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[Res: 79972] Re: 元カノ らいと 投稿日:2012/08/12 (日) 11:02
その日、僕らは意気投合し、帰る時になっても、ノリノリの後輩の提案でまた一緒に飲みましょうってことになった。

その時、テーブルの下で美希が僕の手をちょんっとつついてきたので、美希の方を見るとあの優しい笑顔が僕をまっすぐに見てたんです。


終電の時間がせまり、4人それぞれ番号交換をしてお開きになりました。

駅まで4人で歩きます。

大きな声で話してる祐介と朋子ちゃん。
僕と美希は静かに話します(笑)

『元気そうだね』
『僕くんも』
『美希があんなに飲めるようになってるとはねぇ(笑)』
『あたしももう大人の女ですからぁ(笑)』
『僕から見たら、まだまだ可愛い女の子だけどなぁ(笑)』
『それはありがとうごいますぅ(笑)』

なんて、たわいもなく(笑)


『また会いたいな』
『あたしもかも(笑)』
美希が目を細めてその日一番の笑顔を見せました。

僕らはどちらともなく手をつなぎ、駅まであるきました。

あの頃に戻ったように感じ、幸せな気持ちのまま家路についたのです。

[Res: 79972] Re: 元カノ らいと 投稿日:2012/08/12 (日) 11:39
月曜日に出社すると後輩の祐介が僕のところに来て、
「おはようございます(笑)この前の飲みは楽しかったっすねぇ(笑)あれからずっと朋子ちゃんとメールしてんすよぉ(笑)彼女めっちゃ可愛いっすわ(笑)」
っと、ニヤニヤしながら軽い自慢話しをしてきました。

『祐介、彼女いるだろ。大丈夫なんかよ?』

「大丈夫っすよ。最近彼女とうまくいってないですし(笑)ああ、人生に張りができたぁ(笑)」

などと言ってます。

「そういえば、僕先輩はどうなんすか?この前、美希ちゃんと手ぇつないでたっしょ?(笑)」

『お、お前見てたの…?』

「バッチリっ(笑)朋子ちゃんも言ってましたけど、美希ちゃんはウチらがお店入ってすぐ僕先輩のこと、かなり気にしてたみたいですよ(笑)知り合いに似てるって。…あれっそういえば、先輩も同じようなこと言ってましたよね?」


美希は僕より先に気づいてたんだ。

美希の笑顔と細くなった目を思い出し、たまらなく会いたくなった。

すると、ヴヴヴっ携帯のバイブ音がした。
まさかっ
って思った時に、
「朋子ちゃんからっすわ(笑)」

祐介の携帯でした。

なんだよ…
がっかりついでに携帯を見ると光ってる。
見るとメールがきてました。

美希からです。

『おはよう(^O^)/(笑)もうお仕事始まっちゃってるかな?僕くんは月曜日に弱いから大丈夫かなってメールしちゃいました(b^-゜)……金曜日、逢えて嬉しかった。お仕事頑張って下さいな♪(*^ ・^)ノ⌒☆』


やられました(笑)

すぐ返事を返し、めちゃくちゃ幸せな気持ちで仕事に入りました。

[Res: 79972] Re: 元カノ らいと 投稿日:2012/08/12 (日) 11:57
それからは、たまに美希からガンバレメールが来たり、バイト上がりに電話が来たりと、たまに来る連絡にウキウキと思春期の少年のように浮き足立つ僕がいました。

最初の飲み会から2週間、祐介が来て

「明日の夜は僕先輩空いてますか?朋子がまた飲まないかって言うんですよ。もちろん、美希ちゃんも一緒にって(笑)」

僕はふたつ返事で

『明日の夜なら大丈夫だよ。』


また美希に会える。
もうドキドキしてました(笑)

そして、あの夜になったんです。

[Res: 79972] Re: 元カノ 市木 投稿日:2012/08/12 (日) 17:23
その後がどうなるか妄想してしまいます。

[Res: 79972] Re: 元カノ らいと 投稿日:2012/08/12 (日) 22:52
市木さん、いつもありがとうございます。

なかなか進まない駄文ですみません。

よかったら、またコメ、ご意見下さい。

これからも、よろしくお願いします。

[Res: 79972] Re: 元カノ らいと 投稿日:2012/08/13 (月) 00:46
僕はいつもより早く仕事を終わらせ、祐介と一緒に会社を出ました。

前回と同じ呑み屋に入ると、すぐに目をキョロキョロ(笑)
美希を見つけた時の心臓の音は、そこにいるお客さん全員に聞こえてるんじゃないかというほど大きくうるさかったです(笑)

