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淳子
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1 スレッドオーナー
ライター
2020/10/03 (土) 09:50
No.27825
得意先の接待、と言っても居酒屋だが、クライアントの吉田さんと飲みの席での話だった。互いの奥さんの話になり、僕も淳子のことを話していた。

「佐藤さん、結婚して何年?」
「3年になります」
僕は素直に答えた。僕は45歳、一度結婚に失敗している。そして40歳を幾つか過ぎて、淳子と再婚した。結婚した時、淳子は28歳で初婚だった。今は31歳、会社員として働き子供はいない。
省略・・ここ
2 Re: 淳子
ライター
2020/10/03 (土) 10:49
No.27826
吉田さんを駅で見送り、タクシーで家に帰った。もう0時を過ぎて淳子は休んでいたが、僕が寝室に入ると目を覚ました。おかえり、そう言って灯を点け起き出そうとした。

「いいよ、寝てて」
「うん…遅かったね。接待、上手くいった?」
「上手くいった!」
省略・・ここ
3 Re: 淳子
ライター
2020/10/03 (土) 17:43
No.27829
「本当は佐藤さん、こんな写真撮ってるでしょ?」
吉田さんの声に我に返った。本当に持ってないことを、何度も吉田さんに説明した。

「逆に、奥さん抵抗ないですか?」
「うん、ないよ。どっちかと言うと、ノリノリかな」
省略・・ここ
4 Re: 淳子
ライター
2020/10/03 (土) 22:53
No.27833
「美味しいです、本当に!」
銀座の寿司屋で、淳子が声を上げた。ちょっと恥ずかしいくらい、淳子は寿司を喜んでいた。それを見て、吉田さんが満足げに微笑んだ。

「佐藤さんにはお世話になってますから」
「こちらこそお仕事をありがとうございます」
省略・・ここ
5 Re: 淳子
ライター
2020/10/03 (土) 22:57
No.27834
「実は今夜、このホテルに部屋をとってあるんです」
吉田さんがそう言うと美佳さんが妖艶な顔で微笑んだ。淳子が思わず、いいなぁと呟いた。

「たまには贅沢して、ハッスルしないとね!」
オヤジギャグを交え、吉田さんが淳子にウインクした。そして淳子も、吉田さんにウインクを返した。ふたりは顔を見合わせ笑っていた。
省略・・ここ
6 Re: 淳子
ライター
2020/10/04 (日) 00:42
No.27837
「さあ、飲みますか?」
吉田さんが声をかけると、美佳さんが冷蔵庫から、チーズやサラミなどおつまみを出した。淳子が慌ててそれを手伝った。テーブルの上にワインやビール、そしてシャンパンまで用意された。思いがけない豪華な飲み会に、僕と淳子は興奮していた。

「おいしい、このワイン!」
「ワインの味、わかるの?」
省略・・ここ
7 Re: 淳子
ライター
2020/10/04 (日) 01:30
No.27838
「美佳、どう?」
吉田さんが、僕を試すように聞いた。

「魅力的です」
「抱きたい?」
省略・・ここ
8 Re: 淳子
ライター
2020/10/05 (月) 00:12
No.27847
「お待たせ!」
背後から声が聞こえ、美香さんと淳子がリビングに戻ってきた。もう、23時を過ぎていた。

「待ったよ、1時間くらい」
大げさに吉田さんが嘆いてみせた。結構な時間、ふたりだけで飲んでいた。
省略・・ここ
9 Re: 淳子
義之
2020/10/05 (月) 07:17
No.27849
ご主人、興奮して一気に読ませて戴きました!実話ですか…続きお待ちしています。
10 Re: 淳子
ライター
2020/10/06 (火) 23:22
No.27858
「あなた…ベッド、行きましょ」
キスやペッティングの音と吐息が響くリビングで、美佳さんの囁きが聞こえた。その時、淳子は僕を口で愛撫していた。淳子はその裸体を小さく丸め、ふたりの視線から大事なところを隠していた。

美佳さんの囁きに吉田さんが動いた。僕は淳子の愛撫を受けながら、ふたりを見ていた。吉田さん夫妻は、僕たちを見ながら寝室に消えていった。そして真っ暗な寝室が、パッと明るくなった。その光は、扉のないリビングの僕たちも照らしていた。ふかふかのカーペットに座りこむ、淳子の白い背中が浮かび上がった。それでも淳子は、一身にフェラチオを続けていた。ソファに座る僕は淳子の胸に手を伸ばした。

省略・・ここ
11 Re: 淳子
義之
2020/10/07 (水) 07:05
No.27859
ライターさん、情景が浮かぶ描写に勃起しています。どのような変遷をたどるのか引き続き拝読させて下さい。
12 Re: 淳子
ライター
2020/10/09 (金) 21:30
No.27881
隣の寝室が静かになりリビングにふたたび人の気配があった。淳子はシーツを引き寄せると、その裸体を隠した。

