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妻・郁子 初めての寝取られ物語

[1] スレッドオーナー: スミタニ シゲル :2021/09/24 (金) 11:15 ID:quYBcg4E No.29289

「妻が自分公認で他の男性とセックスをしている」

こんなにも異常で、こんなにも興奮するシチュエーションを私は他に知りません。

もう5年前になるでしょうか、なんの目的もなくボーッとネットサーフィンしていて本当に偶然このサイト「妻と

勃起した男たち」に巡り合ったのがすべての始まりでした。


5年前ですから昭和50年生まれの私は41歳。昭和55年生まれの妻郁子は36歳でした。

子供は高校生の娘が一人。建設関係のどちらかと言えば職人系の仕事の私。

19歳の若さで嫁に来た妻はズッと専業主婦。仲良しで賑やかな家庭を築いています。

朝が早く、そのかわり帰宅が早い私はほとんど寄り道もせずに真っ直ぐに帰る真面目亭主。

妻と一緒に料理を作ったり、掃除などの家事も子供の世話も必ず積極的に分担します。

そして一日の終わりに子供も寝かせて妻と差し向かいの晩酌が何よりの楽しみなのでした。

そしてそのままの流れとムードでセックスになるのです。結婚以来、妻が生理の週以外はほぼ毎日です。

今でもほぼそれに近いリズムです。

そんな幸せ一杯な、妻のすべてに大満足だったはずの私に「寝取られ願望」が芽生えてしまったのです。

自分で自分のことを「真面目亭主」とか言いましたが、浮気もありましたし風俗にも行ったことはあります。

しかし決して続いたことはありません。嵌ったことなどありません。妻がイチバンだったからなんです。

本当に最高の妻なのです。母としても、妻の対外的役割としても、その若々しさも、明るさも、そしてベッドの

中での妖艶さも、もう何も言うことはない妻なのです。

それなのに、そんな最高に大切な妻なのに、他の男性に差し出したい、他の男性とセックスしてほしい。

このどうしようもない欲望が日増しに膨れ上がっていきました。

しかしそんなことを妻に言えるはずがありません。ひとり悶々とサイトを開けてはオナニーに耽るのです。

妻とセックスするときは自分が自分ではない他の男性なんだと想像するのです。

今まさに妻は自分以外の男性とセックスしているんだ、と思いながら自分が妻を抱くのです。

そんなことで「寝取られ願望」を満足させようとしていました。

「パパ最近スゴいねぇ!新婚の頃に戻ったみたいだよ。どうしちゃったの?」

「エッ?そうかな?きっと郁子がますます艶っぽくなって来たからだよ」

「まさか!まぁパパが頑張ってくれるの私は嬉しいけど、無理しないでネ」

なんとか誤魔化しましたがさすがにドキリとしました。

そんな状態が半年も続いたでしょうか、遂に我慢出来なくなったのです。

その最中です。

「郁子、俺以外の男としたいと思わないか?」

「今してるのが俺じゃなくて、他の男だと想像したら興奮しないか?」とか口走ってしまったのです。

失敗でした。今まで悶えていた妻が瞬間で正気に戻り、サッと上体を起こして私を睨み付け、

「何言ってるの!そう言うことだったの!最近スゴいと思ってたら私を他の女と思ってしてたのね!」

「ハッ!?ち、ちがう!ちがう!そうじゃないよ!そんなはずないじゃないか!」

「だったらなんでそんな変なこと言うの?おかしいじゃん!」

「イヤッ俺がそんなはずないじゃないか、その逆なんだよ」

「ハッ?ハァ?逆?逆ってどういう意味なの?」

「だから、あの、郁子が他の人としてるの想像したら堪んないんだよ、俺!」

遂に言ってしまったのです。まさに一か八かのヤケクソだったのかもしれません。

その瞬間の郁子のなんとも言えない複雑な表情を私はきっと一生忘れることはないと思います。

                                         つづく


☆この下手くそな文章は実際に経験したことをベースにはしておりますが基本的にフィクションです。
 しかもダラダラとなかなかストーリーが進展せず皆さまをイライラさせてしまいそうです。
 ですが「寝取らせ実現」までにはやはり一朝一夕ではどうにもならない現実がありました。
 その時々の葛藤や興奮、そして虚脱。そういった事をなるべく細かく表現したいのです。
 お付き合いいただければ幸甚です。宜しくお願い致します。


