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人妻菜穂子の人生

[1] スレッドオーナー: 霧積謙 :2022/07/18 (月) 05:07 ID:lKdoltVY No.30075
人妻菜穂子の人生 霧積謙



●プロローグ



戸倉正雄(44才)は、
都内近郊に住む、コンビニ兼酒屋のオーナーで古くからの個人経営をしている。
妻の菜穂子は42才、
現在はコンビニを手伝っているが、殆ど専業主婦である。
有名女優に似ていて、清楚で控えめな女性である。

二人には、既に社会人となった長男(22才)、
現在大学2年の次男(20才)の二人の子供がいるが、
既に二人とも家を出て生活しているので、子供の世話は必要ない。

問題は、コンビニ兼酒屋の経営であるが、
正雄は経営感覚が鈍く、何度か仕入に失敗したり、
お金をかけて改装したが効果が無かった事などが重なり、多額の借金で喘いでいた。
もちろん、借金の中には子供の養育費なども
含まれているが、なにしろ2千万円もあるので、正雄は悩みに悩んでいた。
幸いコンビニと住居がある土地は、親から引き継いだものであり、
土地を売れば5千万程になるので清算できるが、
そうなると住む所と生活の糧がなくなる。
近郊では、残った3千万ではマンションも買えないし、勤める場所も無い。



●親戚の叔父に相談



正雄の父親の兄弟の娘の旦那で、
不動産業や投資など幅広く商売をしている、羽振りの良い叔父がいる。
名前は、片桐功、54歳、
都内の一等地に事務所をかまえ、主に会社向けの不動産売買と投資をしている。
正雄とは冠婚葬祭くらいしか顔を会わさないが、
何かあれば助けるよと言ってくれていた。
親戚のなかでは群をぬいたヤリ手で、精悍な顔つきをしており目立つ人物だった。

相談には、片桐の家に妻の菜穂子と一緒に伺った、
「やあ、いらっしゃい、」
「お邪魔します、」
家政婦らしい人がお茶をだしてから、相談が始まった。
正雄は、今までの経緯を説明した後、
「近所に安売り店ができたので、酒屋は今後採算が難しくなるのでやめる事にし、
代わりにスイーツを特別に充実させた、コンビニ店にしたいと考えています、
問題は借金ですが、既に2千万程銀行借入れがあり、
新たに借金をする場合、家を担保として出しても応じてくれません、
そこで、2千5百万を貸して頂けませんでしょうか、
返済方法はご相談させて頂くとして、
万一返せない場合は家を売れば5千万程になるので返済は出来ます、」
と一気に話した。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
しばらく片桐は考えていたが、

「正雄さん、事情は解りました、
担保もあるという訳ですが、
その担保を取られてしまうとあなた方の住む家が無くなってしまう、という訳ですね。」
「はい、そうです、それに再就職すると言っても、今時は難しいでしょうし、」
「そうですね、それじゃこうしましょう、
2千5百万はお貸ししましょう、形だけですが、返済できない場合は、
家を提供するという、保証書を書いて下さい、
要は、そうならないように、頑張る事です、
返済の代わりではないのですが、菜穂子さんを私の会社で秘書代わりに
使いたいのですが、如何でしょうか、
給料は月に20万円、
奥さんに10万円、
残りの10万は返済原資として積み立てておきます、
奥さんには、制服とか必要なものは会社で別途用意します、
これなら正雄さんは事業に専念できるでしょう、
昨年秘書代わりだった家内が無くなって困っていたのです。
事務員はおりますが、秘密が守れる、秘書役が必要なものですから、
親戚の菜穂子さんなら安心です、」
「ありがとうございます、」
「こんなに配慮頂いて、本当に感謝致します、
菜穂子の件は、異論ありませんが、
片桐さんの秘書役など難しい仕事が菜穂子に務まりますか?」
「私、会社勤めの経験が殆どないので、私でも大丈夫でしょうか?」
「大丈夫ですよ、秘書役は、経理事務をしたりする訳では
ないので、専門知識は無くても大丈夫です、
それより、会社の機密を守れる信頼度と心くばりです。
実際には顧客との時間調整などの、スケジュール管理、
それと重要な顧客への同行もお願いする事になると思います、
菜穂子さんなら大丈夫、法事等で見せる細やかな心配りは、
親戚の奥さん連中でも一番と、常々言っていたくらいですから、」
「そうですか、
そういって頂けると少し気が楽になりますが、
勤めてもし問題があるようなら、
過ぐに辞めさせても構いませんので、
そのような条件でお願いできればと思います、」
「私、一生懸命やってみますので、是非宜しくお願いします、」
「解りました、では、来週中に簡単な契約書のような
物を作り、サインして貰って、送金しましょう、
そして、菜穂子さんは再来週から、麹町の事務所に勤務して貰います、
細かな事は、後で決めて連絡します、」
「あ、そうそう、
契約の中に戸倉さんのコンビニの経営状態を見てアドバイスさせて
頂くのも記入しますが、よろしいですか?
私は出資か、お金を貸す会社には、なんらかの形で経営状態をみている
ものですから、」
「それは、こちらからお願いしたい事でした、是非お願い致します、」
「よかったわね、あなた、」
「ああ、片桐社長に見て貰って指摘して頂くと、本当に助かります、」
「ははは、わかりました、では、来週伺いますので、まずは
3期分の決算書の写しを送っておいて下さい、」

こう言って片桐は名刺を差し出した。
港区麹町、麹町アセットコンサルタント(株)、
代表取締役社長 片桐功
都心の一等地に事務所を構える、ヤリ手の叔父のオーラを感じた二人だった。
こうしてこの日の相談は、あっけない程、
上手くいったので、二人はとても喜びながら、
「本当によかったわね、あなた、」
「ああ、ほっとしたよ、」
こんな会話をしながら帰っていった。
ともあれ、戸倉家にとって、叔父の片桐は極めて重要な男として、
二人の救世主になろうとしていた。



●経営のアドバイス



片桐は、翌週から精力的に動いた。
契約書も3日で用意して印鑑を押させ、
即日送金して、銀行返済をその日の内に、実行させた。
これには、銀行(信金)もあわてた、
片桐さんの会社が経営に関与するなら、お金も貸します、という手のひら返しで、
正雄も菜穂子も苦笑するしかなかった。

500万で改装する計画だったので、
その計画自体も、片桐に見てもらう事にした。
片桐は、戸倉のコンビニの決算書をみて、
ヒアリングして、良い所と悪い所を明確にして、
差別化の戦略をいくつかアドバイスした。
幸い立地条件は悪くないので、戦略を間違わなければ、儲かるはずだ、と言ってくれた。
事業は戦略的に行う、この大事な事が零細企業のオーナーはまるで出来ていなくて、
正雄も例外ではなかったが、片桐の経営アドバイスで、
ようやく将来に光が見えてきて、高揚していた。

「あなた、片桐さんは凄いわね、」
「ああ、まるで人種が違うんだね、」
「でも、ようやく何を実行すべきかが明確になったので、
 方向を間違えなければ絶対いける、と思う、」
「よかったわね、本当に、」
「私は心配だわ、あんな凄い人の秘書なんて務まるかしら?」
「大丈夫だよ、片桐さんなら上手く菜穂子を使ってくれるさ、あれだけ凄いんだから、」
「そうね、心配しててもしょうがないから、やってみるわ、」
「そうそう、奥さんには内緒だけど、と言って、
 アルバイトの学生についてもアドバイスがあったんだ、」
「へえ、どんな?」
「それが凄いんだ、アルバイトは高校生か大学生、
 全員美人で気が利く子にしろ、男は駄目だ、
 そして採用した子が気がきくなら、時給を1.5倍にしておけ、
そうすれば辞めないし、美人みたさに男が山ほど来るようになる、
これだけで売上1.5倍は固い、
 でもこれは裏戦略で、普段はあまり使わないんだが、今回は特別だ、と・・・・、」
菜穂子は絶句した、
片桐という人は経営コンサルタントとしても、図抜けた才能の持ち主だと、・・・
(美人の高校生ね、負けられないわ、)
と少し闘志を燃やした菜穂子だった。



●菜穂子の勤務始め



翌週から、菜穂子は麹町の事務所での勤務を始めた。
従業員は20名程だが、他にも任せている会社があるので、
グループでは100名を超えるとの事だった、
改めて片桐の手腕に驚いた菜穂子だったが、片桐はきわめてソフトに接してくれた。
「みんな、聞いてくれ、
 今日から私の秘書役として勤務して貰う、戸倉菜穂子さんだ、
 慣れない事が多く戸惑うと思うが、優しく教えてやってくれ、
 菜穂子さんは親戚の人で、死んだ家内の代わりになって欲しい、と思っている。
 それから、菜穂子さんは、親戚の奥さんなので、
 決して口説いたりしないように(笑)、私は真面目一方だから問題ないが、」
ここで皆から大きな笑いが起こる、・・・・
「おいおい、ここは笑う所じゃないぞ、私が女性にだらしないように
思われるじゃないか、」
こう言うとさらに笑いがおきた、・・・・・
「とにかく、宜しく頼むぞ、」
「はい、社長、」
拍手がおきて挨拶が終わった、
片桐の社員からの信頼が伝わった、良い挨拶・雰囲気だった。

最初の週は、基礎的な事のレクチャーを受けた、
営業部門、管理部門、社長、からそれぞれ、会社の仕組みなどを教えて貰った。

皆、菜穂子は親戚で、死んだ奥さんの
代わりに秘書をさせるくらいだから、馬鹿じゃないだろう、という目で見ていた、
そんな目が痛い程わかり、家に帰り、パソコンに基本事項をメモし、
反復してあっという間に覚えた、もともと菜穂子は頭が良く、
短大時代も含め、地頭は抜群だったのだが、その頭を使うチャンスがなかったのだ。
そんな菜穂子を片桐はじっと見ていた。
正雄は寝る間も惜しんで、
必死に仕事を覚えようとしている菜穂子をみて、涙が溢れそうになっていた。



●徐々に慣れていく菜穂子



菜穂子が、片桐の所に入社してから、2週間が過ぎた、
最初の週は、社員全員の顔と特徴を覚え、
基本事項を覚えるのに、睡眠時間3〜4時間で必死に覚えた。
そして、2週間が過ぎると、基本事項は把握し、
社員の顔も覚え、少し余裕が出てきた。
菜穂子の才能は抜群だった。
社員から、片桐に、
「流石は社長が選んだ秘書ですね、
 覚えも早いし、なにより心遣いが凄いです、こんな人見た事がありません、」
こんな報告がされる程だった。
菜穂子をじっと観察していた片桐、
(思った通りだ、親戚の中で最も頭が良いのが菜穂子で逆が正雄か、・・・・)
楽しみだ、と。



●菜穂子の仕事



菜穂子は少しずつ仕事に慣れ、
片桐から頼まれる事が多くなっていった。
ようやく認められたらしい、
スケジュール管理、顧客アポ、重要顧客への同行、
など本来の秘書業務が忙しくなっていった。

朝出勤すると、その日のスケジュールを伝え、
アポ取りや、挨拶廻りなど忙しい事が多く、退屈しないので刺激的だった。
会社はどんなに世の中が不景気でも、儲ける事が出来るのが、ヤリ手であり、
出来ないのは、ぼんくらだという事を身に染みて感じていた。

「社長、おはようございます、」
「菜穂子さん、おはよう、」
「本日のスケジュールですが、
 ○○○○、の通りですが、
 一件飛び込みでアポをお願いしたいという、
 ○○様がおりますが、如何致しましょうか?」
「○○さんには今日は時間がないと伝えてくれ、
 それから、夜の役人のパーティには君も同席して欲しいんだが、どうだろうか?」
「時間は問題ないですが、着て行く服の用意がありません、」
「それなら、ここに電話して夕方着替えてから、
 ニューオータニまで来てくれ、カフェで待ってるから、」
「解りました、」
「それじゃ、」

片桐が言う店にいくと、ドレスが用意されていた、
決して派手でないが、良い服だったし高額な服だった。
片桐は、菜穂子の生活は10万円で不足だろうといって、
戸倉には内緒で月20万円を自分の為に使えと言って、ポケットマネーで渡していた。
もちろん菜穂子は断ったが、菜穂子の為じゃない、片桐の為だと言った、
それは、精神的にも秘書に相応しい女性になって欲しいという要求だった。
だから必要だと思うものは、いつでも言ってくれ、用意するからと言って、・・・・
菜穂子は、片桐に圧倒されていたが、時間が経つにつれ、
菜穂子は片桐の思想や思いに感化され、徐々に変化していった。

パーティ会場につくと、片桐は待っていた。

「やあ、見違えちゃったよ、」
「店の人がウイッグまで用意してくれていて、」
「うん、キャリアの女性という感じでとても良いよ、」
「ありがとうございます、」

片桐は、とにかくクールな男だった。パーティ会場では、
仲の良い人達が沢山声をかけてきて、大変だった。
菜穂子はその都度酒をもってきて渡したり、
待っている人に声をかけたり、その心使いは有能な秘書そのものだった。

