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三家族の旅行から

[1] スレッドオーナー: RT :2026/09/01 (火) 00:25 ID:SuJR5qPw No.33154
10年以上の前のことですが、こちらのサイトに投稿していました。
そのときは、体験談として投稿していたのですが、上手く書くことができず、
中途半端で終わってしまいました。

今回、そのときの話をベースに、アレンジを加えてチャレンジしようと思います。


[16] Re: 三家族の旅行から  RT :2026/09/12 (土) 22:08 ID:8Lmhy4d6 No.33238

塚原は、相手が奈緒だったらどうするか、結美だったらどうするかを思い浮かべながら、
車の中で待機していた。
塚原は、相手が奈緒でも結美でもよかったが、どちらが相手でも気を使うだろうなと思った。

出発時刻の間際になり、玄関前に向いながら、相手が紗希だったらどうするか考えた。
息子の拓也が生まれてから、夫婦二人だけで外出する機会も全くない。
相手が紗希なら、久しぶりに二人だけでデートというのもいいかもしれない。
奈緒や結美なら楽しいとは思うが、その分相手に気を使う。
一方、紗希が相手だったら、何も気を使わずにデートができる。

ラブホを探して入ってみようか。
でも、「何考えてんの!」って紗希に怒られそうだ・・・。

そんなことを思いながら、塚原は駐車場を出て玄関前に車を止めた。
直ぐに玄関から結美が現れた。

塚原の車に向かって歩いてきた結美が、助手席の窓を覗き込みながら軽く手を振り、
車に乗ってきた。

「お邪魔します。でも、相手が亮ちゃんでよかった。」

「僕も結美さんが相手なんて夢みたいだ。」

「ホントに?そう言ってもらえると嬉しいな。でも、残念でした。」

「えっ?」

「ごめんね。罰ゲームなの。」

結美はそう言って、自分が引いたクジを塚原に見せた。
クジには戻る時刻として15分後の時刻が記されていた。

「まいったなぁ。クジ運が良いのか悪いのか、わからないや。」

「でも、15分だけでもデート出来るんだから、早く出発しましょ。」

「そうだね。」

そう言って、塚原は車のエンジンをかけて発車した。

*************************************************************************************

桐谷は、行く当てもなく車を走らせていた。
北川の魂胆を逆手にとってやろうと思っていたが、当てが外れてしまった。
桐谷はデートの相手として紗希を望んでいたが、その希望が叶わぬばかりか、
よりによって相手が奈緒になるとは、と思った。

奈緒を車に乗せ、彼女に「デートよ。」と告げられてから、二人の間に会話は全くなかった。
奈緒も黙って助手席に座っているだけだ。
10分程車を走らせた後、沈黙に耐えきれなくなったのか、桐谷が漸く口を開いた。

「まさか君がデートの相手になるとは思わなかったな。」

「あら、そう? 私は何となく貴方が相手になるような気がしていたわ。
 この交換デートの話を聞いたときからね。」

桐谷と同じように無言だった奈緒は、直ぐに桐谷に返事をした。

「ふーん、そうなんだ。」

桐谷は表情を変えずに呟いた。

「これから、どうする?」

「そうね、どうしようかしら。」

「何処か行きたい場所があれば、連れて行くよ。」

「貴方はこの辺に詳しいんでしょ?」

「そうだね。」

「それだったら、貴方に任せるわ。」

「何処でもいいかい?」

「ええ、何処でもいいわ。」

桐谷は暫く考えてから「わかった」と言って、車のスピードを上げた。


[17] Re: 三家族の旅行から  RT :2026/09/13 (日) 22:08 ID:/TEHh2F. No.33241

「どこに行くんですか?」

紗希は、北川に尋ねた。

「先ず、湖の周りをドライブでもしてみようか。」

「いいですね。行きましょう。」

北川は湖の傍まで来ると、湖畔沿いの道を走りだし、車を運転しながら、
初めて紗希に会ってからのことを思い出していた。
紗希に初めて会ったとき、北川は思わずその身体に見入ってしまった。
彼女に気づかれないようにその身体を舐め回すように眺めた。

