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[58935] 私の身に起きた事実。【Y】 ファイター◇JSgN.k 投稿日:2010/12/13 (月) 18:45
《D.S》さん、そうですね。“抱擁”ならどれだけ救われたことでしたでしょう。。。

《ノーネーム》さん、仰るとおりですね。確かに今は決着しましたが、釈然としない感情が抑えられません。

《もじょ》さん、申し訳ありませんでした。週末は色々と忙しくしておりまして・・・。不定期で恐縮です。



新スレにて失礼致します。



妻から聞いた話ではキスだけ。。。

しかし、手紙に書いてあった妻が言ったとされる言葉に、私は妻が嘘を言っているとしか思えませんでした。
何故なら、セックスの際に妻が昂ぶってくると必ず口から洩らす言葉がそのまま記されていたからです。
それに、私が店主への電話を切って暫くしてから、店主から届いたメールで確信しました。


  「どこまで話したの?」


このメール文で十分でした。


約束の喫茶店へ店主より早く着いた私は先に店内に入りました。店主とは面識がありませんでしたので、コチラの服装などを予め伝えてありました。
店のドアが開くたびにそちらへ目をやり、来店する客をいちいち見る私はきっとかなり怪しかったと思います。
数十分待つと、一人の男がオロオロとしながら入ってきました。この男に間違いないだろうとは思いつつも、

 (この男と違いますように!)

と念じる私がいました。何故ならその男は袖や裾が伸び切ったTシャツに、今時探すのさえ難しそうなイージーパンツ姿。髪はパーマが掛かってはいるものの、無造作に伸びて、しかも寝ぐせまで・・・。
しかしその男は私に離し掛けてきました。残念ながらその一風変わった風体の男が店主だったのです。

私はガッカリしました。

何故こんな男に。この男の何処が・・・軽いパニック状態に陥りそうでしたが、ここで弱みを見せることはできず、毅然とした態度で座るよう促しました。
座ってすぐに店主は侘びを入れてきましたが私は遮り、


 「今日は謝罪を受ける為にご足労願ったわけではありません。」

 「妻の口から一通り聞きましたが、間違いがないのかを確認させてもらいたいのです。」

 「では、最初から話してください。」


そう言うと鞄からメモとペンを出し店主の言葉を待ちました。
店主は黙ったままでしたので、私は妻が持っていた手紙のコピーをテーブルに乗せ、無言のまま再度ペンを握りました。
観念したのか、店主は記憶を頼りに最初から話し始めました。
私は店主を見る事無くひたすらメモを取りましたが、わざと時折首を傾げるような素振りを見せたり、「ちょっと違うなぁ」と呟くようにしました。
実際は大体同じ事を話していましたが、そうやって私が言う事で隠している事を全部吐き出させようという魂胆でした。
店主は妻がどこまで私に話しているのか分からないので、私の様子を見ながら、言った言葉を訂正しながら自信無さげに話し続けます。

一通り聞いた後、店主は私にまた謝ろうとしましたが、またそれを遮り、


 「謝罪はまだ結構です。」

 「貴方の言葉と妻の言葉で、少しズレがあるようなので、また妻に確認してみます。」


そう言って最後に白紙の用紙を渡し、誓約書を書かせました。
今回の件について第三者はもちろんの事、家族にも他言しない旨を誓約させ、誰にも相談できないようにするのが、今回の目的でした。

店主を帰らせ私も家に戻りましたが、子供達の手前、いつもと変わらない父親と母親を演じるのが非常に辛く感じたのを今でも忘れる事ができません。

[Res: 58935] Re: 私の身に起きた事実。【Y】 里山 投稿日:2010/12/14 (火) 00:15
続きをお願いします!

[Res: 58935] Re: 私の身に起きた事実。【Y】 みらん 投稿日:2010/12/14 (火) 01:09
うちと似てますね
辛い気持ちわかります
家は8月に妻の不倫がばれて 不倫相手と別れるといいながらも続いていて その後それがばれた時にはもう一人作ってて
不倫の二股ですね
妻の両親も巻き込み もうしない 反省すると言ってたのに 昨日また違う男こさえてた
それでもセックスすきじゃない 離婚しないと
やりまん女はいらないや

[Res: 58935] Re: 私の身に起きた事実。【Y】 あち 投稿日:2010/12/14 (火) 09:31
とても辛く苦しい環境の中、我慢と冷静な対応に違和感すら感じてしまいますが、まだ尻尾を掴めていない間男と浮気妻を暴く為の事と思います。
でも、心身共に裏切りの上に嘘を塗り固めようとする奥様のご主人への愛情・誠意の希薄は明確ですね

