過去ログ[52] |
---|
[39533] 壊れかけの絆L 叶 投稿日:2009/02/18 (水) 15:17 私はベランダから望む夕闇を見ながら、数時間後に迫った対決に、ときめきにも似た興奮を覚えていました。
読んで下さっている皆様からは首を傾げられてしまうのかもしれないのですが、【恋い焦がれた初恋の相手に会える…】 感覚的にはそんな感じだったのです。 勿論、憎しみや怒り、不信感と様々な感情が渦巻く精神状態でいた事は言うまでもありません。 しかし確かめたい事柄がボイスレコーダーの中身であったり、身に着けている下着であったり、肉体的な変化であったりする訳ですから、この時の私の中には歪んだ欲望もあったのだと思います。 あの土曜日に妻の愛液に塗れたエロチックな下着を見付け、思わず匂いを嗅いで、その強烈なフェロモン臭に衝撃を受け、南京鍵に閉ざされた疑惑の化粧箱の中をあらためて、数々の生々しい疑惑のカードを目の当たりにし、今まで体験した事の無いジェラシーを感じ、私自身の中に眠っていた形の見えない性癖が頭を擡げ始めていたのかも知れません。 ベランダからリビングに戻り、時計を確認すると時刻は18時30分を示していました。 【あと1時間ちょっとか…いよいよだな…】 【ピンポーン…ピンポーン…ピンポ…ン 】 この時、不意にインターホンが鳴り響きました。 【誰だ? 】 私はインターホンの受話器を取りました。 『ただいまぁ…早く終わったの… 』 驚いた事に、予定より早く妻が帰って来たのです。 [Res: 39533] Re: 壊れかけの絆L 叶 投稿日:2009/02/18 (水) 15:18 不意に鳴ったインターホン。
何と想定外な事に、予定より早く妻が帰って来たのでした。 【ガチャ…ッ…ガチャ…バタン…ッ…】 玄関からは妻の帰宅を告げる音。 『ただいまぁ… 早く終わったの。 すぐ美味しい物作るからね。』 両手いっぱいに買い物袋を下げ、肩からは例のボイスレコーダーを仕込んだバッグを下げている。 心なしか普段より血色が良く艶のある表情の妻。 『あぁ…お帰り… 早く終わったんだ? どうだった?会議は…』 努めて平静に答える私。 『うん… 全体の売上げが落ちてるから雰囲気は最悪だった… でも結局みんな、やるしかないからね…。』 明るく笑顔で答える妻。 『じゃあ私着替えて、御飯作っちゃうね…お腹空いたでしょ?』 スーツを通してでも不思議な色香が伝わって来る妻。 一体、何発やられて来たんだか? 妻の言葉に、私は大袈裟に手を振り、 『まぁ、そのまま座っていろよ…昨日さ、帰り際に山崎先輩にバッタリ会ってさ…いいワインがあるから持ってけって…。たまに可愛い嫁さんと一緒に飲めよって…』 私は、わざとらしくキッチンから二本のワインを持って来て見せました。 『せっかく自慢の綺麗な奥様がビシッと化粧をしてキメているんだから… 俺はそれを肴に、この戴いた上等なワインを飲みたいよ。』 妻は一瞬、キョトンとした表情をしましたが、 『えぇ〜 どうしたの? 珍しい… そんな歯の浮くような事を言うなんて…。 そうなんだ…山崎さん、ワインくれたんだ… 。 でも…ワインは私、酔っちゃうわよ。』 『別にいいじゃないか?まだ時間は早いんだし…今日この後、資料整理とかしなくてはならないのか?』 『ううん…今日は別に何も… 』 『じゃあ決まりだ。 久々に飲もうじゃないか。』 妻は、仕方ないわね…といった表情で肩に下げていたバッグをサイドボードの上に置き、こくりと頷いた。 [Res: 39533] Re: 壊れかけの絆L 叶 投稿日:2009/02/18 (水) 15:18 妻は、仕方ないわね…といった表情で肩に下げていたバッグをサイドボードの上に置き、こくりと頷いた。
スーツの上からエプロンをして 『じゃあ、パパッと、おつまみ作っちゃうわね。』と、スーツの上からエプロンをしてキッチンに立った。 私はサイドボードの上の例のバッグを気にしながら、ワイングラスを出して、ワインのコルクを抜きました。 妻は、食欲のそそる匂いをさせながら手際良く、何品かのおつまみを作っている。 エプロンから覗く妻の後ろ姿… スカート越しのヒップライン、膝下から伸びるストッキングに包まれた形の良いふくらはぎが妙に眩しい。 『はい、出来たわよ。 足りなかったら言ってね。 違う物も作るから… 』 エプロンを外しながら、リビングのテーブルにおつまみを運ぶ妻。 『ありがとう… さぁ座れよ。 良いワインらしいから美味しく戴こう…』 私は妻のワイングラスにワインを注ぎました。 『乾杯… 』 明るく優しい笑顔の仮面の裏側を晒して、こいつの本性を見極めたい…。 いよいよ長い夜が始まりました。 [Res: 39533] Re: 壊れかけの絆L 叶 投稿日:2009/02/18 (水) 15:19 ソファーにもたれ掛かるようにして脚を組み、美味しそうにワイングラスを口に運ぶ妻。
