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[20901] ほんとかよ〜!(13) 見学好き男 投稿日:2007/06/20 (水) 08:34
 先生は2日目の様子を話し始めたが、自分の心の容量は限界だった。

「あー、ちょっと待って、ちょっと質問なんだけど、いい?」ただの時間稼ぎだった。

 あの、初めて妻が俺以外の男のモノを挿入された時間帯は、訳もわからぬまま
過ぎてしまった。そして、車の中で妻の欲情した尻を想像していた時間帯に、
妻は先生の要求に負けて足を開き、2度目の挿入を許していた。
 願われたとはいえ、先生の精液をドクドク流しこまれるギリギリと知って
「先生・・」と呼び、玄関を出てきた妻が、まさかもう1度先生に犯された
直後の姿だとは想像もしなかった。
 翌日の先生の誘いも、精液を2度も体内に受け入れる覚悟の中で受け入れ、
その約束を翌日もめぐらしながら過ごし、先生にメールをいれ、特別に時間を
作ってここに来た。妻の心の中に、私の存在しなかった時間帯。
性的な要求は当然覚悟しての事だろうに。

 妻は、私の浮気を知っていた。3年前といえば妻に平手打ちをくらい、
スワッピングは無理な話とあきらめ・・女あさりを始めたころ。妻は、
相当早い時期から知っていた。女は勘がいい。ましてあんなに感のいい女が、
知らぬはずもなかった。外の女に意識が向いていて、そんな事も気ずかなかった。
 追求されなかったからセーフとか、いつもの様に接してくれるからバレて
いないとか、ましてや妻の耐えるつらさなど想像もしなかった。
自分の馬鹿さ加減が見えすぎるほど見えた。

 確かに、妻は肩こりなど訴えた事はなかった。今になって、よく私の肩を
揉んでくれた頃を思い出した。
「すごいわねー、なんでこんなに硬くなっちゃうのかしら」一生懸命長いときは
1時間も揉んでくれたりした。
「今度は俺がもんでやるよ」
「アハッ!くすぐったいからやめて!あなた、本当にわたしはこってないったら」
本当に肩はフニャフニャだった。
「おまえさー、学校の先生って神経使わないの?それともおまえだけ?」
「え?」
「それにさー、ふつう女って、肩こるんじゃないの?俺たち男と女逆かもな」
「あ、な、たー!それどういう意味よー!」
 勿論ジャラケアイだが、からみ合いがセックスの前戯に変わる時に一瞬、
真顔で恥じらいの表情をみせる、その性に対する真面目さウブさがたまらなかった。

 9人の女に興ざめする瞬間はそんな時だった。まるで日常行為のように平然と
俺の愛撫を受け入れ始めるか、最悪はニヤッと汚い表情をみせる女もいた。
 だから先生が言う事もよくわかる。
体調の悪さを訴える妻は、確かに3年前から・・そうだ、確かにその頃だった。

 この3年間、妻の心が、俺が思っていた所にはいなかった事が衝撃だった。

「あのー、〇〇さん、どういう質問なんでしょう・・か?」
「あ、あーそれね、つい想像してて、あー、なんだっけ、ハハ、あっ、そうそう
先生さー、恵美さん俺が連れてきたって事は、恵美さん既に俺と浮気してるって
ことじゃない、そうだろ?」
「え、えーもちろん」
「だろ?だったら、恵美さんに浮気を勧めたって言ったけど、それおかしくない?」
「あー!それですよね、私も言ってる途中であー、この人〇〇さんと浮気している
人なんだって気ずいて話しを修正しなきゃと思いかけたんですけどね、だいたいが
恵美さん見ててそんな事言わせるほど、〇〇さん怒らないでくださいね、〇〇さんと
浮気している女性に見えなかったんですよね、だからついボクもあんな事言い出しちゃった
んだと思います。それに恵美さんも『私、もう浮気してます』なんて言う雰囲気じゃ
なかったし、ボクの話を恵美さんも自然に聞いてくれたような気がしたし、だからね、
私思ったんですよ、不倫しても浮気しても清楚さを失わない女性もいるんだって・・
ハハ、おかしいですかね」

