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新スレ妻の腹に咲く花

[1] スレッドオーナー: :2026/11/06 (金) 19:38 ID:i0RLnfeg No.33499
初めて書いてみます。
これは当たり前ですが創作で実在の個人や団体とは一切関係のないフィクションです。
極めて下品な表現も含まれるため苦手な方は閲覧をお控えください。
反響があれば続けようと思います。


[2] Re: 妻の腹に咲く花  :2026/11/06 (金) 19:39 ID:i0RLnfeg No.33500
序章 今の私達
僕は翔平、28歳。妻の澪は23歳です。

この話を書き始める今も、澪は隣の部屋で眠っています。身長百五十二センチ、体重は四十キロあるかないか。華奢で、骨も細く、僕が後ろから抱きしめると、澪の体はすっぽりと僕の腕の中に収まってしまいます。

そんな小さな妻の腹には、花が咲いています。

臍の下から恥丘へ下る茎。膣口の周りに開く白い花弁。脚を開けば、小陰唇の内側に細い蔓が走り、四つん這いになれば、肛門の周りに最後の花弁が見えます。花は夜にだけ咲く月下美人です。澪の体に彫られたその花は、消えることがありません。

澪の乳首にはリングがあります。小陰唇には六つのリングがあります。クリトリスのフードにも、一本のバーが通っています。陰毛は永久脱毛で、一本も生えてきません。

澪の膣は、僕の拳が手首まで入ります。アナルも、最初は指一本で泣いていたのが嘘のように、太いものを飲み込みます。尿道は、セックスができるまで拡げられました。澪が他の男に貸し出され、お金を払った知らない男のホテルへ行くことを、僕達夫婦はもう何度も繰り返しています。

なぜ、こんなことになったのか。

最初から変態夫婦だったわけではありません。少なくとも、僕はそう思っていました。澪に至っては、結婚式の日に白いドレスで泣いていた、あの普通の女の子でした。

始まりは、あまりにも情けない、僕のオナニーでした。

第一章 ゴーグルの中の女
結婚して最初の半年は、僕達にも普通の夜がありました。

澪は恥ずかしがりでした。電気を消さないと服を脱げませんでしたし、声を出すのも嫌がりました。僕が「気持ちいい?」と聞くと、澪は布団の中で小さく頷くだけでした。それでも、その頷きが嬉しくて、僕は澪の小さな体を抱きしめて眠るのが好きでした。

変わり始めたのは、僕の転勤で帰宅が遅くなってからでした。

澪は先に風呂に入り、先に寝ます。僕が深夜に帰ると、リビングは暗く、食卓にはラップをかけた夕食が置いてありました。それを一人で食べ、風呂に入り、ベッドに入る頃には、澪は壁の方を向いて眠っていました。

僕は、ベッドの中で澪に触るのが怖くなりました。
疲れている澪を起こすのが申し訳ない、というのは言い訳でした。本当は、触って、途中で澪が痛がったり、冷めた顔をしたりするのが怖かったのです。若い頃のように、求め合うだけではセックスができない年齢に、僕達はもうなっていました。

その頃、僕はVRポルノを買いました。

最初は好奇心でした。ゴーグルをつけると、目の前に知らない女がいました。女は僕だけを見て、僕だけに脚を開き、僕が腰を振る動作に合わせて声を出しました。現実の澪と違って、その女は疲れていませんでしたし、僕のタイミングを待つ必要もありませんでした。

僕は、ソファに座ったままズボンを下ろし、ゴーグルの中の女を見ながら、自分で扱くようになりました。

一回が、二回になりました。二回が、週に三回になりました。
やがて僕は、澪が寝ている夜だけでなく、澪が実家に帰った休日にも、昼間からゴーグルをつけるようになりました。

ゴーグルの中で、僕が選ぶ動画も変わっていきました。

最初は、一人で出てくる女の動画でした。次に、知らない男に抱かれる女の動画になりました。最後に僕が繰り返し買うようになったのは、夫の目の前で、あるいは夫に内緒で、妻が他の男に命令されるという内容のものでした。

