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[12381] 妻の淫靡な遍歴(その17) ヒロ 投稿日:2006/08/28 (月) 03:26
「会った時より、前って言ったって・・・あー、結婚式の時? エー、あんな時にそんな事考え

てたの?!」

「いや・・そうじゃなくて・・・だから、テニス見に行ったって言ったでしょ、」

「エーッ・・だって、あれいつ頃だったっけ・・あれから、ずーっとそんな事考えてたの?」

「んー、まー・・・」

「じゃあ、結婚式の時、私は初めて会ったと思ったけど・・・鮫島さん、そんな事考えてたの?

 やだー・・・・でも、たった1回見ただけで、ずーっと思ってたの?私の事・・・」

「んー、それが、1回じゃなくて・・」

「エッ何それ・・・」

「それが・・・だから・・言わなきゃダメ?」

「鮫島さん、私ね、今混乱しちゃって・・解るわよね・・・私、もう、ヒロの顔見られないもの。

・・・それなのに、昨日から・・何か私、どんどん変な気持ちになっちゃって、私も本当に

悪かったんだけど、やっぱり鮫島さんが解らない・・・だって、鮫島さん、ヒロのお友達なんで

しょ?どういうお友達なの?」

「んー、だから・・高校の時、俺、転校して来て・・色々面倒見てくれて・・・俺、向こうで

柔道やってたから、道場行ったらヒロがいて、すごく喜んでくれて、そこでヒロ主将やってたから

又色々面倒見てくれて・・・」

「そっかー、じゃー、何も恨んでないんだ・・・だって、鮫島さんヒロの事、さん付けで呼んで

るから・・・何か変だと思って・・だって、同級生なんでしょ?」

「あー、それは・・・ユーちゃんヒロに聞いてない?額の傷の事・・・」

「エッ・・・あー、あれすごい傷よね、骨が陥没してるんだもの・・・良く助かったわよね・・

何か、子供の頃、階段から落ちたって言ってたけど・・・違うの・・?」

「んー、それ、俺のせいなんだ・・・」

「エッ、何それ、鮫島さんがやっちゃったの?!」

「いやいや、そうじゃなくて・・・あー、参っちゃったなー」

「だってー・・・もっとまずい事しちゃったじゃない、もう何でもいいから教えて!」

「んー、あのさ、○○高校ってさー、すごくガラの悪い奴がいるじゃない、一部だけど・・・」

「よくは知らないけど・・そうなの?・・」

「でさー、新入生で部に入って来た奴で地方から来てる奴が、駅まで帰るのに、その学校の脇の道を

通っちゃってさ、遠回りすれば無い事は無いんだけど・・・」

「通っちゃいけないの?」

「んー、恐喝とか暴行とか・・・で、その新入生も暴行受けて、お金取られちゃって・・・

で、その日部活終わるのが遅くなっちゃって・・『ヒロさんどうしよう、電車間に合わない』

って、オロオロしてて、『判った、駅までナ』って一緒に行っちゃう訳。俺慌てて止めたんだけど

『こいつ泊めてやれんのか?』って言うから『それは無理』って言ったら又歩き出しちゃって、

仕方なく俺も付いてっちゃって・・・そしたら、徳原って、あのスピーチやった奴、でっかくて

恐い顔したの、覚えてるでしょ?」

「あー、あの人ね、ヒロの見舞いに来たら、ヒロまで部屋の人に恐がられちゃって、3日位避けられ

て、可愛そうだった・・丁度オペ室の婦長さんやってるヒロのお姉さんが、翌日の手術の患者さん

のデータ聞きに来た時に、言ったのね。そしたら、大声で笑ってね、『あー、あの子、とっても

いい子なのよ、でも、確かにネー。でも心配要らないわよ、ヒロは。ヒロだって、見かけで

友達判断されてきっと怒ってるのよ。だから心配いらないわよ!でも、徳原君っていうんだ

けど、あの子、浪人して何度も留年してるから・・多分まだ大学生だったわよ・・』って・・

だから、次の検温の時、わざと大きな声で言ってあげたの、『この間のこわーい人、何やってる