服の上からでもはっきりわかる豊満な胸、括れた腰、張り出た尻、
前屈みになったときに、Tシャツの首元の隙間から見えた深い胸の谷間。
そのとき、紗希が前屈みの姿勢で両手を前に伸ばした瞬間、彼女のブラのカップが浮き、
思わず覗き込みたくなる衝動を必死に抑えた。

それから北川は、紗希の裸体を思い浮かべて、マスターベーションをするようになり、
紗希の身体をいずれは自分のものにしたいと考えるようになった。
だが、紗希は妻の友人、家族ぐるみで付き合いのある人妻だ。
強引にものにしようとすれば、家族ぐるみの付き合いが壊れるばかりか、
自分の家庭も壊れかねない。

そうかといって、時間をかけて紗希を口説こうにも、彼女と二人だけになるチャンスもない。
たとえ二人きりになったとしても、今は、彼女から好感を持たれていないように感じ、
あしらわれるだけだろうと思った。

将を射んと欲すれば先ず馬を・・・

北川は、先ず紗希の息子を可愛がった。
もちろん、紗希の息子だけだと変に思われるので、結美の息子も一緒に可愛がった。
紗希には、子ども好きな子煩悩の父親という印象を与え、
次第に好感を持たれるようになっていった。

好感を持たれるようになると、北川は、些細なことでも事ある毎に紗希を褒めた。
料理上手だね、気配り上手だね、優しいね、理想的な奥さんだ、旦那さんが羨ましいなどと、
紗希を褒めていった。
このようにして、彼女との距離を少しずつ縮めていった。

距離が縮まると、北川は、今度は紗希の身体を褒めだした。
胸が大きい、形がきれい、ウエストが細い、お尻の形が良いなど、
厭らしくない程度にさりげなく褒めた。
このようにして、北川は、時間をかけて少しずつ紗希の気を引きながら、
その間じっとチャンスを窺っていた。

そして、今回の三家族での旅行は、北川にとって千載一遇のチャンスだった。
この旅行中に、何とか紗希と二人きりになって彼女を口説き落とし、
その身体を自分のものにしようと思い、この旅行中の計画を立てた。

紗希にキスをしながら、彼女の豊満な胸を揉みほぐす。
紗希の股間を大きく開いて、自分のものを突きたてる。
紗希の背後から激しく突きたてながら、彼女の胸を揉みしだく。
紗希をきつく抱きしめながら、彼女の中で果てる。
交換デートが決まってから、北川はそんなことばかりを妄想していた。

そして、今まさに絶好のチャンスが到来したのだ。

*************************************************************************************

旅館に戻った塚原と結美は、子ども達のいる部屋に向かった。
その部屋の戸を開けると、皆すでに寝床に入っており、
二人は、部屋の隅で子ども達の様子を暫く見守っていた。

子ども達は、疲れが出たのか、思いの外早く寝てしまった。
全ての子ども達が寝つくと、塚原と結美は、隣の小さな部屋に移動し、襖を閉めた。
交換デートに行ったカップル達が旅館に戻ってくるまでには、まだまだ長い時間があった。

「皆が戻ってくるまで、お酒でも飲んでようか。」

そう言って、結美は部屋から出て行き、缶ビールとつまみをお盆に載せて戻ってきた。
部屋に戻ってきた結美は、部屋を出る前には後ろで束ねてあった髪を、肩まで降ろしていた。
塚原にとっては初めて見る髪形だった。

「じゃあ、デートできなかった亮ちゃんと私を祝して、かんぱーい。」

「かんぱーい。」

塚原は、改めて結美の顔を見た。
よく見ると、結美は薄化粧で、普段の彼女より少し幼く見えた。
だが、それが却って、いつもとは違う色気を漂わせていた。


[18] Re: 三家族の旅行から  RT :2026/09/14 (月) 22:20 ID:rZtjLSjg No.33245

「結美さんがお酒を飲んでいるところ初めて見たような気がするんだけど…」

「飲むのは好きだけど、強い方じゃないから…
 家に集まって食事するときは、準備とか後片付けとかもあるし、
 酔うわけにはいかないから、飲まないようにしているんだけど…、
 こんな時ぐらいはね。いいでしょ?」