「やあ、片桐社長、」
「となりの美しい女性は、社長の新しい彼女かな?」
「○○さん、御冗談を、私の秘書です、」
「そうですか、さすが片桐さん、目が高い、」
「恐縮です、」
違う人は、
「やあ、片桐さん、」
「お久し振りです、」
「隣の美しい女性は新しい奥さんですか?」
「いったい奥さんが何人いるんです、片桐さんは?」
「○○さん、御冗談を、」
「私が変な男に聞こえるじゃないですか、」
「失礼、あまりに素敵な女性を連れているので、嫉妬しただけですよ、あはは、」
片桐は人気者で、多くの人に信頼されているのが、菜穂子にはよく解った。
それと、女性にも相当もてるらしい、という事も。
これだけの男だ、当然だと思ったが、
同時に、菜穂子は片桐の好みなのだろう、
と言う事は菜穂子にも想像がついて嬉しくなった。

片桐はタクシーを用意してくれた。
菜穂子は、ホテルで着替え、メイクも普段に変えてから、帰った。
正雄はまっていたが、文句は言わなかった、
「遅くなってごめんなさい、」
「いいんだ、仕事なんだから、」
「その調子だと片桐さんに、少しは認めてもらえ始めたという事か?」
「ええ、今日は役人さんのパーティで同席しろと言われて、
 これからも遅くなる時がありますが、お願いします、」
「菜穂子の好きに決めていいよ、」
「今はとにかく大変な時だから、」
「出張の同行でも構わないよ、」
正雄は片桐に仕える大変さを、理解していた。
いくら鈍くても、片桐に気に入られるのは、並大抵の事じゃできない事を。



●菜穂子は有能な秘書



菜穂子が、片桐の会社に採用されて、6か月が経過した。
今では、すっかり会社になじみ、
有能な秘書としてその実力の片鱗を見せ始めていた。
片桐のスケジュールが重ならないように工夫し、
突発的な会議などの時の、順番の変更など見事だった、
何より重要な顧客は殆ど顔と名前を覚えたのも凄い。
片桐の死んだ奥さんは、
5年程前から病気がちで、会社には出てこなかったので、
派遣社員で秘書役を繋いでいたが、菜穂子程有能な人は居なかった。
だから、最近では片桐の仕事でトラブルのようなものは殆どなくなり、
古手の管理系社員は感心していた、

「社長、菜穂子さんは凄い有能ですね、
 私はてっきり社長の彼女かと思ったんですが、
 本当に親戚の奥さんだったんですね、
 それにしても、まれに見る有能な女性です、
 それに最近あか抜けてきましたね(笑)、」
「おいおい、彼女だと思ったのか?、確かに菜穂子さんは優秀だね、
 期待した以上なんで少し驚いたよ、こんな人が埋もれていたなんて、」
「そうだね、確かに最近あか抜けてきたね、おばさんくさくないな(笑)、」
「社長、惚れちゃわないように、気をつけて下さいよ、」
「ああ、心配するな(笑)、」

こんな会話がされている程、菜穂子の仕事は充実していた。

菜穂子は片桐から与えられたお金で、綺麗な洋服も買い、
美しい女性になるように磨き、ひたすら仕事を勉強した、
不動産の仕事の事まで、・・・だから急速にあか抜けていった。
菜穂子は、綺麗な服に身を包み、会社で仕事をする事が本当に楽しくなっていった。
短大を卒業したら、直ぐに幼ななじみの正雄と結婚し、
直ぐに子供が生まれ、子育て、この間、正雄が会社をやめて、
親から引き継いだ土地でコンビニ経営、それももうかった記憶がない程、
大変な時期が続いて、・・・・
思えば、菜穂子にはOLが経験するような青春時代はなかった。
気が付けば、42才、もう女性として見られる事も、
口説かれる事も無くなる年代、そんな時に現れた片桐が、
菜穂子の生活を一変させたのだ。

何より菜穂子に月40万円
(表向きは20万円)も払ってくれる人は世の中に居ない、
だからその給料に見合うだけの、働きをしなくちゃ、と思っていた。
片桐からすれば、派遣の秘書を雇うと月50万くらい掛かるので、特別ではないが、
普通の人妻がもらえる金額ではない。
菜穂子の気持ちの高揚が解るというものだ。
菜穂子は、急速に綺麗になっていった。

一方正雄は、
菜穂子が休みもせずに毎日出勤していくのをみて感謝せずに居られなかった。
菜穂子のお蔭で、金も借りられ銀行返済もできたし、
月々10万円の返済積立も写しが送られてくる程、片桐は誠実だった、
これには正雄も驚き、(一生頭が上がらないな)と思っていた。
黙っていても返済のお金が積まれていく、
だから正雄はコンビニを赤字にしなければ、食っていけるのだ、
片桐の教えてくれた戦略は、まだ半分も出来ていないし、
美人高校生アルバイトも1人しか確保出来ていないので、
まだ30%くらいしか出来ていない、
それなのに、もう売り上げは以前とは比べ物にならない程、
増えて儲かりだしたのだ。
(片桐さんの戦略を全部実行できれば、もの凄く儲かる、・・・・)
頭の悪い正雄もさすがに理解したようだ。
だから、最近は戦略の勉強を始めたのだ、
しかし、昼間は店が忙しくて疲れており、
夜食事をしてから勉強を始めると直ぐに寝てしまうが、
正雄にすれば大変な進歩だ。
だから菜穂子が帰ってくる頃には正雄は寝てる事が多いので菜穂子も安心していた。
(頑張ってるのね、あなたも、)
菜穂子は夜遅くまで変わらずに勉強を続けている。

片桐は半年に1回は店にきてくれて、
経営戦略をアドバイスしてくれる、
本来なら多額なコンサル費用が必要なのだが、・・・
全体の戦略はまだ出来ていないが、売上は目に見えて増えている。
片桐からは、
「売り上げは増えているが、安心しちゃ駄目だ、戦略はまは半分も出来ていない、
 早く実行しろ、裏戦略も早く実行しろ、そうすれば驚く程儲かるから、」
「1年で全部実行できたら、次の戦略を考えてやる、」
こうアドバイスしてくれた。
(この先もあるのか、本当に凄いな、片桐さんは親戚とは思えないや、)
と思うお気楽な正雄だった。


[8] Re: 人妻菜穂子の人生  霧積謙 :2022/07/22 (金) 04:00 ID:N4jyoYTs No.30084


●近郊のモーテル



二人の逢瀬は、
都心から30分以上離れた、郊外のモーテルに移った。
一流趣味の片桐らしくないが、モーテルは声を気にする必要もなく、
チェックイン、アウトで顔を見られる事もない。
だからむしろ安全で、心おきなくセックスをする事が出来る場所だ。
今日は、土曜日、
重要な海外からの客を迎える、という名目で家をでてきた菜穂子、
今迄も何回か仕事があったので、疑われてはいない。
途中の駅で菜穂子をピックアップし、車でモーテルに入った。
時間は、11時過ぎ。

部屋に入るのを待ちわびた二人、
黙って抱きあい、長い間キス、舌を絡ませて、唾液を吸いあう、
中々離れない、
「着てきてくれたんだね、」
「怪しまれるから、途中の駅で、」
「似合うよ、」
「恥かしいわ、」
「脱いで見せて?」
「もう、・・・・」
濃紺の洋服、黒のガーターストッキング、
シースルーの黒のブラ、Tバックのパンティ、扇情的な格好だ、
菜穂子は、このような下着は付けた事はないが、男の好みだという事は知っている。
違和感はないが、じっと見られると恥かしい、ゆっくりと脱いで見せる、
じっと見ている男、視線が痛い程突き刺さる。
「これも教育の一環なの?」
「そうだよ、初級コース」
こう言って木曜の夜、渡された服と下着、ギラギラした目でみている男を見ると、
男って不思議なものだと思う。
「素晴らしいよ、」
こう言って抱きしめられる、服も下着も脱がされて、ベッドに引きづりこまれる、
キスをしながら、身体中愛撫される。
男は、惚れた女の身体を愛撫するのが好きだ、時に陰部を眺めたり、
舐めたりする、乳房を愛撫した後、全身を口で愛撫していく、
優しくて声が漏れそうになるくらい、優しい。
そして足を広げて、陰部を観察する、何度見ても飽きない所か、
益々好きになるらしい。
「そっ、そんなに見ないで、」
「恥かしいから、・・・」
菜穂子の訴えもむなしく、男は陰部に執着する。
眺めて、匂いを嗅いで、触って、舐める、
濡れていない陰部は、優しく愛撫される事でじんわりと中から、
愛液が染みだしてくる、ゆっくりとゆっくりと。
菜穂子の夫は、つばを付けて挿入してきて、あっというまに射精してしまう。
今迄は濡れる暇がなかったのだ、・・・
「うっ、・・・・・」
長い時間舐められると愛液が染みだしてきて、
同時に菜穂子の身体に火が付いたように、喘ぎ声が漏れだす。
控えめで小さな声だが、片桐の官能を刺激する、小さなソプラノトーン、
女の感じている声を聞く事は、喜びである。
やがて挿入をねだるようなそぶりを見せる菜穂子、あくまで控えめに、
「あっぅ、・・・」
硬いペニスが挿入される、たちまち菜穂子の身体が反応する。
身を委ねる表現が堪らない、狂おしい程いい気持ちになる、
熱湯のように熱い膣で、無意識の内に、ペニスをじんわりと包み込む。
たとえようにない気持ち良さが伝わる、素晴らしい女体なのだ、・・・・
今日は時間がたっぷりある、そう思うだけで官能的になっていく、
長い時間をかけたセックス、許されざる関係が飢餓感を生み、緊張と興奮をもたらす。
「いくよ、・・」
「きて、・・・」
コンドームを付けないペニスから、大量な精液がドクドクと注ぎこまれる。
全身を震わせながら、向かい入れる菜穂子、
たちまち菜穂子の膣が一杯になる官能的なセックス。
もうひとつの人生にも目覚めた菜穂子、その菜穂子の官能的な肉体の虜になった片桐。
二人はもう離れる事はできない関係になってしまった事を実感する瞬間でもあった。
誰でもが、こんな充実したセックスを、出来る訳ではない事を、
菜穂子も片桐も痛い程解っている、・・・

一旦離れて、シャワーを浴びる菜穂子、片桐もついていく、
モーテルの風呂は広くて遊べる、身体を洗いながら戯れる。
「いや、くすぐったい、」
「ああん、」
少女のような菜穂子の喘ぎ声が聞こえてくる、
乳房を揉みながらキスをする、幸せな時間だ。
風呂から上がると、片桐は違う下着を付けさせた。
「違う下着?あきれるわね、」
「下着のままビールを飲むの?」
「恥かしくていや、」
こういいながら従う菜穂子、とにかく良い女なのだ。
出前でとった食べ物で、ビールを飲む、
俗人的で幸せな時間、飲みながらキスしながら戯れる。
片桐にとっては何年も味わっていなかった女と過ごす、幸せな時間、
菜穂子にとって初めてと言える時間。
青春のような時間、二人の出会いは必然だったのだ、・・・・
「何これ、ボンテージ?」
「本当に厭らしいわね、」
「隠すところがないじゃない?」
「いいから、後ろをむいてみせて、」
「もう、」
網タイツ、見たい所だけが露出している下着?
そこから見える菜穂子の陰部、扇情的でそそる姿だ。
「はっ、はずかしい、」
片桐は興奮して菜穂子を抱きしめ、タイツを脱がせ、
再びベッドにもぐり込む。
何かを言おうとする菜穂子の口を塞ぐ、
抱きしめてキスしながら、愛撫、抗う菜穂子。
やがてぐったりとして身を委ねる、
細身だが、柔らかくて抱き心地の良い身体、・・・・
今度は、いきなり陰部に吸い付き、舐めつくす、
ぴちゃぴちゃと音をたてて、・・・
「いや、・・・・・・・・」
身をよじりながら逃れようとする菜穂子、掴んで離さない、
愛液が湧き出してくる、ズンとペニスが刺しこまれる。
「あっぅ、・・・・」
菜穂子は翻弄される、再び快感が下半身から湧き出てきて、
突かれる度に、狂おしい快感が襲う。
(もうだめ、この人と離れられない、)
菜穂子はこう思いながら、快感に身を委ねていく。
抱きあう幸せ、感じあえる幸せ、口を塞がれ、
乳房を揉まれ、下半身には大きなペニスが入っている、
菜穂子はもう元に戻れない、新しい扉をあけてしまったのだ。
下半身でペニスを感じている、片桐のペニスをしめつける動きは、
無意識の動きだ、・・・・

二人には多くの言葉はいらない、ひたすら抱きあう、
互いに人生の虜だ、・・・かたや人妻、かたや妻を亡くした男。
禁断の関係が二人を熱くする、
抱く度に違う変化を見せてくる菜穂子、素晴らしい肉体の持ち主、
今迄ぼんくらで貧乏な夫の傍で、埋もれていたのだ。
菜穂子は他の女のように
・卑猥な事をいったり、
・大声で喘ぐ事もしない、
・ペニスもまだ含んだ事はない、
バックで交わる事さえ殆ど経験がなかったのだ、
40を過ぎた人妻だというのに、・・・

片桐は思う、
菜穂子の中にドクドクと射精する快感は、狂おしい程だ、
もの凄く愛おしい、甘い唾液、甘ったるい体臭、興奮すると匂う陰部、
全てが信じられない程官能的だ。
だから、最近は片桐の方が気持ちが入り過ぎていて、
自分にブレーキをかけないと拙いくらいだ。
そんな片桐の気持ちも、賢い菜穂子は解っている、
菜穂子を抱くとき、今迄の余裕のある態度と違う。
(ふふふ、楽しい、)
菜穂子はこう思っている。

