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[37772] 妻をけしかけ…13 真二 投稿日:2008/12/24 (水) 16:59
昨夜は妻も眠れない様子
で、めずらしくワインを
持ち出しました。


『なんか滅入って、眠れ
そうにないわ…』


「そうだなぁ、俺もだ」


『あんな人じゃなかったんだけどなぁ』


「意外と本人は大変な事をしている自覚がないのかもなぁ」


『そうなのかしら…男って昔の元カノを今でも何とかなると思ってるのかなぁ』

「あぁ、それはあるかも
知れない。完全に嫌いに
なったり、大喧嘩して別れたのなら別だけど…」


『女は違うわ。目の前の人しか見ないわよ。好きに
なったら前の人なんて、
どんどんかすんで行くわ』

「男は結構引きずるんだよなぁ…女は立ち直りが早いよ…」


『あなたが、浮気しろとか、三人で遊ぼうとか言うで
しょ?相手が島田さんでもそんなこと言える?』


「えっ!ん−、裕美は
今でも島田となら関係を
もってもいいのか?」


『駄目ね!ありえないわ。
まして今回のようなことがあると尚更よ。あんな人だと思わなかったわ』


「俺も島田は駄目だ。」


『ふふふ…私達なに話してんだろう…うふふ、いやぁねぇ−夫婦の会話じゃないわ』


「ハハハ、そうだなぁ
結局、裕美を他の男に抱かせる話しだ、ハハハ」


この時、正直に言うと…
妻を島田に抱かせてやればすべて丸く治まると…頭の角によぎったのを覚えて
います。


こんな、他愛ない話しでも裕美は幾分気が楽になったのか、それとも私に気を
使ったのか…


『この前、課長に呼ばれた事があったでしょ?』


「あぁ、島田が会社に何度も電話した時だろ?」


『そう、あの時ね、妙に
優しくってさ、君達夫婦は
確か、社長が仲人だったよね、僕で乗れる相談なら、
いつでものるからって…』

「へー、社長が仲人だから優しくしておこう、か。
わかりやすい人だなぁ」


『それもそうだけど、
ほら、あだ名が“象さん”じゃない…思い出したら
可笑しくってさ、うふふ…
あなたが、象さんを捕獲
しろって…』


「あぁ、そうだった!
山内課長のちんちん、象の鼻みたいにデカイとか言う噂だよな…」


「そうだ!裕美は課長なら
落とすのは簡単だって
言ってたよな。」


『そう、飲み会の時は
いつも私のとなりに座って、胸に肘を当てたり、立ち上がる時に、私の太腿に手を付いたり、トイレに行く時、私の後ろを通るんだけど、
何気にさっとお尻を触るのよ…セクハラもいいところ…』


「それなら裕美さえその気になれば、直ぐに落ちるなぁ…。象さん落としてみるか?」


『今はそんな気分じゃないわ…でもあなた、課長なら
いいと思ってるの?』


「いいと言うより、興味かなぁ…男と言うのは、自分の最愛の妻が自分より
大きなちんちんでやられたらどんな反応をするか?
見てみたいと思うんだ」


『悪趣味ねぇ…そんなことさせて、もしそっちが良くなったらどうするのよ』


「それは…困るよ」


『勝手ねぇ』


「でもさ−女の本音と
してはどうなの?大きいのに興味はないの?」


『ん−?以前の私なら、
まったく興味はなかったと思うなぁ』


「今は?女も色んな男を
経験すると、変わるだろ?」

『旦那が変態だとねぇ』


「なに言ってんだよ。
男二人にやらせたのは、
俺より先に島田じゃないか」


『あの話しからあなたが
発病したのよねぇ…
まずかったわ』


「ハハハ、高熱にうなされてるよ。まぁ課長のことはともかくとして、明日も
俺が迎えに行くから、
それまでは待ってろよ」


『大丈夫よ。来なくていいわよ。女学生じゃあるまいし…もう来たりしないわよ。あれだけ言ったんだし』


しかし、島田は来たのです。しかも…

[Res: 37772] Re: 妻をけしかけ…13 カイジ 投稿日:2008/12/24 (水) 22:55
快調なペースで更新してくれるので、読むほうもテンションが切れずに楽しめます。
年末年始を迎えて、何かと忙しいでしょうが、続きを心待ちにしてますので、よろしくお願いします。