画面の中の人妻は、最初は嫌がります。でも、男に耳元で何かを言われると、体が震え、自分から脚を開きます。その瞬間に、僕は一番興奮しました。

僕は、その時すでに、自分に問いかけていました。
(もし、これが澪だったら)

その想像は、すぐに頭から振り払いました。澪は、そんな女ではありませんでした。澪は、僕以外の男性とまともに話すだけでも緊張するような女でした。

でも、ゴーグルを外して射精の後処理をしながら、僕はまた同じ動画のサムネイルを開いていました。

事件は、十月の金曜日でした。

その日、澪は珍しく起きていました。僕はそれを知りませんでした。澪が台所へ水を飲みに行く足音を、ゴーグルの中の女の声がかき消していたからです。

僕はソファに座り、ズボンと下着を膝まで下ろし、右手で自分のものを激しく扱いていました。ゴーグルの中では、知らない人妻が、夫の同僚にベッドへ押し倒されていました。

『やめてください、主人が帰ってきます』
画面の中の女がそう言うたびに、僕の手は速くなりました。

「翔平くん」

澪の声は、ゴーグルの外から聞こえました。

僕は飛び上がりました。ゴーグルを外すと、リビングの入口に、パジャマ姿の澪が立っていました。手には、空のコップを持っていました。澪の視線は、僕の顔ではなく、膝まで下がったズボンと、まだ勃起したままの僕の下半身に、一瞬だけ落ちました。

「ご、ごめん。違う、これは」
「うん」

澪は、それ以上言いませんでした。コップに水を入れて、寝室へ戻りました。

僕は下着を上げる手が震えました。ソファの横には、ティッシュが何枚も丸まって落ちていました。ゴーグルの画面はまだついていて、女の喘ぎ声が小さく漏れていました。僕は慌てて電源を切りました。

その夜、僕は寝室に入れませんでした。ソファで朝まで座っていました。

翌朝、澪はいつも通り朝食を作っていました。目玉焼きと、味噌汁と、焼き魚。澪は僕に「おはよう」と言いました。昨夜のことは、何も言いませんでした。その優しさが、僕には一番辛かったです。

三日経って、澪が言いました。

「私じゃ、足りないんだね」
「違うって言っただろ」
「じゃあ、なんで私とはしないの? 私が寝てから、一人でするの?」

澪の声は、小さく震えていました。

「疲れてるだけだ」
「私も、誘ったことあるよ。覚えてる? 先月、私が新しい下着を買った日。翔平くんは、明日早いからって言って、背中を向けた」

覚えていました。
澪が、少しだけレースのついた下着を買って、風呂上がりに僕の前で立った日です。澪は恥ずかしそうに「似合う?」と聞きました。僕は「似合うよ」と言って、スマホを見ました。澪が寝室を出て行く足音を聞きながら、僕はその夜も、澪が寝た後にゴーグルをつけました。

「今夜は、できる?」
澪は、僕の目を見て聞きました。

その夜、僕は澪を抱きました。
正確に言えば、抱こうとしました。

澪は電気を消し、パジャマを脱ぎました。小さな乳房と、まだ何の印もない白い腹と、自然な陰毛に覆われた下半身がありました。結婚した頃と同じ、澪の体でした。

僕は澪にキスをし、胸に触れ、脚の間にも手を伸ばしました。
でも、僕のものは固くなりませんでした。半分だけ膨らんで、澪の中に入る前に、情けないほど柔らかくなってしまいました。

澪は、暗闇の中で言いました。

「私の体、もう興奮しないんだ」
「違う、緊張してるだけだ」
「ゴーグルの女の人には、固くなるのに?」

僕は何も言えませんでした。
澪は布団を胸まで引き上げ、壁の方を向きました。しばらくして、布団の中で、澪の肩が小さく震え始めました。泣いているのだと分かりました。

僕は澪の背中に手を置くことしかできませんでした。

一週間後、澪が夕食の時に、スマホを僕に見せました。

「私、ここ、予約したから」

画面には、「夫婦の夜を取り戻す九十日プログラム」という文字がありました。恵比寿のサロン。女性オーナーによる、完全会員制のセラピー。

「セラピーって、こんな高いのか」
「話を聞くだけじゃないみたい。夫婦別々に、カウンセリングをするんだって」
「別々に?」
「うん。言いにくいことは、相手がいない方が言えるから、だって」

