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鈴を鳴らさないで
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1 スレッドオーナー
まきろん◆rYpjtk
2014/08/01 (金) 00:59
No.19536
 最初は気のせいだと思った、いやそう思いたかった。でも違う!確かに彼は優子の身体に自分の「モノ」を押し付けていた。
 朝の満員電車に乗るのは好きではなかったが、午前中のパートとなれば致し方ない。そして、そこで隣家の有紀人と乗り合わせても今年高1になったのだから まああることだろうと。
 しかし、顔なじみの有紀人が優子に挨拶の1つもしないのは、彼に特別な想いがあってのことだったのだろうと 今にして考えられる。
 彼女にしてみれば、もう片方の当事者が隣家の子であることだし、彼の母とも友人といってもいい関係なので、事は荒立てたくない・・・・。なんとか、カバンで防ごうとしたりしたが、有紀人もそういう彼女の思いを察してか、電車のゆれを利用して微妙に立ち位置を変えて攻めてくる。ただそれ以上のことはしてこなかったので、そのうち根負けした優子が、(電車を降りるまでだから)とあきらめると、確かに押し付けてはくるもののそれ以上のことはしないようだ。そのうち電車が優子の目的地についた。
 とまあ、ここまでなら具にもつかない話になるが、これが毎日となると話が違ってくる。優子も電車を一本ずらしたりしてみたが向こうも必死で合わせてくる。
省略・・ここ
2 鈴を鳴らさないで2
まきろん◇rYpjtk
2014/08/01 (金) 01:20
No.19537
 夏のある日、朝二階のベランダで優子が洗濯物を干していると隣家の一階に有紀人が見えた(ような気がした) 隣家は有紀人の両親は出勤してしまっていないはずだから有紀人が夏休みでいるはずだ。しかし、誰もいない・・・。気のせいかと家事を続けると確かに視線を感じる。
 そこで、横目でいると チラッ チラッ と有紀人らしき人物がカーテン越しに見え隠れしている。優子は出勤前なので膝上のスカートこそ履いてはいるものの有紀人の位置から覗けるとも思えない・・・。洗濯物を終えて部屋に入ると、今度は優子が隣家の一階を覗いてみた。そこには、有紀人がいたが、なんと彼の手が怪しい動きを繰り返している!優子は真っ赤になってしまったが視線はその光景に釘付けになってしまい目をそらすことができない。そのうちに、有紀人の手の動きが速くなって、目をつぶった彼が「××××!」と叫ぶと(らしい)勢いよく何かが飛び出してきた。何かが・・・人妻である優子にとってそれが何かはわかっている。しかし 今問題なのは、有紀人の行為を覗いてしまったことではなく、聞こえなかったものの彼の言ったであろう言葉にあった。ガラス越しではあるが確かに彼はイク時に、「優子さん!」と叫んでいた。
3 Re: 鈴を鳴らさないで

2014/08/01 (金) 10:26
No.19538
まきろん さん

なかなか面白い展開ですね。
出来れば、段落ごとに改行して貰えれば読みやすいのですが・・・
4 鈴を鳴らさないで3
まきろん◇rYpjtk
2014/08/02 (土) 00:30
No.19541
優子は考え込んでしまった。
(どうしよう・・・)
単なるお隣のボク君だとばっかり思っていたのに・・・。同級生の若い子だっているだろうに。

彼女は若い男の子が年上の人に魅かれるなんてどこかの話しでしかないと思っていた。
省略・・ここ
5 鈴を鳴らさないで4
まきろん◇rYpjtk
2014/08/02 (土) 14:33
No.19543
優子は有紀人を見た。有紀人はうつむいたまま優子の視線を気にしてか顔を上げようとはしない。
優子もいたたまれなくなり、まだ一駅あるものの我慢できずに降車してしまった。
優子の動揺は昨日の事件から収まらぬうちに新しい動揺へと膨らんでいた。
彼女の心の中は自分自身でもどうなっているのか整理がつかないまま2,3日が過ぎた。
その間、電車で合うこともなく、ベランダに視線が注がれることもなかったのがせめてもの幸いだった。
省略・・ここ
6 鈴を鳴らさないで5
まきろん◇rYpjtk
2014/08/04 (月) 00:51
No.19544
有紀人は自分があそこでイッてしまうとは思っていなかった。
確かに、人妻の、優子の感触は最高だった。
もっと優子に触れてみたい、もっと深いところで・・・。
でもあそこでイッてしまったら・・・。
しかも、優子が途中で下車したということはバレてしまったのか?
省略・・ここ
7 鈴を鳴らさないで6
まきろん◇rYpjtk
2014/08/04 (月) 17:03
No.19545
まったく妙な約束をしてしまったものだ。
ただ彼の気持を確認するつもりが、あれよあれよという間に一緒に食事をするはめになろうとは。
しかも約束は昼前に職場近くなのに、ついでに学校の用事を済ませるとか何とか言って朝の電車から一緒についてくるなんて・・・・。
先日のベランダでの格好はちょっと童貞君には刺激が強すぎたみたいだから、今日は至極おとなしい いわゆるいつもの普通の服を着てきた。

省略・・ここ
8 鈴を鳴らさないで7
まきろん◇rYpjtk
2014/08/04 (月) 17:31
No.19546
学校に用事なんかあるわけがなかった。時間をつぶすと有紀人はいよいよ優子の勤める本屋に乗り込んで行った。
まず、優子に来たことを告げて買うものがあるからといって店内をぶらつきはじめた。
買うものはもう決まっているが、ひとまず店内を観察して優子がレジ係なのを確認する。
店内は夏の暑い午前中のせいもあり客はまばらである。
ここまで確認して、有紀人は行動に移る。
省略・・ここ
9 鈴を鳴らさないで8
まきろん◇rYpjtk
2014/08/06 (水) 00:16
No.19549
「あっ、いえ そんな」
おどおどする有紀人に優子は少しいたずらっぽく追い討ちをかける。
「有紀人君って、人妻が恥ずかしがるところが興奮するんだ?そうでしょ?」
有紀人は言葉につまって、なかなか切り返せない。
「電車の中だって、私が困っているところが興奮したんでしょ? 私が困って、恥ずかしがっているのをオカズに電車の中で出しちゃったのわかってるんだから!」
省略・・ここ
10 鈴を鳴らさないで9
まきろん◇rYpjtk
2014/08/11 (月) 02:08
No.19562
優子がベランダから下着を落としたのは偶然でも、手元が狂ってでもない。
有紀人の反応を知りたかったからだ。
予想通りというか、まあ当然の展開になったが優子が考えるよりも有紀人が積極的で少し困ってきた。
それでも、男性から魅力的だ とか言われるとまあ悪い気はしないものだ。
セックスをするまでは、考えられないが、オナニーの手伝いくらいなら許されるのではないか。
省略・・ここ
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