「佐藤さん…?」
吉田さんの呼ぶ声が聞こえた。僕ははい、と返事をした。

省略・・ここ
13 Re: 淳子
7番アイアン
2020/10/09 (金) 23:02
No.27882
2219文庫ってあまり読みにこなかったけど こんな素晴らしいお話があったなんて。
一気に読んでライターさんのファンになりましたよ。これから奥さんがどうなっていくのか
ゾクゾクしながら読んでます。
14 Re: 淳子
ライター
2020/10/09 (金) 23:52
No.27884
「今日の主役は淳子さんよ」
美佳さんはそう言うと、淳子を一番窓際のソファに座らせた。そしてすぐ横のスタンドランプを点けた。その柔らかな光がスポットライトのように、淳子の全身を照らした。

「いやん、ダメ…」
小さく声を漏らすと、淳子はその腕で胸を隠した。そして俯きながら僕を上目で見た。思わず僕は、隣に座る吉田さんを見ていた。吉田さんのあそこは、大きくかたくなっていた。僕は吉田さんとの約束を思い出した。僕もまた、あそこが固くなった。
省略・・ここ
15 Re: 淳子
ライター
2020/10/10 (土) 22:41
No.27894
「佐藤さん、しよっ!」
美佳さんが僕の手を取り、ベッドに誘った。淳子のことが気になったが、それ以上に美佳さんの身体に魅せられていた。僕より年上であるが、その裸体は十分魅力的だった。若い頃は十分スリムだったと思わせる、華奢な肩をしていた。続く乳房は十分なボリュームを持ち、乳首は小さく勃起していた。なによりも白い、しっとりと弾力のある肌が魅力だった。

「美佳さん、きれいです…」
「また淳子さんと比べてる?」
省略・・ここ
16 Re: 淳子
ライター
2020/10/11 (日) 00:41
No.27895
ふと気配がして振り返ると、美佳さんが立っていた。バスローブを羽織りベッドの上を見つめていた。そして僕の手を引くと、静かにシャワールーム連れて行った。ふたりでシャワーを浴びる間も、僕は吉田さんに抱かれる淳子の姿が頭から離れなかった。小さくなった僕の股間を美佳さんが口で愛撫した。しかしあそこは、大きくならなかった。

「淳子さんが心配?」
いつのもように図星だった。僕が素直に頷くと、美佳さんが慰めるように囁いた。

省略・・ここ
17 Re: 淳子
7番アイアン
2020/10/11 (日) 22:20
No.27903
リアル感があってたまりませんね。部屋の中で見ているような錯覚になりました。
才能あるライターさんです。まだまだ続きを楽しみにしています。
18 Re: 淳子
ライター
2020/10/12 (月) 21:57
No.27906
「おはよう…」
淳子が僕の目を見ず隣に座った。その姿を吉田さんが目で追っていた。

「おはよう、よく眠れた?」
「…うん」
省略・・ここ
19 Re: 淳子
義之
2020/10/13 (火) 06:37
No.27908
ライターさん、愛読して興奮させて貰っています。展開に引き込まれ続きが待ちどおしいです。
20 Re: 淳子
ライター
2020/10/13 (火) 08:08
No.27909
義之さん、ご愛読ありがとうございます。 

淳子と美佳さん、どちらがお好みでしょうか?
21 Re: 淳子
義之
2020/10/13 (火) 19:04
No.27911
ご返信ありがとうございます。熟好きなので美佳さんですね。続き待ち遠しいです。ライターさん、引き続き執筆宜しくお願いします。
22 Re: 淳子
ライター
2020/10/16 (金) 02:52
No.27924
10分程すると部屋のチャイムが鳴った。吉田さんを制して僕がエントランスに向かった。そしてドアを開けると、若いボーイがふたり立っていた。その傍らに食事を乗せた、大きなワゴンがあった。

挨拶の後、ふたりがリビングに入った。テキパキと昨夜の名残を片付けると、テーブルに白いクロスを掛けた。たくさんのグラスと食器が並び、コーヒーと紅茶、パン籠とフレッシュジュースのボトルがセットされた。そして最後に、冷やされたシャンパンがテーブルの脇に置かれた。

その間に、美佳さんと淳子がリビングに戻って来た。淳子は昨夜と同じ目元と唇を強調した、華やかなメイクに直していた。美佳さんも同じメイクをして本当に姉妹に見えた。
省略・・ここ
23 Re: 淳子
ライター
2020/10/16 (金) 04:57
No.27925
「じゃあ、わたしは佐藤さんと…」
淳子と入れ替わるように、美佳さんが横に座った。目の前で吉田さんは淳子を抱き寄せ、長いキスを交わしていた。淳子は吉田さんの首に手を回し、その身を委ねていた。