澪は、味噌汁を啜りながら言いました。

「私、翔平くんに言ってないことがあるのかも、自分でも分からない。翔平くんにも、あるでしょ」

僕は、ゴーグルの中で繰り返し見た、人妻が寝取られる動画を思い出しました。澪に言えるはずがありませんでした。

初回の面談は、土曜日の午後でした。

サロンは、マンションの最上階の一室でした。玄関には小さな看板もありませんでした。インターホンを押すと、中から女の声がしました。

部屋の中は、セラピーというより、高級なラウンジでした。黒いソファ、低い照明、酒の瓶が並ぶ棚。壁には、男女の体を描いた抽象画がかかっていました。

オーナーの柏木綾子は、44歳でした。黒いスーツに、髪を一つに結び、口紅だけが赤かったです。

「初めまして。旦那様が翔平さん、奥様が澪さん」
「はい」
「今日は、お二人一緒に話すことはしません。夫婦の問題の半分は、相手の前で言えないことでできていますから」

綾子は、まず澪を奥の部屋へ案内しました。
ドアが閉まる時、澪は一度だけ僕を振り返りました。不安そうな顔でした。僕は小さく頷くことしかできませんでした。

澪の面談は、四十分続きました。
ドアの向こうから、声は聞こえませんでした。時々、澪が笑うような気配だけがしました。あの澪が、初対面の女の前で何を話しているのか、僕には想像もつきませんでした。

次は、僕の番でした。

奥の部屋は、窓のない小さな部屋でした。椅子が二つと、テーブルが一つ。テーブルには、スマホを置くための小さな台がありました。

綾子は僕の向かいに座り、足を組みました。

「翔平さん、奥様とのセックスは、いつからありませんか」
「半年くらいです」
「理由は」
「疲れていて」
「一人では、しますか」

僕は黙りました。

「正直に」
「……します」
「何を見て」
「VRです」
「VRの中で、奥様に似た女性を見ますか。それとも、全然違う女性ですか」

僕の心臓が、跳ねました。

「奥様に似た女性ではなく、奥様が他の男性と、という想像ではありませんか」

「なんで、そんなことを」
「そういう男性は、顔に出ます。奥様を愛していない顔ではなく、奥様を一人で抱え込むことに疲れた顔です」

綾子は、僕を責めませんでした。事実を確認するような声でした。

「プログラムでは、毎晩、音声日記をつけていただきます。テーマは、こちらから出します。射精は禁止です。イキそうになったら止めて、呼吸を整えて、続きを話してください」
「オナニーをしながら、喋るんですか」
「そうです。男の本音は、頭が一番下品になっている時にしか出てきませんから」

綾子はスマホのアプリを開いて見せました。黒い画面に、赤い録音ボタンがありました。

「今夜のテーマは、一つだけです」

画面に、文字が表示されました。

妻に、一生言うつもりのなかった妄想

僕は、その文字をしばらく見つめていました。

外の部屋では、澪が待っていました。澪にも、今夜のテーマが出ているはずでした。澪のテーマが何なのか、僕には分かりませんでした。

その分からない、という感覚だけで、僕の下半身は既に反応し始めていました。


[3] Re: 妻の腹に咲く花  tetu :2026/11/06 (金) 20:02 ID:v.uZ3Jys No.33501
良い始まりですね
期待してます。


[4] Re: 妻の腹に咲く花  :2026/11/06 (金) 20:05 ID:i0RLnfeg No.33502
少し、続きを読んでみたい、と思っていただければ嬉しいので4章辺りまで連投します^^

[5] Re: 妻の腹に咲く花  :2026/11/06 (金) 20:06 ID:i0RLnfeg No.33503
第二章 それぞれの音声日記
サロンから帰った土曜日の夜、僕はリビングのソファに座って、スマホを見つめていました。

画面には、黒い背景に赤い録音ボタンがありました。その下に、今夜のテーマが表示されていました。

妻に、一生言うつもりのなかった妄想

風呂場からは、澪がシャワーを浴びる音が聞こえていました。
澪は、サロンから帰る車の中でも、ほとんど喋りませんでした。綾子と何を話したのか、僕が聞いても「翔平くんにもテーマがあるんでしょ」と言って、笑うだけでした。

