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[25985] 甘い考え2−1 白鳥 俊樹 投稿日:2007/11/25 (日) 21:15
数日後の土曜日の朝に、望月悠子さんが訪ねてきました。

悠子「この前の、飲み会で飲ませ過ぎて、御免なさいね、お詫びとして、マッサージ整体の回数券を受け取って、とても有名な先生だから、リフレッシュするわよ」

妻「でも、わるいわ・・・私も飲み過ぎて皆さんに迷惑をかけたから」

悠子「迷惑なんてないわよ、皆さん白鳥さんが美人だって、喜んでいたわよ」

私「そうですか、お世辞でも妻を褒められると、私も嬉しいですよ、折角だから回数券を頂きますよ、私が使っても良いですか?」

悠子「え、えー、ご主人でもOKですよ、ただ、明日、奥様の名前で予約を入れましたので、奥さんからですけど、一緒に行ってみてください」

私「もう、予約を入れたのですか?気が早いですね、まー、明日は暇ですから妻と行ってみますよ、子供も今夜からお祖母さんの家にお泊りですしね」

悠子さんは、しばらく雑談をして帰って行きました。

私は、鈴木達の作戦が始まったのを直感しました。私も、妻に内緒で作戦を立てます。

妻も私が一緒に行くと言う事で納得しています。

当日、私達夫婦は、マンションの前にいます。ドアには、平野整体の看板が・・・。

私「初めまして、望月さんの紹介で来ました、白鳥です。」

先生「はい、伺っております。今日は、奥さんの整体ですか?」

私「はい、そうです。私も居て良いですか?」

先生「構いませんよ、別室にお茶とお菓子がありますから、ゆっくりとして下さい」

妻「よろしく、お願いします」

先生「ところで、奥さん、着替えを持ってきましたか?Gパンじゃ無理ですよ」

妻「い、いえ、持ってきませんでした・・・」

先生「じゃ、望月さんのスエットをお貸ししますから、更衣室で着替えて来て下さい」と言って妻にスエットを渡します。

妻が着替えをしている間に、アロマオイルを熱して、リラクゼーション音楽をかけます。

妻が着替えを終えて、整体台にうつ伏せに寝ます。

マッサージの開始です。平野と言う男は、年齢50歳くらいで、がっちりとした体格です。

私が側に居るので、普通のマッサージです。暫らくして、私が妻に

私「どうだ、調子は」と訊ねます。

妻「気持ちがいいわ・・・疲れが取れているって感じよ。」

私「そうか、ちょっと車に戻って煙草を吸ってくるよ」私は、マイバッグにボイスレコーダーを仕掛けてから、部屋を出ます。

20分位して、部屋に戻ります。マッサージも最後の方です。先生が私を整体室に呼びます。
先生「旦那さん、奥さんの骨盤に歪みがありますから、しばらく週一ぐらいで通ってほしいです」

