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[40772] 壊れかけの絆(29) 叶 投稿日:2009/03/22 (日) 14:55 その余りに鮮烈かつ生々しい映像を目の当たりにした事によって、明らかに私の様子がおかしい事を心配した傍らの塔子が、咄嗟にノートパソコンの電源を落としました。
私は頭の中が真っ白になり、おぼつかない手つきで煙草を手にして、火を着けました。 『お兄ちゃん‥お兄ちゃん‥大丈夫? 』 私の体を揺らすようにして語りかけてくれた塔子。 しかし、そんな塔子の言葉すら耳に入らない状態の私は、小刻みに震える指先に挟んだ煙草の紫煙を虚ろな目で眺めていました。 自ら求めるように澤田統括部長と唇を重ね、あの凄まじいまでの巨根を根元までくわえ込み、歓喜の声を上げ、大量に放出された精子を子宮で受け入れた妻悠莉子‥‥ 。 澤田統括部長の巨根に翻弄されながら『旦那のペニスより僕のペニスが自分のマ〇コに合っているなら‥ 君の意思で僕にキスをしてくれ‥』の言葉に何ら躊躇する事無く、自らの細くしなやかな腕を澤田統括部長の首に回し、引き寄せるように唇を重ね激しく舌を絡め合い、唾液を吸すすり合った妻悠莉子。 それはまるで、澤田統括部長の巨根が禁断の扉を開ける役目を果たす如くに、妻悠莉子のヴァギナの奥深い場所で固く閉ざされていた【封印されていた牝としての自我の扉】をこじ開けて開放してしまった様にまで感じられたのです。 『お兄ちゃん‥ ねぇ‥お兄ちゃん‥大丈夫? ねぇ‥お兄ちゃんったら!』 私の体を大きく揺らしながら呼び掛ける塔子の声が、ようやく真っ白になっていた私の意識に飛び込んで来ました。 『あぁ‥ しかし‥これは、惨い‥本当に惨いな‥‥』 そう塔子に言い返す事が精一杯の私は、再び黙りこくってしまいました。 どれぐらいの沈黙の時が流れたでしょうか?。 私の太腿に置かれた塔子の掌から伝わる熱を帯びた汗ばみが、何故だか無性に不快になり、私はやや露骨に塔子の掌を払いました。 [Res: 40772] Re: 壊れかけの絆(29) 叶 投稿日:2009/03/22 (日) 14:55 私の太腿に置かれた塔子の掌から伝わる熱を帯びた汗ばみが、何故だか無性に不快になり、私はやや露骨に塔子の掌を払いました。
『‥ ‥ お‥お兄ちゃん‥ ‥』 私の取った態度に驚きの表情で居る塔子に、私自身も瞬時に自らの大人げの無さに取り繕うように 『済まないな‥ 俺も‥ 普通では居られんわ‥ 見ない方がいいと忠告してくれたお前なのに‥ 悪いな‥ でも流石に平常心では‥』 塔子は私の顔を見つめながら言いました。 『誰でもおかしくなるよ‥ 自分の奥さんがこんな風に映像の中で‥。』 『なぁ‥塔子‥ 俺には分からないんだが‥ 俺と悠莉子との恥をお前に晒すようだけど‥‥ ‥いや‥ やっぱりよそう‥』 私は、頭の中に過ぎっていた事柄について、塔子に対しての問い掛けを止めました。 『何?‥ 言ってよ‥ お兄ちゃん‥ 私の知っている事なら何でも話す‥話すから‥ 何なの?‥』 私は身内である塔子に、こんな事を聞いても良いのか?と、気まずさに口ごもりながらも、腹の中に渦巻く納得の行かない男としての単純な疑念と嫉妬心をぶつけたのです。 『あんな‥あんな風になるものなのか?‥ 』 私はまだセックスレスになる前の私と悠莉子のセックスに思いを巡らせていました。 実際の所、悠莉子は私とのセックスでは今ノートパソコンのモニター越しに見たような魂を揺さぶられるような官能的な反応をする事はありませんでした。 