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[22521] 妻、恵美子16  九州男児 投稿日:2007/08/01 (水) 14:10
私は勃起がおさまるのを待ってコッソリと外に出た。
私の瞼に先ほどの二人の姿が焼きついている。二人の、濃厚にキスをする顔が。
妻はYの顔を両手で押さえて自ら舌を差し出していた・・・。
気がつくと旅館の母屋に来ていた。降り出した雨にも気がつかなかったのである。
旅館の仲居が心配そうに大丈夫かと声をかける。やっと私は我に帰り、
バーの場所を尋ねてスツールに座りウィスキーのオンザロックを注文する。
夕食前にバーに来る客をいぶかしむバーテンダー。
アペリティフでなく、ウィスキーを夕食前に飲みに来る客はいない筈である。
カラッポの胃に落ちたウィスキーが私に少しの酔いをもたらす。
バーテンダーに礼を言い部屋に戻る。今度は大きな声で玄関を開けた。
妻が頬を赤く染め、浴衣姿で現れ
「どうしたの?遅かったのね」と聞く。
「うん、母屋の中を見て回ってたんだ。素敵なバーがあったんで一杯飲んできた」
と言うと
「あら、あたし達も行けば良かったわね。お風呂に入ってテレビなんか見たりして
退屈してたのよ」と白々しい嘘をつく。
Yは私に
「そろそろ食事だそうです。今、連絡がありました」とにこやかな顔で言う。
ウィスキーの酔いが嫉妬心を少し抑えてくれたのか、私も笑顔で
「そう、そりゃ楽しみだ。3人で楽しく食べよう!」
と答え、私も風呂に入ることにした。部屋に食事を運ぶ音が聞こえている。
降り出した雨が少し強くなった。
いよいよ今夜、Yの肉棒に狂う妻の姿を見ることになる。私は興奮に身震いした。
庭では蛙が鳴いている。