「もう、こっち見て!」
美佳さんが鼻にかかった声で、僕の首に手を回した。そして僕たちも長い、熱いキスを交わした。静かなリビングには、二組のカップルの衣擦れと吐息が聞こえていた。淳子は僕を忘れ、夢中で吉田さんにしがみ付いていた。僕も淳子を忘れ美佳さんを裸にした。
省略・・ここ
24 Re: 淳子
義之
2020/10/19 (月) 18:06
No.27945
ライターさん、ゾクゾクします。続きお待ちしています。
25 Re: 淳子
ライター
2020/10/20 (火) 03:29
No.27960
義之さん
いつもコメント、ありがとうございます。励みになります!
26 Re: 淳子
ライター
2020/10/20 (火) 22:54
No.27961
「本当にきれい…佐藤さん、ちょっと待ってて」
美佳さんが立ち上がり、僕のおでこにキスした。そしてガウンを羽織ったまま寝室に消えた。僕はひとりリビングに残され、吉田さんと淳子のセックスを見つめていた。

「お願いして、いいかしら?」
戻ってきた美佳さんの手に、小さなビデオカメラが握られていた。そしてスイッチを入れると、無言で僕に持たせた。淳子はずっと吉田さんにバックで責められていた。吉田さんの腰のリズムに合わせ、淳子の喘ぎ声が高く低く、リビングに響いていた。
省略・・ここ
27 Re: 淳子
義之
2020/10/21 (水) 06:52
No.27962
ライターさん、読み進めながら勃起しました!
陰茎の途中の萎えから淳子さんのイキ顔に暴発する描写、リアルです。たまりません。
28 Re: 淳子
ゆひろ
2020/10/21 (水) 17:14
No.27963

毎回拝見しています。

夫の目の前で、危ない日に生挿入を許す淳子さん。
昨晩、吉田氏とどんなセックスをしたのでしょうか。
省略・・ここ
29 Re: 淳子
ライター
2020/10/21 (水) 23:21
No.27964
「吉田さん、すごいですね…」
ツインルームのもうひとつのベッドで僕は美佳さんに語りかけた。隣のベッドで吉田さんと淳子が眠っていた。時間はもう、10時前になっていた。リビングからさらにベッドに移り、吉田さんが淳子を責め続ける姿を僕はカメラに収めていた。そして淳子は僕に背を向け、吉田さんの胸に抱かれていた。身も心も吉田さんに委ね、その裸身とすっぴんを晒していた。

「でしょ。もう、60近いのにね…」
美佳さんが少しあきれた口ぶりで、僕を見つめた。しかしその表情からは、たくましい夫に対する尊敬が感じられた。僕はまた劣等感が湧き上がった。
省略・・ここ
30 Re: 淳子
ライター
2020/11/11 (水) 01:41
No.28053
吉田さん夫妻は昼過ぎにホテルを後にした。僕たちは夕方まで部屋で休み、その後タクシーで家に帰った。すべて吉田さんが手配してくれていた。淫靡な時間は過ぎ、淳子は無言でタクシーに座っていた。僕にもたれかかった淳子の身体から、痴態の残り香がしていた。


あの日の出来事は、淳子と僕の秘密になった。その秘密は、僕と淳子を少しずつ変えていた。

省略・・ここ
31 Re: 淳子
義之
2020/11/12 (木) 06:15
No.28058
ライターさん、お久しぶりです。更新が途絶えたので心配していました。続きお待ちしています。
32 Re: 淳子
ライター
2021/03/25 (木) 22:04
No.28569
義之さん、ありがとうございます。

かなり間が空きましたが、少しずつ再開します。
33 Re: 淳子
義之
2021/03/25 (木) 22:42
No.28570
ライターさん、ほんとご無沙汰です。続き期待しています!
34 Re: 淳子
ライター
2021/03/27 (土) 18:36
No.28577
僕はさらにスレッド上にレスを返した。そして数分後、スマホに着信があった。そこに目を瞑って喘ぐ淳子が現れた。朝の光が射す白いシーツの上で、淳子が身を捩っていた。乱れた髪が汗で顔に絡みつき、半開きの口は声にならない快感を上げていた。両腕は頭上に掲げられ、男の太い腕で押さえられていた。脇から薄いお腹までさらけ出し、淳子が吉田さんに身を委ねていた。小ぶりなおっぱいは乳首が立ち、乳房には揉みしだかれた跡が赤く残っていた。あの日の淳子が僕の目の前に再現されていた。

「いいかな?」
そうメッセージが付けられていた。僕は短く返信するとベッドを下り、仕事場にしている小部屋に向かった。PCを起動しブラウザを立ち上げたが、完全に立ち上がるほんの数分が長く感じられた。スマホで見ていたサイトを検索し、淳子が晒されたスレッドを探した。僕は興奮のあまり、検索の際に何度もミスタッチをしていた。吉田さんに返信してから、既に5分が経っていた。

省略・・ここ
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