そう言うと、結美は塚原に向かってウインクして見せた。
そんな彼女の仕草を見て、塚原はその色っぽさにドキッとした。

暫く二人で飲みながら、お互いの子どもの話を話していると、
結美の色白の肌がほんのりピンク色に染まっていた。

普段の結美は、どちらかと言えば聞き上手だった。
奈緒と紗希には、自分のことを何も話さないということはないが、
パーティーのときは、自分自身のことについてはほとんど語らなかった。

ただ、この夜の結美は、子どもの話題が終ると、お酒を飲んだせいもあるのか、とても饒舌で、
自分の子どもの頃のことや趣味などについても、塚原に話した。

そんな中、結美は桐谷と付き合う前の話を始めた。

*************************************************************************************

紗希と北川は、湖畔沿いの道をドライブしていた。
北川は、湖のほとりで車を止めるのに適当な場所を探していた。
車の中では、ラブホに連れ込むような雰囲気を作るのは難しいからだ。
北川が湖の周辺を見渡していると、紗希が話しかけてきた。

「北川さんは、最近、奈緒さんと二人でデートしていますか?」

「二人きりでデートは、そうだな…、月に一度くらいかな。」

「娘さんたちは、どうされているんですか。」

「奈緒の両親が近くに住んでいるから、預かってもらっている。」

「そうですか。」

「紗希ちゃんはどう? 旦那さんと二人でデートとかしている?」

「子どもが生まれてからは全然ないです。」

「じゃ、今夜は久しぶりのデートだね。」

紗希は、夫と最後にデートしたのはいつだったか記憶を辿ってみたが、
子どもが生まれる前のことなので、思い出せなかった。

「紗希ちゃんは、旦那さんといつ頃から付き合い始めたの?」

「私が22歳のときですけど。」

「じゃ、その前は?」

「えっ?」

「紗希ちゃんは、きっとモテただろうから、
 元カレとかもたくさんいたんだろうなって思って…」

紗希は少し動揺した。
元カレなんて一人もいない。
結美や奈緒には夫が初めてであることは話したが、
北川には、そんなことを知られたくなかった。

「旦那さんと付き合う前は、どんな人と付き合っていたの?」

「そんなこと、どうでもいいじゃないですか…」

「旦那さん、紗希ちゃんの元カレのこととか知っているの?」

「・・・・・・」

「ひょっとして、旦那さんには元カレのこと秘密にしているのかな?」

紗希はその質問には答えずに黙っていた。


[19] Re: 三家族の旅行から  RT :2026/09/15 (火) 22:24 ID:Vh79/BVA No.33250

紗希は、何とか話しを逸らそうと、逆に北川に質問した。

「北川さんは、奈緒さんの元カレのことを知っているんですか?」

「詳しいことは聞いても答えないけど、人数は両手じゃ足りないって言っていたな…」

やっぱり奈緒さんは、そんなにたくさんの人と付き合っていたんだ・・・

紗希は、結美については、あれだけ美人なんだし、色気もあるから、
きっとたくさんの人と付き合ってきたんだろうなと察していた。
だが、奈緒については、可愛い顔立ちできっとモテたに違いないとは思っていたが、
付き合った人はそれほど多くはないのではないかと考えていた。

奈緒には、男の影といったような匂いがあまり感じられなかったからだ。
顔立ちだけ見れば、奈緒は、まるで処女を売り物にしているアイドルのような、
そんな可愛らしさがあった。
紗希は、一生に一人の男性だけって憧れる、と言っていた奈緒や結美の言葉を思い出していた。

「それで、紗希ちゃんの元カレって何人ぐらいなの?
 旦那さんには内緒にしておくから、教えてよ。」

北川が執拗に聞いてきた。

「どうしてそんなことを知りたがるんですか?」

「好きな女のことは、何でも知っておきたいって思うのは普通だろ。」

「好きなって…」

「だって今は、俺と紗希ちゃんは恋人同士なんだからさ。」

「・・・・」

「ははは、あくまでゲームだから。話したくないんなら、仕方ないけど…。」

北川は、そんな話しをしながら、この後、どのように紗希を口説いていくか考えていた。
暫く湖畔沿いの道を走り続けてから、湖の眺めがとても良い場所を見つけ、そこに車を止めた。
そして、車の前で紗希と一緒に湖を眺めながら、ときおり、彼女の身体に目をやった。

