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番外・息子の先生 [由美子の章]

[1] スレッドオーナー: tttt :2016/01/19 (火) 23:03 ID:podA.ePg No.22402



 由美子は、愛車CB750から降りると、チンチンチン・・・と、空冷エンジンの焼けこげる音をしばらく聞いた。バイクの黒いエンジンに、手をかざす。熱い。この燃えたぎっているエンジンに三秒と触れていると、火傷してしまうだろう。先ほどまでこのエンジン内で、燃焼爆発していたピストン。エンジン内部の機械構造を思い浮かべて、由美子は昨夜の激しさを思い出す。



 「どうだっ由美子っ!」
 「ああっ駄目っ修二っ!もう駄目止まってっ!」



 由美子の膣内を激しく速くピストンする恋人、安田修二。



 「まだ駄目だっ!由美子っ!」
 「ああだってもう・・・もう・・・イッちゃうよおっ!」



 由美子は恋人に絶頂させられ、そして、恋人の射精を膣内で受け止める。もう、ゴムの装着を要求することはなかった。恋人との肉と肉の生の摩擦から由美子自ら離れられなくなっていたのだ。それにしても、恋人、安田修二の変貌を恐ろしいほどだ。そして容赦がなかった。由美子のスレンダーな肉体に様々な体位を求めてくる。由美子が恥ずかしいと思う、バックからの挿入を拒否しようとしても、けっして許してもらえることはなかった。そして由美子はバックで攻めまくられ、何度も絶頂させられるのだ。愛撫に関しても、容赦がなかった。激しいフェラチオを要求された。恥ずかしいからと、照明を消すとか布団で顔を隠してとかは、決して認められなかった。恋人の勃起をしゃぶる由美子の表情を、恋人の視線にさらすことを絶対的に求められるのだ。
 


 由美子は、公園のベンチに座った。バイクで乗り入れたこの公園、そしてこのベンチに、由美子は目的をもってやってきた。あの女性と何度か会い、そして語りあった場所だ。二人の少年と子犬のラブラドールを連れていた女性。服の上からもずっしりと重そうな豊満な胸の膨らみの女性。まるで向日葵のような微笑みをする女性。
 恋人、安田修二は、乳房での愛撫を要求するようにさえなっている。なんという欲望なのか。由美子は、Bカップにすぎない小ぶりな乳房で、恋人の勃起を必死で愛撫する。苺色の乳首で、なすりつけるように恋人の亀頭を愛撫する。スレンダーな肉体がくねくねと蠢く羞恥。その時恋人と見つめあうと、恋人の安田修二は、由美子を見ているようで由美子を見ていないような気になるのだ。そして必ず由美子は、あの女性を思い浮かべてしまう。何カップか見当もつかないほど服の上からでも分かるあの大きな乳房なら、修二の勃起を簡単に挟んで包み込んでしまうだろう。私のこの小さな胸ではできないテクニックの数々を駆使して、修二を喜ばせるだろう。狂わせるだろう。嫉妬と憧れの混じり合ったような感情で、由美子は恋人の要求に応え続け愛撫をし続けている。



 「由美子。来てたのか・・・。時間よりもだいぶん、早いじゃないか」
 「っ!」
 


 由美子は顔を上げた。森脇医師が立っている。ハイエナ、森脇医師が、由美子を見つめている。



 「久しぶりだな」
 「・・・」



 病院から姿を消していた森脇医師に呼び出されて、由美子はここに来た。場所を指定したのは、由美子の方だ。ハイエナに対峙するために、あの女性と出会った場所を選んだのだ。あの女性が、ハイエナから守ってくれそうな気がした。




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 由美子が指定した公園の入り口に入った森脇医師は、すでにベンチに座って考え事をしている由美子を見つけ、しばらくそのまま、バイクスーツの細身の由美子の姿を見ていた。しばらく見なかった由美子の明らかな変化に、動揺が走ったのだ。美しくなっている。そう思った。そして、細身のスレンダーな肉体が、丸みを帯びてふくよかになっている気がした。由美子は、俺の奴隷だった。俺が汚し続けたのだ。由美子は、俺の餌食になって汚れきった女。それがどうしてあんなに美しいのだ。輝いているのだ。森脇医師は、由美子の写真を何十枚も持っている。汚され続けるあられもない姿の写真を、森脇医師はどうすることもできた。なぜそんなに輝いているのだ。お前など俺がその気になれば再び・・・



 「っ!」



 ・・・再び汚してやることができるんだ。そう毒づいて進もうとしたとき、森脇医師ははっきりと見た。ベンチに座る由美子の姿を覆うように白い煙が沸き立ち、その煙が白蛇となって赤い舌をシャーッと伸ばし、森脇医師をねめつけたのだ。そして言葉を発した。



 『この子に手を出したら、私が許さないわよ』



 白蛇の幻はすぐに消えたが、森脇医師の脳内にしっかりと、一人の女性と重なりあっていた。そして森脇医師はつぶやいた。



 「化け物め・・・」



 何度頭から拭い去ろうとしても消えない、たった一人の女のせいで、森脇医師は仕事を休職していた。白蛇のような化け物。いやあの女は確かに、蛇のように赤い舌をシャーシャー伸ばしてやがった。日本人離れしたグラマラスな肉体。それに不釣り合いな童顔な顔は男心をどこまでも欲望させる。あの女を犯したのは俺だ。だがしかし、俺が食いつぶされたのか・・・



 『あなたは私に何もできなかったじゃないっ!情けない人ねっ!』



 あの女は俺に犯されていながら、俺を見下ろし去っていった。俺はあの女を犯しまくっている映像の記録を持っている。あの女が放尿する姿さえ映っているんだ。俺がその気になれば・・・
 森脇医師は、由美子に向かって歩き出した。しかしその足は、止まらない恐怖で震えていた。




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 由美子は、恋人の安田修二に求婚されていた。安田修二は、今勤めている学校を辞めるといった。そして、父親が経営する病院に戻るといった。そして、由美子の看護師としての夢も、応援してくれるといった。そしていつか二人で、世の中の困っている人を一緒に助けていこうと、言ってくれたのだ。由美子は今も後悔している。目の前のハイエナによって撮られた写真を、恋人に投げつけるようにして見せたことを・・・。そしてその内容に一言も言わず、由美子の元にに戻ってきてくれた恋人・・・。
 負けたくない。由美子は、森脇医師と睨みあって、そう思った。その時、暖かいものに包まれる感覚があった。それは煙のようにもくもくと立ち上がり、由美子を守るように森脇医師を睨みつけているように感じた。由美子はふと思った。あの女性が、守ってくれているのかもしれないと・・・。