最近のニュースで、浮気がばれ不倫相手と共謀での殺人事件など、逆襲型も有り得る物騒な世の中です。

制裁の中途半端は逆に危なく、関係の修復も気をつけないと…頑張って下さい。
本当に応援しています

[Res: 58935] Re: 私の身に起きた事実。【Y】 そんなもん 投稿日:2010/12/14 (火) 22:24
そんなもん女甘やかすからだよ。ぶんなくって反省させれば?野郎もぶんなくって脅かして金取って金ずるにしてやりな。できなきゃ俺がやってやんよ!

[Res: 58935] Re: 私の身に起きた事実。【Y】 りょう 投稿日:2010/12/14 (火) 23:17
投稿ご苦労様です。

奥さまとギクシャクしていると、精神的にも辛いね。まして、子どもの前で装おうのは大変だよ。

その後の展開を楽しみにしています。

あっ、そうそう。このままスレッドを続けた方がよろしいかと。
TGさんのスレッド100越えしていて、すごい人気だから。

[Res: 58935] Re: 私の身に起きた事実。【Z】 ファイター◇JSgN.k 投稿日:2010/12/15 (水) 18:16
《里山》さん、お待たせしてすいません。不定期で恐縮です。

《みらん》さん、お辛い現実ですね。やはり不倫・浮気というのは常習性があるんでしょうか・・・?

《あち》さん、思ったより冷静に対処でき、自分の中に“冷徹”な部分を発見して戸惑い気味でした。最近は物騒ですねぇ。この件は一応解決していますので大丈夫かと。。。

《そんなもん》さん、返す言葉もありません。ただ暴力よりも一層効果的な方法もあるかとは思いますが・・・甘いですね。

《りょう》さん、確かに精神的に追い込まれた感はありました。アドバイスありがとうございます。このまま続けさせていただこうかと思います。



店主と初めて面会した翌日、手紙と前日の誓約書をコピーしたものを持ち、相手の店へ開店前に訪問しました。

店主の母親は何も聞かされていなかった様子で、私が自己紹介をすると席に通され、妻がいつもよく働いてくれて大助かりだと話し始めました。
一通り聞いた後、私は恐縮する態度を見せつつ妻を辞めさせてもらう旨の話をしました。
女将さんは何が何だか分からず、私に説明を求めましたので、まずは店主と妻がメールや電話などを頻繁にし、雇い主とバイト以上の関係になっている事を告げました。
女将さんは、


 「この子はちょっと冗談がキツくて・・・」

 「○○ちゃんのお宅は夫婦が仲良くて羨ましがっているほどなんです。」

 「こう言っては何ですが。。。この子の嫁は冷たい人間なんですよ。」

 「何か気に障るような事がありましたらこの子に変わって謝ります。」


この時点ではまだ女将さんは(ただのメールや電話だけだろ!?)という感じでしたので私は、


  ―冗談がキツいと仰りましたが、これもその冗談の範囲としてお考えですか?


そう言って店主が妻に宛てた手紙のコピーを渡しました。
読みながら手紙を持つ手が震えています。
隣に座っている店主も弁解しようとしましたが、母親の一睨みで萎縮してしまったようで大人しくなりました。
読み終えると女将さんは先程までの態度を改め、私に深々と頭を下げました。
しかし、私はその日は妻を辞めさせる旨の話をしに来ただけですと話し、親子揃っての謝罪を断りました。
ただ前日に店主に書かせた誓約書に店主のみならず、『この事実を知る者は・・・』としてありますので、女将さんもその内の一人だと念押しして店を後にしました。


その夜妻を座らせ、

 ―店主から全部聞いたよ。

 ―俺を前にして観念したのか、聞いていない事までペラペラ喋ったぞ。

妻の顔が青褪めました。
妻が私に言ってなかった事までバレてしまったと思わせるように仕向けたのです。
そして私は続けました。

 ―・・・ショックだったよ。せめてお前の口から聞きたかった。

 ―でも、お前に対しても情はある。だから今ここで、お前の口から真実を聞かせて欲しい。


この時点ではまだ妻からも店主からも、関係はキスのみとしか聞いていませんでしたが、手紙に書いてあった妻のセックスの際の様子から、私はそれ以上の関係に進んでしまっていると確信がありました。

私の情け深い言葉を信じた妻は重く閉ざしていた口を開き始めました。

[Res: 58935] Re: 私の身に起きた事実。【Y】 さとる 投稿日:2010/12/15 (水) 22:57
待ってました。


事の次第を、話し始めた奥さん… 非常に、気になります。

[Res: 58935] Re: 私の身に起きた事実。【Y】 りょう 投稿日:2010/12/16 (木) 06:07
奥さまは、どのようにファイターさんに説明されたのでしょうか。
気になります。

続きをよろしくお願いいたします!