腕枕にいる菜穂子、
清楚で美人で有能なだけでなく、肉体も素晴らしい官能に成長しつつある、
眠っている菜穂子をみながら、
菜穂子の中に射精できる幸せをかみしめていた。
(早くこの素晴らしい女を妻にしなくては、)
(菜穂子を幸せにしなくては、)
こう思いながらも、菜穂子の身体を離せない、片桐だった、・・・・
この日は、夕方まで抱きあっていた。



●正雄の思い



正雄は、忙しく働いていた。
だから、菜穂子との性生活もおろそかになりがちで、
特に菜穂子が勤めだした頃は、仕事に夢中でそれどころではなかった。
一時は、2週間に一度程度に復活していたが、
段々回数が減り、最近は月に一回あるかないかで、
それも菜穂子に拒否される事が多く、なって少し疑いだした。
ひょっとすると、
菜穂子は片桐さんと出来ているんでは?そう思う事がある。
なにしろ、秘書でいつも一緒にいるようなので。
でも、どうする?
悩んでいたが、菜穂子に聞いてみる事にした。

「なあ、菜穂子、」
「なあに、」
「最近夜の方がご無沙汰なんだけど、相変わらず忙しいのか?」
「忙しいわよ、それがどうしたの?」
「どうしたって?、最近嫌がるから、」
「だから?」
「ひょっとすると片桐さんと出来てるんじゃないかと?」
「何を言い出すのよ、」
「もし、私が片桐さんと出来ていたら、あなたどうするつもり?」
「片桐さんを訴える?」
「よく考えてみて、あなた、」
「うっ、うん、・・・」
「じゃ、でかけるわね、」
「でかけるって?、今日は日曜だぞ、」
「短大時代の友達とランチ、」
「そ、そうか、」

予期せぬ反論だった。出来ていたらどうするんだ?
こう言われると反論できない、なにしろ片桐さんは人生の救世主だから。
それより、最近の菜穂子は、おどおどしていた菜穂子と別人だ。
自信家のキャリアウーマンに変身したのだろう、そう思わざるを得ない程だ。
また、最近の菜穂子は、
自分に気持ちが向いていない、
明らかに変わった、そう思っている正雄だった。
だから、正雄の感は当たっているのだが、
状況が状況だけに、・・・正雄は片桐と対決できるはずもなく、
悩んだ、・・・・・・


[9] Re: 人妻菜穂子の人生  霧積謙 :2022/07/23 (土) 04:15 ID:Wd.A4Lrk No.30085


●菜穂子の行動



菜穂子は、正雄が感ずいた事を知った。
でも、それはいずれ解る事で、もう片桐と別れるのは無理だから、
しかたがないと割り切っていた。
正雄には可哀そうだが、私が借金を肩代わりすれば
離婚してくれるかも、・・そう思っていた。
片桐から貰ったお金をためたり、仕事で知り合った会社に投資したりして、
菜穂子は2年程で、1000万の金を貯めていた。
あと、1500万程、片桐から借りて正雄に慰謝料として払えば、
さすがの正雄も別れてくれるだろう。
こう試算していた、・・・・
今の私なら、1500万程の金は簡単に稼げるだろう。
そういう自信があったし、実際に投資部門をいずれ担当したいと考えていた。
今の私には、仕事も夜も片桐が必要、
本来出会うべき人に出会ってしまったのでしかたない、と考えていた。

菜穂子は、早速片桐に相談した。
正雄が気付いた事、菜穂子が借金を肩代わりする案はどうか、と。
「解った、すぐ動くから少しまって、」
「君の案は嬉しいけど私がすべき事なので忘れてくれ、」
「それより君は、こんな情報を正雄さんにインプットしておいてくれ、」
(片桐さんは誠実な人だから、変に騒がない方がいいわよ、
あなたにとって必要な人なんだから、)・・・・・・
こんなニュアンスの事を刷り込み、騒がないように、情報操作してから、
会談をセットした。



●片桐と正雄との会談



片桐は、正雄に多方面から、菜穂子との関係を
それとなく知らせて、突然で動揺しないように下地を作っていた。
同じ事を言われるのでも、事前に言われると、
相当にショックが和らぐのも計算済みだ。
正雄の家、菜穂子も一緒だ。

「正雄さん、ご無沙汰しております、」
「こんにちは片桐さん、」
世間話をしてから、切り出した。
「正雄さん、ご承知だと思いますが、
私は菜穂子さんとお付き合いさせて頂いております、」
「・・・・・・・・・・・」
「もちろん、許される関係じゃないのは、承知の上です、」
「ご主人である正雄さんには、大変申し訳ないと思っており、
心からお詫び申し上げます、」
片桐はこういって土下座した。
「顔を上げて下さい、片桐さん、」
「はい、ありがとうございます、」
「菜穂子さんは、秘書として入社以来、本当によく働いてくれています、」
「そんな菜穂子さんを私は好きになってしまったんです、」
「私は、逃げも隠れもしません、いかようにも責任を取るつもりでいます、」
「うーん、どうやって?」
「正雄さん次第ですが、正雄さんが菜穂子さんと別れて下さるなら、
菜穂子さんと一緒になりたいと思っています、」
「形式は拘りませんので、事実上と言う事ですが、・・・」
「いやだといったら?」
「その場合は、菜穂子さんの意志次第という事になりますね、」
「うーん、そうですか、・・・」
「混乱しててよく解りませんが、何か条件のような物は考えていますか?」

「ぶしつけで誠に失礼ですが、聞いて下さい、」
「条件ですが、
・菜穂子さんを事実上解放して下さい、
・正式な離婚は下の子供さんが社会人になるまで待ちます。
・その間、菜穂子さんは私の所で暮らし必要な時には正雄さんの家に戻る、
・共有のような形をとっても構いません、
・正雄さんの家での束縛はしませんので、全ては菜穂子さんの意志に任せます。
・責任は慰謝料と言う形で支払いをさせて下さい、
・金額は3000万、借金を2500万清算し残り500万をお支払します。
・返済のために積み立てていたお金が300万程ありますのでそれもお返しします。
・それと今迄通りのコンビニの経営のコンサルも継続します。
以上でどうでしょうか、ご検討頂ければと思います。
菜穂子さんは大変だとは思いますが、・・・」

ここで、
菜穂子はきっぱりと言った。
[私は構いません、]
と、菜穂子の固い意志表示だ、・・・

正雄は、
「少し待って下さい、突然で頭が混乱しているので、一週間程、時間を下さい、」
「解りました、お待ちしております、
本当にご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした、」
深々と頭を下げて、片桐は帰っていった。
とことん、誠実な男だ。正雄は声も無かった、
怒鳴りたい所なのに、憎い男なのに、・・・
こうして、片桐の申し入れが終わった。


正雄は、2〜3日たってから、
菜穂子の友人を呼びだして聞いてみた。
「菜穂子の事なんだけど、聞いてる?」
「聞いてるわよ、」
「菜穂子は本気よ、正雄さん、」
「投資コンサルタントになりたい見たいね、」
「以前の菜穂子じゃないわね、自信ありそうだし、」
「もう主婦はしたくないって、」
「正雄さんが別れてくれなかったらどうするの?と聞いてみたわ」
「なんていってました?」
「裁判でもなんでもするって、」
「そうとうな覚悟ね、」
「そうなると正雄さんの会社が心配って言ってたわ、」
「最近上手くいってるんでしょ?」
「ああ、まずまずだね、」
「どう言う意味なのか解らないけど、」
「そうそう、裁判になれば、慰謝料数百万程度だから平気ともいってたわ、」
「そ、そうですか、解りました、」

正雄は、既に話は相当に進んでいる事を覚悟せざるを得なかった。
裁判になれば、殆どお金は取れない、取れても数百万、
それが世間相場、という事。



●菜穂子と正雄との話し合い



片桐と菜穂子との話し合いの後も、菜穂子は淡々と生活をしていた。
離婚の話は出ないが、すっきりした感じで、
家に帰るのも夜遅く、タクシーで帰ってくる。
ベッドも2年前から別々だ。だから、ゆっくり話をする時間がなく、
菜穂子と話をしたのは、土曜日だった。

「菜穂子、これからの事なんだけど、」
「はい、」
「どうしたら良いかな?」
「それはあなたが決める事でしょ、」
「条件も示されたんだし、」
「不満なら裁判でもなんでもしたら、」
「私はもう主婦はしません、」
「そんな事言われても、」
「応じるしかないわよ、」
「子供が帰る時は、時々帰ってあげるから、」
「3000万の利益を稼ぐのは大変よ、」
「借金がなくなり、なおかつ800万も貰えるのよ、」
「有り得ないでしょ、普通、」
「そうだけど、でも菜穂子がいなくなる、」
「片桐さんじゃない人だったら、私がいなくなったらもっと悲劇でしょ、」
「きっとゼロ円よ、」
「そっ、そうだろうな、」
「気に入らないなら裁判でもすれば、」
「片桐さんは痛くもかゆくもないわよ、」
「だって2〜300万で済むんですもの、」
「そうか、そうだな、」
「それにあなた片桐さんに裁判起こしたら干されるわよ、
そしたらコンビニなんか吹っ飛んじゃうかも、」
「脅すなよ、」
「もう私は以前の私じゃないんだから、諦めて、」
「条件を受け入れて前を向いた方がいいわよ、」
「うん、そうだな、そうするか、」
「俺はもう菜穂子は抱けないのか?」
「諦めなさいよ、抱くのは駄目だけど、帰った時、
裸ならあの人に内緒で見せて上げてもいいわよ、サービスで、」
「だめか、やっぱり、」
「諦めるか、・・・」
優柔不断な正雄に、結論がでたようだ。



●菜穂子の事実上の離婚



こうして、
菜穂子と正雄の事実上の離婚が成立した。
約束事は、念書として書かれて3人がサインした。
・正雄と菜穂子は離婚する。
・時期は次男が社会人になってから正式に。(多分あと1年程、)
・片桐は慰謝料3000万を正雄に支払う。
但し、借入金を相殺し、500万+積立分300万、
・菜穂子は、正式に離婚するまで、子供の世話で正雄の妻として時々戻る。
・離婚後も母親として正雄家にいく事は構わない。
・正雄は、菜穂子は家に帰る時に菜穂子の意志に反する事は強要しない、
違反した場合、本念書は無効となり金銭も返済対象となる。
以上。

最後の文章は、菜穂子が追加した。
家で強姦でもしたら全部パーよと、正雄は観念した。
もう菜穂子を抱く事は出来ない。
但し、菜穂子が良いと言えば構わない事に
なっているので、望みは残っているが、
菜穂子にその気がないので、絶望的だ。
・・・・・・・
こうして、
菜穂子は正雄と離婚して、晴れて片桐の妻になった。





●その後の正雄



正雄には、慰謝料3000万が早速実行された、
差引800万の入金。
同時に、2500万の借入金の完済証明が送られてきた、
これには正雄は本当に喜んだ。
最近設けた金が1000万程あり、合わせて1800万になる、
さらに、なんと菜穂子から慰謝料としてさらに500万が振り込まれた。
これで、合計2300万、正雄には大金だ、・・・
これを元に、念願の2店舗目が出せそうだ。
もちろん、相談相手も片桐だが、正雄は苦笑していた、
これじゃ片桐さんを訴えるなんて、どんな馬鹿でも出来ないな(笑)、と。
菜穂子という古女房は取られたけど、・・
正雄が知っている菜穂子は、どこにでもいる普通のおばさんだ。
だから抱いても5分で終わる精液処理係としてしか考えていなかったのだ。
投資コンサルタントの才能にあふれ、抱き心地抜群の女である事は知らない。
じゃないと3000万もの価値は付かないという事を。
ともあれ、正雄は菜穂子を諦め、新しい目標に向かった。



●その後の菜穂子



菜穂子は安堵していた。
これで新しい人生が始まる喜びで一杯だった、
菜穂子は、片桐から貰った金や、
投資のリターンで1000万以上の金を持っていたので、
慰謝料として正雄に500万を上げた。
正雄は、大喜びして菜穂子に言った。
(これで菜穂子との離婚を許す、)と。
この言葉が忘れられない、正雄はやはり馬鹿なのだ、・・・
菜穂子は、
こんな男と20年以上も暮らしていたのかと思うと、
慰謝料が欲しいくらいだと思った。
ともあれ、菜穂子は自由になった。
身の回りの物、引っ越しの準備などで忙しい毎日が始まった。


[10] Re: 人妻菜穂子の人生  霧積謙 :2022/07/24 (日) 04:15 ID:XjUN3ynA No.30087


●片桐の喜び



片桐は、計画通りに菜穂子が手に入ったので喜んでいた。
親戚での菜穂子の振る舞いをみて、
ずっと以前から菜穂子には目を付けていたのだ。
しかし、親戚の人妻をあからさまに奪う訳にもいかず、
なにより利口な女かも知らないのだから。
それが、向こうから跳びこんできたのだ。
想像していたのはまるで違う才能、おばちゃんからの脱皮、
抱き心地の良い女への変身、奇跡的なめぐり合せと言っていいだろう。
(だから、3000万なんて安いもんだ、
自分の財産は株と不動産で10億以上ある、
それより菜穂子が手に入り、妻として大手を振って世間を歩けるのが良い、
親戚は多少、非難するだろうが構わない、
親戚付き合いなどしなければ良いのだから、
それより、菜穂子を迎える準備をしなくては、・・・)
片桐は、、前の妻と住んでいたマンションを売り、
新しく都心の高層マンションを買って、準備をしていた。



