過去ログ[8] |
---|
[7175] 二人の隠れ家 9 saemidori 投稿日:2009/08/24 (月) 21:05 激しいディープキスを続ける二人。
私の読みでは、ノリの良いりえさん彼であるからキスを終えた後、同じように誰かを指名するだろうと思っていた。 キスといっても人前でのディープキスはとても淫靡である。 しかも、自分のパートナーが別の人としている様子を見るわけだから、嫉妬といやらしい気持ちに火がついても不思議ではない。 だから、一通りバラバラのカップルでキスが続くことを想像し、またそれを望んだ。 しかし、この二人キスだけでは終わらず、想像以上の展開に進んで行く。 キスをしながらりえ彼さんはゆうきさんの衣装の上から胸を揉み始める。 唇を塞がれながらもゆうきさんから微かに吐息が洩れる。 何を話したら良いか判らず固まって二人を見つめる一同。 ここで誰かがくだらない事を言えばその途端に笑い声を上げてストップしてしまっただろう。 ところが、誰も声を上げずにいるので、二人はゆっくりと次に進んで行く。 胸元の上のほうから直接肌に触れていく。 シャワーの時、既にブラは外されている。 差し込んだ大きな手は左の胸を揉み出す。そして時折、服の中の指が中心で小刻みに動く。 突起した乳首を弄っているのだろう。 空いた方の手で片側の肩紐を降ろす。 しかし、形良い胸の上に引っ掛かり下には降りなかった。 キスしていた唇を離すとりえ彼さんの頭がゆうきさんの胸元に沈んでいく。 はらりと衣装が落ちると同時にゆうきさんの乳首を口に含み舌を使って舐め始める。 「ああ〜〜っっ・・・」 ここがラウンジということも忘れて艶声を挙げるゆうきさん。 もしくはラウンジで皆が見ているから、声を挙げたのか・・・。 それはこちらからでは判らなかった。 完璧なほどエロムードに包まれた私たちの団体の周りに更に人の輪が出来ていた。 やはり単独男性ばかりたが・・・。 既に上半身は露になりゆうきさんの形の良いおっぱいは、りえ彼さんに揉まれ、舐められ弄られていた。 そんな二人をジッと見つめるりえさんとゆうき彼さんに目を向ける。 二人の絡みを見るのもエロいが、それを見つめるパートナーの姿を見るのももっとエロい。 はたしてりえさんは今どんな心境なのだろうか、などを想像してしまうと得も知れぬエロさがある。 自分の愛するパートナーが他人の身体に興奮し自分の目の前で他人と絡んでいる。 それを止めることなく認めて見ている。 嫌々ではなくむしろ喜んでお互いがしている。 なんて不思議な世界であろう。 嫉妬と喜びが交差し、その気持ちが更にパートナーを愛おしく思わせる。 それがここでの遊びの醍醐味ではないか。 自分が他人と遊んで楽しむことより、自分のパートナーが他人と遊んでる姿を見て喜ぶ。 変態といえば変態かもしれない。 自分でも普通ではないと思っているが、悪いこととは思っていない。 しかし、私はまだ青いのだろうか、他人のセックスを見ることも嬉しいのだが、 自分も違う女性とセックスすることに喜びを感じてしまう。 まだまだ、この遊びの極域まで達していない。 周りの目を気にせず、徐々に激しさを増す二人。 胸を揉んでいた手が下腹部からアソコへと伸びていく。 嫌がるどころか、自分から脚を開き触りやすい位置へとずれて行く。 衣装の裾が捲られ透け部分が多い黒色のショーツが現れる。 ショーツの上から敏感な部分を弄くるりえ彼さん。 先程よりも大きな喘ぎ声になるゆうきさん。 すると、見ているのが我慢できなくなったのか、ゆうき彼さんが二人の邪魔にならないように、こちらに向き発する。 「止まんないみたいだね。部屋連れてきますか?」 どうやら二人が先へ進むことは嫌ではないらしい。 