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[39976] 30歳の記念撮影から C マック 投稿日:2009/03/03 (火) 19:28 あれから数日が過ぎ、いよいよ妻の友人である美佳さんが撮影を行った写真館に夫婦で出かける事にしました。
今回は撮影の依頼と打ち合わせが目的です。 写真館のオーナー兼カメラマンの高島という男性は50代後半の白髪で髭をたくわえた紳士でした。 私たち夫婦にコーヒーとお茶菓子を用意して笑顔で応対する姿は、とてもカメラマンという芸術家風ではなく、その物腰は丁寧な営業マンのような感じでした。 「浜崎さんからお話は伺っていましたよ」 本題の撮影の話を始めると、高島氏は笑顔で語りました。 「奥様は先日30歳になったばかりということで…それはお誕生日おめでとうございます」 30歳おめでとうと他人から言われ、気恥ずかしさで顔を赤らめて下を向く妻とその横に座っている私に高島氏は話を続けました。 「わたしも昔はプロの有名なカメラマンを志望していましたけど、上手くいくのは選ばれたほんの一握りの人間だけで、結局私はこのような写真館をするのが精一杯でしたよ。それでもいい写真を撮りたいという情熱は今でも少しも冷めていないですけどね」 高島氏は私立の有名な幼稚園や小学校での専属カメラマンでもあり、自宅を改装したスタジオで記念撮影などをしていた。最近はデジタルカメラの普及で、写真の現像などの仕事はほとんどなくなってしまっが、その分カメラマンとしての仕事に再び情熱をもって打ち込めるようになったと言っていました。 「あの、ヌード写真の依頼って結構あるんですか?」 私は興味本位ではなく、実際に妻のようなまったくの素人が本当にヌード撮影をお願いすることがあるのだろうかと、素直な疑問をぶつけてみました。 「そうですね。うちみたいな家族写真とかを主に扱っている所にはなかなかそのようなお客さんは来てくれませんけど、最近ではヌード写真を専門に扱っているスタジオが盛況をはくしていると聞きますよ。20歳の記念ヌードとか、奥様のように30歳の記念ヌードとかは全然珍しいことではないですね。それに還暦を記念して自分のヌード写真を撮る人もいるとか・・・」 高島氏は笑顔でそう語っていました。 「か、還暦記念ヌードですか」 「そう、女性はいくつになっても自分の美への欲求があるのでしょうね」 仕事で若い女性のヌードを見られるカメラマンをうらやましいとも思ったが、60歳の還暦ヌードは勘弁して欲しいともその時なんとなく思っていた。 「あのー、一つ質問なんですが、撮影の当日私も見学させてもらってもいいですか?」 他人に撮影される妻の姿を生で見なければ、私の欲求を果たすことは出来ません。 今回の件で私が一番気にしていた事なので、はっきりとそのことだけは確認しておきたかったのです。 「もちろんですよ。大切な奥様の撮影なんですからご主人には立ち会ってもらわなくてはね」 高島氏の言葉は私を安心させるには充分でした。 「それに女性は見られれば見られるほど美しくなるんですよ。だから撮影の時にはご夫婦が信頼できる安全な方ならどなたでも見学してもらってかまいませんよ。その方がきっと美しい写真ができるはずですから」 書類を整理しながら話す高島氏の言葉に私たち二人はびっくりしました。 「えっ!他の人に見学を?」 私は思いもしない高島氏の言葉に心臓を一刺しされたくらいの衝撃を受けました。 「そ、そんな・・・無理です・・」 妻は消え入りそうな声でそう答えました。 「確かに自分の裸をご主人以外の人間に見せるなんて日常にはあり得ませんよね。でも、あなたは今のその素の姿を記録に残しておきたいと考えたんですよね」 「え、ええ・・」 「だったら出来るだけ美しい姿を残しましょうよ」 高島氏は妻の正面に座りなおすと、真剣なまなざしを妻へ向けてそう語りました。 「でも、見学させるだなんて・・・」 「まあ、ちょっと乱暴な言い方でしたね。実際にはご家族や恋人以外の方を連れてこられる方はいませんよ。でも、見学者がいるくらいの方がスリル感があり、より美しい写真を残せるのですけどね。それに、自分への戒めのためにもね」 「戒め?」 私は高島氏の言葉の意味を問いただしました。 「そう、こう見えても私も男性ですから。こんな美しいご婦人が自分の目の前で裸になれば、変な気分になってしまうものです。でもギャラリーがいればカメラマンとしての自制心を失わなくてすむ。なんてね。でも任してください。ギャラリーがご主人だけでも、あなたならきっと美しい写真が撮れる。私のカメラマンとしての直感でそう確信できますから」 高島氏にそう言われると、妻は恥ずかしそうにうつむくばかりでした。 [Res: 39976] Re: 30歳の記念撮影から C やす 投稿日:2009/03/03 (火) 23:33 たまらないシチュエーションです。
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