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[15881] 踊らされた妻…13 十三 投稿日:2007/11/08 (木) 08:35 私は視線を妻たちから外し、クラブにいる他の若者へと目を向けます。
(こんなことでもない限り、目にすることなんてないだろうからな) 真っ黒に日焼けした肌に汗をしたたらせ、踊り狂う若者たち… かつては私も持っていたはずの熱いエネルギーを発散させる彼らが、私は少し羨ましくなりました。 一緒に踊りたいとは…さすがに思いませんでしたが、これぐらいならと私は椅子に腰掛けたまま足でリズムを取りました。 些細なことではありますが、それだけでも楽しい気分になれるから不思議なものです。 (こういうのも悪くはないな…) 多少のスケベ心もあって、グラマラスな若い女の子のビキニを眺める…なんてこともしつつ、私はその場を楽しんでいました。 ビールを2缶ほど空けて時計を見ると時計の針は8時40分を指しています。 (あと20分か…) 私はふたたび視線を妻たちへと戻しました。 しかし… さきほどまで真ん中で踊っていた妻たちの姿が見当たりません。 どこかに移動したのかと思い、ぐるりと見回しますがやはりどこにもいませんでした。 (どこ行ったんだ?ひょっとしてもう帰ったのかも…いや、でも出口はそこだからわかるよなぁ) あらためて隅々まで見てみると… 照明のまったく当たらない隅にワタケンの背中が見えます。 そして、その向かいにはニヤニヤと笑みを浮かべるコンちゃんが。 しかし妻の姿はありませんでした… (典子はどこなんだ?) 注意深く見ているとワタケンの肩越しに妻の頭がチラチラと見えます。 彼らに挟まれる格好なので私には死角になっていたようです。 だが、どうも様子がおかしい… 後ろに束ねた髪が揺れ動くその様は、頭を激しく振っているようにみえるのです。 (どうしたんだ、いったい…それに何故あんな暗い場所に?…) そう思っているとコンちゃんが何か白い物を手にし、それを勢いよく投げました。 放射線を描いて宙を舞うそれは、私の1メートル手前ぐらいでポトリと落ちました。 (なんだろう?いったい…) 椅子を降りてそれを拾い上げた瞬間、私は思わず「あっ!」と声を出してしまいました。 それは私が妻に手渡した白いTシャツだったのです… 『今日はずっと着てるから、このTシャツ』 妻のその言葉が何度も私の頭の中でこだましていました… [Res: 15881] Re: 踊らされた妻…13 ゴンザレス 投稿日:2007/11/08 (木) 10:40 [Res: 15881] Re: 踊らされた妻…13 キュアアクア 投稿日:2007/11/08 (木) 16:25 [Res: 15881] Re: 踊らされた妻…13 むー 投稿日:2007/11/08 (木) 18:48 [Res: 15881] Re: 踊らされた妻…13 MOZ 投稿日:2007/11/08 (木) 22:29 [Res: 15881] Re: 踊らされた妻…13 KEN 投稿日:2007/11/09 (金) 02:27 [15879] 踊らされた妻…12 十三 投稿日:2007/11/08 (木) 07:43 店内に入るとまばゆいライトと大音量のレゲエが私を出迎えます。
真っ暗闇の中、青いライトに照らされた店内は踊り狂う若者たちの熱気で溢れかえっていました。 その中を申し訳なさそうに壁伝いに歩く私。 地面は砂地のままで店内にはクーラーもありません。 扇風機と風が入る窓はありますが店内は蒸し暑く、すぐに私の額から汗が流れ出てきました。 バーカウンターでビールを頼み、壁際の椅子に腰を下ろすと私は早速妻たちを探します。 少し落ち着いて店内を見渡してみれば、ところどころスペースもあって、ぎゅうぎゅう詰めまではいかない様子。 (これならすぐに見つかるかな?) じーっと辺りを見回すこと5分。 (あ、いた…) ちょうど真ん中辺りで背の高いワタケンが踊っているのが見えました。 そして、その脇にいるのは妻の典子です。しかし、コンちゃんの方が見えません。 (彼はどこに行ったんだ? あぁ、あそこか…) ビールを抱えて妻たちの下へと向かうコンちゃんが見えます。 私は意外と簡単に3人を発見することが出来ました。 遠くから様子を窺う限り、金髪のワタケンはどうやら妻に踊り方をレクチャーしているようです。 音に合わせて露骨に腰を前後するその動きはなるほど、まわりの人と一緒に見えます。 しかし、ワタケンの踊りは何かぎこちないと言うか…珍妙な感じがするのです。 妻も同じように思ったのでしょう。ビールを煽りながらケラケラと笑っています。 するとワタケンもコンちゃんも妻を指差して何やら言っています。 (『お姉さんもやってみせてよ』というところかな?) はたして、妻はワタケンと同じように踊ってみせますが、恥ずかしいのでしょう。 軽く腰を振る程度でまったく様になっていません。 男二人はこうやるんだよとばかりに妻の前で腰を振りますが、妻は「無理無理」と言った感じで笑いながら手を横に振っています。 (あははは。お前も彼らのこと言えないな) なんとも微笑ましい光景に自然と私の顔も緩んでいきました。 [15877] 海外旅行での出来事 バース◆wdDny6 投稿日:2007/11/08 (木) 00:19 先月,夫婦二人で行った海外旅行での出来事です。
子供も高校生になり,38歳と37歳の私達夫婦は新婚旅行以来4泊6日でアメリカへ行ってきました。 結婚して間もなく子供を持ち,2人きりの旅行は16年ぶりという事もあり妻も準備の時から新しい服を買ったり入念に下調べをしたりととても楽しみだったようです。 私は新しい服を購入する妻へ海外へ旅行する時ぐらいはと普段はもうはくことのないスカートや,新しい下着を購入してもらいそれはそれで楽しみでした。 成田からサンフランシスコへ,空港からはレンタカーを借りて市街への移動と英語のわからない私達は非常に苦労しましたが,何とか目的のホテルにたどりつきました。 ホテルの部屋は2つあり,1つはリビングで1つは寝室みたいになっていて非常に広く妻はビックリしていましたが,さすがに長時間の移動と当たり前ですが回りの会話は英語だらけと,移動初日はそんな疲れからそのまま部屋で過ごすというなんとも寂しい初日となりました。 時差ぼけありつつも2日目はショッピングモールへ買い物へ出かけ,フードコートのような場所で昼食をとったり,また普段では絶対にやらない腕組みをして歩いたりと非常に楽しく妻も海外旅行での解放感から気持ち大胆なような気がしました。 その日の夜はホテルのレストランで食事をとる事にして,テーブルにつきなんとかメニューのオーダーを済ました時に隣のテーブルに日本人らしきカップルの2人がやってきました。 2人の会話が日本語である事から正直,同じ日本人が海外で発見でき少しホッとしました。 妻と会話をしながらの食事ですので,向こうのカップルにもこちらが日本人である事がわかったと思います。どちらからというわけでもなく,何となくお互いが気になり,自然な形で”どちらからですか?”と向こうのカップルから聞かれてきました。 相手のカップルは関西のご夫婦で私達と同じく旅行で来ているとの事でした。 日本にいたらこのような会話をする訳もなく食事をしますが,不思議と海外では同じ日本人という感覚からか,食事をしながら旅行の予定の話やどこに行ったかなどいろんな会話で話は弾みました。話の内容から年齢を聞いたりはしませんでしたが相手の奥さんは見た感じ35歳ぐらい,色白で少しぽっちゃりとしたかわいらしい感じの方でした。 お互い同じホテルに宿泊していることから部屋で飲みなおそうと言う話になり,ホテル近くのスーパーでお酒やジャーキーなどのつまみを購入し、お相手の部屋に行く事になりました。 