色白な顔が、ほんのり紅をさしたように薄桃色に染まり、その瞳はワインのせいで熱を帯び、色っぽく潤んでいました。 『どう?山崎先輩から戴いた、このワイン美味いだろ?』 妻は私の問いに頷くようにして 『美味しいわぁ… ワインなんて久しぶり。でも‥回るのも早いよぉ…』と、両手を頬に当てました。 口あたりが良いせいか、ピッチが上がり、気が付けば一本目のワインは空になっていました。 『私…酔っちゃったよぉ… トイレ…トイレ… おしっこして来るね…』 と、足元をふらつかせながらトイレに立つ妻悠莉子。 気が逸り、ボイスレコーダーの事が気が気で無い私は、このタイミングで妻のバッグからボイスレコーダーを抜き取る事にしました。 トイレの方向に気を配りながら、サイドボードの上のバッグを開き、慎重にバッグの中敷きをめくり上げて、仕込んだボイスレコーダーを型紙代わりの段ボールごと引き抜きました。 引き抜いた折りのバッグの中の乱れを、トイレの方向に聞き耳を立てながら、綺麗に元通りに直し、私は急ぎバッグを閉じました。 手にしたボイスレコーダーの表示を確認するとカウンターは動いたままでした。 私は録音が為されている事に安堵し、型紙にしていた段ボールと一緒にボイスレコーダーをカーテンの裏側に隠しました。 やがてトイレから水を流す音が聞こえて、妻が戻って来ました。 『あなた‥あなた飲んでるのぉ… 】 すっかりご機嫌モードの妻。 ドスンとソファーに転がり込むように座り、タイトスカートが、ずり上がって太腿があらわになってしまっています。 【もう少しで出来上がるな… 】 私はキッチンに二本目のワインを取りに行き、 種類が変わるからと、新しいワイングラスを出して、妻のワイングラスに事前に細かく粒子状に砕いてあった睡眠薬を入れ、ワインを注ぎました。 [Res: 39533] Re: 壊れかけの絆L 叶 投稿日:2009/02/18 (水) 15:19 すっかり酔いが回り、睡眠薬入りのワインを何の疑いも無く口にする妻。
『はぁ…ん… 気持ちいい… あぁ… 』 熱い吐息を漏らしながらワイングラスを傾けている妻。 【コイツって、こんなに色っぽかったかな?】 すっかり酔いが回り、ガードが下がっているのでしょう、タイトスカートが捲れ上がっているにも関わらず、脚を大きく広げてしまい、暑いのでしょうか?いつの間にか、ブラウスのボタンも一つ外されていました。 胸元からはゴールドのブラジャー?のような物が見えて、捲れたスカートからはデルタ部分が微かに伺え、ここもまたゴールド地のショーツ?らしき物が見えてしまっています。 これが澤田統括部長にプレゼントされた下着なのでしょうか? セーブ気味に飲んでいる私でしたが、妻のムンムンとした熱を感じる色香と、ワインの軽い口あたりに酔いが回って来ていました。 私は、先に妻を酔い潰さなくてはと、ボトルを片手に妻のワイングラスに新たにワインを継ぎ足しました。 『あなたぁ…飲んでるぅ?… 飲んでるのぉ? 私をこんなに酔わしてどうするのぉ?… 』 そう言いながらも、グラスを差し出す妻は、既に限界に近付いているようでした。 妻の瞼も、酔いと睡魔でかなり重そうになって来ていました。 おそらく、このまま静かにしていれば、数分で眠りにつく筈です。 私は物音を立てぬように洗面所へ行き、冷水で顔を洗い、気持ちを引き締めてリビングに戻りました。 妻は軽い寝息を漏らしながら寝てしまったようです。 しかし、万が一眠りが浅かった場合を考慮して、私は、暫く様子を見る事にしました。 妻の寝息を聞きながら、今、私が為さなくてはならない優先順位を考えていました。 ボイスレコーダーが、録音している時間は約50時間。 これを綿密に聴き取り、内容を確認するには最低でも4〜5時間はかかるでしょう。 妻の下着姿を確認するのは、今この状態を見る限り、とても簡単な作業であるように思えます。 そしてあの写真にあったヴァギナ… はたして本当に、現在の妻のヴァギナなのでしょうか? これについても、目の前で酔って爆睡している妻のショーツを、少しばかり横にずらせば簡単に確認出来そうに思えてしまいます。 ワインで少しばかり酔ったせいなのでしょうか? 私は普段では考えられない大胆な行動に出ました。 [Res: 39533] Re: 壊れかけの絆L チャイデモ 投稿日:2009/02/18 (水) 15:40 早速の更新、ありがとうございます。頭の中で情景が映像となって刺激し、物凄く興奮してます。次回が楽しみです。
[Res: 39533] Re: 壊れかけの絆L カス夫 投稿日:2009/02/18 (水) 15:43 叶様、お話待ちわびておりました。お早めにお話を聞かせていただき、助かりました。
腹をくくって気分一新。準備万端で、奥様を迎えられましたね。 奥様が眠ってしまう前、トイレの間に、ボイスレコーダを抜き取られるとは、かなり大胆な行動です。 そのあとさらに、叶様が取られた大胆な行動とは何でしょうか。 奥様をベッドに寝かしつけるために、蒼い寝室へ一緒に行かれたのでしょうか。 お話を聞けば聞くほど続きが気になります。お早めにお話をお願いします。 [Res: 39533] Re: 壊れかけの絆L 将人 投稿日:2009/02/18 (水) 16:48 続きをお願いします我慢出来ませんュ凄く興奮します
[Res: 39533] Re: 壊れかけの絆L グググ 投稿日:2009/02/18 (水) 17:13 マジで、たまらん。我慢汁を飛び越えて、ほんとの汁が出そうです。
[Res: 39533] Re: 壊れかけの絆L 私 投稿日:2009/02/18 (水) 17:15 私は、もうすてに射精しました。
|