僕はイヤホンをつけ、録音ボタンを押しました。

『ええと、翔平です。妻に言えなかった妄想は、特にありません。ただ、最近は仕事で疲れていて、妻との関係がうまくいっていないので、改善したいと思っています』

四十秒で、録音は終わりました。
僕は送信ボタンを押して、スマホを伏せました。

嘘をついた、という自覚はありました。でも、その程度の嘘なら、誰でもつくはずだと思いました。初対面の女に、本当の性癖を喋る方がおかしいのです。

翌朝、アプリに通知が来ました。

解析結果
声の震え:少
沈黙の回数:2回
内容の具体性:不足

そして、綾子からの短い音声メッセージでした。

『翔平さん、お上手ですね。会社で出す報告書みたいな声でした。あれなら、奥様にも聞かせられますね』

僕は、会社の昼休みにそのメッセージを三回聞きました。
褒められているのではないことは、分かりました。試されているのだと分かりました。

その日の夜のテーマも、同じでした。

妻に、一生言うつもりのなかった妄想

僕は今度は、ベッドではなく、洗面所にスマホを持ち込みました。澪は既に寝室で寝ていました。僕はパンツを下ろし、洗面所の冷たい床に立って、自分のものを握りました。

アプリの仕様は、奇妙でした。録音中、画面には自分の声の波形と、心拍数のような数字が表示されました。僕が自分を扱く手の速度を上げると、数字も上がりました。イキそうになったら手を止め、数字が下がるまで待って、それから喋れ、というのが綾子の指示でした。

僕は、VRで一番繰り返し見た動画を思い出しました。
人妻が、夫の同僚にホテルへ連れて行かれる動画でした。

手を動かすと、波形が大きくなりました。イキそうになって、手を止めました。洗面所の鏡には、情けない顔の僕が映っていました。

『僕は、妻が他の男に抱かれる動画を、よく見ます』

そこまで言って、手を止めました。呼吸が整うまで待ちました。

『それで、オナニーをします。以上です』

送信しました。

翌朝の解析は、こうでした。

内容の具体性:やや不足
核心まで:あと少し

会社の会議中、僕はその「あと少し」という文字が頭から離れませんでした。上司の話を聞きながら、僕は自分の性癖の「核心」が何なのかを考えていました。澪が抱かれることなのか。澪が僕を裏切ることなのか。澪が、僕では満足できないと言うことなのか。

考えれば考えるほど、ズボンの中が熱くなりました。会議室で、僕は太ももを強く閉じました。

その日は火曜日でした。澪のレッスンの日でした。

澪は夕方、「行ってくるね」と言って家を出ました。普段の澪なら、近所のスーパーへ行くような格好でしたが、その日は少し違いました。髪を丁寧に結び、薄く化粧をし、僕が結婚記念日に買った小さなピアスをつけていました。

『何時頃になる?』
『九時くらいかな』
『何をするんだ』
『言えないルール。翔平くんも、そうでしょ』

澪は笑って、玄関を閉めました。

澪が帰ってきたのは、九時四十分でした。
玄関のドアが開く音で、僕はソファから立ち上がりました。澪は少し疲れた顔をしていましたが、頬が上気していました。

『ただいま』
『おかえり。風呂、先に入る?』
『うん。サロンのシャワー、借りたんだけど、家でも入りたい』

サロンのシャワーを借りた。
その一言で、僕の頭には色々な想像が浮かびました。何をして、シャワーを浴びる必要があったのか。汗をかくレッスンだったのか。それとも――。

澪が風呂場に入ると、湯の音に混じって、澪が小さく鼻歌を歌う声が聞こえました。結婚してから、澪が風呂で鼻歌を歌うのを、僕は聞いたことがありませんでした。

風呂上がりの澪は、タオルを体に巻いて、鏡の前に長く立っていました。
いつもの澪なら、すぐにパジャマを着ます。その日、澪は鏡の中で自分の首筋や、肩や、胸の形を、指でなぞるように確認していました。まるで、誰かに言われた言葉を、自分の体で復習しているようでした。