もうすぐこの身体が俺のものになる・・・

北川の股間はすでに勃起していた。

「紗希ちゃんとデートできるなんて、本当に最高だよ。」

「そんなこと言って…、内心は結美さんだったら良かったのにって、
 そう思っているんじゃないんですか?」

「そんなことないよ。前から言っているけど、紗希ちゃんは俺にとって理想的な女性なんだ。
 デートできてすごく嬉しいよ。」

「そう言われると私も嬉しいけど、その反面、奈緒さんに申し訳ないなぁ。」

「今はそれを言っちゃだめだよ。せっかくのデートなんだから。
 今は、俺の相手は奈緒じゃなくて紗希ちゃんなんだから。」

「はいはい、わかりました。」

暫く二人は黙って湖を眺めていたが、北川は意を決したように、突然口を開いた。

「紗希ちゃん、湖がとてもきれいだね。」

「本当に、月の光と星の光が反射してすごくきれい。」

「紗希ちゃんも、とっても綺麗だよ。」

「もう、そんなに褒めなくてもいいですよ。」

「紗希ちゃん、キスしてもいい?」

「えっ?」

「今は二人だけでデートしているカップルなんだから、キスぐらいしてもいいだろ。」

「そんなこと言われても…」

「俺、前から紗希ちゃんのことが好きだったんだ。今は、紗希ちゃんの恋人は俺なんだからさぁ。
 恋人同士がキスするのは当たり前だろ。」

北川は、そう言うと紗希に近づき、抱き寄せようとした。
紗希が両手で北川を押し返したが、北川は更に強い力で抱き寄せた。


[20] Re: 三家族の旅行から  ken :2026/09/16 (水) 18:09 ID:wmJtiHH2 No.33251
初めまして 旅のすいかんの作者さんではありませんか
ずっと気になってました
 


[21] Re: 三家族の旅行から  RT :2026/09/16 (水) 23:06 ID:MTyunZKw No.33253
kenさん
「陥穽(かんせい)」です。
このときは、関係者から聞いた話を体験談として書いたので、無理がありました。
今回は、前回は書かなかった話を新たに加えて、アレンジしていますので、
内容が少し違っています。


[22] Re: 三家族の旅行から  RT :2026/09/16 (水) 23:09 ID:MTyunZKw No.33254

紗希は、北川の突然の告白と彼の強引な行為に戸惑っていた。
それはゲームでもなければ、冗談でもないように感じた。

学生時代、紗希に言い寄ってきた男性は、彼女が避けようとすると、皆それで諦めてくれた。
北川のように強引な男性は一人もいなかった。
言い換えれば、紗希は強引な男性に免疫がなかった。

「私、結婚しているんですよ。そんなことなんてできません。」

紗希は、そう言って必死に抵抗した。

「でも、旦那さんだって…、ひょっとして今頃、同じことをしているかもしれないよ。
 奈緒か結美さんと…」

「えっ?」

紗希は、そう言われると、急に夫のことが気になり出した。

誰とカップルになったんだろう・・・。

夫は、以前から、「奈緒さんはすごく可愛いよね。」とか、「結美さんはホント綺麗だよね。」とか、
奈緒と結美について、そんなことを口にしていた。
夫が二人に興味があることは以前から知っていたので、
北川が言うように、夫がどちらかと何かあっても不思議ではないような気がした。

もし相手が、奈緒さんだったら・・・

紗希は、いつも笑顔の奈緒の表情を思い出した。
奈緒なら、たとえ夫と二人きりになっても、おかしな雰囲気になるとは思えなかった。
また、夫が奈緒を口説いても、奈緒ならきっと相手にしないだろう。