●新婚初夜



菜穂子は、片桐が買った高層マンションに引っ越してきた、
引っ越しと言っても、殆どが着るもで、その他のものは全て用意がしてあった。
運ばれた荷物を二人で片付ける、楽しい作業だ。
これから菜穂子の派手な下着が増えるだろう、
今迄は隠しておく必要があり、全てが不自由だったのが全てが自由になったのだから。

夜、二人だけのディナー、
外から美味しい食事が運ばれ、菜穂子は主婦をしなくて良い環境だ、
「二人の結婚に乾杯、」
「乾杯、」グラスを合わせる幸せを感じる二人、
「菜穂子さん、今日から菜穂子だ、」
「はい、片桐さんじゃなくて、あなた、」
「待たせたね、」
「ううん、結ばれてから半年、あっという間だったわ、」
「嬉しいよ、とにかく、」
「家に帰る菜穂子を見ていて、抱かれちゃうじゃないかと嫉妬していたんだ、」
「知ってるわ、あなたが嫉妬していた事も、」
「私は必死にガードしたの、」
「でも、もうそんな事しなくていいのね、」
「ああ、不自由をかけた、」
「今日から菜穂子は私の妻だ、」
「宜しくお願いします、あなた、」
「こちらこそ、」
「正雄さんはが良く納得したね、」
「少し脅したの、そしたらすぐ降参、」
「頭が良くないから(笑)、」
「もう、忘れましょ、」
「ああ、そうだね、」
「これからは楽しくやろう、」
「はい、あなた、」

「いくつか確認しておく、」
「なんでしょう、」
「菜穂子は、原則主婦業はしなくて良い、」
「夜は食べる日だけ家政婦が作る、朝は、同じく家政婦が作ってあるから、
 パンを焼いたり、コーヒーを入れたりするくらいだ、」
「私も手伝う、」
「いいわね、手伝って、」
「週末は、土曜日にゴルフをする事が多いので君は好きにしてて良い、」
「但し、男と遊ぶ場場合は、事前に許可申請がいる、」
「それも何枚もの書類が(笑)、」
「そんなに書類書くのは嫌だから遊ばない(笑)、」
「子供は作らない、」
「はい、」
「君にだけ負担をかけたくないので、
 パイプカットしてきたので、君の避妊処置は外していい、」
「解りました、」
「仕事は今迄通り、秘書をやってほしい、」
「もちろん、時給は望むまま、」
「高いわよ、私、」
「ああ、解っている、菜穂子が自由に使えるカードの他に、
 ポケットマネーで給料を補てんする、表向きの給料は今迄通りで30万円、」
「了解しました、」
「仕事の望みはあるかい?」
「来年には投資コンサルの資格に挑戦するから、主婦業はなるべく勘弁して欲しい、
 そして、投資部門の責任者になりたい、」
「わかった、菜穂子ならきっと出来る、」
「その先は、麹町アセットコンサルタントとは違う企業を起こすかも知れない、」
「おいおい脅すなよ、」
「でも君の夢を応援するよ、」
「私が菜穂子を抱けなくなる頃には、君が社長になっているかも知れないな、」
「抱けなくなるなんて言わないで、80歳になっても抱いて下さい、」
「それじゃコミットメントじゃなくて目標で、」
「いえ、コミットメントでお願いします、」
「まいったな、こりゃ、」
「ふふふ、」
「ははは、」

「昼間は有能なキャリアウーマン、」
「夜は貞淑な妻、」
「いつまでも変わらない菜穂子でいて下さい、」
「解りました、」
「夜の教育は続くのでしょうか?」
「続く、これからは制限がなくなるから、楽しみだ、」
「家に居る時は、良い女でいて下さい、」
「あまり変な事は強要しませんから、」
「解りました、」
「後は、旅行にいって二人で人生をエンジョイしましょう、」
「賛成、」

「じゃ食べましょう、飲みましょう、」
「はい、あ・な・た、」
「今日は新婚初夜だね、」
「なんだか卑猥な響きですね、」
「そうだね、今日は寝かさないよ、」
「ふふふ、いいわよ、」
楽しい食事、将来の夢、
菜穂子の、片桐の妻としての務めが今日から始まる。

この日の菜穂子は、今迄とは違う深い快楽に包まれた。
この男の妻になった安心感、正雄の家に帰らなくても良い解放感、
待ち望んでいた期待感、情念のような湧き出る欲情、
様々なものが、交差して、涙を流させ、身体を痙攣させ、腰を震わせて果てた。
慎み深く、愛情に溢れ、それでいて表現のしようのない、
夫婦和合のセックス、・・・、
この夜、本当に寝ないで抱きあい、いつのまにか眠っていた、・・・・





●会社への報告



片桐は、菜穂子を妻に迎えた事をグループ全員に発表した。
・正式に菜穂子が離婚し、
・片桐の妻になった事、
・今後も、秘書を続ける事、
・だから、もう口説いても遅いと(笑)、
祝福する社員、本音では、菜穂子の事が可哀そうだと思っていたらしい、
例の古参社員のスピーチ、
「やはり社長も菜穂子さんの虜になってしまいましたか、」
「危ないと思っていました(笑)、抜群の才能、細やかな心くばり、
 清楚で圧倒的な透明感、どこをとってもこれ以上の人はいません、
 さすが、社長、御目が高いです、
 そんな社長を離婚してまで選ぶ菜穂子さんも凄いです、」
「おめでとうございます、」
最大級の賛辞が、菜穂子のほほを濡らした。


[11] Re: 人妻菜穂子の人生  霧積謙 :2022/07/25 (月) 04:30 ID:Q8oWw6Vw No.30089


●新婚旅行



片桐は一週間の休暇をとった。
菜穂子と新婚旅行だ、
ファーストクラスでいくタヒチ、天国に一番近い島、
菜穂子にとって人生が変わった事を実感する瞬間だ。
飛行機の中も快適だ、
サービスもよいし、なにより広々としていて気持ちが良い。
「ファーストクラス広くて素敵ね、」
「いいだろ、菜穂子と戯れも出来る、」
「戯れたいの?」
「ああ、」
「ふふふ、厭らしいわね、」
「いいわよ、して、」
「いや、やめとく、」
「ほらみて、」、スカートめくる
「おいおい、」、うろたえる片桐
そんなたわいのない会話が、ひと際楽しい、・・・
食事して、会話して、寝る、快適な飛行機の旅だ。
タヒチのホテルについて荷物を下ろした、
熱風のような気候、さすがタヒチか。

「夕方まで寝るの?」
「時差ボケ解消にはセックスが一番、」
「そうなの、したいの?」
「ああ、したい、」
「せっかく菜穂子がそばにいるんだから、でも寄る所があるから行こう、」
「もう、出かけるの?」
「さあ、ラフでいいから支度して、」
急いでタクシーで向かった所は教会の中の控室、
「あなた、これって、」
「そう、結婚式だよ、私たちの、」
「そっ、そんな事まで、」
絶句する菜穂子、現地の人に促されウエディングドレスに着替える。
町の小さな教会で、文字通り二人だけの結婚式。
祝福するのは、着付けを手伝う人、讃美歌を歌う人、神父、
ホテルから派遣されたカメラマン。
それだけ、・・・・・
片桐は目の前の菜穂子のウエディングドレス姿に見とれる、
スレンダーな菜穂子、身長もそんなに低くないのでドレスがとても似合う。
「綺麗だ、菜穂子、」
「ありがとう、あなた、」
皆が菜穂子の美しい姿を褒める、女優のように美しく、
本当にビーナスのようだ、・・・
人間の心は姿形に現れるというが、菜穂子が真にそうだった。

神父による儀式が始まる、
菜穂子は。なんじはこの夫を一生愛する事を誓うか?
と聞かれた時、この人と一生を過ごすために、
離婚までしたの、と叫びたい程の感動が菜穂子を包んだ。
涙の結婚式、片桐も泣いていた、・・・・・・




●ホテルの部屋に戻る



「あなた、本当にありがとう、」
「忘れられない結婚式、」
「嬉しくて涙が止まらないわ、」
「菜穂子、お礼を言うのは私の方だよ、」
「離婚してまで私に嫁いできてくれて、」
「感謝の言葉が出ない程感動しているよ、」
「あなた、・・・・・・」

二人が本当に夫婦になった瞬間だ。
二人で涙を流した後、ホテルの周りはまだ熱いので、
部屋でうたたね、幸せな時間が過ぎていった、・・・

目がさめると日はまだあるが、
もう夕方の時間、大きなベッドで寝ている菜穂子、
白のノースリーブ、柔らかなそうな生地のブルーのミニスカート。
スカートから太腿が見えていて片桐は襲い掛りたいような欲望を覚えた、・・・
人妻だった菜穂子、無理やり奪って妻にした片桐。
征服感、達成感、色んなものが混じりながら、
この瞬間を迎えた事に、最高の幸せを感じていた。

いまここで無理に抱かなくても、時間はたっぷり有る。
まだ初日だ、タヒチでは今迄出来なかった事もしよう、
シャワーを浴びていない菜穂子の女性器の匂いも嗅ぎたい。
きっと濃厚な女の匂いがするだろう、
でも、菜穂子は慎み深いから、抵抗するだろうな、
オシッコする姿も見てみたいな、それこそ変態扱いされ、
嫌われるかな?、片桐の思いは尽きなかった。





●菜穂子の正夢



ようやく菜穂子が目をさました、傍で菜穂子をじっと見ていた片桐。
「目がさめたかい、」
「今何時?」
「だいたい夕方、」
「そろそろディナーに行こうか?」
「はい、じゃ着替えるわ、」
「見てていいかな?」
「いいけど恥かしいわ、」
「裸を見られるより、」
「そうなのか、」
「そうよ、」

「ねえ、」
「さっき私を見てたでしょ、」
「ああ、どうして解った?」
「あなたが、私のあそこを舐めてる夢をみたの、」
「えっ、それで、」
「それが、シャワーを浴びていないあそこなの、」
「猛烈に抵抗して、」
「厭ぁぁぁ、って叫んで」
「で、その後は、」
「そこでおしまい、」
「ふー、」
「君は本当に凄いな、」
「実はさっき君を見ながら、」
「スカートから覗く太腿をみて、」
「このまま菜穂子のあそこを舐めたいな、」
「菜穂子は嫌がるだろうな?」
「そんな事を思っていたんだよ、」
「信じられないだろうけど」、
「君は霊感もあるのかな?」
「いや、そんな体験ないからないわよ、」
「あなたの気持ちが見えるのかも?」
「そ、そうだな、」
「じゃ、菜穂子の濃厚な匂いを後で嗅がせてくれる?」
「いやよ、」
「そんな恥かしい事、あなたに嫌われたくないし、」
「そうか駄目か、」
「もう、そんなにがっかりしないの、」
「食事に行きましょう、」
「ああ、」
菜穂子の慎み深さを破るのは、時間がかかりそうだ。



●ディナー


二人は、まだ時差ボケが残っていたが元気に食事をした。
ビールが喉を潤し、香辛料の効いた食事が食欲を誘った。
「美味しいわね、」
「ああ、美味しいね、生き返るようだ、」
「きょう結婚式もすませたので、後はフリータイムだ、」
「嬉しいわ、こんなに長い休暇、」
「いつも忙しいからな、」
「これからはあんまりがつがつしないで、旅行でも楽しむようにしたいね、」
「あなたはいいけど、私はまだ駆け出しだから、」
「しばらく忙しいのは覚悟してる、」
「そうだね、じゃ忙しい君の暇を見つけて襲う事にしようか、」
「ふふふ、襲いたいの?」
「いや、そういうわけじゃないけど、」
「いいのよ、あなたの希望はなるべく聞いてあげるわ、」
「まだ慣れないし経験がないから、少しずつ、」
「菜穂子が嫌がる事はしないさ、」
「私は菜穂子の虜だから、」
「ありがと、あなた、私もあなたの虜よ、」
息のあった二人の会話、長い間の夫婦のような、落ち着いた雰囲気が流れている。
満ち足りた食事の後は、バーにいって少しだけカクテルを飲む。
夜になると気温がさがりとても快適になる、
肩を寄せ合うカップルばかり、ここは天国に一番近い島、タヒチ。
心地よい時間が過ぎて行く、バーを出て海辺を散歩する。
道行くカップルは皆抱きあっている、
キスしてるカップル、
肩を寄せ合っているカップル、
中には交わっているのでは?というカップルも、皆、凄いのだ、・・・
二人も抱きあいキス、誰も気にする人はいない特別な場所。
解放感が二人のキスを応援する、菜穂子の甘い舌を味わう片桐、
キスだけでも素晴らしい女なのだ、
唇を離す。
「もう、こんな所で、・・・」
「新婚はどこで何もしてもいいんだ、」
「もう、・・・」
廻りはもっと凄い、ビーチチェアは、ベッドのような作りになっていて、
適当な感覚に並んでいる。
暗くてよく見えないが、皆セックスしているようだ、
抱きあって動かないカップル、下半身が動いているカップル。
「凄いわね、あなた、」
「ああ、セックスしてるよ、」
「プライベートビーチで許された場所のようだね、」
「菜穂子、してみようと、ここで、」
「ええ、本当にするの?」
「いやかい?」
「いいけど、外でなんて、・・・・・」
ビーチチェアの傍にきて、素早くパンティを脱がす。
「お願いだから舐めたりしないでね、」
「解ってるよ、」
菜穂子は恥かしがり屋だ、
チェアは広くて簡易ベッドのようだ、すかさず口を塞ぐ、
抗議ができないように。
「うっ・・・・・・・」
菜穂子の陰部を触る、そこはもうしっとり濡れている、
キスをしながら、服の上から左手で乳房を愛撫し、右手で陰部を愛撫する。
羞恥心が菜穂子を襲っているだろう、
塞がれた口の中でいやいやをしている、硬く勃起しているペニスを、
うむを言わせずずぶずぶと埋め込んでいく。
唇を重ねたままだ。
この方が菜穂子には都合が良い、顔がいやいやをしている、
(こんな所で、と・・・・・)
こねるように動かすと、観念したように静かになる、
快楽が菜穂子の羞恥心を吹き飛ばす。
そして、しがみついてくる、
小刻みに下半身を震わしながら、ドクドクと射精する。
「ゥ、・・・・・・・・・・」
腰を突出しながら、菜穂子も逝く、・・・・・・


