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妻がオブジェに

[1] スレッドオーナー: 大久保 :2010/07/26 (月) 21:17 ID:adyFfbqY No.2594

まさかと思った。
夕食後にリビングでひいきのチームのプロ野球の試合をテレビで見ている時だった。
小学5年になった一人息子は自室でTVゲームでもしているのだろう。
リビングにはとっくに倦怠期を迎えた夫婦二人しかいなかった。

「ねえ、どう思う?」

最近連敗が続いているひいきチームが、1点差ビハインドの状況でスコワーリングポジションにランナーをためて、期待の4番がバッターボックスに入った時だった。

「大河原先生がどうしても私にモデルになって欲しいって言うのよ」

大河原と言うのは妻が趣味で通っている陶芸教室の先生だ。

「あっそー」

それより僕はテレビに夢中で妻の言っていることが耳に入ってこなかった。
次の妻の言葉を聞くまでは。

「モデルってヌードなのよ」

4番バッターが打った大飛球は俊足のセンターにあっさり捕られてしまった。また今夜も負けが濃厚になった瞬間だった。

「ヌードって何の話だ?」

僕は飲みかけのビールを口にしながら妻に話の続きを聞いてみた。

「やっぱり聞いてなかったのね・・」

妻は息子の同級生の母親仲間に誘われて、最近陶芸教室に通うようになっていた。
こっちは苦労して働いている時間に気楽なものだと思ってあまり気にしていなかった。
なんでも、その陶芸教室の先生というのが本職は造形物を専門とする芸術家で、銅像などを手がけていると言う。名前が通っているような有名な芸術家ではないので、収入はあまりないらしい。
現在は隣の県に出来る市営の公園に飾られる銅像の製作に携わっていて、その傍ら妻たちが通う陶芸教室で指導をしているのだという。

「それで何でお前がモデルなんだ?」

妻の話を聞いていてもいまいち良く分からない。
その陶芸家の先生がどっかの公園の水辺に新しく作られる銅像のモデルを妻に頼んでいるというのだ。だいたい芸術のモデルを素人の人間を使うなどということがあるのだろうか。

「とにかく先生はあなたと話がしたいって言ってるのよ」

「なんで俺と?」

「だからモデルの話よ」

「俺がモデルをするのか?」

「だから、何回言わせるのよ、私がモデルを頼まれてるの、先生の作品の」

テレビを見ながら妻の話を聞き流しているとなかなか上手く話が進まない。僕たち夫婦の間ではすこぶる日常的だった。今回妻が切り出した話題を除いては。


[51] Re: 妻がオブジェに  悠々 :2010/08/15 (日) 09:23 ID:5rh2TEH2 No.2669
終わったかも?

いやいや、始まってなかったから、、、。

予告編を、引っ張られただけだし、、、、、。

ただ、シチューエーションは、すごく良かった。だから、期待も大きかったんだよ。

だのに、残念ですね、、、、大久保さん、、、大久保さん、、。


[52] Re: 妻がオブジェに  もげもげ :2010/08/15 (日) 12:17 ID:TWrKmH22 No.2670
お盆休み中ですかね・・・。

お待ちしてますよ・・・。


[53] Re: 妻がオブジェに  ゆうゆう :2010/08/15 (日) 13:50 ID:f4g6ZjVU No.2672
悠々さんよ 
続き読みたいなら応援しようぜ!!!!!!!!


[54] Re: 妻がオブジェに  悠々 :2010/08/15 (日) 20:26 ID:vXOmb4ZI No.2673
ほんと、読みたいですよ、、期待して、実は首を長くしてるのです。

ゆうゆうさんのおっしゃる通りです。

お願いしますよ、、続きを、大久保さん。


[55] 妻がオブジェにM  大久保 :2010/08/15 (日) 21:27 ID:9Scrkvg. No.2674
結局その後も僕は何度か妻にモデルの時の話を聞いてみた。
モデルの最中に大河原に触れられたと言う件だが、それはポーズを付ける時だけ手や足を触られただけだと言っていた。それでも、裸の妻の身体が他人に触られたと言うことだけで、僕には刺激的だった。どんな風に触られたのかと具体的に聞くと、やらしい想像しないでとはぐらかされてしまう。なかなか僕が知りたい部分に入れないでいた。

