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明美の告白

[1] スレッドオーナー: ライフシェア :2025/06/07 (土) 18:17 ID:iaj92Dto No.32202

熟年向け2ショットチャットで知り合った通称 明美さんは先日、64歳の誕生日を迎えたとのことです。
信頼できるパートナーさんがいてセックスライフを楽しんでいたそうですが、ちょっとした行き違いがあって気まずい状態に・・・
誰かと話がしたくてネットを徘徊していて、私とその2ショットチャットで出逢ったというわけです。
1時間ほどチャットをしたあと、カカオで通話するに至りました。
その日で終わらず、その後もカカオで連絡したり、お話したりしたのです。
いろいろ話を伺って「官能小説のネタにしていいですか」と聞くとOKをいただきました。
細かな描写は彼女の話から私が勝手にイメージをふくらませてましたが、基本は事実に基づいています。
そんな明美さんのお話を自らが告白するスタイルで書いていきます。


[17] Re: 明美の告白  ライフシェア :2025/06/16 (月) 19:38 ID:Pn5.F9E. No.32233

明さん

抜かずの中出し二発って、こういうシチュエーションでは普通考えにくいです。
若いカップルで子作りが解禁になったときとかでしょうね。
ここまで女性を感じさせらるのも余程、遊び馴れてないと無理でしょう。
この男性はセックスに飢えた人妻年上女性狙いの悪い輩だったんだと思います。
今だから話せるとおっしゃってましたが、詳細を聞き出すには時間がかかりました。
さらにここからが大変な事態になっていきます。
よろしくお願いします。


[18] Re: 明美の告白  ライフシェア :2025/06/16 (月) 19:39 ID:Pn5.F9E. No.32234

私はベッドも顔伏せたまま、身体が震わせていました。
「うううう・・・」

さすがに抜かずの3発目はなく、しばらくするとペニスは小さくなって何とか解放されました。
彼は私の身体から離れましたが、私は身体に力が入らず、お尻を突き出したままの格好です。
一体、どれぐらいの時間、挿入されていたのでしょう。
とにかく生れてこの方、一番長い挿入だったことは間違いありません。
ペニスは抜けて少しヒンヤリとした感じがしたのです。
身体に少し力が入り出すと、バランスを崩し、ベッドの上で横倒しになりました。
すでに結合から解放されていたにも関わらず、焦点の合わないうつろな目をしながら「もうダメ、もうダメ、・・・またイク、またイク、・・・」とうわ言を言っていたようです。

気が付くと、彼はすでに服を着ていました。
「えっ???」
「気を失ってはなかったようだけど、涎を垂らし、身体をヒクヒクさせて、焦点の合ってない目で『またイク、またイク』ってうわ言を言ってたよ。」
「そっ、そんな・・・」
一体、どうなっていたのかわかりません。
「大丈夫?」
そう言われて身体に力を入れようとしますが、力が入りません。
「大丈夫じゃない。おっ、起こして・・・」と手を伸ばしました。
「世話の焼ける人だなぁ。」
彼は笑みを浮かべて手を取ると身体を起こしてくれました。
「お駄賃にオッパイ、揉み揉み。」
そう言うとこの期に及んでなおをオッパイを揉みます。
「なっ、何すんのよ。」
「うん、その元気なら大丈夫だね、よかった。」
実際、起こされて何とか力は入りそうだと少し安心したのです。
それもつかの間で理不尽な現実を突きつけられました。
「ごめんね、ちょっとやり過ぎて時間がなくなったのでお先に失礼します。
 これっ、お釣りは要らないので・・・」
彼は1万円札2枚を指で挟んでひけらかし、ベッドのヘッドボートに『バンッ!』と音を立てて置きました。
「えーっ?」
唖然とする私をよそにフロントに電話し、自分だけ先に帰ること、支払いは女性がすることを伝えたのです。
「これでよし。ゆっくりチェックアウトしても大丈夫。あとホテル代、それでよろしくね。」
『ガチャリ、バタンッ。』
彼はノー天気に馴れ馴れしく言うと、そそくさと出て行きました。
今のラブホでは殺人事件や傷害事件などが後で判明すれば大迷惑なので、残る人に在室確認をする事があるようですが、このときはありません。

