過去ログ[51] |
---|
[39479] 壊れかけの絆I 叶 投稿日:2009/02/17 (火) 04:08 封筒の中の離婚届…
ご丁寧に妻の記入欄には必要項目全てが書き込まれ捺印まで為されている。 私は体から骨を抜かれてしまった人形のようでした。 力が入らず、思考も定まらず、脱力感しかありませんでした。 人間は怒りや屈辱感や失望感が限度を超えると、咄嗟には反撃に転じる力など失せてしまうのかも知れません。 ぼぅっと熱っぽく霞がかかったような私の脳裏には、妻悠莉子の優しい笑顔の仮面の裏に隠された狡猾な牝狐の姿が思い浮かんでおりました。 実に用意周到な狡猾さ。 携帯電話にしても財布にしても、何かあった時に、万が一でも私に見られる事があったとしても疑惑の種を私に悟らせまいとの強い意志を感ぜざる得ない段取りの良さ。 携帯は、澤田統括部長のデータを見られないように細工をし、財布からは見られては困る産婦人科の診察券やエステティックサロンの会員証を抜き取り、私の目には晒さないようにして…。 私の推測では、既にこのような妻の用心は、一年以上は続いているのでしょう。 浮気を始めた当初は、今よりも細心の注意を払っていたのでは無いでしょうか? しかし間抜けな私は、そんな妻の変化にも一切気付く事無く、坦々とした日々が過ぎていたのです。 【この人は大丈夫だ… 気付かない…】 いつの日か妻の細心の注意を払っていた筈のガードが緩んで来ていたのでしょう。 そんな事からの土曜日の出来事であったと思うのです。 もし…私があの土曜日に音楽を聴きたいと考えなければ、CDを捜す為に妻の寝室に入る事も、あの洗濯ネットに入っていたエロチックな妻の下着を… 発情した牝の印しがベットリ染み付いたあの下着を発見する事もなかったでしょう。 まだ暫くの間は、一つ屋根の下で、妻の仮面の裏側に隠された真実に気付く事なく生活していたのではないでしょうか? 封筒の離婚届けを目にしてから、どれくらい時間が経過したのでしょうか?。 鉛のように重く感じる左腕をこちら側に向け、腕時計を確認して見ると時刻はようやく正午を回ったところでした。 【まだこんな時間なのか… もっと時間が経っているのかと思った…】 私は離婚届けの衝撃が癒えぬまま残りの封筒をチェックすべく、化粧箱に手を伸ばしました。 [Res: 39479] Re: 壊れかけの絆I 叶 投稿日:2009/02/17 (火) 04:13 力の入らぬ気怠さに支配されたままの私でした。
四枚目の封筒は先程までの物よりやや大振りの物でした。 手にしてみるとこの封筒は厚さも重量感もあります。 中身を抜き取ると、それは10数枚に及ぶプリントされた写真のようでした。 【何なんだ…この写真は?】 一枚一枚丁寧に和紙のような物で中が見えないように包まれている写真。 私はイヤな予感と不可思議な興奮の間で写真を包む和紙を慎重に剥がしました。 【あぁ〜っ!マジかよ…】 そこには男女がまぐわう姿が…性器と性器のアップの姿が写し出されていたのです。 男女の顔や体型などは分からない、ペニスとヴァギナだけが強調された写真。 赤黒く怒張し、その驚く程に太い胴に生き物のように浮かび上がる血管…ヴァギナに半分ぐらいは埋没しているのだろう…一体どれぐらいの長さなのだろう? この大きさは外国人か? ヌラヌラとヴァギナから滴たる愛液でその巨大なペニスはテカッていた。 その巨大な逞しいペニスを受け入れるヴァギナも淫水焼けして、縦長なシルエット、卑猥で肉厚なビラビラ…。 明らかにこれらの性器は個々に感情を持っている! そんな風にさえ思える生命力溢れる写真。 【ま、まさか…これって…】 私は疑念を確かめるが如く残り全ての写真もチェックしました。 それら全ての写真はどれも結合部のアップしか写っておらず、顔はおろか体型のシルエットすら分からない形で写されていました。 後背位からの結合部位をアップした写真…、騎乗位での結合部位のアップ、正常位での結合部位… どれもこれも見ているだけで下半身が熱くなるような代物。 更に一枚づつ勃起したペニスだけの全体を写した写真と、濡れて、大きく口を開いたヴァギナからザーメンが零れ落ちる写真。 このヴァギナのアップの写真を見て、私は少しだけ安堵感を覚えました。 私にはひょっとして、これは妻なのでは?と言う当たり前の疑念があったのです。 しかし今、私の手にしている写真に写る卑猥なヴァギナは、私の知る妻悠莉子の物とは、色も、形状も、全くの別物でした。 私は微妙な安堵感を抱きながらも、用心の為に10数枚の写真を一枚づつ全てコピーしました。 産婦人科の診察券、領収書、エステティックサロンの会員証に大量の領収書、これらも全て証拠としてコピーしたのでした。 [Res: 39479] Re: 壊れかけの絆I 叶 投稿日:2009/02/17 (火) 06:15 私は惨めな…そして虚しい気持ちのまま、傍らのメモを見ながらテーブルの上に広げられた化粧箱から取り出した様々な物を丁寧に、そして正確に、一つ、一つ、戻して行きました。