 「ん〜、9人みんなじゃないけど、初めてじゃない女が多かったからね、本気に
なられたら恐いからさ、あー、先生それだから余計ノボセちゃったんじゃないの?」
 「まあ、それもあるかもしれませんけど、それだけじゃありません!・・
〇〇さん、やっぱり私が恵美さんと交際するの、いやなんでしょうね・・
どう・・でしょうか?やっぱり別れたからって、知り合いが付き合い始めたら
いい気持ちしないですよね」
 「いや、そんな事ないけど・・」
 「え?ほんとですか!もしも、私が申し込んで、不倫でおかしいけど、交際して
くれるって言ったら〇〇さん、怒らないですか?」
 「え?交際?!・・」
 「〇〇さんがOKくれたら、すぐにでも申し込みたいんですけど、不倫で
おかしいんですけど・・結婚前提に・・」バカじゃないかと思った。
 「けっ、結婚〜!先生、旦那さんいるんだよ?恵美さん、結婚してるんだよ?
それに、先生まだ1週間も経っていないんだよ?いくらなんでも暴走しすぎじゃ
ないの?!」
 「わかってます。わかってますけど、私はじめてなんですよ、こんな理想の女性に
出合ったのは。いくらでも恋はしましたよ?私だって、元妻だって、けっこう
大恋愛だったし・・でもね、これまでいつもどこか片目つぶって恋愛してきたって
いうか、妥協があるじゃないですか、それがいつか燃え上がってアバタガエクボに
なっちゃって・・〇〇さん、どうでした?奥さんとは」
 「え?妻と?」
 「えー、なかなかというか、ボク、奇跡だと思っているんですよ」
 「き、奇跡〜?!」
 「そうです、それに、恵美さん、耐えに耐えて、もう心の限界ってところで
出合ったじゃないですか、そして、形は悪いけど肉体が結ばれて・・」
 「まあ、むすばれた事はむすばれたかな?ハハ」
 「結ばれましたよ、2度目の時は、まちがいなく・・あっ、ごめんなさい、
〇〇さん、いなかったんだ、あー、それからね、そうそう、もう木曜日の
話ですけどね、恵美さん、性欲を発散させる話とか聞いて欲しいって
来てくれたじゃないですか、それね、恵美さんがここに座った時、ふと
思ったんですよ、〇〇さん、よく言うじゃないですか、自分にああしてくれない、
こうしてくれないって言いながら旦那っていう男を理解しようとしてなくて、
女の自分を理解してくれない事ばかり嘆く女が意外に多いって。
恵美さんね、男をなんっていうか、知ろうとして来たんじゃないかって思ったんです。
密会とはいわないまでも、デートの雰囲気を期待してたから、ちょっと
がっかりしたんですけど、少なくともセックスはしたかったから」

 私はこの時、私を理解しようとしてこの日来たのではないかと思った。
3年前からの溝を埋めたくて、わざわざ時間を作ったのではないかと思った。
一瞬、頭の上がすーっと軽くなったような希望を感じた。しかし先生はすぐにそれを
砕いた。

 「でもね、だからこそ感激しましたよ、あんな、それこそ心の深〜いところで
絡み合うようなセックスって、この年まで経験どころか想像もしなかったですからね、
確かに、深いところで絡み合って絡み合って、結ばれたんですよ、あの瞬間は・・
たしかに、だからねー!あのメールは信じられなかったですよ、ショックですよー・・
なんでね、なんでこんな時に、3年も浮気してた旦那が恵美さんを、それまで
無かったほど、求めちゃったのかなって、そりゃあ旦那ですからね、長い歴史も
あるし寝取られそうな危険も感じたんでしょうけど、それにしてもなー」

 「あのさー、そんな本気モードで、なんで増渕先生がでてくるの?」
 「あー、これはね、先生が3年前、あれ?同じ頃ですね?うわー、なんか
運命感じちゃいますね、あのエッチな提案されて本当に何人も連れてこられて
いい経験させてもらう内、〇〇さん、奥さんの代わりだって言ったでしょ、
いつも思っていたんですよ、本当に心底愛する女の性交を覗いたら、どんなに
迫力あるんだろうなーって、それがね、深い交わりのなかで恵美さんが理解
してくれ始めたように感じたんです。も〜最高、最高ですよね、翌日恵美さん
最初先生って言ってたの、私の事だと思ってたんですけど、増渕先生って
聞いたときは耳を疑いましたよね、誰の事かわかりませんでしたけど、
私の言った事をあんなに正確に理解してくれて、答えてくれて、しかも
洋服を着るとまた凛とされて・・ああ、私やっぱり旦那さんから寝取ります!
そして〇〇さん、一緒に覗きましょうよ、恵美さんが増渕先生の体を受け入れる
ところを、ねえ、承諾してくださいよ」