スーパーでの買い物時に気がついたのですが,相手の奥さんのスカートの下からでている足が非常に綺麗な細い足で私自身ついついそこに目がいってしまい,妻や相手のご主人にバレてないかとヒヤヒヤしていました。 [Res: 15877] Re: 海外旅行での出来事 文太郎 投稿日:2007/11/08 (木) 10:02 [Res: 15877] Re: 海外旅行での出来事 ユウキ 投稿日:2007/11/09 (金) 12:53 [Res: 15877] Re: 海外旅行での出来事 カブトムシ 投稿日:2007/11/12 (月) 10:02 [15874] 踊らされた妻…11 十三 投稿日:2007/11/07 (水) 22:10 日も暮れて、辺りが黒く覆われ始めた頃…
彼らがいそいそと身支度を整えはじめました。 時計に目をやれば、すでに7時前です。 (ん?そろそろクラブに行く時間か) パタパタと砂を落としゴミを集めると金髪のワタケンが準備できた?と2人に問いかけているようです。 2人が目で合図すると、よしっとばかりにワタケンが歩を進めます。 ワタケンを先頭にコンちゃん、そして妻の順で列を作って浜辺を上がる3人。 それをずっと目で追っていると最後尾の妻がこちらを見て、浜辺の上の方を指差します。 妻が指差したあたりを見てみると…赤と緑と黄色、派手な3色に彩られた小屋がありました。 (あそこが例のクラブか…なるほどね。まあ、楽しんでおいでよ) 私は笑顔で手を振る妻に笑顔で返し、3人を見送りました。 一人取り残された私は横になり、飲み続けました。 (2時間ぐらいなら…寝てしまえばあっという間だな) そう思っていたからです。 しかし、目は冴えていくばかりでいっこうに眠くなる気配はありません。 それもそのはず。 よくよく考えてみれば、着いてすぐにフテ寝してしまったのだから眠くなるわけがないのです。 そうこうしているうちにビールも切れてしまいました。 時計を見れば妻たちが行ってから30分が経過しようかという頃… (このまま車に戻っても一緒だしな。しょうがない…どうせ暇だし、行ってみるか) 私は重い腰を上げ、妻たちのいるクラブへと向かいました。 小屋の前に着くと入り口付近では大勢の若者でごった返しています。 「っていうかぁ〜あっつくない?こんな時間なのにぃ〜♪」 「マジ、ありえなぁ〜い♪」 皆一様に日焼けして健康的。髪形も服装も非常に派手な出で立ちです。 私が場違いなのは火を見るよりも明らかでした。 (お、俺みたいなオジサンが入っていいんだろうか? なんだか恥ずかしいなぁ…) そうは思いつつもここまで来た以上、行くしかありません。 気後れしながらも私は意を決して、クラブの中へと足を踏み入れました。 [Res: 15874] Re: 踊らされた妻…11 十三 投稿日:2007/11/07 (水) 22:11 [Res: 15874] Re: 踊らされた妻…11 かず 投稿日:2007/11/07 (水) 23:38 [Res: 15874] Re: 踊らされた妻…11 KEN 投稿日:2007/11/08 (木) 04:05 [Res: 15874] Re: 踊らされた妻…11 十三 投稿日:2007/11/08 (木) 07:48 [15870] 踊らされた妻…10 十三 投稿日:2007/11/07 (水) 21:05 (しっかし、まあ…)
じっくりと彼らを観察するうちにある思いが湧き上がってきます。 (ホストクラブとは言ったけど、あんな顔のホストはいないよな…) 金髪のワタケンは背は高いのですがヒョロヒョロしており、もしかしたら妻の方が腕っぷしは強いのでは?…と思うぐらい頼りない感じ。 顔の方も出っ歯でヒラメのような顔をしています。 太ったコンちゃんはというと、ワタケンに比べればまだマシな顔に見えますがニキビが無数に出来ていて甲乙つけがたい印象。 (俺も人のことは言えないけど…あれなら俺の方が全然かっこいいよなぁ…) 実際、妻によれば彼らはまったくモテないんだそうです。 