正にあの妻悠莉子の姿は私の知り得ない【成熟し発情した牝】その物だったのです。 『えっ?‥そ‥それは‥』 塔子は私の問い掛けに一瞬、目を大きくしばだて、私の問い掛けに答える言葉を、一言一句、間違えてはならないとばかりにゆっくりと、かみ砕くようにして話し始めました。 『それは‥お兄ちゃん、みんな個人差があるんだから、一概には言えないでしょ?‥ ‥ でも‥悠莉子は‥ 悠莉子はお兄ちゃんと付き合い前の彼氏が‥ ‥だったみたいだから‥ ‥ ‥ 』 『えっ?‥ 何だって?‥ おい塔子‥ 』 塔子は言い辛そうにしながらも、はっきりとした口調で言いました。 『悠莉子がお兄ちゃんと付き合う前の彼氏が大きい人だったみたいだから‥悠莉子はその人に少女から女へと変えられたの ‥ 』 [Res: 40772] Re: 壊れかけの絆(29) 叶 投稿日:2009/03/22 (日) 14:56 私は塔子の紹介で悠莉子と知り合い、そのエキゾチックな美しさに舞い上がり一目惚れし、悠莉子を自分の物にしたい一心で‥余計な事に気を使わせ、気まずくなりたくなくて、悠莉子の過去の男の事などには一切触れる事はありませんでした。
もちろん気にならないと言えば嘘になります。 しかしあの頃の私はその事に必要以上に触れて、悠莉子と言うまばゆい宝物を失う事が怖かったのです。 『でもね‥悠莉子は私にお兄ちゃんとの夜の事で何も不満めいた事なんかは言っていなかったの‥本当なのよ。 それよりお兄ちゃんの子供を流産してしまった事‥ 再びお兄ちゃんとの間に子を授かる事が出来ない自分の体を呪っていたのよ‥ 。』 私は塔子の言葉は大きく手を振りながら遮るようにして言いました。 『その揚げ句こんな事になるのかよ? 見ただろ?アイツは自分の意思で澤田統括部長にキスをして‥大きく広げた脚まで、澤田統括部長の腰に絡ませるようにして‥避妊もしないで精子を受け入れたんだぞ!!‥ ‥ 一体‥一体、何を信じれば良いんだ?‥ 本当に気が狂いそうだ‥ そんなにデカいぺ〇スはいい物なのか? なぁ塔子?やはりお前もデカチンが好きか? 女なんてそんな物なのかよ?!』 『お兄ちゃん‥馬鹿な事を言わないで!! 人間は心よ‥心の触れ合いや愛情があって成り立っているから人間なんじゃないの! それが無くなれば獣と同じじゃないの? しっかりしてよ!ねぇ、お兄ちゃん!!』 塔子の叫びにも似た言葉。 しかしそんな塔子の叱咤にも私は 『あんな物を見てしまって誰がしっかり出来るんだよ‥』と答えるのが精一杯だったのです。 怒りでいっぱいの筈なのに、体を支える芯が抜き取られように首を力無くうなだれ、溜め息しか出て来ない私でした。 最初のDVDでもこれなのだ‥残り二枚なんて見てしまえば私は怒りを通り越して、人としての理性さえも打ち砕かれて、妻悠莉子に‥そして元凶である澤田統括部長相手に何を仕出かすか分からないのではないか? 大きな不安と、リアルな確信が、私の心を覆い尽くし始めていました。 何しろ、私はそんなに強い人間では無いのですから‥。 そんな私の気持ちを見透かすように塔子が言いました。 『お兄ちゃん‥残りのDVD‥ 今無理して見ない方が良いんじゃないの? もうこれ以上は‥ ‥ 』 [Res: 40772] Re: 壊れかけの絆(29) 叶 投稿日:2009/03/22 (日) 14:57 大きな不安と、リアルな確信が、私の心を覆い尽くし始めていました。
