に抵抗した。

「でも、旦那さんだって…、ひょっとして今頃、同じことをしているかもしれないよ。
 奈緒か結美さんと…」

「えっ?」

紗希は、そう言われると、急に夫のことが気になり出した。

誰とカップルになったんだろう・・・。

夫は、以前から、「奈緒さんはすごく可愛いよね。」とか、「結美さんはホント綺麗だよね。」とか、
奈緒と結美について、そんなことを口にしていた。
夫が二人に興味があることは以前から知っていたので、
北川が言うように、夫がどちらかと何かあっても不思議ではないような気がした。

もし相手が、奈緒さんだったら・・・

紗希は、いつも笑顔の奈緒の表情を思い出した。
奈緒なら、たとえ夫と二人きりになっても、おかしな雰囲気になるとは思えなかった。
また、夫が奈緒を口説いても、奈緒ならきっと相手にしないだろう。

奈緒さんだったらきっと大丈夫だ。でも、結美さんだったら・・・

紗希は、結美が夫と話している様子を思い出してみた。
結美が、夫のことを『亮ちゃん』と呼ばせてほしいと頼んだときから、
紗希は彼女のことが気になり出していた。
結美と夫が話す様子をさりげなく窺っていた。
その様子を見ていると、結美はひょっとして夫に好意を寄せているのではないかと、
そんなことを感じることも度々あった。

結美と夫が二人きりになったら、おかしな雰囲気になって関係を持つことは十分考えられる。
そのとき、紗希にはそう思えた。
紗希は、そんな思いを巡らせていると、北川を押し返す力がふっと抜けてしまった。
その瞬間、自分の唇が北川の唇で塞がれた。

夫以外の人と初めてキスしてしまった・・・。

そう思ったが、紗希は固く口を噤み、北川を必死に押し返そうとした。
だが、北川が紗希のTシャツの上から胸を掴んだため、紗希はびっくりして口が緩んでしまった。
その一瞬の隙に、北川が、自分の舌を紗希の口の中に入れて彼女の舌に絡めた。

遂に紗希の唇を奪ったぞ。それにこの柔らかい胸の感触。もう一押しだ・・・

北川は、自分の舌を紗希の舌にねっとり絡ませ、自分の唾液を彼女の口の中に注ぐように、
そして、彼女の唾液を啜るように、彼女の唇を激しく貪った。
その一方で、彼女の胸をなで回すように強く揉みしだいた。
北川のペニスは信じられないほどの固さに勃起していた。

*************************************************************************************

「ああっ…、はぁっ…、ああっ…」

旅館から車で10分程離れた場所にあるラブホテルの一室で、
奈緒は桐谷に跨り、上下や前後に激しく腰を振りながら喘いでいた。

そんな奈緒の膣の中を生で味わいながら、桐谷は笑みを浮べて彼女を眺めていた。

「ああっ…、いいぃ…、ああっ…」

「奈緒、もっと、もっとだ。」

桐谷の言葉で、奈緒の腰の振り方が更に激しくなっていく。

車の中では少し生意気な態度だったが、抱いてしまえば、あの頃と変わらず従順な女だ・・・

桐谷はそんなことを思いながら、両手を伸ばし、奈緒の小さな胸を弄り始めると、
紗希は桐谷の両手を掴みながら、激しく腰を動かし続けた。


[23] Re: 三家族の旅行から  RT :2026/09/17 (木) 22:11 ID:tIwVpYtc No.33260

短大に入学した奈緒は、直ぐにインカレサークルに入った。
そのとき、他大学の2年生だった桐谷と知り合い、何度かデートを重ねた後、交際を始めた。

交際を始めてから1カ月ほどで、奈緒は桐谷と身体の関係を結んだ。
奈緒は、高校時代に彼氏がいたが、キス以上のことはなかったので、
奈緒にとって、桐谷は初めての男性だった。

奈緒と桐谷の交際は順調に進んだが、1年が過ぎた頃、桐谷の海外留学が決まった。
当時は、携帯電話はおろか、インターネットも一般に普及していなかったため、
留学後には、桐谷に会うどころか連絡を取ることすらできない。
奈緒は、あまりに突然のことに戸惑い、桐谷の言い訳にも納得できなかったが、
結局、彼と別れるしかなかった。

