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[3664] 3年前、それから15 忠太郎 投稿日:2008/04/07 (月) 10:22 〔木村氏との話〕
とりあえず、ビルの改装工事の設計管理を請けることにした。木村氏の書斎で図面を見ながら簡単な打合せをした。 独立の話しは、1年ほど前から社長と話し合っており、木村氏からの勧めが丁度良いタイミングだったので、独立して事務所を開くことにした。それなりの準備もしていたので、融資の話はお断りしたが、事務所は丁度いい物件があり、木村氏のビルを借りることにした。 郊外にあるビルで、改装をするのもそのビル、ということもあり都合が良かった。 その後の計画案も木村氏は提示してくれた。独立するのには、何と言っても仕事の確保が第一だ。 仕事の話は、30分ほどで終った。 「ここからは、プライベートな話しをしましょう」 木村氏から思いもしない申し出があった。 “雅子を抱いてやってほしい”という話しだった。 「雅子が珍しく、貴方との体の相性がピッタリだったというのです。もう一度、健ちゃんに抱いてほしい、抱かれたい。と私に言ってきたのです。もちろん、これは仕事とは全く関係ありませんから、交換条件のような気遣いは無用です」 仕事のほかに“いい女”まで付けてくれるという条件は、滅多にない。私としては、ことわる理由は何もないが、これでは話がうますぎる。もしかして、と思っていたら案の定 “僕も裕子さんを口説いてもいいですか”と切り出してきた。 事の成り行きからしても致し方ないようにも思える。ビジネスはビジネス、プライベートはプライベートとはいっても、単純に割り切れるものでもない。 このとき、あのスワッピングパーティーの時から蠢き始めていた、私の少し歪んだ欲望が芽を出した。 「そうですね。木村さんなら野暮な口説き方はしないでしょうから、裕子が承知すれば構いませんよ」 と、承諾した。あれ以来、裕子がどんな風に変わっていくのかを見てみたかった。 食事の後、“現場調査” という名目で、木村氏が所有するホテルを見学に行くことにした。 雅子は状況を把握していたが、裕子は全く解らず、純粋に“現場調査”についていくつもりでいた。 [Res: 3664] Re: 3年前、それから15 忠太郎 投稿日:2008/04/07 (月) 10:22 〔スイートルーム〕
そのホテルは前から知っていましたが、まさか、それが木村さんの所有するホテルだったとは驚きでした。木村さんは支配人を呼びつけると、カードキーを受取り、わたしたちだけでエレベーターに乗り込み最上階まで上がりました。 そこは、このホテルの最高のスイートルームで海が見える素敵な部屋でした。 わたしはバカなことを訊いていました。 「この部屋をリフォームするんですか?」 「そうだね。この部屋を裕ちゃんの好きなようにリフォームしてもいいよ」 さすがに、頓珍漢なことを訊いたということが自分でも解りました。 「もう、からかわないで下さい!」 木村さんは笑いながら、 「いや、この部屋を参考にしてほしいと思って、見にきたんだよ」 その木村さんのいうことをわたしは、すっかり信じていました。 「だから、今日は裕ちゃんにここに泊ってもらって、色々と見ていただいて、こうした方がいいとか、ああした方がいいとか、後で意見を聞かせてほしい。パパと二人で楽しんでいいから」 「ホントですか! こんな豪華な部屋なんて泊ったことないから、うれしい!」 わたしは木村さんの“参考意見を聞かせてほしい”という言葉をすっかり信じていました。 ルームサービスでワインとチーズなどが運ばれてきました。4人で乾杯して歓談した後に、木村さんが 「下のバーに行きましょう」と。 木村さんと一緒に歩いていると、ホテルの従業員の人たちが緊張気味にお辞儀をしてきます。わたしまで偉くなったような気分でした。 テーブルについて、少し飲んでから、 「踊りましょう!」 木村さんは、さっさと私の手をとり、リードしてきます。パパも雅子さんと踊り始めました。あのときの、そう、あのパーティーの時の全裸で踊ったチークタイムが思い浮かび、一瞬、淫らな気持ちになり顔が赤くなりました。 そのとき、私はミニのワンピースを着ていました。雅子さんもわたしに合わせて、出掛ける時に、同じようなワンピースに着替えていました。 気がつくと、木村さんにピッタリと体が密着していて、わたしの胸が時折、木村さんに触れ、木村さんの股間のものが腰の辺りに触れてきました。 雅子さんとパパを見ると、雅子さんは既にパパの頸に両腕を巻きつけて、しな垂れかかるように抱きついて踊っています。パパの顔もにやけている様で、見ていると胸がジリジリと焼けるようで、体中が熱くなっていきました。 その時、木村さんに強く引き寄せられ、わたしも木村さんに体を預けるようにして、 “パパに見せ付けてやる!”と思いました。 踊り終わってから、自然と、パパと雅子さんが並んで座り、わたしは木村さんの隣に座りました。 木村さんの手が、わたしの膝の上に載ってきました。知らん振りをしていましたが、その手は、次第に上に向って移動しながら、太ももの内側を徘徊し始めました。ピッタリと太ももを閉じて手の侵入を拒みました。 耳元で木村さんが小さな声で、 「健さんに、裕ちゃんを口説いてもいいって、OK貰ったんだけど……」 その瞬間、また体が熱く燃えるようになり、パパの方を見ました。もう二人の唇は重なっていました。わたしの唇も塞がれました。 [Res: 3664] Re: 3年前、それから15 忠太郎 投稿日:2008/04/07 (月) 10:23 〔パパ、イク〜〕
