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ある日の美代子

[1] スレッドオーナー: 最後のティッシュ :2017/04/30 (日) 07:54 ID:hurpv5t6 No.24577
夫を仕事に送り出すと次は小学三年生の息子を学校へ送り出す
静かになった家の中、テーブルに残された朝食の残骸
その前で面倒そうに溜め息をついた主婦の名は美代子
最近、何かとストレスが溜まっている
もう一度大きな溜め息をつき片付けに取り掛かると手際良く済ませてしまったが
昼間の家事はこれで終わりではない
家事は好きではないが手を抜けば夫の小言を聞かされる羽目になる
朝食の片付けを終えた後、ソファーに腰を下ろしたのは間違いだった
重くなった尻は上がって次の家事に向かおうとしない
美代子は家事を諦め携帯電話を手に取り出会い系サイトにメッセージを登録した
ハンドルネームは「マリア」

 おはようございます 暇してる主婦です
 32歳155cm 色白ちょいポチャ
 お昼前の時間に待ち合わせして割りきりで会える方 ホ別2でお願いします
 紳士のオジサマだったらいいなぁ

容姿の詳細や体重は書きたくない、こちらの条件は短くまとめてある
何度も登録するうちに辿り着いた無駄の無いメッセージである
一つの仕事を終えた美代子は大きな尻を上げ一度諦めた家事に取り掛かる
洗濯機をまわしている間に寝室のベッドを整え浴室に移ると湯船を軽く洗い流す
失敗した、いつもは洗濯機をまわしてから朝食の片付けに取り掛かっていたというのに
 (もお!脱水終わってないじゃない! サイアク)
手違いで生じた少しの手待ちの後に洗濯物を干す、天気予報によると今日は一日雨の心配は無い
ここで美代子は今日の家事が終わった事にした

携帯を持ちソファーに腰を下ろした
例のサイトには8件のメッセージが届いている
平日の昼日中に顔を見た事も無い女とヤリたい男が8人もいるということだ
 (はぁ?夕方から?そんな時間ある訳ないじゃない、私のメッセージ読め バーカ)
 (これ前にもメッセージ送って来たヤツ?中出しとか無理 死んでよ)
 (イチゴってなめてるの?2って書いてあるの見えないの? 値切るなケチ、クズ)
 (うわぁ、サイアク 今日はハズレかな ロクなのいない)
 (これも待ち合わせ場所が遠いから無理)
 (仕事帰り?夜?無理無理、絶対無理 バカじゃないの、主婦って書いてあるでしょ)
 (あー もお! ちょっとぐらいマトモな男いないの?)
美代子が諦めかけていた時、携帯に1通のメールが届いた
このサイトで出会い、その後も一度会った事がある男からの誘いだった
ハンドルネームは「テツヤ」本名は知らない聞く必要もない
タイミングが良過ぎる、美代子は「マリア」という名前を気に入り同じハンドルネームを使い続けている
登録したメッセージがテツヤの目に入り誘ってきたのだろうか
美代子は迷うことなくテツヤに決めた
お世辞にも美人とはいえない彼女の容姿、幾多の出会いの中で二回目の誘いは何度かあったが三回目は初めてだ
プロフィール通りなら50歳の既婚者、二回目に会った時は提示した金額よりも少し多めに小遣いを貰っている
金払いが良い、態度は好感的、容姿も悪くなく待ち合わせ場所は遠くない歓楽街
割りきりで遊ぶなら既婚者のテツヤは美代子にとって都合の良い相手である
服を着替え髪を整え化粧をした、体はラブホテルの風呂で洗えばいい