『何か言われたのか』
『え?』
『レッスンで』
『言われたよ。私の体は、小さいけど、見せると映えるって』
『誰に』
『それも、言えない』

澪は笑いました。その笑い方は、少しだけ今までと違いました。夫に隠し事をしている妻の笑い方でした。

その夜、澪はパジャマの下に下着をつけていませんでした。
ベッドに入った時、布団の中で澪の素肌が僕の腕に触れました。澪はすぐに壁の方を向きましたが、僕はしばらく眠れませんでした。

澪のスマホは、伏せて置かれていました。画面が一度光りました。サロンのアプリの通知でした。文字は読めませんでしたが、澪は朝まで、その通知を開きませんでした。開かないように、我慢しているように見えました。

木曜日も、澪はレッスンへ出かけました。
帰宅は十時を過ぎていました。その日の澪は、帰りの電車で座れなかったと言って、足をさすっていました。

『立ちっぱなしだったのか』
『ううん。座ったり、立ったり、いろいろ』
『いろいろって』
『翔平くん、知りたい?』

澪は、冷蔵庫から麦茶を出しながら、僕を見ました。

『知りたいなら、翔平くんも自分のテーマ、ちゃんとやらなきゃ』
『やってるよ』
『嘘ついてる?』
『……少し』
『私は、もう嘘ついてないよ』

澪は、それだけ言って、麦茶を飲みました。

その言葉が、僕を追い詰めました。
澪は、もう嘘をついていない。澪は、初対面の誰かの前で、僕にも言ったことのない何かを、すでに言ってしまった。

金曜日、仕事帰りに、僕は会社の駐車場に車を停めたまま、スマホを開きました。

テーマは、四日連続で同じでした。

妻に、一生言うつもりのなかった妄想

僕は車のシートを倒し、ズボンを下ろしました。駐車場の蛍光灯が、フロントガラス越しに白く光っていました。誰かが通りかかるかもしれないという緊張で、僕の心拍数は最初から上がっていました。

手を動かしました。
最初は、VRの動画を思い出しました。次に、その人妻の顔が、澪の顔に変わりました。澪が、知らない男の前に連れて行かれ、下着姿で立たされている場面。澪が、男に「脚を開いて」と言われ、泣きながらも脚を開く場面。澪が、僕の名前を呼ぶのではなく、知らない男に許しを乞う場面。

イキそうになりました。手を止めました。息が荒く、声が震えました。

録音ボタンを押しました。

『僕は、澪が他の男に抱かれるのを想像して、オナニーをしていました』

波形が、大きく揺れました。

『澪が、知らない男に支配されるのが見たいです。澪が僕の前で、他の男に命令されて、恥ずかしいことをさせられるのが見たいです。澪が、僕じゃ満足できないと言って、他の男の前で脚を開くのが……』

イキそうになって、声が途切れました。僕は自分のものを強く握り、射精を堪えました。目に涙が浮かびました。

『僕は、妻を寝取られたいです。妻を寝取られて、僕は横で何もできずに、オナニーだけさせられたいです。お願いです、誰か、澪を……』

最後まで言って、僕は車の中で泣きました。
情けなさと、解放感が同時に来ました。送信ボタンを押す手が、汗で滑りました。

送信が終わってから、十分ほど、僕は駐車場の車の中で動けませんでした。

アプリの反応は、すぐに来ました。

解析結果
内容の具体性:十分
核心に到達しました

綾子からの音声メッセージは、笑いを含んでいました。

『よく言えました、翔平さん。あなたはやっと、自分の妻の夫らしくなりましたね。明日、サロンで鍵をお渡しします。楽しみにしてください』

鍵。
何の鍵か、僕にはすぐに分かりました。貞操帯の鍵でした。

その夜、家に帰ると、澪はリビングで待っていました。

『翔平くん、目が赤いよ』
『花粉だ』
『嘘。……言ったんだね』
『ああ』
『私も、言ったよ。初日に』

澪は、膝の上で手を組みました。

『私は初日に、泣きながら全部言っちゃった。翔平くんは、四日かかったんだね』
『お前は、何を言ったんだ』
『それは、まだ内緒』
『俺は全部言ったのに』
『順番があるんだって。私の記録は、翔平くんが見るべき時になったら、見られるようになるって、綾子さんが言ってた』