[26] Re: 妻・郁子 初めての寝取られ物語  けんけん :2021/10/11 (月) 07:11 ID:bHRs4tDI No.29406
更新ありがとうございました。奥様が寿司屋に来たのはご主人が誘ったのですね。失礼しました。しかし、私もご主人と同感で、奥様と工藤くんの仲を疑ってしまいます。本当は工藤くんの家に行ったことあるんじゃないかとか。あまり接してないなんか嘘ですよね。怪しすぎます。いよいよご主人動きましたね。続きお待ちしてます。

[27] Re: 妻・郁子 初めての寝取られ物語  田中 :2021/10/11 (月) 16:07 ID:Qn47J15E No.29408
更新ありがとうございます
とうとう動かれましたね、奥様の態度の怪しさが寝取られ性癖には何とも言えない感情になって、二人に秘密があるのか無いのか知りたくなりますね。
引き続き楽しみに待たせていただきます。


[28] 妻・郁子 初めての寝取られ物語  スミタニ シゲル :2021/10/11 (月) 19:43 ID:blPsUQ0s No.29411

けんけん様
毎度お世話になりましてありがとうございます。
希望的観測も込みで2人の間を疑いました。
しかし、なかなか思い通りに進まないもんでして・・・
明るく楽しい食事会にはもうウンザリしてしまいまして、行動起こしてしまいました。
前置きが長過ぎて本当にスミマセン。これからも宜しくお願いいたします。

田中様
ダラダラと長い前振り、誠に申し訳ございません。
小心亭主がいよいよ動き出したのであります。
今になって思い出しても冷汗ものでして・・・。
工藤くんに「なに馬鹿なこと言ってるんだ!」とか言われたら一巻の終わりですから。
これからも宜しくお願いいたします。