桐谷が留学した後、奈緒は失意の中、インカレサークルに行くこともなくなったが、
短大を卒業する前に、サークルのメンバーから卒業コンパに誘われた。
奈緒は気が進まなかったが、卒業生は無料だからと熱心に誘われたので、参加することにした。

これまでも、インカレサークルのコンパに何度か参加したことはあったが、
まだ二十歳前だったこともあり、ソフトドリンクだけで、酒を飲んだことはなかった。
だが、このコンパのときは、すでに二十歳を過ぎ、また、卒業生だったこともあり、
周りから酒を注がれ、注がれるたびに飲んでいたら、途中から記憶がなくなった。

結局、コンパが終わった後、他大学の男子3人にお持ち帰りされ、朝までやられた。
それまで桐谷しか知らなかった奈緒にとっては、とてもショックな出来事で、
自分の中の何かが壊れたように感じた。

奈緒は、就職して直ぐに彼氏ができたが、碌な男ではなく、長続きはしなかった。
それからは、言い寄ってくる男と付き合っては別れ、付き合っては別れを繰り返し、
別れるたびに、奈緒の頭の中には桐谷の顔が浮かんだ。
そんな20代を過ごしていた奈緒だが、気が付けば30歳まであと数年に迫っていた。

結婚願望があった奈緒は、そろそろ真剣に結婚相手を探そうと思い始めた頃、北川と知り合った。
北川に言い寄られても、初めは相手にしなかったが、北川の押しの強さに負けた。
これまでと同じように直ぐに別れるだろうし、結婚相手が見つかるまでの繋ぎだと、
そんな軽い気持ちで付き合い始めたが、付き合い始めて半年も経たずに妊娠した。
北川に絶対に外に出すからと強く迫られ、ゴムを使わずにセックスしたことを後悔した。

奈緒は中絶も考えたが、中絶に対する罪悪感があったことに加え、
このときも北川の押しの強さに負けてしまい、結局彼と結婚した。
翌年、長女の奈津美を出産し、更にその翌年、次女の奈々を出産した。
それからは、子育てに追われる毎日を過ごした。

結婚して4年が経った頃、子育てセミナーの会場で結美と知り合った。
結美の綺麗な容貌と、桐谷と言う名字に惹かれ、奈緒が自分から彼女に声を掛けた。
もちろん結美の夫が元彼の桐谷だとは、そのとき奈緒は考えもしなかった。

だが、程なくして、結美から彼女の夫を紹介されたとき、あまりの驚きに息をのんだ。
別れてから12年ほど経っていたが、直ぐに分かった。
桐谷も自分を見て、一瞬驚いた表情をしていた。

『どうしたの?』

結美からそう声を掛けられて、奈緒は我に返った。
動揺を抑えながら、奈緒は桐谷に『はじめまして』と挨拶をした。
ただ、そのとき奈緒は、今でも桐谷のことが好きだということに気づいた。

それから1年程、桐谷に会う機会はなかったが、奈緒が紗希と知り合い、
彼女を結美に紹介して、三家族でホームパーティーを開くようになってから、
桐谷と顔を合わせるようになった。
奈緒は、桐谷の顔を見ると胸がドキドキしたが、彼と言葉を交わすことはなかった。

もちろん二人が交際していたことは、奈緒も桐谷も、北川と結美には黙っていた。
そんな状況が2年以上続き、今回の三家族での旅行を迎えた。
奈緒は、旅行中に交換デートを行う話を聞いたとき、自分のデートの相手が桐谷になり、
そのときに彼と関係を結んでしまう、そんな予感があった。

桐谷の車がラブホテルの前で停まり、彼に『ここで休んでいこうか』と言われたとき、
奈緒にとって初めての不倫だったが、何の躊躇もなく『いいわよ』と返事をした。

桐谷とホテルの部屋に入ったとき、胸がドキドキするのを必死に隠した。
そして、桐谷に服を脱がされ、全身を隈なく愛撫されたときには、
頭の中が真っ白になり、その後、桐谷の陰茎を無我夢中でしゃぶった。

桐谷がゴムを取り出そうとしたとき、『ゴムは必須』という結美の言葉が浮かんだ。
それなら自分がと思い、奈緒は桐谷にピルを服用していることを告げた。
繋がった後は、桐谷に身を委ね、彼がやりたいことを全て受け入れた。

