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[23475] 抱かれた妻 7 スパ 投稿日:2007/08/30 (木) 15:25
私がリビングに戻り時計を見上げると、すでに深夜2時近くでした。
興奮覚めやらぬまま、ソファに寝そべり目をつぶります。
体全体が興奮しているようで、全く眠気は感じられませんでした。
目をつぶったまま、30分程経った頃でしょうか…
寝室の引き戸が静かに開き、妻が出てきました。
寝たふりをしている私を覗き込んでいるようで、
息を殺している気配だけが感じられました。
妻は再度寝室に向かい、ヒロに話し掛けています。
「よかった…アツシ熟睡だった。大丈夫だからヒロくんも出て。」
妻とヒロは少し離れてソファに座りました。

「やっぱりアツシの姿見ると、すごい罪悪感…」
ため息をつきながら妻が口を開きました。
『俺だってそうだよ。でも、ひとみちゃんは悪くないから。
全部俺の責任。罪悪感なんか感じなくていいよ。』

しばらく無言で向き合っているようでした。
「でも…びっくりしたけど、正直気持ち良かった…」
『そう?俺もだよ。機会があったら、またしちゃう?』
「ばか。機会なんか作りませんよーだ。」
小さく笑う二人でした。

『アツシも仕事が忙しかったりで疲れてるんだろうけど、
たまには奥様かまってあげないとな。』
「でしょ?こんなにかわいいのに(笑)」
『あぁ…でも、今日は久しぶりの恋人気分が味わえて、
何ヵ月ぶりかのセックスまで出来て良かったなぁ…』
「もう!いくら寝てるって言っても、アツシの目の前でそんな事言わないでよね。」
妻の口調から怒気は全く感じられず、じゃれ合う恋人同士のようです。
『まぁ、今日の事は一生二人だけの秘密だな。』
「死ぬまでね(笑)」

その後、しばらく他愛の無い会話を交わした後、
ヒロは帰る支度をして玄関へと向かいました。

『これからも今まで通り、普通に喋ったりしような。』
「できるかな…私。今日の事、忘れられるくらいまで会いたくないかも…」
『そんな事言うなよ…』
「うそ!(笑)2時間くらいだけど、擬似恋人同士だったんだもんね…
でもさ、早く彼女作ってよね。私の事好きになっちゃうと困るから(笑)」
『了解。じゃあね。』
「うん。気を付けて…」

私は薄目を開けてその様子を伺っていました。

ドアを開けようとしたヒロは振り返り、
『最後にキスしちゃだめ?』
と囁きました。
妻は私がいるリビングに、チラッと目を向け寝ているのを確認したようです。
「いいよ…」
ヒロは再び妻を抱き締め、唇を重ねました。
ヒロの太い腕でしっかり抱き締められた妻は、なんだか私のものではなくなってしまったような…
そんな感覚に襲われました。

ドアが閉まり、妻は鍵を掛けて振り返りました。
なんとも表現しようのない表情をしています。
私への罪悪感からか、リビングには入って来ず、
妻はそのまま寝室に入り出て来る事はありませんでした。
私も妻と二人きりになるのは何故か躊躇われて、
そのままリビングのソファで眠り、翌朝を迎えたのでした。
        つづく

[Res: 23475] Re: 抱かれた妻 7 スパ 投稿日:2007/08/30 (木) 15:26
前回の投稿から1ヵ月以上経ってしまいました。読んでくださっていた方、ごめんなさい。

[Res: 23475] Re: 抱かれた妻 7 くまたか 投稿日:2007/08/30 (木) 16:21
待っていて良かったです、非常に興奮して、股間が疼きっぱなしで、よみました、
応援してますので、続きを宜しくおねがいします(__)

[Res: 23475] Re: 抱かれた妻 7 北方 投稿日:2007/08/30 (木) 20:59
ひろちゃん
いいやつじゃん!

[Res: 23475] Re: 抱かれた妻 7 トシ 投稿日:2007/08/30 (木) 23:42
きっと再開してくれると信じていました、やっぱりスパさんは最高ですね
続編お待ちしています。