[29] 妻・郁子 初めての寝取られ物語  スミタニ シゲル :2021/10/12 (火) 16:44 ID:hf2WlpzQ No.29414

考えに考え、悩みに悩んだ結果でした。工藤くんに妻を口説いて貰うのです。

小心者の私は、妻に工藤くんとの事を提案するのはどうしても不可能でした。

「間違ってたらゴメンなさいだけどさ、工藤くん郁子のこと気に入ってくれてるんじゃないかな?どうも俺には

 そう見えてね。それに郁子の方も間違いなく工藤くんのことが好きなんだよ」

妻は(間違いなく)工藤くんが好き、なんて正直確証も何もありません。(たぶん)に過ぎないのです。

「ただ、やっぱり郁子にしたら遠慮するよな。人妻だし歳も15くらい上だろ、普通はムリだもんな」

「イエッ、歳なんて!奥さんは素敵だと思います。憧れてます、でもスミタニさんからそんなふう言われると正

 直ビックリしてしまって・・・」

「そうだよな、わかる。でもさ、郁子が高校生の時に出会って卒業して次の年19歳で結婚して、スグに子供が

 出来てもうすぐ20年。子育てや俺の面倒見るのに大変で、しかも俺の仕事が上手く行かない時なんか経済的

 にもえらい苦労させたりしてさ。誰でもが経験してる色んな恋愛とか、例えば合コンとかそういうこと何にも

 知らなくて今まで来たんだけど、今になって工藤くんていう好きな人が出来たんだよ。俺はそれを大切にして

 やりたいっていうか、出来たらその思いを成就させてやりたいんだ」

なんという勝手な、なんというおかしな理屈でしょう。しかしこの時は本当に必死だったのです。

「どうだろう?それに郁子と工藤くんは実は結構イイ感じになってるんじゃないか?」

ここで今までの幾つかの疑惑も確認してみます。場合によってはそれが突破口になるかも知れないからです。

「たとえば初めて3人で寿司食った時、帰りに工藤くんを送っただろ、あの時って郁子は初めて送るみたいに言
 
 ってたけど本当は初めてじゃなかったんじゃないか?それに施設では接点がなくてあまり喋らないとか言って

 たのも違うよね、どう?」

「あっ、ハイ、あの時は、その、決して奥さんのせいにするんじゃないんです!ただ奥さんがあんな風に言われ

 たので、あの、話を合わさなきゃと思って・・・」工藤くんシドロモドロになってしまいました。

「イヤ、ゼンゼンいいんだよ。怒ったり気を悪くしたりしてないから」

やっぱりでした。(よし!もうひとつ!)私は「大ヤマ」を張りました。

「それに工藤くん、ウチに来てくれた時に帰りには必ず郁子が車で送って行くじゃん、今まで3、4回かな?