 「今日はな、これを渡しに来たんだ、由美子」



 ハイエナが、持っているバックから膨らんだ封筒を取り出して、由美子に手渡した。由美子はその中身を見て、歯ぎしりをする。ハイエナに撮られ続けた、レイプシーンの写真の束だ。



 「おいおい、そんなに恨めしい顔をするなよ。写真を全部、お前に返しに来たんじゃないか。だが、その写真データは、俺の家のどこかにあるんだがな。くはははは・・・。どこにしまったか忘れたんで、とりあえず、写真にしたものだけを返しに来たんだよ。ふはははは・・・」



 『私は、どうしたらいいんですか・・・?お願い・・・助けて・・・』



 由美子は怒りで途方になりながら、幻を探した。由美子を包む暖かい煙が、白い人影になり、そしてあの女性になった。全裸だ。白い裸身。目を見張るほどの大きな乳房。由美子の恋人に襲い掛かるように絡みつく。大きすぎる乳房で恋人の勃起を挟み、挟みながらしゃぶる。由美子ではできない秘技に悶え悦ぶ恋人の姿。



 『ああっ、悔しいっ!でも分かっていますっ。私はあなたに絶対かなわない。あなたが修二と実際に出会ったなら、絶対にあなたに奪われてしまう。悔しいっ!でも私はあなたが好きなんです。あなたに守られたい。守ってほしいっ!お願い守ってっ!』



 恋人と女性の性器が結合する。豊満すぎる乳房に苦しそうに顔を埋める恋人。恋人の腰に艶めかしい下肢を絡みつけて、細い腰を振る女性。女性の腰使いにますます苦しがる恋人。その恋人の背中を抱きしめながら、由美子を見つめて女性が笑う。そして言った・・・



 『大丈夫。あなたを守ってあげる。あなたも、あなたの恋人も守ってあげる。それが私の使命だから。あの人に・・・愛するあのお方に命じられた、私の使命だから・・・』



 そして凄まじいほどに悲しい表情になった女性の幻は、消えていった。仰け反り苦しそうに女性の中に射精する恋人を受け止めるように抱きしめながら、消えていった・・・



 「ワンワンワンワンワンッ!」
 「っ!」



 突然の犬の鳴き声に、由美子は現実に戻った。そして、子犬が先頭を走って、二人の少年をリードして引っ張ってくる姿を目にする。



 「き、君たち・・・」
 「あっ、お姉ちゃん。バイクのお姉ちゃんだよ、幸彦くん」
 「ワンワンワンッ!」
 「あっ、ジョニーを止めてっ、隆くんっ!」



 由美子の足元に絡みついてきた茶色のラブラドールの子犬を、隆と呼ばれた男の子が抱き上げた。



 「お姉ちゃん、また会ったね」



 その少年は、由美子をしばらく見上げたあと、ポカンと何かを見つめるような視線をした。まるでさっきまで由美子の恋人に絡みついていた幻を見たかのように。あの女性の幻を・・・。そして子犬を降ろすと、不意に、前を向いた。ハイエナ、森脇医師の方を向いたのだ。由美子は少年の瞳を見た。強く黒光りしているその瞳は、その光以上に強く燃えている。少年が静かに言った。そしてその言葉に、あの女性の幻の言葉が、重なった。



 「お姉ちゃん、僕が守ってあげるよ」
 『大丈夫。あなたを守ってあげる・・・』




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 森脇医師は、突然現れた子犬と二人の少年に、なぜか足の震えが余計に増したような気がした。特に、由美子の前に立ちふさがるように立っている少年。その少年は、森脇医師が持っているバックを見て、突然瞳に怒りをあらわにし、森脇医師を睨みつけてきたのだ。ガキめ・・・。森脇医師は思った。少年の怒りの意志とバックとの因果は関係ない。森脇医師が持つバックには、先ほど由美子に言った、由美子のレイプシーンのデータが内蔵されているUSBメモリーが入っている。そしてあの女・・・。あの白蛇のような化け物の女が、森脇医師に犯され、放尿する姿を記録したUSBメモリーも入っている。だがそんなことはあのガキには知ったことではないだろう。そう思った。だが少年の黒く燃える瞳を見ていると、足が震えた。それは、さっき由美子を守るように沸いていたあの白蛇の幻と同じ匂いがしたからだ。何故だっ!?



 「ワンワンワンッ!」
 「うわっ、何をするっ、このくそ犬っ!」



 少年の隣で静かにうなっていたラブラドールの子犬が、バックを持つ森脇医師の手に噛みついてきて、森脇医師はその子犬を力を込めて蹴とばした。はじけ飛ぶ子犬。



 「キャウンッ!」
 「やめろっ、ジョニーに何をするっ!」
 「このガキがっ!子供だと思ってたら容赦しないぞっ・・・っ!?」



 はじけ飛んだ子犬と代わるように飛び込んできた少年の襟首を、森脇医師はつかもうとした。そして、天地がひっくり返る。何が起こったのかわからなかった。少年の体が突然球体のように丸くなったかと思うと、地面に吸い込まれるように腕が引っ張られた。そして真っ青な空が見えたかと思うと。強烈な衝撃が背中から脳天に突き抜けた。



 「ワンワンワンッ!」
 「あっ、ジョニーっ!隆くんもっ、早くここから逃げようっ!僕おまわりさんを呼ぶよっ!隆くん早くっ!」



 ・・・真っ青な空が、グルグルと回っている。あのガキを見て震えたのは、千秋・・・、お前のせいかな?森脇医師は、別れて暮らす娘と同年代の少年たちを見て、娘の姿を思い出してしまったからだろう・・・そう言い聞かせた。そして、またあの女が浮かぶ。そう言えばあの女は、千秋と仲良く歩いていやがった。あの女は・・・どこまで俺を苦しめるんだ・・・あの化け物は・・・



 「ハイエナ・・・」



 由美子の顔が、空の中に飛び出し、森脇医師を見下ろしていった。そしてその目は、すべてを吹っ切った目だった。全てを・・・そして、汚れた過去を一切振り返らない強固な意志が、現れていた。もう、由美子の周囲にあの女の幻は浮かんでいなかった。ただ由美子の切れ長の瞳が、娘の猫のようなつり上がった目に重なってしようがなかった。それは、いつも草葉の影から見ていた娘が、未来に向かって元気に歩く姿になっていった。



 「千秋・・・お前を守りたい・・・」



 森脇医師を見捨てるようにバイクにまたがってエンジンをかけた由美子を目の端にとらえながら、森脇医師はつぶやいた。



 この後、森脇医師は日本を離れ、戦地に自ら赴いていった。それは奇しくも、森脇医師が犯し汚した由美子と同じ行動だった。だが二人の最期は、あまりにも対照的なものになる。由美子は途上国で疫病と戦う新しい看護システムを開発し、世界から称えられる日本女性となるのだ。森脇医師は戦地で這いつくばるように医療活動を続け、一年後、爆撃に巻き込まれ行方不明になる。誰もその名前を知る者はいない。だが、ハイエナ、森脇医師に救われた、少年少女の命は一年の間に相当数にのぼる。それは、隆や幸彦少年や、森脇医師の娘、千秋と同年代の戦地の少年少女たちだ。
 


 もちろん森脇医師が、娘、千秋のその後の成長を知ることはない・・・
 自分を投げ飛ばした少年が後に、『日本狼』と人々から言われ、日本柔道界の救世主になる人物だとは知ることはない。そして、千秋の夫となる少年だとも、知ることはないのだ。




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 バイクにまたがった由美子は、地面に転がっているハイエナ、森脇医師が虚ろに見ている空に、顔を上げた。晴れ渡っている空。その空と、同じように、心が晴れ渡っていく。いったい何が起こったのか?



