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[49511] 芸術と猥褻のはざまでB 高畑 投稿日:2010/03/02 (火) 10:00
「このふたりの絡み、この女性の御主人が撮影したんです」

「エエッ!?じゃあ、この男性は誰ですか?」

「恥ずかしながら、僕なんです。もちろん、途中までは僕がカメラを握っていました。そのうち横で撮影の様子を見ていた御主人から『妻を撮ってみたい』と言われたのでカメラマンを交代したんです。最初は遠慮がちでしたが、次第に撮影に没頭されるようになり、奥さんへの要求もエスカレートしていきました。最後には男性とのショットを撮りたいと。仕方なくその役をお手伝いしたのです」

真嶋の話を聞いて『これだ!』と思いました。その御主人の心境に痛いくらい共感できました。

「あの…もし…妻がヌードをOKしたら…私にも…撮らせてもらえませんか?」

「ええ、もちろんです。奥さんもきっと嬉しいはずです」

「出来れば…真嶋さんとのカラミもいいですか?ちょうどこの作品みたいな…」

「それは…ちょっと…必要ならば男性モデルを紹介しますよ」

「いや…それだと妻が嫌がるかも知れません。真嶋さんにはどうせヌードを見られる訳ですし、妻の心理的な抵抗も少ないかと…」

「う〜ん、困りましたね。では、その場の流れで奥さんが了承されたらという事にしましょう」

「有り難うございます。その際はぜひお願いします」

「奥さんにはまだヌードのお返事すらもらってないですけどね」

真嶋が舌を出しながら笑顔で茶化しました。

ちょうどその時、白いセーターとグレーのスカートに着替えた妻が、少し恥ずかしそうに身を屈め、リビングに戻ってきました。

「エレガントでとってもお似合いですよ」

真嶋が妻の気分を盛り上げます。もうカメラマンの仕事は始まっていると思うと、私も自然と言葉が出てきました。

「うん、真嶋さんの言うとおり、すごく似合ってるよ。綺麗な奥様って感じがする」

「えっ…ホントに…?女房褒めて何するつもり?フフッ」

妻は照れ隠しに、洋服の皺を直しました。その表情はまんざらでもありません。

そして、私達三人は撮影用の部屋へと移動しました。

[Res: 49511] 芸術と猥褻のはざまでB 高畑 投稿日:2010/03/02 (火) 10:01
いよいよ撮影の準備に取り掛かります。私はカメラを構える真嶋の横に位置しました。

「じゃあ、奥さん、まずは自由にポーズを造ってみて下さい」

真嶋の合図で撮影がスタートしました。途端、彼の目が獲物を狙う獣のように鋭さを増します

序盤、表情もポーズがぎこちなかった妻は、真嶋の掛け声で次第にスムーズになってきます。

「そうそう!綺麗ですよ!」、
「よしっ!いい顔してる!」、
「それいいねっ!もっと!」、

とにかく褒めに褒めて、妻の緊張や羞恥心をほぐし『見せる快感』を高めようとしています。

私はたまに妻から届く視線に無言でうなずく以外は、二人の空間をただ黙って見守りました。

開始から30分。真嶋の額に汗がうっすらと滲みだし、スタジオ内が熱気に帯びてきた頃、妻の様子に変化が見え始めました。

ポーズを決めた後、自信と陶酔に満ちた表情でカメラに目配せするようになったのです。

その変化を嗅ぎ取ったのか、真島が次のステップに進みます。

「奥さん、ちょっとヌードチックなポーズで行きましょう。そこに四つん這いになって目線をこちらに下さい」

一瞬、妻は戸惑うような素振りを見せましたが、斜め下に視線を落としながら2、3回小さく頷くと、ゆっくりと四つん這いになりました。そして、うるんだ瞳でカメラを見つめます。

「アア…そうそう…凄く色っぽいですよ。もっとお尻を高く上げてみましょうか」

妻は肘を少し曲げて上半身を低く落とし、一方で肉付きの良いお尻をツンッと突き出しました。

正直、妻がここまで大胆になれるとは思っていませんでした。真嶋の自説である『女は本来見られたい生き物』という言葉を、何度も頭の中で反芻していました。

[Res: 49511] Re: 芸術と猥褻のはざまでB kacchi 投稿日:2010/03/02 (火) 20:32
あっ!!アアッ!!
続きが、、、

[Res: 49511] Re: 芸術と猥褻のはざまでB あきら 投稿日:2010/03/02 (火) 21:46
更新ありがとうございます。ずっと待ち望んでました。続き楽しみしてます。