「ちょ、ちょっと、何なのよ。」
そう言った瞬間、大事なことを思い出しました。
妊娠の心配です。
一度中出しされたあともしっかりと挿入されたまま時間が経過し、さらに2回目の中出しまでされてしまったのです。
冷汗が流れました。
「まずい、大変だ、すぐに洗わなくっちゃ!」
あわてて股間を見ると白濁色の精液が割れ目の間から溢れ出ているような状態です。
両手で小陰唇を広げると精液はタップリと入っていました。
頭がクラクラしましたが、そんな余裕はありません。
立ち上がってバスルームに行って股間をシャワーで洗います。
『ザザーッ、ザザーッ、ザザーッ、・・・』
外観的にはきれいにはなりましたが、指を突っ込んでみると中はヌルヌルで指には精液が付着してきます。
「あぁーっ、そんなぁ、これはどうしたらいいの。」
そんなとき、女性週刊誌にあった中をコーラで洗うという記事を思い出したのです。
記事にあったやり方は、コーラの栓を開け、瓶の口を指でしっかり押さえながら、上下に数回振り、間髪入れずにそのコーラの瓶を膣に差し入れて中を洗浄するというものでした。
やったことはないですが、やるしかありません。
幸いにも部屋の中の冷蔵庫には瓶入りコーラが2本ありました。
とにかく一刻でも早い方がいいと思い、その2本を取り出して、栓を抜き、バスルームに戻ります。
1本を手に取り、右手の親指で瓶の口を押え、脚を開いてガニ股の姿勢になってから、一旦、瓶を振る前に股間に近づけ、指を放して、先っちょを膣口に突っ込みました。
ヒンヤリした瓶の感触がします。
「うんうん、こんな感じやね。」
瓶を指で押さえ直し、上下に5〜6回振りました。
指に強い圧を感じながら、素早く股間に移動させ、一気に膣中に差し入れます。
さっきは入口でしたが、今回はかなり奥にまで突っ込んだのです。
『プシューッ、シューッ、・・・』
膣の奥に向かってコーラが一気に発射され、割れ目から『ボタボタボタ・・・』とコーラが流れ落ちました。
バスルームの床に落ちたコーラの茶色い泡がはじけていきます。
『シュワシュワシュワ・・・』
生臭い精液とコーラの香りが混じった異様な臭いが鼻を衝きました。
膣から抜いたコーラの瓶を見ると半分以下になっています。
床の泡がなくなるとコーラに交じって大量の白濁色の精液が散乱していました。
「どれだけ出したのよ。もうっ、信じられへん。」
一旦、床のコーラと精液をシャワーで流してから、もう1本も同じように使いました。
1本目よりは精液はかなり少なくなりました。
「こんなんで大丈夫やろうか・・・」
しかし、心配しても仕方ありません。
シャワーを浴びて、服を着て、お金を支払い、ラブホテルを後にしたのです。
援助交際ではない逢瀬でしたが、休憩時間はサービスタイムを少し超えた程度で1万円でお釣りがあったのが、彼のせめてもの償いだったのでしょうか。
しかし、これが私にとって最悪の事態=大きな代償となったのです。

※精子が酸に弱いとされていることから、コーラやレモン、酢などで洗うと良いといった説もありますが、いずれも避妊の効果は望めません。精子は放出されたあと、すぐに膣内を進んでいくため、洗浄が間に合わないケースがほとんどなのです。


[19] Re: 明美の告白  ライフシェア :2025/06/18 (水) 10:47 ID:1GYpspFw No.32244

一般的に、妊娠しやすいといわれている時期は排卵日の前後です。
生理の直後から7~14日頃が排卵日の約4日前~1日後にあたり、妊娠の可能性が高まります。
特に排卵日の2日前は、生理の直後最も妊娠しやすい時期だといわれ、生理が終わった日から数えると9日目とのことです。
一般的に生理周期は28日とされていますが、私の場合は26〜27日で、手帳のスケジュール表に生理の開始と終わりをいつも記録していました。
それで帰りの電車の中で恐る恐る確認したのです。
その結果に愕然としました。
一番恐れていた生理が終わった日から数えて9日目が今日だったのです。
手帖を持つ手の震えが止まりません。
ただ、絶対妊娠するかと言えば、そうではないのも事実です。
山田真司と名乗ったその男を今更ですが、恨みました。