私「そうですか、分かりました」

妻が治療を終えて、別室で着替えをします。私はわざとマイバッグ忘れて妻と一緒に帰ります。

暫らく走ってから、バッグ忘れたので取りに行く旨を、妻の携帯からします。

無事にバッグを回収して家に帰ります。

妻と夕食を食べながら色々と訊きます。

私「整体はどうだった?」

妻「気持ちよかったよ。」

私「俺が居ない間に、何か変な事をされた?」

妻「馬鹿ねー、そんな事はなかったわよ。私の骨盤が歪んでいるって心配していたよ」

私「そうか、じゃあ、しばらく通うか?」

妻「うん、来週の日曜日に予約を入れたから、あなたも一緒に来てね」

私「え、また一緒に行くのか?もう、一人でも大丈夫だろ?」

妻「大丈夫だけど・・・やっぱ、一緒に来てよ」

私「分かったよ」

その夜、妻を求めましたが、骨盤の歪みが矯正されるまでSEXを控えた方が良いと、言われたため、空振りに終わりました。

そして、妻が寝付いてから、居間に行きボイスレコーダーを再生します。

再生開始

先生「仲が良いですね。」

妻「そんなことないですよ」

先生「奥さんが奇麗で、羨ましいかぎりです。」
暫らく沈黙が・・・。

妻「い、痛いです」

先生「では、これはどうですか?」

妻「痛いけど、我慢でできます」

先生「そうですか・・・やはり・・・。」

妻「なんですの?」

先生「骨盤に歪みがあります。たぶん、こうすると痛いはずです」

妻「あ、あ、い、痛いです。」

先生「やはり、そうですね、ところで、最近、夫婦生活はどうですか?」

妻「え、何の関係が・・・?」

先生「いや、骨盤が歪むと夫婦生活に悪影響がでますよ」

妻「そ、そうですか?・・・病院に行った方が良いですか?」

先生「いや、まだ病院に行くほどでもないですよ、私の治療で完治しますから安心して下さい、ただ、最初の一ヶ月間は毎週日曜日に、来て下さいね」

妻「はい、分かりました・・・よろしくお願いします」

先生「それでは、予約を入れておきますね、それから、完治するまで夫婦生活の方は控えて下さい。まあ、一ヶ月ぐらいで治りますよ」

妻「は、はい」

暫らくして、私が部屋にもどります。そして、妻と共に部屋を出ます。
少しすると、整体師が電話をかけます。

やはりな、予想通りだ、多分、相手は鈴木のはずだ。

先生「私だけど、今、終わって帰ったよ」

先生「旦那が居たからな、普通のマッサージに少しテストを入れた程度だよ」

先生「結果か?あの美咲って女は、かなりのMだな」

先生「保証するよ(笑)何時ものように、骨盤が歪んでいるって脅して禁欲させたから、来週が楽しみだよ」

先生「なに、来週、隣に来るのか」

先生「また、旦那と一緒だと空振りだぜ」

先生「そうか、分かったよ、じゃ、部屋に無線CCDカメラをセットしておくよ」

やはり、あの整体師もグルか・・・私は、ゆるせないが、その後の展開を期待する思いで葛藤しました、さらに、妻の事を かなりのMと断言した整体師の話が気になり、静観することにしました。

それに、無線CCDカメラなら、駐車場でも傍受できるかもしれないので、車を改造して準備をします。さらに、新しいバッグを妻にプレゼントします。

ただし、バッグには気づかれないように、ボイスレコーダーを仕掛られるように細工をします。

準備完了して日曜日を待ちます。その時の葛藤は、今でも忘れることはできません。

[Res: 25985] Re: 甘い考え2−2 白鳥 俊樹 投稿日:2007/11/25 (日) 22:22
平野整体の駐車場に車を止めて、妻とマンションの一室に向かいます。妻は私のプレゼントしたバッグを肩から掛けています。

