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[50261] 芸術と猥褻のはざまでH 高畑 投稿日:2010/03/29 (月) 11:07 「ハハッ…すいません…御主人に催促されたもんで…」
真嶋は、狼狽える妻にそう釈明し、脱いだばかりのトランクスを床に置きました。 「さあ、奥さん、、、と言いたいところですが…」 真嶋はそこまで言いかけると、妻のヒップを舐めるように見回して、私の方に向き直りました。 「御主人…奥さんが自らヌードになるのは、とても勇気がいることです。どうでしょう?これからの撮影の流れで、男性側が脱がせるシーンを入れませんか?」 「男性側…って?」 「御主人か僕のどちらか…という意味です。別に僕がカメラマンをやっても問題ないわけですから。どうします?御主人がモデル役をやりますか?」 まるで胸の内を見透かしたような選択を突き付けます。 「ああ…そういうことですか…。いや…ここまで来たら…最後まで自分で撮りたいですね…」 真嶋がニヤッと笑います。 「奥さん、如何ですか?御自身で脱ぐより、作品の流れに乗る方がラクじゃないですか?」 妻はようやく落ち着きを取り戻し、背けていた身体を再び真嶋の方に向けました。 「エッ…えぇ…」 「それでは喉も渇いたでしょうし、少し休憩にしましょう。飲み物を取ってきます」 真嶋は、剥き出しのペニスを妻に見せつけるようにゆっくりと目の前を横切ると、そのままスタジオを出ていきました。 久々に妻と二人きりの空間が訪れます。私は真嶋が居ない今、妻の心境を聞きたくなり、ひっそりと声をかけました。 「どうだい?頑張れそう?」 「うん…頑張る。正直…逃げ出したい気分だけどネ…」 妻は身体をモジモジ動かしながら、柔らかく私に微笑みました。 「それはやっぱり…ヌードになる恥ずかしさから?」 「もちろんそれもあるわ。でもね、それが一番の理由じゃないの。だって真嶋さんにはもうほとんど見られてるし…二人ともいっぱい褒めてくれるし…」 「じゃあ…何で?」 「ヌードそのものより、他の男性に裸を見せる自分の姿をアナタに見られるのが恥ずかしい…」 「そうか…でも…オレが居ないと写真が撮れないしな…」 その時、背後から真嶋の大きな声が聞こえてきました。 「それなら解決できますよ!」 彼は缶ビールをかかえて、私達に歩み寄りました。 [Res: 50261] 芸術と猥褻のはざまでH 高畑 投稿日:2010/03/29 (月) 11:10 「奥さんは、御主人と同じ空間でヌードになることに抵抗があるんですね?」
「アッ…ハイ…」 「そのお気持ち、なんとなく理解できますよ。では、御主人に退室してもらいましょう」 突拍子もない提案に言葉を失った妻に代わって、すかさず私が真意を尋ねました。 「いや、それでは誰がカメラマンをやるのですか?」 「カメラマンはいません。ビデオで動画を撮って、好きなカットを画像データで取り込めばいいだけですよ。どうでしょう?」 「なるほど…それなら…」 妻の方に目を向けると、不安げな表情を浮かべながらも、コクッと無言で頷きました。 「よし、決まりましたね!準備に10分かかりますので、奥さんはあの椅子にかけてお待ち下さい。御主人は別部屋に案内しますので、そこで作品のイメージを教えて下さい。それでは御主人、行きましょう」 真嶋は持っていた缶ビールを妻に手渡すと、スタスタとスタジオの出口に向かいます。 「じゃあ…頑張ってな…」 肩を優しく撫でて励ますと、妻は『キャ〜、セクハラ〜』と笑顔でささやいて、私の下半身を冗談っぽく追いはらう真似をしました。その姿に一安心した私は、すでに部屋を出ていた真嶋のあとを追いかけました。 [Res: 50261] 芸術と猥褻のはざまでH 高畑 投稿日:2010/03/29 (月) 11:10 真嶋は私を2つ隣の部屋に通すと、モニターを用意して何やら調整を始めました。
「御主人…さっき奥さんには内緒にしましたが、撮影の様子はこのモニターに映しますから」 「えっ!?そんなこと…出来るんですか?」 「ええ、ビデオを2台用意します。1台は撮影、もう1台は中継用に使います」 「内緒ってのは気がひけますね。妻にも話した方が…」 「それじゃあスタジオにいるのと変わらないでしょ?御主人も本当はナマの奥さんを見たかったのでしょうが、それが叶わなくなった今、せめてモニターを通じてでもと思ったのですが。御主人の目を気にしない奥さんのお姿…見たくないですか?」 「いや…ぜひ見たいです…やはり妻には内緒でお願いします…」 「でしょ?それとこれからの撮影ですが、どんなコンセプトで撮りましょうか?」 「私の希望は、あの作品のような男と女のリアルな営みを残すことです。もちろん妻が許す範囲で…ですが。それ以外の事は真嶋さんにお任せします」 「了解しました。奥さんの反応を見ながらですが、最大限頑張ってみます。スタジオの準備が終わり次第、撮影を開始します。どうぞお楽しみに…」 真嶋はそう言い残して部屋を出ていきました。それから5分くらい経つと、ビール片手に眺めていたモニターにスタジオの様子が映し出されました。そして、画面上に二人が現れると、いよいよ撮影がスタートしました。 [Res: 50261] 御礼 高畑 投稿日:2010/03/29 (月) 11:14 読者の皆様
いつも心温まるレスを頂き有り難うございます。 若干間があきましたが、続きを投稿させて頂きます。 感想や励ましのお言葉、切にお待ち申し上げます。 引き続き応援のほど、宜しくお願い致します。 高畑 [Res: 50261] Re: 芸術と猥褻のはざまでH タマ 投稿日:2010/03/29 (月) 11:28 もう先のことを考えるとアソコがビンビンです 早く続を期待しています
[Res: 50261] Re: 芸術と猥褻のはざまでH ひかる 投稿日:2010/03/29 (月) 14:39 奥さんはどこまで許すんでしょうね?
出来るなら最後まで行って欲しいですが・・ [Res: 50261] Re: 芸術と猥褻のはざまでH 満太 投稿日:2010/03/29 (月) 17:59 いやいや素晴らしい。
興奮最高潮です! がんばって続きを書いて下さい。 慌てなくてよろしいですから。 [Res: 50261] Re: 芸術と猥褻のはざまでH こすぎ 投稿日:2010/03/29 (月) 20:42 高畑さん、お待ちしてました。
奥さんの「他人に裸を見られてる姿をアナタに見られるのが恥ずかしい。」って、たまらなく可愛いですね。でも、ついに決心できたみたいなので、この後は大胆になっていくのかな? 他人に妻の裸を見られて、更には…って考える高畑さんの心境は、どんななんだろう?ってドキドキしてきますが、ワクワクしながら続きを待ってます。 [Res: 50261] Re: 芸術と猥褻のはざまでH キーボー 投稿日:2010/03/29 (月) 22:14 興奮と期待です。出来るだけ早く話し進めて下さい。
[Res: 50261] Re: 芸術と猥褻のはざまでH はぎのすけ 投稿日:2010/03/30 (火) 21:05 場面を想像するとドキドキです!
続編よろしくお願いします |