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[8134] 仲良し夫婦と温泉(5) 慎吾 投稿日:2008/05/29 (木) 21:56 感想ありがとうございます。
頭に血が昇った僕は、思わず近くにいた妻を引き寄せました。 妻、松田、ユキちゃん、部屋にいた僕以外の人間は、突然の僕がとった行動に驚いたような顔をしていました。特に、妻は狼狽したのか、引き寄せられた瞬間には、「きゃっ」と短い悲鳴をあげていました。 僕は、苦笑いをし、 「冗談」 と、妻の手を離しました。 自分のせいで、また空気がおかしくなった。そう後悔をする僕を救ってくれたのは松田でした。 松田は、 「慎吾のマネ〜」 と、笑いながらユキちゃんを引き寄せ、キスをしました。松田のその仕草はいかにも自然で、軽いものでした。 「こらぁ。もう、いいから」 ユキちゃんは笑って体を少し松田から離れようとしましたが、松田は後ろから羽交い締めするように、ユキちゃんを抱きしめました。ユキちゃんは、 「どうしたの〜?!」 と、松田の行動の真意を探りかねているようでしたが、仕方なさそうな顔で自分の体を後ろから抱きしめている松田の腕に手を添えていました。 僕は、冷静を取り繕いながら、 「おい、テーブル、気をつけろよ」 と、つぶやくようにして言い、松田夫婦の側にあったテーブルを部屋の奥へと押しやりました。部屋には夕食の後、ホテルの従業員さんが敷いた布団があったのですが、「飲むのに邪魔」ということで、布団は部屋の隅に、たたまれてありました。僕は、テーブルを片付ける動きのまま、たたんである布団の近くへと行き、布団を両手で掴みました。 布団を敷きはじめた僕に、妻は、 「もう寝るの?」 と尋ねました。ユキちゃんも、「それなら…」と腰を浮かせそうな雰囲気になりました。僕は、少し慌てながら、 「あっ、いや、テーブル片付けたついでにさ」 と、言い、布団を敷き続けました。僕は、2組の布団を少し離し気味に敷きました。それは、はっきりとした自分の意志を込めたものでした。 布団を敷き終えた僕は、妻のすぐ隣に座りました。そのまま、妻の手をそっと握り、キスをしました。妻はもう抵抗しませんでした。 僕が妻の手を握り、キスをした作用は、すぐに松田とユキちゃんにおきました。 松田はユキちゃんの首筋や耳に口をつけながら、後ろから抱きしめていた腕を絡ませるように、ユキちゃんの胸のあたりをまさぐり始めました。ユキちゃんは、さすがに嫌がり、体をよじって逃げようとしましたが、松田は腕に力を込めて、ユキちゃんの体を離さず、そのまま、僕が先ほど敷いた布団に倒れ込みました。 「……やっ…」 と、ユキちゃんの口から消え入りそうな声が漏れました。松田はさらにユキちゃんの浴衣の中へと手を侵入させました。浴衣がはだけて、ユキちゃんの白い肌が僕の目に飛び込んできました。 今度、刺激を受けたのは僕でした。僕は、妻の口の中へと舌を侵入させ、妻が喜ぶように妻の髪を撫でました。そして空いていた手で妻の帯の結び目へと、手を伸ばしました。 僕は帯を解くことを妻に気付かれないことを祈りましたが、気付かない馬鹿もいないでしょう。妻は僕に体を預けたまま、 「……ここでするの……?」 と、不安げに尋ねました。僕は、「んっ?」と返事にもならないことを言い作業を続けました。 やはり、1度、裸を晒し、松田にも触られたことで感覚が麻痺しているのか、もう妻はなにを言うわけでもありませんでした。熱い体を預けたままで、僕の作業を許していました。やや不器用な僕は、結び目を解くところまで順調だったのですが、帯を完全に剥がし、浴衣を脱がせるということには苦労をしていました。妻はそれを察したのでしょう。自らの手を体の後ろに回し、僕の作業を手伝ってくれました。 浴衣を脱がすと目の前には浴衣を敷くように座り、浴衣の下に着ていたキャミソールとショーツだけの妻がいました。 妻が脱ぐことを自ら手伝ってくれた…。この事実は、僕を勇気付け、さらに大胆な行動をする契機になりました。 「なぁ、タツヤとユキちゃん見てみ」 と、妻の耳元で囁くように言いました。妻は、僕の言葉を無視するように目をつむっていました。 「……さっきみたいのしてみたい?」 今度は、妻が答えやすいように、気軽に、むしろ爽やかな口調で言いました。 「慎吾がいい…」 妻の短い答えは、僕を感動させるものでしたが、僕の望みは、妻が松田とSEXをし、それを見ながら、ユキちゃんとSEXをすることでした。僕は、妻をその気にさせるため、 「……さっきすごい感じてたでしょ?ハルカすっごくエロかったよ」 と、しつこく話を続けました。 「…だって……エッチなことしてたから……」 僕は妻の着ていたキャミソールを捲くりあげ、直接、指で、触るか、触らないかのようなソフトなタッチで乳首を触りました。 「……んっ…はぁ…あっ…」 好きな触られ方に、思わず、妻の声が漏れました。 「ハルカのこと大好きだから、ハルカのエッチな姿は全部見たいよ」 僕はその気にさせたい一心で、妻をおだて、少しでも感じるように指先に神経を使いました。 「……んっ…あっ…ああん!」 妻はキスをせがむように顔を近づけましたが、僕はそれをすかし、妻の首筋へと口づけをし、 「エッチなハルカは、いっぱいエッチなことしたいもんね?」 今度もあの変なAV男優のような口調にならないよう極力、気をつけながら言いました。妻は、ついに、 「うん、したい……。いっぱいエッチなことしたいよぉ」 と、言ってくれました。 僕は「イケる」という確信が持てました。 [Res: 8134] Re: 仲良し夫婦と温泉(5) あきら 投稿日:2008/05/30 (金) 05:11 最高です。次が楽しみです。よろしくお願いします
[Res: 8134] Re: 仲良し夫婦と温泉(5) やす 投稿日:2008/05/30 (金) 20:11 はじめまして。
いっきに読ませて頂きました 勝手ながらあきらさんの心情に同期させていただきました 我慢汁がいっぱいです 続編、大期待しております よろしくお願いいたします |