それからしばらくはテレクラに電話する気力もなくなり、大人しくしていましたが、10日もするとイライラが募り、この思いを誰かに聞いて欲しくてたまらなくなりました。
またまたテレクラに電話する日々となったのです。
しかし、このときは満たしてくれるいい男に出会ってセックスするのが目的ではなく、先日の一部始終を暴露し、同情してもらうこと、慰めてもらうこと、元気づけてもらうことが目的でした。
出会いが目的で話を聞いてくれない男、若い女性を求める男を除けば、ほとんどの男たちが真剣に、というよりは興味津々で聞いてくれたのです。
私の言い方もあったのでしょうが、『うらやましい経験です』『いいセックスでしたね』『私ならもっと気持ち良くさせますよ』『私は最初からコンドームをするのでいかがでしょう?』など、妊娠への配慮、その後の女性(私)の気持ちを考えてくれる男性あまりいません。
5人に1人もいなかったでしょう。
あらためてテレクラに来る男性の多くが自己満足のセックスをしたがっていること、女性のことを考えていないことを思い知らされたのです。
『あんたにも非がある』『そもそも、夫のいる身でそんなことをするからでしょ!』『身から出た錆』とか、あの男の非より私を責める男もいて、説教されたことも一度や二度ではありませんでした。
でも、励ましてくれたり、慰めてくれたりする男性がいたのは事実です。
いろいろ言われても誰かと話してると気が紛れてテレクラは止められませんでした。
万が一、予定日から一週間して生理が来なかったら、産婦人科を受診した方がいい。
繁華街、ラブホ街、風俗店の多い場所にある産婦人科は、いろいろ厄介な話を持ち込まれることが多いから、そういう場所で受診した方が相談にのってくれると思う。
こういった情報をくれる人もいたのです。

規則正しかった生理の予定日になりましたが、来ません。
2日、3日、4日と過ぎ、私は焦燥感に苛まれ続ける日々を過ごしていたのです。
5日目には、もう悲壮感で一杯になりました。
現在のようにスマホやインターネットでササっと検索すれば何でもわかる時代ではありません。
情報がない中、不安だけが募ります。
ただ、中絶するなら早い方がいいことだけはわかっていました。
いろんなことを想定し、頭の中であれやこれやを繰り返したのです。
とりあえず、わかっていたのは妊娠中絶には10万円以上の費用が必要なこと、そして大きな難関として本人と男性パートナー両方の同意書が要ることでした。
夫に相談できる訳がありません。
結婚のとき、『あなたに何かあったときに使いなさい』と両親が内緒でくれた100万円のへそくりが手つかずにあったのがせめてもの救いといえました。
お金の問題はクリアしても同意書の問題が大きくのしかかってきます。
コンドームをしてセックスすることに合意はしていたものの、中に出すことは否認していたのだから、相手から無理やりされたことで、これは強姦と同じじゃないの。
強姦の場合、パートナー云々の話はないって確か女性週刊誌にあったような・・・
もっと、ほかにもあったっけ・・・ちゃんと見ておくべきだった、記事を取っておくべきだったと後悔しました。
大きな書店で書籍を探したのですが、なかなか思うように見つかりません。


[20] Re: 明美の告白  ライフシェア :2025/06/20 (金) 07:38 ID:cQyf9Vqg No.32254

すでに生理の予定日から8日が過ぎていました。
とにかく、妊娠かどうかだけでも検査してもらおうと産婦人科の門をくぐったのです。
出産したので初めてではありませんが、幸福感に満ち溢れた『妊娠かもしれない』と絶望感に苛まれた『妊娠かもしれない』では天国と地獄です。
「生理が来ないんです。
 私、妊娠しているでしょうか?」
「妊娠検査をご希望ですね。それでは、まず、問診票の記入をお願いします。」と用紙を渡されました。
一般的な内科の問診票との違いは以下のようなところでしょうか。

