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[15803] 初めてのスワップ  SW夫婦◆WBT9uI 投稿日:2010/08/07 (土) 16:18
第3章

アイマスクを外して妻の顔を見た、目に涙が光っていた。
今日も抱かれて来ただろうと聞いた。
私の問いに妻が頷き泣き出した。

寝室の状況は完全に醒めた状態になった。手足の拘束を外し、身体を縛って
いたのを解いた。

解きながら妻の身体を観る。冷静にと思うのと、全てを聞きだそうとする
思いが交差した。

数時間前まで他の男に抱かれていた身体なのだ。
妻の男にする愛撫は、私にする以上に激しく情熱的なものなのか。
男の勃起した性器を口に含んでいる妻の姿が想像出来た。

男から愛撫される妻の姿も、私の愛撫とは違う刺激が与えられて身体が反応していた
だろうと思った。

暫くの時間、ベットのヘッドボードに寄り掛かり、白いベビードールを着けた妻を
見ていた。
少し冷静さが戻って来た。頭の中では寝とられた男の感じはしていたが。

妻に聞いた、何所で知り合った。
妻は、友達と行った居酒屋だと言った。
何回か行く内に顔馴染みになったのだと。
家が同じ方向なので、友達とタクシーで送って貰っていたらしい。

友達と居酒屋に行く予定だったのだが、友達が急に用事が出来てキャンセル
して来たらしい。でも、妻は一人で出かけたのだった。

その時に男に誘われたのだと言った。最初は拒んだのだが、彼の優しい気持ちに
拒みきれなくなったと。

妻は、泣きながら話出した、寂しかったのだと。
私の、単身2年目の時だと。1年間付き合っていたのだ。
妻は泣きながら、今日別れて来たと言った。

先日、一緒にお風呂に入った時と寝室で太股にキスマークが付いていたのを私に
見られたと感じていたので、いけない事をしていると気が付いたし、以前から裏切って
いた事に対して辛くなったと言った。

私の心臓と頭は興奮と怒りで爆発しそうになっていた。
知らないで何回か妻を愛撫し交接していた自分が情けなかった。

冷静さを保つために、シャワーを浴びに浴室に行った。
浴室で、冷たいシャワーを浴びた。

冷蔵庫からビールの缶を開けて、一気に飲んだ。
寝室に戻った。妻はまだ泣いていた。

もう休もう・・。私は言った。

翌日の日曜日、妻は何時もより早く起きて朝食の支度をして待っていた。
目が腫れて充血していた。寝なかったのだろうと思った。

二人とも何も言わずに朝食を取った。
私は、ソファーで新聞を読んでいた。妻が私の前に立った。

ごめんなさい、すいませんと頭を下げた。そして、跪いて頭を床に着けんばかりに
何度も謝った。泣きながらだった。

もう良いよ・・。と私は妻に言った。心では本心では無いのだったが・・。

間違いは誰でもあるし、一度の間違えだから・・。
妻は、しゃくり上げながら私の手を握った。私も握り返した。

私は、家にいる雰囲気が嫌だった。これからドライブに行こうと妻に言った。
「えぇ・・」と言う様な顔で私を見た。直ぐに「はい」と言った。

高速道路に乗って走った。行き先の目的も無い。只の気分転換だった。
山の中の湖まで来ていた。遊覧船に乗った。妻は何時もの様子に戻っている
感じがした。写真を撮った。
被写体の妻を見ながら、妻を抱いた男はどんな男なのか気になっていた。
嫉妬心なのだろうか。

帰りの路でラブホテルの看板が目に付いた。ハンドルを入口に切った・・・。
妻は、何も言わなかった。
一台づつ車庫に入れる形式のラブホテルだった。
車を降りて、2階の部屋に入った。
何時も思うのだが、カビ臭い様な青臭い様な匂いがした。
男と女が汗をかきながら愛し合い喜びを感じる所だからなのだろうと思う。

妻は、入口で立ったままだった。
手を引いてソファーに座らせた。目を見たが、又、目に涙が滲んでいる様に
見えた。
肩を抱いて引き寄せた、妻も素直に傾いて来た。唇を重ねた・・。
妻の唇を割って舌を中に入れた、妻の舌を深く吸いながら乳房を揉んだ。

妻に、裸になれと言った。妻は、上から脱ぎだした。ブラジャーとショーツだけに。
この日の妻が着けていた下着は、白のレースの上下の揃いのだった。

それも取らせて裸にさせた。ヘアーも正面から見える様にさせた。
妻は、恥ずかしさで上気している様だった。
そのままで、性器を開いて見せろと言った。
妻は、最初は嫌がったが観念したのか両手で開いて見せた。

そこに男のモノを挿入されたんだな・・・・と聞いた。
「えぇ・・。」っと言う様な顔をした・・。私は興奮していた。妻とは違う女の裸を
見ている様な感じがした。

妻は、うん。と頷いた。感じたのかと聞いた。
目が、感じたと答えた。私は聞きながら勃起していた。

私も服を脱いで妻と風呂に入った。
妻は、私を立たせたままでボディシャンプーで洗いだした。跪いて、脚の先から・・。

私のペニスを念入りに洗っていた。
交代して、妻を椅子に座らせて洗って上げた。性器は何時もより丁寧に、男の跡を無くす様に。

洗い終わってから湯船に浸かった。妻を後ろ向きに抱きながら妻の中に挿入した。
妻の性器は幾分かきつく感じた。

お風呂を出てベットに上がった。二人とも裸で・・。
妻を横に仰向けに寝かせてキスをした。長い性生活の何時もの手順だ。
妻も段々と高揚して私を抱く手に力が入って来た。

お互いに感じそうな時期は分かる、二人とも一緒にゴールインした。
妻は、肩で息をしていた。
私は、今日は普通の夫婦の営みで終わろうと思っていた。刺激的な事をするよりも。

帰りの車の中での妻の様子は何時もの妻に戻っていた。
夕食を外で食べて自宅に帰宅した・・。

ソファーに座ってテレビを観ている私に、ありがとうと言った。
うん、と頷いて隣に座らせた。お互いに求め合う様に唇を合わせた。
妻が用意してあったお風呂に二人で入った。

[Res: 15803] Re: 初めてのスワップ  てる 投稿日:2010/08/07 (土) 20:58
ずーとっ見てますが、いつになったら初めてのスワップの話になるのですか?

[Res: 15803] Re: 初めてのスワップ  ケニー 投稿日:2010/08/08 (日) 11:33
素敵なお話をありがとうございます。
すごくリアルで、引きこまれますね