 『やめろっ、ジョニーに何をするっ!』
 『このガキがっ!子供だと思ってたら容赦しないぞっ!』



 ラブラドールの子犬を蹴とばした森脇医師に、少年が飛びかかっていった。小さな少年の首根っこを掴もうとした森脇医師。その時突然、少年の体が剃刀のような音を立てたのだ。由美子にははっきり聞こえた。



 「・・・シュンッ・・・」



 まるで剃刀が空気を切り裂くような音。次の瞬間、森脇医師の体が宙に舞い、地面に背中から叩き付けられていた。森脇医師の手から放り出されたカバンを子犬が口に咥え走りだし、幸彦くんと呼ばれていた少年が隆と呼ばれた少年をうながすようにして、二人の少年も駆けていった。いったい何が起こったのかよく分からない。ただ、あの少年が空気を切り裂くような音を立てたとき、由美子の心の中も同時に切り裂かれたのだ。動脈を切られたように、どろどろの膿が心から勢いよく飛び出して行き、そして、森脇医師が空を見上げながらぶつぶつと何かをつぶやいていた。その目は、虚ろだった。ハイエナ・・・。由美子はそれだけを言って、森脇医師を捨て去った。過去はもうどうでもいい。見事な切れ味で切り裂かれたのち縫合された心のなかに、早く何かを詰め込みたかった。空の向こうに、ジャングルが、田園が、砂漠が広がる。由美子は、愛車CB750を発射させた。この愛車だけは空の向こうに持っていこうと思った。そして、修二・・・。あなたと一緒に、世界を救いたいわ。そう思った。



 「隆くん、本当にいいのっ!?」
 「ワンワンワンッ!」
 「いいんだよっ、捨てちゃおうっ!なにこれ、消しゴムみたいじゃんっ!捨ててもいいよっ!」



 公園の端の池のほとりに、さっきの少年二人とラブラドールの子犬がいた。由美子はバイクを停めた。隆と呼ばれた少年が、池に向かって何かを投げている。小さな、消しゴムのような形の何かは、森脇医師がカバンの中に所持していたUSBメモリーだ。ふっ・・・と、またあの女性の幻が浮かんで、少年を見つめて何かを言ったのを、由美子はかすかに聞いた。



 『守ってくれて、ありがとう』



 そういった女性は、今度は由美子の方を向き、そして、向日葵のようにほほ笑んだ。もう、恋人の安田修二に絡みつく淫らな姿ではなかった。なぜか、荒野に立つ白衣の母親の笑顔が浮かんだ。女性の幻が空に消え、由美子はその空に向かってつぶやいた。



 「お母さん、私も行くよ」



 由美子は、スロットルを回し、再び走りだした。


[75] 番外・息子の先生 [幸彦の章]初恋  tttt :2017/06/08 (木) 11:35 ID:YNFYkLGk No.24707
初恋[30]





 はあはあはあ・・・と、荒い息が居間に広がっている。精液を出し切って肩で息をしている三人の札付きの不良に取り囲まれている、跪いて両腕をだらりと垂らし、顔を上に向けている主婦、原賀秀子のむんむんと充満していた荒々しかったフェラチオ鼻息は今は聞こえない。かわりに、三人の不良の荒い気が続いていた。十七歳の不良たちと、三十九歳の主婦。十七歳という、無尽蔵に精子を造り出す勢いの若い睾丸を持つ不良たちに囲まれて跪いている三十九歳の主婦、原賀秀子の上に向けられている顔面は、ドロドロの、十七歳の濃い精液三人分で、その表情が埋没している。ドロ・・・ドロ・・・と、顎から流れ落ちる精液は、巨乳に滴り落ち、そして谷間の間をドロリドロリ・・・と流れている。大量の精液の流れはとどまることなく、くびれた腰から、そして、跪く開かれた膝の間に、陰毛の森に到達していた。

 
 「今日のレッスンはこのぐらいにしとこうぜ」
 「ああ、秀子先生のガキが帰ってくるかもしんねえ」
 「今日は顔面シャワーで顔合わせってところだ」


 三人の不良たちが、主婦、原賀秀子の露わになっている腿の奥を見ながら言い、ズボンをはきはじめた。だが大山正志には、三人の不良たちが、熟女とは思えないピンク色の美まんが濡れて光っているそのあまりの可憐な迫力に気圧されて、犯さずに逃げ出そうとしているように見えたのだった。

 
 「正志くんさあ、後始末たのむわ」
 「だけど秀子先生のガキはさあ、母親が肉便器公衆便所って知ってんのかなあ」
 「いつか秀子先生のレッスンを、ガキに授業参観させてみようぜ」
 「ケケケケ!そりゃいいぜっ!」
 「ひーっひっひ!」



§§§



 「あ、あの・・・」


 正志は、タオルを手にして、主婦、原賀秀子の前に立った。三人の不良たちの精液まみれの顔面と乳房から、ムッとする精子臭が立ち込めている。

 
 「か、顔・・・ふ、拭きます・・・」


 不良たちが正志に命じた、“後始末”は、正志がこれまでもやってきた役割だった。これまで三人の不良たちに蹂躙されてきた女たちは、レイプされたわけではない。どの女も合意の元で体を開くのであったが、プレイの激しさに後になってから訴える可能性があったのだ。プレイの後、生き絶え絶えの女たちの体を拭き、場合によっては食べ物をおごったり、服を買ったりした。そうして、問題になることを防いできたのだ。


 「ごくり」


 正志は、つばを飲み込んだ。精液まみれの顔を上に向けて正座している主婦、原賀秀子の肉体を目前にして、圧倒されていた。そして、初めての感情を抱いていたのだ。


 ・・・こ、これが、女の人の肉体・・・


 正志は、不良たちに体を開く女たちを何十人とみてきた。そして、女体がどういうものか見尽くしてきた感があった。それは、女体というものは結局は飽きてしまうようなつまらないものだという感情に行きついていたのだ。しかし、目の前にある女体は、今までのどの女たちとも違った。