何しろ、私はそんなに強い人間では無いのですから‥。 そんな私の気持ちを見透かすように塔子が言いました。 『お兄ちゃん‥残りのDVD‥ 今無理して見ない方が良いんじゃないの? もうこれ以上は‥ ‥ 』 私は考え込みながら答えました。 『‥ ‥ ‥ 確かにそうなのかも知れない。 わざわざこれを見てしまえば俺自身、その内容に傷を広げて壊れてしまうだろう‥ なぁ‥塔子、でも‥これから目を逸らして解決なんてあるんだろうか? でも結局は、このDVDの中身が気になって気になって仕方ない事になる筈なんだ。 見てしまえばその内容に暫く立ち直れないだろうな‥ でも‥ やはり見ない訳には行かない。 今この現実から逃げる訳には行かないんだよ‥』 私は重々しくノートパソコンに向かって手を伸ばし起動させ、一枚目のDVDを抜き取り、二枚目のDVDを差し込み再生ボタンを押しました。 【ピジュッ‥ッ‥ チュポッ‥ッ‥ ‥ ジュル‥ッ‥ジュルル‥ チュポッ‥ 】 見覚えのあるぽってりとした唇が朱いグロスで塗られ、その猥褻さ際立たせられた唇が隆々と起立したペ〇スをしゃぶり上げている映像が映し出されました。 ビデオカメラは、その唇と、唇に翻弄される隆々と起立したペ〇スだけをアップで捉え続けていました。 顔全体も、その体も映し出す事なく、ひたすら朱の光沢のあるグロスで塗られた唇が、その血管が浮き上がり、筋張ったペ〇スを追い掛け、舌を這わせる姿。 しかしこの映像の中の唇は間違いなく妻悠莉子の物でしたが、このペ〇スは澤田統括部長の巨根とは一回りサイズが小さいように感じました。 【これは澤田統括部長が相手ではないのか?! じゃあこのペ〇スの持ち主は誰なんだ?】 そんな思いを巡らた瞬間 『あひっ‥っ‥ うぅ‥ん‥ あ ‥ あ‥ふ ‥ぅ‥あひっ‥ っ ‥ いい‥ ‥ 』 妻悠莉子の甘い湿り気を帯びた声がいきなり響いて来ました。 [Res: 40772] Re: 壊れかけの絆(29) 叶 投稿日:2009/03/22 (日) 14:59 『あひっ‥っ‥ うぅ‥ん‥ あ ‥ あ‥ふ ‥ぅ‥あひっ‥ っ ‥ いい‥ ‥ 』
妻悠莉子の甘い湿り気を帯びた声がいきなり響いて来ました。 その妻悠莉子の声に呼応するようにカメラのレンズは妻悠莉子の引き締まった白い陶器のようなヒップに向けられました。 【ヌチャッっ‥ ッ ‥ジュボッ‥ ッ ‥ヌチャッ‥ッ ‥ ッ ‥ズブッ‥ッ‥ヌチャッ‥ ッ‥ 』 モニターからは、色黒な肉体から伸びる、上反り気味のこれまた見事な逞しいペ〇スが、妻悠莉子のヒップに割り込むようにしてヴァギナを押し広げる様子が映し出されたのです。 その黒々としたペ〇スは、妻悠莉子のヴァギナから出入りするごとに白濁色の蜜をペ〇スの表面にコーティングし、まるで鼈甲を塗り込めた如くに濡れ光っていました。 【何なんだ?? 誰なんだコイツは!?‥】 『どうだい?‥ 悠莉子‥感じるだろう?‥ 本当に君はスケベな女だね‥ 』 不意にモニターから響いた澤田統括部長の声。 ビデオカメラを回しているのは澤田統括部長なのか? 再びビデオカメラのレンズは妻悠莉子の顔半分を照らしました。 妻悠莉子はバックからの緩やかなピストンに喘ぎながらも、 『い‥言わないで‥だ、誰が好き好んで‥ あなたに脅されてなければ誰が‥ あ‥アウッ‥ッ‥あは‥ん‥ い‥いつかあなたに天罰が下るわ‥あ ‥ アヒッ‥ッ‥あ‥あ‥ぁ ‥ぁ ‥ 』 『全く何度言っても素直じゃない奴だなぁ君は‥体は正直じゃないか? なぁ‥ 課長、そう思わないか?』 レンズが妻悠莉子のバックから執拗な責めを見せていた色黒な肌を捉え、その筋肉質の肉体とその日焼けした顔を映し出しました。 課長と呼ばれたその男は、正に課長だったのです。 私も妻悠莉子から写真などで見せられた覚えがあるその男は、澤田統括部長の直属の部下であり、腹心中の腹心である桂課長でした。 大学時代にはアメフトの強豪校の選手だった桂課長は向けられたレンズに向かって不気味な程に白い歯を輝かせながら 『部長‥悠莉子さんのアソコ凄すぎますよぉ‥ ウチの女房とはエラィ違いです‥食いちぎられそうですっ‥ 』 [Res: 40772] Re: 壊れかけの絆(29) 叶 投稿日:2009/03/22 (日) 15:00 『部長‥悠莉子さんのアソコ凄すぎますよぉ‥