奈緒さんだったらきっと大丈夫だ。でも、結美さんだったら・・・

紗希は、結美が夫と話している様子を思い出してみた。
結美が、夫のことを『亮ちゃん』と呼ばせてほしいと頼んだときから、
紗希は彼女のことが気になり出していた。
結美と夫が話す様子をさりげなく窺っていた。
その様子を見ていると、結美はひょっとして夫に好意を寄せているのではないかと、
そんなことを感じることも度々あった。

結美と夫が二人きりになったら、おかしな雰囲気になって関係を持つことは十分考えられる。
そのとき、紗希にはそう思えた。
紗希は、そんな思いを巡らせていると、北川を押し返す力がふっと抜けてしまった。
その瞬間、自分の唇が北川の唇で塞がれた。

夫以外の人と初めてキスしてしまった・・・。

そう思ったが、紗希は固く口を噤み、北川を必死に押し返そうとした。
だが、北川が紗希のTシャツの上から胸を掴んだため、紗希はびっくりして口が緩んでしまった。
その一瞬の隙に、北川が、自分の舌を紗希の口の中に入れて彼女の舌に絡めた。

遂に紗希の唇を奪ったぞ。それにこの柔らかい胸の感触。もう一押しだ・・・

北川は、自分の舌を紗希の舌にねっとり絡ませ、自分の唾液を彼女の口の中に注ぐように、
そして、彼女の唾液を啜るように、彼女の唇を激しく貪った。
その一方で、彼女の胸をなで回すように強く揉みしだいた。
北川のペニスは信じられないほどの固さに勃起していた。

*************************************************************************************

「ああっ…、はぁっ…、ああっ…」

旅館から車で10分程離れた場所にあるラブホテルの一室で、
奈緒は桐谷に跨り、上下や前後に激しく腰を振りながら喘いでいた。

そんな奈緒の膣の中を生で味わいながら、桐谷は笑みを浮べて彼女を眺めていた。

「ああっ…、いいぃ…、ああっ…」

「奈緒、もっと、もっとだ。」

桐谷の言葉で、奈緒の腰の振り方が更に激しくなっていく。

車の中では少し生意気な態度だったが、抱いてしまえば、あの頃と変わらず従順な女だ・・・

桐谷はそんなことを思いながら、両手を伸ばし、奈緒の小さな胸を弄り始めると、
紗希は桐谷の両手を掴みながら、激しく腰を動かし続けた。


[23] Re: 三家族の旅行から  RT :2026/09/17 (木) 22:11 ID:tIwVpYtc No.33260

短大に入学した奈緒は、直ぐにインカレサークルに入った。
そのとき、他大学の2年生だった桐谷と知り合い、何度かデートを重ねた後、交際を始めた。

交際を始めてから1カ月ほどで、奈緒は桐谷と身体の関係を結んだ。
奈緒は、高校時代に彼氏がいたが、キス以上のことはなかったので、
奈緒にとって、桐谷は初めての男性だった。

奈緒と桐谷の交際は順調に進んだが、1年が過ぎた頃、桐谷の海外留学が決まった。
当時は、携帯電話はおろか、インターネットも一般に普及していなかったため、
留学後には、桐谷に会うどころか連絡を取ることすらできない。
奈緒は、あまりに突然のことに戸惑い、桐谷の言い訳にも納得できなかったが、
結局、彼と別れるしかなかった。

桐谷が留学した後、奈緒は失意の中、インカレサークルに行くこともなくなったが、
短大を卒業する前に、サークルのメンバーから卒業コンパに誘われた。
奈緒は気が進まなかったが、卒業生は無料だからと熱心に誘われたので、参加することにした。

これまでも、インカレサークルのコンパに何度か参加したことはあったが、
まだ二十歳前だったこともあり、ソフトドリンクだけで、酒を飲んだことはなかった。
だが、このコンパのときは、すでに二十歳を過ぎ、また、卒業生だったこともあり、
周りから酒を注がれ、注がれるたびに飲んでいたら、途中から記憶がなくなった。

結局、コンパが終わった後、他大学の男子3人にお持ち帰りされ、朝までやられた。
それまで桐谷しか知らなかった奈緒にとっては、とてもショックな出来事で、
自分の中の何かが壊れたように感じた。