その時、僕のスマホが震えました。
アプリのホーム画面に、新しいフォルダが増えていました。

灰色のフォルダでした。鍵のアイコンがついていました。

妻の記録
公開まで あと41日
※早送り、巻き戻しはできません。順番に、全てを見ていただきます

僕は、そのフォルダを何度もタップしました。当然、開きませんでした。

澪は、その灰色のフォルダを僕のスマホ越しに見て、小さく言いました。

『私のレッスン、全部撮られてるんだって。顔も、体も、声も。翔平くんが見る頃には、私はもう、今の私じゃなくなってるかもしれないね』

ベッドに入った後も、僕は眠れませんでした。
隣で、澪の寝息が聞こえました。しばらくして、布団の中で、澪の手が動くような、小さな衣擦れの音がしました。澪が何をしているのか、僕には分かりませんでした。分かりませんでしたが、その音だけで、僕の下半身は痛いほど反応しました。

翌日の土曜日、僕達は別々にサロンへ向かいました。
玄関で靴を履く時、澪が言いました。

『今日から、本当のプログラムが始まるんだって』

サロンのドアの前で、僕は綾子に迎えられました。綾子の手には、小さな金属の器具と、鍵が握られていました。

奥の部屋からは、初めて聞く男の声がしました。
低い、落ち着いた男の声でした。

『澪さん、今日は記録のカメラを増やします。ご主人が後で見る時、あなたの変化がよく分かるようにね』

澪の返事は、ドアの向こうで小さく聞こえました。

『はい、蓮先生』

僕は、その「蓮先生」という呼び方を聞いた瞬間、綾子が差し出す貞操帯よりも先に、強烈な嫉妬で勃起していました。


[6] Re: 妻の腹に咲く花  :2026/11/06 (金) 20:07 ID:i0RLnfeg No.33504
第三章 鍵と、最初の身体測定
サロンの個室で、柏木綾子はテーブルの上に金属製の器具を置きました。

二つのリングと、筒状のケージと、小さな鍵でした。病院の器具のように冷たく光っていました。

『服を脱いでください、翔平さん』
『ここでですか』
『奥様の前では何度も脱いだでしょう。これは、その奥様に見せるための体ではありません。管理するための体ですから、恥ずかしさは別の種類になります』

僕はスーツを脱ぎ、下着姿になりました。
綾子は僕の下半身を一瞥しました。僕は情けないことに、ドアの向こうの男の声を聞いただけで、既に勃起していました。

『いい反応ですね。奥様の担当が男だと聞いただけで、こうなる』
『違います。これは』
『言い訳は、音声日記の中だけで結構です』

綾子はゴム手袋をはめ、僕のものを冷たい手で持ちました。愛撫ではありませんでした。物を検品する手つきでした。まず根元のリングが通されました。次に、勃起したものを無理に押し曲げるようにして、ケージの中へ収められました。

金属の冷たさで、僕は小さく声を出しました。

『少し、きついです』
『勃起をしたら、もっときつくなります。それが目的です。あなたはこれから、勃起するたびに、自分の立場を思い出します』

カチリ、と鍵が閉まる音がしました。
小さな音でした。でも、その音は僕の人生の何かが閉まる音のように聞こえました。

鍵は、綾子の胸元の細いチェーンに通されました。黒いスーツの谷間に、その小さな鍵が揺れていました。

『鍵は私が持ちます。トイレは座ってしてください。毎朝、装着した写真をアプリで送ること。夜、勃起で目が覚めても、自分で外そうとしないこと』
『いつまでですか』
『奥様のプログラムが、一段落するまでです』
『一段落って』
『それは、奥様の体が教えてくれます』