 その時に手を握ったりハグしたり、ひょっとしてもうキスとかしちゃったんじゃないか?」

「あ、あの、キスなんてしてません!ゼッタイにありません!ただ、あの、もう我慢できなくて郁子さんのこと

 が好きですって言って、手を握ってしまいました!スミマセン!本当にスミマセン!」

「だからいいんだって、ていうかよくやったよ。それって何度目だったの?郁子はどうしてた?」

「二度目に送ってもらった時でした。郁子さんは、あの、ありがとうって言ってくれて、でも、もっと若くて工

 藤くんに相応しい人を探しなさいって言われました」

「そうか、そうか、きっと郁子も本心では嬉しかったと思うよ。イヤだったとか困ったと思ったんならそれから

 あと、工藤くんのこと送って行ったりしないって」

ここまで聞き出すのに1時間はかかっています。予想以上にお膳立てが出来ているじゃありませんか。キスまで

行ってないのは少々残念ですがまぁイイでしょう。急がなければ帰りが遅くなり妻に不審がられてしまいます。

「来週また食事会があるだろ。その時にまた郁子にコクってくれないか?但し絶対にこの事は内緒だよ」

勝負でした。もし工藤くんにイヤだと言われてしまっては作戦は終了です。第一段階にも進みません。

しかし、もし工藤くんがもう一度その気になってくれれば第一段階はクリア。そこで妻が結局また断ってしまっ

たらその時点で終了します。ですが妻のことです、決して工藤くんが傷付かないように上手くやるでしょう。

そしてもし妻が工藤くんのことを受け入れたら、その時こそ「寝取られ願望」の成就へ大前進となるのです。

なんて狡っからい作戦でしょうか。なにしろ私は知らん顔してれば傷付かなくて済むのですから。

「あの、スミタニさん、僕はどうすれば、あの・・・」

「工藤くん、慌てなくていいよ、ゴメン、ゴメン。食事会まで一週間ほど時間あるし3、4日したら連絡するか

 ら考えといてよ。クドいようだけど郁子にはこの事は絶対に内緒にね、宜しく頼みます」

工藤くん、さすがに大混乱しているようでしたし、実は私も疲れてフラフラになっていたのです。

工藤くんを近くの駅まで送ってから私も急いで帰宅しました。


「おかえりー!」

いつも通りの妻の明るくて元気な声です。そうなんです、いつも通りの妻なんです。

15も歳の離れた大学生と手を握り合った、でも何も変わらないいつもの妻なんです。

そしていつも通りの生活が続いていきます。私はもう内心は毎日ドキドキ、ソワソワでした。

4日が経ちました。工藤くんにラインします。「食事会、予定通りです。待ってますよー。ところで工藤くん、

 この前お願いしたことなんですけど、どうですかー?」あえて軽い感じの文面で送ります。

15分ほども待ったでしょうか、返事が来ます。

「わざわざの御連絡ありがとうございます。食事会いつも楽しみです。ありがとうございます。それとお願いさ

 れた件ですが、僕はやっぱり郁子さんが好きです。スミタニさんに言われて告白するなんて卑怯者なのかも知

 れませんけど、もう一度頑張ります。宜しくお願いします」

なんてイイ奴なんでしょう。本当にこんな真っ直ぐなというか馬鹿正直な好青年は見たこともありません。

「こりゃ何とかして工藤くんの思いを遂げさせてやりたいよなー」心底そう思ったことでした。


                                            つづく


[30] Re: 妻・郁子 初めての寝取られ物語  けんけん :2021/10/12 (火) 17:21 ID:rHl9ezIQ No.29415
更新ありがとうございます。そして、私たち、ご主人が怪しいと思ってた質問をぶつけていただき、ありがとうございます。モヤモヤがとれてスッキリしました。私はキスしてなくて良かったです。キスしてたら、奥様の硬いイメージが崩れてたとこなので。このジワジワ感最高です。慌てず急がずお願い致します。奥様が機嫌が良いのは、告白されたからですね。納得しました!

[31] Re: 妻・郁子 初めての寝取られ物語  田中 :2021/10/14 (木) 00:35 ID:9U8T6TMA No.29417
更新ありがとうございます
しかし、大学生の彼も真面目な子なんでしょうが、奥様は本当に堅い方なんですね。
それなりに好意を持っていて、手を握られてそれだけとは、旦那さんのご苦労が伺い知れますね。
性癖が普通ならば、最高の奥様ですが
まあ中々難しいですね。
これからも楽しみにしています。


[32] 妻・郁子 初めての寝取られ物語  スミタニ シゲル :2021/10/14 (木) 10:34 ID:/Ko4np1U No.29418

けんけん様
いつもいつもコメントありがとうございます。
モヤモヤが解消して良かったです笑
そうか!妻の機嫌が良く見えたのはそういう事だったんですね!気づいてなかったです・・・
女心は永遠の謎ですねー。確かに妻の方も工藤くんを気に入ってたのは間違いなかったんですねぇ。
冷静に、計算通り進めてるつもりでしたが、見えてなかったんですねぇ。
これからも宜しくお願いします。

田中様
毎度コメントありがとうございます。
「硬い」と言いますか「何も考えてない」と言いますか、本当のところはどうなんでしょうか?
確かに仰る通り私に面妖な性癖がなければ、とも思ったこともあるのですが、
もし私が普通だったとしたら工藤くんとは果たして何もなかったのだろうか?
結婚以来浮気したことないのだろうか?工藤くんに限らず他の男性に心動いたことないのだろうか?
この時は必死でそんなこと考えたことなかったのですが、今になって思ってしまいます。
これからも宜しくお願いします。


