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[12080] 妻の淫靡な遍歴(その13) ヒロ 投稿日:2006/08/16 (水) 07:25
 鮫島の舌に犯されながら、ユーは、自ら鮫島の舌を味わう事は何とかこらえている様でしたが、
それでも段々と穏やかになっていくその表情が、鮫島の侵入を許し始めている事は明らかでした。

 これまで、肉体の侵入を結果として次々と許し、その都度、自分は奈落の底に突き落とされて来ましたが、それでも、心の最後の貞操の、核だけは犯されていないと信じたいと思っていた自分にとって、この二人の淫靡な姿は、自分とユーの最後の絆が断ち切られるかどうかの瀬戸際に思えました。
 もっとも、妻が風呂場で乳房を揉みし抱く姿を鮫島に覗かせた時に、つい昨日までの、当たり前の
普通の生活が、跡形もなく崩れ落ちてしまってはいたのですが・・・これでもかこれでもかと続く
淫靡な映像に、まるでいきなり途中から別の映画を見させられている様で、いまだにこの経験を理解
出来ていないというのが、正直なところです。
 しかしそれにしても今、妻、ユーが鮫島を心から受け入れ様としている(?)最悪の場面で、言いようの無いこの抑えきれない興奮は、いったい何なんだろう!(妻が犯されていくことを、夫である自分が望んでいる???)・・・なんとも不可解です。

 妻は、鮫島にゆっくりと乳房を揉まれながら、次第に甘い表情を見せながら呼吸を早めて来て
います。
 後ろに引いて抵抗していた腰も、鮫島の要求に答えるように次第に鮫島の陰部に近ずいてきて
います。
 鮫島の、妻の乳房を揉んでいた右手が背中に回り、妻の背中をゆっくり擦り始めました。
時折、ユーの体がピクン、ピクンと動いています。そしてその手が次第に下の方にいき、尻を撫で
はじめました。時折、その豊満な尻の肉をグッと掴むと、妻は「アウッ!」と声を上げ、体をビクン
と震わせます。鮫島はその反応を楽しむ様に何度も繰り返しています。

妻は唇を離し「やめて・やめて・・・アー、オネガイ!」かすれる様な声がします。しかし反対に妻の呼吸は段々荒くなってしまっています。

 そして鮫島の指先が妻の尻の割れ目をまさぐり始めると、
「いや!」と言いながら、尻をくねらせています。
鮫島の指先がどうやらユーの尻の穴をいたぶり始めた様です。ユーが、一番恥ずかしがって嫌がる
ところです。それを感じ取ってか、鮫島は「おー、おー、」と益々興奮して来たようです。
そして、何分かそんなことが続き・・・

 ??? 
「イヤーー!」と叫ぶとユーは鮫島を突き放し、寝室の方へ走って行ってしまいました。
呆然と立ち尽くす鮫島・・・ポカンと口を開けてユーの方を見ています。反り上がった見事な
サオが何とも滑稽です。
 そして我に帰った様に鮫島が、「ユーちゃん・・」 そう言ってユー
の方へ近ずこうとすると、

「いや!」と言ってユーは襖をピシャリと閉めてしまいました。
またもや呆然と立ち尽くす鮫島・・・鮫島の汚い体が目の前に現れ、慌てて顔を背ける私・・・

 鮫島はガクッとうな垂れ、座り込んでしまいました。暫らくうな垂れていた鮫島は、
「ユーちゃん」いかにも自信なさげに声をかけます。
「・・・・・」ユーは何も答えません。
鮫島はちょっと襖に近ずき、
「ユーちゃん」ちょっと大きな声で呼んでいます。
「・・・・」ユーは尚も沈黙を保っています。
鮫島はゆっくりと立ち上がり、タバコを取り上げると窓を開け、上体をもたれ掛けてタバコを
吸い始めました。遠くを見ているかと思うと、急にガクッと頭を下げたりしています。
中途になってしまった事を残念がっているのか、これまでの事を後悔しているのかは判りません。
 それよりも、ユーが今、何を思っているのかが気になります・・・
興奮も醒め、もうこの悪夢は終わったと思っていた私は、ユーと私の将来という、重大な問題に
気ずき始めました。(今、とてもユーの顔をまともには見られないだろう・・・、ユーの顔を見て
私の心が、行動が、どうするなんて見当もつかない・・・ユーは・・・どうするんだ?!・・・)