 ドロドロと大量の精液が浴びせられている巨大な乳房は、小さく可憐な乳首をつんと上に向かせ、美しい完璧な釣り鐘型だ。くびれ切り締まりきったウエスト。そして、正座の太ももはむっちりと白く、黒々とした陰毛を浮き立たせている。それは、圧倒的な迫力で正志に迫ってくるような豊満さだった。


 これが・・・女の人・・・


 正志は引き寄せられるように進み、主婦、原賀秀子の精液まみれの顔にタオルを持った手を伸ばした。そして、精液を拭われた瞳が、開いた・・・

 
 「あ・・・う・・・綺麗だ・・・」

 
 正志はその黒い瞳に射すくめられたように呻きながら、精液を拭った。美しい顔を、もっと表して、見つめ合いたい。その一心で、精液を拭った。不良たちの汚れた精液から、この美しい顔を、肉体を、もっと表したかった。乳房に、タオルを伸ばす。


 「なにこれ・・・やわ・・・柔らかい・・・」


 ぷりんぷりんと弾む乳房に吸い付けられるように、正志は夢中で精液を拭った。そして、ピンク色の乳首にタオルが触れた瞬間、

 
 「きゃあんっ・・・」

 
 と、主婦原賀秀子の肉体がびくっと反応したのだ。そして、白い手が伸びてきて、触れた。正志の激しく勃起している膨らみを、これまで、不良たちの取り巻きの女たちにも反応しなかったのに、今、主婦原賀秀子の前で激しく盛り上がってしまっている膨らみに、白い手が触れたのだ。

 
 「あなたもぉ・・・したいのぉ?」
 「う・う・・う・・・うあわあっ!!」


 にっこりとほほ笑みながらにじり寄ってくる、主婦、原賀秀子。ぷるんと震える美巨乳。正志は、大声を出して翻り、居間を飛び出していた。





<><><>




 渡辺氏は、どしゃぶりの雨の中の家路を急いでいた。そして、陰鬱な強い雨にもかかわらず、渡辺氏の心は浮き立っていたのだ。今日の夕食は、原賀秀子と共に過ごすことになっている。彼女は、以前交わした約束を守ってくれたのだ。一人娘、典子の喜びようは、まるで遠足前日の夜のようにワクワクしていたものだ。そしてそれ以上に、渡辺氏の心は舞い上がっていた。お互いが家庭を持っている。だが、また、彼女に会える・・・その気持ちを、抑えることができなかった。

 自宅マンションの玄関に入った渡辺氏は、娘の靴と並んで原賀秀子の靴が揃えられているのを見て、急いで革靴の紐をほどいた。娘と原賀秀子は先に帰っていて、夕食の準備をしていてくれるということになっていたのだ。だが渡辺氏は、おかしいと思った。居間の方。家の奥がやたら静かなのだ。もっと、娘のはしゃぐ声が聞こえてもいいはずだが・・・。


 「おばさん、先に入ってるね」
 「ええ、入ってなさい。すぐにおばさんも行くから」

 
 かわりに、静かな会話が聞こえてきた。それは、廊下の途中の、少し開かれた扉から聞こえてきた。そこは、風呂場の脱衣所だった。渡辺氏は、とっさに、自分の気配を消すように歩みの速度を落とした。そして逆に、頭の中が素早く回転し始める。土砂降りの雨。娘の典子と原賀秀子は、突然の雨に傘を持っていなかった。そしてずぶ濡れになって帰って来て、まずは風呂に入ろうということになったのではないか・・・。

 微かに開かれている脱衣所の扉。そのすぐ近くに渡辺氏は立った。そして、すっと通り過ぎるべきだと思った。だが渡辺氏は、その隙間に目を押し当てていた。視線の先には、ずぶ濡れのワンピース姿の原賀秀子が、立っていた。

 この想いを無くすために、覗いているのだ。渡辺氏は、自分にそう言い聞かせた。原賀秀子の姿を見ただけで、渡辺氏の胸は熱くなった。相手は人妻。そして自分も妻子がいる。その想いを、妻の同い年の年上の原賀秀子の、くたびれた中年の肉体を見て幻滅させたい。そう思った。だから早く脱いでくれ。そう思った。服の上からは魅力的な豊満な肉体でも、姿を現せたらたるんでしまっているその肉体を早く見せてほしい。そして、健全な心を取り窓したい。家庭を持つ身として。

 渡辺氏の願いの通り、原賀秀子はワンピースの、背中のファスナーに、手を伸ばした。そしてゆっくりと下ろし始めた。


[76] 番外・息子の先生 [幸彦の章]初恋  tttt :2017/06/22 (木) 18:28 ID:5L9k/cmA No.24767
初恋[31] 





 「あの・・・手伝いますよ」

 
 渡辺氏は、キッチンの流しで洗い物をしている原賀秀子の背中に声をかけた。


 「そんな、いいですよ。向こうでくつろいでらしてください」


 伏し目がちに少しだけ顔を振り返した原賀秀子が、そういった。そのかすかな横顔の唇のたまらない色っぽさに、肉感的な厚みに、渡辺氏はあの時の映像を蘇らせた。食事中も、あれはずっと夢だったのではないかと思っていた。だがしかし、原賀秀子の肉感的な朱唇で現実に引き戻されたのだ。


 「いえ、手伝いますよ。洗ったものを、拭きます」


 渡辺氏は原賀秀子の横に並んで立った。秀子が洗った食器を入れているケースに手を伸ばし、手に取った食器を布巾で拭く。ちらっと、横の秀子を見下ろした。大きく膨らんでいる胸のせいで、足元が見えないほどだ。


 「典子ちゃんは?」


 ふいに見上げてきた原賀秀子の黒い瞳とぶつかり、渡辺氏はあわてて視線を反らした。


 「自分の部屋に行って寝てしまいましたよ。騒ぎすぎて疲れたんでしょう。よっぽど嬉しかったのでしょうね。原賀さんが、約束を守ってくれて。あんな楽しい夕食・・・典子のあんな楽しそうな顔・・・久しぶりに・・・いや、初めて見たかもしれません」


 渡辺氏は、ずっと視線をこちらに向けたままの原賀秀子に、たじろいだ。原賀秀子の洗い物の手が止まっている。黒い瞳には、強い意志が感じられた。


 「迷惑じゃなかったら。また来ても・・・いいでしょうか?」
 「もちろんですよ。迷惑だなんて。また一緒に料理作れるって、典子も大喜びしますよ」
 「渡辺先生は?」
 「え?」
 「渡辺先生は、私がこの家に来たら、嬉しいですか?」


