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[31162] 家内の情事12 上坂 投稿日:2008/05/11 (日) 01:16
私は深夜に帰宅しましたが、家内は寝ないで待ってくれていました。

「おかえり、大変だったね」

「ああっ、散々だったよ。今の時代はいろいろうるさいよ。以前なら電話で謝ったら済んでいるのになあ…それはそうと、どうだった?健太君の料理は」

「えへっ、もう笑っちゃうわ。あれでよく食事をご馳走しますなんて言えたものね。結局ほとんど私が作っちゃったわ。でも自分でやろうとするだけでもいいことよね」

「そうだな、まあ本人が自分で食事に気を使うようになることはいいことだよ」

「そうね、いつまでも若くないしね」

「さぁ、俺は風呂に入るから先に休んでくれよ」

食事のことなどは正直どうでもよかったのですが、家内がそれ以上何も言いそうな感じでもなかったので私は風呂に入りました。

翌日の昼、健太君は約束の時間に待ち合わせ場所の喫茶店に来ました。DVDを受け取り、昼食を共にしながら健太君に聞いてみました。

「1歩前進か?どんな前進なのか楽しみだな、ゆっくり見せてもらうよ。家内は特に変わった様子はなかったけどな」

「そうですか、むしろ変わっておられない方がいいですね。何事もなかったかのように自然の流れとして受けとめていただければ、僕もうれしいです」

「そうか、自然の流れの中で1歩前進か。ますます楽しみだな」

私は健太君に余裕の表情を見せていたつもりでしたが、心の中では早くDVDを見たくてたまらなかったのです。
その日は7時頃に帰宅しましたが、DVDを見ることが出来た時は11時を過ぎていました。家内が寝室に入ったのを確認し、私はボリュームを落してドキドキしながら再生させました。

DVDに出てきた健太君の部屋は前と何も変わっておらず、ビデオが隠されている位置もまったく同じのようでした。
二人でキッチンに立って食事を作っているのか、家内と健太君の姿が見え隠れし、時々話し声も聞こえてきました。

「ああっ、だめよ。それは先に煮込まないと」

「ちがう、ちがう、いいわ それは私がするから」

どうやら健太君が何とか自分でしようとしているのを、家内は見ていられないといった雰囲気です。

その後は前と同じような光景でした。二人で食事をしながら談笑し、その後はまたもやワインを傾けていました。

「健太君もやればできるじゃない、私 見直したわ」

「そうですか、でも全然ですよね。仁美さんがいないと悲惨な料理になってとても食べられたものじゃないですよ」

「いいの、いいの、食事に気をつけようと思うだけでも全然違うから」

家内に褒められて健太君はすごくうれしそうな顔をして笑っていました。
まさか、これが1歩前進なのかな、そうだとしたらとんだ筋違いな前進だな…
そんなことを思いながら、前とほとんど変わりないDVDに私も飽きてきたところでしたが、健太君が家内に言いました。

「仁美さん、肩がこるんですか?」

家内がワインを飲みながら時々肩のあたりを触っているのをみて健太君が声をかけたのです。

「うん、私 結構若い頃から肩がこるタイプなのよね」

すると健太君はちょっと深呼吸して言いました。

「そうなんですか、もし…よかったら僕が揉んであげましょうか?」

「ほんとに?じゃあお言葉に甘えちゃおうかな」

すると健太君は家内の背後にまわり、後ろから家内の肩に手をおいてゆっくりと揉み始めたのです。健太君が初めて家内の身体に触れた瞬間でした。

これか……確かに前に比べれば1歩前進だ、

健太君の手はやや震えているようでしたが無理もないでしょう。指一本触れることが出来なかったのに、今は堂々と家内の肩に触れているのです。
健太君の手には服の上からとはいえ家内のブラジャーの感触も伝わっているのか、顔が真っ赤になっていました。

家内もやはり最初は意識したのか、やや恥ずかしそうにしていましたが、じわじわと心地よくなってきた感じです。
やや顔を赤らめながら、下向き加減で目を閉じて健太君の肩揉みに身を任せていたのでした。
大きな手でゆっくりと肩を揉みほぐした後、健太君は左手を家内の左肩において支えると、右手で首の下から背骨へとゆっくりと指を立てて指圧するように摩っていきました。
すると、下向き加減だった家内は身体を反りかえらせて顔を斜め上に向けると、目を閉じたまま思わず喘ぐような声を張り上げたのです。

「ああっ、ああっ、気持ちいいっ、すごく いいっ…」

健太君の右手は、背骨を摩りながらだんだん下がっていき腰骨のあたりまできました。家内の身体はますます反り返り、健太君の左手のみで支えられていました。

[Res: 31162] Re: 家内の情事12 待ち人来たらず 投稿日:2008/05/11 (日) 02:11
深夜の投稿ありがとうございます。ついに奥様の体が若い男に触れられる時がきたんですね!!
続編をお待ちしております。

[Res: 31162] Re: 家内の情事12 Love Gun◆A1OZGk 投稿日:2008/05/11 (日) 02:44
ども!パート11・12と拝見いたしました。肩もみから発展しての喘ぎ声..
奥様は健太クンの欲望を直感で..いや女心で感じとってしまった..?
なにはともあれ発展です!!この後の展開に..勃起しますね。

[Res: 31162] Re: 家内の情事12 黄昏 投稿日:2008/05/11 (日) 05:41
正に純真無垢な、奥様、母性本能だけで健太君に接している
真面目な健太君が男の本能を曝け出したとき
奥様の動揺は、動転が
楽しみです
いつもありがとうございます

[Res: 31162] Re: 家内の情事12 SH 投稿日:2008/05/11 (日) 07:05
性行為のストレート過ぎる表現が溢れるこのサイトで、上坂さんの文章は一際輝いてますね

SEXに至までの過程、ドラマがないといよいよ本編って時に盛り上がりませんからね

もっと焦らして下さい!!

[Res: 31162] Re: 家内の情事12 上坂さんファン 投稿日:2008/05/11 (日) 21:11
更新ありがとうございました。

DVDを見る上坂さんのように今回の投稿をドキドキしながら読ませていただきました。
焦らずゆっくりじっくりの更新をお願いします。

記憶をたどりながらの投稿になるのでしょうが、
できましたら、その時の奥様の格好など、
細かいところまで教えていただけたら
一層、興奮して読ませていただけそうです。

がんばってください。 応援しています。

レス投稿でSHさんが書かれていましたが
>性行為のストレート過ぎる表現が溢れるこのサイトで、上坂さんの文章は一際輝いてますね
は、同感です。