月経について
・初潮の ( )歳
・月経は順調に来ますか? ( はい ・ いいえ ) → どのくらいの周期ですか? ( 日周期)
・前回の生理はいつからですか? ( 月 日 〜 )
結婚について ( 既婚・未婚 )
・結婚 歳( 年 ヵ月)
・夫の年齢 歳  血液型( )
・入籍の予定はありますか? ( 有・無 )
今までの性交渉・妊娠についてご記入下さい
・今までに性交渉をした経験はありますか? ( はい ・ いいえ )
・今までに妊娠をしたことはありますか? ( はい ・ いいえ )

妊娠の相手は夫ではありませんが、とりあえず、夫の年齢と血液型を書いて返しました。
「じゃ、調べますから、あちらで尿を取ってきてください。」
「あっ、あの、妊娠は望んでなかったんです。産めないんです。
 あっ、いえ、その・・・相手がどこの誰かわからない・・・
 そこに夫は記入しましたが、夫には言えないんです。
 私、私、どうしたらいいのか・・・
 おっ、お願いします。
 何とかしてください。」
気持ちが高ぶり、すがりつくように訴えたのです。
「ま、まぁ、奥さん、落ち着いて・・・
 あとで先生がゆっくりお話を伺います。」
「・・・」
目から涙がこぼれました。

診察室に入ると初老の男性医師に「北村千恵子さんね?」と確認されます。
実は明美というのは勝手に付けたテレクラ用の通称=偽名でした。
「はい」
元気なく答えました。
問診票の確認、簡単な問答などのあと、内診室に移動し、触診と内診です。
現在では、医師と患者の間にはカーテンの仕切りがあって、おしゃれな椅子に座るとボタン一つで背もたれが倒れて脚が持ち上がって行うの一般的ですが、当時はそんなものはなく、下着を脱いで、自ら内診台に上がって股を開き、脚を掛けて股間を晒すような内診でした。
まず医師がお腹を触って外側から子宮の様子を診察します。
「はいはい・・・じゃ、内診しますね。」
出産経験があってもこれに抵抗感がない女性はいないでしょう。
屈辱感に苛まれながら股間を晒したところに医師が膣を広げながら中に指を入れてきました。
「うっ!」
感じた訳ではありませんが、声が出てしまいます。
医師はゆっくりと指を動かしました。
今は腹式の超音波検査が一般的でしょうが、当時はこうやって子宮や卵巣の状態を直接触った感覚で調べる方法しかなかったのです。
『早く終わって、早く終わって。』と念じるだけでした。

再び診察室に戻り医師から告げられたのは「妊娠で間違いありません。異常はなく6週目です。」でした。
最悪の事態を告知され、打ちのめされたのです。
診察前のやり取りがあったのでさすがに「おめでとうございます」の言葉はありませんでした。
「うっ、うっ、うっ、・・・」
嗚咽が止まりません。

妊娠週数は、最後の生理開始日を基準に数えるので6週となるのです。
妊娠時期として、妊娠12週未満(妊娠11週6日)までが「初期」、妊娠12週以降が「中期」といい、妊娠中絶が可能なのは妊娠22週未満までと母体保護法によって定められていました。
もちろん、妊娠中絶については早くした方が身体への負担も少なくて済みます。


[21] Re: 明美の告白  :2025/06/20 (金) 14:49 ID:n4r1BEaA No.32256
やはり妊娠だったんですね
真司には憤りを感じますが、そういう男はこのサイトにもたくさんいます
誰かの不幸の上に自己の快楽、満足を求める生き方は好きじゃないけど、そうなった時の女性の後悔、絶望感、心理状態に興味深々です
引き続き、よろしくお願いします


[22] Re: 明美の告白  ライフシェア :2025/06/21 (土) 10:05 ID:EdvABGOU No.32258
明さん

コメントありがとうございます。
妊娠でした。
合意に基づかない妊娠は女性を傷つけるだけです。
『過去は変えられないけど、未来は変えられる』と明美さんは笑いながら話してくれました。
女性って強いです。
よろしくお願いします。