奈緒は、性器同士が直接擦れ合う感触を味わいながら、腰を振り続けた後、
「あああああっ…」と大きな声を出しながら、上体を前に倒し、桐谷に覆い被さった。


[24] Re: 三家族の旅行から  RT :2026/09/18 (金) 23:18 ID:42oyzh5s No.33262

「はぁー、はぁー、はぁー」

奈緒は、桐谷に覆い被さりながら、彼の上で荒い呼吸をしていた。
奈緒の呼吸が落ち着いた頃、桐谷は奈緒を抱えながら上体を起こし、
そのまま奈緒を仰向けに寝かせて彼女に覆い被さり、正常位で腰を動かし始めた。
奈緒は桐谷の背中に両手を回し、強く抱き着いた。

「ああっっ、もっと…、ああっっ、いい…」

桐谷の動きが激しくなると、奈緒の喘ぎ声も大きくなっていった。
桐谷の射精が近いことを悟ると、奈緒は彼の腰に両脚を絡めた。

「あああっ…、そのまま…、中に…」

奈緒からそんな言葉が漏れると、桐谷は更に激しく腰を動かした。
そして、桐谷の動きが突然止まった。

・・・ドックン、ドックン、ドックン・・・

奈緒の膣の中に、桐谷の精液が注がれていく。

「ああぁ…、あつい…」

奈緒は桐谷の脈動を感じながら、彼の精液を膣奥で受け止めた。

セックスしてこんな気持ちになれるのは、この人しかいない・・・

桐谷の脈動が治まっていくのを感じながら、奈緒はそう確信した。

*************************************************************************************

紗希は、何とか北川から逃れようと後退りした。
だが、直ぐ後ろにあった車に自分の尻がぶつかり、
北川と車の間に挟まれた格好になってしまった。
それでも、その姿勢で暫く抵抗を続けていたが、北川にキスされ胸を揉まれ続けると、
次第に力が抜けていった。

夫はいつも優しくキスをしてくれた。
だが、北川のキスは、唇や舌を激しく貪り、
まるでキスだけで犯されてしまいそうな強引なものだった。

紗希にとっては、そのようなキスは初めての経験だった。
夫とは全く違う力強くて乱暴なキス、北川にそんなキスをされ続けた紗希は、
それを拒否するどころか、自分からも舌を絡めるようになっていった。

すると、北川は、紗希の上体をボンネットの上に押し倒し、彼女に覆い被さった。
紗希の抵抗がほとんどないことを感じると、自分の股間を彼女の股間に押しつけながら、
北川は彼女のTシャツの下から中に手を入れ、ブラジャーの上から胸を掴んで揉みだした。

よし、このまま続ければ、紗希を落せる・・・。

北川はそう考えた。
だが、その一方で、かなり焦っていた。
ここまでに、思いの外時間がかかってしまったからだ。

今からラブホに行っても、旅館に戻る時刻には間に合わないかもしれない。
時間厳守は女性陣から出された条件なので、それを破ったら、
妻の奈緒からも疑いをかけられる。
そうであれば、ここで最後までいくのもありか・・・

北川は悩んでいた。

これからラブボに連れ込むか、ここで最後までいくか・・・。

これからラブホに行っても、ラブホに入る直前や入った直後に紗希に拒絶される可能性もある。
そこからまた、紗希をその気にさせるとなると、かなり時間がかかりそうだ。
ここでするのであれば、この後、紗希の恥部に触って愛撫を続け、
そのまま車の中に連れ込めば、いけるかもしれない。

それともここで挿れてしまおうか・・・

挿れるときに抵抗されるかもしれないが、
紗希のような女は、挿れてしまえば大人しくなるはずだ・・・

北川は、紗希のジーンズのボタンに自分の手をかけてみた。
紗希に抵抗する様子はなかった。

よし、このままいくぞ・・・

北川はそう決心し、ジーンズのボタンを外し、ファスナーを少しずつ降ろしていった。
露わになったパンティを手で擦ったが、紗希が拒否する様子は見られない。
北川は、『これなら、いける』と思い、紗希のパンティの中に手を入れた。


