妻よ、罪深き貴女を赦し、そして愛す�@

[1] スレッドオーナー： 高橋 ：2025/08/13 (水) 02:10 ID:tJ51Xo7U No.203112

あやは48歳、二児の母親であり、私の妻です。
子供たちが大きくなり、自由な時間ができると、あやは建設会社の契約社員として働き始めました。
それが5年前のことです。

その半年後、私は九州に単身赴任となりました。
1、2ヶ月に一回、私が帰省するか、妻が来るかの二重生活。

単身赴任を初めて半年後、妻の上司が異動で変わりました。
後任の課長は私と同じ51歳の上原という男。
たまに会う妻の口から、そして、LINEのやり取りでも彼の名を頻繁に聞くように。
いわゆるバリバリの営業マンで職場での存在感も際立っていました。

あやは母親特有の気配りから、着任したばかりの彼の身の回りの雑用を進んで手伝いました。
上原はその献身性に営業的センスを見出し、自らのアシスタントに抜擢しました。
妻はその期待に応え、与えられた仕事を真摯にこなしていきます。

イキイキと職場の話をする妻の姿に、私は嬉しさを覚えていました。

妻とは交際期間半年で授かり婚をしています。
23年間の結婚生活では色々な苦楽を共にしてきました。
夜の生活はほとんどなくなりましたが、休日はドライブしたり、飲みに行ったり、安定した夫婦仲でした。

ここに罪深き妻、罪深き母親、そして罪深きオンナ あやのすべてを記していきます。

[87] Re: 妻よ、罪深き貴女を赦し、そして愛す�@　 ジゼル ：2025/08/25 (月) 12:44 ID:915C8MLc No.203390

とうとう上原と対面でお話ですか。
どんな話が出てくるのか…
あやさんを庇うだけの気持ちはあるんですね。
とりあえず証拠をしっかりと手に入れることが大切ですね。
今後の展開をお待ちしております。

[88] 妻よ、罪深き貴女を赦し、そして愛す�@　 高橋 ：2025/08/25 (月) 19:34 ID:CglzqVqU No.203392

羽田空港から電車に乗り、新橋に着いたのは約束の10分前。
待ち合わせ場所の広場を見渡すと、高身長でスーツ姿の男性が、スマホを片手にこちらを伺っていました。

＜間違いない…彼だ…＞

迷いなく進むと、かつてあやに社内報で見せられたあの色男が一礼をしてきました。

私「初めまして。突然のお呼び立てで申し訳ない」

上原「いえ、こちらこそすいません」

私「ここまでは車で？」

上原「いえ、今夜は会社に停めて帰ります」

私「そうですか。お酒、好きですよね。もし良ければ飲みません？」

上原「はい、お付き合いします」

私は無言でうなずくと、駅前のにぎやかさをかき分け、路地裏の居酒屋に入店しました。
店内は常連と思しき中年男性がカウンターに二人だけ。
テーブルに座るなりメニューも見ず熱燗２合とお猪口２口をオーダーしました。
手酌酒を一気に飲み干すと、すかさず上原がお酌をします。

私「今日は奢らせてください。今まであやがお世話になったお礼です」

上原「いえ…それは…」

私「さきほど話したように、私はもう全てを知っています。あなたも当事者として正直に話すべきです」

上原「はい…そのためにここに…」

私「単刀直入に聞きますが、なぜ、私の妻とこんなことになったのですか？」

上原「それは…奥さまを…どうしようもなく好きになってしまったからです」

私「…どういうところを？」

上原「誰にでも分け隔てなく優しくて、気が利いて、何事にもひたむきに取り組むところに惹かれました」

上原の言葉は実直で澱みがなく、私があやを好きになった理由とオーバラップします。

＜この男、決して嘘などつかないだろうな。そんな小さい人間じゃない＞

私「もう長いんですか？その…あやとあなたが一線を超えて…」

上原「いえ…半年以内のことです」

私「それまでは？」

上原「本当に上司と部下の関係です。ただ、私があやさんのお立場を顧みず、自分勝手に好意を伝えつづけてしまいました」

私「あやは何と？」

上原「大人の女性らしく、うまく受け流してくれました」

私「あなたはそこで諦めるべきだった」

上原「はい、諦めようと思いました。ご主人やお子さまの話もされていたので」

私「それならどうして？」

上原「それを上回る優しさをあやさんが…。外食ばかりの私の気にして…おかずを作ってきてくれたことがありました。それがとても美味しくて…」

私「お節介なところがあるんですよ…」

上原「この歳で独り者の私を色々と心配してくれました」

私「色々と…ね…」

上原「平日一緒に飲みに行ってくれたり…」

私「それで二人で飲みに行くように？」

上原「日頃の優しさへのお返しであやさんにも何かしてあげたくて…」

私「あやからも聞きました。それで…いつ？どんなきっかけで？」

上原「はい…あやさんと初めての出張のときに…」

私は空になった徳利を店員に掲げ、追加で同じものを注文しました。

[89] Re: 妻よ、罪深き貴女を赦し、そして愛す�@　 高橋 ：2025/08/25 (月) 19:44 ID:CglzqVqU No.203393

小太郎さん、ゆひろさん、ジゼルさん

いつもコメントいただきありがとうございます。
ここまで書くと、色々と思い出してしまい、辛くてなかなか進むことができなくなってきます。
皆さまの応援のコメントだけが原動力になりますので、引き続きご声援よろしくお願いします。