[12] Re: 人妻菜穂子の人生  霧積謙 :2022/07/26 (火) 04:50 ID:ZqufibRg No.30092


●部屋に戻る



ビーチでセックス、初めての体験は刺激的だった、
直ぐに逝ってしまったし、菜穂子も濡らしていた、
チェアにはテッシュもあり、セックス場所のようだ。
新婚のための施設なのだ。
部屋に戻ると、菜穂子はシャーを浴びにいった、
片桐は、菜穂子の下着の匂いを嗅ぎたい、と思っていたが、我慢した。
いずれそんな事も出来るようになるだろう、急ぐ事はない、
菜穂子はもう妻なのだから、・・・
菜穂子がでると、片桐がシャワーをする、
ガウン姿の菜穂子がベッドで迎える、なんとも言えない幸せを感じる。
病気だった妻とは5年以上抱きあう事も出来なかったから、
女体が傍にある感触を思い出していた、・・・
柔らかな菜穂子の身体を抱きよせる、いい気分だ、・・・・
「ビーチも良かっただろ、」
「ええ、恥かしかったけど、感じた、」
「愛してるよ、菜穂子、」
「わ、・・・・・」
菜穂子の唇を塞ぐ、何度味わっても良い、甘い舌、
自由に出来る妻の唇、夫である事の証明みたいなものだ。

一度射精した片桐、余裕のある態度で菜穂子を愛撫していく、
全身を口で愛撫していく、
髪の毛、首筋、肩、腕、
乳房、脇、へそ、太腿、ふくらはぎ、足首、背中、
菜穂子のこの肉体の全てが、片桐の物になったのだ。
自分専用の女になったのだ、何時間でも愛撫していたい。
妻になったいまでも、菜穂子が欲しくて、欲しくて、
たまらない片桐。



●プライベートビーチ



翌日から自由の時間だ、何をしていても構わない、
二人だけの時間、
「菜穂子、」
「なあに、」
「今日から5日間、このホテル近郊で過ごすつもりだ、」
「はい、」
「ここでは、菜穂子をずっと抱いていたいんだ、だから嫌がらないで欲しい、」
「もちろんいいわよ、あなた、」
「私はもうあなたのものよ、いつ抱いてもいいわ、
ずっと不自由だったあなたを満足させてあげる、だからいつでも私を欲しがって、
あ・げ・る、から、・・・・」
片桐には、菜穂子が天使のように見えた。
自分の気持ちが解るのだろう、欲しくて欲しくしかたない欲望が、
菜穂子は本当に凄い女なのだ。
愛する夫に好きにさせてやろう、そのためには多少恥かしい事も我慢しよう。
そんな心使いが見えて嬉しかった、
嬉しくて、嬉しくて、抱きしめたい。

「少し周辺を散策してみようか?」
「はい、着替えるから少しまって、」
着替える菜穂子の姿を見るのも至福の時だ、下着姿も本当に美しい。
「恥かしいわ、見られてると、」
その恥じらいが菜穂子の美しさを増幅させる、
この場で襲いかかりたい、・・・苦笑する片桐、
菜穂子の下着姿は本当に美しい。
妻が傍にいるというのは、
下着姿や裸、などが見られるという事なのだという事を、改めて思う片桐だった。
菜穂子は、水着を着てガウンをはおり散策に出かけた。

ホテルの前は、プライベートビーチ、
広大な敷地に芝生、点在するビーチチェアにはパラソルがあり、
コテージのような休憩場所もある。
冷たいドリンクを売るショップも数件あり、
プールもある、海で泳いだら、コテージやチェアで休む、
温かいものも冷たいも飲める、ハンバーガーもある、
全てはカードキーで購入できる。
浮き輪や、遊び道具もある、なにしろ広大な土地だ、
となりのカップルがキスしていても気にならない距離がある、
新婚の為の徹底した施設なのだ。

「素晴らしいわね、ここ、」
「ああ、新婚モード全開ホテルだね、」
「なんでもあるのね、」
「ほんとだね、一日中ここで戯れていなさい、我慢できなくなったら、
どこでセックスしても構わない、ここはプライベートのホテル内だから、」
「そういうコンセプトのようだね、」
「あなたの言う通りみたい、」
「もう浜辺で抱きあってる、」
「新婚の私達向きだね、」
「戯れていたい、・・・・」
「ふふふ、・・・」
「裸でいる人はいないのかしら?」
「いないけど、チェアでしてる人は裸だよ、」
「それもそうね、」
夜の中には、こんな施設もあるんだ。
年配の二人が気おくれするような、所は微塵もなく、どうぞ新婚生活を楽しんで下さい、
何をしても構いません、存分に戯れて下さい、
適度な刺激が欲しい人は、ビーチチェアで人に見られながらセックスしても、
良いですよ、
そんな素晴らしいホテル&リゾートだ。



●太腿


菜穂子は、この旅行ではミニスカートを履き、
大胆に下着と太腿を露出し、片桐に見せてくれた。
スカートから見える下着は白かピンク、清潔好きな菜穂子の下着。
スカートから覗く下着や太腿が見えるたびに、
片桐はドキドキする程の興奮を覚える。

1週間前まで、人妻だった菜穂子、
夫がいる女性を好きになり、ようやく離婚が成立し、自分の物になった女。
前の夫はこの綺麗な身体を、自由にもて遊んだのだろうか、
抱いて、舐めて、楽しんだのだろうか、
時には、汚れたままの肉体を、楽しんだのだろうか、
想像すると気が狂いそうになる程の、嫉妬心が湧いて抑えきれない。
人妻だった頃には比較的冷静だったのに、
自分の物になったら、嫉視心が湧く、・・・

菜穂子は、この2年間で変身した、
少し綺麗なおばちゃんから、有能で抜群に美しい女に変身したのである。
仕事が菜穂子を磨き、努力が身体を綺麗にした。
女としては未成熟だったが、片桐に抱かれるたびに、変身をとげ最高の女に磨かれた。
今の菜穂子は高値の花だ、
誰もが羨むような女性器を持つ官能的な女なのだ。
菜穂子の美しいスカートから見える太腿は、
その奥にある花園を想像させ、驚く程魅力的だ、直ぐに抱きたくなるほど、・・・



●下着



旅行中は、部屋がひとつしかないから、
菜穂子が着替える時も、裸になる時も見る事が出来る。
昼寝など無防備な状態で、菜穂子の下着姿を見ると、片桐は、どうしようもなく興奮し、
襲いかかりたくなる衝動を抑えるのに、必死だ。
冷静で大人な片桐のイメージを保つには、菜穂子に嫌われるような行動はとれない、
余裕のある紳士でいる必要がある。

片桐は夢想する、
寝ている菜穂子の下着の上から顔を埋め、菜穂子の濃厚な匂いを堪能したい。
その後下着を脱がせて、濡れて匂いのする女性器を舐め尽くしたい、
そしていきり立ったペニスで、犯すように菜穂子に挿入したい。
菜穂子が大声で叫ぶようなセックスをしたい、片桐の夢想は尽きなかった。


菜穂子は、そんな片桐の夢想を薄々感じていた。
この人は、私をもっともっと破廉恥ではしたない女にしたいのだろう。
汚れた女性器も舐めたいのだろう、だから下着を穴があく程見ているのだ、
顔を埋めたいのだ。
願いは、全部叶えて上げたい、でも、そんな破廉恥な事、
菜穂子も悩んでいた。
羞恥心、慎み深さ、両親の教えは菜穂子の良さだ、
そんな慎み深い女性が、静かに果てるから、男はその姿に興奮するのだ。
菜穂子の下着姿は、興奮する、甘い体臭が漂い、
脳天を刺激し、下半身を熱くしていく、・・・・
タヒチは熱く、夜でもエアコンが必要な程だ、
だから、寝るときは、片桐はパンツだけ、菜穂子もパンティだけになる事もあり、
そんな菜穂子は扇情的だ、
先に目が覚めた片桐は、その下着姿に欲情して我慢できなくなると、
パンティを脱がせて、女性器を舐める。
寝る前にはシャワーを浴びて、綺麗にする菜穂子だが、
一晩寝た後の女性器には、
シャワーの後より匂いがこもっていて、興奮させられる。
片桐が菜穂子の陰部を舐め始めると、菜穂子が目をさます。
「ああん、またするの?」
「ああ、」
「あっぅぅぅ、」
菜穂子の喘ぎ声が片桐をさらに興奮させる。
我慢できなくなり、ペニスを挿入すると、たちまち熱い膣に包まれる、
何度挿入しても素晴らしい、菜穂子の官能的な女性器だ、
激しくピストン、これでもか、これでもか、と、
「菜穂子、愛しているんだ、」
「菜穂子、・・・」
名前を呼びながらドクドクと射精して果てる片桐、
静かに身体を震わせながら果てる菜穂子、何度も繰り返される行為だ。

そして再び眠る、起きてまた菜穂子の姿に欲情する。
パンティを脱がす、女性器を舐める、我慢できなくなり挿入、
そしてまた菜穂子の官能的な女性器に包まれ、快楽の果てに射精、
終わりのないセックス、・・・・
障害があった二人の性的飢餓を埋めるには、抱き続けしか方法な無いのだろう、
果てしない交わりが続く、・・・・・・



●感じる菜穂子



朝起きるとセックス、ビーチで散策、
部屋に戻りセックス、昼寝と戯れ食事のあと散策、
チェアでセックスが戯れ、部屋でセックス。
一日に3回か4回のセックスが、菜穂子を急速に変えていった。
菜穂子の人生になかった、性生活。
官能的な女性器は、いつもしっとりと濡れるようになり、
感度も格段に上がった。
感じる肉体になっていったのだ。
慎み深い菜穂子の喘ぎ声も、少しずつ大きくなり、
絶頂を感じる時間も長くなっていった、
古い殻が少しずつ壊れようとしていた。

「菜穂子、愛してるよ、」
「あなた、私も愛してる、」
「こんなに愛された事がないから、戸惑ったけど、感じるのよあなた、凄く、」
「素晴らしいよ、菜穂子の身体は、」
「最高の身体になりつつあるよ、」
「ますます虜になってしまう、」
「ふふふ、そんなにいいの?」
「ああ、最高だ、抱きたくてしかたなくなる、」
「いいわよ、私はもうあなたの妻なんだから、」
「菜穂子、」
「ああん、またするの、」
汲めども尽きない菜穂子の肉体、片桐の人生でも有り得ない欲望が突き動かす。
・・・・・・・・
下着から覗く乳房、寝ているパンティ姿、
何を見ても欲情する、菜穂子の肉体、清楚で美しい菜穂子。
秘めた官能的な女性器、そのじんわりとして締め付け感は、
名器と言われるような動きだ。
菜穂子の女性器は本来の姿を見せ始めたのだ、
男を狂わすような肉体に、・・・・
片桐が夢中になるわけだ。


[13] Re: 人妻菜穂子の人生  霧積謙 :2022/07/27 (水) 04:24 ID:EPf/EHLE No.30093


●菜穂子の姿



菜穂子は、片桐に様々な姿を見せてくれた、
もうこの身体はあなたのものよ、こんな意思表示だった。
白いパンティにガーター姿、何気なく後ろ姿をみせる、
有り得ない程のミニスカートで、・・

白い下着の上下、窓辺で着替えてくれる、
どう見て、そんな囁きが聞こえてきそうな美しい下着姿、・・
寝ている菜穂子は、扇情的だ。
ピンクの下着の上下お尻を突き出して寝ている。
美しくて、そして扇情的だ、また抱きたくなる、・・

窓辺で下着姿で涼んでいる、長い時間ではないが、
その姿を見せてくれている。
どう、あなたと、・・・こんな何気ない姿も、
妻になった印なのである、・・・

ハイビスカスを持って、窓辺でたたずむ菜穂子、
日光があたり眩しいくらいだ、その姿はまるで、ビーナスそのものだ。
こんな美しい女が埋もれていたなんて、
片桐は改めて思う、出会いに感謝だ。

「ねえ、あなた、みて」
振り返った片桐の目に飛び込んできたのは、
なんと菜穂子のパンティが途中まで脱がされた姿だった。
「なっ、菜穂子、」
「脱がせたい?、それとも履かせたい?」
「・・・・・・・・・・・・」
菜穂子が好きでしかたない夫の為に、
古い殻を破りつつある、菜穂子の心使いだ、・・・・