 どれ程の時間が過ぎたでしょうか、突然「バチン」と洋服ダンスの開く音がしました。そして、
「バチン」又音がしました。タンスを閉めた様です。そして衣擦れの音がしています。
鮫島もその音に振り向き、慌てるようにパンツを穿き、ズボンに足を通し始めた時に、襖が
スーッとゆっくりと開きました。慌てて穿こうとしてよろめいてしまった鮫島を見て、
ユーは「クスッ」と僅かに笑みを浮かべました。泣いていたのか、目がちょっと腫れぼったく
見えます。

「鮫島君、何か食べる?」声はいつもの優しい声です。
「あ、あー、いいの?」
コクリと頷いてユーは台所に行きました。
「鮫島君」
「ハイッ!」鮫島は思わず正座しています。
「正座なんかしなくていいョー、タバコ吸ってもいいって言おうとしただけだから」ちょっと
笑いながらいってます。
 怒っていない事を知って、鮫島はホッとしたのか、急に明るい声になりました。
「あっ、いいの?」
「うん、ヒロ、いつも構わず吸ってるし、私は大丈夫だから・・」
「ありがと」早速タバコに火を点けてます。
「何にもないけどいい?」
「いいよいいよ、朝ごはんまで、作ってもらうつもり、なかったし・・・ユーちゃんに
二度も作って貰えるなんて、感激だよ!」
「・・・・」ユーは黙ってます。
間も無く、ユーは食事を持ってきました。
「はい、ヒロがいつも食べるのと一緒だけど、いい?」
「うわー、そりゃ感激だー」
トーストに雪印のバターを塗ってとろけるチーズを乗せて焼いた物、それに半熟の目玉焼き二個
に野菜サラダにベーコンにブラックコーヒー、・・・全く同じ・・・
何故か私は猛烈に嫉妬しました。(ユーが毎朝私をようやく起こして、無理やり食べさせてくれる
ものを今、馬鹿ザメが食おうとしている・・・)
「ユーちゃんは食べないの?いつもは食べないの?」
「ん〜ん、いつも、ヒロに食べさせながら食べてくヨ!」
「エー、ヒロさん食べさせてもらってんの!いいなー!」
「だってー、寝ぼけてて食べないんだもん」
「うわー、食べ終わんないうちにご馳走様だな、こりゃー」
「キャハハ」無邪気に笑ったユーでしたが、急に顔を両手で覆い、黙ってしまいました。
みるみる涙が出てきました。
「どうしたの?」慌てる鮫島。
「ん〜ん」ユーは、首を振っています。
「大丈夫?」そう言って馬鹿ザメはユーの肩に手をかけようとしました。
「もう、やめて!」そう言ってユーは又寝室に入ってしまいました。








 

[Res: 12080] Re: 妻の淫靡な遍歴(その13) ヒロ 投稿日:2006/08/16 (水) 07:34
スミマセン、ユーが起きちゃったので、墓参りに行ってきます・・・
 後ほど又・・・
行って来ます・・・(イッテラッシャーィ)

[Res: 12080] Re: 妻の淫靡な遍歴(その13) たけし 投稿日:2006/08/16 (水) 08:31
ヒロさんおはようございます^^

ヒロさんだけでは無く、奥様も心の中で葛藤してるんですね・・・

奥様の下す決断は・・・

奥様が葛藤の末にどう変わっていくのか・・・・

シリーズ13はますます、奥様に興味を抱かせる内容でした。

話は変わって・・・

お仕事は片付きましたか?