僕は服を着直しました。ズボンの中で、金属が股間に当たる感覚がありました。歩くたびに、自分の性器が自分のものではないような、奇妙な重さを感じました。

個室を出ると、廊下の向こうのドアが、まだ閉まっていました。澪のレッスン室でした。

ドアには、小さなプレートがありました。

測定室
記録中

ドアの下からは、光が漏れていました。
僕は無意識に、そのドアに近づきました。

『翔平さん』
綾子の声が、背中からしました。
『あなたの席は、こちらです』

廊下の壁際に、椅子が一脚置かれていました。ドアに背を向けて座る向きでした。その椅子の横には、ヘッドホンが置かれていました。

『これは』
『奥様の測定が終わるまで、ここで自分の音声日記を聞いていてください。あなたが金曜日に録った、あの素敵な告白です』

僕は椅子に座り、ヘッドホンをつけました。
再生ボタンを押すと、僕自身の声が耳の中に流れました。

『僕は、澪が他の男に抱かれるのを想像して、オナニーをしていました』

自分の声でした。車の中で泣きながら録った声でした。

ヘッドホンの音量を上げても、ドアの向こうの音は完全には消えませんでした。音の隙間から、澪の声が漏れてきました。

『はい』
『分かりました』
『あっ……』

澪の声は小さく、内容までは聞き取れませんでした。男の声も聞こえました。黒瀬蓮の声でした。

『澪さん、脚をもう少し開いて』
『力は抜いて。測るだけだから』
『カメラは三台あります。正面と、横と、股間を近くで撮るもの。ご主人が後で見る時に、変化が分かりやすいようにね』

僕はヘッドホンを強く耳に押しつけました。
自分の告白の声が、大きくなりました。

『澪が、知らない男に支配されるのが見たいです』

ドアの向こうで、金属の器具がトレーに置かれるような音がしました。
カチャン、という音。
次に、澪が息を吸う音。

『んっ……』

僕は椅子の上で、貞操帯の中で激しく勃起しました。金属のケージが皮膚を押し、痛みが走りました。その痛みが、さらに僕を興奮させました。

『やめて、やめて』と、澪が言ったのかどうかは分かりませんでした。聞こえたのは、短い息と、蓮の落ち着いた声だけでした。

『大丈夫。最初は、みんなそうなります。今日は入れるための日じゃない。あなたの体が、今どうなっているかを記録する日です』

入れるための日じゃない。
その言葉で、僕は逆に「入れる日」が来ることを確信しました。

四十分が過ぎた頃、ドアが開きました。

澪は服を着て出てきました。髪は少し乱れていました。頬は赤く、目の縁も赤かったです。泣いたのか、興奮したのか、僕には分かりませんでした。澪の歩き方は、少しだけ内股になっていました。太ももを擦り合わせるように歩いて、ソファに座りました。

『お疲れ様』
僕が言うと、澪は小さく笑いました。
『うん。疲れた』
『何を測ったんだ』
『身長とか、体重とか』
『それだけで、四十分?』

澪は答えませんでした。代わりに、自分の太ももを両手で押さえました。その仕草が、答えでした。

綾子が、封筒を僕に渡しました。

『ご主人用の、初日レポートです』

封筒の中には、一枚の紙がありました。

No.02 澪 Day 0 基礎測定

身長 152.1cm
体重 41.8kg
バスト 78cm
ウエスト 56cm
ヒップ 82cm

そこまでは、普通の数字でした。

その下の欄は、黒いマーカーで塗り潰されていました。

膣 ■■■■■■■■
膣口 ■■■■■■
クリトリス ■■■■
アナル ■■■■■■■■
尿道 ■■■■
総合所見 ■■■■■■■■■■■■

『なんで、塗り潰してあるんですか』
『ご主人は、まだ数字で奥様を知る段階ではありません』
綾子は言いました。
『数字だけ先に知ると、映像を見た時の感じ方が変わります。奥様の変化は、最初に映像で、順番に知ってください』
『でも、少しは』
『一つだけ教えてあげます』

綾子は、紙の一番下を指さしました。そこだけ、マーカーが薄くなっていました。透けて見える文字がありました。

膣:指1本で緊張が強い。声が出る

僕は、その一行を何度も読みました。
指一本。澪は、蓮の指一本で声を出したのです。

帰りの電車で、澪は僕の隣に座り、窓の外を見ていました。
澪の膝の上には、自分のバッグがありました。そのバッグの中には、サロンから渡された小さなポーチがありました。中身を僕が聞くと、澪は「保湿のクリームと、宿題の紙」とだけ言いました。