「来週陶芸教室じゃなかった?」

しばらくしたある日の夕食の後に妻に切り出してみた。
例のモデルの件もずいぶん聞きにくくなってしまっていたので、その辺から少し探りを入れてみることにしたのだ。

「しばらく陶芸教室はお休みなの」

妻から思いもしない返答が帰ってきた。

「どうして?」

僕はとっさに聞いてみた。

「先生が7月に入るまでには例の作品に集中したいみたいで、だから陶芸の仕事はキャンセルにしてるみたい」

例の作品とは妻が裸のモデルになった作品であることは、僕たちの間では明白だった。

「例のオブジェ、いよいよ完成するのか?」

僕は妻の言葉にすぐに反応して質問した。

「う〜ん、良くわからないけど・・・ただ公園に飾られるのはまだまだだいぶ先だけどね」

「だいぶ先って?」

「来年になるんじゃない」

そう言えば隣県に出来る新しい公園と言うのは、来年出来ると前に聞いていたことを思い出した。

「そっか、それまではオブジェも見れないのか」

僕は晩酌のビールをすすりながら、なんとも残念そうな声をだしていた。
妻をモデルにしたそのオブジェの完成を実は楽しみにしていたのだ。

「なあに?まるで楽しみにしてたみたいに」

「そりゃ、お前をモデルにした作品なんだから、一度見てみたいと思ってたさ」

「本当にただそれだけなの?」

「それだけって何?」

「この前からあなた、なんか先生の作品をやらしく考えてるみたいだったから」

「そんなことないさ、俺は真剣に芸術的な先生の作品を楽しみにしてただけだよ」

自分でも歯が浮くような全く心にもないことを口走っていた。

「最初は全く興味なしって態度だったのにね」

洗い物をしながら妻はあきれた顔で僕にそう言ってきた。しかし、水道を止めてから言った妻の次の言葉に僕は一瞬にして頭を叩かれる思いがした。

「先生から今度アトリエに遊びに来てもいいって言われてるの」


[56] Re: 妻がオブジェに  男性エステティシャン :2010/08/16 (月) 09:51 ID:YXjmsRlM No.2679
大久保さん、待ってました!
長編になりそうで楽しみです。
なるべくリアルに感じたいので、
何気ない会話から一言一言ゆっくりとジワジワとお願いします。

毎日の楽しみが一つ増えました^^


[57] Re: 妻がオブジェに  かめ :2010/08/16 (月) 14:06 ID:GfoyybF. No.2681
楽しみにお待ちしておりますよ!^^

[58] 妻がオブジェにN  大久保 :2010/08/16 (月) 19:22 ID:eU14Nfn2 No.2682


「えっ、なんだって?」

夕食の後、リビングで夫婦二人だけの時に妻が言った言葉に僕はビックリして聞き返していた。

「何よ、そんなに大きな声だして」

再び妻は水を流して残りの食器を洗い出した。

「ああ、ごめん・・・それより先生のアトリエに遊びに行っても良いって、それいつ言われたんだ?」

「もう、だいぶ前よ」

対面キッチンのため妻の表情がよくわかる。特に悪びれる様子もなく妻が答えた。

「お前だけか?」

「わたしだけって?」

「いや、ほら、陶芸教室の他の人とかも誘われてるのか?」

「わたしだけよ、だってまだわたしがモデルしたことは内緒にしてるから」

妻は僕の表情など気にもせずに答えていた。

「まだ?まだってことは、いずれモデルしたことをみんなに明かすのか?」

流していた水を止めて、妻は言葉のトーンを少し下げた。

「やっぱり裸になったことは内緒にしてもらう、孝太の学校で変な噂がたったら嫌だからね、でも先生はわたしをモチーフにした作品を作りたいって前からみんなにも言ってたし、だから先生のイメージの中でわたしを脱がせてモデルにしたってことになってるの」

イメージの中で他人の女房を裸にするというのも決して気分良いものではないが、それでも何となく興奮するものだ。でも事実は本当に妻を裸にしてるんだから、真実とは小説より奇なりとはまさにこのことかとも思えた。それよりも妻一人で大河原のアトリエに行くだなんて、そっちの方が僕にとって大いに気がかりだ。

「一人で行くつもりなのか?」

僕は妻に念を押して聞いてみた。

「なんで?ダメなの?」

「別にダメってことじゃないけど・・・いつ行くんだ?」

「う〜ん、この前の話では、まだ製作で煮詰まっている部分があるらしいから、邪魔しちゃ悪いし、もう少し後にしようかと思ってるの」

さすがに製作中ではモデルである妻もアトリエに入れないとは、まったく芸術家というのは身勝手な人種だなと僕は思った。

「なあ、俺も見に行ってもいいか?」

たまらず僕は妻に聞いていた。作品を目の前にすれば妻はその時の状況を詳しく語ってくれるかもしれない。なによりそこに大河原もいるのだから、妻ではない人間からその時の状況を聞けばまた違った事実も出てくるかもしれない。僕は心の底からその作品(オブジェ)を見てみたいと思った。

「え〜、あなたが?」

「そんな声だすなよ、モデルの家族なんだから見たっていいじゃないか」

ここで断られてはみもふたもない、僕は自分が見学できる正当な理由を探した。だが出てくる言葉はどうも子供じみたものばっかりだった。

「でもまだ製作中でしょ、あなたみたいな素人がアトリエに入ったら失礼よ」

「お前だって素人みたいなもんだろ」

ついムキになってしまった。
その後僕はすぐに反省し、妻にあやまった。そして何度も作品を見たいという僕の気持ちを妻に伝えた。

「もー、わかったわ、そんなに言うなら明日先生に電話して聞いてみるから」


[59] Re: 妻がオブジェに  港区 :2010/08/16 (月) 21:44 ID:jL4W8zDo No.2683
すでに抜いてしまいました・・・ 続きお願いします

[60] 妻がオブジェにO  大久保 :2010/08/16 (月) 23:31 ID:eU14Nfn2 No.2684
僕は次の日の夕方、妻の返事が待ちきれず、用事を作って家に電話してみた。どんな用事だったか、今ではもう思い出せない。そのくらいささいな用件で家に電話してみた。

「・・・・あなた、そう言えばさっき大河原先生に電話したんだけど、孝太が夏休みに入る頃にはたぶん雛形が完成するだろうから、その時にでも家族で見に来てくださいって言ってたわ」

用件を聞いたあとに妻から話してくれた。

「ああ・・・そのことか・・・わかった・・・じゃあ」

僕は電話した用件なんかよりも、そのことが一番気になっていたのに、別に気にもしていないような口ぶりで電話を終わらせた。夏休みまであと一ヶ月近くあるのか。まあ仕方ないか、と僕はその時に納得した。
その日仕事は定時で終わり、僕は家族と一緒に家で夕食と取ることができた。