[33] 妻・郁子 初めての寝取られ物語  スミタニ シゲル :2021/10/16 (土) 14:02 ID:58H7q6qA No.29428

そしてやっと食事会の日が来ました。たった3日だけがもう一日千秋の思いとはこういう事だったのですね。

その日は朝からソワソワ。燃えないゴミ出しをして、洗濯物を干し、掃除を手伝い、買物も一緒に行きます。

とにかく私が手伝わない家事は料理だけなのですが、この日はいつもにも増して一生懸命でした。

「いつも郁子に工藤くん送らせちゃってるから、今日は俺、工藤くん迎えに行って来るよ」

「なんだか今日はVIP待遇だよねぇ。お迎えまで?」と妻は少々呆れています。

「イヤイヤ、今日はサクラが無事にウチの子になった記念てゆうか感謝の意味もあるからさ」

サクラというのは二匹目の保護猫。工藤くんに相談して決めた雌猫です。

しかしわざわざ迎えに行くのはVIP待遇などという事ではなくて、食事会の前に工藤くんに最終の念押しとゆう

か激励をしたかったからでした。

私は待ちかねたように工藤くんに連絡をとり、夕方5時の約束をして、またソワソワした一日を過ごしました。

昼飯時もうわの空。本を読んでもテレビを見ても心茲に在らず。入念に洗車をしたりして誤魔化します。

結局、工藤くんのマンションの前に来たのはまだ4時半を少し過ぎた頃でした。

5時少し前、工藤くんがマンションから出て来ます。私の車に気付いて大慌てで走って来ます。

「わざわざ迎えにまで来てもらっちゃって、本当にスミマセン。ありがとうございます」

「いいんだ、いいんだ。それよりしっかり腹減らしてるだろうね?今日も盛り沢山だぜ」

「ハイ、昼ご飯はセーブしときました」

「アハハハッ、そう、そう、それでいいんだよ。食い物残ったら持って帰ってもらうからな」

先ずは冗談を飛ばしておきます。いきなり告白作戦の事を言い出すのもガッツキすぎですもんね。

工藤くん家から私ん家まで道が空いてたら20分くらいです。家に着く直前まで世間話をしておりました。

「さぁ、もうすぐだ。俺も腹減ったよ。今日も楽しくやろうな。帰りは郁子が送るから宜しく頼むな」

「あ、ハイッ!頑張ります!」

しかし何度聞いてもこのシチュエーションで(頑張ります!)には笑ってしまいます。

「もしイイ感じだったら手を握るとかだけじゃなくてハグとかキスとか頑張るんだぜ、何も気にしないで!」

「ハ、ハイ、ゼンゼン自信はないんですけど頑張ります」

「たとえば今夜帰らせなくたってイイからね。工藤くん家に泊まらせて最後まで行っても俺は大丈夫だから」

「そこまで・・・、ありがとうございます。でもそこまではさすがにムリだと思いますので」

「無理やりにだったらそりゃムリだろうけどさ、いいムードになったら帰らせたくない、とか言ってさ!」

「いやぁ・・・でも僕、その、女性とその、最後までって経験ないんです・・・」

「エーッ!!でも工藤くん彼女もいたことあるって言ってたよね」

「あ、ハイそうなんですけど、最後までは行ったことなくてですね・・・キスとかはあるんですけど・・・」

これには驚きました。工藤くんは確か24歳。いくら真面目とはいえ童貞とは夢にも思っていませんでした。

という事はです。もし妻が工藤くんを受け入れたならばそれは「筆下ろし」という事になるじゃないですか!

こんな「おまけ」と言っては失礼なんでしょうが、望外の喜びと言いましょうか、新たな興奮の誕生でした。

「そうなのか・・・でも工藤くんの最初の相手が郁子でも、工藤くんはそれでもイイのかな?」

「そんな、モチロンです!夢みたいなことです!もしそうなれたら、一生の記念です!」

家に着きました。「工藤くん、とにかく俺が知ってるとかオッケーしてるとか絶対ナイショだよ、絶対だよ」

車を家の車庫に入れるのに、ハンドルが手汗で滑って焦ってしまいました。

家に入ると食事会の準備は完璧です。「おかえりー!お腹空いたでしょー、さっ食べよ、食べよ」

この日も和気あいあいで楽しい食事会でした。妻もホントに上機嫌で会話のほとんどを占めています。

工藤くんがぎこちなくならないか心配してたのですが、なんとかギリ大丈夫な感じでした。

「パパ、今日ちょっと呑み過ぎじゃない?もうすぐワイン空いちゃうよ」

そう言えばガンガン呑んでました。最初に缶ビールを3本ほど呑みましたから確かに呑み過ぎですね。

しかし酔わないんですね。イヤ本当は酔ってるのかも知れませんがテンション上がってしまってるんですね。

妻は車で工藤くんを送って行きますから呑めませんし、工藤くんもこの日は何故かあまり呑みませんし、

私が一方的に呑んでいたのです。

「ごちそうさまでした。いつもマジでありがとうございます。失礼します。おやすみなさい」

「じゃ工藤くん送ってくるけど、パパ、その辺で寝ちゃわないでよ」二人が出て行きます。

「フゥゥゥ、ガンバレ工藤くん」さぁどうなることでしょう。約束通り工藤くんは妻にアタック出来るのか?