『宿題って』
『毎晩、お風呂の後、鏡の前でやることがあるの』
『見せてくれないのか』
『翔平くんには、見せちゃだめなんだって』

その夜から、我が家の風呂場は、僕にとって苦痛の場所になりました。

澪は風呂から上がると、洗面所のドアに鍵をかけました。中から、クリームの蓋を開ける音、澪が小さく息を吐く音、時々、指が濡れた肌を撫でるような音が聞こえました。

僕はドアの前に立ち尽くしました。貞操帯の中で勃起し、痛みに耐えながら、その音を聞きました。

『澪、何してるんだ』
『宿題だって言ったでしょ』
『何分やるんだ』
『今日は十五分。鏡で見ながら、言われた場所を触って、感じるかどうかを覚えるの』
『感じるかどうかって』
『翔平くんは、外で待ってて』

十五分が、三十分に感じました。
ドアが開いた時、澪はバスローブ姿で、顔が熱を持っていました。首筋まで赤かったです。

『お風呂、入っていいよ』
『ああ』

僕が洗面所に入ると、鏡は澪の湯気で曇っていました。その曇った鏡を、澪の指の跡が一筋、拭った跡がありました。自分の体を見るために、澪が拭った跡でした。

その夜から、僕の生活は貞操帯を中心に回り始めました。

会社では、尿意があっても小便器の前に立てませんでした。個室に入り、ズボンを下ろし、便座に座って用を足しました。同僚と飲みに行けば、トイレの回数が多いことを笑われました。

夜中には、何度も目が覚めました。夢の中で澪が誰かに抱かれると、勃起がケージを押し広げようとして、痛みで目が覚めるのです。そのたびに、僕は隣で眠る澪の寝顔を見ました。澪は穏やかな顔で眠っていました。その穏やかさと、僕の股間の痛みの落差に、僕は一人で笑いそうになりました。

朝、装着写真をアプリに送るのが日課になりました。
写真を送ると、綾子から短い返事が来ました。

『よく管理されていますね』

その一文だけで、僕はその日一日、サロンのことを考えて過ごしました。

澪のレッスンは、火曜日と木曜日に続きました。
帰宅時間は、少しずつ遅くなりました。八時、九時、十時。澪は帰るたびに、シャワーを浴び、洗面所に鍵をかけて宿題をしました。

ある木曜日、澪は帰宅した時、小さな紙袋を持っていました。

『何、それ』
『次の段階の道具。まだ開けないでって言われた』
『中身は』
『バイブ。細いのと、太いの』

澪は、あっさりと言いました。
僕の前で「バイブ」という言葉を、澪がこんなに普通に言ったことは、今までありませんでした。

『誰が使うんだ』
『私が、自分で。蓮先生に見せながら』

その夜、アプリの灰色のフォルダの数字が変わっていました。

妻の記録
公開まで あと34日

フォルダの中のサムネイルは、まだ全て鍵がかかっていましたが、本数だけは増えていました。

Day 0 測定1 47分
Day 3 感覚・鏡の前 32分
Day 5 感覚・器具1 51分

僕は、そのタイトルを何度も眺めました。
器具1、という言葉だけで、僕はその夜、三回目が覚めました。

澪は、ベッドの中で言いました。

『翔平くん、私、次から本格的に拡げるんだって』
『……どこを』
『最初は膣。次はアナルだって。蓮先生が言ってた。私の体は小さいから、拡がった時の変化が一番分かりやすいって』

澪の声は、怖がっている声ではありませんでした。少しだけ、誇らしさが混じっていました。

僕は暗闇の中で、貞操帯の鍵がない自分の股間を押さえました。


[7] Re: 妻の腹に咲く花  真一 :2026/11/06 (金) 23:06 ID:GoVe4bS2 No.33505
大作の予感がします。
続きを期待してお待ちします。


[8] Re: 妻の腹に咲く花  tetu :2026/11/07 (土) 19:28 ID:RlttQdwI No.33506
凄いサロンですね
興奮しっぱなしです。



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