 原賀秀子が顔を前に戻し、水を止めて、洗い物を完全に中断した。そして、ゆっくりと絞り出すように話す。


 「今日は、勝手にお風呂を使わせてもらって、ごめんなさい」
 「いえ。雨に、濡れてしまったからでしょう」
 「私が無理に、典子ちゃんにお風呂に入ろうって、誘ったんです。タオルで拭くだけでもよかったのに。渡辺先生が、もうそろそろ帰ってくる頃だろうと思ったから・・・」
 「え?」
 「私わざと、脱衣所のドアを少し、開けていたんです。帰ってきた渡辺先生が、覗いてくれるんじゃないかと思って」
 「・・・・・・」
 「私の体、見てくれるんじゃないかと思って、わざと開けてたんです。私のこの汚い体を・・・」
 「汚いだなんてそんなっ!あんな美しい女性の体を初めて見ました・・・あっ!」


渡辺氏は、向き合った原賀秀子の瞳と再び目を合わせた。覗いた事実を告白してしまった渡辺氏に秀子はにっこりとほほ笑み、そして瞳から涙を流し始めたのだ。


 「見て・・・くれたんですね。私を・・・嬉しい・・・」
 「あ、原賀さん」


 原賀秀子の額が、渡辺氏の胸に軽くぶつかった。その手が、渡辺氏の腰に回る。むっちりとした柔らかさが、渡辺氏の腹部に潰れた。渡辺氏は、あの時の衝撃的な映像をはっきりと思い出していた。あれは現実だったのだ。


 脱衣所でワンピースをストンと下ろして下着だけになった原賀秀子の肉体には、脂肪のかけらもなかった。その細い腰は、驚くほどにくびれていたのだ。そしてその白い肌は、鏡のように艶やかだった。外されたブラジャーから飛び出した乳房は、まるで砲弾だった。パンティから剥きだされたヒップは、まるで桃のようだった。そして原賀秀子の周囲だけ重力がなくなってしまっているかのように、乳房もヒップも、その巨大さからは信じられないほどの力強い張りで上向いていたのだ。そこには、渡辺氏が想像した、たるんでしまった豊満な中年女の姿はなかった。全裸になった原賀秀子は、しばらく、まるで誰かに見せているかのようにじっと立ち尽くして、それから風呂場に入っていった。乳房と尻肉が、ぷるんぷるんと震えていた。


 「渡辺先生・・・」
 「原賀さん・・・」


 抱きついてきた原賀秀子が渡辺氏の手を取り、巨大な乳房の膨らみに導く。圧倒的な柔らかさが、渡辺氏の手に埋もれてきた。


 「秀子を・・・抱いてください」
 「原賀さん・・・原賀さんっ!」


 唇を開いてそういった原賀秀子を、渡辺氏は強く抱きしめた。そして、開かれたままの唇にむさぼりついた。原賀秀子の舌が、渡辺氏の舌に絡みついてきた。

 


[77] Re: 番外・息子の先生 [由美子の章]  武蔵 :2017/06/23 (金) 04:00 ID:4LFKctTU No.24771
素晴らしい文章力に引き込まれながら、読ませてもらっています。
続きが気になります。


[78] Re: 番外・息子の先生 [由美子の章]  隼人 :2017/06/28 (水) 17:06 ID:B85o/vcM No.24784
続きをお願いします。

[79] Re: 番外・息子の先生 [由美子の章]  秀子ファン :2017/06/29 (木) 08:50 ID:.LG354iE No.24787
更新してるのに今気が付きました!
てっきり、もう来ないものかと。
久しぶりに読んだけど、やっぱりttttさんの文章は最高です。

渡辺氏のパートが始まりましたね。
楽しみにしてました!!!
続きを首を長くして待ってます。

[80] 番外・息子の先生 [幸彦の章]初恋  tttt :2017/06/29 (木) 13:17 ID:o1LxBSgM No.24788
初恋[32]






 「うん・うん・うん・・うふん・・・」


 秀子は、フェラチオしながら、自分はフェラチオを今初めて体験しているのではないかと思った。それほど、今しゃぶっている男根に愛おしさがこみあげてくるのだ。


 「うううう・・・原賀さん・・・ううお・・・」
 「うふん・あふん・むふん・・・」


 快感で呻く渡辺氏の手が、秀子の頭部を掴む。絡みつく舌。めくれ上がる唇。秀子の卓越したフェラチオテクニック。三十九歳子持ち主婦の、女として熟しきった肉体が躍動する。その秀子が、フェラチオを初めてしているような気がするのは、相手が渡辺氏だからだろう。初恋の思い出を感じさせる、六歳年下の、自然教室では息子の先生になる相手。そんな禁断の関係がよけいに、初めての思い出をくすぶる。


 「渡辺先生ぃ・・・」

 
 秀子はフェラチオをやめると、跪いた姿勢から立ち上がり、渡辺氏のがっしりとした腰に両手を回した。そして、渡辺氏の勃起が下腹に密着するように、白い肉体を寄せる。秀子は、雄を誘引する雌のように細腰をくねらせて密着している勃起を刺激した。渡辺氏の眼下でぷるんぷるんと、美巨乳が震える。


 「うおおっ!」
 「きゃあっ!」


 雄たけびをあげた渡辺氏が、秀子の薄い肩をつかみ、ベッドに押し倒した。そしてなめらかな両膝を掴むと、ぐわしとM字に開く。ぎっしりと肉が詰まった白い太ももの間で、こんもりとした陰毛と、その下の女性器が現れた。まるで女子中学生の性器のように、発達しきっていないような美しい性器だ。だが陰毛は激しいピストンにも耐えられるように黒々として、激しいピストンを滑らかにするように愛液が大量に流れ出ている。


 「原賀さん・・・」
 「渡辺先生・・・」
 「本当に、いいんですね?」


 勃起を掴み、膣口に当てて問いかけてきた渡辺氏に、秀子はこっくりとうなずいた。そして、みり・・・と勃起が膣内に入り込んだ時、まるで処女を喪失した瞬間のような痛みを感じた。それは処女膜を破られた痛みではない。秀子が自らを処女のように錯覚している、その心の幕を破ったのだ。

 
 「原賀さんっ!」
 「渡辺先生ぃっ!・・・あんあんあんあん・・・」


 秀子を抱きしめ腰を振る渡辺氏の背中に秀子はしがみつき返した。渡辺氏の背中からは熱い汗が湧きだしていた。その汗で滑べるほど、秀子は力を込めてしがみついた。そして結合から数分後、がむしゃらに腰を振っていた渡辺氏がやっと、秀子の顔を覗き込んできたのだ。


