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[83839] 夫婦の軌跡…始まり 浩二 投稿日:2012/12/14 (金) 08:15
(そんなの…覚えてないわ)


[さわった感じとか…入ってきた時の感じは?]


(覚えてないわ…ただ痛いだけだったし…)


[でも、何度もしたんだろ?…二年も付き合っていたんだし…]


(そんなにしてないわ…でも…こんな話し、どうして聞きたいの?…)


妻の由美と結婚して11年、夫婦生活にもマンネリを感じ始めていた私は、結婚当初から聞くに聞けなかった妻の過去を口にし始めていた。


36歳になった妻、由美に、まったく不満はないし、むしろ愛は深まり、女として成熟した妻を誇らしくさえ思えていました。

始めて結ばれた時、処女ではなかったことを除いては…です。


過去は誰にでもある…そんなことを根掘り葉掘り聞くのは男らしくない…そう思ってきました。


しかし、由美に高校の同窓会通知が来た時、出欠を迷う妻の姿から…聞きたい欲求が芽生え始めたのです。

[出席すればいいじゃないか…会いたくない人でもいるの?]


子供のいない私たち夫婦の食事を支度しながら由美は

(そんな人はいないけどさ…)


後ろから見る妻に…少し肉付きがよくなったなぁ…心の中でつぶやく。

[元彼でもいるの?]


(ぅふふ…馬鹿ねぇ…そんな心配してたの?…元彼は年上だったし、もし同期だったら行かないわよ)


妻はサラリと言った。元彼が年上だった…妻の口から始めて聞く言葉だった。


私はつとめて冷静を装い


[へぇ…由美の元彼って年上だったのかぁ…どのくらい付き合ったの?]

私は付き合った期間を聞いたつもりだったが、由美の肩が一瞬止まった。


(………なにそれ…普通じゃない?普通に付き合ったわよ……)


妻は明らかに動揺していた。言いよどむ妻が私には可愛く思えた。


[ハハハ…期間…付き合った期間だよ]


(期間?…ぁぁ…二年位かなあ……私、同窓会には行かないわ…そんな心配貴方にかけてまで行くつもりないから)


妻は半分笑いながらテーブルに料理を並べ始めた。


私に近付いた時、私は妻の腰に手を当て、引き寄せた。

(あッ!危ないじゃない…)


妻はまんざらでもなさそうに私の膝に座り込んだ。


[行って来いよ…いいから…]


私は後ろから手を回して妻の豊かな胸のふくらみを揉んだ。


(行かないって…妬きもち妬きの人がいるから)


妻は笑いながら私の膝の上でお尻をゆすった。


(ねッ、この話しはこれでおしまい…ご飯たべよう)


私の膝から立ち上がった妻はテーブルを挟んで座りながら言った。


[でも、お前の元彼が年上って始めて聞いたなあ…]


(そう?…聞かなかったからじゃない?…楽しい話しでもないし)


妻はなぜかうれしそうだった。


[聞きたいなあ…お前の初体験]


(フフフ…馬鹿ねぇ…そんな話し聞いてどうするのよ…私は聞きたくないわよ、貴方の元カノの話しなんて)


確かにその通りだと思った…妻の過去に今の私が関与することは出来ない。


でも…聞きたかった…


[ワイン飲もうよ…白…冷えてる?]

妻はアルコールが入ると色っぽくなる…妖艶と言ってもいい…白い肌がピンク色に染まり…濡れる。話しを聞き出すにはアルコールの力を借りた方がいい…私はそう計算をした。

(あるわ…白がいいの?)


妻はいそいそとグラスとワインを用意した。


[乾杯!…](ウフフ…何に乾杯するの?)

[お前の口から始めて聞いた元彼の話しに乾杯ハハハ]


(嫌ァねぇ…知ィーらないっと)


食事をする間、妻はそのことに触れなかった…


私はつとめて妻にワインをすすめた。


(貴方ァ…お風呂入ったら?)


私に告げる妻の声のトーンが、さっきまでと違って来た。


[一緒に入ろうよ…たまにはいいじゃない]


(…いいけど…先にここかたずけて行くから先に入ってて…)


妻の後ろ姿が嬉しそうだった。


湯舟に浸かっていると妻が入ってきた。肌がピンク色染まっている…


(私、シャワーだけにするわ…少し酔ったみたい…)


ピンク色に染まった円い尻を私に向け、妻はシャンプーで全身を洗う…

前屈みになると、乳房から腰のくびれ、そして双球の割れ目の下に、淡い茶色の亀裂までさらされる…


私は湯舟から出て、妻の背中に体を寄せた…


(…もぅ硬くなってる…どうしたの?)