[25] Re: 三家族の旅行から  RT :2026/09/19 (土) 23:17 ID:dDDH1EJk No.33267

結美の話は、彼女が高校1年のときからのことだった。
高校1年のとき、初めて付き合った3年の先輩に、心の準備も覚悟もできていないまま、
処女を奪われてしまった。
結局、その先輩とは、半年もしないうちに別れた。
そのときから、結美には、少しずつ男性に対する不信感が募っていった。

大学に入学して、結美は生理的に受け付けない人でない限り、
言い寄ってくる男達と付き合った。
でも、相手のことを本気で好きにはなれず、いつも長続きはしなかった。

その後、結美が海外留学したとき、日本人と違って性に開放的な外国人に衝撃を受けた。

「留学前は、いろいろな人と付き合ったけど、彼氏以外の人とセックスしたことはなかったし、
 それが当たり前だと思っていたの。だけど、留学先では全く違ったわ。
 彼氏がいる人は別だけど、そうでなければ、誘ってきた男性が自分の好みだったら、
 付き合う前でもセックスするし、その日限りと分かっていても、普通にセックスするのよ。
 日本でもそういう人はいると思うけど、向こうでは、それが当たり前なの。」

それから結美は、特定の彼氏は作らず、たくさんの外国人男性とセックスした。
数カ月続くこともあったが、その日限りのときもあった。

帰国してからも、いろいろな男性とセックスし、中には交際に発展することもあったが、
やはり長続きすることはなく、自分は本気で男性を好きになることはないと思った。
ただ、結婚して子どもを産みたかったので、自分が好きになれる男性ではなく、
その他の条件で結婚相手を探そうと思った。
そんなとき、今の夫である桐谷を紹介され、付き合い始めた。

「実は、主人と私、できちゃった結婚なのよ。
 それまでは、必ず避妊していたんだけど、 主人と付き合うようになったとき、
 この人と結婚して子どもを産もうって決心したの。
 すでに20代後半だったし、また別の男性を探すとなると、
 30歳前に結婚するのはとても無理だと思ったから…。
 だから、主人と付き合い始めてからは、避妊しなかった。
 それで、付き合い始めてから3カ月ぐらいで妊娠がわかって、そのまま結婚したわ。」

そう言って、結美は少し引き攣った表情で笑った。

「ごめんね、こんな話ししちゃって。
 こんなこと主人に言えるわけないし、奈緒さんや紗希ちゃんにも話せることでもないし…
 でも私の気持ちを誰かに聞いて貰いたいって、ずっと思っていたの。
 亮ちゃんなら、きっと黙って聞いてくれると思って…
 亮ちゃんに話して、少しすっきりしたわ。
 でも、亮ちゃんは、こんな話を聞いて、私のこと軽蔑した?」

「軽蔑なんて…。幸せそうに見える人も、人にはわからない辛い思いをしているんだなって、
 そう思ったけど。でも大丈夫だよ。これまで辛い思いをしてきたんだから、
 これからはきっと幸せなことがいっぱいあるに決まっている。」

「そうだといいんだけど。でも、亮ちゃん、そう言ってくれてありがとう。
 やっぱり話してみて良かった。」

「でも、ごめん。僕も男だから、旦那さんが少し気の毒に思えてしまった。」

「確かにそう思えちゃうよね。それは私も否定しないわ。でも、実際にはそうでもないのよ。
 詳しいことは言えないけど、主人も私を愛しているから結婚したというわけではないから、
 それはお互いさまなの。それに主人は、浮気していたし…」

「えっ、そうなの。」

「うん、私が知っているのは一度だけだから、それ以外にあるのか無いのか知らないけど。」

「ご主人を問い詰めたりしたの?」

「お互いそんな気持ちで結婚してわけだから、浮気について問い詰めるつもりはないわ。
 ただ、主人の子どもはもう産みたくないから、危険日には絶対させないし、
 危険日以外の日でも、コンドームを着けないと絶対させないことにしているの。」

「・・・・」

「主人との子どもは一人で十分だし、それでとりあえず役目は果たしたし…
 奈緒さんや紗希ちゃんには、主人が子どもの面倒をみないから、
 子どもを作らないようにそうしているって、そう言ってあるけど…」