人なんですか?」って、ヒロ、ビックリしてたけど、『あ、あー大学行ってるけど・・』って」

「あはー、そうだよねー、それでその徳原が空手部の主将やってて、同じ様に新入生連れてて・・

二人で大笑いしてたっけ。それでその道にさしかかった時、『おまえら先に行け』って

新入生先に行かせて・・二人30メートル位後から付いてって、そしたら、徳原が『ヒロ、お前

早いから3人だ、俺がでかいの2人・・』って言ってるの。俺恐くなっちゃって、『ヒロ帰ろうよ、

3人泊めるから・・』そしたら『お前隠れてろ』って・・・

そしたら『お前アホだから3にん、俺2人』とか言って追いかけっこして遊んでんの

前の3人ビックリしてこっち見てたっけ・・・

そしたら、ほんとに5人出てきて新入生囲んじゃってて、ヒロさんが『オイ、何で5人って判ったんだ

?』て聞いたら、徳原が『アンケートだアンケート』って、そしたらヒロさんが『そういう事か』

って言ったと思ったらダーッて二人走って行って、ヒロさんほんとにケンカ速くて、徳原を見てたん

だけど、徳原切れちゃったみたいで、今度は必死にヒロさんしがみついて止めてんの。それで、

ヒロさん『○○言っちゃうぞー』って言ったら急におとなしくなっちゃって・・・」

「エー・・・何、じゃ、あの傷どうなったの?」

「・・・・・それから1ヶ月位して、俺チケット買ったコンサートにどうしても行きたくて、

部活サボって駅に向かっちゃったのね、その道通って・・・明るかったし、まだ・・・」

「そしたら」

「そしたら・・・あいつらに捕まっちゃって・・・古い倉庫に連れてかれて・・

お前、空手か、柔道かって聞かれて・・柔道だって言ったら『ヒロだ、ヒロ呼び出せ』って

言って、『あいつら、誰も呼ばねーから大丈夫だ』って・・・

そしたら・・・ヒロさん来てくれて・・・」

「誰も来なかったの?ヒロ1人だったの?」

「・・・そう、」

「あーそう、・・・それで」

「それで、『一発殴らせたらこいつ帰すから』って・・・ヒロさん『解ったから早くやれ』って

そしたら、4人で押さえつけて、何か、工事現場に有る様な金属のパイプで『これでも一発だよな

ー』って・・・・それが額に当たって・・血が噴出して・・・何か体が痙攣起こして・・・

4人はギャーって言って逃げ出したんだけど、その奴がウオーとか言ってオカシクなっちゃって、

そこに徳原が来て・・・

親戚中が集まって、医者も何とも言えないとか言っちゃってて・・・

だから、その時から、ヒロさんって呼んでる・・・」

「あー、・・・そうだったんだ・・・・でも、私も一緒」

「一緒って?」

「私もね、ヒロに助けられたの・・ヒロが入院した頃、結婚の日取りまで親達に決められちゃって

・・・もう、婚約でも全然気持ちが追いつかないのに、何か、・・・絶望しちゃってて、相手に

相談しようとしても『やってくれるから楽で良いじゃん』とか言って、段々逃げてるのか

会ってもくれなくなっちゃって・・・『結婚すれば毎日話せる』とかズレた返事しか

かえって来なくって、そんな時、ヒロが入院して来て、職員の家族って新米さんの練習台に

させて貰う事が多くって、ヒロはお姉さんもよく言っててくれたんだけど、ホントに下手な私たち

でも、励ましてくれちゃったりして、採血の時なんか、すごい緊張する人がいたの。『ヒロさんが

入院してる間にマスターしちゃいなさい』とか言われててね。その子、緊張しすぎて、血管突き破っ

てるのに血液出てこないからって、パニック起こしてグリグリ針廻しちゃって・・ヒロの腕、

2倍に腫れ上がっちゃったりしたり、執刀医も初めての手術の先生だったり、・・・」

「エーッ何でー?」

「しょうがないよ、大学病院でも国立でも、最初はあるし、でも、外科部長が付きっ切りで

やるけど・・ヒロも40分の予定が3時間もかかっちゃって・・迎えに行ったらアチコチ