その他にお読みいただいている方に

コメントいただけると励みになります。
一言でもいいので、感想や意見を聞かせて下さい。

[90] Re: 妻よ、罪深き貴女を赦し、そして愛す�@　 ゆひろ ：2025/08/25 (月) 20:48 ID:fkgKp2cI No.203394

心中お察しします。
辛いことを思い出すこと自体、大変な苦痛かと思います。
ただ、以前、二人の話の食い違いについて意見を貰いたいと仰っておりましたが、
そのことがこのスレを立ち上げた動悸の一つなのではないかと思っています。
そのためにも、書き続けていただけたらと思います。

きっかけは、最初の出張だったわけですね。
どのように奥様を堕していったのか、次回の更新に期待します。

[91] Re: 妻よ、罪深き貴女を赦し、そして愛す�@　 小太郎 ：2025/08/25 (月) 21:16 ID:/8f5moAw No.203395

高橋さん、こちらが好き勝手に言いたい放題で
お辛い過去を思い出させてしまい申し訳ありません。
とても引き込まれる内容で、読み応えがあり、毎日
更新されるのを楽しみにしています。

上原の正直な告白に驚いています。高橋さんにとっては
愛妻を寝取った間男ですが、魅力的な男ですね。

やはり奥さんと上原は、二人きりの泊まりの出張が
きっかけだったのですね。
25番のスレにある、泥酔した奥さんに高橋さんが
後ろから抱きついた時の奥さんとのやり取りが
上原との出張時にあったのでしょうか？
奥さんがどのような経緯で上原に堕とされていったのか？

続きを楽しみにしています。

[92] Re: 妻よ、罪深き貴女を赦し、そして愛す�@　 のん ：2025/08/25 (月) 21:57 ID:vDInlC3M No.203396

高橋さんはじめまして
最初から興味深く読ませて頂いてます
一線を越えるまでの経緯を直接聞く事になりますね
更新を楽しみにお待ちしています
かなりの方が更新待ち望んでいると思いますので
引き続き頑張って下さい　応援してます

[93] Re: 妻よ、罪深き貴女を赦し、そして愛す�@　 まさき ：2025/08/26 (火) 01:00 ID:i1ZAn.7c No.203398

一気に読ませていただきました

奥さんが、夫があり子供がある身で、なぜ上原に抱かれたのか気になりますが
そこは大人の男女、流れに一時の身を上原に任せたのかと思いたいです

二重生活もその要因なのかもとか、考えてしまいます

[94] Re: 妻よ、罪深き貴女を赦し、そして愛す�@　 田島 ：2025/08/26 (火) 06:03 ID:f2E2Sbuc No.203400

ここまでコメントしてませんでしたがずっと読んでいました。
真面目で献身的な自慢の奥さんがまさか浮気するなんてという想いなのだと思います。
上原に話しを聞いた時点で既に半年というのも私の想像よりも長かったです。初めの出張で既に男女の関係になってしまっていたとは、、、
ただ上原がずっと口説いてたところを奥さんは初めのほうは受け流していたというのは少しだけ安心できるところではありますね。しかし、ご飯を作ってきてくれたり、平日の飲みに付き合ってくれたり、というのを見るに、奥さんにも本音では好意があったのではないかと思いました。既に口説かれている状態で本当に浮気を回避したいのならばそんな勘違いを起こさせるような行動は普通しないはずだからです。それで奥さんは貞操を守るべきという理性と上原への好意で葛藤していたのだと思われます。やはり旦那さんまでもがそう思うくらい上原が尊敬できるような優秀な男性であると同時に、単身赴任による欲求不満が奥さんの本能的な女を疼かせたのでしょうか、、、

[95] Re: 妻よ、罪深き貴女を赦し、そして愛す�@　 ジゼル ：2025/08/26 (火) 12:50 ID:lIUe1sIY No.203406

上原との邂逅
あやさんとの馴れ初めは一方的な好意から
そのうちにご飯の心配や飲みに同行する…単身赴任の高橋さんがそばに居ないことは承知の上で
正直に思っていることはあやさんの寂しさは同情できますがそれでも独身者であり好意のある上原に近づきすぎだと。
これで何も無いなんて無理でしょう。
男女の中になる為の理由を用意しているのと変わりませんね。
上原がちょっかいを出し、一応は断った形で実はもう上原と一緒に居たいと表している。

高橋さんは冷静に対応されていますが、あやさんに対してよく怒りを表さなかったですね。
怒りという表現が合っていないでしょうけど、赴任先に来ている間にめちゃくちゃになりそうです。
これから上原から何を聞き出しあやさんにどういった制裁を与えるのか興味あります。