美代子が初めてサイトにメッセージを登録したのは二年前
その時からプロフィールの32歳という年齢は変わっていない
夫との小さな喧嘩、言う事を聞かないやんちゃな息子、代わり映えのしない毎日
小さなストレスが原因なのか、マンネリ化した日々の中に少しの刺激を感じたかっただけなのか
これといった切っ掛けは無かったが興味本位で出会い系のサイトに登録してみたのが始まりだった
美代子は返信の多さに驚いた
真っ直ぐに体を要求してくる男達、金銭と引き換えに美代子の身体を求めてくる
中には「目隠し」「拘束」「バイブ」等々卑猥な言葉を並べてくる男もいる
少し怖さもあったが実際に会うつもりはなく、暫くはメッセージを登録して返ってくるメッセージを楽しむだけだった
ほんの少しの気の迷い
三年もの間セックスレスだったことも手伝ったのか
「一度だけなら」そんな思いが震える指先で返信のメッセージを書きはじめた
相手は年下、男からの丁寧なメッセージ文の中に「ホ別2」と入っている
美代子は「ホ別2」という言葉の意味を知っていた、セックスをすれば二万円の謝礼を貰えるという事だ
顔も知らない男と会う緊張感と家族を裏切る背徳感、しかし後悔などといったものは無い
ラブホテルの部屋に入るとお金を渡された、セックスの内容は覚えていないがイク事は無かったのは確かだ
その日初めて会った男とセックスをしたという刺激的な思い出だけが美代子の中に残る
それが始まりだったが二人目の男とは案外冷静に事を進める事ができた
月に三度か四度の謝礼を貰ってのセックス、お金に困っている訳ではない
初めて会った男とその日にするセックスは、緊張と気が合い難いこともあるのだろう
美代子がイク事は無く男の射精を待つだけのセックスになる、美代子は性的な快感を期待しているわけでは無い
只イタズラに経験人数を増やすだけのセックスでも、求められる事と不貞を働いているという刺激に満足していた
お洒落して街に出てもナンパされる事はない、同じ屋根の下に暮らす夫からも求められる事が無くなった
しかし、サイトに数行のメッセージを残すだけで何人もの男が美代子の身体を求めてくる
男達の性欲が美代子を満足させていた


[2] Re: ある日の美代子  最後のティッシュ :2017/04/30 (日) 07:55 ID:hurpv5t6 No.24578
昼間の歓楽街は人通りも疎らで閑散としている
ネオンに変わり陽の光が照らす狭い道路を一台の高級車が走り抜けた
灯の消えた街を抜けた辺りで車が停まり、それに歩み寄る丸顔の女がいる
美代子という名を改めマリアになった女だ
ハンドルを握るのはテツヤ、助手席にはマリア
多くの者が所有する事を困難とする高級車、その助手席に座っているという事がマリアを優越感に浸らせる
徒歩の者、自転車に乗る者、狭い道路ですれ違う軽自動車
それらを静かな車内の心地のいいシートから見下す事で、自分が上等な人間になったような錯覚に陥っていた
二人が乗る車は眠りについた歓楽街から程近い小さなラブホテルに吸い込まれていく
「ここ?」
「ああ、前から気になっていたんだ」
外観はレトロと言えば聞こえが良いが単にボロなだけである
駐車場に停まっている車はマリアが乗っていた高級車1台だけ、営業しているのかも怪しい
ロビーに足を踏み入れると部屋を選択するパネルが無い
代わりに手元を覗かせるだけの小さな窓口の受付があるだけだ
「おお、懐かしいな」
「ホテル変える?」
「ここにしよう」
テツヤは半ば強引に受付を始める、部屋番の札が着いた鍵を受け取るテツヤを三歩下がった所で眺めるマリア
 (ウソでしょ、本当にここで?部屋は綺麗なの?)
「小奇麗なホテルもいいが、こういう所の方が燃える気がするよ」
「そうね」
 (逆に萎えるわよ、バカじゃないの?)
テツヤの手で部屋のドアが開かれる
二つ並ぶ見た目から安物のスリッパ、清潔に保たれているのか怪しいそれを見てマリアは足を入れる事を躊躇したが
履物はそれしかなく仕方なしといった感じでスリッパに足を乗せ部屋に入る
立ち止まったマリアは目の前の光景に呆然とした
 (ウソでしょ 何なのよ、この部屋・・・)
テツヤは興味津々といった感じで部屋の奥に足を踏み入れていく
「何だこれ いい料金したから変だと思ったけど、こういう部屋だったのか 驚いたな」
二人が踏み入った部屋
赤を基調とした品の無い部屋の端には真っ赤なベッド
壁からは枷が垂れ下がり、分娩台のような椅子には門型の柱が組まれ各所から枷が垂れ下がっている
そこはSMルームだった