奈緒は、就職して直ぐに彼氏ができたが、碌な男ではなく、長続きはしなかった。
それからは、言い寄ってくる男と付き合っては別れ、付き合っては別れを繰り返し、
別れるたびに、奈緒の頭の中には桐谷の顔が浮かんだ。
そんな20代を過ごしていた奈緒だが、気が付けば30歳まであと数年に迫っていた。

結婚願望があった奈緒は、そろそろ真剣に結婚相手を探そうと思い始めた頃、北川と知り合った。
北川に言い寄られても、初めは相手にしなかったが、北川の押しの強さに負けた。
これまでと同じように直ぐに別れるだろうし、結婚相手が見つかるまでの繋ぎだと、
そんな軽い気持ちで付き合い始めたが、付き合い始めて半年も経たずに妊娠した。
北川に絶対に外に出すからと強く迫られ、ゴムを使わずにセックスしたことを後悔した。

奈緒は中絶も考えたが、中絶に対する罪悪感があったことに加え、
このときも北川の押しの強さに負けてしまい、結局彼と結婚した。
翌年、長女の奈津美を出産し、更にその翌年、次女の奈々を出産した。
それからは、子育てに追われる毎日を過ごした。

結婚して4年が経った頃、子育てセミナーの会場で結美と知り合った。
結美の綺麗な容貌と、桐谷と言う名字に惹かれ、奈緒が自分から彼女に声を掛けた。
もちろん結美の夫が元彼の桐谷だとは、そのとき奈緒は考えもしなかった。

だが、程なくして、結美から彼女の夫を紹介されたとき、あまりの驚きに息をのんだ。
別れてから12年ほど経っていたが、直ぐに分かった。
桐谷も自分を見て、一瞬驚いた表情をしていた。

『どうしたの?』

結美からそう声を掛けられて、奈緒は我に返った。
動揺を抑えながら、奈緒は桐谷に『はじめまして』と挨拶をした。
ただ、そのとき奈緒は、今でも桐谷のことが好きだということに気づいた。

それから1年程、桐谷に会う機会はなかったが、奈緒が紗希と知り合い、
彼女を結美に紹介して、三家族でホームパーティーを開くようになってから、
桐谷と顔を合わせるようになった。
奈緒は、桐谷の顔を見ると胸がドキドキしたが、彼と言葉を交わすことはなかった。

もちろん二人が交際していたことは、奈緒も桐谷も、北川と結美には黙っていた。
そんな状況が2年以上続き、今回の三家族での旅行を迎えた。
奈緒は、旅行中に交換デートを行う話を聞いたとき、自分のデートの相手が桐谷になり、
そのときに彼と関係を結んでしまう、そんな予感があった。

桐谷の車がラブホテルの前で停まり、彼に『ここで休んでいこうか』と言われたとき、
奈緒にとって初めての不倫だったが、何の躊躇もなく『いいわよ』と返事をした。

桐谷とホテルの部屋に入ったとき、胸がドキドキするのを必死に隠した。
そして、桐谷に服を脱がされ、全身を隈なく愛撫されたときには、
頭の中が真っ白になり、その後、桐谷の陰茎を無我夢中でしゃぶった。

桐谷がゴムを取り出そうとしたとき、『ゴムは必須』という結美の言葉が浮かんだ。
それなら自分がと思い、奈緒は桐谷にピルを服用していることを告げた。
繋がった後は、桐谷に身を委ね、彼がやりたいことを全て受け入れた。

奈緒は、性器同士が直接擦れ合う感触を味わいながら、腰を振り続けた後、
「あああああっ…」と大きな声を出しながら、上体を前に倒し、桐谷に覆い被さった。


[24] Re: 三家族の旅行から  RT :2026/09/18 (金) 23:18 ID:42oyzh5s No.33262

「はぁー、はぁー、はぁー」

奈緒は、桐谷に覆い被さりながら、彼の上で荒い呼吸をしていた。
奈緒の呼吸が落ち着いた頃、桐谷は奈緒を抱えながら上体を起こし、
そのまま奈緒を仰向けに寝かせて彼女に覆い被さり、正常位で腰を動かし始めた。
奈緒は桐谷の背中に両手を回し、強く抱き着いた。