そして、妻と一緒に室内に入ります。整体師のガッカリする顔を見てやろうと思いましたが、意に反して、整体師はいたって普通です。

妻が更衣室に入ります。

妻「あら、望月さん・・・これから?」

望月「今、治療が終わったところよ、でも、暇だから少しゆっくりしていくわ。」

なるほど、俺が居づらい雰囲気をつくるってことか。

私は気付かれずに、ボイスレコーダーを録音にセットします。

私「望月さんが居るから、私は車に戻って、少し寝るよ。終わったら電話をしてくれ、迎いに来るから」

妻「うん、じゃ、終わったら電話するね」

先生「ご主人、今日から本格的な治療に入りますから、3時間ぐらいかかりますよ、一度、帰宅してからでも大丈夫ですよ」

私「そうですか、でも、また運転するのも面倒だから、車で寝ていますよ」そう言って部屋を出ます。

私は、車に戻って、無線CCDカメラの電波を探します。

やっと電波を探し当てて直ぐにHDに録画をします。その画像には誰も居ない診察室が映し出されます。

妻が着替えをして、診察室に入ってきます。その後から、望月さんも入ってきます。

妻と望月さんが何か、会話をしているようです。

妻は笑いながら、手を左右に振っています。

整体師が部屋に入ってきます。妻はこの前のようにうつ伏せになります。

望月さんは、何か一言いって部屋を出ます。もしやと思い、私はモニターの電源を切り、寝たふりをします。

暫らくして、運転席側の窓を叩く音がします。

私「あ、望月さん・・・どうしましたか?」

望月「奥さんが治療している間は、暇なので、そこの喫茶店でお茶でも飲みませんか?」

私「別に構いませんが」

望月「ありがとう、じゃ、行きましょう」

妻の事が心配ですが、望月さんの誘いに乗ります。喫茶店に入ってコーヒーを注文します。
望月さんは、紅茶とケーキを注文します。

望月「無理に誘って御免なさいね」

私「いや、そんな事は無いです、美人の望月さんに誘われて光栄です」

望月「光栄なんて、嬉しいですは、でも、私より白鳥さんの奥さんの方が美人ですよ、PTAの男性陣も美人だって誉めていますわよ」

私「そんな事はないですよ、美咲は普通の女ですよ」自慢の妻ですが謙遜します。

望月「ところで、奥さんはパートとかで、働いているの?」

私「いいえ、専業主婦ですよ」

望月「そう、良かったは、実は私 PTA以外にも、お茶とお華の教室を開いているの、奥さんを誘って良いかな?」

私「そうですね、妻しだいですけど、誘って下さいよ。」

それから、暫らくの間、世間話で盛り上がります。

本当に、この望月さんが、男達のオモチャになっているのか疑問に思えました、そして、その事を想像してしまいました。
私だって、望月さんを自由にしたい願望がありますが・・・。

2時間半を過ぎて、妻の事が気になりだした頃、私の携帯に妻から電話がありました。

妻「今、終ったよ、迎えにきて」

私「今から行くよ」妻の声があまりにも普通だったので、意外でした。妻から悪戯をされたと泣きつかれたら、整体師を殴って慰謝料を請求しょうと考えていました。

望月さんとマンションに向かいます。

部屋に入って妻の顔を見ますが、何時もと変わりません。なんだ、何もなかったのか・・・期待を裏切られた残念と安心が入り混じった変な感じでした。

妻「あら、望月さんと一緒だったの?」

私「あー、そうだよ」

望月「ごめんなさいね、近くにケーキの美味しい喫茶店があるの、一人で入り辛いから、ご主人をお借りしました」

妻「私も美味しいケーキが食べたいな」

私「じゃあ、今から行こうか?」

望月「私は、少し疲れたから、もう一度、マッサージをして貰うは、」

妻「先生、ありがとうございました。また、来週もお願いします」

妻と部屋をでます。歩きながら妻から話してきます。

妻「本当に望月さんと喫茶店に居たの?」

私「ああ、喫茶店で話していたよ」

妻「本当に?」

私「本当だよ、今から行って店員に聞けばいいよ、なんだ、ヤキモチか?」

妻「だって、望月さんって、奇麗で少しエロい感じじゃん」

私「馬鹿だなー、俺はお前一筋だよ」

妻とさっきまで居た喫茶店に入ります。

私「今日の、治療はどうだった?」

妻「気持ち良かったわよ」

私「それだけ?変な事をされなかったか?」

妻「大丈夫だよ、顔は悪いけど、良い先生だよ、来週からは一人で行くね」

なにか、変な胸騒ぎを感じながら、帰路に着きます。

[Res: 25985] Re: 甘い考え2−1 ミド 投稿日:2007/11/25 (日) 22:31
うわ〜、ドキドキするう〜。最初から読ませていただきましたが、ものすごく興奮して、あっという間に読み終えてしまいました。
大作なので書くほうは大変でしょうが、引き続き更新をよろしくお願いします。