結美はそう言って再び笑った。
結美の顔は、今度は引き攣った表情では無かった。
塚原は、そんな気持ちで婚姻関係を続ける意味があるのだろうかと思った。

それから、暫く二人の間に沈黙が流れた。
塚原は黙ってビールを飲んでいた。

「ねぇ、亮ちゃん。」

結美はそう言って塚原に近づき、彼にキスをした。
塚原は、一瞬びっくりしたが、すぐに片方の手で結美の頭の後ろを抱え、
もう片方の手を彼女の後ろに回して抱き寄せた。
塚原には、そうするのが一番自然に思えた。
そして、二人は、塚原が結美に覆いかぶさるように床に倒れ込んだ。


[26] Re: 三家族の旅行から  RT :2026/09/20 (日) 23:15 ID:Fd/pmtew No.33272

紗希は、北川の強引さに抵抗できずにいた。
何故抵抗できないのか、紗希は自分でもわからなかった。
紗希は、結婚した後はもちろん結婚する前も、
夫からこんなふうに強引に迫られたことは一度もなかった。
もちろん、夫以外の男性からもだ。

しかし、北川から強引にキスされ強く胸を揉まれても、
さほど強い嫌悪感を覚えることはなかった。
それどころか、自分の股間に北川の股間が押しつけられると、少し興奮し、
北川にジーンズのボタンを外されたときも、抵抗できずにいた。

心の底では、夫にもそのように強引に迫ってほしいと思っていたのだろうか。
それとも相手が北川だからだろうか・・・

北川に迫られ、ジーンズのファスナーを降ろされたときに、
紗希の頭の中でそんなことを考えていた。
だが、北川が自分のパンティの中に手を入れた瞬間、
紗希は、さすがにこのままではいけないと思った。

ただ、紗希がそう思っても、北川の指はパンティの中を奥へ奥へと少しずつ進んでいく。

「だめ、これ以上はやめて!」

北川の指が自分の恥毛に触れると、紗希は、叫ぶようにそう言って、
いきなり彼を突き放そうとした。

北川は、紗希の突然の抵抗に一瞬怯んだが、彼女の抵抗を無視してこのまま続けようとも思った。
あと数センチ進めば、あそこに届くし、届いてしまえば、紗希も観念するかもしれない。
だが、この後のことを考えると、北川には、そうする勇気が出なかった。

やはり、少し急ぎすぎたか・・・

北川は、そう思い、再び紗希に説得を始めた。

「俺、紗希ちゃんのことが本当に好きなんだ…。一度だけでいいから頼むよ。」

「そんなことを言われても…、これ以上のことをしたら、夫に顔向けできない…
 それに、夫が奈緒さんや結美さんと何かあったと決まったわけじゃないし…」

紗希の決意は固そうだった。
考えてみれば、紗希は普通の人妻だ。
ドラマのように簡単にいくはずもない。

今から口説き落したとしても、それまでに時間がかかるし、
それでは戻る時刻に間に合いそうもなかった。
北川は、紗希の態度を見て、計画を変更せざるを得なかった。
何とか次の機会には、スムーズに口説けるように、手を打っておこうと思った。

「旦那さんのことが気になるんだったら、
 もし、紗希ちゃんが俺に抱かれることを旦那さんが了解すれば、
 俺の望みを受け入れてくれるかい?」

「えっ?」

紗希は、北川の突拍子もない提案にびっくりした。
そもそも妻が他の男性に抱かれるのを承諾する夫などいるのだろうか。
それに、夫は、自分が他の男性を知らないことを知っているし、
そんな自分を大切にしてくれている。
そのような夫が他人に抱かれることを承諾する筈がないと思った。

「そんなことあるわけないでしょ。」

「だから、もし了解してくれたらの話しだよ。
 それに、旦那さんが奈緒か結美さんとは何もないと決まったわけじゃないし…」

北川にそのように説得されて、紗希は結局、夫が奈緒か結美と関係を持ち、
更に自分が北川に抱かれることを夫が承諾したら、
そのときには、北川の言うことを考えてみると返事をした。

そのように返事をしないと、もう収まりがつかないように感じていたし、
実際に夫が奈緒か結美と何かあったのかどうか、とても気になっていたからだ。
自分が北川に抱かれることを夫が承諾するとは、到底思えないが、
紗希には、夫が奈緒と結美のどちらかと何かあったら、自分だって、という気持ちもあった。