このシリーズはまだまだ続けて欲しいので無理のないペースでお願いしますね^^

期待&興奮&想像してますから^^

頑張ってください、応援しています^^

[Res: 12080] Re: 妻の淫靡な遍歴(その13) ヒロ 投稿日:2006/08/16 (水) 09:13
 たけしさん、おはようございます!
早速のコメントありがとうございました。
今朝方ようやく仕事が終わりまして、続けて投稿させていただきました。
もっとコンディション整えて丁寧に入れたかったのですが、ユーに内緒で入れてるので、
時間帯が制限されてしまって、どうしてもこうなっちゃいます。(ユーが最近、「ヒロ、何処に
行っちゃったの?」なんて言い出して、「あの時に行ってます」とも言えず、なんか、この
パソコンも気にしてるみたいで、余計に気を使っています)
それじゃ、ちょっと眠らせてもらいます・・・・



[Res: 12080] Re: 妻の淫靡な遍歴(その13)  投稿日:2006/08/16 (水) 11:15
暑い中、押入れの中で・・・暑中お見舞い申し上げます。
二人の動きが止まりましたね。
奥さんが一人寝室にこもって・・・何を考えているのか。気になります。
今後の展開が、その考えの中にあるのですね^^

ヒロさん無理せず投稿してくださいね。

でも昼間寝ていると奥さんの行動が監視できませんよ。

[Res: 12080] Re: 妻の淫靡な遍歴(その13) ヒロ 投稿日:2006/08/16 (水) 14:53
 岬さん、こんにちわ、 
今起きたところです。
確かに、日曜の朝、寝ているうちに寝取られちゃったことがありました。
今日は、どうだったんでしょう・・・
今朝、お墓から帰って、私はベッドへ、ユーは実家へ・・・
お義母さんの作ったお団子を今食べたんだけど・・・
9時に出て、起こされたのが、1時半頃・・・微妙・・・?

[Res: 12080] Re: 妻の淫靡な遍歴(その13) くまたか 投稿日:2006/08/16 (水) 17:11
ヒロさん、こんにちは。
やっと、離れ寝室へ・・・ひつこく憑いてきて、犯されるんでは・・・と冷や冷やしました。
自分を取り戻した様子ですが、冷静になれば、罪悪感でいっぱいなんでしょう!
この時に「もう、帰って」って言ってほしかったですね・・・朝食まで作ってやって、笑顔で対応しているのが、何故???って感じます。   ふてぶてしく、その場にいる、奴も奴です!!!
寝室に、閉じこもり返事をしない奥さんに、一言「約束破ってごめんなさい・・帰ります」って、帰っていれば、まだ、許せるんですが・・・やっぱ、ゆ、る、せ、な、い!!!!!!!
でも、自分に置き変えると、男なら、仕方ないのかな・・女でも、いや、女の方がスケベだと、一般的には、言われますから、エクスタシーの直前だと、もう理性なんて、ぶっとんで、いたのでしょう。。意志ではなく、体が受け入れてしまったんでしょうね・・・
でも、確かめたかった、心は、ありましたよね?キスをされ、「穏やかに」とありましたが、諦めだったと、思います!!矛盾している行動もありますが、涙を流してるんですから・・
心がなければ、泣けません!!!よね、 この先にまだ、嫌なこと(私にとって)が、あるようですが、この鮫島事件が二人の性癖を発掘し、自覚させたんでしょうね!            複雑では、ありますが、「再度、寝室へ、」この後の進展が、楽しみです。

しかし、なんか、鮫島って、食えんな〜〜〜





[Res: 12080] Re: 妻の淫靡な遍歴(その13) ヒロ 投稿日:2006/08/16 (水) 22:48
くまたかさん、こんにちは!
いつもコメントありがとうございます。
くまたかさんの疑問はごもっともで、私もナンデ?ナンデ?の連続でした。
改めて振り返って、多少、「あー、こういう気持ちかな?」と思う事もありますが・・
それから、穏やかではなく、「諦め」ではないかとのご指摘、ありがとうございました。
何か、ちょっと救われました。
鮫島の馬鹿さ加減は、この後、もっと暴露されていきますが、なんとか、耐えて読んでって
下さい。馬鹿が馬鹿をやった理由が、偶然ばかりではなかった事があの後判りました。
只、それを知って、くまたかさんは「オイオイ、鮫島ここに連れて来い!!」になっちゃう
かもしれませんが・・・
 それと・・くまたかさんの鋭いご指摘の通り、この時発掘された性癖が、この後のユーの
経験を呼び込んでいるのかなと、この投稿を始めて気付いたんです。
色々な経験と思っていたのが、ある単純な共通項が有った事に気付いたんです。
その都度、私は頭に血が上り、興奮していったんですが・・・