淳子
34 Re: 淳子
ライター
2021/03/27 (土) 18:36
No.28577
僕はさらにスレッド上にレスを返した。そして数分後、スマホに着信があった。そこに目を瞑って喘ぐ淳子が現れた。朝の光が射す白いシーツの上で、淳子が身を捩っていた。乱れた髪が汗で顔に絡みつき、半開きの口は声にならない快感を上げていた。両腕は頭上に掲げられ、男の太い腕で押さえられていた。脇から薄いお腹までさらけ出し、淳子が吉田さんに身を委ねていた。小ぶりなおっぱいは乳首が立ち、乳房には揉みしだかれた跡が赤く残っていた。あの日の淳子が僕の目の前に再現されていた。

「いいかな?」
そうメッセージが付けられていた。僕は短く返信するとベッドを下り、仕事場にしている小部屋に向かった。PCを起動しブラウザを立ち上げたが、完全に立ち上がるほんの数分が長く感じられた。スマホで見ていたサイトを検索し、淳子が晒されたスレッドを探した。僕は興奮のあまり、検索の際に何度もミスタッチをしていた。吉田さんに返信してから、既に5分が経っていた。

スマホとは比較にならない大きな画面いっぱいに、喘ぐ淳子が映っていた。画像は何も加工されておらず、目は閉じているが淳子の顔もはっきりわかった。美佳さんに施された妖艶な化粧は、汗と唾液でほとんど落ちていた。ほとんど素顔になった淳子の痴態が、剃り跡の残る両脇やツンと尖った乳首と共に、ネットの向こう側のたくさんの男たちに晒されていた。僕のあそこはもう、痛い程勃起していた。淳子はまだ戻らず、浴室からドライヤーの音がしていた。

僕がスレッドに返信すると、吉田さんは待ち構えていたようにもう一枚、淳子をネットに晒した。それは大きな窓に手を付いて、後ろから男に突かれている淳子の画像だった。朝の光を浴びた淳子の裸身が、真横から映されていた。脚を開きお尻を突き出した淳子の腰を、吉田さんが腕で抱えている。そして淳子の顔はカメラを向いて、快感に歪んだ笑みを見せていた。もちろん、目線は隠されていなかった。

すぐにいくつかのレスがついた。僕は興奮して続きを待っていたが、すぐにスレッド自体が削除された。浴室のドライヤーの音が止み、僕はブラウザを落とした。その時、おやすみと一言だけのメッセージが届いた。いつの間にかパジャマを着た淳子が、鼻歌を歌いながら僕の小部屋にやって来た。仕事?そう無邪気に聞く淳子を、僕はまた裸にした。淳子は一瞬文句を言ったが、後ろから挿入されるとすぐに声を上げ始めた。PCのモニターの明かりだけの小部屋で、淳子は窓に手をかけて喘いでいた。そして一瞬振り向くと、僕の顔を見た。僕が頷くと淳子は何も言わず、ゆっくりとカーテンを開いた。向かいのマンションの明かりが、窓の外に広がっていた。

「ねえ…また、会えるかな?」
窓ガラスに反射する僕たちの姿を見ながら、淳子が禁断の一言を漏らした。その瞬間、僕はあそこが膨らみ射精が近いことを感じていた。そして淳子も強く腰を動かし、声を上げた。

「あたし…また、抱かれたいっ!」
「…誰に?」
「吉田さんっ!あんっ、イクっ!!」
僕はあの日のことを鮮明に思い出しながら、淳子の腰を強く打ち付けた。コンドームを着けていないが、構わず淳子の中にたくさんの精液を注ぎ込んだ。淳子は一瞬、熱い!と声を上げると、僕と一緒に果てた。ガクッと脱力した淳子を、僕は快感とともに抱え込んだ。

朝の光が射しこみ、僕は目を覚ました。窓際でのセックスの後、僕たちはそのままベッドに戻り眠りに落ちていた。僕の横で淳子はまだ眠っていた。僕はベッドからおり、トイレに入った。そして台所でコーヒーを沸かし少し落ち着くと、昨夜の吉田さんとのやり取りを思い出した。

「おはよう…」
コーヒーを持ち寝室に戻ると、淳子が目を覚ましていた。乱れた髪を掻き上げ、シーツを巻いて上半身だけを起こしていた。

「おはよう。もう、起きる時間?」
その日は平日で、淳子は仕事だった。僕の言葉が終わるか否や淳子が僕に抱きつき、ベッドに引きずり込んだ。

「今日…休む!」
淳子は真面目な性格で、ずる休みをするタイプではない。僕は心配になり、大丈夫?と淳子に聞きかえした。

「有給が溜まってて…休めって言われてるから、今日は休む!」
スッピンで幼い顔になった淳子が、可愛らしい笑顔で答えた。僕が頷いてキスで返すと、淳子は僕に抱きつき、耳を甘噛みした。

「ねえ、夕べあたし…何か言っちゃった?」
僕の耳元で淳子が囁いた。その一瞬で、僕は勃起した。

「…何を?」
僕はとぼけて身体を入れ換えると、淳子の顔を見た。しかし淳子は真顔で僕を見ていた。そして勃起した僕のあそこを、優しく扱き始めた。

「吉田さん…」
「…吉田さん?」
「うん…」
僕は手を伸ばすとスマホを掴かみ、淳子に向けた。淳子は黙って、カメラを見つめていた。そして画面の中で、淳子は妖艶な笑みを浮かべた。その朝、たくさんの淳子の痴態が、僕のスマホに収められた。