とりあえずといった感じで二人はソファーに腰を下ろした
寛げるはずのソファーも真っ赤でマリアは何所か落ち着かないが冷静でもあった
横目で見ていたのはテツヤが財布から取り出した幾重にも重なった真新しいお札
「えっ こんなに?」
「ああ、今日の事で気を悪くして次から会ってもらえなくなると困るから」
「そんな事ない、これだけお返しします」
「一度渡したものだ、財布にしまってくれ」
「本当にいいの?」
返す気は毛頭なかった、マリアはテツヤが受け取らないと踏んでいたから返す振りをしたのだ
受け取った金をバッグにしまうと、マリアは立ち上がり衣服を脱ぎ始めた
脱いだ服をソファーに落とし、ストッキングを脱ぎ下着を脱ぎ惜しげもなく色白の肌を晒すと
豊満な臀部を振りがらバスローブを持って一人浴室に向かう
男と一緒に風呂には入らない、男から余計な遊びを求められると無駄に時間がかかって面倒だからだ
赤い部屋に色白の肌を浮かび上がらせたのは、ほんの僅かな間だけ
マリアが浴室に消えるとテツヤはタバコに火を点けた
部屋中に垂れ下がる枷を眺めながら煙を吐く顔は含みを持った微笑みを浮かべている

浴室に入ったマリア、股間は丁寧に洗うが後は簡単にシャワーで流すだけ、無駄な事に時間は掛けない
数分後だった、浴室の扉が開きテツヤは吸い切れていないタバコの火を消す
テツヤが服を脱ぐとバスローブ姿のマリアと入れ替わりで浴室に入った
マリアにとっては毎度の事、男が風呂場でシャワーを浴びている隙に男の持ち物を確認するのも毎度の事
テツヤのクラッチバッグには珍しい物は入ってなく面白くない
携帯で時間を確認する
 (あと一時間ほどで帰れるかな)
楽しみの一つが空振りに終わったマリアは添え付けの冷蔵庫からお茶のペットボトルを取り出す
今まで何人もの男と身体を重ね、初心を忘れて冷め気味だった気持ち
目に入ってくる赤い光景がマリアの心に僅かな変化をもたらしたのか
テツヤとのセックスに幾らかの期待を持ち始めていた
前に会った時は二度目という事もあって絶頂の気配を感じるところまでいっている
 (チンポ洗うだけでしょ、早く出てきてよ)
マリアの思いが伝わったのか浴室のドアが開き全裸のテツヤが出てきた


