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新スレ灼熱のできごと

[1] スレッドオーナー: ゆうや :2025/08/25 (月) 06:28 ID:/Bq1NyTg No.203384
 長く鬱陶しい梅雨が明け、季節は灼熱の盛夏を迎えていた。
 プールサイドからヤシの木に吹き上げる熱を帯びた風が、矯正をあげる若い女性たちの声を真っ青に晴れ上がった天空へ吸い上げていく。
 見上げた私の眼が、雲一つない紺碧の宙天の光で眩暈を感じた。

「岩田さんたちは、夜に来るの?」
 浮袋に捕まり、夏空よりも青いプールにぷかぷか浮かんでいる幼い娘を挟んだ向こう側から、妻が言った。
「うん、9時ころには来ると言ってたから、それまでには優愛を寝かせておかないと」
 私が言った瞬間、妻である(綾)の眼が妖しく光った。

 綾とは、私が勤める会社で知り合った。
 私が所属する課へ配属された時の彩は22歳、私は五歳年上の27歳だった。
 身長一六〇センチを超える綾は、まるでハーフのような顔立ちも相まって入社当時からかなり目立つ存在だった。
 そのため、私が綾と交際していると噂が広まったとき、周囲からは羨望に交じり、あからさまな嫉妬と、言いようのない怒りが向けられてくるのを感じた。
 そして、私たちは結婚、娘にも恵まれ、今日にいたるのだった。

「来るのは、岩田さんと誰?」
 娘の肩にプールの水を掛けながら妻が言った。
「俺が聞いてるのは、今井さんと裕也くんだな」
 岩田さんは、私の会社の取引先に勤める50代の課長さんだ。
 今井さんは私が勤める会社の上司、裕也くんは、綾が寿退社する年に入社した綾の元部下だった。

「え?、裕也くんも来るって・・・ 大丈夫なの」
 綾が驚きで目を見開く。
「大丈夫だ。計画を打ち明けたら、ものすごく乗り気だったぞ」
「そ、そんな・・・」
「何言ってんだ、彼がお前に好意を持っていたのは知ってただろ?、それに、お前だって、まんざらじゃなかったじゃないか」
「そんなことないわよ」
 綾が拗ねて私の手から娘の浮袋を奪うと、
「ばーか」 
 と言ってプールサイドの方へ泳いで行った。

 私たちがいるプールは、マリーナの専用プールだ。
 このプールを利用できるのは、マリーナの会員かマリーナの宿泊客だけである。そのため、お盆を迎えた夏休み真っ盛りであっても、プールで遊ぶ客はまばらだった。

 プールの周囲に植えられた幾本ものヤシの木の葉が、風邪に揺れている。その向こうに、白壁と赤レンガの屋根に彩られたマリーナの建物が、灼熱に焼かれ、陽炎に揺れて見えた。

「じゃぁ、三人とも知ってるの?」
 プールサイドの売店で買って来た生ビールを受け取った彩が言った。
 腰にハイビスカスがプリントされたパレオを巻いてはいるが、上半身には水着以外なにも纏っていないため、小さな布切れに押さえつけられた乳房の谷間がまぶしかった。

「三人とも目的は知ってるけど、俺の計画をお前が知ってるとは思ってはいない」
「本当なの」
「本当だよ。彼らには俺の独断の計画で、綾には何も言ってないと言ってあるからさ」
「ふーん」
 プラカップの生ビールに唇をつけた綾が、プールの水面へ視線を向けながら頷いた。


[2] Re: 灼熱のできごと  川田 :2025/08/25 (月) 18:52 ID:6v0C3t1U No.203391
なんかワクワクな展開が待っていそうですね。
続きを期待して待っております。


[3] Re: 灼熱のできごと  ゆうや :2025/08/27 (水) 02:06 ID:qwNMPmgY No.203411
川田さん、はじめまして。お付き合いよろしくお願いします。


 プールでは1時間ほど遊んでから部屋へ戻った。
 浴室を覗けば、綾が娘の体を洗ってプールでの塩素を流し落としている。そのたびに、丸く膨らんだ82センチの乳房がゆらゆら揺れて見えた。
 
 夕食は、宿泊するマリーナの建物からほど近い商店街にある地産魚が自慢の料理屋で済ませた。
 部屋への帰り道、夕暮れ迫る水平線から伝わってきた海風が、綾の髪を撫でて行った。
 その風が薄い布地のワンピースに届いたとき、綾のボディラインがくっきりと浮かび上がり、私の鼓動がどきりと大きく波打った。

 露になった首元から盛り上がった乳房までのラインと、柔らかな丸みを帯びた下腹部から股間までの妖しい形がはっきりと卯浮かび上がっている。
「この体が、これから、三人の男たちに貪られる」
 そう考えた瞬間、私の股間が熱く硬くなるのを感じた。

 私が三人に打ち明けた計画と、綾に報告した段取りには乖離がある。そのひとつが、綾が承知していることを、三人の男たちは知らない、である。
 綾には、
「彩が三人に抱かれてもいいと了承したことは伝えてない。だから彩は、知らない風をよそおい、酔って寝たフリしていればいいよ」
 と伝えてあるが、三人には、
「抱かれることは彩も承知してるが、それを三人には伝えてないことになってる。だから遠慮なく綾を抱いていい」
 と言ってあったのだ。

 午後八時になると、旅行先での刺激とプールでの水遊びで疲れたか、娘はぐずることもなく布団をしいた部屋で眠ってしまった。
 ちいさな寝息を立てる娘を確認し、綾をリビングへと連れて行く。
「あと、一時間だね」
 私に手を取られてリビングへと歩く綾が、私に向かって上目使いで行った。
「うん、緊張してる?」
 ふりかえり、綾の肩を抱き寄せて訊いた。
「それは、緊張してるわよ」
 言って私の胸に顔を埋める綾の指先は、微かに震えて見えた。

 8時45分。
 綾を、娘が寝ている部屋の隣、そして、リビングの隣でもある部屋へ連れて行く
 無表情を装い、綾が、もくもくと押し入れに入っていた布団を敷いていく。
 これから三人の男たちに全てを晒し、常識では不適切とされる夫以外とセックスするステージを、綾が自分から作っているのだ。
 その間、私は自宅から持参した拘束具などをカバンから取り出していた。

「全部脱ぐの?」
 布団を敷き終えた綾が、私に訊いてきた。
「うん、全部脱いでいたほうがいやらしいだろ? それで目隠しをし、両手に手錠して抵抗できないようにし、両足はガムテープでM字に固定して両足を大きく開かせる」
 今更聞いてもなお、綾が驚きの視線をわたしに送ってくる。
「そう、わかった」
 綾が小さく応え、背中にあるワンピースのジッパーを降ろして行った。
 


[4] Re: 灼熱のできごと  :2025/08/27 (水) 07:46 ID:Q45e//gU No.203418
メチャクチャいい展開です 読んでてドキドキしますね!
続きお願いします。



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