シャンプーにまみれた手を後ろに回して私の勃起を握り締める妻…こんな時の妻は妖艶だ。


[元彼の話しを聞いたら…こんなになった]


(ぅふふ…ばか…)

[ここ…大きかった?]


勃起したペニスをぴくぴく動かした。


(ぅふふ…そんなこと気になるの?)

[気になるよ…男ってみんなそうだと思うよ…自分の女が…他の男に…どんな風に抱かれたか…その男の…これが、大きかったか…由美が気持ちよくなったか]


私は妻の耳元に口をつけ、ペニスをぴくつかせ、あえぐように言った。

妻はペニスをこすり、尻を押し付けてくる…


(見てないもの…恥ずかしくて、見てないもの…)


[二年も付き合ってたのに?…何回もやらせたのに?]

(最初は痛いだけだったの…目…開けてなかったし)


妻は最初は…と言った…シャンプーでヌルヌルの乳房、尻を私は撫で回した。


[何回くらいから気持ちよくなったの?]


(ぁぁー私は…貴方がいいの…)


[わかってるよ…でも教えて欲しいんだ…聞きたい…由美がどんな男に…どんな風に抱かれたか……]


(……触られるのは…嫌じゃなかったけど……入れられると…痛かったの)


由美の蜜壷からは愛液があふれ出ていた…


[入れられると痛かったの?…初めてだったからかなあ……何度かして気持ちよくなったの?]


私は由美の言葉をなぞるように言い、新たな質問をした。


(わかんない……でも……最初よりは…慣れた…)


妻はもう立っていられないほど悶えていた。


私はシャワーに手を伸ばすと、妻の体のシャンプーを流した。


乳首に水流を当てると、ピクッ!ピクッ!と反応し、腰がくだける…


(ネェ…入れて…)


私は妻を湯舟の縁に座らせた…目の前に勃起したペニス…妻は黙って口に含んだ。


温かい感触に思わず声が出た…


[ぁぁ…気持ちいい…由美…]


妻は左手で玉を撫で回し、大きなストロークでペニスをしゃぶった。


[由美…元彼のもしゃぶってあげたんだろ?…言ってくれよ…聞きたいんだ]


(本当に聞きたいの?…)


ペニスから口を離して、私を見上げる妻の目は、妖しく潤んでいた。


[聞きたい…由美、聞かせてくれよ…どんな男だったの?]


(いいよ…そんなに聞きたいのなら…)


[由美…出よう…]

ベッドの上で聞きたかった…


もつれるようにお互いの体を拭き合い、素っ裸のままベッドに体を横たえた。


むさぼるようにキスをし乳房を揉んだ。


[どんな男だったの?]


(大学三年の時、知り合ったの…彼は社会人になったばかりで……先輩…ハンドボール部で時々大学に来てた)


私には出会いはどうでもよかった…聞きたい事は別にある。
でも由美の言葉をさえぎる事はしなかった。


乳房を揉みながら由美の興奮が冷めないよう気を使った。


[大きい男?]


体を撫で回されながら由美は悶え、喘ぎ…応えてくれた。


(180くらい…)


[最初はどこでしたの?]


(彼のアパート…)

彼?…妻の口から彼と聞いた時、私は強烈な嫉妬を覚えた。


私は、ずばり核心を聞いた。


[これは大きかった?…俺と比べて]

私は妻の手を取ってペニスを握らせた。


妻は握り締めたペニスを強くこすり

(ねぇ…入れて…もう…入れて)


私は妻の太ももを大きく割り、濡れた蜜壷にペニスを突き立てた。

(うぐ!)
[大きかっの?]
(うん!大きかった…)


[気持ちよかった?大きくて気持ちよかった?]


(最初は痛かったけど…だんだん気持ちよくなったの)


私は無茶苦茶に腰を振った。

(ぁッ!ぁッ!…いい)

[大きくてよかったら…また…したい?…また、会ったら…やらせるの?]

嫉妬に狂いながら私は蜜壷を掻き混ぜた。


(あゥッ!あッ!凄い!あッ!したい!また堀口さんとしたい!)


堀口!元彼は堀口と言うのか!


[また会ったら、堀口にやらせるのか?…そんなに堀口の"チ〇ポ"が良かったのか?]


(あッ!あッ!いい!…そう…会ったらまたするの!堀口さんとするの!大きいのでしてもらうの!…いい?貴方…堀口さんにしてもらっていい?!)


