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[39223] 壊れかけの絆A 叶 投稿日:2009/02/07 (土) 19:54 ドアノブを回し扉を開くと昼下がりの閉め切った妻の寝室から【ムッとする熱気とともに甘酸っぱい女の匂い】が私の全身を包みました。
蒼色のカーテンで閉めきられたままの室内は薄暗い。 蒼色を基調に統一された寝具に木目張のクロゼットに大きな本棚と机… そして室内に充満する濃厚な大人の女性独特の蜜の香り… むせて目が眩みそうになる甘酸っぱい匂いに一種異様な興奮にも似た物を覚えながら私はCDを探しました。 机の上に置かれたPCの横には乱雑に山積みにされた資料とおぼしき書類… ベッドの布団は半分捲られた状態のまま。 【やれやれ…いくら忙しいとは言え、もう少し綺麗に片付けろよ…】 私は軽く舌打ちする思いで雑然とした机の辺りを見ました。 積まれた本の脇に数枚の透明なCDのケースと思しき物が見えました。 私は積まれた本や書類の山を崩さぬようにそれらを慎重に引き抜くと探していたお目当てのCDを見つけました。 【おっ…やはり有ったか… 】 引き抜いた他の三枚は、それぞれのケースに日付だけが記載された中身が不明の物でした。 【う〜ん…何だこれは?悠莉子の仕事絡みの物かな?】 この時の私はそれらのディスクの中身など大して気にする事も無く、元の置かれていた場所に戻してしまいました。 後々になって見ればこれが痛恨の極みでした。 せめてこの時にこれらのディスクの正体に気付いていれば或はあれ程の事にならなかったかも知れないのです。 私は見つけたCDを片手に何げ無く妻のベッドに腰を下ろしました。 あらためて雑然とした室内を見回しながら 【フゥ… … …】っと深く息を吸い込むと布団に染み込んでいるのであろう妻の女の匂いが鼻腔を刺激しました。 【アイツこんな匂いだったかな?】 妻である悠莉子とは約2年もの歳月セックスレスではありましたが、家庭の中では別段二人の間に寝室を分けた以外は距離間がある訳ではありませんでしたから、日常の生活の中で妻の髪から漂う匂いや体臭などに違和感は感じていなかったのです。 しかし今、妻の寝室に篭るように漂う匂いは【私の知る妻悠莉子の持つ匂い】ではありませんでした。 その匂いに戸惑いながら周囲を見回す私の視界に、捲れた掛け布団の内側に隠すように押し込まれた白いネット状の物が見えました。 【何だろう?これは…】 私は自然とそれに手を伸ばしていました。 [Res: 39223] Re: 壊れかけの絆A りゅう 投稿日:2009/02/08 (日) 10:45 寝室を分けると、分からなくなることって多いと思います。
奥様の牝匂に気付いたら、手を打たなくては。。。 続きが気になります。 [Res: 39223] Re: 壊れかけの絆A まにふぇすと 投稿日:2009/02/09 (月) 14:20 ものすごく続きが気になります。
ここ数年で、最高に興奮させられる導入です。 願わくば、最後までの完走を!!!よろしくお願いします。 [Res: 39223] Re: 壊れかけの絆A けいじ 投稿日:2009/02/10 (火) 08:14 俺も続きが・・・
最後までお願いします。。 |