[Res: 58935] Re: 私の身に起きた事実。【[】 ファイター◇JSgN.k 投稿日:2010/12/16 (木) 17:00
《さとる》さん、なるべく時事系列に添ってあげていきますのでお付き合いをお願い致します。

《りょう》さん、コメントありがとうございます。出来る限り思い出して続けさせて頂きます。




妻がやっと言葉を発し始めました。


 「本当に・・・ごめんなさい。。。」

 「私、浮かれてたんだと思います・・・。」


そう言って再び沈黙が訪れました。妻は全てを言うのが怖かったんだと思います。
甘いといわれるでしょうが、私は妻に深く傷付き悩んだが、離婚する意思はないことを伝えました。離婚は・です。
安心したのか、再度話すよう促すと、


 「2回・・・セックスしました。。。」

 「本当にごめんなさい。どうかしてました。」


直感で、既にその関係があろう事は覚悟していましたが、直接聞かされるのはかなり堪えました。
再び怒り・悲しみ、その他に何と形容していいのか分からない感情で押し潰されそうになり、明らかに動揺を隠せずにいる私に妻は、


 「でも信じて!?貴方が1番好きなの!何よりも大切な人なの!!」


必死の弁解でした。
その言葉への私の返事はこうでした。


 ―・・・そう・・・ありがとう。


笑顔で答えてやりました。ホッとしたのか妻は私に擦り寄って来ようとしましたが、両手で遮り、


 ―でも、2番がいるって事なんだろ?

 ―しかも、その2番とは限りなく僅差という事だよな?


凍りついた妻の表情が未だに忘れられません。


妻から聞き出すことはもうありませんでした。
もう、十分でした。
カマを掛けた私の言葉に、こうもあっさりと引っ掛かってしまうのは妻自身に冷静さがなくなっていたからでしょう。
力が抜けながら、妻にケータイを返しました。


さて、ここでまた店主への対応となります。
眠れずに迎えた翌朝、私は店主に連絡しました。今度は感情を隠す事無く、烈火の如く言葉を発しながら呼び出しました。

喫茶店で会う事になり、相手はオドオドしながらやってきました。
喫茶店を選んだのは、周囲の目があれば店主が逆ギレを起こす事もし難いだろうし、何よりも私自身が冷静でいられると思っての事でした。

黙って座る店主に一言、

 ―先日お話し頂いた事は、全てではありませんね?

 ―私の口からお話ししましょうか?それとも・・・

私の言葉の途中で、店主が謝り始めました。
妻との関係が2回あった事を皮切りに、洗い浚いを一気に吐き出すように話し始めました。


・店の懇親会と言って妻を呼び出したが、実は2人きりで出掛ける口実だった。

・その日の内にホテルへ半ば強引に誘い込んでセックスをした。

・激しい抵抗がなかったので、受け入れられたと思った。

・昼の閉店後、仕入れに一緒に行って車の中でいちゃついてキスをするのが習慣だった。

・その内、感情が抑えられなくなって、店主の車の中でセックスをした。

・私が妻のメールを怪しんでいると聞き、ケータイのゲームサイトでのメールをすすめた。

・手紙はたまにやり取りをしていた。


こんな事を淡々と話していましたが、私にとって拷問のような時間でした。
ゲームサイトでメールしていた事、仕入れにまで同行していちゃつく時間を作っていた事、懇親会に誘われ、その日の内にセックスに応じた事、車の中で・・・。
なんて事だろうか。知らず知らずのうちに、妻はこうも簡単なオンナに成り下がっていたとは。。。

乾いた口を水で湿らせ、今度は私が話しました。


 ―わかりました。大体妻から聞いた事と一致しています。

 ―今回の件で、私は今のところ離婚する意思はありません。

 ―ただこのまま貴方からの謝罪だけで済ますつもりもありません。

 ―お2人には何らかのカタチで、ケジメをつけて頂きます。


こう言って、その場を去ろうとしました。

しかし、この男がいきなり私の感情に火を着ける様な事を言い出したのです。


 「でも・・・好きになった者同士が付き合うのは普通の事ですよね?」





私の逆鱗に触れました。