[96] Re: 妻よ、罪深き貴女を赦し、そして愛す�@　 高橋 ：2025/08/27 (水) 18:34 ID:FEghOPeY No.203425

ゆひろさん、小太郎さん、のんさん、まさきさん、田島さん、ジゼルさん

コメントいただきありがとうございます。
しばらくの間、先に進めませんでしたが、ご声援に応えるため頑張って続きを書いています。
みなさんの意見や感想が原動力ですので、引き続きよろしくお願いします。
今夜または明日にでも投稿させてもらいます。

[97] 妻よ、罪深き貴女を赦し、そして愛す�@　 高橋 ：2025/08/27 (水) 22:28 ID:AuWz5kRk No.203427

私「二人で行ったそうですね？」

上原「担当顧客への時候の挨拶に同行してもらいました」

私「確か最初の出張でした？いや…２回目だったかな？」

上原「最初です。晩ごはんを食べてチェックインした後、エレベーターの中で飲み直そうという話になって」

私「それで…あなたの部屋に？」

上原「少しだけのつもりが飲み過ぎてしまって…いつの間にか二人とも畳の上で寝てしまっていました」

私「かなり飲んだんですよね…で？」

上原「夜中１時くらいに目が覚めて、あやさんを起こそうとしましたがぐっすり寝ていてダメでした。諦めてあやさんに毛布をかけ、電気を消しました」

私「寝てしまうとなかなか起きないですからね…」

上原「はい…しばらくして腰の辺りをあやさんが触れた感触で目が覚めました｡起きたと思い声をかけましたが反応なくて…」

私「…寝返り？」

上原「たぶん…起こしたら可哀想だと思いジッとしてました」

私「もう少し詳しく教えて下さい」

上原「当初はお互いに背を向けていましたが、あやさんが向きを変え私につらなる形で腰に手を乗せていました…」

私「…移動すべきでは？」

上原「おっしゃる通りです。起こしたくないというのを言い訳にして、あやさんの温もりと離れたくなかったのは事実です」

私「そこまで正直に伝えられると怒ることもできないな…あなたも気分が盛り上がって？」

上原「途中まで気のせいだと思うようにしていました。でも、あやさんの手がゆっくりと前にまわってきて…」

＜えっ？…あやの方から…！？＞

ハイペースなアルコールと、予期せぬ上原の言葉に、頭の中で渦が巻いているようでした。

[98] Re: 妻よ、罪深き貴女を赦し、そして愛す�@　 小太郎 ：2025/08/27 (水) 22:46 ID:e/Ky5SPA No.203430

予想外の展開ですね。
１回目の出張で男女の仲になりそうなのも予想外に早く
更に酔い潰れた畳の上で、あやさんから上原に攻め始めた？
俄には信じがたい展開ですね。

自分の部屋にあやさんを連れ込み、部屋飲みをして
あわよくば、あやさんを寝取ろうとしていた訳ですからね、上原は。
酔い潰れたあやさんを介抱するふりをして、上原があやさんを
攻めたなら分かりますが、あやさんから攻めたというのは
本当なのでしょうか？

25番スレの場合は、高橋さんが後方からあやさんを愛撫して
高橋さんがあやさんの手を股間に導いて、あやさんが手淫した訳
ですから、上原の説明とは異なりますね。

ちなみに1回目の出張は何月だったのでしょうか？

続きを楽しみにしています。

[99] Re: 妻よ、罪深き貴女を赦し、そして愛す�@　 ジゼル ：2025/08/27 (水) 23:44 ID:3GC4J3co No.203432

あやさんからのお誘い…少々信じがたいですが…
でも、あやさんもそうなることは想像していたと思われますよね。
飲み直すことも部屋に行くことも好意をもって誘われていることも。
もう覚悟は出来て出張に同行していたのかも。

あやさんは高橋さんのところに来た時には夜はしているのですか？
夫婦間ではあやさんはどのくらい乱れるのですか？
あやさんをもっと知りたくなりました。

[100] Re: 妻よ、罪深き貴女を赦し、そして愛す�@　 ゆひろ ：2025/08/28 (木) 00:36 ID:K7ly.nuQ No.203436

「エレベーターの中で飲み直そうという話になって」
これは、上原氏がそうなるよう誘導したということでしょうか。
でも、ホテルの部屋でというのは、やはりおかしいと思いました。
以前から、自分勝手に好意を伝えつづけていた上原氏に対し、うまく受け流していた奥様が、
ホテルの部屋で二人だけで飲むということも、しかも酔い潰れるまで飲んでしまうということも、
あまりにも無警戒過ぎて合点がいきません。
奥様はどんな方なのか、高橋さんがこれまで語った奥様像とは明らかに違う女性のような気がします。

ところで、これは初めての出張ということなので、静岡での出来事ということでしょうか。
そうであれば、LINEを見たときに、２回目の出張で部屋で飲み直してるとあったので、
結局、１回目も２回目も二人で部屋で飲んでいるということになります。
４回目の出張の後の「飲みすぎ反省」というLINEのメッセージも、
上原氏の部屋で二人で飲んでそのまま・・・ということなのでしょう。