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信之の憂鬱

[1] スレッドオーナー: 修二 :2019/05/14 (火) 23:31 ID:nCbZKG2E No.27101
別の場所に少しだけ公開して削除した作品ですが、「中の人」から『最後まで読みたいから、頑張って書いて』と言われてまして、続けてみます。
エロ要素は少ないです。


[2] Re: 信之の憂鬱  修二 :2019/05/14 (火) 23:32 ID:nCbZKG2E No.27102
1 夏の始まり

「今年は勇君も連れて行くかもって!」
妻の由美が振り返って言う。俺と、電話の向こうの相手と、両方に聞こえるように。
「え・・・。それって、・・・大丈夫なのか?」
「ん〜・・・、今年の綾乃ちゃんは、『それ』込みってことじゃない? いきなりパパになるの、自信無い?」
「ある訳無いだろ」

今年も、夏が来る。
俺達の関係が変わった『あの夏』から、一年。
(また、あの場所に行くのか・・・)

「ノブ、達也が何か言いたいらしいけど」
「ちょっと待って」
俺は洗い物の手を止めて、タオルで手を拭いた。
楽しそうに友人(元カレ)と電話で喋っている由美を眺めながら、俺は昨年の、・・・一度きりだったはずの、忘れられない『あの夏』のことを思い出していた・・・

    *   *  *   *  *   *  *   ・・・一年前    *  *  *  *  *  *  *

夏休みには、ここ何年かは海外旅行に行っている。由美は専業主婦だから、俺の休みさえ決まれば、予定は立つ。今年は盆休み中に出勤して休みをずらし、少し遠いところに行こうとか言っていたが、由美の家出騒動なんかもあったりして、計画を立てられないまま、いつしかもう夏が目前に迫っていた。
表面的には元通りだったが、何がきっかけで由美が怒りだすかわからなくなって俺がびびっていたのもあり、旅行のことは言い出せないでいた。だが、由美の方も気にはしていたのだろう。

その日、家に帰りドアを開けると、普段には無いハーブの香りが襲ってきた。和食が多い由美だったが、初めて作る外国風料理でも失敗したことはたぶん無いと俺は思う。
「お帰りなさい」
いつもの通り、玄関まで迎えに来た由美。すごく怒っている時は迎えに来ないことだけはわかっている。今日は機嫌が良いらしい。
「なんか、ものすごく良い匂いだな」
珍しく、照れたように笑う由美。
「今日はワインが飲みたくて。適当に煮込み的なもの作った。お口に合わなかったら、ごめんね」
俺のカバンを持ってさっさとリビングへと歩いてゆく由美。
・・・この微妙な加減は夫婦じゃないとわからないんだろう。
俺は頭の中ですごいスピードで、今日は何かの記念日じゃ無かったかと考えていた。大事な日だったら忘れていたりすればえらいことになるし、プレゼントが無い時点で俺の運命は風前の灯だが・・・。
(いや、この時期に記念日は無いはずだ・・・今日は何でも無い日のはずだ。だとしたら・・・)
俺は、由美から何らかの『おねだり』があることを予想した。

「ワインあけるの、お願いね〜」
着替えてダイニングに戻った俺に、由美がポンパドールのバタールを薄めに切りながら声をかける。
(どこが『適当』なんだよ・・・)
トリッパの煮込み。トマト風味。
材料入手、内臓肉ならではの前処理・・・。
思い付きで作れる料理じゃ無いことを、偶然にも俺は知っていた。由美に話したことは無いけど、学生時代にワンルームで独り暮らしだった俺は、一度だけこいつに挑戦したことがある。当時付き合っていた彼女と、詳しい経緯は忘れたが『初挑戦料理対決』みたいなことをしていて、彼女に負け続けていた俺が知り合いのトラットリアの料理人に教えてもらって作ったのが、これだった。
・・・後にして思えば、彼女は俺の胃袋を掴もうとしていたのだろう。唯一の勝利の味がトリッパ(牛の胃袋)だったのは皮肉だが、それは苦い思い出とともに封印され、その後俺は二度と手の込んだ煮込み料理に手を出すことは無かった・・・。