●外出


二人は珍しく、ホテルからでて、街に買い物に出かけた。
友人達への土産ものを買うためだ、
タヒチの名産を沢山買い、空港に届けさせた。
そんな時間もひときわ楽しい、
菜穂子の笑顔が飛び切り可愛くて、ここでも抱きしめたくなる片桐。
そんな片桐の気持ちが見えている菜穂子、賢いのだ、
とにかく菜穂子は、・・・

夕方ホテルに戻った、夕食まで少し時間がある、
菜穂子は夫がまた迫ってくるだろうと、思っていた。
この人は私が好きでしかたないのね、
運命の出会いの人、・・・

「菜穂子、怒らないで聞いて欲しい、」
「なあに、怒った事ないじゃない、」
「シャワーを浴びる前の菜穂子を抱きたいんだ、」
「決して菜穂子を嫌いになる事はないから、」
「・・・・・・・・・・・・」
「いいわよ、あなたの望みだったんでしょ、」
「菜穂子、・・・」
「いくら私でも解るわよ、いつも私の下着をあんなに見つめていたら、」
「そういう趣味なの?」
「いや、な、菜穂子の全てが欲しいんだ、」
「菜穂子じゃなきゃ駄目なんだ、」
「絶対に嫌がらないのよ、匂っても、」
「神に誓う、」
「もう、オーバーねこの旦那様は、」
「いいわよ、好きに味わって、」

ベッドに横たわる菜穂子、扇情的だ。
スカートの中に顔をもぐり込ませる、男の憧れだ。
目の前の綿のパンティ
濃厚な匂いに溢れていた、匂いを堪能する。
生の女性器の香りとも違う、男を興奮させる複雑な女の香り、
男は時にこの匂いに狂い、・・・・
犯罪を犯す程の魅力があるのだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
菜穂子は恥かしさに耐えていた、匂いのする下着に顔を埋める夫。
そんな趣味の男がいる事も、知っているし、
男の願望は叶えてあげたい。
片桐は長いあいだ、下着の上からその濃厚な匂いを味わい、堪能した。
菜穂子の陰部の匂いは、興奮させる匂いに満ちていた。

そして、パンティを脱がせる、しっとりとした陰部が顔を出す。
何度も見ている陰部から、もわっとした濃厚な匂いが漂ってきて脳天を刺激する。
(すっ、凄い、匂いだ、)
声に出して言えないが、嫌いになるどころか、
この匂いは癖になり虜になる、そんな興奮させる匂いだ。
菜穂子の陰部は、愛液等がまとわり尽いて、糸のような膜をはっている、
陰唇は閉じているが、その中には蜜が溜まっているに違いない。
(素晴らしいよ、菜穂子、)
愛液と思われる複雑な汚れは、濃厚な匂いを発している。
男を狂わせる匂い、そして味。
(ぬちゃ、・・・)
ぐにゃとして生肉のような感触の陰唇、濃厚な匂いが鼻をつき、
否が応でも勃起させる。
(こっ、これだ、これが味わいたかったんだ、)
片桐の欲望が、ピークに達しそうな程、興奮する菜穂子の女性器だ。
舐めて、味わい、匂いを嗅いで味わう、
口を押えて喘ぎ声を我慢している菜穂子。
恥かしさが菜穂子を興奮させ、片桐の欲望を増幅させていく。
片桐は、菜穂子の汚れた女性器を舐め尽くし、
今迄になく興奮していた、辺りに漂う菜穂子の女の匂い、
女性器の匂い、香水や体臭、これが混じってさらに片桐を興奮させる。
今迄のセックスより、遥かに濃厚だ、菜穂子も恥かしさに耐え、
殻を破ったように濡らした。

汚れた陰部にカチカチに勃起したペニスを刺し込む。
ずぶずぶと、・・
「あっぅぅぅ、」
声が漏れる菜穂子、今迄にない感じ方だ。
「菜穂子、大きな声を出してもいいよ、」
「我慢しなくていいよ、もう夫婦だから、」
「あぁぁ、だって、・・・」
「あぅぅぅ、」
バスバスと激しくピストン、
「あんあん、・・・・・・・」
ペニスを向かい入れるように腰を動かし、
ほとばしる愛液がペニスを包む、えも言われぬ快感。
強烈だ、・・・・
時にペニスを動かし、射精しそうになると締め付ける、
菜穂子の意志のようにうごめく膣。
「すっ、凄いぞ、菜穂子、」
「きもちいい、・・・・」
「あああ、あなた、」
「菜穂子、逝くんだ、」
「あああ、あなた、変よ、」
「何か変、・・・・・」
「うぅぅぅぅう、」
「あああ、いっいつ、・・・」
「菜穂子、」
「あなた、いぐぅぅぅぅぅぅ、」
ついに殻が壊れ始めた菜穂子、
慎み深さが官能の前に崩れ、激しく逝き始めた。
「菜穂子、いくぞ、」
「ああ、来て、」
「ああ、いくぅぅぅぅうぅぅ、」
ドクドクと射精、・・・
大量の精液が菜穂子の膣深く届く、ガクガクと腰を震わせながら、
ペニスをギューンと締め付けながら、菜穂子は逝った、・・・・



●殻を破った菜穂子


菜穂子は、官能の扉を開けて、
素晴らしい女になりつつあった。
感じる肉体、濡れる陰部、淫靡な匂い、うごめく膣、
官能的な喘ぎ声痙攣する腰、
そして激しく痙攣しながら果てる、
どこをとっても官能的だ。

旅行の最後は、菜穂子はふっきれたように、
惜しげもなくその肉体を片桐に与えてくれた。
不自由だった不倫時代、
未熟だった性生活を一遍させてくれた片桐。
今は夫だ、その安心感が菜穂子の殻を破り、
セックスにタブーはない、そんな性生活に変貌しようとしていた。
シャワーも一緒に入り、ガウンをきて経て膝をして
ノーパンの陰部を見せてくれ、横になって陰部を見せたり、
ピンクの美しい下着を見せてくれ、白いパンティを履いて、
お尻を突きだすようにして、片桐を喜ばせた。
たちまき興奮してパンティの上から菜穂子の匂いを嗅ぎ、
脱がして女性器を眺め、匂いを嗅いで楽しむ、
濡れる菜穂子、愛液が溢れでている時もある。
時には、
ソファで寝ている片桐の顔の上に、スカートを捲って乗ってくれる。
こんな姿も、妻が病気がちで楽しめなかった片桐には夢のような光景だ。
妻のパンティの匂いを嗅ぎながら、勃起させる、何をしても許される
夫婦だけの楽しみだ、・・・・



●帰りの飛行機



楽しかった新婚旅行も、あっという間に終わり、
二人は帰りの飛行機の中にいた。
「本当に楽しかったわ、」
「あなたに一杯抱かれて、」
「あっという間だったわね、」
「菜穂子ありがとう、」
「菜穂子が傍にいて、抱きあう事ができるこんな幸せな事はないよ、」
「菜穂子を妻に出来た事は、私の生涯の喜びだ、本当に感謝している、」
「私の変な願望も叶えてくれて、・・・」
「ふふふ、変な願望ね、」
「私はもうあなたの妻よ、」
「あなたが望む事を叶えてあげるのが妻でしょ、」
「菜穂子、かならず幸せにするから、」
「お願いします、」
満ち足りた二人、飢餓のようなセックスからようやく解放され晴々としていた。


[14] Re: 人妻菜穂子の人生  霧積謙 :2022/07/28 (木) 04:24 ID:WjNScsK2 No.30094


●新婚生活の始まり



都心の高層マンションの新婚生活、
菜穂子は主婦業は殆どしない。
夕食も家政婦が作ってくれたものを温めて出す程度だ、
片桐もまめに手伝うが、普段は忙しくて外食が多い。
菜穂子は、仕事に精を出し、
夜は片桐の女になる、これが菜穂子の仕事だ。
普通の新婚夫婦とはかなり違う。

驚く事に、片桐は毎日菜穂子を抱きたいと言ったが、
それだと飽きるから、水曜日と金曜日、土曜日の3日間に制限した。
生理の時は休みなので、丁度良いサイクルだ、
片桐は、高校生のように菜穂子を欲しがる、
菜穂子の虜なのだ。



●変身した二人



菜穂子は新しい生活になじんだ
仕事は一心不乱に、取り組んだ。
片桐が感心するくらい、会社では、妻ではなくパートナーだ、
それもとびきる有能な。

性生活も充実している、
菜穂子は、片桐に内緒で豊胸治療を受けた。
それもシリコンパッドではなく、ホルモン注射を中心とした最新科学治療だ。
極端に大きくなく、半年程度で馴染んできた。

片桐は驚いた、
「菜穂子、胸を大きくしたのか?」
「ええ、ホルモン注射を中心にした最近療法で、」
「そんな事までしなくても、不満はないよ、」
「いいのよ、男は大きい方が良いんでしょ、」
「旦那様の喜ぶ顔が見たくて、」
「菜穂子、・・・」
片桐は菜穂子の思いに感動していた、
こんな治療をしてまで、私を喜ばせたいなんて、・・・

菜穂子の肉体は、
文句を付けるところが無い程に変身した、
・官能的な肉体、
・豊満なからだ
・ぬれる陰部
・しめつける膣
・ソプラノのような喘ぎ声
・慎みを失わない精神
全てが、素晴らしい。

最近では、片桐の嫉妬がおかしい、
菜穂子が、男といると焼もちをやく、・・・
結婚前と逆だ。
豊満な身体になると、雰囲気ががらりと変わる、
抱いた時の感触がまるで違い、柔らかくてもの凄く気持ちいいのだ、・・・
片桐は、感動していた。
女の肉体と言うのは、こうも変わるものか、と。
前の妻も乳房は小さく、抱きあった時に、
ぬいぐるみを抱いたような柔らかさは、なかったが、
今の菜穂子は違う、とにかく抱き心地が抜群だ。
それに、菜穂子は若返り益々美しくなってきている、
仕事とセックスが菜穂子を磨いているのだ、
もう圧倒的に美しい、清楚な透明感、女優のようなオーラが出ている。
一緒にいてドキドキする程だ、もう片時も離したくない、
毎日でも抱いていた、そんな気持ちにさせる程の変身だった。



●香港へ仕事で



香港に仕事で菜穂子を同行させて、
行った時も、片時も菜穂子を離さず、呆れられた。
仕事が終わると、ホテルに戻り早速セックス、
食事もそこそこに、また挑んでくる。
翌日も同じだ、仕事は早く終わらせたい、
菜穂子とセックスしたいのだ。
夫婦で毎日一緒にいるというのに、新婚から1年以上が経つというのに。
前より求めてくる片桐、あきらかに精力が強くなっている。
普段は、水曜日、金曜日、土曜日が菜穂子を抱ける日だ。
他の日は抱けないように菜穂子から、制限されている。
飽きないように、疲れないようにという菜穂子の配慮だ。
だから、水曜になると会社でもそわそわしている。
早く仕事を終わらせたい、早く家に帰ろう。
そんなオーラ全開なのだ。
天才コンサルタントの面目はまるで無い。



●土曜日の二人


最近の片桐は、日曜にゴルフに出かけて、
土曜日は家にいる事が多くなった。
その土曜日は、前日に菜穂子を2回だいて、
そのまま抱きしめたまま眠る。
起きるとそのまま抱く。
そしてブランチを食べた後も、菜穂子の身体を離さない、
菜穂子があきれる程。

「ねえ、そんなに私を抱いていて、飽きないの?」
「あきる何処か益々欲しくなる、」
「不思議なんだけど、」
「もう菜穂子なしで生きていらない身体になったのは、私の方のようだ、」
「おかしいわね、」
菜穂子の身体は、汲めども尽きる事のない井戸のような奥深さがある。
「狂いそうなくらいだ、」
「不思議な人、」
「菜穂子は欲しくならないのか?」
「そりゃ欲しくなる時はあるけど、あなたのように何時もじゃないわ、」
「第一、それじゃ仕事にならないじゃない、」
「そうなんだけど、」
「菜穂子、今日はずっと抱いていていいか?」
「いいけど、身体壊さないでよ、」
「大丈夫、最近の私は絶倫なんだ、」
「本当にあきれるくらい強いわね、」
「一日に3〜4回もしてるし、・・・」
「でもそんなに愛されるのも悪くないわ、」
「私に魅力があるという事でしょ?」
「もちろんそうだよ、菜穂子は最高だ、」
「あああん、またなの、」
菜穂子の肉体は、美しく変化した。
乳房が豊満になった事で、抜群の抱き心地となり、
蠢く膣は、片桐のペニスを翻弄し虜にした。
女性器は発達して、たとえようのない、気持ち良さを伝えてくる、
こんな抱き心地の良い女、世間のどこにもいない。
片桐はそう思う、・・・・