[23] Re: 明美の告白  ライフシェア :2025/06/21 (土) 10:07 ID:EdvABGOU No.32259

「北村さん、大丈夫ですか?」
「うっ、うっ、うっ、・・・」
看護師さんが「大丈夫、大丈夫よ。」と背中をさすってくれます。
「私、私、・・・」
「ゆっくりでいいです。
 自分のペースで、ゆっくり、大きく、はい、呼吸して・・・」
「はっ、はい」
看護師さんが医師の耳元で何か伝えました。
「はいはい」と答えました。
「スーッ、ハァーッ、スーッ、ハァーッ、・・・」と大きく呼吸はすると少し落ち着いてきました。
「ご結婚はされているようですが?」
「はい・・・
 でも、妊娠の相手は夫ではありません。」
「じゃ、その相手の方は?」
「どこの誰かもわかりません。」
「もう少し詳しく教えてもらえますか?
 大事なことなので・・・」
「・・・テレクラで知り合った男性です。」
「なるほど」
「その方とはお付き合いしていたんですか?」
「違います。
 初めて会いました。
 会ったのは一回だけです。」
「避妊は?」
「避妊、コンドームはするって約束でしたが、無理やり押さえつけられて、コンドームはしてもらえず、中に出されたんです。
 それも2回。」
「そのときのことを詳しく話していただけますか?」
「あっ、あの・・・」
落ち着こうとしますが、身体が震えます。
「大丈夫、ゆっくりでいいから・・・」
そのときの先生の顔がとっても優しそうで仏様のように見えたのです。
「ごっ、ごめんなさい。」
なぜか、謝ってしまいました。
「何でも聞いてあげるから・・・」
「はい。
 正直に言います。
 私、こんなこと初めてだったんですが、何というか・・・」
私は息が詰まりそうになりました。
「大丈夫、ここでも話は誰にも話しません。
 旦那さんにも・・・」
「はっ、はい。
 私、すっごく感じてしまって・・・
 何が何だかわからなくって・・・
 気が付いたら、コンドームなしで入れられてたんです。
 で、コンドームをするようにお願いしたんですが、受け入れてもらえず・・・
抵抗もしたんですが、体格のいい男でどうしようもありませんでした。」
「それは大変だったね。」
「極めて、悪質な相手に出会ってしまったんだね。」
「大丈夫、大丈夫。
 で、2回と言ってたけど?」
「その男は射精しても放してくれず、そのうち、また、元気になって、2回も・・・
 ううううう・・・」
涙が止まりません。
「ホント、辛かったね。
 被害を被るのはいつも女性。
 ハァー!」
医師は憤りを感じたのか、大きなため息をつきました。
「私も悔しい。
 セックスをして、お互いが幸せにならないと・・・」
「私、どうしたらいいか・・・
 そのあと、ずっと、不安で、不安で・・・」
「わかります。
 で、確認のために敢えて伺います。
 ご希望は?」
「産むなんてあり得ません。
 中絶をお願いします。」
「わかりました。」
結局、男性パートナーの同意書は不要となりました。


[24] Re: 明美の告白  :2025/06/26 (木) 16:28 ID:AZVDraLs No.32268

同意書なしで中絶手術が出来る事になってよかったです
続き、お待ちしております


[25] Re: 明美の告白  ライフシェア :2025/06/26 (木) 20:25 ID:40uR/ptY No.32269

明さん

コメントありがとうございます。
既婚女性が妊娠し、相手が配偶者以外の場合でも中絶には原則として配偶者の同意が必要です。
例外として配偶者と連絡が取れない場合や、DVなど婚姻関係が破綻している場合は、本人の同意のみで中絶手術が可能な場合とされています。
したがって無理なはずなんですが、同意書なしでできたのは、この産婦人科医が特別に配慮してくれたのか、何かの記憶違いなのか、今となっては謎です。
よろしくお願いします。


[26] Re: 明美の告白  ライフシェア :2025/06/26 (木) 20:27 ID:40uR/ptY No.32270

手術の前日に処置があって、手術当日と2日を要しましたが、夫の2泊3日の出張がちょうどいいタイミングであってその日を予約したのです。
夫が出張に出かけた日に手術の前日の処置を行いました。
無事に終わり、家に戻ると明日の手術のあと、ゆっくりできるようにと夕飯のためのカレーを作ったのです。
手術日となり、娘が学校に行ったあと、朝9時前に産婦人科に行きました。
妊娠11週6日までの妊娠初期に行う初期中絶手術だったので、産婦人科の門をくぐって帰宅までの所要時間は3時間ほどが目安です。
全身麻酔のため意識はなく、眠っている間に手術は終了しました。
せっかく授かった命という感覚は全くなかったです。
意識が戻って、しばらく休憩し、いろいろ説明を受けました。