記念日では無いらしいし、由美の様子も特別に変わりは無いように見える。まあ、機嫌は良さそうだけど。
俺の気の回し過ぎで、良くあるただの気まぐれかと思っていたら、食事中に俺に何杯目かのワインを注ぎながら由美が言ってきた。
「ノブってさ、・・・温泉は嫌い?」
温泉が嫌いな日本人はいないんじゃないか。確かに、言われてみると二人で行ったことは無かった。・・・が、由美が何で突然そんな事を言い出したのか、わからなかった。
「別に、嫌いじゃないよ。あんまり行ったことは無いけど」
「達也の会社の保養所が伊豆にあるんだけど、夏にみんなで行かないかって。安く泊まれるみたいだよ」
「みんな?」
「達也のとこと、秀美のとこ、佑子のとこ、隆弘・・・は知らなかったっけ? あたしが行ってる美容室のさおりんの『婚約者』でもあるけど」
由美が一気に情報をぶち込んでくる。由美の気まぐれはいつものことだから、俺はこの程度で驚いたりしない。由美がこう言う時は、もう決定事項だ。詳細が決まっていないこともあるが、名前が出た時点で『伊豆に五組のカップルで行く』ことは既定事項のはずだった。だいたい、この時期に計画をスタートさせて宿が確保できるはずが無い。かなり前に決まっていた話なのだと俺にはわかっていたが、そこには触れないでおこうと思った。
「いいよ。行こう、みんなで」
「いいの? ・・・ほんとに、いいの?」
由美が本当に嬉しそうな顔をした。
例年と違う夏休みを切り出すのに、由美にしては珍しく躊躇いがあったのだろう。・・・俺に拒否権を与えるつもりなんて無いくせに。

いつからかと言えば、二か月ほど前の、あの家出の頃からだろう。由美は何だか優しくなった。
もちろん前から優しくない訳では無かったが、怒ることも減ったような気がするし、何と言えばいいのか・・・、そう、俺に絡んでくることが増えた気がする。
あれは、同僚に連れて行かれたメイド喫茶の話をした時だ。マンガは好きだが、オタク的な萌えには抵抗があったから、俺にとってはメイド喫茶は居心地が悪過ぎて、由美に
『あんなとこ、二度と行かねぇ』
と言ったら、その後しばらく帰宅の挨拶が
『おかえりなさい、あなた』
になった。
(由美が、『あなた』って・・・)
メイドではなく新妻のコスプレをしているらしく、美しい長い黒髪を束ね、エプロンと片手にレードル(西洋のお玉)装備、そして、お約束のように付け足すのだった。
『お食事にしますか。お風呂を先にしますか。それとも・・・?』
『もちろん、お前だよ』
そのまま壁に押し付けてキスまでは許してくれたが、それ以上のことはお預けだった。
何となくだが、俺をからかって楽しむことが増えた気がする。
俺の方も、由美にいじられるのは嫌じゃない。子供は作らないと決めた夫婦だ。二人だけで楽しく暮らせなかったら、夫婦でいる意味が無いじゃないか。

妻が優しいのは、もちろん悪くない。
(でも、由美だぞ。浮気妻が夫に優しくなるっていうパターンじゃないのか?)
考えが飛躍し過ぎだとは思うが、そんな心配もした。その可能性は否定できない。人数は聞いてないが、由美は高校の時の同級生の達也を含めて何人か付き合った相手がいる。性格的には、浮気ぐらいしていてもおかしくはないと思う。二股だけは絶対に無かったらしいが。
(・・・まあ、それを元カレの達也に保証されてもなぁ、って話だよ。)
結婚してからはもちろん無いが、俺もいろいろとやってきた過去はある。その辺はお互い様だ。
料理上手という特典も付いている美しい妻に俺は何の不満も無かった。でも、
「温泉って、混浴?」