●離婚事務手続き



正雄の次男が社会人となり、
二人の子供に離婚が伝えられ、書類上も離婚が成立した。
実質的には1年半前離婚しているが、子供は知らなかったのだった。
二人の子供は、あまり驚きだと思わなかったようで、
(ここまで待ってくれてありがとう、)
とお礼を言われたくらい、もの解りが良かった。
(小さい頃、正雄と菜穂子が経済的に苦しくて、暗い顔をしていたり、
喧嘩していたり、してたので今の明るい顔をみる方が、余程良い)、
と言われた。
時に正雄が自信のある顔つきになったのが、頼もしいと。
正雄は、
(家でも建てる時には援助してやる、いつでも言え)、と自信満々だった。
子供たちは、喜んで現在の住まいに帰っていった。
「菜穂子、いや菜穂子さん、」
「長い間待たせた、」
「お蔭さまで子供たちは皆理解してくれて、ほっとしている、ありがとう、」
「正雄さん、こちらこそ長い間、お世話になりありがとう、」
二人は、しばらく世間話をしていたが、
「今日だけ菜穂子と呼ばせて、」
「いいわよ、」
「今日でしばらく会えないと思うけど、最後に菜穂子の裸を見せてくれないか、」
「裸を見ながら、自分でするから、」
「最後の頼みだ、頼む、」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
嫌だとぃつても、前の夫で20年以上も暮らした仲だ。
菜穂子は可哀そうになり、願いを聞いてやる事にした。
「乱暴しないでよ、」
「ああ、しないよ、」

菜穂子が服を脱ぐ、・・
正雄が知らない豊満な胸が現れる、・・・
絶句する正雄、・・
「菜穂子、胸を大きくしたのか?」
「ええ、あの人が大きい方が良いっていうから、」
菜穂子は思った、本当は嘘だが正雄に嫉妬させたかった。
私を苦しめたこの男に、・・菩薩のような感情と、
苦しめてやりたいという感情が交差した。
正雄は、解っていたけど、菜穂子はもう俺の知らない人になったんだね、
残念だけど、・・・と思った。
「全部見たい?」
「ああ、見せてくれ、」
「自分でするから、」
「それじゃ、見て、」
菜穂子は正雄に尻を向けて、
パンティを半分くらいまでずらして、陰部を露出させた。
菜穂子の陰部が見えた、濡れていないし、陰唇も閉じられているが、
懐かしい菜穂子の女性器だ。
近づいて見るが、匂いも殆どしない、
じっとみている正雄にじれて、菜穂子は、正雄の方を向いて裸になった。
動かずに見ている正雄、
「よく見たいでしょ、」
「見ながら、自分でして、」
こう言いながら、女性器を自分で少し広げて中身を見せてくれた。
「・・・・・・・・・・・・」
「菜穂子、凄いよ、」
こういいながら、
ペニスを出して扱く正雄、鼻息が陰部にかかる程近づいてい。、
秘かに匂いも嗅いでいる、正雄の息が次第に荒くなる。
「菜穂子、・・・・・」
正雄も小さく菜穂子の名前を呼びながら自分の手に放出した。
懐かしい菜穂子の女性器、正雄はようやく踏ん切りがついた。
「ありがとう菜穂子、」
「これで菜穂子の事は忘れる事にする、ありがとう、」
正雄の言葉が身にしみた、・・・・


[15] Re: 人妻菜穂子の人生  霧積謙 :2022/07/29 (金) 05:54 ID:okzsTr02 No.30095


●そして数年が経過した



菜穂子は必死に勉強し、資格も取り、本格的に投資家の仕事を始めた。
成果は目覚ましく、あっと言う間に菜穂子は投資部門のトップになっていた。
片桐の秘書役は別の女性に引き継いだが、
朝、菜穂子が細かく指示していた、片桐の重要な顧客は菜穂子も同行するが、
今や不動産部門より、投資コンサル部門が稼ぎ頭だ。
不動産の重要顧客は、皆菜穂子のファンで投資家になっており、
多額のファンドマネーが集まっている。
「菜穂子投資銘柄、」
「菜穂子投資ファンド、」
最近はこう呼ばれて、最高のプレミアムだ。

「社長、凄いですね菜穂子さんは、奥さんじゃ無ければ、引き抜かれてますね、
 年収1億くらいで(笑)。なにしろ抜群の眼力です、
 菜穂子さんが駄目といった会社は殆ど駄目で、
 投資した会社は皆急成長、お蔭で、含み益は100億を超えました。
 社長、来年上場する会社の株だけで、軽く50億は固いですよ、
 菜穂子さんと喧嘩するとこの会社の儲けが吹き飛びますよ、離婚なんかしたら、
 社員が皆辞めちゃいますから、気を付けて下さいよ、」
「おいおい、脅かすなよ、仲がいいから大丈夫だよ、」
「それなら良いですけど、実はスカウトの話が何件か来ていて、
 社長に内緒の案件もきてます、菜穂子さんは相手にしていませんけど、
 私なら行こうかと思うような好条件もあったりして(笑)、
 心配しておいた方が良いですよ。」
「ああ、解った。」
「それから、アメリカからきた外資のファンドマネージャが菜穂子さんに
 惚れちゃった見たいで、猛烈にアタックしています、
 こいつは、仕事じゃなくて菜穂子さんに惚れたようで、
 恋人になってくれって、言ってるらしいですよ、」
「菜穂子さんから聞いてますか?」
「いや、聞いてないけど、」
「まだ30代ですが、若くてハンサムで超ヤリ手ですから、
 気を付けて下さい、なんたってアイラブユー攻撃ですから、」
「ありがとう、聞いてみる、」

片桐は、ドキッとした。
思えば菜穂子を奪ったのは、
片桐だが、正雄とはレベルの差があったから、上手くいったが、
逆のパターンがないとも限らない。
片桐がもっていた漠然とした不安、
それは、菜穂子の恋敵が現れる事だった。
片桐がそうだったように、人妻だろうが独身だろうが、
そんな事は関係ないのだから、・・・
アメリカ人の若いファンドマネージャ、
しかもハンサムで熱烈だと言う。
菜穂子はそんな男にぐらつくか?最近の菜穂子は以前とも違うので、
どんな心境か、解らなかった。
とにかく、聞いて見よう、菜穂子に、・・・

その夜、
片桐は、外で夕食を食べながら、菜穂子に聞いた、
「菜穂子、最近菜穂子にお熱のやつがいるらしいな?」
「ふふ、聞いたの?」
「若くてハンサムで優秀で、金持ちで申し分ないわ(笑)、」
「いったい菜穂子はどうするつもりなんだ?」
「そうね、あなたに嫌われた時のスペアにとっておこうかと思ってるの、
 どう、心配になる?」
「なるさ、心臓に悪いよ、」
「馬鹿ね、天才経営者がそんな弱気じゃ、私取られちゃうかも、ふふふ、」
「おいおい、そんな事いうなよ、」
「仕事にならないから、」
「もう、大丈夫に決まってるでしょ、でもあなたのライバルが一人くらい、
 居てもいいと思わない?」
「思わない、」
「駄目か、じゃやめとく、」
「ふふふ、」
最近の菜穂子は、言動も大胆だ。



●菜穂子の評判



菜穂子の評判は、益々大きくなっていった、
投資家として、バフェットの再来かと言われる程で、
外資のファンドマネージャが会いにくる程だった。
当然、片桐の所には菜穂子と一緒に仕事をしたい、という申し込みが相次いだ、
中には、菜穂子が片桐の妻だと知らないで、
菜穂子さんと付き合いたい、といってくる投資家もいた。

しばらく時間が経過し、
片桐はアメリカのファンドマネージャの件は、忘れていたが、
菜穂子から相談があった、
「ねえ、あなた、」
「なんだい、」
「以前話した若くてハンサムなファンドマネージャだけど、断ってもしつこくて、
 何度も何度もくるの、彼、来月ユーヨークに戻るらしいんだけど、
 一緒に行こうってしつこいの、どうしても行けないといったら、
 びっくりするような事を言ってきたの、」
「なんて?」
「プレミアム菜穂子のパワーを貰いたい、
 セックスしてエッセンスを身体に浸みこませるのが一番良いんだけど、
 駄目なら、菜穂子の履いた下着を買いたい、
 それを身体に浸みこませると、言ってきたの、」
「こいつ、ただの変態かと思ったんだけど、しつこくて、」
「だから1億円なら売ってやるって行ったの、」
「そしたら?」
「泣きだしそうだったわ、そんなに払えないって、」
「馬鹿でしょ、」
「それで話は終わりなの?」
「彼また別の事を提案してくるかも知れないわ、」
「陰毛を10万円で売れとか?」
「馬鹿な事考えそうだから、」
「要求がきたらまた相談する、」
「1億円用意してきたら?もちろん売るわよ、考えるまでもないわ、」
「セックスする訳じゃないし、」
「貞淑な妻でしょ、ふふふ、」
片桐は思った、菜穂子はこんな際どい会話も心底楽しんでいる。
余裕があるのだ、と。



菜穂子は、47歳になった。
益々若返り、その美貌は評判だ、
年々若くなっていく美魔女、菜穂子の事だ。
本人も自覚しているし、謙遜してるが本音は、
どう?、という感じが見え隠れしている。

どう見ても30代にしか、見えない。
女優のような透明感には磨きがかかり、圧倒的だ。
この人は奇跡なんじゃないだろうか、社員の間では評判になっていた、
またその内片桐も捨てられちゃうんじゃないか、
過去の経過を考えると、その可能性がかなりあると噂していた。

始めての投資家は、
菜穂子に会うと大抵驚き、こんな若い人ですか?といぶかる。
そして、この人が噂のプレミアム菜穂子さん?
といって感激する、
実際菜穂子が普通のワンピース姿でいると、どう見ても女優に見える、
それ程のオーラだ。
菜穂子は、自身に溢れている、
投資して設けたお金も、菜穂子の口座に数億円ある、
もう片桐に食わして貰わなくても、充分に食っていけるし、引き抜きも多数きている、

実は、菜穂子は
例のアメリカ人(マーク)とは、際どい所まで実際にいったのだった。
食事にいって、キスもしたし、ペッテイングらしきものもした。
服の上から乳房を揉まれ、パンティに中に手を入れられている。
大胆に、そこまで許したのだ、・・ただ、セックスまではしていない、
かろうじて踏みとどまった。
その時の興奮、ドキドキ感は、片桐と始めて不倫した時と同じ高揚感だった。
興奮したマークは、菜穂子を欲しがった、
菜穂子を妻にしたい、だから夫と別れてくいれ、
ニューヨークで一緒に暮らそうと哀願してきた。

菜穂子は、正直少し悩んだ、
当時は片桐の束縛が少し嫌になりかけていて、刺激が欲しかったのだが、
相手が夢中になってしまった。
菜穂子の陰部まで触って、菜穂子の匂いを嗅いだから余計だ。
アメリカ人にはない、濃厚で勃起させる匂い、しかも上品なのだ。
マークは、ワンダフルだ、菜穂子、
と言い続け、路上で菜穂子の身体を離さなかったのだ。
困った菜穂子は、
(セックスは出来ないが、下着をプレゼントする、)
こういってなだめた。
マークはしぶしぶ納得し、その場で脱いだパンティを貰った。
(私の分身だから、大事にしろ、)
(ツキが訪れるはずから)
こう菜穂子が言うと、ようやく納得して帰ったのだった、

菜穂子は、男の生理を甘くみて危うく強姦されそうな雰囲気だった、
そして、この一件は菜穂子をさらに成長させていった。


[16] Re: 人妻菜穂子の人生  霧積謙 :2022/07/30 (土) 04:48 ID:gPhMrt5c No.30099


●若い投資家



菜穂子は、益々良い女となり廻りにそのオーラを振りまいていた、
菜穂子は、マークとの一件から少し考えるようになった。
そう、片桐だけじゃなくて、
他の男も知ってみたいと思うようになっていたのだ。
片桐との誓い、一生をささげると言った気持ちに偽りはないが、
菜穂子の成長が違う世界をこじ開けようとしていた。
過去に、片桐によって違う世界に入ったと同じように、
別の人が菜穂子を連れて行こうとすれば、可能になるという事だ。

菜穂子が最近気になる男、
それは新進気鋭の俳優で投資家の「高坂」だった、
まだ37才、菜穂子とは10歳も違う。
評判を聞いて、プレミアム菜穂子に会いにきたのだが、
菜穂子に一目惚れしたのだった。
女優のように綺麗な女性は見飽きていて興味がないが、
菜穂子のように美しくて透明感があり、
天才的投資家、という才能に惚れたのだ。
高坂は、昭和の俳優のような圧倒的な清潔感にあふれ、
それでいて男っぽくて、もの凄い存在感のある俳優だった、
だから、オファーが殺到して、でる映画を選んでいる程だった。

そんな高坂を菜穂子はどうみたか?
ドキッとしたのだ、菜穂子の下半身に衝撃が走ったのだ。
菜穂子の住む世界にいない男、
お金持ちは沢山いる、菜穂子が欲しいという爺さんも沢山いる、
頭の良い人も沢山いる、しかし、高坂には清潔感と男気があり、
男の色気が漂う、しかも圧倒的だ、・・・