「ああっっ、もっと…、ああっっ、いい…」

桐谷の動きが激しくなると、奈緒の喘ぎ声も大きくなっていった。
桐谷の射精が近いことを悟ると、奈緒は彼の腰に両脚を絡めた。

「あああっ…、そのまま…、中に…」

奈緒からそんな言葉が漏れると、桐谷は更に激しく腰を動かした。
そして、桐谷の動きが突然止まった。

・・・ドックン、ドックン、ドックン・・・

奈緒の膣の中に、桐谷の精液が注がれていく。

「ああぁ…、あつい…」

奈緒は桐谷の脈動を感じながら、彼の精液を膣奥で受け止めた。

セックスしてこんな気持ちになれるのは、この人しかいない・・・

桐谷の脈動が治まっていくのを感じながら、奈緒はそう確信した。

*************************************************************************************

紗希は、何とか北川から逃れようと後退りした。
だが、直ぐ後ろにあった車に自分の尻がぶつかり、
北川と車の間に挟まれた格好になってしまった。
それでも、その姿勢で暫く抵抗を続けていたが、北川にキスされ胸を揉まれ続けると、
次第に力が抜けていった。

夫はいつも優しくキスをしてくれた。
だが、北川のキスは、唇や舌を激しく貪り、
まるでキスだけで犯されてしまいそうな強引なものだった。

紗希にとっては、そのようなキスは初めての経験だった。
夫とは全く違う力強くて乱暴なキス、北川にそんなキスをされ続けた紗希は、
それを拒否するどころか、自分からも舌を絡めるようになっていった。

すると、北川は、紗希の上体をボンネットの上に押し倒し、彼女に覆い被さった。
紗希の抵抗がほとんどないことを感じると、自分の股間を彼女の股間に押しつけながら、
北川は彼女のTシャツの下から中に手を入れ、ブラジャーの上から胸を掴んで揉みだした。

よし、このまま続ければ、紗希を落せる・・・。

北川はそう考えた。
だが、その一方で、かなり焦っていた。
ここまでに、思いの外時間がかかってしまったからだ。

今からラブホに行っても、旅館に戻る時刻には間に合わないかもしれない。
時間厳守は女性陣から出された条件なので、それを破ったら、
妻の奈緒からも疑いをかけられる。
そうであれば、ここで最後までいくのもありか・・・

北川は悩んでいた。

これからラブボに連れ込むか、ここで最後までいくか・・・。

これからラブホに行っても、ラブホに入る直前や入った直後に紗希に拒絶される可能性もある。
そこからまた、紗希をその気にさせるとなると、かなり時間がかかりそうだ。
ここでするのであれば、この後、紗希の恥部に触って愛撫を続け、
そのまま車の中に連れ込めば、いけるかもしれない。

それともここで挿れてしまおうか・・・

挿れるときに抵抗されるかもしれないが、
紗希のような女は、挿れてしまえば大人しくなるはずだ・・・

北川は、紗希のジーンズのボタンに自分の手をかけてみた。
紗希に抵抗する様子はなかった。

よし、このままいくぞ・・・

北川はそう決心し、ジーンズのボタンを外し、ファスナーを少しずつ降ろしていった。
露わになったパンティを手で擦ったが、紗希が拒否する様子は見られない。
北川は、『これなら、いける』と思い、紗希のパンティの中に手を入れた。


[25] Re: 三家族の旅行から  RT :2026/09/19 (土) 23:17 ID:dDDH1EJk No.33267

結美の話は、彼女が高校1年のときからのことだった。
高校1年のとき、初めて付き合った3年の先輩に、心の準備も覚悟もできていないまま、
処女を奪われてしまった。
結局、その先輩とは、半年もしないうちに別れた。
そのときから、結美には、少しずつ男性に対する不信感が募っていった。

