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[39645] 壊れかけの絆N  投稿日:2009/02/21 (土) 14:32
牡を欲情させ引き寄せる、妻のヴァギナから香る牝の刺激臭。

私は妻のゴールドのハイレグショーツの濡れて赤銅色の変色したクロッチ部分に、欲情して震える指を掛けました。

早鐘のように心臓を打つ鼓動。

口の中が渇き、喉がカラカラになっている私。

指先に軽く力をかけ、クロッチ部分を左方向に引っ張り、妻の発情の源であるヴァギナを露わにしようとしたのですが、濡れたクロッチ部分がヴァギナに張り付くように密着している為に思うようになりません。

ままならぬ作業と、この非日常的な雰囲気に、私は頭に血が上り、より興奮を募らせた私は、冷静さを欠きながら、クロッチの裏側に指を滑り込ませ、半ば強引にハイレグショーツを引っ張り上げるようにしていました。

【ヌルッ‥ヌルリッ‥ッ…】

右手人差し指に生温かいローテーションのようなヌルヌルとした感触が伝わり、そのヌメリで滑った私の人差し指が妻のクリトリスにしたたかに触れてしまいました。

『あっ…ん‥う‥ふん…』

眠りながら悩まし気に体をくねらせる妻…。

私は、【妻を起こしてしまったのではないのか?】と、瞬間的にクロッチ部分に滑り込ませた指を引き抜き、跳び下がるようにして窓際のカーテンの陰に身を隠し、様子を伺いました。


重苦しく張り詰めたようなような雰囲気のリビングには、私の荒い呼吸音のみが聞こえています。

ソファーの妻は、幸いにも目覚める訳で無く、何事も無かったように静かに寝息を立てていました。

私は安堵の溜息をつき、冷静さを取り戻す為に深呼吸を繰り返し、仕切り直しとばかりに、音を立てぬように、セクシィなゴールドの下着姿で眠る妻に近付きました。

[Res: 39645] Re: 壊れかけの絆N  投稿日:2009/02/21 (土) 14:33
私は、先程の失敗は繰り返すまいと、首を斜めに擡げ、無防備に大きく脚を広げたままの妻に、音立てぬように近寄りました。

妻の息吹、体温、そして微妙な匂いまでがダイレクトに伝わるその距離で、私はしゃがみ込み、深く息を吸い込み、呼吸を止めるようにして、左手の中指と人差し指を妻のヴァギナを覆うゴールドのハイレグショーツのクロッチ部分に滑り込ませ、指先にクロッチ部分の湿り気を感じながら、ゆっくり、ゆっくりとずらして行きました。

【ツン‥ッ‥ ‥】

淫靡な牝である事を主張するようなフェロモン臭と共にそれは現れました。
ずらしたクロッチ部分から、発達した見事なまでに肉厚な陰唇のビラビラが飛び出しました。

【ゴクリ‥ッ‥‥ 】

思わず喉を鳴らす私。

視線が、そこに釘づけになりながら、更にクロッチ部分を横にずらすと、ついにその全貌が露わになりました。

【あぁ‥やはり‥あの化粧箱に納められていたヴァギナの写真と同じだ‥ 】

落胆と驚きが交差する私。

あの可憐で小振りだったクリトリスは、見る影も無く肥大して南洋玉のようになり、ビラビラは厚切りのハムと見紛う程に発達して、左右に大きく蝶が羽を広げているようになってしまい、アナルに向かって伸びる膣口は、パックリと口を開け、泡立つような白濁色の蜜を滴らせていました…。

