過去ログ[4] |
---|
[3520] 3年前、それから11 忠太郎 投稿日:2008/03/21 (金) 10:53 〔極上品〕
雅子とのセックスは忘れることができない。 ただ、ガツガツと、女と遣りたいだけの私のセックスなど、高校生と変わらないのではないかと思い知らされた。この雅子を木村さんが仕込んだというなら、今ごろ裕子もめろめろにされているのではないか、と云う心配が頭を過ぎった。 精力の塊のような私には、雅子は“鍛え抜かれたセックスの極上品”のように思えた。それは、ただ肉体的な面だけではなく、決して男のプライドを傷つけるようなことは言わないし、そんな仕種もない。 ブタもおだてりゃなんとかかもしれないが、自信をもたせながら、全部搾り取っていくような凄みがあった。 浴室の中で、私は雅子に没頭した。これほどセックスで夢中にさせてくれた女は今までにいなかった。じっくりと攻めた。リズムを合わせ、しなやかに反応する。 何年か前に、遊びにいった時に、女を手配するおばさんに、“この娘は、床上手だから、絶対後悔させないよ”といわれ、その女と遊んだことがあった。器量は中の上というところで、体も普通、特にこれといった魅力があるとは思えなかったが、抱いてみるとおばさんの言うとおりであった。 とにかく、男をいい気持ちにさせてくれるのである。 浴室での雅子とのセックスで、私は精根を使い果たしたようだった。雅子もぐったりとして抱かれているだけだ。ピッタリと抱き合っているだけでも、吸い付くような雅子の肌は優しく癒してくれる。 「健ちゃんと、体の相性、ピッタリだわ……」 雅子の、この一言は私の自信となった。 体を洗い流した後、雅子を抱えて再びリビングへ戻った。 こんな状況が3時間くらい続いていたようだ。私も疲れてきたので、隣の和室に用意してあった布団にもぐりこんだ。そのまま直ぐに寝てしまった。 眼が覚めると、私の上に裕子が被さる様にして寝ていた。そのまま抱きしめて、また眠りに落ちた。 |