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[49664] 芸術と猥褻のはざまでC 高畑 投稿日:2010/03/05 (金) 12:51 その後、異様な熱気と静寂が交差した部屋の中で、刺激的なポーズの撮影が続きました。相変わらず衣服は身に付けていますが、真嶋の指示は明らかにヌード姿を意識したものばかりでした。
椅子の上に片膝を立て…真っ白な太腿を見せつける姿…。ソファーに横たわり…両手を股間に添え…瞳を閉じる姿…。円筒型のクッションに跨がり…背中を弓のようにのけぞらせる姿…。 真嶋の目は充血し、全身から滴る汗で浅黒い肌が光っています。 妻は完全に『見せる快感』に支配され、私の存在など無視するかのように、美しくも卑猥なポーズを次々と造り出しています。 「よし!これくらいにして昼食にしましょう。お疲れ様でした」 妻はフッと力が抜けたように床にしゃがみました。私はすぐに駆け寄り、声をかけました。 「お疲れ様だったね。少し疲れただろう?でも…綺麗だったよ」 「ホント?ありがとう…途中から…スゴく恥ずかしかったよ…」 小刻みに呼吸する妻の身体からは、汗と香水が混在した甘い香りが立ち込めています。 「奥さん、やっぱりサマになってましたよ!僕の見立て通り!」 真嶋が声をかけながら歩み寄ると、妻は恥ずかしさからか、目線を合わせずに会釈しました。 「それでは、リビングにどうぞ。今朝、スーパーで刺身とかサラダを買ってますんで、腹ごしらえをしましょうか」 妻は一度着替えにクローゼットへ、私と真嶋は再びリビングに戻り昼食の支度を始めました。 [Res: 49664] 芸術と猥褻のはざまでC 高畑 投稿日:2010/03/05 (金) 12:52 テーブルに惣菜を並べ終わると、真嶋が赤ワインのコルクを抜いて中央に置きました。
「へえ…昼間からワインですか?さすが芸術家ですね」 「いえいえ、単なる酒好きですよ。本当はビールでも、焼酎でも、バーボンでも、何でもござれです。ただ、これからの撮影に向けて奥さんのムードを高める為には、ワインがいいでしょう」 より良い作品を撮るために、こういった細かい演出を散りばめる彼のプロ意識に脱帽しました。 着替え終えた妻が戻ると、真嶋がワインを注ぎ、乾杯しました。 妻は普段、お酒をそれほど飲む訳ではありませんが、やはり撮影の緊張からノドが渇いていたのか、いつになく早いペースでグラスを空けます。テーブルの食材があらかた無くなった頃には、3人とも酔って饒舌になり、会話もはずむようになっていました。 「それにしても…さっきはとてもキレイでしたよ。僕…本腰入れて撮りたくなりました。良かったら、今晩、御主人と一緒に我が家に泊まりませんか?」 「エエ〜?本気ですか〜?」 赤ら顔の妻がワイングラスを片手にトロンとした目で答えます。 「もちろんです。その方が時間をゆったりと使えますしね。お二人の部屋も用意しますから。どうでしょう、御主人?」 真嶋の提案は私にとって魅力的なものでした。このままアルコールの力を借りて妻のガードを下げていけば、ヌードまで誘導しやすくなるのではないか。そんなことを考えていました。 「いいですね。こんな機会もそうそう無いだろうし、お言葉に甘えようかな…」 チラッと妻の方を見るとマンザラでもなさそうな風に見えます。 「よし!決まり!今日は御夫婦でゆっくりして行って下さい。さあ、飲みましょう!」 真嶋は半ば強引に結論を出すと、新しいボトルを持って来てコルクを抜きました。 それから三時間あまり酒席は続き、気づくと窓の外はすっかり夕闇に包まれていました。 [Res: 49664] Re: 芸術と猥褻のはざまでC のり 投稿日:2010/03/05 (金) 16:11 続きが待ち遠しいです!
宜しくお願いいたします。 [Res: 49664] Re: 芸術と猥褻のはざまでC よっちやん 投稿日:2010/03/07 (日) 18:08 最近の中で最高傑作です!オナニー我慢して最後まで、待ってます。
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