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[Res: 59681] Re: 結婚二年目A タク 投稿日:2011/01/12 (水) 15:12
さどさん、いつもレス有難うございます。
三回目の寝取られを報告するつもりでしたので、二回目はご勘弁を…
と言いますか、今だから言えるのですが、正確には「三回目」ではなかったんですけどね…
二回目について簡単に言うと、例の件があったせいか、やたらとフェラの音が気になってしまいました。なぜここまで献身的にするんだと思うくらい。
お互いの性器を舐め合うなんて事、私がした事もない事をミキは進んでしていたと思います。
全てが終わった後にケンヤから連絡はなかったので、回数だとか他の情報は一切ありませんでした。ただ、少なくとも携帯の向こう側でミキは二度はイッていたと思います。

[Res: 59681] Re: 結婚二年目A タク 投稿日:2011/01/12 (水) 15:14
「三度目」について書かせてもらいます。
週末の午後からミキは出かけていきました。
私は気持ちよく送り出す気分になれずにいましたが、そんな気持ちは顔に現れていたのでしょう。ミキは不安げに私の顔を覗き込む様にきました。
「タク、どしたの?具合悪い?」
「…いや、別に…」
「何か、元気ないよ…」
「………」

下から覗き込む様にしていたミキはスッと背筋を伸ばし、やや伏せ目がちにしながらいいました。
「私…行かない方がいい?」
「え?」
「だってそんな寂しそうな顔するんだもん…」
私はミキにまで助け舟を出された様な気がしました。
ケンヤには今回が最後と言いましたが、何故かミキを見ているとこのまま出ていったら戻ってこないかも…そんな女々しい気分になりました。

[Res: 59681] Re: 結婚二年目A タク 投稿日:2011/01/12 (水) 15:16
「うん…行かないで欲しい…」
「………」
少しの沈黙が苦しくて、私は無理に明るくしながら続けました。
「やっぱ、休日にミキがいないと俺寂しいな(笑)」
「………」
「なぁ、また今度にできない?今日は俺とデートしようよ。ほら、映画最近見にいってないしさ」
「………」
私の空元気な声だけが虚しく部屋に響いてました。ミキは思いつめるようにやや下方の一点を見つめたまま黙っています。
私は「行くのやめる。一日タクと一緒にいる」という言葉を期待していました。
しかし沈黙の後、ミキが言った言葉は違いました。
「ゴメンね…」
期待しながらも半分諦めていた私ですが、私の目を真っ直ぐに見つめながら言うミキを見て、並々ならぬ決意みたいなものを感じました。
思えばここ一ヶ月、ミキの方からこれだけ目を合わせられた事は無かったかもしれません。ミキは恐らく私に対しての罪悪感からいつも視線を微妙に逸らしていましたから。

やっぱりか…そう思いながらミキの瞳をただ見つめる事しかできません。金縛りにあったように体はおろか、言葉すら出なくなっていました。
じっと私を見つめるミキの大きな瞳にうっすらと涙が浮かんできた時です。
「あははは、タク無理言わないでよ!もう約束しちゃった事だし!皆楽しみにしてるしさ!」
無理矢理笑顔を作ってミキは出ていきました。

私はドアをただ見つめていました。ミキは行ってしまった…ケンヤに抱かれる為に私に嘘をついて。私の願いを振り切って…
私よりケンヤを取ったのです。

[Res: 59681] Re: 結婚二年目A タク 投稿日:2011/01/12 (水) 15:18
我に帰った私は、次第に言いようのない恐怖感に支配されていきました。もう二度とミキは帰ってこないのかも知れない、そう感じ、気付いたらケンヤに電話していました。
私は半分パニックになりながらも、必至だったと思います。


「ケンヤさん?今ミキが出て行っちゃいました!」
「あれタクちゃん?どうしたの慌てて?」
「ミキが出て行ったんですって!」
「出て行ったって…だって今日これからでしょ?」
「…だけど…知ってますよ、そんな事…」
「タクちゃん、何かあった?変だよ?何パニクってんの?」
「ミキと会ったらすぐ帰してください」
「えっ?なに急に?」
「だから!すぐミキを帰せって!」
「………」

[Res: 59681] Re: 結婚二年目A タク 投稿日:2011/01/12 (水) 15:21
一呼吸置いてケンヤは穏やかに言いました。
「タクちゃん、それはダメだよ。今日は帰さないよ」
「どうしてですか⁈」
「何があったか知らないけど、
約束しただろ?俺は何度も確認したはずだよ?それでも良いって言ったのはタクちゃんだよ?

「気が変わったんです!」
「…タクちゃん…勝手すぎるよ。俺だって色々忙しい中で今日のスケジュール開けたんだから。俺だっていろんな事情がある中で、今まで君の性欲を満たす為に、それ中心の毎日を過ごしてきたんだよ?」
「…でも、ミキはケンヤさんを好きになり始めています。俺よりもケンヤさんを選んだんです」
「タクちゃん、俺達大人だよな?今更やめてくれよ。そんな危険性がある事はちょっと冷静に考えればあり得る事だろ?まさかそんな事も考えずに今までミキちゃんにあんな事させてたのかい?大体、タクちゃんはミキちゃんをつなぎ止めようと努力したのかい?ただ寝取られに興奮して自分自身の性欲だけを満足させてただけだろ?」
私は言い返す事が出来ませんでした。ケンヤの言う通りです。

[Res: 59681] Re: 結婚二年目A タク 投稿日:2011/01/12 (水) 15:26
「もしもだよ?もし今までの事をミキちゃんが知ったらどう思う?これまでの行動に妻に対する愛情は微塵も感じられないよ?」
「…まさか、ミキに言うつもりですか?」
私は心臓が凍りつきそうでした。そして、始めて後悔しました。これまでの行為がどれ程危険な事なのかをやっと認識したのです。

「そんな事はしないよ。でもね、タクちゃんが仕掛けたこの事で、俺自身も予想できなかったくらいにミキちゃんは変わったと思う。それは俺も感じていたよ」
「…ミキが…変わった…」
「とにかく、今日はミキちゃんを返す事はできない。それだけだ」
そう言って一方的に電話が切れました。

薄暗い部屋の中で、私は情けない事に涙を流していました。何よりも大切な人を失うかもしれない、後悔してもし切れない思いで、鬱な気分に押し潰されそうになっていました。
私はケンヤとミキに何度も電話しましたが、
電源を切られていました。八方塞がりの状態、私はただケンヤからのいつもの連絡を待つしかありませんでした。

そして約一時間後、ケンヤからの電話が入りました。

[Res: 59681] Re: 結婚二年目A さど 投稿日:2011/01/12 (水) 15:49
お待ちしておりましたよ。
連休の間に少し心の置き場ができましたか?。

話に引き込まれて情景が浮かぶ気がします・・・。
僕達聞き手は詳細な内容を期待していますが、タクさんは辛いかもしれませんね。
でも、すべてを話してしまうのも心を軽くする手段かもしれませんよ。

[Res: 59681] Re: 結婚二年目A 悩み 投稿日:2011/01/12 (水) 17:37
続きをお願いします!

[Res: 59681] Re: 結婚二年目A okihsam 投稿日:2011/01/13 (木) 08:06
つらいなあぁ・・・。

[Res: 59681] Re: 結婚二年目A しん 投稿日:2011/01/13 (木) 09:57
好きな女が他の男と逢っている
これ辛いな〜

女は好きな男が出来ると過去をデリートしちゃうから