ウチの女房とはエラィ違いです‥食いちぎられそうですっ‥ 』 『アッハッハ‥そりゃそうだ‥僕が約半年、手塩にかけてビッチリと教え込んだんだよ‥』 この下品極まりない言葉のやり取りに妻悠莉子は 『いい加減にして‥ もういいでしょ? さっさと‥おわ‥終わらせてぇ!』 ビデオカメラを回す澤田統括部長は 『おいっ次長!! ちゃんと君が悠莉子の口に蓋をしていないから、コイツはこんな心にも無い悪態をつくんだ。 ほらっ‥ ‥ 』 今度はビデオカメラのレンズが次長と呼ばれたその男を捉えました。 銀色に輝くフレームの眼鏡を掛け、キチッと七三に分けた髪の毛。 見るからに神経質そうな風貌のこの次長と呼ばれた男。 私は面識はありませんでしたが、おそらくはこの男も澤田統括部長の直属の部下なのでしょう。 『部長、失礼しました。私も早く課長と代わって欲しくて‥つい抜いてしまいました。 では… 』 『あぐぅ‥ ぅ ‥ぅ ‥』 眉間に皺を寄せながら、そのペ〇スをしゃぶるまいと首を振る妻悠莉子の頭を押さえ付けるようにして、その口元に隆々といきり起ったペ〇スを押し込む次長と呼ばれた男。 そして嫌がりながらも、この状況の中で課長の激しい腰使いに喜悦の声を漏らしながら全身を痙攣させ腰をくねらせている妻悠莉子の姿。 私はこの異様な行為が当たり前のように繰り広げられるこの光景に、怒りと悲しみ、そして修復する事が難しいであろう事実に絶望感を隠しきれませんでした。 自らの欲求の為に、自分子飼いの部下までを巻き込み、人妻である悠莉子を性の玩具のように扱う澤田統括部長。 その悪意に満ちた罠から抜け出せずにいる妻悠莉子。 【コイツらは人間じゃない!! 見ていろよ‥どうしてくれようか!】 私自身の中で揺れていた愛憎の気持ちが、全てを失ってでも復讐を果たす覚悟へと切り替わった瞬間でした。 [Res: 40772] Re: 壊れかけの絆(29) やま 投稿日:2009/03/22 (日) 15:10 メス豚含め始末しちゃいましょう。
奥さんは人間ではないので 庇う必要も助ける価値もないですね。 [Res: 40772] Re: 壊れかけの絆(29) イク 投稿日:2009/03/22 (日) 15:36 【心の揺れ動く】さまが 手に取るようにわかります。
「ドツボ」から「復讐心」への変化・・・「男なら」ってとこですね。。 「女」って・・・そうゆうものなんでしょうか?⇒なぜこんな男に就いているの?綺麗な方なのに ・・・・と思うことがあります。(やはり、チン○がいいのでしょうかね??) [Res: 40772] Re: 壊れかけの絆(29) りゅう◆ZEsxFc 投稿日:2009/03/22 (日) 15:57 >私自身の中で揺れていた愛憎の気持ちが、全てを失ってでも復讐を果たす覚悟へと切り替わった瞬間でした。
当然のことです。しっかり復習計画を立てて、つぶしてください。 [Res: 40772] Re: 壊れかけの絆(29) キリギリス 投稿日:2009/03/22 (日) 18:20 奥様は完全に拒否してますよね。心を壊されない内に叶さんが怒りの鉄槌を撃ち込んだはず………
奥様を守り、叶さんの怒りを受けてくそったれ共が地獄にたたき落とされる様を早く見たいです |