こんなにも半狂乱になった妻は始めてのことでした。

[いいよ!由美!今度会ったら、ぶッとい"ち〇ぽ"でやっていいよ。堀口にやらせてやれよ]


(うぐ!…やらせるの!私また堀口さんにやらせるの!…貴方より大きいの!私、堀口さんの女になっちゃうよ!あッ!あッ!逝きそう!凄い!)


[俺より"ち〇ぽ"がでかいのか!大きい"ち〇ぽ"が気持ちいいのか?!]


私も由美も頂点を迎えそうでした。

(あッ!アッ!好きよ!堀口さん大きいよ!貴方より大きいの!したい!またしたいの!する!またする!堀口さんとまたするの!気持ちいい!逝く!逝く!逝く!貴方!逝く!堀口さん!逝くゥ)


ほぼ同時に、蜜壷奥深く吐き出しました。


この事がきっかけで、私達夫婦の寝室に堀口と言う名が度々出てくるようになりました。

愛してやまない妻を、他の男に抱かせる…私達夫婦の軌跡をこれから少しずつお話させていただきます。

[Res: 83839] Re: 夫婦の軌跡…始まり ケンスケ、 投稿日:2012/12/14 (金) 09:09

浩二さん
最高捧奠嘯ナす

ムラムラして来ましたよ

続き宜しくお願いいたしますフ

[Res: 83839] Re: 夫婦の軌跡…始まり 浩二 投稿日:2012/12/14 (金) 10:34
あの日以来、私達夫婦は新婚に戻ったように抱き合った。


妻の由美も私からの誘いに積極的になった。


[由美…早くシャワー浴びて来いよ]


ベッドの上で裸で待つ私をわざと焦らしているのか、妻はウフッ!っと笑う。


風呂から出てきた妻は、小さなパンティーだけで、乳液を腕、足…と丁寧に延ばして行く。


ベッドの上からそれを眺める時間が私は好きだ。
160cmある身長と86cmのバスト、本人の申告による62cmのウエスト…ヒップは88cmと言うが…


ベッドから少し斜めに立つ妻の姿が好きだ。豊かな乳房にツン!っと上を向く乳首…腰に伸びる曲線から大きく張り出す尻とスラリと伸びた足…

子供を産んでないからか体型は結婚当初と変わらないように思う。


(腰の辺りにお肉が付いちゃった)


見つめる私を意識してか、照れ臭そうに妻が笑う。


[そうかぁ?…いいから早く来いよ]


ベッドに上がった妻は早速、まだ柔らかいペニスを口に含む…


[なあ由美…堀口って東京にいるの?]


(知らない…いるんじゃない。会社はあるし)


由美より3つ上だから40歳…


[会社は知ってんだろ?…調べてみろよ]


(本気で言ってんの?)


この話しになると私のペニスは直ぐに反応する。効果てきめんだ。


妻の口の中で硬く勃起する…妻も堀口の名前が出ると、私が勃起する事がわかり挑発するようになった。


(調べてどうするの?…抱かせるの?…本当にいいの?)

[いいよ…お前だってやりたいんだろ?]


(本当に本当ね?…後戻り出来ないのよ…会ったら…堀口さん、本当に私を抱くわよ)


由美は勃起したペニスに跨がり、自分から割れ目に押し込んだ。


すでに蜜壷からは蜜が溢れていた。

(フゥー)小さくため息を付くとゆっくり尻を回し始めた。


(堀口さんってねぇ…ナメるの上手だし、出すまで長いし、私なんか何回も逝かされちゃうよ…いいの?)


[妬けるけど…いいよ…そんなにいいならやって来いよ…でも、その後俺に教えてくれよ…どんな事をされたか]


(報告するの?…)


[うん…それを聞きながら由美を抱きたい]


(……………………………わかった…明日連絡を取ってみる……でも貴方…言っとくけど、連絡を取ったら会う事になるわよ…会ったら、あの人、絶対私を抱くわよ)


私は心臓がドク!ドク!と高まっていた。


心のどこかに、由美は堀口に抱かれる事は無い!と、淡い願望もあった。

[堀口が誘っても、お前が断る事もあるじゃないか…最後に怖じけ付いて…]


妻はペニスに尻を打ち付けながら


(嫌いで別れた人じゃないのよ、堀口さんは…会う事になったら、私も堀口さんに抱かれる覚悟で行くわ…と言うより、私も抱いて欲しい)