 「原賀さん、僕はもう・・・。最後は抜きますね」


 秀子は首を振った。渡辺氏の戸惑いの表情が浮かぶ。


 「このまま・・・離れてはいやです」
 「でも・・・」
 「今日は安全な日だから。だから離さないでください。お願い」
 「原賀さん・・・」


 秀子は、決して離さないというふうに、みっちりとした両下肢を渡辺氏の腰に回して絡めた。秀子の決意にうなずいた渡辺氏は、再び秀子を抱きしめると、猛烈に腰を振り始めた。


 「あんあんあんっ!渡辺先生いんっ!あんあんあんあん・・・」




§§§




 「何を考えていらっしゃるんですか?」


 渡辺氏の太い腕に頭を載せている秀子は、分厚い胸を愛おしそうに手で撫でながら、天井を見ている渡辺氏に聞いた。


 「私とこんなことになって・・・ひょっとして後悔を・・・」


 秀子の膣からは、渡辺氏が大量に放出した精液が、あふれ出ていた。その熱い精液に幸福を感じながら、秀子はさぐるように渡辺氏の横顔を見つめる。秀子には、もう引き返すつもりもなかったのだ。


 「私は・・・後悔なんてしてませんから・・・」
 「僕もですよ。いま考えていたのは、夢みたいだなと思っていたんです」
 「夢?」
 「今こうしていることが夢みたいで。僕は原賀さんに憧れてたから」
 「渡辺先生・・・私も渡辺先生のこと、ずっと・・・想っていました・・・」


 秀子は、渡辺氏の胸の上に顔をうずめた。その秀子の髪を、渡辺氏が優しく撫でる。渡辺氏の鼓動を感じながら、秀子は、この瞬間までのことを振り返った。渡辺氏の娘、典子とこのマンションに向かっている途中に、激しい雨が降り出したのだ・・・


[81] 番外・息子の先生 [幸彦の章]初恋  tttt :2017/06/29 (木) 19:30 ID:o1LxBSgM No.24789
初恋[33]






 「おばさんっ、どうしたの!?早く帰らないとっ!」


 渡辺親子のマンションまでもう少しというところで降り出した突然の烈しい雨。秀子は立ち尽くして顔を上に向けた。痛いほどに、秀子の顔面を雨粒が直撃する。その秀子の手を、典子が強く引いた。


 「何してるのっ、おばさんっ!?」
 「あ、ううん。さあ、走りましょっ」


 マンションのエントランスにたどり着いたときは、二人はずぶ濡れだった。突然の豪雨に顔面を痛いほどにぬらした秀子は、あの日のことを思い出していたのだ。突然家に押しかけて来た、不良たち。秀子の顔面にぶちまけられた、若い精液。


 「ねえ、典子ちゃん。料理を作る前に、お風呂に入らない?お風呂場、使っても平気?」
 「うん、いいと思うよ」
 「じゃあ、一緒に入らない?」
 「えーっ!?」


 お驚いて見上げてくる典子。その顔が、次に恥ずかしそうにうつむいた。


 「お母さんとは、一緒に入らないの?」
 「うん。あんまり・・・」


 秀子は、あの日の屈辱を思い出させるような雨を、早く洗い流したかった。屈辱?秀子は、自分が恐ろしかった。屈辱的な強制フェラチオ・イマラチオでさえも、秀子は我を忘れるほどに淫乱になっていったのだ。私に、あの不良たちに屈辱を受けたという資格があるの?洗い流したいのは、この肉体に染み付いた淫乱の皮?


 「おばさんとお風呂入るの・・・嬉しい・・・」
 「典子ちゃん・・・」


 はにかみながら見上げる少女をみていると、渡辺氏を思い浮かべ胸がしめつけられた。そして、この少女の父親、渡辺氏にこの穢れた肉体を見てほしいと、思うのだった。いや、見てもらうだけでは駄目だった。この肉体の穢れを、抱いてほしかった。いや、抱いてくれる資格があるのか確かめたかった。




 §§§




 脱衣所で全裸になった秀子は、直立で立ち続けた。秀子自身が少しだけ開いておいた入り口の隙間から、視線を感じる。渡辺氏が、覗いている・・・。この肉体をどんな感情で見ているのか?この淫乱の穢れた皮をかぶった肉体を。抱くに値しないくらい穢れた肉体。それを確かめる為に、食事が終わったあと、秀子は渡辺氏に詰め寄った。そして渡辺氏は、秀子の唇にむさぼりついてきた。渡辺氏の体から、野生の匂いがした。それは、秀子が忘れていた匂いだった。まだ初恋をしているような頃の、異性をもとめる動物としての野生の匂い。秀子はその匂いに染まろうとして、渡辺氏と激しく唇を貪りあった。渡辺氏が秀子の手を荒々しく引いて、キッチンを出た。そして、寝室に入ると、二人は火のような瞳で見つめ合いながら服を脱いでいった。自衛隊で鍛え上げられた逞しい肉体の渡辺氏の屹立に、秀子はためらうことなく跪き、咥え込んだ。渡辺氏は秀子をベッドに押し倒し、愛撫することもなく挿入した。そして猛然と腰を振り、射精を、秀子の中に、した。




<><><>




 「ふふふ・・・」


 一連を思い返した秀子は、渡辺氏の胸の中で小さく笑っていた。まるで・・・


 「何がおかしいんですか?」
 「ちょっと思ったんです。まるで・・・」
 「まるで?」


 秀子は顎を胸板にのせるようにして顔を上げ、渡辺氏の掌に手を重ねていった。


 「今日の私まるで、緊張しちゃって、まるで・・・初めての時みたいだって、思ったから」
 

 渡辺氏が驚いたように秀子を見つめた。そして、秀子の手を握り返してきた。

 
 「僕も同じことを、考えていました」
 「渡辺先生も?」
 「いや、僕はひどすぎました。憧れの原賀さんに頭に血が上っちゃって。何がなんだが分からなくなって。すいません。原賀さんはすごく素敵だったのに。僕の方は・・・。少しも良くなかったでしょう。僕は幼稚だったでしょう。まるで初めての男のようだと、今思い返すと恥ずかしいです。すいません」