『面白いから彼女出来そうな気はするんだけど…』 妻はそう言って庇ってはいましたが…私は彼らに対して勝手に優越感を感じていました。 とはいうものの、あれだけ妻を笑わせて和ませているんだから話術は得意なのでしょう。 そもそも妻をナンパしようとしていたのですから下心はあったのでしょうが… それを警戒させることなく、まるで10年来の友人のように振舞っているのだから大したものです。 事実、普段の妻はワタケンのようなタイプを毛嫌いしていました。 軽そうな部分が嫌なのと、本人が香水や日焼けを好まないのでそういうのをしている人が好きじゃないんだそうです。 また、ワタケンは左腕にタトゥーをしているのですが、これまたその手の方が妻はお気に召さないらしくて… そういう人たちを指して、いきがっているように見えるとよく私に言っていたものです。 それがあんな風に仲良く話しているんですから… 「あはは♪ ワタケンったら、さっきもそんなこと言ってたじゃない…あ、コラ!コンちゃん。それ私のビールって言ったでしょ!飲んじゃダメよぉ!」 大きな声でやいのやいのと騒ぐ3人を私は目を細めて見つめます。 (結局、男は見た目じゃないってことか…ま、そりゃそうだな) 私はふたたびビールを口に運びました。 [Res: 15870] Re: 踊らされた妻…10 わたる 投稿日:2007/11/07 (水) 21:31 [Res: 15870] Re: 踊らされた妻…10 かず 投稿日:2007/11/07 (水) 21:51 [15869] 踊らされた妻…9 十三 投稿日:2007/11/07 (水) 20:10 「そろそろ戻りなさい。彼らもさみしがるだろうからね…」
私は妻にそう促しました。 ただ、不安ももちろんありましたので… 「時間以内に必ず戻ること」 「男女間のような話は極力避ける」 など注意すべき点もキッチリと妻に言いました。 そして、別れ際に私は自分の着ていたTシャツを妻に渡しました。 「やっぱり…お前の肌は他人に見られたくないからな。これ、着ててくれないかな?」 水を差す気はありませんでしたが、やはり妻のこの水着姿を他人に見られることには抵抗があります。 彼女は私の妻なのですから… 妻も即座に私の気持ちを理解してくれました。 Tシャツを受け取るとニッコリと微笑みながら袖を通します。 「うん…わかったわ。今日はずっと着てるから、このTシャツ。ありがとう…」 なにやら照れくさい感じがします。 「まあ、ホストクラブに行ってるようなもんだと思ってさ。楽しんでおいでよ」 私はそう言って妻を見送りました。 ビールを買ってさきほどの位置に戻ると、さっきと同じように妻を挟んで彼らが座っています。 ただ、ぴったりと寄り添っていたその距離はさっきより気持ち広がっていました。 また、さっきまでは下ろしていた妻の髪も現在はゴムで結わき、後ろに束ねています。 そうすることによって多少なりとも女っぽさを無くそうとしたのでしょう。 彼らの方もさきほどまでとは若干勝手が違う様子でした。 時折、妻の飲んでいたビールに口をつけたりするなど粗相をすることはありましたが… (少しぐらいは大目に見るか…) 妻と話し合ったおかげで私は余裕を持って彼らを見ることができました。 よくよく考えてみれば…妻は40歳で彼らは20歳。 親子と言ってもおかしくない年齢差です。 きっかけがナンパだったとしても間違いは起こらない。 ケラケラと笑う妻をみて、私はそう確信しました。 (いままでこんなことなかったから取り乱してしまったけど…考えすぎだったな) 普段どおりの妻がそこにいることに安心した私は、ビールを飲みながら後方から彼らを見守ることにしました。 [Res: 15869] Re: 踊らされた妻…9 わたる 投稿日:2007/11/07 (水) 21:28 [15862] 場違いならすいません よしお 投稿日:2007/11/07 (水) 09:03 妻に他の男性とやらしたいのですが誰か大阪の性感Оップルの情報しりませんか?
