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＃６
「アメリカ軍が住民を誤爆したことに対し、カルザイ政権側は激しく抗議して・・」
試合が終わると、テレビはニュースを流していた。

テレビは小物入れが一緒になったメタリックなテレビ台の上に乗っていたが
その台には横たわる妻とその上に重なる男の裸身が映っていた。
男が妻から体を離すと、大股を広げたまま動かない妻が現れた。
汗と涙でアイラインが滲んでいた。
女は私の横に座り、私の性器を握り締めたまま目下に映る２人を見ていた。

１０年以上に及ぶ妻との生活で妻のことは大体分かってると思っていた。
しかし、今、目の前で横たわる妻を見ると、妻の別の１面を見た思いに
胸は不安と興奮に息苦しくなった。
妻の子宮の奥底に眠っていた快楽の虫は男の性器で突き上げられ目覚めさせられたのだ・・・今の妻は
そう見えた。
男がソファーに座ると女が私から離れ、男の横に座った。
「ねえ・・ご主人・・最後は・・ご主人が・・奥さんを・・慰めては・・」女は
男の首に手を回しながら言った。
「あ・・そう・・そう・フィナーレーはご主人でなくちゃ・・」男が女の言葉に継ぎ足した。
女は男に向かい合うとコンドームを外し、男の上に乗ってきた。
私はその時、痛いほど勃起していて、そのまま妻の上に倒れ込んだ。
妻は直ぐに股を開いて受け入れたが、目は閉じたままだった。
思い切り深く挿入したが、妻はぐったりとしたままで、全く反応しなかった。
もう一度、腰を入れたが、やはり妻は反応せず、暫くして目を開けた。
「おねがい・・もう・・疲れてるの・・」妻は私の顔を見た。

頭の上で女の喘ぐ声が聞こえ、ソファーが揺れ、振動が伝わってきた。
妻の視界に、男の足が映り、その上に女の尻が見えた。
女は尻をゆっくりと、上下させ、膣壁に当たる感触を味っていた。
襞が引きずり出され、また見えなくなった。
男は女を抱きながら肩越しに目線を妻に合わた。
男と視線が合った妻は、そのまま、ずっと男を見ていて、それ以後
妻は私に目を向けることは無かった。

「おい・・奥さん･･疲れてるみたいだから・・お前・・旦那の相手しなよ・・」
男は女から体を離すと、女を私に向かって押した。
「やだあ・・もう・・」女はやや不満げに私を見て「ねえ・・こっちに・・来てよ・・」と
ソファーを叩き、女も座り直した。

物語の流れが男によって一方的に進められることに戸惑いもあった。
しかし、妻もその流れに乗ってる様にみえ、また目の前には全裸の女が
ソファーで私を待っている・・一瞬立ち止まったが、直ぐに私はソファーに向かった。
女は中断した快楽を早く埋めようと、直ぐに私の上に乗ってきた。

「着けないの・・？」戸惑う私を女は上から見下ろした。
「いいの・・着けるの・・嫌いなの・・」と腰を振り始めた。

男は立ち上がると、妻に近づいた。
「奥さんベットで横になって・・休もうか・・」
男はぐったりとした妻の手を引いた。
立ち上がった妻に男はバスロールを掛け、２人は私の前を横切った。
男も剃毛しており、むき出しになった性器の全身は大きく勃起したままだった。
フォレストグラスのドアを開けると２人はベットに倒れ込んだ。
ドアは開け広げたままで、ソファーからは２人が見えた。


男の背中が見え、その背中に真紅のマニュキュアの指が動いていた。
男の手が妻の顔を傾けると、頬を窄める妻の顔が見えた。

「さっきは・・疲れてるって言ってたが・・もう・・いいみたいだな・・」
手を妻の股間にいれたままの男の、低い声が妻の背中越に聞こえた。
妻の息遣いが荒くなっていた。
「それとも、俺のだと・・直ぐに疲れ・・とれるのかな？・・」
「いや・・」妻の声が小さく聞こえてきた。
男の手が妻の太股を持ち上げたると、妻が少し腰を浮かし受け入れようとしていた。
「あ・・・あ・・」妻の声が大きくなった。
「どう・・こっちのほうが・・いい・・」わざと・・私に聞かせる為に・・・
・・そんな疑問を抱かせるくらい、充分聞き取れる声で男は言った。
妻はなにも応えなかったが、しかし、ゆっくりとした男の動きに合わせ
妻の腰が動くのが見えた。
急に話し声が小さくなったが、２人が会話してるのは分かった。
セックスしながら会話してることに、男と女の間が
次のステップに移ったのだと思い、胸が締め付けられた。
「ふふふ・・ばかね・・」男に応え妻の笑い声が聞こえてきた。
妻が私から遠く離れていく気がした。

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リアルで面白いです。続きが楽しみです。