[3] Re: ある日の美代子  最後のティッシュ :2017/04/30 (日) 07:55 ID:hurpv5t6 No.24579
赤に覆われた部屋、鎖で釣られた枷が手足の自由を奪おうと待ち構えている
凌辱的な恥かしめを目的とする部屋の、その片隅にあるソファーで重なる白いバスローブと浅黒い肌
テツヤの手がマリアのバスローブを捲り再び色白の肌を露わにしてゆく
床に落ちるバスローブ、赤いソファーに浮かび上がる白い肌
その白い肌の中で黒々と自己を主張しているのは手入れされていない恥毛の茂みだ
まるでモザイクのように閉じた腿の上に乗る恥毛の茂みは、脚を開かれるとクリトリスにまで掛っている
その下、恥毛が覆えていない露わにされたマリアの花弁はテツヤの手に覆い隠された
「あぁ〜ん」
マリアの安い芝居、手で覆った花弁の奥はまだ湿った熱を帯びていない事にテツヤは気づいている
場を盛り上げようとして打った芝居だが、テツヤにとって面白いものではない
初めて会った時からテツヤはマリアの事を気に入っていた
ふくよかな白い肌は抱き心地が良い、丸顔で素朴な面立ちが割り切った関係という事を忘れさせ
マリアの嘘の声もネットでの男漁りも、本気になってしまったテツヤにとって受け入れ難いものになっていた
「気持ちいいか?」
「すっごくいい イッちゃいそう」
言い過ぎた言葉がテツヤの気持ちを逆撫でしたが、剥きそうになった牙を収めた
「折角だ、遊ばないか?」
「遊ぶ?」
「あれを使ってみたいんだ」
指差した先には例の門型に組まれた柱の下で分娩台のような椅子が鎮座している
マリアは驚かない、この部屋に入った時から想定していた要求だったからだ
「ダメダメ、あんなの無理」
「少しだけでいいんだ、雰囲気を楽しむだけだから」
「いやよ」
 (バカじゃないの あんなものに繋がれたら何されるか分かったものじゃないわ)
「それなりのお礼はするけど ダメかな」
「お礼?」
「ああ」
マリアが開いていた脚を閉じるとテツヤがバッグから財布を取出し指を差し込む
「いい所で止めてくれ」
「え?」
一枚のお札がマリアの腿に置かれた
「これって・・・」
また一枚、また一枚と重ねられてゆく
「まって」
「これでいいのか?」
「そうじゃなくて・・・」
また一枚重ねられた
「まってください」
「これでいいのか?」
「はい・・・」
 (何なのよ、普通のセックスでいいのに ちょっと怖い・・・)

渡されたお札をバッグにしまうと、渋々立ち上がり枷が垂れ下がる赤い門に向かった
赤い門をくぐり分娩台のような椅子に背を預けるとテツヤがマリアの脚を持ちあげる
股を大きく開かれながら左右に突き出た台に脚を置かれ、黒ずんだ花弁は惜しげもなくテツヤの前に晒された
 (もぉ・・・面倒くさい 何なのよ、このサイテーな格好 つまらない遊びに時間かけないでよ)
マリアが冷静でいられたのは手首と足首に掛けられた枷が意外にも緩いものだったからだ
抜ける事は無いが枷と肌の間には僅かな隙間がある
肩の上で手首が繋がれているが肘は案外自由に動く
足首を繋がれているが膝も自由に動く
繋がれたマリアを跨ぎそびえ立つ赤い門型の柱、そこから垂れ下がる枷は使わないのか
そんな事を考える余裕があったのは腹にベルトを掛けられるまでの少しの間だけだった
次に両腿をベルトが締め付けた
思った以上の拘束感、白い翼を広げるように左右に伸ばされた肉付きの良い脚
その真ん中には恥毛の茂みと色素が沈着し黒ずんだ陰部、隠す術を失った色黒の花弁にテツヤの鋭い視線が突き刺さる
 (やだ・・・ 何だか怖い・・・)
無意識に動かした腕が椅子と枷を繋ぐ金具を鳴らす
「マリア、今日から君は僕の物だ」
背筋に冷たいものが走りマリアの顔から血の気が引いた


[4] Re: ある日の美代子  最後のティッシュ :2017/04/30 (日) 08:00 ID:hurpv5t6 No.24580
はじめまして 最後のティッシュです
妄想を文章にしてみました
飽き性なので短くまとめようと考えています
よければ感想をお聞かせください


[5] Re: ある日の美代子  :2017/04/30 (日) 10:01 ID:xqWVqNJc No.24581
さて、この後はどうなっていっちゃうんでしょうね。
続きを楽しみに待ってますね〜。



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