【何故ここまで変わってしまったのだ… 。】

私は目の当たりにした、その変わり果てた妻悠莉子のヴァギナから視線を外す事が出来ないままでいました。

[Res: 39645] Re: 壊れかけの絆N  投稿日:2009/02/21 (土) 14:35
妻の変貌したヴァギナを見つめ続ける私。

可憐な蕾のようであった私の記憶の中での妻のヴァギナ。

しかし今、目の前にしている妻のヴァギナは妖艶に開花した牡丹のようであったのです。
紅く匂い立つように咲く美しい花弁…
けれど‥ その蜜に危険な香りがして…。

私は、その危険な香りの妻のヴァギナに引き込まれるように膝まずき、紅く開いた牡丹の花弁に顔を近付けました。

見れば見る程に猥褻に形を変えてしまった妻のヴァギナ。

深い眠りにつく妻の意思とは関係なく、時おり膣口が【ピクッ‥ッ…ピクッ‥ッ‥】と、ヒクついている。

私はその距離を更に縮めました。

口での呼吸を意識して止めていたので、鼻から息を吸い込む度に、私の理性を破壊し、牡の本能を刺激する濃厚なフェロモン臭が鼻腔を突き抜けるように後頭部を痺れさせるのでした。

【こんなにも‥こんなにも‥あの男が、澤田統括部長が、妻悠莉子を私の色から澤田統括部長の色に染め上げて、変えてしまったと言うのか!!】
再び沸き上がる強い嫉妬心。

私の顔は、舌を伸ばせば妻のヴァギナに届きそうな距離まで近付いていました。

【カキュ‥カキュ…パパーン…】

この時、イヤホンに繋がれた、早送りで再生されているボイスレコーダーから、急にボリュームが上がった如く金属音にも似た音が耳を刺しました。
その音に驚き、慌てた私は、咄嗟に立ち上がりボイスレコーダーの再生ボタンを停止させました。
私はその音が何を意味するのかをすぐに理解しました。

そうです‥ あの地下駐車場‥ 澤田統括部長が妻を迎えに来た場面であると。

[Res: 39645] Re: 壊れかけの絆N  投稿日:2009/02/21 (土) 14:39
私の顔が、妻のヴァギナに吸い寄せられるように近付き、その卑猥な蜜壷に舌を伸ばせば届きそうな距離になった時に、ボイスレコーダーに繋いだイヤホンから聞こえた金属音にも似た特徴的な音。

私は、すぐそれがあの駐車場での場面であると直感しました。


妻の体に宿り出した牝の魔力に引き込まれ、屈っする寸前の私でしたが、鮮明に脳裏に残る屈辱の地下駐車場での記憶が、私を現実の世界に引き戻しました。

【今すぐに聞かねばならない‥
あの後の妻と澤田統括部長の会話を。】

あの場面に居合わせた時に覚えた、怒りと嫉妬心が私を揺さ振りました。
ボイスレコーダーの再生ボタンを一旦停止させた私は、ゴールドのハイレグショーツを脇にずらされたままで剥き出しになったの妻のヴァギナにデジタルカメラを向けて、これも証拠とばかりにシャッターを数回切り、逸る気持ちを抑えながら、妻の寝室のドアを開けに行きました。

私は、ゴールドの下着姿のままソファーで眠る妻を起こさぬように慎重に抱きかかえて寝室に運び、静かにベッドに横たわらせました。

[Res: 39645] Re: 壊れかけの絆N  投稿日:2009/02/21 (土) 14:40
寝室のベッドで心地良さそうに寝息を立てて眠る妻。余程ワインが効いているのでしょうか?

それとも澤田統括部長に激しく愛された為の心地良い疲れからなのでしょうか?

妻はピクリともせず、深い眠りから覚める事なく寝息を立てていました。
私はベッドの脇に、わざとに妻が穿いていたタイトスカートを乱雑に脱ぎ散らかしたようにして置きました。

明日の朝、妻が目覚めた時、妻は自分の寝起きの姿、室内の状況を見てどのように感じるのでしょう。
私としたたかにワインを飲んだ事を思い出して、酔って眠くなり、自力で自分の寝室まで来て、倒れ込むように寝てしまった…
このように考えるでしょうか?

