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過去ログ[32]

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[24399] 密かな妄想 3 HH 投稿日:2007/10/04 (木) 17:16
ぼっちゃんさん、digioさん、コメントありがとうございます。
では、続きです。




「お前、もう一度Sに抱かれてみたいんだろ?」

その質問に対して妻は答えなかった。
いつものようなプレイの最中だから、妻は私の嫉妬心を煽るために答えを合わせると思った。
でも妻は答えなかった。答えないのは、本心が「YES」だからだろう。
本当にSに抱かれたいと思い始めていたからこそ、妻は質問に答えられなかったのだ。
私から質問を浴びせられる度に、Sと体を重ねていた日々のことを思い出していたんだ。
Sの逞しい胸や腕。そして体の中に突き入れられる感覚。奥に出される熱い感覚。
どれも私の質問によって、ひとつひとつ鮮明に思い出したんだろう。
そして、妻は欲しがっているんだ。私以外の男の体が欲しくてたまらないんだ。
Sの太く長いものを、もう一度自分の体に深く受け入れたいと思ってるにちがいない。

「内臓が押される感じ」
Sに奥まで突かれた時のことを思い出してみろと言うと、妻はそう答えた。
そんな力強いセックスを、もう一度してみたいと思っているんだ。
妻の体は、私にはできない激しいセックスを求めている。
私は自分勝手にそう理解すると、妻の体の中に淫乱女の片鱗を感じ、激しく突いた。
私では届かない部分を刺激しようと突き続けた。



会社でのSとの関係は、あのパーティー以来少し変わっていた。
日常の仕事で一緒に行動することはなくなっていた。
そんなある日、酒に誘われ、Sが言った。
 「悪いと思ってる。K(妻)さんが君と結婚したことは知っていたけど、
 過去のことをわざわざ知らせる必要もないと思って黙っていた。
 随分昔のことだし、他の招待客も知らないだろうと思ってた。
 俺としてはKさんが幸福になってることを確認したかっただけなんだ。
 それから、正直に言うと、Kさんが俺の顔を見て驚くとこを見てみたいという
 悪戯な気持ちもあった。俺が馬鹿だった。本当にすまないと思ってる。
 招待を断るべきだった。

 でも、君たちが幸福なのを知って安心した。
 罪滅ぼしというわけではないが、俺は地方に転勤希望を出した。
 君たちに不愉快な思いをさせた上に、近くにいて気まずい思いをさせたくない。
 実を言うと、俺は近々いまの女房と離婚する予定で、それが決まったら故郷に
 帰りたいと思っていた。今まで調子に乗って仕事してきたけど、そろそろ疲れた。
 今回、いろんなことが重なって、ちょうどいい機会だと思って異動を希望した。
 だから、もう君たちに会うこともないだろうし、田舎で釣りでもしながらのんびりやるよ。

 それで、俺の後任だけど、君を推薦しといた。
 強く推薦したから余程のことがなければ君が昇任するはずだ。
 これは奥さんとのことは関係ない。君の仕事ぶりはちゃんと見てきたし、
 正当な評価の結果なんだ。だから、じきに内示があると思うが引き受けてほしい」

そんな話をSから打ち明けられた。
私はSの言葉に誠意を感じた。そして、Sの代わりに自分が昇任し、
Sが地方に行ってくれることでほっとできるとも思った。
その反面、Sがいなくなると、妻とSとのセックスを妄想する機会も減り、
次第にもとのセックスレス状態に戻ってしまうのではないかという不安もあった。


私の密かな妄想の中では、妻をSに貸し出し、何度も抱かせていた。
薄暗い灯りの中。
私はソファーに座った妻の前にひざまづいている。
妻は私の前で大きく脚を開いている。私は妻の秘部に舌をあてがい、
中から出てくるSの精液を舐め取らされている。

なんという屈辱。
しかし、それは私が自ら望んだ屈辱。

「私の体、Sさんに汚されちゃったの。だから全部きれいに舐めて頂戴」

私は妻にそう命令され、妻の体から流れ出てくるSの精子を舐めさせられている。
妻は私の髪をつかむようにして頭を押さえ、自分の赤く腫れたいやらしい部分に押しつける。
私は押しつけられて息ができないようになりながらも、必死で舐める。

「ねぇ、入れて。お願い」
妻にそう懇願されると、私は嫉妬で興奮し、最高に固くなったペニスを
妻に挿入する。ほんのさっきまで、Sの大きなものが激しく突き刺さり、
大きく広がっただらしないその穴を塞ぐように。
「だめ・・。もっと奥までよ・・・」

根元まで深く挿入してから、そっと引き抜いた私のペニスには、
奥に出されて溜まっていたSの精子が絡みついている。
私の亀頭の周囲に白濁したものがたっぷりと確認できた。
妻もそれを確認すると、私のペニスを掴んで引き寄せ、頬ずりするようにして舐めた。
「ああ、懐かしい。Sさんの味」

自分のペニスで妻の体から掻き出した他の男の精液を、さらに妻が舐め取る
こんなに興奮することが他にあるだろうか。
「Sさんに抱かれてる時が最高」
「Sさんの体が忘れられない」
妻は遠慮なくそう言う。しかし、その時こそ私が最高に嫉妬し興奮できる時。
そして、最高の幸福を感じた。
私はそんな光景を何度も夢見るようになってしまった。


ある日、妻にSの転勤の話をした。
妻はまったく気にしてない様子だった。不自然なくらい無関心を装った。

「今度、送別会をやろうと思うんだ。Sは俺を後任に推薦してくれたし、
 過去のことは水に流して、送り出してやりたいんだ。
 Sは体も壊してるらしいから、もう東京には戻ってこないつもりらしいよ。
 だからSをここに呼んで送別会をやってやりたいんだ」

「なんで?ここじゃないとダメなの?外でやればいいじゃない」
「無理するなよ。俺はもう気にしてない。最後に会っておきたいだろ」
「私はべつに・・・」
「とにかく、そういうことで招待してあるから、料理とか頼むよ」
妻「・・・・勝手なんだから・・・。」
妻は不機嫌な表情をつくっていたが、内心は喜んでいるはずだ。

私の妄想は現実に近づきつつあった。

[Res: 24399] Re: 密かな妄想 3 ぼっちゃん 投稿日:2007/10/05 (金) 07:56
いよいよ、念願の現実に・・・早く続きを読みたいほど引き込まれてますよ。

[Res: 24399] Re: 密かな妄想 3 digio 投稿日:2007/10/05 (金) 09:13

密かな妄想の部分は、メチャクチャ興奮しました!
日常の中に隠れている「淫欲」ですね〜〜〜。 これからの展開が楽しみです!!!