数日間は出血があり、最初は鮮やかな赤、次第に茶色、茶褐色、黄色と薄くなり、量も徐々に減っていきますが、万が一、大量の出血がある場合には処置が必要になりますので、すぐに来院してください。
感染症予防のため、手術後1週間で受ける診察で医師の許可が出てから、バスタブに浸かる入浴をしましょう。手術当日も含めて、シャワーは大丈夫です。
1週間後に検診を受けていただいて、その時に問題がなければ概ねセックスは可能です。
ただ中絶手術を受けた後、子宮の状態が完全に回復するまで2〜3週間かかります。
できたらパートナーの理解を得て3週間後からにしてもらってください。
安定した生理周期の方であれば、手術後の1〜1カ月半で手術後の最初の生理がはじまります。
生理不順の方では少し遅れることもありますが、手術後2カ月が経過しても生理がない場合には、必ず受診してください。
中絶手術直後は妊娠しにくいと勘違いされて避妊せず、次の生理が来る前に再び妊娠してしまうケースも珍しくありません。
手術後は必ず避妊を行うようにしてください。

いろいろと説明を受けた後、抗生物質と子宮収縮剤を処方され、タクシーで帰宅となりました。
無事、家に着いて緊張が解けたのでしょう、玄関で座り込みました。
正直、ホッとしたのです。
その日は安静にして、翌日からは家事ぐらいは大丈夫と言われたので、シャワーを浴び、ナプキンをして、生理用ショーツを履き、娘と一緒にカレーライスをいただき、TVを観ることもなく早めに就寝しました。
翌日は出血はあるものの特に痛み等もなく、普通に家事はこなせました。
そして、夜20時過ぎに夫が出張から帰ってきたのです。
仕事がうまくいったとか上機嫌で、出張先でスィーツのお土産を買ってきてくれました。
「わぁー、パパ、ありがとう。」
娘の喜ぶ姿を目の当たりにして後ろめたさで一杯になりました。
私はただ、何事もなかったように娘と一緒にスィーツをいただき、平静を装い続けたのです。
その後、恐れていたことが起きました。
夫がセックスを求めてきたのです。
それは想定内だったので慌てず『生理中なの、ごめんなさい。』と言って誤魔化しました。
実際に出血していたので証拠を見せることもできたし、それを疑うような夫ではないこともわかっています。
数日して出血もなくなりました。
ただ、夫に求められたらどうしようかとハラハラしましたが、その日だけで、その後、求められることはありませんでした。
もしかしたら、風俗店に行ったのかもしれません。
きっと、そうでしょう。
でも、それぐらいは大目にみます。
なんせ、専業主婦で仕事もせず、昼間は横になって身体を休めることができたのですから・・・
しばらくの間、ナプキンに付着した出血を見る度に嫌な気分になったのですが、それは数日のことでした。
肉体的なことは当然ですが、1カ月以上、精神的に消耗していたんだと思います。
その後は昼も夜もよく眠れました。
とにかく無事に1週間が過ぎ、術後の検診も問題なく終わってほぼ普通の生活に戻ることができたのです。
以前はテレクラに電話するのが日課のようになっていましたから、電話しないと時間を持て余しました。
3週間、4週間と時が過ぎ、中絶手術から1カ月が過ぎた頃、生理が来たのです。
普段は憂鬱な生理でしたが、この時ばかりは身体が元に戻ったような実感でうれしくなりました。
その生理も終わって数日すると身体が悶々として、またまた無性にセックスがしたくなったのです。
さすがにテレクラには懲りて夫に求めたのでした。
ところが夫からは「ごめん、今日は疲れてるから・・・」と断られてしまったのです。
結婚して、いえ、夫とお付き合いが始まって以来、私が求めて断られたのは初めてでした。
「そっ、そう・・・お疲れ様、疲れてたのね、ごめん。
 ゆっくり、休んで・・・」
私の声は震えていたと思います。
夫はそんな私に気遣うことなく、1分もしないうちに高いびきでした。
夫婦の歯車が全く嚙み合っていません。
もうこの人に期待しても無駄だと思い知らされたのです。



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