果たして何故そう言ったのか、見ていられないので二人を部屋に行かせたいのか。 それとも、みんなで部屋に行き自分も遊びたいのか。 そこまでは、言葉の真意が読めなかった。 しかし、二人の淫靡な雰囲気を目の当たりされ私の気持ちは後者の方であった。 少なくともゆうきさんとりえ彼さんを部屋に行かせれば、自分たちもそこで遊べ相互鑑賞程度は出来ると思った。 上手くすれば、りえさん、ゆうき彼さんも遊び始めるのではないかとまで考えた。 「そうですね。火がついちゃったみたいだし・・・。」 そう相槌をするように応えた。 ゆうき彼は立ち上がり二人の傍により、優しくゆうきさんの肩を叩き、 「部屋に行こう。」 その声にいち早く反応したりえ彼。 「そうっすね。ここじゃ邪魔っすね」 「やだ〜・・・こんなに観てる人がいたの・・・」 二人とも照れ隠しをするように、妙なテンションで返事をし立ち上がる。 本来ならば、お互いに一緒に部屋に入るかどうかの確認をしなくてはならないのだが、 そんな段取りが邪魔だったのか、既に了承済みだったのか誰も何も言わず部屋へと向うカップル達。 一瞬自分達も参加してよいのか躊躇したが、雰囲気に任せて妻の手を引き着いて行く。 どの部屋か迷うことなく、一番大きな部屋に入って行く。 部屋に入るも、どういうポジションを取っていいかお互い見合わせ、指示が出るまで全員立っていた。 「えっと・・・どうしようか」 「てへへ」 「まあまあ、適当に・・・。」 照れを隠す様に、バラバラに適当なことを発する。 再びフロアで談笑していた時の雰囲気になりそうだったが、既に芽生えたエロモードを消せはしなかった。 誰が発したわけでもなく、自然と輪になるように其の場に座り出す。 並びで言うと私、右隣に妻。 その右側にりえさん、ゆうき彼さん、りえ彼さん、ゆうきさん、真里彼さん、真里さん。 あまり積極的でない真里さんカップルは、腕を組み、くっ付いたまま。 輪になって座ったものの、お互いが見合って、誰かが先手を切るのを待っていた。 「てへへへ・・・」 恥ずかしいのか、何故か皆ニヤニヤしていた。 照れを隠すようにりえ彼がゆうきさんを抱きながら、 「ではでは・・・」とキスをし始める。 しかし、他二組はそれを見入って動こうとしない。 意外に消極的な仕草が初々しく、私としては好みに合っていて嬉しさを感じた。 しかし、私も既に火がついていたので、いつまでも彼らと同じように見ているだけではいられなかった。 私も妻を自分の前に座らせゆうきさん達に見せるようにキスをし、後ろから胸を揉み始める。 りえさん達と真里さん達を横目で気にしつつ、見せ付けるように愛撫を進める。 すると、覗き部屋の方から人の出入りする音が聞こえた。 これだけのカップルが部屋に入ったのだから、先程輪になって見ていた単独男性が覗くのは当たり前だった。 そこで思い出す。 フロアで一緒だった二人の単独男性のこと。 プレイルームのラウンジまで誘っといて、部屋に入る時は無視って可哀想な事したかな。 でも、今から他のカップルさんの許可を取れる雰囲気でもないし・・・。 ごめん。二人の単独男性さん。 などと自分を正当化するようなことを頭の端で微かに考える。 しかし、意識の重点は両隣のカップルだった。 向かいのゆうきさん、りえ彼さんはバスローブも肌蹴て横になっていた。 それに比べてまだ何もしていない二組が次に進むことを願っていた。 何とか二組も始め、交換まで出来ないかと・・・。 それでも、思うだけで何も出来ない自分が歯がゆかった。 左隣の真里さんがノリの良い女性だったら手を伸ばし誘い込み、妻を真里彼さんの方へと誘うのだが、この雰囲気に呑まれ固まっている今の二人に手を出す程の勇気を私も持っていなかった。 |