「こっち、こっちぃ(笑)」
朋子ちゃんが僕たちをみつけ、大きな身振りで呼びます。

「おぅ、ワルい、ワルい(笑)つぅか、朋子たち早くね(笑)」

「祐介たちが遅いんだよぉ(笑)」

僕たちは美希と朋子ちゃんを挟む形で席に着きました。

『よっ』
『よっ(笑)』

クスリっと笑う美希は目が細くなり、優しい空気があふれました。

美希は白のジーンズに紺に白の水玉のキャミで、スタイルのよくわかるファッションでした。

ガヤガヤした店内で美希は清楚で綺麗でした。


4人で飲んでいると、しだいに酔ってきたのですがある事に僕も美希も気づきました。

後輩の祐介と朋子ちゃんが以上にべったりなんです。

『なぁ、…ふたりってなんか…そうなの?』

祐介に彼女がいることを知ってる僕は言葉を濁しながらききました。

「まぁ、そんな感じっす(笑)」

ふたりは一度見つめあってから、照れながら答えました。

彼女は?という質問を飲み込んで、

『「おめでとう(笑)」』

と乾杯してふたりのことを肴にお酒をのみました。

あまりに楽しく、明日は休みということも手伝い僕は飲みすぎてしまい、帰るのが億劫になって

『今日はマンガ喫茶にでも泊まるわ(笑)』

と言うと

「美希の家近いからみんなで行こうよ(笑)」

と朋子ちゃんが言い出しました。

「うわぁ、行きたい行きたい(笑)美希ちゃんの部屋みたぁい(笑)」

祐介もワルノリしてます。

『かたづけてないから汚いよぉ(笑)』

とびっくりしてる美希をよそにみんなで行こうということになり、店を後にしました。

[Res: 79972] Re: 元カノ らいと 投稿日:2012/08/13 (月) 01:29
駅とは逆にしばらく歩きました。

途中コンビニでお酒とつまみを買います。

相変わらず後輩は大きな声で話し、朋子ちゃんは笑いが止まらないようです。

美希はちょっと困り顔でふたりを見ながら、たまに僕を見てやれやれみたいな顔をします。

まだ新しい、白い綺麗なアパートの前で

『ちょっと片付けるから待っててくれる?』

と言って、美希はその白いアパートの2階の一番奥の角部屋へ入って行きました。

しばらく待ちます。
後輩は朋子ちゃんに何かを耳打ちし、朋子ちゃんはクスクス笑ってます。

それにしても、いつの間に…

美希が出てきてOKサインを出したので、ふたりを連れて中へ入りました。


美希の部屋はとても整理されていて、清潔感があり女の子の部屋だなぁと感心しました。
それになにか良い香りがします(笑)

「めっちゃイイ匂いするわぁ(笑)女の子の部屋久しぶりぃ(笑)」

テンションの上がった後輩がいろんなとこの匂いをかぎ出しました(笑)

「ウチに来た時と全然反応違うじゃあん。もう、恥ずかしいことしないの!」

朋子ちゃんが軽くしかると、

「だって、朋子ん家は物多すぎなんだよ(笑)俺の部屋と代わんないもんなぁ(笑)」

…祐介は朋子ちゃんの部屋行ったのかぁ!!

もう、展開が早くてついていけません(笑)

「でわでわ、2回戦目、乾杯〜(笑)」

飲み会再開も束の間。
楽しさからのハイペースさと、一週間の疲れからか、まもなく僕は寝入ってしまいました。



……どの位たったでしょうか?
のどの渇きに目を覚ましました。

部屋は暗くて、最初は(ココどこだっけ?)と考えながら横を向くと、暗さに慣れてきた僕の目の前に美希の寝顔がありました。

すーっすーっと寝息を立てる美希の寝顔は昔よりも少し大人っぽくなりましたが、変わらす綺麗でした。

別れるなんて、バカだったなぁ…

思った時です。

「…あっ…あぁ…ぃい…」


…あの声が聴こえてきたんです。

[Res: 79972] Re: 元カノ 市木 投稿日:2012/08/14 (火) 02:05
次の展開を楽しみにしています。それにしても性格よい彼女ですね。

[Res: 79972] Re: 元カノ らいと 投稿日:2012/08/14 (火) 07:00
市木さん、いつもありがとうございます。

なんだか読んでもらえてると思うと頑張れます(笑)

美希を誉めていただいてありがとうございます。
今も昔も変わらず本当に良い子ですよ(笑)

[Res: 79972] Re: 元カノ らいと 投稿日:2012/08/14 (火) 08:34
「ああぁ…すごいぃ…」

(!!!朋子ちゃんだよな…!!!)

「声ちょっとガマンしろよ。先輩達起きちゃうゾ。」

「…だって、祐介が…あっ…動くから…イィ…大きいぃ…」

床の鳴る音と一緒に、たまに打ちつける音も聴こえます。

暗闇の中、僕は美希の顔を見ながら、祐介と朋子ちゃんのセックスを耳に全ての神経を集中して聴いてました。

祐介が小さくヒソヒソ囁くと、

「はいっ、…ああぁぁ…いっぱいですっ…マ〇コいっぱいですっ…ああぁぁ…大きいですっ、祐ちゃんのチ〇チン大きいですっ…」

さっきまで一緒に笑いながら飲んでいた朋子ちゃんからの隠語は生々しく、僕の下半身へ電気を走らせました。

僕は心臓のドキドキがうるさくなり、息も荒くなり、手に汗が…

ふと美希の方を見ると…寝顔の表情が少し強張ってるように感じました。

よく観察すると、美希の息も荒くなってるようです。

(もしかして、起きてるのかな?)

僕はそっと美希に手を伸ばしました。

美希の頬に触ると、ビクッとして目を開けました。

美希の目は驚いた表情でしたが、もうすでに潤んでいて、やけにエロく、可愛いものでした。

「ああぁぁ…、あたりますっ、…奥ぅ…はいっ、気持ちいいです…ダメ…ああぁ…」

朋子ちゃんも声を抑えながら祐介を受け入れてるのだと思いますが、やはり深夜ということもあり、他に音の無い状況でハッキリ聴こえます。

僕たちは朋子ちゃんの声に煽られて、どちらともなくキスをしました。

二度、三度と軽くキスをし、ディープキスへ…。

久しぶりの美希の唇に夢中で舌を絡めました。

美希は目をつぶり、僕の腕をつかんでました。

その緊張が僕にも伝わってきます…。