答は否です。

浮気も何もしていない貞淑な妻ならばそのように考えるでしょう。

しかし妻悠莉子は間違い無く浮気をしている訳です。

おそらく、昨日も今日も澤田統括部長と激しく濃厚なセックスを繰り返していた筈なのです。

妻の中に内在する、少なからずある【浮気がバレては困る】という気持ちが、【私、昨日酔ってしまって途中からの出来事を覚えていない… 】となればどうなのでしょう。
【あの人が、酔い潰れた私をベッドまで運び、スーツを脱がして寝かしつけてくれたのだろうか?、では今、身に着けている下着姿を見られてしまったの!?
澤田統括部長から贈らたこの下着を!?】

そのように考えるのではないでしょうか。

何しろ妻は、他のエロチックな下着も私に見つからないように細心の注意を払って来た訳なのですから。

妻は明日の朝、不安を抱きながら自分が酔い潰れた状況を尋ねて来る事でしょう。

私は、そんな妻の不安を見透かしながら思わせぶりに答えてやれば良いのです。

『ソファーで寝てしまっていたから起こしたら、自分で起きて、私の手を借りる事も無く、ご機嫌で寝室へ行ったんだよ』と。

私から妻へのささやかな嫌がらせです。

[Res: 39645] Re: 壊れかけの絆N  投稿日:2009/02/21 (土) 14:44
酔い潰れ眠る妻を、寝室に抱きかかえるようにして運んだ私は、カラカラに渇いた喉を潤す為に、冷蔵庫から冷えた缶ビールを取り出し、喉を鳴らしながら一気に飲み干しました。

『フゥ‥ ‥‥ 』

ドカッとソファーに座り込み一心地ついた私でしたが、瞼には妻の変貌したヴァギナが焼き付き、鼻腔の奥には、あの目眩がする程に濃厚な、牝のフェロモン臭が染み付いたままでした。

【もう悠莉子は私の手の届かない場所に居るのかも知れない… 】

一心地ついた気の緩みなのでしょうか? それとも脳裏に残る先程までの妻の姿、鼻腔に染み付いた匂いが、妻の情事をより鮮明に想像させたからなのでしょうか?

私は不覚にも涙が零れ落ちていました。


感情が高ぶりを抑えきれなくて慟哭するような鳴咽を漏らす訳でも無く、無表情な頬を、只、只、涙だけがとめどなく伝わって行きました。


時計を見ると既に時刻は23時を回っていました。

私は無様に流れる涙を拭い、テーブルの上に置いたボイスレコーダーに目をやりました。

【きっと、残酷な結果になるのだろうな…。】


分かっているのに聞かずにおれない私は、イヤホンを耳に嵌め、折れつつある心に鞭を入れるようにしてボイスレコーダーの再生ボタンを押したのでした。

[Res: 39645] Re: 壊れかけの絆N チャイデモ 投稿日:2009/02/21 (土) 14:45
叶さん、お疲れ様です。待ちに待った更新ありがとうございます。興奮しながら一気に読みました。引き続き更新お願いします。

[Res: 39645] Re: 壊れかけの絆N まにふぇすと 投稿日:2009/02/21 (土) 15:58
更新おつかれさまでした。目の当たりにした現実に、こちらも震えてきました。
そしていよいよ禁断の扉が開かれるんですね。
ものすごく楽しみです。

ここまでものすごいハイペースで更新されてきただけに、少しあいただけで「もしかしてストップ・フェイドアウト?」と悪夢がよぎってしまいました(プレッシャーになったらごめんなさい)。お体に気をつけて、どんなペースでもいいので、最後までの完走を なんとかお願いします。

時間があると、すぐ投稿はないか確認してしまいます。もう中毒になってしまいました。

[Res: 39645] Re: 壊れかけの絆N DRサム 投稿日:2009/02/21 (土) 16:16
どこかのレスに直木賞ものとありましたが……叶様の作品はノーベル文学賞級です。
続き期待しています。

[Res: 39645] Re: 壊れかけの絆N しんやん 投稿日:2009/02/21 (土) 17:20
長文、ご苦労様です! つづきを楽しみにお待ちしてます!