「ねえ、孝太わかった?明日帰ってきてもお母さんいないかもしれないから、遊びに行く時はちゃんと鍵をかけていくのよ」

「うん、わかった、お母さんいつ帰ってくるの?」

「う〜ん、わからないけど、夕方には帰るようにするから」

「お母さん何処に行くの?」

「陶芸の先生のお仕事を手伝いにちょっとね」

僕はそれを聞いたときに思わず味噌汁をのどに詰まらせてしまった。

「おいっ!手伝いって!」

「えっ、バイトなの?」

すぐに息子が僕の言葉に割って入ってきた。

「今回はお手伝いするだけだから、バイトじゃないのよ」

妻は僕の言葉を無視して息子に答えていた。

「ちぇ、バイトならいいのに」

「あのねぇ孝太、お金のことばっかり考えちゃダメよ、それとお友達にもお母さんが先生からお金もらったとか、先生のお手伝いしてるなんて言っちゃ絶対ダメよ!わかった?」

「わかったよ」

妻はいつものように息子をしかりつけているが、僕にとってその内容はいつもの日常とは全く違っていた。

「おい、それより手伝いって何なんだ?」

僕はたまらず妻と息子の会話に割って入った。

「後でちゃんと話すから」

とりあえず息子がいるので詳しい話は後で聞くことになったが、僕は気になってその後の食事の味など全く分からなかった。


[61] Re: 妻がオブジェに  FF :2010/08/16 (月) 23:43 ID:3C0J/55I No.2685
いよいよ核心に迫りますね。
奥様に同行し、モデルをする奥様を観察する事が出来るのでしょうか?

期待した以上に淡々と奥様をモデルとしてしかみない先生。
平静を装っても、モデルとして羞恥に濡らす奥様。

それを黙って勃起しながら見つめる大久保さん。

楽しみに続きを待ってます。


[62] 妻がオブジェにP  大久保 :2010/08/17 (火) 20:14 ID:NF6NEPkg No.2686

「なあ、明日先生の手伝いをするってどういうことなんだ?」

夕食が終わり、ようやく息子が2階に上がったのを見計らって僕は妻に聞いてみた。

「あまり大きな声を出さないでね、ちゃんと話すから」

妻はそう言うと食器洗いを後にしてダイニングテーブルをはさんで僕の向かいに座った。

「今日昼間に先生に電話したんだけどね、あなたが作品を見たがってるって言ったら、見せてあげられるような作品にまだなっていないって言うのよ。雛形作成の期限が7月中ってことだから先生もかなり深刻になってて・・・」

妻はそう言って今日昼間に大河原と電話で話した内容を僕に教えてくれた。

「それでね、どうしてもイメージに行き詰ってるらしくて、わたしにもう一度ヒントをもらいたいってお願いするの」

「ヒント?」

「そう、ヒント」

「それって、もう一度モデルになれってことじゃないか?」

「さあ、そうなのかははっきり言わなかったけど」

芸術家がモデルにもう一度ヒントが欲しいと言えば、普通に考えればもう一度モデルになってくれと言うことは誰にでも察しがつくことだった。

「で、とにかく急ぐから明日アトリエに来て欲しいっていうのよ」

「それで、返事したのか?」

「だって、しかたないじゃない、あなたにも作品見せて欲しいなんてお願いもしてるし」

おいおい、この期に及んで俺をダシにするなんて、と僕は思ったがあえて口にはしなかった。

「とにかく、明日一日だけだからいいでしょ、あなた」

妻はそう言って説明を終わらせようとした。

「俺も行くよ」

僕は自然と口にしていた。

「えっ?あなたが?」

「うん、俺も一緒に行くよ、心配だから」

「心配だなんて、子供じゃあるまいし、大丈夫よ」

「子供じゃないから心配なんだろっ!!」

僕は突然形相を変えて大きな声を出してしまった。
しばらく沈黙が続いたが、幸い上にいる息子には気がつかれなかったようだ。

「ご、ごめんなさい・・・でも、あなた仕事は?」

僕の表情を見てさすがに妻は謝ってきた。

「休むさ」

「休めるの?」

「そりゃ、やす・・・あっ・・・明日大事な会議だった・・」

勢いで仕事を休むと言ってしまったが、明日月一回の重要な会議があることをすぐに思い出した。簡単に会議を欠席することは出来ない。

「ほら、やっぱり無理なんでしょ・・大丈夫よ、それにあなたが来たら先生も意識して結局製作が進まなかったらわたしが行った意味がなくなっちゃうわよ」

妻の口ぶりからは、まるで僕が一緒に行くことを嫌がっているように思えた。ならば、ますます妻一人では行かすことは出来ない。僕はどうしても明日時間を作って大河原のアトリエに行く決心をした。

「大丈夫だよ、先生の邪魔にならないようにするから、とにかく一緒には行けないかもしれないが、必ず明日行くようにするから、アトリエの場所と時間だけ教えてくれ」


[63] Re: 妻がオブジェに  港区 :2010/08/17 (火) 21:34 ID:jmQdstUs No.2687
早く、続きを楽しみにしています。 私の中では過去のベスト3に入る名作だと思います。