[3] Re: 信之の憂鬱  けんけん :2019/05/15 (水) 07:34 ID:u5y/qQrg No.27103
戻ってきてくださって嬉しいです。続きをお待ちしておりましたが、途中で消滅されてて意気消沈してました。応援しておりますので、頑張ってください。

[4] Re: 信之の憂鬱  修二 :2019/05/21 (火) 22:32 ID:xquGGl9c No.27118
2 組み合わせ抽選会

夕方に山中家に集合した。ここに車を置いて、二台のワンボックス車に五家族が分乗することになっている。
とはいえ、集まっているのは八人。この山中家の主である修司さんは、単身赴任先から戻る途中で熱海で途中下車して合流だ。隆弘の婚約者の紗織も姿が見えない。
俺は今日まで通常勤務だった。でも、俺以上に、客商売の達也とカズの方が休みを合わせるのは大変だったはずだ。最大公約数的に今日からの日程が決まったが、それまでに何度もこの山中家で会議(という名の飲み会)が開かれたらしい。

「ノブ君久しぶり〜」
カズの妻の佑子が、近寄って来て俺の胸に、『つ〜〜っ』と人差し指を這わせる。
「ん、相変わらず良い筋肉ね」
「何を確かめてるんでしょうか?」
「同じ元水泳部でも、うちのエロ大王とは違うな〜って」
「そりゃ、鍛えてますから。佑子様も相変わらずの素晴らしい・・・」
そう言いながら、俺は遠慮なく佑子の胸に眼をやる。佑子は夫の和人よりも10センチ程も背が高いが、俺は更に高い。谷間は良い角度から眺められる。
「なあに。触りたいの?」
「もちろん!」
俺がおっぱい好きなのは周知の事実だし、佑子やカズにも冗談で何度も『揉ませて』と言ったことがある。させてもらったことは無いが。
今日もそのつもりだったので、佑子の言葉に俺はとっさに冗談で返せなかった。
「お好きにどうぞ」
「え!」
佑子が俺の顎を人差し指で触る。
「どうするの?」
今日は特別サービスなのか、佑子のブラウスの第二ボタンまで外されていた。
(それに、この服・・・。コスプレ?)
白のブラウスに黒のタイトスカート、眼鏡装備。女教師か社長秘書に見えなくもないが、佑子の纏っている雰囲気はどちらかというと淫靡な方向だった。
少なくとも、バカンスに向かう格好ではない。そもそも、佑子はコンビニでパート勤務だし、裸眼で1.5以上あるのも知ってる。
やや戸惑いながら由美を見ると、何やらニヤッと笑う。
「良いってさ。遠慮しないで触らせて貰えば?」
俺は本当に触らせてもらえるなんて思っていなかった。
(何だか変な感じだけど、触らせてくれるのなら、遠慮無く。気が変わらないうちに。)
「じゃ、お言葉に甘えて」
佑子の背中側から腕を胸に回す。
「はぁ・・・」
(おい、そんな声出すなよ・・・。)
由美はにやにや、カズは何故か目を輝かせている。
「ああ、夢にまで見た佑子様のおっぱい・・・」
「言い過ぎ、だって・・・」
触り心地は、もちろん由美が最高だけど、佑子だって負けていない。「弾力の由美、重量感の佑子」といったところか・・・。
ブラジャー越しだが、いつまででも触っていたいぐらいだ。佑子が嫌がる感じは全く無いので、軽く触らせてもらうだけのつもりだったけど、俺は手の動きを愛撫寄りに変えてみた。
「あん、ノブ君、ちょっと・・・」
「触らせてくれるんだろ?」
「だって、何か・・・」
自分の夫と、相手の妻に見られて、照れているのか? すると、
「佑子さん、ちょっと興奮した? 」
この男が隆弘なのだろう。会ったことはあるように思えるが、俺は憶えていない。そして、佑子の顎に手を触れたかと思ったら、いきなり唇を奪った。
「ん〜・・・」
(何なんだよ、これは・・・?)
佑子に男が二人絡んでいる格好だ。佑子の手は軽く隆弘の胸に当てられているが、まるっきり嫌がっている感じじゃない。カズを見ると、ニコニコしながら、前後から襲われている佑子をいろんな角度からスマホで撮っている。
(自分の妻が胸を揉まれたりキスされたりしてるってのに、何だ、こいつ。)
「お〜い。お楽しみは後にしろよ〜」
達也の声で全員が我にかえったようだ。
「もういいよ〜」
カズが声をかける。
「はい、解散」
「なに、なに。今のって・・・?」
俺は事態が理解できずにいた。
「カズのお楽しみ、よ。ふふ、続きはまた今度ね。後ろから抱き締められてるだけで、キュンってなっちゃった」
「・・・え?」
「僕のキスじゃないの?」
「さあね〜。ひーこの時ほど心がこもって無かったんじゃないの」