その後、二人は、再び湖畔沿いの道をドライブした後、旅館へと向かった。
二人の間に会話はほとんど無かった。
紗希は、夫と結美のことをあれこれ考えていた。
一方、北川は、これからどうするか作戦を考えていた。


[27] Re: 三家族の旅行から  RT :2026/09/22 (火) 00:13 ID:p0yE1hK. No.33289

塚原は、舌を絡め合うようにして結美とキスを続け、暫くすると、片方の手で彼女の胸を掴んだ。
結美はブラジャーをしていなかった。
いつも寝るときには外しているのか、今が特別なのか塚原には分らなかったが、
躊躇することなく、結美の胸を優しく揉んでいた。

細身にしては、意外に大きいんだな・・・。

塚原はそう思いながら、今度は結美のTシャツの中に手を入れ、
彼女の胸を直に触り、乳首を優しく愛撫した。
塚原は、暫く愛撫を続けた後、自分の結美の唇から離し、彼女のTシャツをゆっくり捲り上げた。
塚原の目の前に、結美の乳房が露わになった。

結美の乳房は、紗希のように大きくはないが、
乳首や乳輪は、子どもを産んだとは思えないほどとても綺麗だった。
塚原は、結美の乳首にキスし、それをしゃぶりながら舌で弄った。
結美から艶っぽい喘ぎ声が漏れ始めていた。
塚原は、自分の片手を結美の胸からウエストへ、さらにその下へ移動させていった。
そして、塚原が結美のスボンに手を伸ばすと、彼女は突然その手を掴んだ。

「亮ちゃん、ダメ。これ以上は…。ごめん、今日は…、許して…。」

塚原は、結美のその言葉で我に返り、彼女から離れた。
結美は上体を起こして、捲れたTシャツを直した。

「ごめん。」

「あやまらないで。お互いさまなんだから…」

結美はそう言って笑った後、再び二人の間に沈黙が流れた。

「そろそろ皆が帰ってくる時間だから、亮ちゃんは、もう自分の部屋に戻って。
 私は、これを片付けたら、子ども達の部屋で寝るから…
 それと、今夜のことは、絶対に紗希ちゃんに喋っちゃだめよ。
 紗希ちゃんに隠し事はしたくないって思うかもしれないけど、彼女はとても傷つきやすいし、
 それだけでなく、私と紗希ちゃんの関係もおかしくなっちゃうから…」

「わかった。墓場まで持っていくよ。」

「ふふ、大袈裟ね。」

結美は笑いながら、そう言った。
罰ゲームのクジを引いた女性が、その晩は子ども達と一緒に寝ることになっていた。
結美は、ビールの空き缶やつまみの袋をゆっくりと片づけ始めた。

「おやすみなさい。」

「おやすみなさい。」

塚原は、結美と挨拶を交わし、自分の部屋に戻って行った。

*************************************************************************************

桐谷は奈緒を乗せて車を走らせていた。
旅館に直接向かえば10分程で到着するが、アリバイ作りのために周辺をドライブしてから、
旅館に戻る予定だ。
奈緒は助手席に座り、黙ったまま車の外を眺めていた。

桐谷にとっては、久しぶりに充実したセックスだった。
胸が小さいことを除けば、奈緒は申し分のない女だ。
今でもあどけなさが残る可愛い顔立ち、細くて華奢な身体、
顔立ちからは想像ができないあのときの表情、
そして、少し生意気だが、男の要望を全て受け入れる従順な性格。

結美は、バックも騎乗位も拒否するし、あのときの反応も薄いが、
奈緒は、自分のしたいことを全て受け入れ、また、積極的に反応していた。
結美と結婚してから、セックスするときは、結美に必ずゴムを着けさせられたが、
奈緒は自分からピルを飲んでいることを告げ、生で受け入れた。

学生時代は、奈緒の従順さを少し重く感じたが、今は奈緒の従順さが心地よかった。
あのまま奈緒と付き合い続けていたら、どうなったんだろうと思う。
もちろん結美と離婚するつもりは全くないが、
奈緒のような従順な女を身近に置いておくのも悪くない。

それにしても、何故奈緒が北川のような男と結婚したのか不思議でならない。
今日のことで、できれば、北川と離婚させて自分の愛人にしたい気持ちも沸いたが、
流石にそこまでの覚悟は自分にはない。
それに、逆に奈緒から離婚を迫られるようなことがあっても困る。
奈緒とはあくまで遊びで、割り切った関係であれば、この先も続けたい。