「このまま抱いて!」 部屋に戻ると、雅子は直ぐに唇を寄せて絡み付いてきた。まさに“絡み付いてくる”のが雅子なのだ。それが下品ではなく、しなやかで名前のように優雅さがある。 “セックスにも品格があらわれる”と木村氏が言っていたが、雅子を見ていると納得できる。ワンピースの背中のファスナーを下ろすと、雅子は自分で肩から紐を外した。足元に黒のワンピースが落ちると、あの見事な裸身が目の前にあった。ワンピースのほかは何も身に着けていなかった。 跪くと私のベルトに手を掛けてパンツを下ろし、分身を咥えてきた。裕子も木村氏に抱きしめられながら脱がされていた。 寝室は二つある。両方ともダブルベッドが二つ並んでいる。木村氏が眼でサインを送ってきた。同じ寝室でやろう、というのだ。木村氏が、裕子を抱きながら右側のベッドに移動した。私は雅子のフェラを楽しみながら、まだリビングにいた。 雅子の口の中にフィニッシュしてからベッドルームに入った。木村氏のクンニで裕子が背中を反らせて悶えていた。表情が可愛い。雅子がクンニをせがんできた。空いている左側のベッドに雅子を仰向けにして大きく脚を広げた。洪水になっている蜜を、音を立てながら猫のようにしゃぶった。 裕子と雅子の二人の声が体を熱くした。木村氏の肉棒が裕子を貫いていった。喘ぎながら薄目を開けた裕子と眼が合った。助けを求めるような、私を責めるような眼差しだった。 私も雅子に分身を埋め込み、激しくピストンした。色っぽい、ハスキーな喘ぎが分身を硬くしていった。 「パパ、パパ、イク〜の、イっちゃう……、ゴメン……」 裕子が私の右の手首をしっかりと掴んできた。その手を握り返してやると 「もうダメ、イク、イク、イっちゃう……」 悲鳴に近い喘ぎとともに裕子は、ぐったりとなった。体全体で大きく呼吸をしている。目尻から一筋の涙がつたって落ちた。眼を瞑ったまま動かない。 雅子の息も荒くなってきた。私の腰にガッチリと脚を絡みつけ、頸には腕を絡みつけてくる。昂ぶったときの雅子のクセのようなものだ。膣の中の分身も絡め取られるように締め付けられ、そこから全てを吸い取られるような恍惚感が全身に充満する。 雅子も、裕子の啼き声に刺激されたように、可愛い声で、激しく啼きながらイッた。 イッた後も、雅子の四肢は絡みついたままで、分身も吸い込まれたままだ。鮟鱇ではないが、このまま、この女と一体になってしまうのではないだろうか、と思わせる。 [Res: 3664] Re: 3年前、それから15 忠太郎 投稿日:2008/04/07 (月) 10:24 〔前と後〕
すぐ脇にパパがいるのが分かって、気が動転してしまいました。でも、わたしの体は、逆に木村さんの手や舌の動きに翻弄され、敏感に反応してしまいます。 夫に見られているという恥ずかしさで、頭が真っ白になり、雅子さんと繋がっている夫を、引っ叩いてやりたいような嫉妬心で、体が燃えるように熱くなっていました。 木村さんに突き上げられる度に、体の中を電流が流れ、痺れが全身に拡がります。木村さんに、遠くへ連れて行かれてしまうような気がして、思わず夫の手を掴んでいました。 その後、目の前に赤い霧がかかったようになって、体が蕩けていったのです。 気がついたとき、パパに抱かれていました。なぜか、懐かしいような切ない気持ちになるのは、どうしてなのでしょうか。“パパ、パパ……”と叫びながら、激しくキスをしました。その時は、隣のベッドに雅子さんと木村さんがいることすら意識にありませんでした。 再び勃起してきた夫のモノを口に含みました。雅子さんから取り返したようで、夢中でおしゃぶりしました。 その時、後ろからお尻をしっかりと抱えられ、木村さんの硬くなったモノが這入ってきたのです。 夫のモノに夢中になっていたわたしは、そのときまで気がつきませんでした。でもわたしのお尻は、別な生き物でもあるかのように、淫らにくねりながら木村さんのモノを誘い込むように迎え入れていきます。 木村さんは、ゆっくりとピストンをします。わたしは、パパのモノを絶対に口から離さないように、神経を集中しようとするのですが、木村さんのピストンが、それを散漫にしていきます。後ろから蕩けるような痺れが全身に拡がってくるのです。でも、このとき、初めて充足感というか、女としての幸せを感じていました。 [Res: 3664] Re: 3年前、それから15 ノリ 投稿日:2008/04/08 (火) 00:56 いいですねーーー
忠太郎さんこれからも続けてーー |