(佑子って、こんな悪ふざけをするタイプだったっけ・・・? )
俺達は普通にエロ話をできる間柄だけど、常識人の佑子はみんなのお姉さん的な立場で、俺達の暴走を止める役回りが普通だった。
(そう言えば、今朝俺が家を出る時に由美が何だか言ってたな。)
『達也が、今度の旅行じゃあ、弾けようってさ。何だか、いろんな企画考えてるみたいだよ。非日常を楽しもうぜ、だって。ノブも、白けさせないでね』
カズのために、佑子のエッチな写真を撮れる状況を作ったのか?
去年のバーベキューの時に、性癖のことを話した気がする。修司さんが『寝取られ』だってことは聞いたが、カズはそんなことは言っていなかったはずだ。それに、他の男がいる飲み会に佑子を参加させないくらいに嫉妬深い奴だったはずだけど・・・。胸を触らせるだけじゃなく、キスまで許して、それを喜んで撮影したりなんて・・・。

(弾けようって、非日常って、こういうこと・・・? いやまぁ、佑子のおっぱいは良いんだけど・・・)
戸惑っている俺に、佑子にキスをした男が挨拶しに来た。
「初めまして、という訳じゃないんだけど、憶えてないよね。小池隆弘です」
同じ部活の仲間なら、カズ達か、達也達か、俺達の結婚の時に会ったはずだが、男の顔なんて覚えていない。
「今は僕一人だけど、彼女と言うか、愛人と言うか・・・」
「婚約者でしょうが!」
何故か由美が怒っていたが、隆弘は冷静に続けた。
「うん、その人も今回参加するんだけど、勤め先の慰安旅行でちょうど伊豆に行っててね。修司さんと一緒に途中で拾っていくことになってる」
由美と隆弘から婚約者の紗織のことを聞かされた。それ以前に『美容師のさおりん』のことは由美から何度か聞いていたけど。それが、同級生の婚約者ってのは、偶然というか、狭い世界というか・・・。別に、隆弘に紗織を引き合わせたのは由美では無いらしい。さらに偶然だが、紗織は、達也の妻の綾乃と同じ学校の後輩らしい。つまり、『お嬢様』だ。