桐谷は、そんな身勝手なことを考えながら、この先の奈緒との関係を思案していたが、
やはり今日だけで終わるのは、あまりに惜しい気がした。


[28] Re: 三家族の旅行から  RT :2026/09/22 (火) 22:08 ID:p0yE1hK. No.33294

「旅行から帰ったら、また二人でデートしないか?」

桐谷が助手席の奈緒に尋ねた。

「そうね…。二度と私を捨てないって約束してくれたら…、考えてもいいわ。」

「二度とって…、自分には奈緒を捨てた覚えはないけど…」

「嘘ばっかり…」

「もしそう思わせてしまったのなら、済まない。でも、そんなつもりはなかったんだ。
 留学は親父の命令だったから、自分は断れなかったし、
 長期の留学だったから、奈緒に待っていて欲しいとも言えなかった。」

「あのときも、そんな尤もらしいことを言っていたわね。
 わかったわ。そういうことにしておいてあげる。
 そのことはいいとして、それでどうなの、捨てないって約束してくれる?
 約束してくれるなら…、わたし、貴方の女になってもいいわ。
 あっ、でも勘違いしないでね。貴方も私も結婚して子どももいるわけだから、
 お互いの家庭を壊すつもりはないわ。それで、どうなの?」

桐谷は、奈緒の言葉に圧倒されながらも、
『家庭を壊すつもりはない』という言葉を聞いて安心した。
もとより、結美と別れて奈緒と一緒になるつもりなど、桐谷には毛頭ない。

「わかった。約束するよ。奈緒を捨てるようなことはしない。」

「約束よ。じゃあ、今から私は貴方の女になるわ。
 二人で逢ったときは、貴方は私を自由にしていいから…」

「随分、大胆なことを言うんだね。」

「そうね…、悔しいけど…、私はまだ貴方のことが一番好きだから。
 多分、これからもずっと…。私の心を満たしてくれるのは、貴方しかいないわ。」

桐谷は、奈緒の言葉を黙って聞いていた。

車が旅館に到着しから、桐谷と奈緒はそれぞれの部屋の前で別れた。
桐谷が部屋に入ると、そこに結美の姿はなかった。
まだデートから帰っていないのかと思ったが、一応、子ども達が寝ている部屋を覗いた。

結美は罰ゲームだったのか・・・

自分の部屋に戻った桐谷は、朝まで結美と会わずに済むと思って少しほっとした。
結美は、聡明で勘のいい女だ。
数十分前まで奈緒と関係していた後では、どんなに冷静さを装っても、
結美に勘づかれてしまうかもしれない。
だが、明日の朝まで結美に会わなければ、そんな心配もないだろう。

今日は、思いがけず、奈緒を手に入れることができた。
明日は、紗希を手に入れられれば・・・

桐谷は、そう思いながら一人笑みを浮べた。


奈緒が部屋に戻ったとき、夫の北川はまだ帰っていなかった。
デートの相手は誰なのかとは思ったが、それ程関心はなかった。

自分が予感した通り、デートの相手の桐谷と関係を結んだ。
そればかりか、これからは桐谷の女になると約束までしてしまった。
だが、奈緒は何の後悔もなかった。
夫には申しわけない気持ちはあるが、自分の気持ちに嘘はつけない。

桐谷は、自分のことをただの遊びで、都合のよい女と思っているだろう。
自分も娘たちのために、北川と離婚する気はない。
この先、桐谷と二人だけの時間を過ごせるなら、それでいい。
桐谷と二人で過ごすときだけ、自分は女になれる。

結美には申しわけない気持ちはあるが、それほど後ろめたさは感じない。
知り合ってから3年半、これまでの結美の話を聞いていると、
彼女は桐谷のことを愛しているとは思えない。

もちろん、謙遜や照れ隠しで、夫のことを下げて話す女性もいるだろう。
しかし、結美の話は、そういう女性とは明らかに違うと感じる。
それは、自分も結美と同じだからだ。
もしそうなら、自分が桐谷の女になっても、結美は許してくれるだろう。
私は桐谷を愛しているのだから…

奈緒は、そんなことを考えながら、床に就いた。



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