[64] 妻がオブジェにQ  大久保 :2010/08/18 (水) 19:23 ID:qqy.Dm0E No.2691

妻はその日昼から大河原のアトリエに出かけているはずだ。
本当は僕も一緒に行きたかったのだが、どうしても抜けられない仕事があった。
でも僕はそれをなんとしても早く終わらせ、絶対にアトリエに駆けつけるつもりだった。
しかし、結局アトリエに着いたのは夕方4時近くになっていた。
貸しテナントがたくさん空いている雑居ビルの3階フロアーに大河原のアトリエがあった。
ドア越しに中の様子がうかがったが、中から音がする気配もない。
もう終わってしまったのだろうか?
それとも本当にここなのだろうか?
場所を間違えたのか?
僕は何ともいえない嫌な胸騒ぎを感じていた。
意を決して目の前にあるモスグリーンのドアをノックしてみた。

「はい、どなた?」

すると、すぐに中から大河原の声が聞こえた。
間違いなくここで良かったんだ。僕は一瞬ほっとした。

「大久保です、大久保久美子の亭主です」

僕がそう言うと、しばらくしてドアが開いた。

「ああ、大久保さんのご主人ですか、どうも奥様にはとてもお世話になっています」

大河原は僕を見るなり笑顔でそう言ってきて僕を中へ向かいいれてくれた。
僕は恐る恐るアトリエの中へ入ってみた。
アトリエと言うのは、いろんなにおいが入り混ざった何とも変な匂いがするものだとその時思った。
中には所狭しと、大河原が製作しているであろう造形物などが無造作に置かれていた。
しかしそれらは人間の形のものはほとんどなく、なんだかよくわからない抽象的な形をしたものが多かった。
それよりも、周りを見回しても妻の姿はなかった。大河原の作っただろう造形物なんかよりも、僕の心配は妻のことだけだった。現在製作しているだろう妻のオブジェらしきもないし、妻の姿もない。もうだいぶ前に終わってしまったのだろう、やはり来るのが遅すぎたのか。僕は早く来ることが出来なかった自分を恨んだ。

「今終わりにしたことろなんですよ、まだお見せ出来ませんけどやっと僕の気に入った作品ができそうです」

笑顔でそう言ってくる大河原は、一仕事を終えたような充実感を漂わせている。やはりもうだいぶ前に終わって、妻はとっくに帰ってしまったんだ、と僕はそう思った。
空調をあまりきつくしていないその部屋で、笑顔で語る大河原は背中まで汗をシャツに滲ませていた。

「冷たい物がいいですか?」

そう言って大河原は部屋の隅に置かれてある冷蔵庫から飲み物を出してくれた。

「いえどうぞお構いなく、すぐに失礼するので」

僕は飲み物を遠慮した。
そして妻はすっかりいないものだと思い込み、アトリエを出ようとした。

「奥さん、今着替えに行ってるんですよ」

大河原がそう言って僕を呼び止めた。
僕は妻がまだここに居たということにも驚いたが、それ以上に今着替えに行っているという事に驚きと興奮が入り混じった感覚に襲われた。

「まだいたんですか?」

僕は一度背中を向けた体を向きなおして大河原に聞いてみた。

「ええ、だからさっき終わったばっかりだったんですよ。今日は奥さんを急にお呼びだてしてしまって申し訳ありません。でも、おかげでとても良いイメージが出来ました。ちょっと奥さんには無理させちゃったかもしれません。今シャワー浴びてると思いますからもう少しそこでお待ちください」


[65] Re: 妻がオブジェに  港区 :2010/08/18 (水) 19:33 ID:ghN6rUIQ No.2692
お待ちしてました。 その話しの次、次が早く知りたいです。想像は膨らむばかりです・・・

[66] Re: 妻がオブジェに  もげもげ :2010/08/18 (水) 19:49 ID:tQ/OULps No.2693
シャワーですか・・・。

関係が進んでるような気がしますね・・・。


[67] Re: 妻がオブジェに  :2010/08/18 (水) 20:14 ID:zK4PqCos No.2694
素敵な話しです、奥様のふいんきがわかる画像が見てみたいです~

[68] Re: 妻がオブジェに  HH :2010/08/18 (水) 20:21 ID:cW8jxQj6 No.2695
どんどん話に、引き込まれて続きを読みたくてたまらないです。

[69] Re: 妻がオブジェに  ハナミズキ :2010/08/18 (水) 23:19 ID:LFZGe7b. No.2702
ハラハラドキドキ
です。。

[70] 妻がオブジェにR  大久保 :2010/08/19 (木) 19:31 ID:TbgAwek6 No.2707
昨日急に大河原から手伝いを頼まれた妻が心配で、大河原のアトリエに駆けつけたのだが、結局仕事の都合でアトリエに着いたのは夕方になってしまった。意を決してアトリエの中にのり込んだが、妻はそこにはいなかった。しかたなく帰ろうとしたところに、大河原から思いもよらない言葉を聞いた。今手伝いが終わり、妻はシャワーを浴びていると言うのだ。

「い、今まで家内は、モ、モデルをしていたんですか?」

僕は恐る恐る大河原に聞いてみた。

「はは、すみません。前に作ったものではどうも納得いかなかったので、奥さんにまた協力していただきました。でも、ご主人がとても芸術にご理解がある人で助かりました。裸婦と聞いただけで拒絶されてしまうことがあるので」

俺が芸術に理解があるだと?最初に妻にモデルをしても良いと言ったことが、この男にはこのように誤解されてしまっているのか。妻はこの男に僕のことを何と言ったのか?そして何よりいったいこの男とどんな関係になっているのか?僕の頭の中には次から次へといろんな疑問が沸いて出てきた。