 秀子はにじり上がって、渡辺氏と見つめ合った。秀子の豊満な美巨乳が、渡辺氏の胸板にムニュリと潰れている。


 「秀子、凄く気持ちよかったです。こんな素敵なセックス、初めて」
 「原賀さん・・・」

 
 二人の唇が重なる。秀子は、くねる肉体が、淫乱の穢れた皮を被っていないと、実感できた。今秀子は、初恋のころに戻っている。戻れている。

 
 「秀子、渡辺先生が好きです」
 「僕もだ。原賀さんが好きだ」
 「秀子と、付き合ってください」
 「もうあなたを離せない、原賀さん」

 
 秀子は、渡辺氏の胸に、きつく顔を押し付けて、そして名残惜しそうに上半身を起こした。渡辺氏も、黙ってうなずく。

 
 「もう、帰らないと。隆が、息子が帰って来ますから」
 「はい、分かっていますよ。僕も、娘の、典子の様子を一度見に行かないと」
 「ふふふ・・・」
 「あはは・・・」
 「やっぱり私たち、似た者どうしですね」


 分かれのキスをねだるように、秀子はもう一度目をつぶった。


[82] Re: 番外・息子の先生 [由美子の章]  秀子ファン :2017/06/30 (金) 15:06 ID:VGetFLgc No.24790
渡辺氏との関係が1回目で終わってしまうと思いきや、これから始まるんですね。
これを楽しみにしてました。
やはりW不倫の展開は、寝取り寝取られ好きにはたまらない要素です。
自身の妻では決して体験できない秀子の豊満な肉体の魅力におぼれていく渡辺氏をもっとみてみたいです。
今後の展開が楽しみにしてます!

[83] Re: 番外・息子の先生 [由美子の章]  川崎リハビリテーシヨン学院古米良幸 :2017/07/27 (木) 11:28 ID:xEQXlLOU No.24852
吉木りさと杉原杏里で3Pやりたい‼杉原の乳房を揉みながら、吉木をバックで犯したい‼

[84] 番外・息子の先生 [幸彦の章]初恋  tttt :2017/08/22 (火) 19:39 ID:5L9k/cmA No.24904
初恋[34]





 「ああっ!駄目えっ!ひいぃっ!!」
 「何が駄目なんだよっ!秀子先生っ!!」
 「またぁっ!またまたぁっ!」
 「また何だよっ!言ってみろよおらあっ!!」
 「またイクのぉっ!秀子またイッちやうのおっ!!くひいぃっ!!」


 道弘に後ろから太ももを抱きかかえられてM字に開かれ露わになっている主婦原賀秀子の女性器に達彦が手にしているバイブが膣に奥までねじ込まれ、うねうねとうねり、枝分かれしている細い先端が、クリトリスをバイブレーションで刺激している。


 「イッくぅーっ!!!」


 絶叫した秀子が仰け反って気をやった。



§§§


 
 「いつまで寝てるつもりだよ、秀子先生」


 不良のリーダー格の純が、背後から道弘に巨乳を揉みしだかれながら気を失っている主婦、原賀秀子に吐くように言った。秀子の膣からバイブを抜いた達彦は、太いバイブの出し入れで開ききっている膣を開いて覗き込んでいる。二人とも無言だ。いや、その乳房の迫力に、その膣内の赤さに、二人の不良は言葉を失うほど夢中になっているようだ。それはまるで、遊び慣れた安いおもちゃに飽きた子供が、初めて見る高価な玩具に目を白黒させている姿だった。


 「お前ら二人もいつまでそうしてるんだよ。さっさと秀子先生を起こせ」


 リーダー格の純にそう言われ、道弘と達彦の二人は、夢から覚めたようにハッとして立ち上がった。そして左右から秀子の両腕を抱えて上半身を起こす。ぶるんっ・・・と震える形の良いHカップ巨乳に、その乳房を先ほどまで揉み込んでいた道弘が生唾を呑み、目を覚ました秀子が呻いた。


 「ううう・・・」


 そして、半覚醒のまま本能に従うように、目の前に仁王立つ純の勃起ににじり寄り、しゃぶりついた。そしてリズミカルに顔を振る。


 「うんふ・うんぷ・あんふ・・・」
 「ほんとに変態だな秀子先生は。塾の大竹のおっさんに秀子先生が好きだからって言われて借りてきたバイブとローターでさんざんイッたばかりだろ。脳みそん中、ち○ぽしかないんじゃないか!そんなにち○ぽが好きなら、くれてやるよっ!ほらあっ!!」
 「むぶうぅっ・・・」
 「ほらほらあっ!!」
 「ぐぶっぶぶうぅっ・・・」



§§§



 大山正志は、これまでと同じように、三人の不良の凌辱シーンを見つめていた。ただ、前回の「秀子先生の授業」と銘打たれたの凌辱シーンと違うのは、正志自身が烈しく勃起していることだ。これまで、何度も不良たちの凌辱に立ち会ってきた。しかし正志は、まったく無反応に、醒めてその光景を眺めてきた。それがなぜ・・・。前回の凌辱授業の後、不良たちがぶちまけた精液で汚れた肉体を拭こうとして触れた、乳房の感触・・・。それが正志の股間に、まるで股間に脳があるように、その感触を覚えているのだ。凌辱が始まる前から、原賀家の中に踏み込み、主婦原賀秀子の姿を見た瞬間から、正志の股間は急速に勃起しはじめたのだ。


 「秀子先生、道弘にパイズリしてやれよ。道弘は秀子先生のデカパイを気に入ったようだからな」
 「ぐむむぅ・・・」


 リーダー格の純に頭髪を鷲つかまれてイマラチオをされながらブルンブルンと揺れている94センチHカップ美巨乳を血走った目で見つめてる道弘を横目で見て、純がニヤニヤしながら言った。そして、乱暴に秀子の喉に一突きくれると、鷲つかんでいた頭部を放り投げた。


 「うぷんっ・・・はあはあはぁ・・・」


 両手で体を支え、よだれを顎から滴らせて荒い息の秀子の前に、道弘が勃起を携えて仁王立った。その血走った目は、先ほど揉みしだいた感触を思い返すように秀子の豊満すぎる白い乳房に絡んでいる。


 「秀子先生のパイズリ授業を見学しようぜ。持続力一番の道弘のち○ぽを秀子先生がどうやってパイズリでイカすのか、学ばせてもらおうぜ。それパーイズリ、パーイズリ、パーイズリ・・・」


 純と達彦が、秀子をおちょくるように手拍子を始めた。そして、待ちきれなくていらだった幼児のように、道弘が声を荒げる。


 「おら変態秀子先生っ!さっさと先生が大好きなち○ぽ挟めよっ!」


 その怒声にびくりと細い肩を震わせた秀子が、道弘ににじり寄る。そして跪くと、左手の細い指を道弘の勃起に絡め、クイと亀頭を下に向けた。そして右手でたわわな乳房をすくうと、くりっ・・・と勃起しているピンクの小粒な乳首にこすりつけた。