吐いた後があって・・」

「誰が吐いたの?ヒロさん?」

「だから、初めての先生だって言ってるじゃない、しょうがないじゃない・・・」

「エー、コエー」

「それでね、そんなヒロ見てて、何でもすぐに大騒ぎしていい年して親に泣きつくその人と

あんまり違うから・・・だから、その人がこの人みたいだったらナーって無理な夢見る様に

なっちゃって・・・それで後3日位で退院っていう時に、その人から連絡が入って、結婚の

日取りが決まったみたいだって・・みたいだって言うの・・・私の気持ちも確かめない事も

許せなくなってたし、すぐに逃げ出すとこも許せなくなってたし、こんな大事な事を

親任せにして平気でいることで、もう、完全に気持ちが途切れちゃって・・・

でも、現実を変える勇気がどうしても湧かなくて・・・

それを聞いて夜勤に入ったんだけど・・・もう、完全に絶望しちゃって、

いつも、仕事の時だけは忘れていられたんだけど、その夜は、何やってるのかわからなく

なっちゃってて・・・ヒロの所に行くのがすごく楽しみになってたんだけど・・・

もう、その夜は、ヒロの所に行ったらどうしようもなく悲しくなっちゃって・・・

ヒロ、いつも片付けることしないから、お別れのつもりで片付けてあげて、

あー、やっぱり夢だったんだなーって、ホントに自分が馬鹿だって気が付いて・・・

涙が止まらなくなっちゃって、慌てて帰ろうとしたら・・・

いきなり私の腕ヒロが捕まえて、『どうしたんだ?』って聞くの

私、その声を聞いて、『あー、やっぱり私はこの人が好きなんだ』って判って・・・

『まだ、回って来るよな』ってヒロが言って・・・

まだその日最初だったから頷くと、『わかった』って、何の意味か解らなくて・・・

そしたら、2度目の時、メモ渡されて・・・『俺と交際してくれ』って・・

あー、やっぱりこの人解っていないんだ、私の事情・・当たり前なんだけど・・

又絶望感が湧いてきて・・・

3度目の時『私、今度、結婚するの、ゴメンナサイ』って書いて渡そうと思ったら、

何か胸が熱くなっちゃって、あー、本当にこの人が好きなんだって又気が付いて・・・

でも、他に選ぶ道がないから、ヒロの枕元に置いて、そしたら、本当に自分の人生が

終わった気がして・・・私、泣き虫だから、大声出そうになったから、慌てて屋上に走って

行ったの・・・私もう、大声上げて泣いちゃって・・・そしたら何時の間にか誰かが私の

前に立ってて・・・」私、慌てて立ち上がったんだけど・・・

「ヒロさん?」

「そう、ヒロが立ってて、『ホントに結婚したいのか?』って言うの。又私泣き出しちゃって

・・・何時の間にかヒロに抱かれてて・・すっごく温かくって・・なんか安心出来て、

『どうなんだ?』って又聞かれて、私、首を横に振ったの

そしたら・・『俺の退院の日、外で会ってくれ』って言われて、でも私、その日勤務だったから

『仕事だから・・』って言ったら『あー、何とかしてみる』って言われて・・何の事か解らなか

ったんだけど・・・退院の日の朝、婦長さんが『ユーちゃん、悪いけど、今日お休み取ってくれない

?あー、それからヒロさん、今日退院だから、悪いけどお荷物運ぶのちょっと手伝ってあげて・・」

私、狐につままれた様で、ヒロの病室行ったら、お姉さんがいて、『悪いわねーユーちゃん、私

今日、お休み取れる筈だったんだけど取れなくなっちゃったの、だから、親も予定とれなくなっちゃ

って・・』」

「それでデート出来たんだ」

「それがねー、私の実家に行っちゃったのヒロ・・・」

「エーッちょっとそれ、早すぎねー?」



















[Res: 12381] Re: 妻の淫靡な遍歴(その17) ヒロ 投稿日:2006/08/28 (月) 03:29
すみません、もうすぐ、エロモードに入れそうなんで・・・
ゴメンナサイ!!!