私は体を入れ替え、由美の太ももを乱暴に拡げた。


まじまじと秘肉を見た…複雑な肉ひだに縁どられた赤い肉の亀裂…皮から飛び出した肉芽…男を呼び込む肉穴…その下に小さくすぼまる肛門…全部、俺のものだ!声に出して叫びたいほどの激情が襲ってくる。


その夜、私達は獣
になった。

[Res: 83839] Re: 夫婦の軌跡…始まり ケンスケ、 投稿日:2012/12/14 (金) 15:42

浩二さん
良いですよ、
最高捧奠嘯ノ勃起してます

男はみんな奥さんの過去を知りたがりますよ

私も嫁に聞いて勃起してました
奥さんの本心はもしかしたら前から浩二さんとsexするたびに元彼との事思い出してたのではないですか一度聞いてみてはどうですかィ

[Res: 83839] Re: 夫婦の軌跡…始まり ゆうじ 投稿日:2012/12/15 (土) 05:47
ケンスケさんすごくいいです。
最高の寝取られパターンです。
堀口との擬似セックスもしてみてください。
私も寝取らせ経験ありです。

[Res: 83839] Re: 夫婦の軌跡…始まり ケンスケ、 投稿日:2012/12/15 (土) 08:59

浩二さん
続き待ってます

ゆうじさんの
寝取られも聞かせて下さい

[Res: 83839] Re: 夫婦の軌跡…始まり むっつり 投稿日:2012/12/15 (土) 13:34
素晴らしい展開ですね。

寝物語に交わす奥様の過去ばなし......

続きが待ちどうしいです。

[Res: 83839] Re: 夫婦の軌跡…始まり ひで 投稿日:2012/12/16 (日) 00:32
いいですねぇI続きを早く頼みますヲ

[Res: 83839] Re: 夫婦の軌跡…始まり 浩二 投稿日:2012/12/16 (日) 18:01
翌日、由美からの連絡がくる事になっていた。


朝、家を出るとき妻は寡黙だった。

それまでは、夜の睦言に堀口の名前が出て、獣のようなSexをしても、翌朝には何事も無かったかのように二人で出かけた。


妻は私の勤める会社の二駅前で降りる。


その駅に着く少し前に、妻は私に言った。


(連絡が付いたら、電話かメールするね……お昼休みに連絡してみるから、貴方に報告するのは、その後になるわ)


妻は私の目を見ることなく、一気にしゃべると、電車を降りた…いつもなら軽く手を振るのだが…


仕事にならなかった…昼休みが過ぎても由美からの連絡は無かった。


堀口と連絡が着かなかったんだ…辞めていたんだ…


ホッとする感情とちょっと残念な感じが頭の中で交差した。


仕事時間が終わり、会社を出た直後に携帯が鳴った。

由美からの電話だ!…途端に心臓が音をたてはじめた。


[もしもし…]


(あッ!…貴方…ごめん。連絡が遅くなっちゃって…)


[いいよ…俺も忙しくって]


心ない嘘でした。私は完全に動揺していたのです。


(そう…よかった…連絡、待ってるんじゃないかと心配してた)


[そう…それはいいけど、連絡着いたの]


(ゥン…着いたよ)


えッ!!着いた?!!
危うく大声が出そうになった。
私は空を見上げ、大きく息を吸った。


[そう…まだ前の会社に居たんだ…それで?…]


(貴方、今どこにいるの?)


[今?…帰るところだよ…会社の前]


(じゃあ一緒に帰ろうよ…駅前の喫茶店で待ってるから)


妻は堀口と連絡が着いた事だけを告げて、電話を切った…

堀口はずっと同じ会社に居たらしい…
妻を抱きながら、聞き出した話しによると…身長は180cm位あり、当時はハンドボール部の後輩を見に来ていた。


由美は別のサークルだったが、今風に言うと、合コンで知り合った。


堀口からのアプローチは執拗だった。由美は根負けして付き合いが始まっらしい。


半年後、堀口のアパートに誘われた由美は、半ば危険を承知で行った。

そして、成り行きのまま、結ばれた。

由美にとっては、初めての男…言われるままに、抱かれ、じょじょに体も慣れた頃、堀口の浮気が発覚する。


付き合い始めて、1年半位の頃だったそうだ。


その後、由美は話し合いの末、堀口との交際を断った。


待ち合わせの喫茶店へ着くまでの間、由美から聞いた堀口のプロフィールを反すうしながらも、私の本当に聞きたい…そう…Sexの具体的な中身を、由美は言葉を濁して、語らない。