大学に入学して、結美は生理的に受け付けない人でない限り、
言い寄ってくる男達と付き合った。
でも、相手のことを本気で好きにはなれず、いつも長続きはしなかった。

その後、結美が海外留学したとき、日本人と違って性に開放的な外国人に衝撃を受けた。

「留学前は、いろいろな人と付き合ったけど、彼氏以外の人とセックスしたことはなかったし、
 それが当たり前だと思っていたの。だけど、留学先では全く違ったわ。
 彼氏がいる人は別だけど、そうでなければ、誘ってきた男性が自分の好みだったら、
 付き合う前でもセックスするし、その日限りと分かっていても、普通にセックスするのよ。
 日本でもそういう人はいると思うけど、向こうでは、それが当たり前なの。」

それから結美は、特定の彼氏は作らず、たくさんの外国人男性とセックスした。
数カ月続くこともあったが、その日限りのときもあった。

帰国してからも、いろいろな男性とセックスし、中には交際に発展することもあったが、
やはり長続きすることはなく、自分は本気で男性を好きになることはないと思った。
ただ、結婚して子どもを産みたかったので、自分が好きになれる男性ではなく、
その他の条件で結婚相手を探そうと思った。
そんなとき、今の夫である桐谷を紹介され、付き合い始めた。

「実は、主人と私、できちゃった結婚なのよ。
 それまでは、必ず避妊していたんだけど、 主人と付き合うようになったとき、
 この人と結婚して子どもを産もうって決心したの。
 すでに20代後半だったし、また別の男性を探すとなると、
 30歳前に結婚するのはとても無理だと思ったから…。
 だから、主人と付き合い始めてからは、避妊しなかった。
 それで、付き合い始めてから3カ月ぐらいで妊娠がわかって、そのまま結婚したわ。」

そう言って、結美は少し引き攣った表情で笑った。

「ごめんね、こんな話ししちゃって。
 こんなこと主人に言えるわけないし、奈緒さんや紗希ちゃんにも話せることでもないし…
 でも私の気持ちを誰かに聞いて貰いたいって、ずっと思っていたの。
 亮ちゃんなら、きっと黙って聞いてくれると思って…
 亮ちゃんに話して、少しすっきりしたわ。
 でも、亮ちゃんは、こんな話を聞いて、私のこと軽蔑した?」

「軽蔑なんて…。幸せそうに見える人も、人にはわからない辛い思いをしているんだなって、
 そう思ったけど。でも大丈夫だよ。これまで辛い思いをしてきたんだから、
 これからはきっと幸せなことがいっぱいあるに決まっている。」

「そうだといいんだけど。でも、亮ちゃん、そう言ってくれてありがとう。
 やっぱり話してみて良かった。」

「でも、ごめん。僕も男だから、旦那さんが少し気の毒に思えてしまった。」

「確かにそう思えちゃうよね。それは私も否定しないわ。でも、実際にはそうでもないのよ。
 詳しいことは言えないけど、主人も私を愛しているから結婚したというわけではないから、
 それはお互いさまなの。それに主人は、浮気していたし…」

「えっ、そうなの。」

「うん、私が知っているのは一度だけだから、それ以外にあるのか無いのか知らないけど。」

「ご主人を問い詰めたりしたの?」

「お互いそんな気持ちで結婚してわけだから、浮気について問い詰めるつもりはないわ。
 ただ、主人の子どもはもう産みたくないから、危険日には絶対させないし、
 危険日以外の日でも、コンドームを着けないと絶対させないことにしているの。」

「・・・・」

「主人との子どもは一人で十分だし、それでとりあえず役目は果たしたし…
 奈緒さんや紗希ちゃんには、主人が子どもの面倒をみないから、
 子どもを作らないようにそうしているって、そう言ってあるけど…」

結美はそう言って再び笑った。
結美の顔は、今度は引き攣った表情では無かった。
塚原は、そんな気持ちで婚姻関係を続ける意味があるのだろうかと思った。

それから、暫く二人の間に沈黙が流れた。
塚原は黙ってビールを飲んでいた。

「ねぇ、亮ちゃん。」

結美はそう言って塚原に近づき、彼にキスをした。
塚原は、一瞬びっくりしたが、すぐに片方の手で結美の頭の後ろを抱え、
もう片方の手を彼女の後ろに回して抱き寄せた。
塚原には、そうするのが一番自然に思えた。
そして、二人は、塚原が結美に覆いかぶさるように床に倒れ込んだ。



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