[Res: 15862] Re: 場違いならすいません まさや 投稿日:2007/11/07 (水) 09:58 [Res: 15862] Re: 場違いならすいません よしお 投稿日:2007/11/07 (水) 12:24 [15860] 知人の奥さん 堅実男 投稿日:2007/11/07 (水) 00:54 久しぶりの投稿です。前回の投稿では妻へ間違いメールを打ち、怪しい展開を期待しましたが、ものの見事に惨敗。まったく進展なしでした。
今日は、先日あった些細な出来事をほんのチョットだけお話します。 先日、あるテーマパークにて会社の先輩夫婦とバッタリ合いました。先輩の奥様とは一度だけ電話でお話をした事がありますが、実際にお逢いするの初めてでした。日頃より先輩から奥様の他愛のない話を聞かされていて、非常に仲の良い夫婦と感じていました。ただ、御主人の持っている携帯に入っていた奥様の写真の奥様のポーズ(普通なんですが、、)に、ちょっと気にかかるものがあって、実際に見てみたい、、と思っていました。 普通なら、何でもない出先での顔合わせでしたが、その奥様の目に、何とも云えない”怪しさ”と”色気”を感じたのでした。恥かしがっているような、脅えるような瞳なのですが、その瞳の奥に”女”を訴えているものを感じたのです。 このサイトを観ているせいで私の女性を見る目がエロくなった為か、その奥様の瞳には御主人以外の男を求めているものを感じたのです。現実、歳の割りには若く見え、派手ではないのですが、凄く男受けする容姿でした。 私は女性経験が、このサイトへ投稿されている旦那衆ほど豊富でもないし、モテる訳でもないのですが、これまで逢ってきた女性で”あのような瞳”で観られたのは初めてでした。 なんとなくですが、お互いに”何か同胞の価値観”を感じたような気がします。。 思い過ごしだと良いのですが、、、 [Res: 15860] Re: 知人の奥さん たろさん 投稿日:2007/11/10 (土) 01:04 [Res: 15860] Re: 知人の奥さん 堅実男 投稿日:2007/11/10 (土) 14:22 [Res: 15860] Re: 知人の奥さん たろさん 投稿日:2007/11/11 (日) 22:41 [Res: 15860] Re: 知人の奥さん 堅実男 投稿日:2007/11/13 (火) 06:19 [15850] 踊らされた妻…8 十三 投稿日:2007/11/06 (火) 21:23 「でも、比較的地味なのを選んだつもりなのよ…派手な格好したいとか見られたいとか、そんなのは…」
「わかってるって…」 私は妻の格好をまじまじと見つめます。 最初は抵抗があったのですが理由を聞いたあとでは、意外と悪くないんじゃないか…と思えてくるから不思議です。 隠れなくてはならない場所は隠れつつ、肢体そのもののシルエットはハッキリとわかる… 長い脚…筋肉質な体…それでいて脂が乗っていて… 健康的でありながら齢を重ねた熟女特有の妖艶さまで醸し出していました。 私からすれば妻がへそを出している衣装を着ているということだけでも驚きでしたので、非常に新鮮に感じられたのです。 とりわけ、水着の作りが股上が浅い作りだったこともあり、へそ下や腰骨のラインなどに魅力を感じてしまいました。 (彼らがはしゃいでいたのもわかるな…) 水着によって引き出された妻のエロティックな部分。それを再発見したような、そんな気分でした。 「いや…似合ってるよ」 ちょっと白々しいかなと思いつつも私はそう言いました。 「本当?」 「あぁ、よく似合ってる」 「そう…嬉しいわ。ありがとう」 「でも…もっと過激なやつも見てみたかったかもな」 「もう…あなたったら…」 「はっはっは」 普段とは違う、新しい魅力的な妻の姿が見られたのもケガの功名かな…と私は思いました。 