「ど、どんな作品なんですか?」

どうしても大柄で男前の大河原の前では低姿勢になってしまう自分が情けなかった。

「まだ完成してないのでお見せ出来ませんが、この前もご主人にお話したように、日本女性のもってる美しくて、おくゆかしい、それでいて妖艶な、そんなものが表現できればと思っているんですよ。それで・・・・・・・・・」

それからしばらく大河原は芸術論のような話をしていた。相変わらず良くしゃべる男だと僕は思った。以前に大河原に会った時もそうだった。僕のわからない芸術用語を使って一方的に話していた。

「あ・・・あの〜」

僕は大河原の言葉を途中でさえぎった。

「うちの家内はモデルとしては充分なんですか?」

僕は大河原のつまらない芸術論の話から妻の話に戻したかった。

「何を言ってるんですか、あんな綺麗な人は他にいませんよ。なんと言っても色気がある。私はね、初めて大久保さんを見たときから素晴らしい素材だと、思っていたんですよ」

芸術の話をしている時と同様、妻の話をする大河原の目は輝いていた。

「そ、素材・・・って、裸の・・ですよね?」

「そうです、あの美しい裸こそが芸術ですよ。私はね、こんなに興奮して一人の女性の裸に夢中になったのは久しぶりですよ。美しい肌、背中からヒップにかけてのライン、バストラインやバストトップ、すべてのパーツが僕が想像してた通り完璧でした」

亭主の目の前でその女房の身体のことを話す大河原を見て、芸術家の言う生き物の神経が全く理解できない。しかし、妻のことを素材とかパーツと言っている以上、芸術としての対象としか見ていないのが分かる。そう言う意味では僕は少し安心しかけていた。

「しかも今日の大久保さんはとても良い反応を僕に見せてくれた」

反応?僕はその言葉がとてもひっかかった。

「は、反応って・・・ど、どんな?」

「ま〜、ゲスな言い方ですが、感じてくれたということですよ」


[71] Re: 妻がオブジェに  もげもげ :2010/08/19 (木) 19:40 ID:saXta8mY No.2708
うーん・・・。
大河原腹立つ男ですね・・・。

もう奥さんは手を出されてるのは確実なのかも・・・。

奥さんがシャワーから戻ってきた時の反応も気になりますね・・・。


[72] Re: 妻がオブジェに  FF :2010/08/19 (木) 20:50 ID:G4HrVyd2 No.2709
「感じてくれたということですよ」という事は・・・・・。
奥様がシャワーから戻ってこられてからの反応、態度に興味深々です。

さらにモデルをしていた状況が聴き出せると良いですね。
聴き出すどころか 再現するようにモデルを再開なぁんて。

続きを楽しみにしております。


[73] 妻がオブジェにS  大久保 :2010/08/20 (金) 22:29 ID:LvT9J46k No.2712

か、感じただと!
僕はカっと頭に血が上ったが、大河原があまりに余裕たっぷりに言うので声を出すことが出来なかった。

「前の時は芸術員の人や大学関係の人がいたので表情が硬かったんですが、今日は私だけでしたからリラックスしてくれたのでしょう。今まで見せてくれなかった表情をしてくれました。かなり色っぽかったですよ。ふふ・・・」

妙な含み笑いがいっそう僕の疑問を大きくする。

「ど、どんな風に作品を・・・?」

僕は一呼吸入れて大河原の製作風景を探ってみた。

「まー、芸術家と言うのは多かれ少なかれ自分のスタイルがあるんですが、私は造形物をやる時は動きを大切にしますね。というのは・・・・」

やばい、また長い話をしだした。

「あ・・・あの・・・実際に被写体に触れたりとかは・・?」

僕は話を再びモデルの話に戻した。

「あー、モデルさんの身体に触れるってことですか?」

「そ、そうです・・」

いよいよ僕の一番聞きたかったことだ。僕は大河原を見つめ、ゴクリと生唾を飲み込んだ。

「芸術家によってはよく触る人がいるみたいですね。特に写真家にはそういう人が多い。私は必要以上に対象物を触ったりしません。ただ、今回は造形物なので質感を得るために、対象物の感触を確かめることはその都度しましたけど。でも、それは大久保さんにも前もって説明してましたから問題ないですよ」

も、問題ないって!問題大ありだろっ!思わず大声を出しそうになってしまった。

「ご主人にも前にお話しましたよね?」

急に僕に確認してきた。
前に話した?そんなこと聞いてないぞ!

「えっ?ま、まぁ、で、でも、どこまで触るのかは・・・」

自信たっぷりに聞いてくるので、つい認めてしまった。でも、こうなった以上、今日は実際どこまでしていたのか確かめてやろうと逆に思った。

「まぁ今回は触るというよりも、ラインを確認するためにちょっとね・・・でも、それが逆に奥さんを刺激しちゃいましてね・・・はは・・」

し、刺激?もう、いーかげんはっきり言ってくれよ!俺の妻に何したんだよ!
僕は立ち上がって言葉に出さない分、変な身振りで大河原に伝えていたが、大河原には伝わらなかった。その時、部屋の隅のドアが開き妻が入ってきた。