ジッと待ってるのは辛いのでテーブルを片付け、洗い物をして、その食器も片付けて、テーブルを拭きあげて、

ゴミを分別して片付けて、そしてシャワーを浴びました。それでもやっと1時間が経ったくらいです。

工藤くんを送ってさっさと帰って来るんでしたら、もう帰って来ている時間です。

何かお話をしているんでしょうか?お話だけなのでしょうか?工藤くん、頑張ってくれてるのでしょうか?

イヤ、上手くいって妻が工藤くんを受け入れて工藤くん家に泊まることになったりして、最初は優しく妻が工藤

くんをリードして・・・そして遂に記念すべき工藤くんの童貞卒業と妻の初寝取られの悲願が・・・

そんな妄想が膨れ上がって、股間も負けずに膨れ上がって今まさにオナニーを開始せん、としたその時でした。

残念ながら妻の車が駐車場に帰って来たのでした。時間は、1時間と10分ほどしか経っていませんでした。

これでは当然セックスは有り得ません。キスならばどうか?それとも、またぞろ手を握るだけとかだったのか?

それとも工藤くんは何も言えなかったのか?なぜ工藤くんは連絡をくれないんだ!?

「パパ片付けてくれたんだー!酔っ払って寝てると思ってたよ。助かるー、シャワー浴びて来よっと」

妻の様子は普段となんにも変わりません。どうした工藤!ダメだったのか!?それとも言い出せなかったのか?