高坂は、菜穂子のプロジェクトに参加し投資を始めた。
何名かいる投資家とグループで、
検討して投資するグループファンドの集まりだ。
高坂は、もの静かで、皆の意見を聞いて、勉強しようとしていた、
そしてプレミアム菜穂子をじっと見ており、
菜穂子も意識せざるを得なかった。
何か月か経過した後、高坂は菜穂子を食事に誘った、
菜穂子は、直ぐにOKをだし、高坂いきつけの店で食事をする事になった、
もちろん個室だ。
「菜穂子さん、よく来てくれました、」
「今をときめく新進俳優さんですから、」
「建前はよしましょう、」
「今日は、楽しく食事をしましょう、」
「はい、了解しました、」
世間話、や投資話等をして食事が終わる頃、
高坂が切り出した。
「菜穂子さん、私は皆さんのいる世界から見たらアホの俳優業かと
思われる所にいます、」
「はい、そう思っている人が多いと思います、」
「でも、私なりに努力してきたつもりですが、菜穂子さんのような才能にあふれ、
自信満々の女性を知りません、」
「はい、それが、」
「はっきり言いますが、私は菜穂子さんに一目惚れしました、」
「はい、」
「菜穂子さんのような人を、恋人に持ちたいんです、」
「私の恋人になって下さい、」
「私が人妻である事は御存じですよね、」
「はい、知っていますが、関係ありません、」
「菜穂子さんの気持ち次第だと思います、」
「あなたも自信家なのね、」
「断る訳ないという自信ですか?」
「いいえ、断られても傷つかない、経験を積んだ事とストレートな気持ちです、」
「あなたを抱きたいんです、」
「ふっ、随分とハッキリと言うんですね、」
「私はそんなに安くないわよ、」
「知っています、金銭で落ちるような人じゃないと思っています、」
「例え数億積まれても、その程度じゃ寝ないわ、」
「お金に困ってないので、」
「でも、高坂さんならいいわ、」
「あなたのような人に興味があるから、」
「いいわ、抱かれましょう、高坂さん、」
「さすが、菜穂子さん、凄いですね、」
「感心します、」
「じゃ、この後良いですか?」
「ふふふ、その顔は部屋を用意してある、という顔ね、」
「その通りです、」
「いいわよ、自信家の俳優さん、」

部屋は、最上階にスイートが用意してあった。
流石に俳優、部屋に入り、冷たい物を飲む、
高坂に抱きしめられる、唇が重ねられ、舌が入ってくる。
菜穂子の胸は高鳴る、心臓の音が聞こえる程、・・・・
大きなベッドに倒れこむ、
抱きしめたまま、服を脱がされる、協力して下着姿になる。
「まって、シャワーを浴びてくるから、」
「必要ない、あなたの匂いがなくなる、」
「・・・・・・・・・・・・」
(この男も匂いを嗅ぎたいのか、・・・)
菜穂子は、そんな男が多いのに驚いたが、黙って許した。
パンティだけにさせられ、顔を埋められる。
気鋭の俳優は、時々野獣のような眼をする。
「素晴らしい、いい匂いだ、」
(ああ、この男も、・・・)
菜穂子の匂いを堪能し、そしてパンティを脱がせる、
有無を言わせず、抵抗する菜穂子も無視し、
汚れた陰部にしゃぶり付く。
少し荒々しい、
「ああ、優しくして、」
「うぐ、ぅぅぅ、」
菜穂子の興奮はピークに達しようとしていた。
初めての男にシャワーもせずにあそこを舐められる、
心臓がバクバクしている、・・・
高坂は、執拗だった、汚れは舐めとり、
愛液はすする、
ずずぅぅぅ、と音を立てて、・・・・

高坂は、しばらく菜穂子の愛液を舐めていた、
そして菜穂子の準備ができたと思う頃、
素早く裸になり、重なってきた、
ずんずんと入ってきたのは、鉄のようにカチカチでもの凄く大きなペニスだった、
「あっ、うぅぅぅうぅ、」
めりめりと音がしそうな程、膣が広がってくる、
「ああ、大きすぎる、・・・」
「あ、あう、ぅぅぅぅう、」
無言で刺し込まれたペニス、奥まではまっている、
それに上になっている高坂の身体は、鋼鉄のように引き締まっていて硬い、
肉体もペニスも硬いのだ、
菜穂子が初めて経験する鋼のような肉体の男、刺し込まれた大きなペニス、
なにもかもが初めてだ、
ゆっくりと動き出す高坂、
「あっうっぅぅぅ、」
自然に声がでてしまう、やがて動き出し、次第にスピードが速くなる。
「あっあぅぅぅうぅ、」
喘ぎ声しか出てこない、苦しいのと凄いのと両方だ、
「あん、すっ、凄い、ぃぃぃい、」
少しして湧き上がってきた快感、
それは今迄と次元の違う物だった、圧倒的な大きさと硬さ、
一杯になった膣を内蔵毎ひきづり出すような感じる動き。
「あ、あうぅぅ、」
「あああん、あん、あん、・・・」
高坂の動きに合わせて喘ぎ声が漏れる、
その声は次第に大きくなり、絶叫のようになっていった。
「ああ、あう、凄い、」
「ああ、いい、いいぃぃぃ、」
「あぐ、あう、いぐぅぅぅぅう、」
次々に襲ってくる快感、
(あああ、もうだめ、・・・)
そう思いながら、気が遠くなっていった、
・・・・・・・・・・・・
気が付くと高坂が顔を覗いている、
「えっ、・・・」
「逝きましたね、」
「感じる良いオマンコだ、」
「素晴らしいですよ、」
高坂は、露骨な言い方をしてきた、
良いオマンコ、・・・
菜穂子の耳に激しく響いた、・・・
ズンズンと動き出す、
大きなペニスに慣れない菜穂子のために、遠慮して動いていたようだ、
今度は激しく動いてくる。
「ああ、あっぅぅぅ、」
「うぐっぅぅぅぅぅ、」
「あああ、いぐいぐぃぃぃぃぃい、」
喘ぎながら、菜穂子も大きなペニスを締め付ける、
愛液を流しながら、菜穂子の官能的なうごめく膣だ。
「おお、凄いぞ、」
「いいオマンコだ、」
激しく動く、絶叫のように喘ぐ、そしてまた逝く、
「中にだして大丈夫か?」
「大丈夫、出して、」
ドクドクと射精してくる高坂、もの凄い量だ、溢れ出る精液、
(この男は凄すぎる、・・・)
菜穂子は再び失神した、
・・・・・・・・・・・・・・・・・
気が付くと高坂は上に乗ったまま、
ペニスも刺し込まれたまま、その硬さを失っていない。
「菜穂子さん、良いオマンコだ、」
「素晴らしい、」
「そ、そんな事、」
「蠢くオマンコ、いいですね、」
「男が離さないわけだ、」
「・・・・・・・・・・・・」
「菜穂子さん、このまま続けますよ、」
「えっ、・・・・」
再び動き出す高坂、射精しても失わない硬さ、
抜かずに出来る持ち主、
(す、すごい、この男は、)
(もう、駄目かもしれない、私、)
菜穂子はそう思いながら、激しく動かれ、
湧き上がる快感に震えながら、身を委ねていた。
・・・・・・・・・・・・・・
連続して3回の射精、時間は3時間、
何度失神したか解らない菜穂子、放心状態だった、
気が付くと高坂は、菜穂子の陰部の匂いを嗅いでいた、
「菜穂子さんのオマンコの匂いは最高だ、」
「何万人にひとりだろう、」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
シーツがびしょ濡れになっている、
「これって、・・・」
「ああ、潮を吹いたんですよ、」
「潮?」
「ああ、凄い量でした、いい匂いで、
もの凄く感じて蠢いて、潮まで吹く、・・・凄いじゃないですか、
AV女優より凄いかも、」
「はっ、恥かしい、」
「恥かしがる事ないですよ、」
「今迄のペニスは貧弱だっただけですから、」
「良かったでしょ?」
「えっ、えぇぇ、」
「私が、菜穂子さんを女奴隷にしてあげます、」
「いいですね、」
「今日はあまり遅くなると心配するだろうから、帰して上げます、」
「明日、仕事が終わったらこの部屋にきて下さい、」
「私は、4時頃からいますから、」
「また、オマンコして上げます、」
「いいですね、・・・」
「はっ、はい、・・・・」
夢遊病者のようにシャワーを浴びて、服をきてタクシーで自宅に戻った、
この間、殆ど記憶がなくなる程の衝撃的なセックスだった。


[17] Re: 人妻菜穂子の人生  霧積謙 :2022/07/31 (日) 04:33 ID:fDe2wGAo No.30102


●翌日の午後



翌日菜穂子は、殆ど仕事が手につかなかった、
昼休み、近くのカフェで考えてみた、
片桐は丁度出張で不在だった、居ればきっと気づかれていただろう。
菜穂子の表情から、・・・
高坂は危険な男だ、圧倒的なセックス能力で女を泣かせてきたに違いない。
奴隷になるのも嫌だけど、・・・・
あの快感を知ってしまうと、もう駄目だ、・・・
思い出すと下着が濡れちゃう、・・どうしよう、・・・・

結局菜穂子は、4時には、
高坂のいるホテルについていた、ドアは開いていた。
「やあ、きましたね、」
「はい、」
抱きしめられ、キスを受ける、舌を吸われる、・・・
「昼間濡らしたでしょ、」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「言わないとしてあげませんよ、」
「ぬ、濡らしました、」
「どこを?」
「・・・・・・・」
「言うんだ、」
「オ、オマンコです、」
「じゃ濡れたオマンコを舐めて上げます、」
(ああ、この男は悪魔だ、・・)
そう思いながらも菜穂子は悪魔のような男に身を委ねていった。
人前でオマンコなんで言った事がない菜穂子、
もう身体が言う事を効かない、・・・そんな状態だった。

スカートの中のパンティに顔を埋めてくる、
ヤクザのようなこの男は、全身の愛撫は殆どしない。
オマンコだけの集中攻撃だ、
きっとそれが女を奴隷にする秘訣なのだろう、
まどろっこしさはない、
綺麗な顔の俳優は悪魔のような男だったのだ。
執拗に匂いを嗅ぐ、
「いい匂いだ、誰よりもいい、」
「やりたくなる、・・・」
菜穂子は卑猥な言葉を聞いていた、露骨で嫌らしい、
パンティを脱がせて陰部を舐める。
しゃぶるように音を立てて、わざとしているのだ。
それだけで逝く、
「あっあぁぁっぁ、」
生臭い陰部を美味しそうにしゃぶり、愛液を舐める。
これで女の準備具合を見ているのだろう、
汚れは舐め取られ、新しい愛液が湧き出す次第に量が多くなる。
高坂は、ころあいを見て、凶暴なペニスを刺しこんでくる、
文字通りめりめりという音がしそうだ、大きくてカチカチだ。
経験を積んだ、濡れる女じゃないと、受け入れるのは無理だろう
菜穂子は狙われたのだ、お腹が裂けそうな感覚に襲われる。
苦しい、・・・
でもその苦しさが変化していき、やがてもの凄い快感が下半身から湧き上がる。
大きなペニスで膣を埋めて、突かれるとこのような感覚となる、
貧弱なペニス、柔らかなペニスでは、失神させる事は無理だ、・・・
そして、その快感を味わうと、その男の虜になり、
奴隷になってしまう、ヤクザの真珠ペニスがそうだ、・・・・
菜穂子の、インテリジェンスも粉々に砕けそうな
そんな状況だった。
「す、すごい、おおきすぎる、」
「ああ、凄い、ぃぃぃぃぃい、」
「あぅぅぅ、いぐぅぅぅぅう、」
いきなり猛烈な快感が襲って逝ってしまう、後はもう止まらない、
「あああ、凄い、ぃぃいぃ、」
「どこがいいいんだ、菜穂子、」
「言うんだ、」
「・・・・・・」
「オッ、オマンコが、」
「オマンコがいいの、感じるの、」
「ああ、逝く、逝く、また逝くぅぅぅぅ、」
「オマンコが逝くぅぅぅぅぅぅ、」
ついに菜穂子の貞淑な殻が破れ、その変の娼婦と同じ程度に落ちた。
高坂によって程度の悪い女にさせられた。
奴隷女のように、・・・

逝き続ける菜穂子、激しく突いて翻弄する高坂。
何度射精しても、びくともしない、そのまま抱き続ける、
既に5時間が経過した。
その間、少しの休みに潮を吹き、シーツをびしょ濡れにしている、
菜穂子はもう性の奴隷だ、
高坂はまだ抱きづけている、今日で菜穂子を完全に奴隷にするためだ、
それは凄まじいセックスだった。
「菜穂子、俺の女になるんだ、」
「なるんだ、」
「はっ、はい、」
「なります、あなたの女に、・・・」
こう言わされた菜穂子、高坂は悪魔のような男だった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
結局菜穂子の身体を離したのは、12時過ぎ。
7時間も抱き続けたのだ、ふらふらで帰った菜穂子、
履いていた下着もとられ、本当の奴隷のような気分だった。



●その後の高坂



その後の高坂は、計算された行動をとった、
マーキングのような激しいセックスの後、2週間ほっておいたのだ。
最初は菜穂子も連絡がないので、ほっとしていたが、
1週間が過ぎると、身体が疼きだしたのだ。
この間、片桐にも抱かれたが、いまひとつ物足りない自分がいて、
少し悲しかった。
菜穂子に冷静になる時間を与えてくれたとも言えるが、
逆に奴隷になる覚悟を迫られた時間とも言える。
2週間がすぎた後、悪魔のようなメールが届いた、
(明後日、例のホテルで待っています、午後からホテルにいますので、
仕事が終わってからで構いません、尚、今日から風呂に入っても
オマンコを洗わず、パンティも履き替えないで来て下さい、
命令です、by高坂健吾、)

菜穂子は悩んだ、
ここで断ればまだ間に合う、
悪魔の奴隷にならなくて済む、・・・・・・・
こう思いながら、風呂に入ってもあそこを洗う事を躊躇し、
同じ下着を付けた菜穂子だった。
水曜までは片桐は抱いてこないから、ばれる心配はないが、・・・



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