「あ、あなた!」

妻が僕に気がつき声を出した。

「どうですか?シャワーを浴びて元通りの綺麗な身体になりましたか?」

「ええ、もう大丈夫です・・・」

妻は大河原の質問にそう答えると、恥ずかしそうに下を向いていた。


[74] Re: 妻がオブジェに  もげもげ :2010/08/20 (金) 23:57 ID:1AZN8p6. No.2713
これは・・・間違いなく・・・。

ともかく次回が楽しみですね・・・。


[75] Re: 妻がオブジェに  :2010/08/21 (土) 01:53 ID:xFe24u.w No.2715
こんばんは。いつも楽しみにしております。

最後の部分で、元通りの綺麗な体に・・・といわれてますので
想像ですけど、奥様は体中に何か塗られたりされたのでしょうか?
もしそうだとしたら淫靡な造形物という雰囲気になりますね〜。

奥様の雰囲気が分かる程度のお写真でもありましたら
メールで見せていただけないでしょうか。


[76] Re: 妻がオブジェに  アマリア :2010/08/21 (土) 11:18 ID:AbqaU522 No.2716
大河原の濃厚な責めで、汗と唾液でまみれてしまったのでしょう。

[77] Re: 妻がオブジェに  おいおい :2010/08/22 (日) 00:04 ID:B5aclb7w No.2720
大久保さんの書きたいように書けばいいですよ
しかしまあ、人気スレには必ず湧くね(苦笑)


[78] Re: 妻がオブジェに  うむ。 :2010/08/22 (日) 07:48 ID:FhisGMsk No.2722
頑張って下さ〜い(^o^ゞ

[79] Re: 妻がオブジェに  もげもげ :2010/08/22 (日) 12:59 ID:FLd6Ihmc No.2723
ぼちぼち・・・続きまってますよん・・・。

[80] Re: 妻がオブジェに  もんち :2010/08/22 (日) 18:24 ID:1BUNFhxU No.2724
奥様は、もう種を仕込まれてしまったのですね

[81] Re: 妻がオブジェに  ミウ :2010/08/23 (月) 14:53 ID:.rwyF52I No.2726
早く続きをお願いします。毎日楽しみにしていますので更新が待ち遠しいです。

[82] 妻がオブジェに 最終回  大久保 :2010/08/23 (月) 19:28 ID:6lSBUyjE No.2727
入ってきた妻は白いロングスカートにノースリーブのシャツを合わせていた。
素肌の腕をむき出しにした薄手の白いシャツからは、その下のブラのレース模様まではっきりと透かしていた。僕はなんて危うい格好なんだと思ったが、それどころかついさっきまでここで、妻はこの男の前で全裸を晒していたのだと思いなおすと、今の格好が危ういだなんてバカバカしいことに気がついた。

「先生、すみませんでした、さっきは・・・」

僕たちの近くまで歩いてきた妻はまず大河原にそう言って頭を下げた。心なしか妻の頬はほんのり赤く染まっているように見えるが、妻が何のことを言っているのかまだ僕には良く分からなかった。

「いえ、別に気にしてませんよ、それより少し落ち着きましたか?」

「ええ、すみませんでした・・・」

僕は二人の会話の意味が良くつかめず、ただ黙って二人を眺めているだけだった。しかし、その言葉の雰囲気から、二人が単に陶芸教室の先生と教え子という関係以上のものがあるのではないかと思わせるには充分だった。

「でも、本当にもう終わりにして良かったんですか?」

「これ以上はもう大久保さんに甘えられません、後は私一人で何とかします」

「で、でも、中途半端になったんじゃ・・・」

「そんなことないですよ、大久保さんの女らしい声を聞けただけでも充分僕に新しい刺激をくれました」

女らしい声だと!また僕の心を逆なでするような大河原の発言に、徐々に僕は我慢が出来なくなっていった。

「そ、そんな・・・恥ずかしいこと言わないでください・・・」

僕は二人の会話から今まで二人がここで、淫らな、しかもただならぬことをしていたのだと決め付け、ついには自分の自制心が抑制出来なくなっていった。

「二人とも、いったい何してたんだよ!」

僕はついに大きな声で叫んでしまった。

「あなた、大声を出さないで、先生に失礼でしょ!」

妻のこの一言でとうとう僕はキレてしまった。その後僕は何を言ったのか良く覚えていない。と言うより思い出すだけで腹立たしさと恥ずかしさが入り混じっていて、とにかく思い出したくないのだ。大河原も突然の僕の変貌に驚いていた。何より妻がモデルをすることに対して、僕が好意的に受け入れてくれてるとずっと思っていたようなのだから。大河原が慌てて僕に今日の製作状況について説明してくれたが、その話の内容は結果的には僕にとって、さらに火に油を注ぐようなものだった。