色とり取りのエロチックな下着…たった今、妻悠莉子が身に着けているのであろう澤田統括部長からのプレゼントされた下着のタグ… その下着をラッピングしていた包装紙… 澤田統括部長からの手紙…。 これらを一つ、一つ、化粧箱に戻す度に怒りが込み上げて来る。 産婦人科の診察券に領収書… エステティックサロンの会員証と領収書の束… 破り棄ててやりたい屈辱の離婚届。 そして局部アップのみの猥褻で卑猥な10数枚の写真…。 怒りと屈辱…そして絶望的なまでの焦燥感。 私は込み上げる物を抑えながら、努めて冷静に化粧箱の中を再度チェックしてから、綺麗に四つ折に畳んだ赤と黒のスカーフを掛けて、化粧箱の蓋を閉じて南京鍵を掛けました。 私はその木製の化粧箱を再び抱えるようにして妻の寝室に運びました。 気のせいなのでしょうが、午前中にリビングに運んだ時よりも、今、リビングから妻の寝室に戻す時の方が化粧箱は重たく感じられたのです…。 私は化粧箱を元の場所に戻し、妻の寝室を後にしました。 暫くの間、私はリビングでTVを見る訳でも無く、何をする訳でも無く、手持ちぶたさの子供が理由無く目の前にある物で遊ぶようにコピーした猥褻な結合写真を見ていました。 一枚、二枚、三枚と。 何枚目だったでしょうか私の手が止まり、それを見る私の目が釘付けになりました。 後背位から、その長大で極太なペニスがビラビラをめくり上げてヴァギナに深く挿入されている、真下から見上げるようなアングルで写された局部の写真…。 後から見て右側の陰唇のビラビラの脇に写る、小さなホクロが二つ… 妻である悠莉子にも同じ場所にホクロが二つあるのです。 しかし…私の記憶にある二年前までな悠莉子のヴァギナとは別物と言わざる得ない写真に写る卑猥なヴァギナ。 充血し肥大した濃いピンクの大玉真珠…ビラビラは厚切りのハムのような厚さになっていて、割れ目などは肛門に向かって信じられないぐらいに伸びているのでした。 でも妻と同じ場所に二連に連なるホクロがあるのです。 こんな場所に…それも同じ位置に? 私はこれでもかと重なる出来事に、平常心が保てなくなりつつありました。 [Res: 39479] Re: 壊れかけの絆I りゅう 投稿日:2009/02/17 (火) 06:17 四つ目の封筒の写真は。。。
続きをお願いいたします。 [Res: 39479] Re: 壊れかけの絆I まさやん 投稿日:2009/02/17 (火) 06:37 どしどし投稿をよろしくお願いします。
[Res: 39479] Re: 壊れかけの絆I カメ吉◆Y9dFJs 投稿日:2009/02/17 (火) 06:59 期待を裏切らない寝取られ話になってきましたね。 いやはや・・・・・・・・・・・・・\(●o○;)ノ マイッタ! [Res: 39479] Re: 壊れかけの絆I 将人 投稿日:2009/02/17 (火) 07:38 凄い展開ですね!奥様は今ごろ…デカマラで…デカマラによってラビアもクリも肥大したのですね。間違いありません。早く、慰謝料取って離婚した方が宜しいと思いますよ(;_;)
[Res: 39479] Re: 壊れかけの絆I 出汁 投稿日:2009/02/17 (火) 07:51 いや〜、そうじゃないでしょう。証拠突きつけて慰謝料取ってなんていう普通の離婚じゃダメでしょう。
[Res: 39479] Re: 壊れかけの絆I toy 投稿日:2009/02/17 (火) 09:21 奥さんはその男と、まるで愛し合い子どもを作ろうとする夫婦のように生ではめ合い、中に精液を迎え入れて…。
妊娠したら、即叶さんとは離婚する気なんでしょうか? 壮烈な寝取られ話に、ただただ興奮しています。 [Res: 39479] Re: 壊れかけの絆I 吹雪 投稿日:2009/02/17 (火) 10:01 「叶」さんって以前投稿あった、「樹氷」さん?
|