しかし、堀口のペニスが私より大きい、とは言った。


この一言は、私にまだ見ぬ堀口を、大きく膨らませていた。


敗北感と共に、今また、その男に、最愛の妻を抱かせる嫉妬と、同時に襲われる勃起……ご理解頂けるだろうか…


私が元彼と会う事を、奨めた事とは言え、会うと元彼は自分を抱くと言った妻…その言葉に、私の脳裏には、元彼に抱かれ、歓喜の声をあげる妻の姿態が、ストロボ映像のように浮かび上がった。


その映像は、私に強烈な嫉妬と異常な勃起をもたらした……普通なら、嫉妬と怒りのはずだろうに…


妻の待つ喫茶店に向かう電車の中で、私は、硬く勃起していた。

[Res: 83839] Re: 夫婦の軌跡…始まり 浩二 投稿日:2012/12/17 (月) 03:49
はやる心を秘めて、喫茶店のドアーを開けた。


店の一番奥のテーブルに妻の姿はあった。


私はコートを脱ぎ、抱えたまま、妻のそばに座った。


向かい合わせに座ると、声が大きくなる、咄嗟の判断だった。


(あッ!…びっくりした!エッ?…向こうに座らないの?)


腕組みをして、うつむいていた妻は、突然横に座った私にびっくりしていた。


[なに考えてたの?堀口のことか?]


(ばか…違うわよ…でも、緊張したわ)


やはり堀口のことを考えていたようだ……私は、からかうように言った。


[久しぶりの元彼の声を聞いて、いかがでしたか?]


おしぼりをマイクに見立てて、由美に差し出した。


(ウフフ…やめてよ…本当に緊張したんだからね)


私の砕けた態度に、由美の気分も楽になったようだ。

[堀口はお前からの電話、直ぐにわかったの?]


(ウン…それは直ぐにわかったみたい…びっくりしてたけどねフフフ)


妻は何かを思い出したようだ。

[なにニヤ付いてんだよ…昔を思い出したのか…]


私は、嫉妬を隠して、肘で由美の脇腹を小突いた…


(ウフフ…違うの…昔とチットも変わってない返事で笑っちゃった…勝手な解釈して…)


[お前が電話したこと?]


(そう…私が結婚した事は知ってたけどね…フフフ…何か旦那とあったのか?ってフフフ…私が違うよ!ちょっと友達と話しをしてたら、貴方の名前が出たから、電話しただけ!って言ったのよ)


[奴はなんて?]


(人の話、聞かない人だから…まあ、夫婦には色々あるから、少しくらいの事は我慢しないとな、だってフフフ…相談にのるから会おうだってハハハ)


[はァ?わかりやすい奴だなあ…見え見えじゃないか]


(でしょ!…そう言う人なのよ…それで、いつならいいの?って言うのよ)


[堀口から?…電話しただけで、もう 会うこと前提?…]

(だから…そう言う人なんだってば…)


[まあ、昔寝た女から電話があったら、またやれる…と、男は思うかも知れないなあハハハ]


(だから言ったでしょ…会ったら、あの人は誘うって)


[今回はそれが目的だけどね…聞いただけで、こんなになっちゃった]


私は妻の手を取って、ズボンの上から触らせた。


(よしなさいよ、こんな所で…硬い…こんな話で硬くなるの?)


コートの下で妻はギュッ!っと勃起したペニスを握りしめた。


[会うことにしたんだろ?いつ?]


(一応、来週の土曜日…2時に……どうする?)


約束をしておいて、最後の決断は私に迫る…私がけしかけた事だから、仕方ない。


[泊まるの?]

(泊まらないわよ…向こうだって、家庭持ちよ)


妻はもう、会えば堀口は自分を抱くと思っている。


私はちょっと妻をいじめたくなった。


[17年前に抱かれていた男に会うって、どんな感じ?]


(どんなって…でも電話する前は、もう心臓パクパクだったわよ…足なんかガタガタしてたわ)


[本当はさぁ…由美がやられてるとこ見たいんだけどさあ…]


(ばか…こんな所で話すことじゃないでしょ…フフフ…わかってるけど、それは無理でしょ!)


いつも寝室の睦言で言ってることだから、由美もびっくりはしない。


[だから、帰って来て、覚えてないはダメだぞ…]


(わかってる…ちゃんと貴方が聞きたいことは報告する)


[じゃあ出よ…今日は外食にしようよ]


(本当?!…今日は疲れちゃったから、うれしい)


妻はそう言うと、サッと手を伸ばして私のペニスを握った。


(ウフッ!…まだ硬い!)


その日の、由美は食事よりもワインを、しこたま飲んだ。