ひとしきり顔合わせと挨拶が済むと、達也が仕切り始めた。
「そろそろ、くじ引きするぞ〜」
手には何本かの割り箸を持っていた。
「さあ、引け」
「何なのよ。ちょっと、達也。説明無しなの?」
佑子がちらっと俺を見ながら言う。
「あ〜、・・・ここに五組の割り箸がある。俺が握っている部分に数字が書かれている。全員でいっせいに引いて、同じ数字を引いた二人がカップルだ」
「え・・・?」
「この旅行の間だけ、組み合わせをシャッフルするんだよ」
「あ、面白そ〜う」
すかさず由美が反応した。
(いや、まあ由美がそういう奴だってことは良くわかっているけど・・・。)
特に誰も異議申し立てしない。詳しい説明は無いのか?
「同じ数字の二人が夫婦だからな。いや、夫婦じゃ無くてもいいけど、本当の夫婦が同じ数字引いちまったら、もう一度な。全員ばらけるまでやるぞ。男は俺の右手、女は左手から引けよ〜」
達也の声に、全員が一斉に手を伸ばす。
(いやいやいや、いきなりこの展開は何?)
事情がわからない俺だったが、由美が乗り気なんだから良いか、と気にしないことにした。
「なんか、緊張するね」
「さぁ、だ〜れと当たるかなっ」
(誰でも良いよ・・・)
そう、本当に誰でも良い。男の側からしたら、このくじ引きに『ハズレ』は無い、・・・っていうか、『当たり』しかない。
俺は前から思っていた。由美の友人達はタイプは違えど・・・。
カズの妻の佑子は、姉御肌の性格と長身が魅力的な美人だった。まあ、俺にとっては居酒屋の壁に貼ってあるビールのキャンギャルが目の前にいる感覚だ。
達也の妻、綾乃は清楚な奥様の雰囲気を持った和風の美人だ。言葉遣いと落ち着いた所作が、育ちの良さを自然に物語っている。事あるごとに達也は『綾乃はお嬢様なんかじゃねぇよ』と否定するが、お嬢様なのは間違いないとみんな思っていた。
胸が寂しくても、秀美も美人には違いない。それに・・・
「あ、気付いた? この娘、ミニ丈なんて一着も持ってないって言うから、あげたの」
今年買ったばかりの由美のお気に入りのミニスカ。そう言えば、確かに秀美が脚を出しているのは見た記憶が無い。何度か我が家のホームパーティーにも来たことがあるし、昨秋のバーベキューの時もゆったりとしたデニムのパンツだったから、秀美の脚線美には俺は気付いていなかった。
紗織も由美からさんざん可愛いとは聞いているんだけど、俺は会ったことは無い。ただ、通っている美容室の担当というだけでは無さそうなぐらい、紗織の話題は良く聞かされていた。由美は他人に対しての好き嫌いはかなりはっきりしている。美容室に行くのに、何度か手作りの焼き菓子を持って行ったらしいし、由美にとっては、『可愛い妹』なんだろう。
「言うまでも無いけど、余った一本が修司さんと紗織だからな。じゃあ、引け!」
「せーの!」
「う!」
「わ!」
一組だけ、夫婦が同じ数字を引いていた。津雲夫妻だ。両手が塞がっている達也は口で引いたのだった。
「はいはい、仲がよろしいことで」
「ノブ君、何番だった?」
佑子が訊く。
「あ〜、2番」
「そっか〜、残念。また今度ね〜」
佑子と夫婦になりかけた俺はちょっと残念だったが、仕方ない。
もう一度くじを引く。今度は見事にばらけたが、何だか微妙な組み合わせになった。
由美は隆弘と夫婦になっていた。くじを引く時に由美が指輪を外していたことに俺は気付いていた。どんな気持ちなんだろうか。
佑子は達也とだ。この二人は達也の日頃の言動のこともあり、佑子の方が苦手にしている感じだった。
秀美はカズとだ。エロ大王と、真面目でおとなしそうな秀美の組み合わせ・・・、大丈夫か?
綾乃は修司さんと。この組み合わせは無理が無さそうに思えるが、この場には修司さんがいない。
そして、俺と同じ数字の箸は・・・
「嶋田君、しばらくは独身ね」
わざと俺を名字で呼ぶ由美。俺の相手は紗織になった。
「まあ、現地まで楽しみにしておくよ」
「あ、ノブ」
「ん?」
「合流するまでは、綾乃と仮のペアになってくれ」
「あ・・・、ああ。わかった」
「『カップルのルール』はおいおい決めてくれよ。運転は交代で。休憩は二時間くらいで取るようにするからな。修司さんと紗織が待ってるから、合流するまではちょっと急ぐぞ」



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