私がこの後の予定を聞くと、7時から彼らと浜辺にあるクラブに行くことになっていると妻は言いました。 昼はバーで、夜はクラブになる小屋があり、そこで2時間ほど踊る予定になっていると。 「でも、あなたと仲直りできたし…彼らには悪いけど断るわ。あとの時間は二人でのんびり過ごすことにしましょう」 妻はそう言いました。 しかし、口ではそう言いながらも妻が少しだけそこに行きたがっているのが私にはわかりました。 というのも若い頃、妻はよく同性の友人と踊りにいっていました。 しかし、私があまりそういうところを好まないのもあって、結婚後はまったく足を運んでいなかったのです。 (昔を懐かしんで、はしゃぎたいんだろうな…) 普段、あまり接することのない若い彼らとの時間も楽しんでいるみたいですし… なによりもこうなってしまった原因はすべて私にあります。 「いや…行ってきなさい。こういう機会はそうはないだろうからね。私とはいつでものんびり過ごせるじゃないか…」 少し考えましたが妻のためを思い、私は快くOKしました。 私の気遣いがわかったのでしょう。妻の方も 「ありがとう…あなた」 そう言って目を輝かせました。 [Res: 15850] Re: 踊らされた妻…8 十三 投稿日:2007/11/06 (火) 21:26 [Res: 15850] Re: 踊らされた妻…8 MOZ 投稿日:2007/11/06 (火) 22:24 [Res: 15850] Re: 踊らされた妻…8 十三 投稿日:2007/11/06 (火) 22:47 [15848] 踊らされた妻…7 十三 投稿日:2007/11/06 (火) 20:08 しかし、私には納得できないことがひとつだけありました…
それは妻が現在身に着けている水着です。 普段の妻であれば間違いなく着ないであろう、水着。 私は目の前の妻の姿に違和感を覚えずにはいられませんでした。 「あぁ、これ?」 訝しそうな私の視線に気づいたのか、妻は自分から理由を話してくれました。 「あの子たちがね。『お姉さんのその水着…すんげー地味』っていうのよ」 声の調子から妻がムっとしているのがわかります。 「『肩幅あるし、けっこうゴツいよねぇ。だから、そんなのしか着られないんでしょ?っていうか、脱いだらゴリラ?』とか言い出して…」 ゴリラはないよなぁ…と思いながらも彼らがそう思う気持ちも理解できました。 妻は水泳をやっているおかげで体は引き締まっていますが肩がいかり肩になっており、同時に…女性にしてはですが…体に厚みがあるのです。 水着になるとそれが顕著に現れてしまいます。 (まあ、しょうがないよな…それは) そうは思ったものの…私も思わず顔がニヤけていたようです。 「あなたまで笑わないでよ!もう…」 「ごめんごめん…それで?」 「それで…カチンってくるでしょ、そんなこと言われたら。だって女扱いされてないみたいで」 「まあなぁ」 「だから言ったの。『私がそういうの着たらセクシーに決まってるじゃない!今度見せてあげるわよ』って」 「あっはっはは」 「もちろん冗談のつもりだったのよ…」 「うん、わかってるって」 「ありがとう。そしたらね…『じゃあ、いま着てよ』って言うのよ!」 妻が目を丸くさせて言います。 「『そこに派手目な水着売ってる店あるから。俺買ってあげる!』って。もうビックリしちゃって…」 「はっはっは」 「売り言葉に買い言葉だけど、私も言っちゃったから引くに引けなくなっちゃって…」 「若い子にナメられたくなかったんだろう? 意外と負けず嫌いだからな、典子は(笑)」 「行ってみたらそんな水着ばっか売ってるじゃない?困っちゃったわ…」 もじもじする妻を見て、私は彼女がどれだけ恥ずかしかったのか、手に取るようにわかりました。 |