 「あうん・・・」


 その甘い声に、純と達彦の手拍子がやんだ。




§§§




 「あふん・くふん・むふん・・・」
 「うう、くそお・・・」
 「うむん・あむん・くぷん・・・」

 
 仁王立つ道弘の前で、主婦、原賀秀子の肉体が上下に躍動している。両手でたっぷりと寄せている乳房の間には、道弘の勃起が完全に埋没していた。正志は、秀子の姿に見惚れ、そして、股間の膨らみをまさぐっていた。持続力自慢の道弘の顔面が赤く紅潮し、苦しそうに歯を食いしばっている。秀子の白い乳房にたっぷりと挟み込まれ摩擦されている道弘の勃起の亀頭が、秀子の赤い舌にねっとりとねぶられ絡みつかれている。秀子が本格的に躍動を初めて、二分も経っていない。だが持続自慢の道弘が、助けを求めるように達彦に声をかけた。


 「おい達彦、秀子先生のま○こを慰めてやれよ。秀子先生、俺のち○ぽ挟みながらぐしょぐしょにしてるぜ。秀子先生、巨根の達彦は指も太く長くてしかも手先が器用なんだぜ。さっきのバイブよりよっぽどいいぜ。ほら達彦」
 「ああ」


 達彦が、パイズリをしている秀子の背後に回り込み膝をついた。そして正志の目には、うねる細い腰とまろやかに大きくなる桃の形のぷりぷりと蠢く白い巨尻に、達彦が一瞬圧倒されているように見えた。


 「感じても道弘のパイズリやめるんじゃねえぞ。今は授業中だろ、秀子先生」


 達彦は秀子の背部から手を回し、道弘の言う通りぐっしょりと湿っている黒々とした茂みに、突き立てた二本の指を潜り込ませた。


 「ううんっ!」


 ビクンと、秀子の肉体が一瞬はねた後、静止した。それに満足したように、達彦の右腕が小刻みに振動する。秀子のパイズリが止まってほっとしたような道弘が、今度は余裕を装って、達彦に声をかけた。


 「達彦、どうだよ、秀子先生のおま○この中は?」
 「ああ、熱いな。でもかなり緩いぜ。やっぱり公衆便所秀子先生だな」
 「ほら秀子先生、なに休んでんだよ。授業してくれよほら。ま○こがガバガバなんだから、パイズリでしっかり締め付けてくれよ」
 「あっふうん・・・」

 そして、二人の不良の言葉に応じるように、秀子が再び躍動を始める。




§§§




 「あうんっ、くむんっ、まはんっ・・・」


 まるで一段ギアを上げたように、秀子の肉体が弾む。道弘の勃起はむぎゅむぎゅと挟まれ摩擦された。細い腰は達彦の腕をまるで引っかかった枯れ枝を振り払うように無視して乱れ揺れた。道弘が追い詰められたように大声を出した。


 「おい純っ!秀子先生の口にぶち込んでやれよっ!あんあんうるせえんだよこのど変態先生っ!」
 「おうっ!おら咥えろや、下の口ががばがばなんだろ秀子先生よお!上でしっかり咥えろや、おらあっ!!」
 「ぐぶうっ・・・うむ、ぶむ、ぐぶっ・・・」


 しかし、秀子の躍動は止まらなかった。純に再び髪をつかまれイマラチオで口を塞がれても、道弘の勃起を乳房の間から離さず、摩擦し続ける。そして達彦の腕を無視するかのように巨尻を振り続ける。そして、道弘と純が叫んだ、それは負けを認めたくないような威勢だけの大声だ。


 「おらあっ、今日も若いエキスをくれてやるよっ、秀子先生っ!」
 「くらえっ、ガバガバ淫乱先公っ!」
 「うわっ、待てお前らっ、俺にもかかるだろっ!」


 達彦が秀子の背後から転げるように飛びのいた直後、乳房と口から勃起を抜いた道弘と純が、跪いたままの秀子に射精を始めた。びゅるっ!びゅるっ!勢いよくしごかれる二本の勃起から放たれる精液が、秀子の顔面と乳房にびちゃびちゃと降りかかる。




§§§




 「おいおい、達彦、それ秀子先生に何とかしてもらえよ」
 「ほら秀子先生、寝転んでねえで、達彦に二時限目の授業してやれよ、一人だけ射精してないから可哀そうだろ。先生のくせに、生徒に差別するのかよ」


 射精をしきって勃起を軟化させてしまった純と道弘が、一人だけ勃起している達彦を指さして、崩れている秀子をいたぶるように言う。二人の不良は、秀子を足蹴にさえ始めた。道弘はパイズリさせていた乳房を足でもてあそび、純は鷲つかんでいた頭部を足裏で踏みつけた。


 「ほらほら秀子先生、早く起き上がらねえか」
 「休憩時間終わりだよ、秀子先生」


 その二人の後ろで、達彦が呆然と立っている。達彦の右手の二本の指が、秀子の愛液で、滑光っていた。その指先が、まるで恐怖で震えているようだ。それはまるで、指先が記憶しているようだった。抜き去る前に一瞬、強烈な締め付けが襲い掛かってきたことを・・・


 「あなたたちいったい・・・いつになったら私を犯すの・・・?」


 正志の背筋に、ぞくっ・・・と寒気が走った。純に踏みつけられている頭部をむくりと起こし、静かに、秀子がしかしはっきりと言ったのだ。道弘と純が、その静かな迫力に後ずさっている。正志は、二人の表情が怯えているのが、はっきりと分かった。それはまるで、蛇に睨まれた蛙だった。秀子が、上半身を起こした。


 「いったいいつになったら私を犯すのよ」


 むくりと、立ち上がる。そして、ゆらゆらと純と道弘に近づいていく。


 「口と胸だけ使ってばかりで、どうして私のおま○こをやらないの?私のおま○こに入れたのって、道具だけじゃない。あ、そう・・・あなたの指も・・・」
 「ひっ・・・」


 秀子は、達彦に向きなおった。そしてふらふらと、歩み寄る。今度は達彦が怯えるカエルのように固まった。蛇の舌のように、しゅるりと伸びた秀子の手が、達彦の自称巨根に絡みつく。


 「ごめんなさい、あなただけこんなにしたままで。あなたがこの自慢の大きなおち○ぽで、私を犯すのね」
 「うわ・・・や、やめ・・・」


 顔と乳房をドロドロの精液まみれにした秀子に怯えきったように、達彦が尻もちをついた。その達彦の腰を、秀子がまたぎ、天を衝く若い勃起を再び握る。その真上に、自身の女性器を照準させた。膣口に、先端をこすりつけて喘ぐように微笑みを達彦に投げかける。

 
 「おち○ぽぉ・・・」


 そして、腰を下ろしきった秀子は、達彦の上で、白い裸身を仰け反らせた。


 「あっはぁ・・・おち○ぽ気持ちいいのぉ・・・」



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