「まあ、ご主人、そんなに興奮しないでください」

しばらく僕がキレて叫びまくってから、大河原がまるで暴れる犬をなだめるかのように僕に言ってきた。

「誰だって大声だしますよ!さっきからあんたの話や二人の話を聞いてたら!いったい今日何してたのか説明してください!」

「あなた」

「お前は黙ってろ!」

僕はものすごい形相で妻を制してから、大河原に詰め寄った。

「わかりました、今日の製作に関してきちんとご説明します」

そう言ってとうとう大河原がここで妻に何をしたのか、本当のことを話し始めた。

「今日も奥様には私の作品のモデルをお願いしました。奥様にはそこの台に立っていただいて、私の指示通りのポーズをとっていただきました」

「モ、モデルって、裸なんだろ!」

「ええ、申し訳ありませんが裸婦がテーマとなっていますので、奥様には裸になっていただきました」

「は、裸の妻の身体を触ったんだろ!」

「そんな、人聞きの悪いようなことを言わないでください。少し奥様の肌に触れただけです」

「触れただけ?いったい何処を触ったんだ?」

「すべてです」

「す、すべてだと、ぬけぬけと、胸も尻もあそこも全部触ったって言うのか?」

「そんな下品な言い方やめてください」

「そうよ、あなた、先生は変なところは決して触ってないわ」

「お前は黙ってろって言ったろ!じゃあ聞くが、女らしい声を聞いて刺激されたって何だ!コイツにあそこを触られておかしな声を上げたんじゃないのかっ!」

「ご主人、はっきり言います。今日の製作中、最後に私は奥様にあるお願いをしてしまいました。それは造形物をするときに時々するのですが、出来上がった時のイメージをはっきりさせるために、対象物に色をつけることをします。今日奥様の身体に水性のペイントを施そうとしました。その際に私の配慮が浅く、奥様のとても敏感な部分に筆を入れてしまいまして、奥様を慌てさせてしまったんです。ですから、それですぐに終わりにしました。本当にそれだけなんです。誤解を与える発言をして大変申し訳ありませんでした」

ご、誤解だと!誤解じゃないじゃないか!その筆で、妻の大事なところ刺激して楽しんでたつーことだろ!
僕はさっきよりもまして大きな声を上げて怒鳴っていた。
その後もしばらく大河原は僕に謝罪を続けた。
言いたい事を言って一人興奮していた僕の頭は徐々に冷やされ、僕たちはその場を後にした。

数日後妻から聞いたのだが、アトリエは大河原が所有していた場所ではなく、大河原が以前勤めていた美大の所有のもので、そこに置かれていたオブジェも大河原のものではなかった。そして今回のオブジェの製作には美大から全面的な協力があるという。大河原は僕のことを気にし、出来上がったものは公開する前に必ず見せてくれると約束してくれた。

数日後僕たち家族は大河原が以前勤めていた美大の教室にいた。
ようやく妻をモデルにしたオブジェの雛形が完成したというのだ。
そこに置かれていた3体の真っ白いオブジェは、体つきこそ女性のものであったが、
顔の形は全く出来てなくて卵のようなものだった。息子は気持ち悪いと言ってあまり見ようとはしなかった。当然、その3体のオブジェのモデルが自分の母親だということすら気がついていない。
一体一体それなりのタイトルがつけられていたが、僕は三体目のオブジェが気になってしかたなかった。『拾う女』と命名されたそのオブジェは腰を起点に上半身を折り曲げ、右手を差し伸べて何かを摘むような格好に見えた。僕はこのオブジェがどう芸術的なのかまるで分からないが、踏ん張った左足の太ももの質感、重力に引かれて弾力を感じるバスト、女が拾おうとしているのは、その辺に落ちているささやかな幸せなのだろうか。と、思うが大河原の伝えたいメッセージは他にあるのかもしれない。ただ僕の頭にあるのは一点だけだった。妻が大河原の前でどのようにそのポーズを魅せていたのか?そして、何よりその背後である。無防備に晒された臀部。大河原はその臀部の質感を確かめるために何度妻の大事な部分を見たのか?いや、見ただけではない。大河原は感触をその手で確かめたに違いない。丸みを帯びた妻の臀部を、大河原の手がいくどもさすったに違いない。そしてその中央の割れ目に手を差し入れて、妻の感じやすい愛液をすくったのだろう。ペイントした筆は妻の大事な部分を刺激し続け、そしてついには妻を快楽へ導いた。僕はあの時にあと30分も早くあのアトリエに行けば、その光景を目の当たりにしてしまったのかもしれない。

大河原の製作はここからが本番のようだ。しかし、この後は自分の想像を屈指して作り上げるしかないと言っている以上、もう妻をモデルにすることはないのだろう。

しかし、もし・・・・

まだまだ暑い日が終わらない今日も、妻を見るたびに一人そんな妄想にふけってしまう。




[83] Re: 妻がオブジェに  えっ!? :2010/08/24 (火) 01:14 ID:Qe8WGJBg No.2728
なんじゃこの終わりは!?

[84] Re: 妻がオブジェに  悠々 :2010/08/24 (火) 06:35 ID:70//ukn. No.2729
だから、言っていたでしょ。

中身、きっと、なにもないからって。

皆さんに期待され、大久保さんは、困っていたのですから。


[85] Re: 妻がオブジェに  ずっと読んでました。 :2010/08/24 (火) 07:44 ID:OA0N9nOQ No.2730
大久保さん
長い間、ありがとうございました。


奥様とは、その後は、うまくいってますか?
奥様の心が変わっていくのが、良くわかりした。
最初は、裸になるのも恥ずかしい…

そして、モデルになり最後は、(大久保さんが、行かなかったら更に進んでいたかも)筆のタッチを愛撫のように感じてしまい、喘ぎ声まで出してしまった奥様。
でも、何もしてない…
最後の頃の奥様の考えは、セックスさえしなければ、問題ない、と思っていたのでは無いでしょうか?
大久保さんには、失礼かもしれませんが、きっと二人は、キスまでは、したと思っています。
そして、二人は気持ちの中では、一つになっていたんだと思います。

大久保さんに内緒で奥様が、またモデルをしてるのでは?