[Res: 12381] Re: 妻の淫靡な遍歴(その17) よしお#6254 投稿日:2006/08/28 (月) 08:42
ヒロさんはじめまして はじめからずっと読ませていただいていますが、レスは、初めてです。
自分もかみさんに対して深い愛情があるのですが、なんというか寝取られ願望というか、すごくあります。
細かい描写や、会話、ヒロさんの気持ちを考えると、居ても立ってもいられないというか、すごく伝わってきますし、自分におきかえたらどんなきもちだろうって考えさせられながら勃起してしまっています。
ヒロさんのペースでいいので、話の続き、今の二人の気持ち、これからのヒロさんなどとても気になります。  読ませてください。  あとどなたかのレスで、ユーさんの画像とか映像とかって話、してませんでしたっけ? あったら是非見てみたいです。  いつもロム專で書き込んだ事ない為、乱文にて失礼いたしました。  またレスさせていただきます。
応援しています。

[Res: 12381] Re: 妻の淫靡な遍歴(その17) くまたか 投稿日:2006/08/28 (月) 17:53
ヒロさん、こんばんわ!

希望どうり、事、細かく過去のなりそめ、武勇伝、等大変、時間に労力かけて頂いて
本当にありがとうございます!!!又ご苦労さまです!!!

丁寧なご記入のお陰で、場の雰囲気が手に取るように伝わります!

自分としては、このまま、引き伸ばして接触を避けていただきたい・・・

そうも、いきませんもんね!!

あ〜〜〜〜でも、複雑 進んでほしい気持ちと、現状を維持でと、思う気持ちが、
絡みまくりです・・・でも、過去の出来事・・・現実は見つめないと、いけないんですね・・・・

と、言いつつ、次回ぐらいから、股間が正直な自分・・・

期待と不安でお待ちして、おります。








[Res: 12381] Re: 妻の淫靡な遍歴(その17) ヒロ 投稿日:2006/08/29 (火) 13:49
 よしおさん、初めまして!
はじめから読んで下さっていたそうで、感激です!!
私の、興奮や、焦燥に同感して下さると、本当に嬉しいです。
ペースが遅くて、まどろっこしい事も多いと思いますが、
我慢してお付き合い下さい。何時かは終わると思いますので・・・(笑)
これからもヨロシク!!!

 くまたかさん、いつも、暖かいメッセージありがとうございます!
くまたかさんの、アドバイス通り(自分がそうしたくていたんですけど)
なるべくカットなしでいこうと思ったんですが、又その方が私も読んで下さる方も、
二人+一人の心の動きが正確になるかなと・・・
今回の様な話は最初から避けようとは思ったんですが・・・(皆、引いちゃうんじゃないかと)
でも、ここで出ちゃった話なんで、これも(2度目)の行為に至る何かの要因かなと思い
入れちゃいました。
 今回も、実はやっちゃったんです。リセットボタン事件・・・
でも、今回は少し免疫が出来たみたいで、約10時間後、再挑戦致しました。
しかし、やっぱり読み返してみると・・・ボーとした感じが出ちゃってますね。
それにもかかわらず、暖かいコメントいただき、くまたかさんこそ、本当に優しい方
なんだなーと、感激致しました!!!
 こんな調子なんで、次回、エロモードの直前で、いや、3歩前(?)で終わっちゃっても
勘弁してください。  それじゃ又・・・