最後に不覚にもスケベ心が妻と増渕先生の性交を想像させ、つい言ってしまった。
 「ああ、楽しみだね」
 「ホントですか?!あー、ありがとうございます!なるべく細かく経過を
報告しますからね!さー、そうなれば、あとは旦那から本当に寝取るだけですね、
なんかいい知恵あったらアドバイスしてくださいよね、今度は立場が逆転ですかね、
でもなー、どんななんだろう、恵美さんが誘惑して最後にセックスするときって、
きっと、涙流しながら勃起してるんでしょうね」

私はすでに、恵美を賭けたオスとオスの戦いが始まってしまった事を理解した。
増渕先生との性交を覗く時、恵美の心の中に、俺がいるのかいないのか、
いやそれよりも、先生の想いが怖くもなってきた。

「あー、もう10時になっちゃったよ、そろそろ話進ませてよ、もう先生の気持ち
よーくワカッタからさ」



・・・ハラハラさん、ワクワクさん、しげるさん、安オスホクトウホウコウさん、
ぽっちょマンさん、しかの角さん、やましたさん、みんな丁寧なレス
いれて下さり、見学、感激です!いつもながら、体力の限界及び
時間の限界にて、これで失礼させていただきますが、皆様の御心、
暑くじゃない熱くだ熱く!心に受け止めさせていただきました!
勃起できる経過の描写ではありませぬが、なにとぞご容赦下さいませ!では!

[Res: 20901] Re: ほんとかよ〜!(13) リビドー 投稿日:2007/06/20 (水) 09:47
何か切ないですね。夫婦ってなんなんでしょうか?

[Res: 20901] Re: ほんとかよ〜!(13) 安♂ 投稿日:2007/06/20 (水) 10:32
見学好き男さんご投稿ありがとうございます
うわ・・・とても切ないですね・・・
この出来事はもう終ったことなんですよね?もうラストがあることなんですよね?
整体師さんの行く末も気になりますし見学好き男さんの行動や気持ちもとても気になります
奥様の気持ちはどこにあるのか?もし私がこんな状況になったら・・・?と
考えるだけでもう苦しいほど切なくてこの話の中に入って奥様を自分のモノにして逃げたいぐらいですw
大変だとは思いますがどうぞ最後までご投稿をよろしくお願い致します

[Res: 20901] Re: ほんとかよ〜!(13) ワクワク 投稿日:2007/06/20 (水) 11:29
いつもながらの力作ありがとうございます。
おっしゃるとおりエロは少なめ?ですが、奥さまの心理変化の重要な分岐点ですね。これがないと、奥さまが単なる淫乱妻になってしまい興ざめしてしまいますから…。
次回は「凛とした」奥さまの乱れた姿を期待してますね。

[Res: 20901] Re: ほんとかよ〜!(13) しげる 投稿日:2007/06/20 (水) 19:53
私の予想を超える展開に興奮です。リビドーさんと同じ切ない気持ちもあります。
奥さんが崩れていくのか?心配もあり、自分の妻のように切なくもなり…、
何が書きたいかわからなくなりました。続きを見守りたいと思います。

[Res: 20901] Re: ほんとかよ〜!(13) しかの角 投稿日:2007/06/20 (水) 20:16
当初の展開からは創造もしなかった、他人との性交渉の又先の他人との性交渉、他人との性交渉は自分が直接関与するから楽しいんじゃないですかね。批判ではなくその先の展開が判らないし、自分自身そうゆう経験がないから述べただけですので誤解しないでください、この先も期待して待ってます。私自身の好みとしては、妻の他人との行為を自分一人でこっそり覗くのが好むタイプだもので。すみません、今日は見学好き男さんにあやまります。

[Res: 20901] Re: ほんとかよ〜!(13) やました 投稿日:2007/06/20 (水) 23:20
こんばんは。

奥様が性に開眼してしまった・・・たった一度の性感マッサージで。

ご主人の3年前の浮気から、づっと心の中に何かが・・・
それが今回のマッサージで・・・何かが崩れた。背徳という媚薬も加わり・・。

話の流れからとは言え、何か取り返しのつかないことに・・。
マッサージの先生は奥様を本気で愛してしまった^^;

これから、奥様がどのように行動し、見学好き男さんにどのような嘘を言うか楽しみです。

お身体に留意され、また投稿してくださいね。