長々と失礼しました。

[86] Re: 妻がオブジェに  :2010/08/24 (火) 08:12 ID:IN77c7BM No.2731
悠々さんだけですよ、期待し過ぎで煽っていたのはw

大久保さん、楽しかったです。お疲れ様でした。

[87] Re: 妻がオブジェに  黄色 :2010/08/24 (火) 14:55 ID:uG4/ku0g No.2733
大久保さん、はじめまして

ずっと読まさせていただいておりました。
最終的な性行為に及ぶ事を期待する方も多いですが
現実に、自分の妻が裸婦になる・・・・
その中の、大久保さんと奥様の微妙な心の動きの描写を
ドキドキしながら読まさせていただきました。
ありがとう、ございました。


[88] Re: 妻がオブジェに  もんち :2010/08/24 (火) 17:27 ID:pIuOpj1w No.2734
奥様は孕んでいませんでしたか?
子種を注入されたことは確実でしょうが


[89] Re: 妻がオブジェに  tetu :2010/08/24 (火) 18:45 ID:UIIiGS3I No.2735
大久保様
大作お疲れさまでした。
その芸術家と奥さんが何もなかった所が、かえってノンフィクションで良かったように思えます。
しかし、肉体的には白でも精神的には黒っぽいですね。


[90] Re: 妻がオブジェに  まおや :2010/08/25 (水) 00:50 ID:S4bDxDLc No.2737
大久保様お疲れ様です。
夫の現場突入がモデルが終了した後でしたが、
妻がモデルになっている最中に少し離れた鍵のかかった別室に待機させられて、
微かに聞こえてくる物音や話し声で何かであれこれと妄想して心配してしまう
そんな臨場感のあるシーンがあればより良かったのになぁなんて思いました。


[91] Re: 妻がオブジェに  若さ生活 :2012/10/16 (火) 22:22 ID:eN3AcOfA No.4125
他のエピソードをぜひ!!

[92] Re: 妻がオブジェに  エロ亭主 :2013/01/29 (火) 13:14 ID:/dfoBLEI No.4244
 久しぶりに読み返させていただきました 何とも興奮する作品です
この文章の中からわかることは、

・1回 着衣で、大河原氏と関係者の前でモデルになった
・2回 全裸で、大河原氏と関係者の前でモデルになった
・1回 全裸で、大河原氏と二人きりでモデルになった

これが自分の妻だと想像すると、何ともいえない気分になります
数人の男のまえで、2回ヌードになった つまり、晒し者になり、
最後には、大河原氏と二人きりでモデルを務め、芸術のためとはいえ、
体じゅうを触られ、大事な部分まで、指と筆で恥ずかしまられた・・・
また、文章からは、妻が逝ったとも、十分に受け取れる描写があります

そして、これは私の憶測ですが、筆とは大河原氏のペニスを意味している
のではないでしょうか? 芸術が命である大河原氏は、自分が求める美の
ために挿入し、この奥様もそれを拒めなかったのではないでしょうか?
皆様のお考えを聞かせていただければ嬉しく思います  


[93] Re: 妻がオブジェに  けいた :2014/01/14 (火) 13:11 ID:OrFnK2/o No.4632
3年半も前の作品ですが、今も忘れられない名作です。
続きこないかなぁ・・・


[94] Re: 妻がオブジェに  エス :2014/08/09 (土) 08:21 ID:ckM3xHlU No.4957
久し振りに読み返しました。
何度読んでも興奮させられます。


[95] Re: 妻がオブジェに  AAA :2014/08/12 (火) 12:52 ID:Ns0FmUlg No.4961
久しぶりにスレが上がってたので
更新あったのかと思いきやw
今でも心から続きをお待ちしております


[96] Re: 妻がオブジェに  :2014/08/21 (木) 00:03 ID:e2viGMrU No.4972
更新お待ちしています。

[97] Re: 妻がオブジェに  妻オブ ファン :2014/08/21 (木) 17:42 ID:RbNfBrss No.4973
私も更新されたのかと思い、覗かせていただきました。続編でなくても、他の作者様のリメイク版でもよいので、ぜひまた読ませていただきたいものです。文中の、最後にもう一度モデルを務める日は、大久保氏にとっては、まさに妻の死刑執行日のような気持ちだったのでしょう。仕事をしながら、「今頃、自分の妻は大河原にどんなことをされているのか・・・?」と妄想する、大久保氏の「不安」と「興奮」は、察するにあまりあります。それから、その作品を大久保氏と息子に見せることを数回提案している大河原には、S性を感じてしまいます。

[98] 是非次回続篇を!  火曜サザエさん劇場 :2014/09/06 (土) 14:24 ID:4y40FGN. No.4981
「だ・か・らぁ、(大丈夫!)って言ったじゃん!」
「妊娠ぃん??無いわ!」
「もう生理だし!」
「ぉバカぁ?一人で騒ぃでぇ?」
「ゴム着けたに決まってんじゃん!」
「だいたい、一寸っしか入って無いし!」
「感じた振り、しただけよっ!駄目なのぉ?ぁあ〜ん!?」

大久保様、御愁傷様。


[99] Re: 妻がオブジェに  エロ亭主 :2016/02/01 (月) 13:56 ID:L9JELmPY No.5156
久しぶりに、読み返させていただきました 藝術の名のもとに、妻が生贄にされるようで、改めて感動いたしました この物語について、語りあえる方 リメイク版を作られる方 また、続編を作ってくださる方がいらっしゃれば、素晴らしいと思います

[100] Re: 妻がオブジェに  GaGa :2019/06/01 (土) 16:27 ID:x.bsRPY. No.5537
続編ないかなぁ・・・


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