滅茶苦茶イライラしました。妻がシャワーしてる間に、と思ってスマホを手に取りましたが、やはり作戦失敗だ

ったらあまりにも工藤くんには酷じゃないか、と自分に言い聞かせて我慢したのでした。

この時になって急に酔いが回って来てしまいます。さっき迄の大きな興奮が大きな虚脱になってしまいました。

先に寝室に入ってノックアウトです。明くる日は強烈な二日酔いでした。工藤くんからラインは来ていません。

仕事は休みでしたので良かったのですが、頭はガンガンするし、イライラするし、最悪でした。

「こりゃ上手く行かなかったかな・・・落ち込んじゃって報告どころじゃないかぁ」

しかしです、やっぱり工藤くんに連絡するのは我慢しました。こんな精神状態ではマズいと思いましたので。

妻は本当にいつもと変わらず「パパ、ゴールデンウイークの後半は奈央子(娘です)帰って来るってよー」とか

言い残して、この日は保護猫施設のボランティアに出かけて行きました。

工藤くんからはまだ連絡はありません。「待てよ、工藤くんも保護施設のボランティアに行ってるかも」

もう時間は午前10時になろうとしています。思い切って工藤くんにラインして見ました。

「今日どうしてる?もし良かったら昼飯でも一緒にどう?」なんとスグに返事が来ます。

「了解です。宜しくお願いします」まるで私からの連絡を待ちかねたような素早さでした。

日曜日だったこともあり、どこへ行っても混雑です。ドライブスルーでハンバーガーを買って車の中で食おう、

ということにします。


ハンバーガーを買い込み、適当な場所に車を止めて食事の開始です。この時まで敢えて妻の事には触れません。

「工藤くんさぁ、なんか申し訳なかったねぇ。今日もこうやって呼び出したりしてさぁ」

「とんでもないです。いつも御馳走になってばっかりでスミマセン」

「イヤイヤ、昨日から工藤くんから連絡ないから心配でさぁ、落ち込んでるんじゃないかって思ってさ」

「スミマセン、そうですよね、連絡しなきゃダメですよね、申し訳ありません、なんて言ったらイイのか?」

「イイってイイって、俺がけし掛けたのもあるしさ、でも郁子も怒ったりしなかっただろ?」

「あ・・・イエ、怒るとかじゃなくて、あの、スミマセン。あのキスをあの、キスが出来ちゃいました!」

「ハッ???キス出来た!?ホントに?工藤くん、マジでキスしちゃったの?ホントに!?」

「あの、ハイ。昨日も送って頂いてスミタニさんと約束した通り、やっぱりまだ好きです、って告りました」

「うん、うん、それで?それで!」

「そしたら道を逸れてひと気の無い様な所に車を止められまして・・・」

「なんだって?ひと気の無い所へ郁子みずからが??」もう一瞬で喉がカラカラ、心臓バクバクです。


「困ったなぁ、工藤くん、わたしも工藤くんのこと好きだよ。でもわたしにはパパがいるし歳も上過ぎでしょ」

「でも好きなんです。ダメだなんて百も承知です、でも好きになっちゃいました。黙ってられなくなりました」

「うーん、じゃぁ、工藤くんはどうしたいの?わたしと付き合いたいの?パパがいるのに?」

「あ、いや、どうしたいかって言われましたら、その、ただ僕が郁子さんが好きだってわかって欲しくて!」

「それはもう充分わかってるつもりなんだけどなぁー。ね、工藤くんキスしようか?」


「それからはもう無我夢中でした。夢見てるみたいでした。スミタニさんホントありがとうございました」

文字どおりの「茫然自失」でした。キスしたんだ・・・しかも妻から言い出したんだ・・・マジで???

「工藤くん謝らなくてもイイんだってば、そ、それで?昨日はそこまで?それ以上は行かなかったの?」

なんて間抜けな質問でしょうか。時間的にそれ以上はムリなんです。声は裏返るし馬鹿丸出しじゃないですか。

「イエ!それだけです。でもそれだけで僕は充分幸せです!ありがとうございます」

「それで、郁子はそれから何か言ってた?なんて言ってた?」

「えっと・・・これで許してねって、また食事会しようねって言ってくださいました。それでマンションの前ま

 で送って頂きました。以上です!」

(以上ですって・・・イヤ!これは大きな前進じゃないか!大きな第一歩じゃないか!)

「工藤くん、良かったじゃないか!俺も嬉しいよ。そうだよ、郁子の言う通りまた食事会おいでよ。」

「ハイッ、ありがとうございます。お願いします。それにスミタニさんに報告出来てホッとしました」

「気を遣わせちゃったよなー、ゴメンゴメン。それと、俺が知ってるのは呉々も絶対に内緒だぜ。イイね!」

「ハイッ、分かってます!ありがとうございました。これで今日はぐっすり眠れます。昨日寝てないんで」


なんと言うことでしょう。私は工藤くんからコクって迫ればひょっとして、とは思っていましたが、まさか妻の

方からキスしよう、とか誘うとは思っておりませんでした。げに測り難きは女心であります。

さぁ、これからです。大きく踏み出したかも知れない「寝取られ」への道。

もうこうなったからには逡巡してる場合ではないでしょう。 

これはどうしても「寝取られ」を実現させねば、そしてどうしても工藤くんの筆下ろしを実現させねば!

愛する妻に嫌われるのを覚悟して、もう一度私自身が動くと決めました。三年前は泣かれてしまいましたが、

もう我慢が出来ません。後戻りも不可能です。ゴールデンウイークが明け梅雨入り前の爽やかな季節が来ます。

工藤くんに負けないだけの勇気を奮い立たせるのです。

次の食事会だ!次の食事会をその日にしよう!深く深く決意したのでした。

                                           つづく
 


                       


[34] Re: 妻・郁子 初めての寝取られ物語  けんけん :2021/10/16 (土) 15:17 ID:IGXIMiJo No.29429
更新ありがとうございました。最高でした。しかも奥様からキスを。やはり女性は告られると嬉しいんですね。しかも相手は工藤くん。次のステップがいつになるか楽しみですね。ただ奥様が意外と軽かったのは少し残念です。でも、軽いキスならいいかな。私の奥さんみたいに言ってすみません。続きお待ちしてます。頑張ってください!

[35] Re: 妻・郁子 初めての寝取られ物語  田中 :2021/10/17 (日) 07:50 ID:qAstZBO2 No.29430
更新ありがとうございます
奥様からのキスは興奮したでょうね、
でもキスはしてもその先には自分から進まないのは、奥様も好意と貞操を守る気持ちとの葛藤が伺えますね。
それに童貞はポイント高いですよね
引き続き楽しみにお待ちしています。



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